2013年02月11日
お地蔵さまのひとりごと展
藤原仙人掌(さぼてん)という友達がいる。
「お地蔵さまのひとりごと」という墨絵と木彫を手掛ける作家。
筆文字のロゴ作成
表札、木彫看板作成
篆刻(石に彫るハンコの事)
兵庫の豊岡の山中でカマドのある古民家で薪生活の自給自足を営んでる。
ウチよりも子どもたちの小さい家族。
6、7年前一軒目の廃材ハウスに来廃してくれた。
その時は丸亀で個展を開いていた。

久し振りの今回は観音寺の「むすび」というお店で。
2/10(日)~3/3(日)
10:00~17:00
(定休日 2/15、18、22、23、25、3/1)
作家在廊日2/10、3/2、3
心からだに優しい店 むすび
観音寺市観音寺町甲1087-107
090-4500-3977
観音寺の駅から橋を渡って、郵便局の裏辺りの店。

狭い店ながら、作品がたくさん並んで見応えがある。

建具の古いので額を作り、古い着物を丁寧に裏張りしてる。

てんつくマンの弟子の「路上詩人」たちとはまた違った感じ。

元々は木彫からスタートしたそう。

広葉樹に彫りこんだ重厚な作品。

写真でかつての仕事を紹介してた。

やはり、菜園作っての自給自足が基本。

毎日古民家での薪生活の中での手作り生活。
麹を自作しての味噌作りや、何と味醂も手作りしてる。

豊岡は寒いんやろなー。

五島列島の「手塩」という自然海塩で作った味噌。
「あ~す農場」の大森さんの息子さんたちや、Iターンで入植した菊池家もよく知ってるとか。
同じような事やってる者同士、超繋がってるねー。
今年は春になると、滋賀の「はるや」の家作りを手伝いに行こうと計画中なので、その帰りにでも寄れるとええな。
去年の屋久島への旅の時のように、旅すがらこういう同士の所を訪ねながらが楽しいからね。
妹の京都で田舎暮らししてる雅の所にも行きたいし。

一人で「オーガニックマルシェ」に出店してたあっこちゃんがお土産を持って帰ってきた。

切干しが干し上がった。

自家製切干し大根は滋味深い美味しさ。

しょうたくんと野遊と僕とで、菜園の収穫をした。
これはカブの間引き菜のお浸し。
まだ小さいのでカブの苦味がなく、甘くて美味しい。

ホウレン草もこの寒さで甘味が増して最高。
化学肥料の利いた深緑のはシュウ酸がキツいけど、自家菜園なら色が薄いぐらいで丁度いい。
「お地蔵さまのひとりごと」という墨絵と木彫を手掛ける作家。
筆文字のロゴ作成
表札、木彫看板作成
篆刻(石に彫るハンコの事)
兵庫の豊岡の山中でカマドのある古民家で薪生活の自給自足を営んでる。
ウチよりも子どもたちの小さい家族。
6、7年前一軒目の廃材ハウスに来廃してくれた。
その時は丸亀で個展を開いていた。
久し振りの今回は観音寺の「むすび」というお店で。
2/10(日)~3/3(日)
10:00~17:00
(定休日 2/15、18、22、23、25、3/1)
作家在廊日2/10、3/2、3
心からだに優しい店 むすび
観音寺市観音寺町甲1087-107
090-4500-3977
観音寺の駅から橋を渡って、郵便局の裏辺りの店。
狭い店ながら、作品がたくさん並んで見応えがある。
建具の古いので額を作り、古い着物を丁寧に裏張りしてる。
てんつくマンの弟子の「路上詩人」たちとはまた違った感じ。
元々は木彫からスタートしたそう。
広葉樹に彫りこんだ重厚な作品。
写真でかつての仕事を紹介してた。
やはり、菜園作っての自給自足が基本。
毎日古民家での薪生活の中での手作り生活。
麹を自作しての味噌作りや、何と味醂も手作りしてる。
豊岡は寒いんやろなー。
五島列島の「手塩」という自然海塩で作った味噌。
「あ~す農場」の大森さんの息子さんたちや、Iターンで入植した菊池家もよく知ってるとか。
同じような事やってる者同士、超繋がってるねー。
今年は春になると、滋賀の「はるや」の家作りを手伝いに行こうと計画中なので、その帰りにでも寄れるとええな。
去年の屋久島への旅の時のように、旅すがらこういう同士の所を訪ねながらが楽しいからね。
妹の京都で田舎暮らししてる雅の所にも行きたいし。
一人で「オーガニックマルシェ」に出店してたあっこちゃんがお土産を持って帰ってきた。
切干しが干し上がった。
自家製切干し大根は滋味深い美味しさ。
しょうたくんと野遊と僕とで、菜園の収穫をした。
これはカブの間引き菜のお浸し。
まだ小さいのでカブの苦味がなく、甘くて美味しい。
ホウレン草もこの寒さで甘味が増して最高。
化学肥料の利いた深緑のはシュウ酸がキツいけど、自家菜園なら色が薄いぐらいで丁度いい。
タグ :個展
2013年01月23日
「あ~す農場」が居候募集中!
「あ~す農場だより」が届いた。
兵庫の山奥、和田山から。
いまごろは雪の中なんやろなー、と想いを馳せる。

「都市を滅ぼせ」、「自然養鶏」で有名な中島正さんの言葉がよく引用されてる。

特にこの最後のページの引用が最高。
「今まで農的暮らしとは無縁だった人が、急に自給自立農に転換してうまくいくのか?」
「心配はない。見学や研修などの下準備はやらない方がいい。」
「今、苦しんでる営農形態などの下手な先入観をつくらない方がいい。」
「全くの初心な素人であった方がうまくいく。」
何しろ素人は凄い!
失敗を恐れないし、好奇心とやりたい一心のパワーでなんとでもしてしまえる。
もちろん、色んな場所や人に会い、自分にフィットする方向性を決めるという意味では研修や弟子入りは有効。
最近、あ~す農場を切り盛りしてた3人娘たちも陶芸の修行、絵の勉強と離れて暮らしてるそう。
それもあってか、たよりに「スタッフ、研修、居候仲間をつのっております!」と書かれてる。
ウチも厳しいけど、大森さんも厳しいでー。
それが当たり前だ。
本気で学ぼうとする若者に手加減して、言いたい事も言わないようにする方がよっぽど失礼だと思うからだ。
あ~す農場は凄い山奥。
ほんとの限界集落。
その過疎の村に、大森さんの息子さんたちケンタくんとゲンくんがそれぞれ所帯をもって独立してる。
以前来廃した、東北から移住の「まるかく農園」の菊池さん家族もあ~す農場のすぐ近所。
オルタナティブな村が出来つつある。
そこで、鶏、豚、ヤギを飼い、不耕起の田んぼ畑に精を出す大森さん。
バイオガスのプラントも作って、小型水力発電も実践。
「くまたろ農園」のケンタくんは猟師や炭焼きもこなす。
「あさって農園工房」のゲンくんは養蜂、石窯パン、木工。
完全に自給自足かつ、クオリティーの高い生活。
志の高い本気で学びたい者は是非とも門を叩け!
間違っても作業中にIフォンなどいじらずに死ぬ気で働けよ。

久々の鍋料理は猪鍋。
すき焼きも美味しいけど、昨日はアッサリとした水炊きにした。
自家製のポン酢で食べる。
大人は柚子コショウに豆腐ヨウやゴマ油などを添加しながら、純米酒と。
兵庫の山奥、和田山から。
いまごろは雪の中なんやろなー、と想いを馳せる。
「都市を滅ぼせ」、「自然養鶏」で有名な中島正さんの言葉がよく引用されてる。
特にこの最後のページの引用が最高。
「今まで農的暮らしとは無縁だった人が、急に自給自立農に転換してうまくいくのか?」
「心配はない。見学や研修などの下準備はやらない方がいい。」
「今、苦しんでる営農形態などの下手な先入観をつくらない方がいい。」
「全くの初心な素人であった方がうまくいく。」
何しろ素人は凄い!
失敗を恐れないし、好奇心とやりたい一心のパワーでなんとでもしてしまえる。
もちろん、色んな場所や人に会い、自分にフィットする方向性を決めるという意味では研修や弟子入りは有効。
最近、あ~す農場を切り盛りしてた3人娘たちも陶芸の修行、絵の勉強と離れて暮らしてるそう。
それもあってか、たよりに「スタッフ、研修、居候仲間をつのっております!」と書かれてる。
ウチも厳しいけど、大森さんも厳しいでー。
それが当たり前だ。
本気で学ぼうとする若者に手加減して、言いたい事も言わないようにする方がよっぽど失礼だと思うからだ。
あ~す農場は凄い山奥。
ほんとの限界集落。
その過疎の村に、大森さんの息子さんたちケンタくんとゲンくんがそれぞれ所帯をもって独立してる。
以前来廃した、東北から移住の「まるかく農園」の菊池さん家族もあ~す農場のすぐ近所。
オルタナティブな村が出来つつある。
そこで、鶏、豚、ヤギを飼い、不耕起の田んぼ畑に精を出す大森さん。
バイオガスのプラントも作って、小型水力発電も実践。
「くまたろ農園」のケンタくんは猟師や炭焼きもこなす。
「あさって農園工房」のゲンくんは養蜂、石窯パン、木工。
完全に自給自足かつ、クオリティーの高い生活。
志の高い本気で学びたい者は是非とも門を叩け!
間違っても作業中にIフォンなどいじらずに死ぬ気で働けよ。
久々の鍋料理は猪鍋。
すき焼きも美味しいけど、昨日はアッサリとした水炊きにした。
自家製のポン酢で食べる。
大人は柚子コショウに豆腐ヨウやゴマ油などを添加しながら、純米酒と。
タグ :居候
2011年12月23日
「あ~す農場」からの便り
兵庫県の日本海に近い山陰の和田山町「あ~す農場」の大森さんから通信が届いた。
もう、僕が訪れて10年近くになる。

今も年に何度かの通信を送ってきてくれてる。
HPなどもなく、この通信で大森家の様子を伺えるのが嬉しい。
著書「6人の子どもと山村に暮らす」や、フジテレビでの特集など、知る人ぞ知る存在の大森さん。
http://www.pleiades15.net/lifestyle/omori.html
これは訪れた人の訪問記。
色んな人が大森さんの事を書いてるけど、この人のは写真もあって分かりやすい。
僕が行った時はこの写真の中のパン焼き窯を当時10代後半から管理してたちえちゃんに案内してもらった。

大森さんの次男夫婦の「あさって農園工房」の通信のページもある。

これは長男夫婦の「くまたろ農園」のページ。
末の双子の一人、れいちゃんのエルサルバドルの日記もある。
自らを「縄文百姓」と名乗る大森さんは6人の子どもたちそして孫たちと共に山村で自給自足されている。
これは他人が「足元にも及ばない。」とか、高尚なものじゃあない。
かつては誰でもがしてた生活。
廃材天国にしたって、誰でもができる生活。
スポーツ選手や一流ミュージシャンのようなスペシャルでもなんでもない。
そんなものに憧れもしないし、目指さない。
もちろんその本人は素晴らしいと思うけど、それを持ち上げネタにし、金にするこの社会に問題がある。
スペシャルじゃないと言いながら現実ほとんどの人がやらない事をやってると特別視されるもの。
大森さんの今回の通信では、大森さんの村に移住を決めた友人に「村として反対。」と大森さんが被差別部落出身なのを理由に「居住の自由」を奪おうとか。
現代でもまかりとおるこんな無茶があってはならない。
結局は大森さんが3世代+居候で楽しく豊かに暮らしてる事へのやっかみ。
ネット社会の誹謗中傷も人の本音なのか?
いや、違う!
人を攻撃する人もまた、傷つき、病み、不安で心細いんやと思う。
「政治が悪い、東電が悪い!」というのも一緒。
自分のことを棚に上げてのヒマ潰し。
どうせ、こんな一瞬の人生。
みんなヒマを潰してるだけ。
名誉な仕事を成し遂げようが、廃材いじってその日暮らししてようが、大差はない。
同じヒマ潰しなら楽しい事しよう。
そこで問題なのは「楽しい」ことはそれぞれ違う。
圧倒的に。
その「本来違うんやから。」という前提を理解して、遊ばないと楽しんでる事になならない。
ウチが大森家の自給自足と比べて「まだまだ、、、。」なんて思う必要はない。
自分自身の中で「まだまだ!」と思う気持ちは重要。
人と比べるのが最悪。
「比較、競争」という教育で育ってきたからねー。
自分を解放せよ!
もう、僕が訪れて10年近くになる。
今も年に何度かの通信を送ってきてくれてる。
HPなどもなく、この通信で大森家の様子を伺えるのが嬉しい。
著書「6人の子どもと山村に暮らす」や、フジテレビでの特集など、知る人ぞ知る存在の大森さん。
http://www.pleiades15.net/lifestyle/omori.html
これは訪れた人の訪問記。
色んな人が大森さんの事を書いてるけど、この人のは写真もあって分かりやすい。
僕が行った時はこの写真の中のパン焼き窯を当時10代後半から管理してたちえちゃんに案内してもらった。
大森さんの次男夫婦の「あさって農園工房」の通信のページもある。
これは長男夫婦の「くまたろ農園」のページ。
末の双子の一人、れいちゃんのエルサルバドルの日記もある。
自らを「縄文百姓」と名乗る大森さんは6人の子どもたちそして孫たちと共に山村で自給自足されている。
これは他人が「足元にも及ばない。」とか、高尚なものじゃあない。
かつては誰でもがしてた生活。
廃材天国にしたって、誰でもができる生活。
スポーツ選手や一流ミュージシャンのようなスペシャルでもなんでもない。
そんなものに憧れもしないし、目指さない。
もちろんその本人は素晴らしいと思うけど、それを持ち上げネタにし、金にするこの社会に問題がある。
スペシャルじゃないと言いながら現実ほとんどの人がやらない事をやってると特別視されるもの。
大森さんの今回の通信では、大森さんの村に移住を決めた友人に「村として反対。」と大森さんが被差別部落出身なのを理由に「居住の自由」を奪おうとか。
現代でもまかりとおるこんな無茶があってはならない。
結局は大森さんが3世代+居候で楽しく豊かに暮らしてる事へのやっかみ。
ネット社会の誹謗中傷も人の本音なのか?
いや、違う!
人を攻撃する人もまた、傷つき、病み、不安で心細いんやと思う。
「政治が悪い、東電が悪い!」というのも一緒。
自分のことを棚に上げてのヒマ潰し。
どうせ、こんな一瞬の人生。
みんなヒマを潰してるだけ。
名誉な仕事を成し遂げようが、廃材いじってその日暮らししてようが、大差はない。
同じヒマ潰しなら楽しい事しよう。
そこで問題なのは「楽しい」ことはそれぞれ違う。
圧倒的に。
その「本来違うんやから。」という前提を理解して、遊ばないと楽しんでる事になならない。
ウチが大森家の自給自足と比べて「まだまだ、、、。」なんて思う必要はない。
自分自身の中で「まだまだ!」と思う気持ちは重要。
人と比べるのが最悪。
「比較、競争」という教育で育ってきたからねー。
自分を解放せよ!
タグ :自給自足
2011年12月16日
「お好み くうたま」試食会
高松の中央インターから北にちょっと。
ミニストップの裏に瀬戸内スイミングがある。
その2、3軒奥。

ここはこれから友達の山下さんがオープンさせるお好み焼き屋。
まだ看板がないけど、「お好みくうたま」というお店。

納屋をリフォームして作ったとは思えないクオリティー。
ご主人が軽天の職人で、こういうリフォームは本業の延長でされたとか。
入口のペアガラスのサッシも現場で出た使えない廃材だと!?
数十年前のスリガラスの古めかしいサッシを使ってるウチとは大違い。
壊す家の廃材じゃなく、建ててる現場から出る新品の廃材を多用して、完全にプロの仕事。
僕とは全く路線が違うだけに、尊敬するやら感動するやら、、、。
無垢材のフロアに靴脱ぎかけたし、、、。

この15㎜の鉄板は特注だそう。
ウチの薪ストーブに6㎜の鉄板使って満足してたけど、お好み焼きには厚いほどいいんだそう。

焼きそばの麺は製麺所に特注して北海道産小麦100%。
トッピングに入れるキムチは一から手作りの逸品。

客席にも鉄板があって、メインの鉄板で焼いてくれたのを熱々で食べられるようにしてる。

あっこちゃんは「季節の野菜焼き」のレンコンに感動してたけど、僕が感動したのはコレ。
玉ヒモ。

ソースはもちろん自家製で、化学調味料フリー。
醤油もチョイスできて、何と小豆島の山久の醤油。
マヨネーズは有名な「松田のマヨネーズ」。
お好みの粉は焼きそばとは違って香川県産の「さぬきの夢2000」。
ウチの焼き物を店で使ってくれるし、昨日は販売してくれる器を納めるために行った。
それに合わせて試食会を開いてくれて、源ファミリーも便乗した。
正式なオープンは来年の一月だとか。
最近、県内にもチェーン店のお好み焼き屋の進出が激しい。
いわゆる粉モノは原価がかからない事で有名やけど、ここまで原材料にこだわったお好み焼き屋はないやろねー。
さぬきうどんが有名になって、800店舗とか言うたって100%国産小麦で発酵促進剤フリーの店はほとんどないそうな。
ましてや、昆布、いりこ、干し椎茸、鰹節だけで出汁を引いた店もほとんどない。
のように、お好み焼きも国産小麦どころか、アルミ由来のべーキングパウダーなり、ミョウバンは当たり前。
一から手作りで自分の家族のために作るものと、ビジネスとしてお店で出すものでは立脚点が違う。
ウチのイベント出店なんかはたまにやからええけど、こういう店を構えるというのと、正真正銘にこだわって作るというのとは相反する。
一日一客とか、完全予約制ならいざしらず、こだわった材料だろうが仕込み量が多すぎれば余って捨てることにもなりかねないやろし。
もちろん山下さんも分かってて、「ウチの内容なり味が気に入る人が来てくれればいい。」と。
いわゆるチェーンの外食産業が、万人受けを狙うのと反対の構図。
政治や芸術が権威と金に依存するのと同じく、食べ物ビジネスの問題も儲かってなんぼの世界。
大きくなればなるほど、更に銀行から借り入れて事業を拡大しないといけないという病気産業。
そこから脱却して、小さくても自分の仕事に納得のいく商売がこれから必須。
商売や仕事と自分の送りたい毎日の暮らしを分けては考えられない。
仕事なんてのは自分のライフスタイルの中の一部でしかないんやし。
何がしたいのか?
一体全体、毎日何をして日々過ごしたいのか?
そこにぼんやりとしか答えられないのならそれは実現不能。
明確なビジョンが要る。
みんな違う。
ウチなら毎日薪焚いて何でも手作りする暮らし。
そのおまけで廃材建築や陶芸や移動式のピザなんかがある。
半農半X言うても、人の数だけ好みが違う。
好みが何より大事!
ミニストップの裏に瀬戸内スイミングがある。
その2、3軒奥。
ここはこれから友達の山下さんがオープンさせるお好み焼き屋。
まだ看板がないけど、「お好みくうたま」というお店。
納屋をリフォームして作ったとは思えないクオリティー。
ご主人が軽天の職人で、こういうリフォームは本業の延長でされたとか。
入口のペアガラスのサッシも現場で出た使えない廃材だと!?
数十年前のスリガラスの古めかしいサッシを使ってるウチとは大違い。
壊す家の廃材じゃなく、建ててる現場から出る新品の廃材を多用して、完全にプロの仕事。
僕とは全く路線が違うだけに、尊敬するやら感動するやら、、、。
無垢材のフロアに靴脱ぎかけたし、、、。
この15㎜の鉄板は特注だそう。
ウチの薪ストーブに6㎜の鉄板使って満足してたけど、お好み焼きには厚いほどいいんだそう。
焼きそばの麺は製麺所に特注して北海道産小麦100%。
トッピングに入れるキムチは一から手作りの逸品。
客席にも鉄板があって、メインの鉄板で焼いてくれたのを熱々で食べられるようにしてる。
あっこちゃんは「季節の野菜焼き」のレンコンに感動してたけど、僕が感動したのはコレ。
玉ヒモ。
ソースはもちろん自家製で、化学調味料フリー。
醤油もチョイスできて、何と小豆島の山久の醤油。
マヨネーズは有名な「松田のマヨネーズ」。
お好みの粉は焼きそばとは違って香川県産の「さぬきの夢2000」。
ウチの焼き物を店で使ってくれるし、昨日は販売してくれる器を納めるために行った。
それに合わせて試食会を開いてくれて、源ファミリーも便乗した。
正式なオープンは来年の一月だとか。
最近、県内にもチェーン店のお好み焼き屋の進出が激しい。
いわゆる粉モノは原価がかからない事で有名やけど、ここまで原材料にこだわったお好み焼き屋はないやろねー。
さぬきうどんが有名になって、800店舗とか言うたって100%国産小麦で発酵促進剤フリーの店はほとんどないそうな。
ましてや、昆布、いりこ、干し椎茸、鰹節だけで出汁を引いた店もほとんどない。
のように、お好み焼きも国産小麦どころか、アルミ由来のべーキングパウダーなり、ミョウバンは当たり前。
一から手作りで自分の家族のために作るものと、ビジネスとしてお店で出すものでは立脚点が違う。
ウチのイベント出店なんかはたまにやからええけど、こういう店を構えるというのと、正真正銘にこだわって作るというのとは相反する。
一日一客とか、完全予約制ならいざしらず、こだわった材料だろうが仕込み量が多すぎれば余って捨てることにもなりかねないやろし。
もちろん山下さんも分かってて、「ウチの内容なり味が気に入る人が来てくれればいい。」と。
いわゆるチェーンの外食産業が、万人受けを狙うのと反対の構図。
政治や芸術が権威と金に依存するのと同じく、食べ物ビジネスの問題も儲かってなんぼの世界。
大きくなればなるほど、更に銀行から借り入れて事業を拡大しないといけないという病気産業。
そこから脱却して、小さくても自分の仕事に納得のいく商売がこれから必須。
商売や仕事と自分の送りたい毎日の暮らしを分けては考えられない。
仕事なんてのは自分のライフスタイルの中の一部でしかないんやし。
何がしたいのか?
一体全体、毎日何をして日々過ごしたいのか?
そこにぼんやりとしか答えられないのならそれは実現不能。
明確なビジョンが要る。
みんな違う。
ウチなら毎日薪焚いて何でも手作りする暮らし。
そのおまけで廃材建築や陶芸や移動式のピザなんかがある。
半農半X言うても、人の数だけ好みが違う。
好みが何より大事!
タグ :お好み焼き
2010年06月09日
魚の大空
魚市場に勤めてたゾラくんが独立して、魚の行商を始めた。
ゾラくんは廃材天国でのイベントや窯焚きなど、人がたくさん集まる時に、旬の魚を破格で仕入れてくれる、スーパー魚河岸だった。
廃材天国でのライブや、手作り結婚式など、30~50人のパーティーの時なんかは超助かってた。
去年の年末のプロジャンベ奏者の三好東曜くんの結婚式をレオマのレストランを借りてした時の180人というレコードも作った。
その時はタラのエスカベッシュやイカとブロッコリーのカシューナッツ炒め、鯛子の姿揚げ、太刀魚のオーブン焼き、と数々の魚料理が宴を飾った。
ダツという1m20cmもあるサヨリをスケールアップしたような青い骨の奇妙な魚を持ってきたこともある。
ビンクシ(ヒレが黄色で石鯛に似てる)、ゲンチョウ(カレイの小さいようなの)、グチ(身が柔らかくて干物にした)というような、スーパーや魚屋には並ばないようなレアな魚も来たね。
とにかく、ゾラくんは市場に勤めてみて、実際に魚がたくさんあっても買い手がつかずに魚が無駄になってる現状をなんとかしたいという熱い思いで独立に至ってる。
若干26歳にして、想いと行動を一致させて突っ走る、中々のツワモノ。
今回、初行商でウチに来たのは赤エイ、ハリイカ、国産のヒジキ。
エイなんか直径40cmぐらいで100円!?
おーい、大空くんそんなに安くて大丈夫?
スーパーで食材を買い物しないウチとしては超ありがたい。
彼は今までは魚市場の職員だったのが、実際セリで魚を仕入れて売るようになった訳。
そこで、むちゃくちゃ安い魚を仕入れると、そのまま安く提供してくれる。
普通の魚屋は一定の基準の売値があるから安く仕入れた時には利幅が大きく、全体の何割かが売れれば採算がとれるというスタイル。
彼のやり方は旬の大量に安く入る魚を安く売って、全部売れればOKというスタイル。
もちろん、活きた天然の鯛を入れてくれという要望にも応えられるそう。
あっこちゃんは魚も含めて動物性のものをほとんど食べないけど、僕は魚は大好き。
マクロビオティックな食生活とは「身土不二」(その土地で採れる旬ものを食べる)「一物全体食」(穀類も野菜も根も葉も皮も全て食べる)という二本の柱からなる。
それに、玄米と野菜、数々の発酵食品、キノコ、海草、小魚というのは日本人が何千年も培ってきた伝統の食生活に他ならない。
僕は外食産業も、大手の食品メーカーの安物も、菜食主義も否定する。
その土地その人に合った、究極のマクロビオティックな食生活が求められてる。
宇宙的な視野でその人に合った食とはそれぞれ違いがある。
もちろん、あっこちゃんのように肉も魚も食べなくても人間は何不自由なく健康でいられる。
でもそれは、頭で考えた理論に沿ってではいけない。
自分の身体の状態を客観的に見極め、何が必要で何が要らないかを感じる。
それは、節制や規制であってはいけないし、ガマンや義務であってもオカシイ。
ダイエットという言葉は死語にした方がええな。
僕は常に「健康と癒し」に金がかかってはいけないと言うてる。
それに「豊かな食」にも付け加えよう。
ほんとに美味しいもんは高いお金払っても出てこない(とてつもなく払えば別やけど)。
毎日の豊かな食事なしに文化水準の高い人生は築けないぞ。
ほんとの贅沢とは金を払って享受できるもんじゃあない。
と、どの本でも映画でも言うてるやん。
それを話の中や文章で議論するのは辞めよう。
いかに自分の行き方として実践するか。
これに尽きるやろ。
結論はメタボにもガンにもならない食生活を各々が構築せんといかん。
でも実はその結果よりも毎日のプロセスこそが大事なんやけどね。
漬け物漬けたり、干物作ったりね。

中古で冷蔵車を買って開業した大空くん。
電話080-3926-9311
FAX0877-98-0134
呼んであげてねー。
今回買わんかったけど、40cm近い天然のヒラメが350円とか、、、。
何でーーー???
「刺身にはできないですよ、ちょっと鮮度落ちるんで安いんです。」と。
要は新鮮な魚も一日冷蔵庫に入れればこんな値段に!?
こんな正直者で商売成り立つんか?
いや、絶対に需要はある(安いんやから当たり前か)。
あとは口コミで広がっていくしかないね。

エイのから揚げ。
塩コショウして、にんにくとショウガの摩り下ろし、醤油を少し、小麦粉まぶして揚げると鳥のから揚げみたい。
クセのあるものを嫌がる子どもたちも美味しそうに食べてくれた。
エイは軟骨の多い部分を揚げて、ヒレと身の部分を赤出汁に。

ハリイカの刺身、ゲソの塩焼き。
ゾラくんは廃材天国でのイベントや窯焚きなど、人がたくさん集まる時に、旬の魚を破格で仕入れてくれる、スーパー魚河岸だった。
廃材天国でのライブや、手作り結婚式など、30~50人のパーティーの時なんかは超助かってた。
去年の年末のプロジャンベ奏者の三好東曜くんの結婚式をレオマのレストランを借りてした時の180人というレコードも作った。
その時はタラのエスカベッシュやイカとブロッコリーのカシューナッツ炒め、鯛子の姿揚げ、太刀魚のオーブン焼き、と数々の魚料理が宴を飾った。
ダツという1m20cmもあるサヨリをスケールアップしたような青い骨の奇妙な魚を持ってきたこともある。
ビンクシ(ヒレが黄色で石鯛に似てる)、ゲンチョウ(カレイの小さいようなの)、グチ(身が柔らかくて干物にした)というような、スーパーや魚屋には並ばないようなレアな魚も来たね。
とにかく、ゾラくんは市場に勤めてみて、実際に魚がたくさんあっても買い手がつかずに魚が無駄になってる現状をなんとかしたいという熱い思いで独立に至ってる。
若干26歳にして、想いと行動を一致させて突っ走る、中々のツワモノ。
今回、初行商でウチに来たのは赤エイ、ハリイカ、国産のヒジキ。
エイなんか直径40cmぐらいで100円!?
おーい、大空くんそんなに安くて大丈夫?
スーパーで食材を買い物しないウチとしては超ありがたい。
彼は今までは魚市場の職員だったのが、実際セリで魚を仕入れて売るようになった訳。
そこで、むちゃくちゃ安い魚を仕入れると、そのまま安く提供してくれる。
普通の魚屋は一定の基準の売値があるから安く仕入れた時には利幅が大きく、全体の何割かが売れれば採算がとれるというスタイル。
彼のやり方は旬の大量に安く入る魚を安く売って、全部売れればOKというスタイル。
もちろん、活きた天然の鯛を入れてくれという要望にも応えられるそう。
あっこちゃんは魚も含めて動物性のものをほとんど食べないけど、僕は魚は大好き。
マクロビオティックな食生活とは「身土不二」(その土地で採れる旬ものを食べる)「一物全体食」(穀類も野菜も根も葉も皮も全て食べる)という二本の柱からなる。
それに、玄米と野菜、数々の発酵食品、キノコ、海草、小魚というのは日本人が何千年も培ってきた伝統の食生活に他ならない。
僕は外食産業も、大手の食品メーカーの安物も、菜食主義も否定する。
その土地その人に合った、究極のマクロビオティックな食生活が求められてる。
宇宙的な視野でその人に合った食とはそれぞれ違いがある。
もちろん、あっこちゃんのように肉も魚も食べなくても人間は何不自由なく健康でいられる。
でもそれは、頭で考えた理論に沿ってではいけない。
自分の身体の状態を客観的に見極め、何が必要で何が要らないかを感じる。
それは、節制や規制であってはいけないし、ガマンや義務であってもオカシイ。
ダイエットという言葉は死語にした方がええな。
僕は常に「健康と癒し」に金がかかってはいけないと言うてる。
それに「豊かな食」にも付け加えよう。
ほんとに美味しいもんは高いお金払っても出てこない(とてつもなく払えば別やけど)。
毎日の豊かな食事なしに文化水準の高い人生は築けないぞ。
ほんとの贅沢とは金を払って享受できるもんじゃあない。
と、どの本でも映画でも言うてるやん。
それを話の中や文章で議論するのは辞めよう。
いかに自分の行き方として実践するか。
これに尽きるやろ。
結論はメタボにもガンにもならない食生活を各々が構築せんといかん。
でも実はその結果よりも毎日のプロセスこそが大事なんやけどね。
漬け物漬けたり、干物作ったりね。
中古で冷蔵車を買って開業した大空くん。
電話080-3926-9311
FAX0877-98-0134
呼んであげてねー。
今回買わんかったけど、40cm近い天然のヒラメが350円とか、、、。
何でーーー???
「刺身にはできないですよ、ちょっと鮮度落ちるんで安いんです。」と。
要は新鮮な魚も一日冷蔵庫に入れればこんな値段に!?
こんな正直者で商売成り立つんか?
いや、絶対に需要はある(安いんやから当たり前か)。
あとは口コミで広がっていくしかないね。
エイのから揚げ。
塩コショウして、にんにくとショウガの摩り下ろし、醤油を少し、小麦粉まぶして揚げると鳥のから揚げみたい。
クセのあるものを嫌がる子どもたちも美味しそうに食べてくれた。
エイは軟骨の多い部分を揚げて、ヒレと身の部分を赤出汁に。
ハリイカの刺身、ゲソの塩焼き。