廃材天国HP

2010年06月29日

建具

ジャンボタニシに食べられた部分の補植したのもむなしく、先日の大雨でまたかじられてる株が目に付く。
昨日の午前中、再度植えなおす。
このあたりでは補植の事を「ハザ植え」というんやけど、方言やろか?
今回はノブくん、源、僕の3人で。
前回やってるんで、今回はほんの少し。
やっぱり、田んぼの低い部分、水の深くなる部分が食べられる。
一回冬にこういうのを土木作業して直したらええな。

よく育ってる苗はもう滑着してイイ感じに色も濃くなってきてる。
田んぼで育てたガッシリした苗を一本植えした部分と、機械植え用の箱苗のヒョロヒョロの部分の差がどうなるんかも楽しみ。

その後、さつま芋が草に覆われつつあったんで、みんなで草取り。
ツルもイイ感じに伸びて来てて、所々ツルの先端部分を切って植えつける。
このやり方は買うツルが少なくて、たくさん植えられてお得。
もっとも100本もツル買ってるんでかなりの面積になってるけどね。



ツル

買ってきたツルと同じように植えるだけ

その草取りの時にスベリヒユがちょこちょこあった。
もちろん一般的には雑草で、夏にジャンジャン増えるんで、農家からは敵視されてる。
これが茹でて、味噌和えなんかにすると美味しい。

スベリヒユ

午後は二階の展示場の入り口作りにとりかかった。
階段も数年後にやっと出来たぐらいで、入り口は常にオープン状態やった。
まあ、廃材天国そのものにも鍵がないぐらいやからねー。
車の鍵なんかしたことないし。


ここは当初はオリジナルのかっちょええ戸を作ろうと思ってた。
が、何年もほったらかしにしてるうちにモチベーションは下がるのが当たり前。
今回、ノブくんの蚊帳が子猫の遊び場になって破れつつあるから戸をつけないといけないという所から作業が始まった。
ので、早く終わらせたい気持ちが強くて、室内用のガラスの建具が目に付いた。
でも、これから来る夏にガラスを締め切って寝るのは暑そうなんで、ガラスを砕いて網戸にした。
ガラスの建具は何枚もあるんで、冬になったらガラス入りのと取り替えればええ。

ガンタッカーで網を張る

とにかく買わずに自作する以上、あまりこだわり過ぎて作業が難航するのは考えもの。
いつもどおり、廃材天国の庭の廃材置き場を歩いて、「コレ!」という材料をみつくろう。
二階の入り口は大きめに開けてあったんで、和式の建具には大きすぎる。
ので、角材に電気カンナをあてたので塞ぐ。
ノブくんは木工所で働いてた経験があるけど、大型の機械が多かったらしく、丸鋸やカンナは始めて。

後はホームセンターで戸車とレールを買う。
元々敷居の上を滑るための戸車がついてるんで、金属のレールの上を走る戸車に付け替える。



こういう戸車なんか100円ちょっとやからね。

レールの上に戸が走るようになれば上の鴨居部分を作る。
これも丁度いい厚みの廃材をみつけ、数枚組み合わせることで鴨居がわりになる。
結局、材料選びや工法の思案も含めて3時間もあれば美しく完成できた。

即席の鴨居

今回はノブくんの蚊帳を子猫が遊んで破るというのを防ぐという目的が一番強い意味での、入り口の戸作りやっんで、これで十分。


夕食後は始めて、カントリーやブルース好きのノブくんの演奏会。
野遊のミニギターを使っての演奏はなかなか上手い。
にこちゃんは音楽が始まればとにかくノリノリ。
野遊も早速、色々教えてもらってた。
ノブくんのスタイルはコードとか使わないし、指だけで弾くマニアックなもの。
親が楽器を触らないんで、こういう音楽好きの居候は助かるね。

ライブとかじゃなく、普通の日の夜に盛り上がるものいいね  

Posted by 陣 at 10:04Comments(0)廃材ハウス