廃材天国HP

2011年06月30日

田植えスタート

昨日から、廃材建築現場はおやすみ。
田んぼのメインイベントである田植え!


まずは苗取り。
箱苗じゃなく、直接田んぼの一部分の「苗代」に植えてる。


3本に分ケツして20cmを超えるようなガッシリした苗が望ましい。
今年は涼しかったのもあって、かなり小さい。


横一列になって、植えていく。
昔ながらの定規を使う。
この定規に付けられた印は、試行錯誤の結果割り出されたものやと思う。
しっかりした苗を一本植えで植える。
一本だけの方がスクスクと分ケツして太くてしっかりした株になる。


ちびっ子チームもちゃんと田んぼの端から端までの一列を植え切った。


座り込み植え。
完全に座り込むよりは立膝というか、相撲の柏手を打つ時の姿勢がよかった。
お尻が田んぼに軽くつくぐらい。
昨日は超暑くて、田んぼの中の温度は風呂のよう。

昨日も完全にやりきった。
この「やりきった感」のためにやってるようなもの。
「これ以上出来ない」という自己ベスト更新。
僕が無理をする訳でもなく、若者たちに強制するものでもない。
黙々と植えながらハイになっていくものよし、お隣さんとおしゃべりしながらもよし。
楽しみかかたは色々。

どっちにしても、一年分のお米が2、3日の田植えで採れるんやからありがたいもの。
列がずれようと、多少ジャンボタニシに食われようとお米は採れる。
お米ぐらい率のいいものはない、確実に何千倍に増えてくれるんやから。
このお米を自給して、いい水、いい塩があれば生きていくのには困らない。
むしろ、他のいらないものが減っていけばいくほど、楽になる。
そういうのが進化だ!
  
タグ :田植え

2011年06月29日

7mの材木を上げる

昨日はちゃんとカメラ持っていったよ。


おととい、ウェルダーで溶接した補強。


これはおととい届いた材木。
倉庫の中に柱をないようにしたいというトウヨウくんの要望で買うことにした。
長モノの材木が廃材では手に入らなくて、廃材建築としては異例のケース。
こういうのは受注生産。
「6m飛ばすのにはどういう材になりますか?」と聞いたら「360㎜×105㎜はいるのー。」と材木屋の社長が言うんで、そうしてもらった。
6、5mで注文したら7mちょいある。
端が割れたりしてるからかな?


長モノを上げるための準備。
チェーンソーで丸太を削って、角度を合わせる。
この後、水糸を張って何度も丁寧に削る。
チェーンソーだけでは微調整が難しいので、グラインダーの荒い目のパッドで最終的に合わせる。


廃材をつないで定規を作って、長モノのどこに丸太が来るのか印をつける。
上のフックはチェーンブロック。
仮の柱を丸太の横に沿わせて、チェーンブロックを付けておく。
このギアでガリガリ持ち上げる道具は1トンまで持ち上げられる。


長モノを切り込む。


途中までボブキャットで上げて、チェーンブロックのチェーンを巻きつけてガリガリと上げていく。


昨日は2本上げて、仮ドメ。


中々かっちょイイ。

いやー、昨日は天気もよくて何回も水かぶっての作業。
廃材建築を初めて10年以上になるけど、新品の材料を使ったのは初めて。
気持ちのいいものやね。
僕を入れて4人体制なので、こういう作業には最適。
昨日もやりきった!
  
タグ :材木

Posted by 陣 at 07:43Comments(0)廃材ハウス

2011年06月28日

ウェルダー最高

実はおととい苦労して繋いだ単相の200Vの電源から、廃材建築の現場までは50m。
そんなに遠くまで引く線もないし、あっても弱くなる。
で、昨日はウェルダーというエンジンの溶接機をリースした。

僕、しょうたくん、トウヤ、テルジくん、と現場は4人体制。
トウヤとテルジくんには、倉庫を建てるコンクリート土間部分の周りの排水の土木作業をしてもらう。
僕としょうたくんは隣のH鋼の倉庫から鉄板を溶接して、立てた柱を固定。

ナンセ、鉄工所の廃材を利用して柱の補強を現場合せで作るんで、4、5㎜はまだ曲げやすいけど、6㎜の鉄板なんか叩いて曲げるのは大変。
大変なことも工夫で克服していく過程が楽しい。
そういう下準備がキチンと出来てからウェルダー借りてくれば、余裕を持って作業できるのに、、、。
一日で返さなリース代がかさむんで、必死。
7時過ぎても明るい今やからというのもよかった。
それにしても、ウェルダーのパワーは凄いねー。
バリバリバリという音じゃなく、ビーンとじゃんじゃん溶けて溶接のスピードが超速い。

カメラ忘れてたんで、写真なしでは何のことやら分からんね。
とにかく、やりきった感100%の最高の仕事となった。

最近若者が多いんで、玄米とビールの消費量がハンパじゃない。
平和の圧力鍋で1升5合炊いても一日分に満たない、、、。
ビールも一日10本近く+焼酎とかも。
素晴らしく美味いご飯とお酒は遠慮しなくてもいい。
その分仕事してるんやから。
大勢いたって、さしすせその調味料や油や味醂なんかのグレードは絶対に落とさない。
むしろ、いかに「食」が大事かということを徹底的に教える。
味噌汁と梅干しと手作りふりかけなんかの朝ごはんから始まって、常にマクロビオティックの理論なんかも指導する。

何が豊かなのか?
自分が芯からしたいことは何か?
こういう事に「食」は避けて通れないキーワードになる。

今日も廃材天国からは御来光を拝めた。
ほんとに毎日ありがたい。




  
タグ :溶接

Posted by 陣 at 06:45Comments(0)廃材ハウス

2011年06月27日

自転車の旅人の来廃

昨日の廃材建築現場は僕としょうたくんの2人。

実はおととい、千葉からの自転車旅人テルジくんが来てる。
彼は2年ぐらい前に来た、人力車の旅人からウチの事を聞いて来たそう。
昨日、テルジくんとトウヤは廃材天国に残って、菜園の草刈りとかビワエキス作りの作業。


僕はこういう金物を入れたりしてた。
チマチマと割り合い手間のかかるもの。


昨日の朝はいつもの鉄工所に寄って、鉄板の廃材をもらった。
しょうたくんに穴開けとかの加工をしてもらった。
6㎜厚のしっかりした鉄板。
Zマークのこれとソックリの亜鉛メッキの薄いのでも200円もする。
しかもあの金物を使うことが法的に義務付けられてるんやから大変。
廃材建築では実質的な強度を優先する。

昨日は溶接機を持っていってみた。
隣のH鋼のスレートの倉庫と接合するため。
普段は単相の200Vで使ってるけど、現場で100Vに変換して使おうとしてみた。
両方いけるという機械やけど、皆目ダメ。
細い溶接棒もサッパリ溶けない。


現場の電源は休憩小屋からコードリールで引っ張ってる。
その小屋のブレーカー。
昔のやからか、何と漏電ブレーカーはなく、いきなり子の20Aのが4つあるだけ。
よく見ると一番右のが200Vに変換できそう。
要するに3本ある線の真ん中と端の2本を取ると100V。
端と端を取ると200V。


簡単に200Vに変換できた。
これで2、6㎜の溶接棒もバリバリ溶けるようになった。
こういう工夫して得られる恩恵はほんとにウレシイ。


手巻き生春巻き大会。


この日は筍のイカ肝炒めとキュウリとシソなんかを巻くのが大ヒット。
タレも梅肉ドレッシングとにんにく生姜醤油、味噌と豆板醤と甘酒のと、代わる代わる変化させる。
子どもたちも自分で作るのが楽しい。

テルジくんは29、30日の田植えに興味アリで、それまでは廃材建築の現場にも行く。
他にも手植えの田んぼしたい人は来てねー。
今年も人数が多いから2日で終わるね。
しかし、平日やな。

  
タグ :旅人田植え

Posted by 陣 at 06:47Comments(0)廃材ハウス

2011年06月26日

黒人の作業員

昨日は3人でトウヨウくんの廃材建築現場。
しょうたくんとトウヤはまた磨き作業。
僕は丸太の柱を立てる段取り。


この材木置き場が火事になった角材の廃材。
廃材天国でも道具置き場、風呂、軒なんかに随分使ってる。
まだ、残ってるんで現場に持っていった。


2人で丸二日間磨いてるんで、超たくさんの量になった。


こんなん。


柱10本完成!


しょうたくんと僕は遠慮したけど、叔父さんが差し入れ。
  
タグ :廃材

Posted by 陣 at 08:07Comments(0)廃材ハウス

2011年06月26日

ピザパーティー

24日は廃材天国でのピザパーティー。
コラボスタイルの十河さんが企画してくれた。

この日は僕とあっこちゃんは一日中仕込み。
現場にはしょうたくんとトウヤだけで行ってもらって、角材の磨き作業。
丸太も角材もバールで釘を抜いて磨く作業だけでも一仕事。


これは手作りポテトチップス。


ピザばっかしでは飽きるので、色々オーブン料理。
これはタンドリーチキン。


イワシのオーブン焼き。


ミートローフ風。


うちらも入れると40人ぐらい。
これは自己紹介タイム、あっこちゃんが喋ってる。

十河さんがツイッターやフェイスブックで呼びかけてくれて、2週間前に企画したのにこんなに集まった。
いわゆるオフ会というんかな。
フェイスブック恐るべし。
僕も一応アカウント作って、友達依頼のあるたんびに承認しまくってるぐらいで、そこまで積極的には利用できてないけど、、、。

これは10/22、23の劇団どくんごの時の手作り市を盛り上げるため。
また、9月ぐらいにもこういう飲み会企画するんで、よろしくー。
もちろん、どくんごもよろしくーーー!!!  
タグ :ピザ

Posted by 陣 at 07:25Comments(0)どくんご

2011年06月24日

ホゾ組み

昨日は僕、トウヤ、しょうたくん、野遊も現場で作業。


土台は終わったんで、昨日は柱となる丸太の磨き作業。
上に乗るものが大きいんで、柱も丸太の太いものを使う。


廃材天国なり、自分の家ならまずやらないホゾ加工。
よそでやる仕事なので、念入りに強度のことも考える。
まあ、チェーンソーでババっと削るからあっと言う間。


こちらもチェーンソーでドバっと切り込んで、ノミでココンと剥がせばすぐにできる。
材料がタダで仕事も速いから安くできるのは当たり前。
ただ、こういう荒い仕事が許せる施主じゃないと無理やろね。
まあ、家ごときにクソ丁寧に坪何十万もかけて大借金するよりはマシと思うけど。
もちろん、99、9%の一般的な意味ではウチが非常識なのは理解した上で、、、。


土台の所へ運ぶ。


立てるのは30分もあれば完成する。
もちろん、入れてみてキツかったり、隙間があったりする場合は直しながら。
土台や横の畑に仮の筋交いをいれて固定させる。
垂直は離れた所から誰かが見て合図する。
90°別の角度からも見て合図。
人間の目は極めて正確。
錯覚という現象もあるけど、垂直を見るぐらいはちょっと離れて見たら一目瞭然。
こういう作業は2人以上だと、超スムーズに出来る。
一人の時でも一回仮の筋交いを入れて固定した後で離れて見て、また修正と不可能では全然ない。

何しろ、11年前の廃材建築を始めた当初は全部一人でやってた。
たまたま今回は工期の事もあって、2人わざわざ呼んだから確かに速い。
でも、「みんなでやるから出来る」を裏返して「一人では無理」と勘違いしては断じてならない。
一人ででもコツコツやってるから、仲間が集まってくる。
誰だって最初は一人からじゃないと始められない。
当たり前やけどね。


  
タグ :ホゾ

Posted by 陣 at 09:00Comments(0)廃材ハウス

2011年06月23日

元居候のしょうたくん到着

昨日からトウヤと2人での廃材建築。
彼はあっこちゃんの連れ子で、僕と結婚した時は5年生やった。
今はハタチ。
中卒。
高校にすら行ってないんなら、さぞかし好きなことに目覚めて自由に生きてるんやろなーと思いきや、そうでもない、、、。
バイトなんかは色々。
ベネッセの下請けの会社で2年間。
最近までは岡山のビブレの服屋の店員。
そんだけ、社会の構造に触れたら「金の稼ぎ方、使い方」や「自分のしたい事、したくない事」なんか多少は見えてきたみたい。
ただ、嫌な仕事を辞めるという決断まではできても、これからの自分の方向性なり、したい事はまったく暗中模索状態。
ウチにくる若い奴のように自転車一人旅とか海外放浪もピンと来ないよう。
若いからか?
いや、年は関係ない。
どういう方向に向いていくか?
これがその人の嗜好性。

一日作業を終えて帰廃すると、しょうたくんも山口から到着した。
昨日は田の裏(上関原発予定地)に行ってた時に出会ったのが広島の子で、泊めてもらってたんだと。
彼は年こそトウヤより3、4歳上やけど、「方向性」という意味では磐石。
もちろん彼なりに悩んだりもするとは思う。
でも、「揺るぎない方向性」という所さえ決まれば、人生はそっちに向いてしか進まない。
しょうたくんの解放度を見てると、同世代のトウヤはかなり大変そうに映る。
「〇〇しなければならない」という執着が強いほど苦しい。
一旦開放されてしまうとその苦しさはバカバカしいほど。
でも、人はそれぞれの生い立ちやなんかで、「コレに関しては自由になれたけど、コッチは手放せない。」というもの。
僕だって50歩100歩やけどねー。

職業、生活の形態、年収、都会か田舎か、、、。
こういうのは枝葉。
方向性とは「幹や根」。
ありきたりやけど、幹や根っこが太くて揺るぎないものにならない限り、目に見える枝葉に反映されないことは明らか。
「他人のふり見て我ふり直せ」というもはよく言ったもの。
こういう来廃する若者たちからも多くの学びがある。


トウヤは廃材をグラインダーで磨く作業。


これは「ケミカルセッター」というアンカー(鉄筋)を固めるもの。


ウチの振動ドリルが調子悪くて、バリバリのハンマードリル(超サクサクっとコンクリートに穴を開ける道具)を金物屋の主人が貸してくれた。
コンクリートに穴を開けてアンカーボルトを固定するような作業は廃材天国ではやらない。
なので、ハンマードリルなんて持ってない。


開けた穴にガラス管を差し込んで、寸切りボルトで叩き込む。
ボルトはガラス管を割りながら底に達して、このドロっとしたボンドで固定される。
この黒いものは基礎パッキンというプラスチックの板で、今の新築の家では当たり前に使われてる。
以前のように基礎に床下の換気の穴を設けずとも、この隙間で湿気ないというもの。


夕方、夕立が来たねー。
いよいよ梅雨明けかな。
こんな感じにアンカーボルトを作った。
基礎パッキンの方向が90°回転してるのはトウヤの磨いた幅の広い材を土台に使うから。
普通は105×105の角材を土台に使う。
今回は105×205の材。
土台の上に置く柱にソコソコ太い丸太を使おうと思ってる。


  
タグ :アンカー

Posted by 陣 at 04:52Comments(0)廃材ハウス

2011年06月22日

造成工事

トウヨウくんの倉庫の廃材建築現場。
先日雨の中、ダンプでドサッと落としてた廃材を整然と並べる。


リン木(下に敷く木)を敷いて、全ての廃材が重ならないように並べる。


こちらは角材コーナー。

こういう風に並べて一目瞭然にしとけば、どの廃材をどこに使おうかと考えるときに作業がしやすい。
そう。
廃材建築は設計図ナシ。
こうして、材料を見渡しながら、「コレ、あそこに使お。」と直感で決めていく。
廃材天国も広いけど、トウヨウくんの所は元々が大叔父さんの工場跡地なんで、コンクリートの部分もある上に超広い。
こういう廃材を並べて置ける広さがあると超仕事がやりやすい。


その廃材置き場から建てる現場に運ぶための通路を作る。
まずは段差を花崗土で埋める。
丁度、敷地内に花崗土が一山あったんでラッキー。


ここのコンクリートの土間の上に建てる。
この畑の部分に車が入れるようにする。


ボブキャットで押して造成。


完成。

その後は、廃材を計ったり、どれをどこに使うかの物色。
大体は構造に使う廃材の見当がついた。
昨日の夕方、岡山からトウヤが到着。
今日から彼にバールで釘を抜いたり、ジスクグラインダーで磨いたり。
僕は土台部分の墨打ちに入る。
ケミカルセッターという特別なアンカーを使って施工することにした。

明日からはしょうたくんも加わる。
いやー、楽しくなって来たねーーー!!!

  
タグ :造成

Posted by 陣 at 06:37Comments(0)廃材ハウス

2011年06月21日

ボブキャットくん

2軒目の廃材建築、つまり今の廃材天国を着工する時に色々重機を揃えた。
02型くらいの中型のユンボ、フォークリフト。
ユンボは河野さんにもらってタダ、運び代に15000円ぐらいやったかな。
フォークリフトは15000円+運び代の4000円。
一番高かったのが、未だに廃材天国で活躍してるボブキャットという奴で50万もした。
リースなんかバリバリの現役選手が来るけど、何しろ高い。
小さなユンボでも一日1万とかは普通。
土建屋なり、プロでバリバリ使う人では「これじゃあ仕事にならん。」というような退役選手なら破格で買える。
最近は鉄が高いんで、そこまでのハシタ金では買えんけどね。
廃材天国で壊れてほっといたユンボとフォークは取りに来てくれて12万で買ってくれたもん。

今でも現役のボブキャットをトウヨウくんの所の現場に運ぶことにした。
廃材天国から歩いて行けるぐらいのご近所の同級生の土建屋の4tのユニックで運んでもらった。


ユニック車じゃないと、こうして積み下ろしが簡単にできない。
もちろん回送車を呼ぶほどでもないし。

夕方に、何と助産師のしーしーが来廃。
3年前、廃材天国が出来てすぐ、彼女の送別会をココで盛大にした。
自然出産で全国的にも有名な岡崎の「吉村医院」に勤めてる。
たまたま松見歯科御一行が吉村医院に来て、昨日が休みで連れて帰ってもらったそう。
何せ、当時の廃材天国とは随分と進化してる様子にビックリしまくり。
住んでる本人は徐々に変わっていくし、もう3年前の様子なんかよく覚えてない。
でも、ポイント的に来るお客はその変化の大きさにビックリするみたい。

あっこちゃんが一回も病院に行かなかった、にこちゃんの出産の時にもしーしーには診てもらった。
そのにこちゃんがもう3歳やからねー。
夜は夜行バスで名古屋に発つというんで、それまで宴会。


まだ筍食ってまーす!
破竹もいよいよ最後。
「わら」のレシピの「揚げ筍の梅肉餡」。
梅干しを砕いて醤油と味醂と混ぜて煮詰める。
そのタレを片栗粉をまぶして揚げた筍とザッと瞬間に絡める。
タレの煮詰め加減がポイント。
これは居酒屋の主人に教えてあげたいね。


ピントが悪い、、、。
上の柔らかい部分はオリーブオイルとニンニクでソテーに。
最後に酒とジュンと垂らして、一瞬で蒸発する醤油を焦げる寸前でザザッと混ぜる。
この時期には木の芽じゃなくてシソをトッピング。


キャベツとコーンのスープご飯。
出汁はチギッた干し椎茸を油で炒めることでコクがでる。
薄味の塩味で軽くとろみをつける。


まだ菜園のレタスが採れてる。
久保さんの豆腐の上に、たくあん、ドライトマト、ケーパー、オリーブ、ニンニクのオリーブオイル漬けを乗せる和風とイタリアンのフュージョン。

楽しい再会も、ほんの数時間では喋り足りないけど、また松見歯科に歯の治療にくることになってるそう。
マジに県外からの患者がドンドン来てるんやからねー。
丸亀から高松の歯医者に行ってるというと、遠いと思われるけど近いもの。
歯だけを治すんじゃなく、身体全体を見てくれるからね。
採血して顕微鏡で自分の血を見る検査なんか最高に面白い。
砂糖や肉を常食してると赤血球が団子状になったり、キレイに流れていない。
そんな様子がPCの画面で見られるんやから。

もちろん玄米と野菜だけが全てじゃないし、ほんとにタマに摂るなら何でも悪いものなんかないとも思う。
ただ、今の自分の身体の状態を客観的に見てもらう必要は多いにある。
普通の病院のドックなんかよりは松見歯科の問診や検診の方がそれがよく分かるよ。
  
タグ :重機

Posted by 陣 at 06:47Comments(0)廃材ハウス

2011年06月20日

いよいよ廃材の搬入

昨日一日がかりで、この間から仕分けした廃材を「廃材建築」の現場に運んだ。

よそで廃材建築をする規模としては今までで最大。
廃材天国から現場まで、車で40分ほどかかるからピストン輸送というペースでは運べない。
それでも、解体屋の社長に頼んで、日曜日の使ってない時にダンプを貸してくれたんでラッキー。
自分の所の仕事ならどこからも金は出ないんで、こういう車のリース代を浮かす工夫も当たり前やけど、今回のように頼んでくれてる施主にも無駄な経費は出させたくはない。


雨の中、かなり苦労して積み込んだ。
廃材置き場には花崗土も敷いてなく、ドロドロの田んぼ状態、、、。
解体屋仕様のダンプはアオリを固定するチェーンなんかがつけてあって、超積み込めるようになってる。
サイドのコンパネも固定するためのガイドとしてアングルが溶接してあったりして中々ニクイ。
他にも、横からよじ登るための取っ手や足がかりなど、至れり尽くせり。
こういう現場から生まれる工夫ってほんとに素晴らしい。
かなり感動!


積み込みの時間があるんで、一日で2車しか運べなかったけど、量としては十分。
この間から廃材天国に搬入された廃材+以前からストックしてた材もあわせて運べた。
2t車でも、要領よく積み込めばかなりの量が運べる。
このぐらいで構造体の材木は足りるやろね。


この大きな倉庫の右隣に建てる。
廃材を置く場所が広くていい。
こういう広い面積がないと廃材建築では難しいからね。


22坪やからびっくりする程ではないけど、ソコソコの面積。
このコンクリートの基礎が出来てる上に建てるから楽。
土台とコンクリートの接合も色々考えたけど、アンカーから羽子板ボルトで留めることにした。

この倉庫はトウヨウくんの大叔父さんが鋳物工場をやってた跡地で、今も周りの農地を管理するために毎日通ってきている。
昨日も廃材を運んだ後、色々お話をした。
やはり昔の人からじっくり話を聞くのは意義深い。

さあ、材料も運んだし、いよいよやなー。
ほんと、こういう仕事はワクワク!


宇多津の「蔵マルシェ」はお客が少なくてサッパリだったよう。
でも、野遊作のクッキーも少しは売れたと喜んでた。
今の彼の目標はDSのAボタンの修理代1300円+送料(800円×2)を稼ぐ事。
送料が高いから中々難しいけど、張り切って作るからねー。



  
タグ :廃材

Posted by 陣 at 08:17Comments(0)廃材ハウス

2011年06月18日

放ったらかしの梅を採り放題

毎年恒例の梅干し作り。
「アートで田んぼ」の会場、河野さんの田んぼの脇に生えてる、ほったらかしの梅を採らせてもらう。


いきなり行って、梅の木の下の斜面は草ボウボウ。
梅の木がある、すぐ隣のおっさんが「草刈機貸してやるきん刈ってから採れや。」と。
草刈機の準備もしていってなかった僕としては超ありがたい。


下にブルーシートを敷いて竹で叩き落とす。
あまりにも梅の木が大きくなりすぎてる上に、下は急な斜面なので、脚立を立てて直接手でもぎ取ったりは出来ない。


全く剪定してなく、枝が混み混みの梅の木の中心の枝を切りながら登って、かなり枝を切り落とした。
どこをどう切ったらいいのか全然よく分からんなりに、混みすぎの枝と枝の間をすかせるようにテキトーにガンガン切りまくった。


刈ったとはいえ、斜面で、超歩きにくいので、にこちゃんには困難。


コンテナに軽く2杯採って、お昼になった。
河野さんが、「お好み焼きしよう。」と。
業務用の鉄板もあって、居候コンビのミツくんが広島風お好み焼きの店で働いてた経験を生かして散々お好み焼きを作ってたそう。
河野さんも横で見ながらなんとなく覚えたんだと。
「キャベツはタダでなんぼでもくれるきんのー。」と、ほとんどがキャベツの広島風には最適の時期。


近所の人が獲った猪の肉やアスパラも鉄板焼きに。
ビールもあって、完全に宴会モード。


河野さんに、近所のハウス農家が張り替えたビニールをもらった。
屋根の葺き替えの防水材として利用する。
アスファルトフーフィングなんか高いばっかしですぐ破れたりするけど、この農業用のビニールは厚くてそう簡単には破れない。

梅がタダで山ほど採れる上に、お好み焼きに、廃ビニール。
遊びと仕事を兼ねてるようなもの。
梅干しは出店の時に販売もしてるし。
梅酒や梅味醂、梅肉エキスなんかも自分ら用に作る。

ビワ、梅、夏ミカン、、、こういうものは田舎に行けば放ったらかしで、採りもしないような木はたくさんある。
そこの主と親しくなればいくらでも貰える。
廃材をもらって家を建てるだけでなく、こういうタダでもらえるものを加工するスキルを磨くとほんとに豊かに暮らせる。
よく、「そんなにたくさんもらっても、ウチは家族が少ないしー。」と断ったりする人があるけど、ウチでは何がどんだけ来ようとも断らない。
必ずどうにかして保存食なり、利用の仕方を考えて実践する。
「あいつに言えば喜んでもらってくれる。」という通念をみんなに持ってもらう。
これはかなり重要なエッセンス。

出店に使う材料だって、こういうタダのものからの閃きで作って売る。
仕入れがないんやから、労力なんか惜しくない。
「そこまで手間かけれん。」という発想になならない。
手植えのお米から作った自家製の甘酒や米飴という超貴重なものも使える。

だからこそ、あっこスイーツのファンも少ないながらも着実に増えてる。
居候がいない時は僕が洗い物担当。
シール作りや店まで運ぶのも僕の仕事。
内心、これ以上増えて欲しくはないけど、夫婦共々やりたい仕事を実現するためにはお互いの協力が必要。
男女共同参画社会やからねー。




  
タグ :梅干し

Posted by 陣 at 07:14Comments(0)手作り、無添加

2011年06月16日

これが廃材天国だーーー!

実家の軒先の洗濯場のリフォーム。


この軒が短くて、雨が入るんで、延ばすことにした。


廃材天国から道具と廃材を持ち込み、あっという間に完成。


ポリカの波板は親父に買いに行ってもらった。
奥の洗濯機の方に雨が入ってたのが、この軒のお陰でもう大丈夫。

大体、よそでやる時は屋根材に新品のこういうものを買ってもらう。
廃材天国のように、ビニール&板とかでは後々の補修とかも大変やし。
こういうちょこっとしたリフォームにしたって、廃材を使うんで波板代だけでできる。
依頼された時も、廃材の代金なんかは頂かない。
僕の人件費だけで行く。


えー。
先日の11tのグッチャグチャの廃材の後。
2t車に山盛り、また廃材が来た。
これは細いのや竹や建具のような廃材はなく、角材や丸太ばかり。
それでも、折れてるのも結構あって仕分けが必要。


3時頃、大体片付いて一服してると。
今度は4t車が来た。
毎回運転手が違うんで、「風呂木ここでいいんですか?」と。
彼らはウチ以外には風呂屋に焚物として持っていくことが多いんだそう。
後、ビニールハウスの燃料とか。


さっき片付いたばっかしだったんで、同じ場所に落としてもらう。
この回の荷は最高。
そこまで古くもなく、大型のサイズのが中心。


角材コーナー。


細い丸太コーナー。


太い梁や桁。
5、6m級の丸太コーナー。

よーし!
これで、トウヨウくんから依頼されてる廃材建築の材料は揃った。
22坪で高さも3~4mぐらいのものを作るんで、かなり必要やと思ってたから丁度よかった。


もちろん、使えない廃材も多くでる。
この二山のは折れてて短いもの。
これは焚物。
陶芸の窯、風呂、薪ストーブなど。
仕事や生活全般に薪を使うスタイルだけに、いくら廃材が入ってきても、燃料としてなくなっていく。
廃材建築の絶対的な条件は、「廃材を仕分けする広い土地」があること。
それから、「使えるいい材木以外の廃材を燃やすことができる」こと。
この2つがあって、ジャンジャン入ってくる廃材はキレイに処分されていく。


昨日の逸品。
オリーブオイル、塩、コショウだけの蒸し焼き。
文字通り感動的な美味しさ!!!



  
タグ :廃材

Posted by 陣 at 07:14Comments(0)廃材ハウス

2011年06月15日

雨漏り直してみたよ

雨漏り修理。
先日「ここらへんかな?」という場所の石と木を外した。
あれから2、3日雨が振り、今はもう乾いてる。


まず、乾いた雑巾でホコリなどをふき取る。


塩ビ用ボンドを怪しい所に流し込み、ガンタッカーで押さえる。
ブルーシートは塩化ビニールなので、ビニールハウス(塩ビ)用のが効く。
屋根を張った当初は普通のシリコーンコーキングで留めてた。
廃材建築では、防水に何でもコーキングを多用してきた。
一軒目なんか、廃材のスレートやトタンで全部屋根をしたので、超たくさんのコーキングを使った。

塩ビの表面にもコーキングはとりあえずは乗ることは乗るけど、ボンドのような働きはなく、乾いて引っ張ると剥がれる。
「たぶん、ここちゃうかなー。」という部分のコーキングを剥がして、この塩ビ用のボンドでやり直した。
次の雨が楽しみでもあり、不安でもある。
次の雨で漏らなければ、この面積の板と石を元通りに戻せばいい。
まあ、漏ったらまた更に石と板を外して、他に雨が入る可能性の場所を探す。


屋根のボンドの作業なんかはあっという間だった。
次は大工さんの木っ端の仕分け。
こういう袋に細かいのや長いのがミックスされて入ってくる。
同級生が始めた工務店で、この不景気でも次々と新築工事をしてる。
無垢材や自然素材がウリの工務店なので、一軒の家からは随分廃材が出る。
この廃材は大半がキッチン用。
長いのは風呂のスターターとしても優秀。


昨日は手巻き春巻き。
手巻き寿司も楽しいけど、これもおんなじようなもの。
畑のリーフレタスはここの所の雨でナメクジに食われてるー。
ボロボロになる前に食べとかんと。


はい、完成。
中身はレタスに破竹の炒め物を乗せて玄米ご飯も乗せる。
破竹をにんにく、生姜、干しエビで炒めて3年味噌で味付けした。


前回はクルマ麸と破竹のハンバーグ。
今回はコンニャクと破竹のハンバーグ。
ただ、丸くなってるものをハンバーグと呼んでるだけで、食感も味も毎回違う。
これも春巻きにレタスと巻いて食べる。


残り物の麻婆豆腐で巻いても美味しい。
トウチと山椒、ゴマ油を利かすと本格的になる。
豆腐は宇多津の「久保さんのとうふ」、ゴマ油は出雲の「影山製油所」。

この圧搾製法のゴマ油はすんごい上品な香りで最高。
自家製の味噌にこのゴマ油を混ぜたナメ味噌を炊きたての玄米ご飯に乗せて食べるのが定番になってる。

  

Posted by 陣 at 07:55Comments(2)廃材ハウス

2011年06月14日

ネコが産まれたよ

昨日はわざわざ西宮からお客さん。
「徳一」という和食のお店を経営されてる主人。

実は一軒目の廃材ハウスに焼き物を買いに来てくれた。
4年前、、、。
また久しぶりに来てくれて色々と選んでくれた。
徳一は予約制じゃないけど、常に予約で一杯なんだとか。
カウンター9席だけの割烹。

何回も来てくれて、ウチの器がどんな風に使われてるのか、一回行かないかんな。
中々西宮の方を向いて行くことがないけど、、、。


ネコに子どもが産まれたよ。
4匹。








4匹目のブチはいい写真がなかった、、、。

この4匹。
誰かもらってくれる人おるー?
特にネズミを何とかしたい人とか。

2年ぐらい前に廃材天国ではネズミが大発生した。
でも「まあネズミぐらいええわー。」と思ってた。






こんな隙間にネズミが巣を作って、夜はそこら中を走りまくってた。
何せ、天井の上で走ってるんじゃなく、すぐ壁に巣があった。

にこちゃんをはじめ、ちびっ子たちからダニでボロボロになっていった。
あっこちゃんも寝れないにこちゃんをあやすのが大変で、「実家に帰ろうか、、、。」とまで至ってた。

これはネズミにの巣に寄生する「イエダニ」という大きいダニの被害。
0、7㎜とかあって、肉眼でも見える。
ゼオライトの粉末を撒いたり、松の皮で煙幕をモウモウと焚いたり、壁面をトーチバーナーで焙ったり、、、。
全く効果はなく、結局ネコを飼うことでネズミは一瞬で居なくなった。

田舎暮らしにネズミは付きもの。
ネズミやダニも自然界に必要があって、存在してる。
こうしてネコを飼ってうまくバランスをとって、ちょっと離れてもらってたらいいだけ。

いやー。
当時のあっこちゃんのヒステリーぶりは、思い出しただけでも怖い、、、。

そんな、ダニが発生して困る家もないか?
でも、カワイイし、誰か飼ってくれんかなー。

  
タグ :ネコ

Posted by 陣 at 08:05Comments(1)廃材ハウス

2011年06月13日

遺伝子組み換えを認可したいんやと

勉強してる人には当たり前の「遺伝子組み換え」。
今、農水省は遺伝子組み換えの種を食用にすることを認可しようとしてる。

怖いのは放射能だけじゃないよん。
ダイオキシン、環境ホルモン、重金属、、、。
キリがないと思わずに、一つずつ勉強していこう。
どの問題も「そんなに体や環境にに悪いんなら国が禁止してるやろ。」と言うてた人も今回の放射能のことで多少は目が醒めたんちゃう?
政府は国民の健康のことなど、一切考えていないとハッキリ分かったはずやろ。
省庁が異なれば言ってる事はバラバラ、総理や大臣なんかどうせすぐに変わるんやし。
自分や家族の身は自分で勉強しないと守れないで。
こんなん、「沈黙の春」や「複合汚染」の3、40年前から実は分かってる人には常識。

簡単に言うと、じゃがいもの遺伝子に除草剤に耐性のある遺伝子を組み込む。
で、除草剤をバンバンやっても枯れないじゃがいもになる。
これはモンサント社という、有名なラウンドアップという除草剤を作ってる会社が仕掛けてる。
除草剤に耐える遺伝子を組み込まれたじゃがいも食って、いいわけないじゃん。
もちろん、農水省の言い分は「専門家が安全と言ってる。」やろ。
そういう政府なり、大手の業界の息のかかった専門家がアテにならないことは、今回散々テレビでやったやん。

以下、ナチュラルハーモニー(固定種など、自然な種屋)の情報から転載

日本では、ダイズ・トウモロコシ・ナタネ・ジャガイモ・綿実の5品種と、
これらの作物を主な原材料とする30種の
加工食品(豆腐・納豆・みそ・きな粉・コーンスナック菓子・ポップコーンなど)に表示義務があります。
ただし、醤油・ダイズ油・コーン油・コーンフレーク・マッシュポテトなどは、
検出技術の問題や製造過程によるタンパク分解を理由に表示義務はありません。

表示方法は、
1.「遺伝子組換え」(義務表示)
2.「遺伝子組換え不分別」(義務表示)
3.「遺伝子組換えでない」(表示義務なし)の3種類です。

「豆腐」と「コーン油」を例に日本の表示の問題点を考えてみましょう。
「豆腐」は表示義務がありますから、無表示の場合は「遺伝子組換えでない」と同じ意味になります。
ところが、「コーン油」は表示義務がありませんから、
無表示の実態は「遺伝子組換え」または「遺伝子組換え不分別」の意味になります。
実際、大手の食用油製造メーカーへのアンケートでは、
回答の100%が「遺伝子組換え不分別」だったといいます。

つまり、表示義務のある30品目を知らなければ、
消費者にとって無表示の意味は全く逆になってしまうのです。
また、「遺伝子組換えでない」の表示でも、
重量で5%未満の遺伝子組換え作物の混入は許されています。

実際、米国から輸入される遺伝子組換え未使用ダイズでも約1%の混入があります。
ちなみに、EUでは混入率は0.9%未満と規定されています。

パブリックコメント 記入フォームはこちら!
https://www.contact.maff.go.jp/maff/form/b3da.html

簡単やから、フォームに従って、「やめてくれ!」と書くだけ。
こんなんが認可されれば、よく知らない生産者は産直なんかに有機野菜として組み換え作物を置くことにもなるやろね。

前に書いた、ネオニコチノイド系の農薬を使った方が、作物に浸透して持続性があって、散布回数が減らせて「減農薬」と表示できるというカラクリも面白い。
しかも神経毒なんで、小さな子どもの脳などに害がある。

何でも、影響を受けるのは赤ちゃんや子ども。
こういう事は「勉強してもキリがない。」んじゃない。
勉強するほど、問題の根幹が見えて面白い。
今までの価値観がガラッと変わる。

で今まで型の、計算高くて保身を考えるような人や会社は淘汰される。
仕事がなくなるどころか、仕事は山ほどある。
電力会社は自然エネルギー、農薬会社は無農薬推進に変われば生き残れる。
というか、そうせざるを得ない。
こんなにもシンプルで簡単なことが「今までの常識」に縛られたおっさんには難解。

ウチもキッチリできてない「自家採種」をドンドンやっていこうっと。


  
タグ :常識

Posted by 陣 at 07:27Comments(0)社会

2011年06月12日

久々のピースウォーク

かつて、NPO法人「ネットワーク地球村」の活動を熱心にやってた頃。
全国の市町村の首長に「平和のメッセージ」をもらったり、各地でピースウォークを盛んにやってた。
松山や高知の商店街にも出かけたり、高松でもやった。
当時、動物の着ぐるみを着たり、子どもや犬も連れてやってた。
トトロの「さんぽ」をかけて歌いながら。
07年のてんつくマンの「地球温暖化防止号外新聞」を3000万部配るという時にも高松の商店街で行列で配った。
その時は「褌学会」も乱入して、ヒンシュクをかったもの、、、。

昨日も、香川ではおなじみの顔も多く、「久しぶりー。」といういい再会にもなった。


河野さんも、自作竹スピーカーをキャリアにセッティングして登場。
ケンイチくん、ミツくん、ぺロくんも来てた。
まだおったんかー!?
そろそろ旅立つそうな。


こんな感じで高松駅をスタート。
サンポートの前を通り、四国電力前を経由して商店街へ。


プロジャンベ奏者のトウヨウくんもネクタイを締めて登場。
油性のマーカーでジャンベの皮に直接書いてる所が躊躇がない証。


超久しぶりの商店街。
アーケードが高くなって、リニューアルされてる。
丸亀街商店街の大半が工事中。


ちびっこたちは自分で作った廃材の剣でひたすらチャンバラ。


いつもの田町の交番前で、署名を呼びかける。
プチライブもあった。
中心の元県議の渡辺さとこさんに、突然振られて秋山ファミリーも前で喋ることに。
突然でももちろん焦ることもなく、ちょこっとスピーチ。
僕があっこちゃんに振ると、超焦ってたけど、、、。

歩いてると、拍手をして賛同してくれる人もいたり、途中で飛び入りで参加してくれる若いカップルもいて嬉しかった。
田町での署名もどんどんしてくれた。
もちろん、「無関心層」もいるには居る。
でも、今までの経験の中でもかなり好反応やった。
何しろ地域の首長がOKしないと原発を建てたりできない。
来年の4月までで、残ってる18基の原発も検査の為に止まる。
そこからマジにヨーロッパのように自然エネルギーにシフトできるかどうかは、全国民にかかってる。
この署名だって、滅茶苦茶な数が集まれば当然力になる。
てんつくマンが呼びかけてる署名(彼のサイトからダウンロードしてね)は全国展開していくそう。

いやー。
益々楽しくなってくる。
今までの常識は物理的にも通用しなくなる。
エコだ意識の向上だとかいうよりも、今の経済というチャチなシステムが回らなくなれば更にみんな解放されること請け合い。
今回、国家の政治や行政がいかに国民の害にしかなってない事も証明してくれたし。

国なんかほっといて、自分たちで生きていく。
まだ経済が稼働してる間に、全部の原発と超溜まり放題の核のゴミは処理せんといかんという宿題も残ってるけどね。
こんなラッキーでワクワクな時代を一緒に生きるみんな。
ほんとにありがとう!



  
タグ :

Posted by 陣 at 11:12Comments(2)社会

2011年06月11日

脱原発100万人アクションin香川

全国一斉の脱原発アクション。

まあ、気持ちとしては脱危険に向いたくない人なんかいない。
原発=危険というのがここまで明らかになったのは初めて。
まあ、お金と命とどっちが大事?ということ。

香川でも行われる。
まだ今からでも間に合う。
うちもちびっ子たち連れていくぜーーー。

こういうのに軽気持ちで参加しよう。
昔のデモの雰囲気じゃあない。
パレードみたいなもん。
子ども連れの方が楽しいし。
滅多に行かない高松の街に行く理由が、脱原発アクションというのもオシャレなもの。


2011/06/11 脱原発100万人アクションin香川
脱原発100万人アクションin香川
日時:6月11日12:50~15:0
@高松市JR高松駅 → 商店街をウォーク → 田町交番前
(主催):6.11脱原発100万人アクションin香川実行委員会
(問合せ)087-813-0715 FAX:087-813-0715 Email:yoko820@mail.goo.ne.jp

12:50 JR高松駅前集合
    高松高裁に申し入れ(原発裁判での司法の責任)
    四国電力に申し入れ(伊方原発を止め、自然エネルギーにシフト)

13:30頃~ 三越前から商店街を脱原発ウォーク

14:00頃~ 田町交番前で街頭ミニライブとアピール
福島の子どもたちを救う活動への募金協力者にフェアトレード・コーヒーと手づくりお菓子を。
      署名活動など。

全行程でなくてもどの部分からでも参加OK。
コスプレや飛び入りミュージシャンも大歓迎。

子どもさん連れの方にも参加しやすいウォークにしたいと思います。
「脱原発」の思いを形にして歩きましょう!

主催者側でもいくつかポスターを準備しますが、
手づくりのプラカードや旗、楽器、音の出るものなどがあれば、ご準備ください。   
タグ :パレード

Posted by 陣 at 10:51Comments(0)社会

2011年06月10日

教育と食

野遊(9)はここの所、毎日学校に行ってる。
4年生やから当たり前かもしれんけど、ウチでは行くか行かないかは彼ら自身の選択。
そして、それを親として責任を持って見守る。
ちなみに土歩くんはホームスクーリング中。
先日、プチトマトの苗を植えるというので放課後に行ったよう。

そして給食じゃなく、弁当を選択してる。
今までも弁当持参やったけど、5月は「やっぱり給食にする。」と言って、一ヶ月だけ給食を選んだ。
6月からはまた弁当。
玄米菜食の家の料理よりも、さぞかし給食の肉団子やプリンやパンの方が魅力的やろ思うけど、一ヶ月で「もうええわ。」という感想やった。
松見歯科の指導や小児科医の「真弓定夫先生」のマンガも読んでるというのもあるし。

もちろん、朝一からあっこちゃんが本気モードであれやこれや作るんで、市販の加工品や肉ナシでも、ウチのちびっ子たちは喜んで食べてくれる。
肉ナシ、砂糖ナシの家庭料理なんて考えられない人が大半やと思う。
でも、廃材天国の出店の品々を食べたことのある人なら分かると思うけど、決して貧しくて我慢してやってる食生活じゃあない。
ソースから漬物まで徹底的に手作りを味わうとそっちの方が美味しい。
「添加物を排除する!」とか言わなくたって、市販のものを買わずに手作りすれば入ってないのが当たり前。

この「食」というのは毎日の習慣で繰り返されてるのが通常。
「玄米菜食」とか「マクロビオティック」というのは自分の身体と感覚で「選択」するという事。
杓子定規に宗教や思想で「ドウブツセイのものを一切摂らない」とかいう次元とは全く違う。
もちろん、家族の中でもみんな違う。
年齢、性質、季節、その日の作業などによってどんどん変化するべきが「食」。

もちろん瀬戸内海の地魚も食べるし、猪肉を頂いたりすると喜んで食べる。
放し飼いで鶏を飼ってた時は卵も食べてたし、時々殺して食べてた。

要は添加物や放射能のような悪いものを「排除する」とか「逃げる」という姿勢ではダサい。
積極的な「手作り」という自分の行動で前向きに生きていく。
僕の座右の銘は「攻撃こそ最大の防御」!
積極的とか徹底的というのもキーワードやね。
というたって、20㎜シーベルト問題や偽装問題なんかは何とかせないかんけど、、、。


昨日はいなり寿司。
弁当を作るついでにたくさん作って、家にいる組のお昼ご飯になる。
寿司飯にもお揚げにももちろん砂糖はナシ。
寿司飯はりんごジュースと梅酢で作るのレシピが有名。
昨日の寿司飯は玄米、梅酢、自家製紅ショウガと自家製たくあんのミジン切り、たっぷりのすりゴマ、ちりめんじゃこ。
揚げは干し椎茸の出汁で炊いて味醂と醤油で味付け。
トッピングには自家製のミョウガの梅酢漬けをあしらう。


おとといハラさんにもらった破竹が超大量にある。
未だに毎日筍料理やー。
いわゆる古い西洋栄養学の「動物性タンパク質を採らないと、、、。」という理論から解放されるとほんとに楽。
栄養が偏ったりはしない。
雑穀料理の大谷ゆみこさんの言葉で「現代人は飽食の栄養不足」というのが深い。
栄養なんか摂り過ぎてるのに、もっと大事なミネラルや酵素が不足してる。
だから脳は「もっとくれ、もっとくれ。」と食べ過ぎるとも言えるんだとか。
この要らんものの摂りすぎを辞めて、水、米、塩、さしすせその基本調味料を本物に替える。
こんだけで十分。

習慣づいた「現代の食」から解放されて、手作りの贅沢な生活はほんとに楽しい。
朝から晩まで身体も調子いいし、頭も明晰に働くしね。
これはあくまで、僕の場合はこういう生活に至り、気に入ってるというまで。
他の人に強制したり、他の人の生活を否定するものじゃあない。

むしろ、こんな贅沢な生活が実現して恐縮なぐらい。
ま、できる所からやね。

急に奥さんがスイッチ入って、旦那や子どもがついて来れないというパターンもよく見かけるし。
まずは自然塩を地鶏にふって焼き鳥を家庭で焼くとかからでもええかもね。


  
タグ :手作り

2011年06月09日

古家のモリならぬ、新家のモリ

最近、雨じゃない日はお昼ご飯は外。
廃材天国は軒が深いから日陰で気持ちいい。


廃材の角材を繋げたテーブル。
廃材天国建築中に、お弁当食べたりお茶飲んだりする用に作った。
何年も経って、汚れたり雨に当たったりして黒ずんできた。
ので、ベルトサンダーで磨こう。


磨ききらないうちにお昼になったんで、とりあえずブロワでゴミを飛ばしてお昼ご飯。


キレイになった。
廃材でも、無垢材はこうして磨けばキレイな木肌が現れて蘇る。
もちろん、塗装なんかはしない。
汚れればまたこうやって磨けばいい。


これは廃材天国の象徴のような屋根。
この板の下はビニールシートで、その下に畳表のゴザ、その下は野地板。
常に雨は板の下のビニールの上を流れてる。
板を打ち付けるとビニールに穴が開くので、置いてるだけ。
それでは飛んでしまうんで、石を置いて押さえてる

実は、土砂降りの時には新築当初から雨漏りしてる、、、。
廃材でも新築は新築やからねー。
完成した最初の2年の固定資産税は半額免除で1万5千円になったし。

ビニールシートは3重構造になってて、素直に傾斜に従って排水されれば漏れないように考えたつもり。
でも、ビニールの上の板のおかげで土砂降りの際、水がかなり溜まりながら徐々に排水される。
その溜まってるうちに、どっかから毛細管現象で水が入ってくる。
トタンに穴があいて漏れてるようなのならコーキングで塞ぐとか、その部分を張り替えることで対処できる。
でも、こういう複雑な構造の場合、漏れてる部分と水が入ってる部分は全く別。
こんな構造じゃなくても、瓦の下にルーフィングで防水してる現代の家でも漏れ出すと大工さんでも原因を突き止めるのに苦労するそう。

08年から住み始めて、もう3年。
最初に天窓から漏れてたのは簡単に直った。
でも今、大雨の時に漏れる箇所は決まってて、石と板をかなりの面積外してまで、原因を追求するモチベーションには至ってなかった。
それで、先日の台風2号の時の漏れ方は半端じゃなかった。
大きめのブルーシートの上に何個も鍋を置いて何とか対処したけど、途中に鍋が一杯になって交換したぐらい。
あっこちゃんも「もういややーーー。」とキレかけ。


意を決して、原因追求することに。
まず、石を外す。


続いて板。
3年もすると結構腐ってる。
実は完全に屋根をリニューアルするアイデアは、ラオス旅行中にクールなのを思いついてる。
でもさすがに、まだ全部葺きかえるのは、、、。
今のデザインも気に入ってるし。


かなりの面積を外したようでも、全体のうちのごく一部。

ある程度板を外して、「もしかしたらココかいな?」という所にまでは至った。
もちろんここの所の雨で、ビニールは濡れてる。
とりあえず乾燥させてから。
このブルーシートは塩化ビニール。
塩ビには普通のシリコンのコーキングでは効かない。
農業用の塩ビ専用ボンドか、最近どのメーカーも出してる多目的系(セメダイン社のスーパーXとか)のでいくか?
ソコソコの量が必要なので、値段との兼ね合いやね。

何とかしたいけどなー。
と思いながらも行動には移せてない時って、何せ原因が分かってないんやから、何をしたらええかが分かってない。
分かってないから、「もう、屋根全部をやり変えんといかんのか?」という極論に走り、その作業量を想像して、先延ばしにしてきた。
もちろん、あのクソ大量の石だって自分で持ち上げた訳やから、また全部投げ落としてのリニューアルも楽しい作業ではある。
でも今回、ちょっとだけ石と板を外してみて、分かってきた原因があった。
もちろん、対策を講じて次の大雨を待たないと結果は出ない。

何でも、行動に移すと次のステップが必ず見えてくる。
自由な廃材建築家として、自分なりには解放されつつあると思ってる。
でもそれは単なる段階にすぎない。
「つつ」というのは現在進行系であり、終わりはない。
生きてる限りは、進化なのか暇つぶしなのかをやってないとしゃあないし。

また一つ壁を超えた。
この実感は自分のオリジナルな意思と、自分の行動からでしか得られない。

何にせよ、雨漏りは深いね。






  
タグ :雨漏り

Posted by 陣 at 07:54Comments(2)廃材ハウス

2011年06月08日

色々贅沢な手作り品

廃材天国雑木林計画でお世話になってる、三野町の友人から電話。
「桑の実が熟してるから取りにくる?」と。
あっこちゃん、土歩くん、にこちゃんとの3人で行った。


ジャムにした。
桑の実本体の写真撮り忘れたけど、熟して真っ黒なのは穏やかな甘味でほんとに美味しい。


桑の実って、芯の部分が固くてアミで裏漉しするのが超大変。
あっこちゃんがコツコツやってるのを見ながら、僕は絶対やりたくないし、現代人でこの作業やれる人は少ないやろなー、と思ったね。


小梅も、もらってきた。
こういうほったらかし状態のものは当然無農薬やし、タダでもらえるのが何より。
これも、芯の部分を一つ一つ金串でポチッポチッと取る作業が中々大変。


ボウルの中で自然塩をすり込み、ビンに入れる。
ニガリもちょっぴり。
これは梅干しじゃなく、カリカリ梅にするんだと。


これは先日、鈴木博之さんのセミナーに来てくれた、佐藤さんが持ってきてくれた。
本業は軽天や内装で、こういう廃材がよく出るそう。
佐藤さんも、僕ら夫婦と同じく「ネットワーク地球村」の講演でスイッチ入り、今は徳島の自然農の沖津さんの所にも通ったり熱心な勉強家。


いい角材なので、覆いをして雨に当てないようにしとく。
この覆いのプラスチック板はパレットの上に敷く養生材の廃材でJAからもらった。


最近、廃材ネタが多いんで、昨日の晩ご飯も、
破竹とくるま麩のハンバーグ。
味醂と醤油の餡かけも美味しいけど、ハンバーグのネタに3年味噌でしっかりと味を付けとくのがポイント。


キャベツと豆のスープ。
自家製トマトソースと塩コショウ、こちらも隠し味に味噌。  
タグ :手作り

Posted by 陣 at 09:16Comments(0)手作り、無添加

2011年06月07日

ハイザイハイ

5日の鈴木博之さんの廃材天国でのセミナーの日、11tダンプで、ドワサーッと下ろしてもらった廃材。
昨日から意気揚々と分別に入った。


この解体屋とは付き合いが長く、いつもは角材や丸太だけを持ってきてくれる。
今回、社長から電話で「竹や木っ端も混じってますが、どうでしょう?」と。
先日引き受けたトウヨウくんの廃材建築で建てる倉庫の為に、急ぎで長い角材や丸太がソコソコまとまって必要。
もちろん、竹やベニヤ、木っ端などは車で10分もかからない解体屋に持っていけばいいだけ。


ホームスクーラーのちびっ子たちはこんな作業も「やらせてー。」とワクワク。


超テンコ盛りに積んで、何と2車捨てにいって終わった。
ヤマアラシというかハリネズミみたいでカワいい。


目的の建築に使えるのはこんだけ。


これはカットしてキッチンや風呂の薪にする。


折れてる角材なんかもチェーンソーで切って薪にする。


貴重な板や細い角材。
これは以外な収穫。
いつもは最低でも10cm角のような太さなんで、こういう板や細い角材は手に入らない。
竹や木っ端ごと下ろしてもらったからこそ手に入った。


木の窓枠も。
僕の10年前から廃材建築の中では施工のしやすさと使いやすさで、廃材のアルミサッシを使ってきた。
一応取っとくか、という程度。

さすがに、「11tダンプのこの産廃を分別かー。」という自分の中の大変モードが多少なりともあった。
でも、やりだせばアドレナリン全開のワクワク作業で、一日で片付けた。
しかも、解体現場の「何でもとり放題。」の泥棒のようなワクワク感にも似た、発掘する度に「この無垢の板ええやんかー!」と言う喜びもあった。
結果として、たった一日の分別作業で、いつもは手に入りにくい板や細い角材も手に入ったという新発見があった。

今の廃材天国は伐採した丸太なんか切って持ってきてくれるのが当たり前やし、廃材の角材なんかもキチッと分別して持ってきてくれるのが当たり前になってる。
それだけに今回のゴミまみれの産廃状態からの分別は初心にかえったよう。
長野のカナディアンファームのハセヤンは30年前に廃材建築を始めた当初、道路のカーブにたまってる砂利を集めて基礎にするコンクリートを練ったという伝説を持ってる。
僕も解体現場には足しげく通い、現場で一緒に作業しながら材料を分けてもらったもの。
社長に気に入られるだけじゃあダメ。
現場のベテランのおっちゃんに「アンちゃんようやるな。」と認められてこそ、色々融通してくれるもの。

今回も軽トラ超満載で資材置き場に返しに行くと、ユンボに乗ってる職人さんが、目を丸くして「こんなん持っていったんかー。」とびっくりしてた。
それを「いつも持ってきてもらってますから、このぐらいの分別はやりますよ。」とサラっとこなす。
それで信頼してくれて、またお世話になれる。

一人が一日思いっきり動けば相当な作業ができる。
それが芯から自分のやりたい事で必要な仕事であれば。
タダで廃材が手に入るという事と、このワクワクでハイになれる作業というプロセスそのものが楽しい。
よく、手段と目的が入れ替わると言うけど、いい意味でまさにそう。

いやー、ほんとに楽しかった。
こんだけのやりきった感の上に飲む極上ビールがまた最高!


  
タグ :ハイ

Posted by 陣 at 07:48Comments(2)廃材ハウス

2011年06月06日

移動式ピザ窯モデルチェンジ

最近は出店も少なく、今のうちに次の移動式ピザ窯の出動に向けてリメイク。

常に、軽トラを運転しながら「ちゃんと窯って付いてきよるんかな?」と心配になる。
もちろん、スーパー田村さんの指導を受けながら作った牽引システムは全く問題なく、鉄材が劣化したり、無理がかかって激しくすり減ったりしてる様子はない。
それでも、「もしかしたら、、、?」と、何かあって、窯が外れたりすることはあってはならない。
当然、後続の車にドッカーンとぶつかって大事故になる。


真ん中の上から突き刺した5分の鉄筋は抜けないように、ワリピンを入れてある。
トラクターなんかの農機具でもこういう風になってる。

ここの所、「もし、今の牽引装置が外れても大丈夫な安全装置を作りたいなー。」と考えてはいた。
ワイヤーかチェーンで保険的に二重に繋ぐというアイデア。
金物屋かホームセンターに部材を見に行こうとした瞬間、もらってきてる廃材のチェーンの存在を思い出した。


コレ。


これはシャックルというチェーンを脱着するための金物。
先日、解体現場から取ってきてたもの。


コレは鉄工所の廃材で、カットしてチェーンの端に溶接してシャックルにかける部材を作る。


こんなん。
「ジョジョ」の空条承太郎の学ランに付いてるようなデザインになった。


で、こうなった。
ちゃんと毎回簡単に脱着できるようにした。


本当は、最近ピザ窯の焼き係を担当してくれてるハラさんの要望で、コレを作ってた。
ピザを乗せて焼く鉄板を途中で引っ張り出して、180°回転させる。
コレがあるとスムーズにその作業ができる。

そこから、「折角溶接機も出したし。」という流れでついでに作った。
「こういうのがあったらええなー。」と思いながら、「おっ、この廃材で作ろ♪」と閃くのが楽しい。
で、作業しながら「もっと、こうしたらええな。」という臨機応変なアイデアで仕事を進める。
この「直感」と「即興」の力はやればやるほど進化する。
それを磨くのが廃材建築なり、廃材鉄工。

ま、大人の遊びやね。
で、この公式。

遊び=仕事=生活

これが廃材天国の根幹だぜ!






  
タグ :チェーン

Posted by 陣 at 07:26Comments(0)

2011年06月05日

「自立する生き方セミナー」中に11tダンプ

鈴木博之さんの「自立する生き方セミナー」。
20人以上の人が来てくれて、盛況のうちに終わった。



一部では「素晴らしい日本の再発見」と題して、本当の歴史の話。
よく経験に学ぶというけど、自分の経験なんて短い人生の中でたかだか知れてる。
この「歴史に学ぶ」というのは僕もそんなにしてなかったけど、ほんとに史実から見えてくるものは目からウロコ。
古事記や日本書紀の神話の話、や皇室の話。
白人の侵略の歴史。
どの国も王朝がコロコロ変わってるのに、日本だけは天皇家が続いてきたのが一番のポイント。
これからの日本の役割、自分の役割が益々見えてきた。

二部の「自立する生き方」では、今回の震災で今までの価値観は180度変わったという話。
今の世界情勢、経済情勢、これから来る経済津波に対する対応策。
これはもう、みんな気づきつつあるけど、食べるものとエネルギー、一緒に生きていく仲間。
後は「〇〇するべき。」という今までの常識や囚われからの解放。
これは両輪で、バランスよく進化というか変化していくもの。
どっちかだけ進めるのは無理。
これは言葉にすると簡単やけど、昨日集まった人の中でも面白いほど段階が違う。
まあ、焦らずにボチボチにね。

極端な話、経済がどうなろうとも生きていけるのは、「何が起きても何とかして生きていける!」という強固な自信に満ちた自分の意思。
少なくとも10年間廃材ライフを送ってきた僕には、心配とか不安という感情はナッシング。

その上で、どうせ余ってるお金があるならニュージーランドやオーストラリアの銀行に預けとくというノウハウを博之さんに教えてもらった。
英語ができない僕としては、向こうに住んでるお世話好きの村上さんのサポートがずっと受けられるのもありがたい。
やってしまえば何てことはないけど、やっぱし初めての人は不安が大きいようで、質問タイムには色んな具体的な話を織り交ぜて丁寧に博之さんが応えてくれた。
NZの銀行に送るFAXとか、向こうから送られてくる書類なんかも見てもらったりした。

そのセミナー中に廃材天国に11tダンプが到着。
いつもの解体屋が今度の廃材建築の材料を持ってきてくれた。


いつもはちゃんと分別して持ってきてくれるけど、今回は建具やら竹なんかも混じってぐっちゃぐちゃ。
社長と現場のやりとりがきちんと出来てなかったみたいで、たまにはこういう事もある。
まあ、ボチボチ自分で仕分けるだけ。

夜は博之さんを交えて、数人だけ残った仲間と一緒に晩ご飯。
そこでも更にコアな情報を教えてもらったり、楽しい会になった。

結局お金って、包丁なんかと同じ道具。
使い方次第で、みんなに喜んでもらえて自分も幸せになるし、みんなに迷惑をかけて自分も不幸にもなる。
特に日本人って、「お金の話はタブー」的な所があるしね。

倹約とケチは違う。
よくお金持ちほどケチというけど、ほんとに必要なことなり、そこに使うことでみんなのためになることに使おう。
無農薬のお米が1㌔600円だったり、手作りの塩が500g1000円だったりするのは正真正銘の適正な価格。
大手の会社がコマーシャルで刷り込んで、売りつけるようなものから解放されればお金に困ったりはしない。

お金+我欲=不幸
お金+公欲=幸せ

この公式は超分かりやすい。
自分が判断に迷ったら必ずこれを思い出そうと思う。
それは自分だけのための刹那的な使い方じゃあなかろうか?
NZ預けてるお金で、家や車や電化製品を買う訳じゃない。
ましてや外食や服などの贅沢品には絶対に使えない。
かと言って寄付や義援金って僕は好きじゃない。
自分が使ってこそ活きる使い方がある。
自分の役割を加速させ、たくさんの人が解放されるためにこそ使える。

まあ、自由になりほんとの自分の役割を見つけるとか言うても、考え方も千差万別。
ウチはたまたまこういう路線になったけど、みんなが同じように考える訳じゃない。
全てにおいていい悪いはない。
自分が納得するかどうか?
そこがブレなければ楽チン。

あ、博之さんのセミナーのレジュメとCDが欲しい人はメールしてねー。
haizaitengoku@gmail.comまで!



  
タグ :セミナー

Posted by 陣 at 10:16Comments(4)イベント

2011年06月04日

びわエキス

「自然療法」の開祖、東城百合子さん。


自宅出産、自然療法、自給自足、手作りなどのオルタナティブライフ実践者のバイブル。

この中でも、一番出番の多いのが「びわエキス」。
うちのちびっ子たちは蚊に刺されて痒くなると「びわエキスーーー。」と2、3歳から自分でつけてる。
後、薪の生活で多い火傷にバッチリ効く。
痛くなくなるまでつけ込んでおくと、水ぶくれにすらならない。
もちろん、うちの子らはもう火傷なんかしないけど、体験者の子らに多いね。

<効能と使い方>
火傷の時すぐにこれに漬け込み、出しても痛くなくなるまでずっと漬け込むと、後の痛みをとる。
アトピー、湿疹、かゆみ、虫さされ、水虫にも効く。
腰痛、肩こり、ねんざの時は2、3倍に薄めて湿布する。
歯痛、口内炎、歯槽膿漏の痛みには口に含むと痛みをとる。
のどの痛みには薄めてうがいをする。
切り傷などの消毒としても有効(沁みる場合は薄める)。
化粧水がわりにつけるとしっとりする。
胃腸のもたれ、疲れた時など、オチョコ一杯を5、6倍に薄めて飲むと疲労回復。


近くの自生してるびわの木の葉を採らせてもらう。


この洗う作業が中々大変。
古いガタガタの葉ほど効果がある。
そういう葉はホコリや汚れも多い。


土歩くんもにこちゃんもこういう大人の作業に必ず「やらせてー。」と加わる。


原材料はホワイトリカーとびわの葉と種。
3ヶ月漬け込むとOK。
最近ではこういうビンに詰めて、イベント出店の時に売ってる。
まあ、そんなに生産できるもんじゃないんで、たまに売れるぐらいで丁度いい。
一回買って効果を実感すれば、自分で手作りできるし。
どこでも山の方に行けばびわの木は自生してる。
それを採ってきて、ホワイトリカーに漬け込むだけ。
是非これは自分で作ってみてねー。

  
タグ :びわ

Posted by 陣 at 07:25Comments(3)手作り、無添加

2011年06月03日

4年ぶりのタッキーはインドから

昨日は廃材建築で倉庫を建てる、施主のトウヨウくんと打ち合わせ。
大体の、工法、材料(どんな廃材を使うか)、デザイン、工期、予算、なんかをプレゼンした。
6月の半ばから現場に入る方向。
プレゼンとか言うたって、正式な業者のような見積もりがハッキリしてる訳でもないし、デザインなんか作りながら変わっていくやろし、工法でさえ作りながらのノリで決めていくのが廃材建築。
何しろ材料が廃材なんで、ハッキリと「ココにこういう材木を使って、、、。」とか決められない。
その時に手に入る材料で作る。
もちろん、解体屋の社長や材木屋の社長に相談して、段取りを初めてはいる。
最近は廃材天国に、新しい建造物を作ってなかったし、ちょこっと軒を作るぐらいのことで廃材天国内の廃材でいけてた。
それだけの、改めて自分の足で色んな業者の資材置き場を回っての交渉はとっても楽しい。
交渉と言えば固いけど、「コレって棄てるんですかー!」みたいな話から色んな事情を聴いてるうちに、新たな展開が生まれる。
もちろん、その中から自分が使えそうな廃材をもらう所にもっていく。
何しろタダでもらうんやから、向こうにもメリットがないといけない。
廃材の入手は双方にプラスになる関係性じゃないと成り立たない。

自分の所以外での廃材建築として、全てを作るのでは最大の規模。
小豆島のてんつくマンの所も大きかったけど、最初の電柱を埋め込んだりの取っ掛りだけで、全部の工程を僕がやった訳ではないからね。
徳島のマツケンの所なんかも規模は小さかったし。

何にせよ、超楽しみーーー。
サブのスタッフには元居候のしょうたくんとトウヤ(あっこちゃんの前の旦那の子ども)を呼んでる。
若者が二人も居れば随分ペースが違うからねー。
もちろん、主のトウヨウくんも一緒に手伝う。
しょうたくんは経験者やけど、僕の廃材建築のスタッフは素人でもいい。
人数が居ての人海戦術でバリバリ進める作業多し。
ま、棟梁が素人出身のなんちゃって建築家やからねー。

夕方廃材天国に帰ると、4年前に自転車で日本一周してる道中に廃材建築を手伝ってくれたタッキーが来てた。
彼女は当時19歳だった。
今はインドの田舎の大学で美術の勉強をしてる。
専攻はテキスタイル(染とか織り)。
もちろんインドなだけにアーユルヴェーダやインド料理も学んでるそう。
インドは世界一ベジタリアンの多い国。
豆のマサラ、カリフラワーのサブジ、じゃがいものサモサ、ほんとに多様な野菜と多様なハーブのバリエーションは面白い。
早速、昨日はブロッコリーのカレーと筍のスパイス炒めを作ってくれた。
もちろん、手で食べるのが美味しい。
よほど高級なレストランにいかないとフォークとスプーンはないそうな。
これから3年間は向こうに居るんだと。
タッキーにオーガナイズしてもらって、インドで廃材建築なり、窯作り(陶芸でもピザでも)のワークショップが開けるとええのになー。
タッキー曰く、「可能性は十分ありますよ!」と。
うーん、今度はいよいよインドかー。

更に夕ご飯後は十河さんと玉井さんとで今年の「どくんご」の打ち合わせ。
チラシにQRコードを入れる為に、昨日の夜このブログ上にどくんごのカテゴリーを作った。
そのカテゴリーに今後の情報を書いていくので、常にチラシのQRコードからそこへ飛べるようにする。
というのはパソコンの専門家の十河さんのアイデア。
さっすがー!
手作り市も含めた情報を追々アップしていくよ。


  
タグ :廃材建築

Posted by 陣 at 07:24Comments(0)廃材ハウス

2011年06月02日

今年も10月にどくんご来ます!

今年も秋にテント劇の全国巡業してる劇団「どくんご」が廃材天国の庭にテントを建てて、芝居をしてくれます!
今年はテント劇も手作り市も2日間連続開催!
これからチラシも出来上がってきて宣伝していきます。
手作り市の出店者も募集中!

10/22(土)23(日)の二日間。
手作り市は朝の10時から夕方6時まで。
どくんご公演は7時スタート。
  

Posted by 陣 at 19:53Comments(0)どくんご

2011年06月02日

廃材天国セミナー「自立する生き方」迫る

次の土曜の6/4、鈴木博之さんを迎えての廃材天国でのセミナー。
着々と準備が進んでる。

http://kadoya.ashita-sanuki.jp/e409460.html
先日の日記での説明。

いつもは県内の知り合いを中心に、という感じから、初めての人で県外からの参加者が次々とメールで申し込んで来てくれてる。
やっぱし、以前から関心のある人たちは今回の震災後の経済の展開を勉強しようとしてるというのが伝わってくる。
セミナーの後の質問タイムに具体的な相談も出来るし。

何も、ウチのような薪の生活を送ることだけがロハスなのではない。
アメリカの国債に注ぎ込まれた郵貯のお金や、無駄なODAで外国に迷惑をかけまくってるのが日本の銀行に預けてるお金の正体。
こういうものも環境破壊の典型。
お金の力で原発だって成り立ってきた訳やし。
お金の話って、「ウチはないから。」とタブー化してる所がある。
でも好きな人は投資だなんだとコツコツやってる。
そういう自分だけのための資産運用とかじゃない、みんなのためになるノウハウがある。
お金や電気、ネットのお陰でグローバリゼーションも環境破壊も加速してきた。
でも、そういうものに目を背けるんじゃなく、思いっきり駆使するのが今からの世代。
ツイッターやフェイスブックもそうやし、ソフトバンクの社長の動きもそう。

「国家や経済がどうなっても逞しく生きていく。」のにお金は要らない。
その「金がないと、、、。」という呪縛からの解放。
廃材天国というか秋山家では一生金に困らない生き方を身に付けた。
それはたくさん稼いで、たくさん貯めてるからではない。
あんまし使わんから無理して稼ぐ必要がないし、入って来たお金は本当に価値のあるものにしか使わない。
そのことで、自分の時間を全てしたい事に投入できる。
その事が結果としてエコや自分たちの健康にも繋がってる。
これはほんとに深い問題やし、僕らだって学んでる最中。

今回は経済のセミナーだけに留まらず、「素晴らしい日本の再発見」というテーマでの日本人のルーツも新たに加わって興味深い内容。
自分に自信を持って精一杯生きていけるためにも「本当の歴史」を知るのは重要。
どうしても今のメディアは「日本は戦争でアジア諸国に大して大罪を犯した。」という贖罪意識の刷り込みがある。

世界中で新しい白人の国の植民地化を受けていないのは、日本、タイ、トルコ、エチオピアだけとか。
その中でも、1400年も続く天皇家の意義。

アインシュタインが来日した時の言葉。
「近代日本の発展ほど世界を驚かせたものはない。一系の天皇を戴いていることが今日の日本をあらしめたのだ。私はこのような尊い国が世界に一ヶ所ぐらいなくてはならないと考えていた。」
「我々は神に感謝する。我々に日本という尊い国をつくっておいてくれたことを。」

ま、ここで長々と書くよりも土曜日に廃材天国まで来てもらうのが一番いい。
どうしてもこれない人には講演をCD化したりもするよ。

  
タグ :セミナー

Posted by 陣 at 07:01Comments(0)イベント

2011年06月01日

即席の巨大なトイ

小雨の時はそうでもないけど、土砂降りの時に風呂の煙突の付け根から雨が入って、ここの所何度か風呂が焚けないという事態になってる。
別にまた雨が上がれば何ともないんで、ほっといてた。


トイがないんで、雨が煙突を伝って根元からから入る。


鉄板&耐火コーキングで何とか誤魔化してきたけど、コーキングは痩せるし、土砂降りの時にはジワジワ入って、焚き口の中が浸水してしまう。

トイというても、廃材天国の屋根はとんでもなく大きいんで雨の量が凄まじい。
それと防水のビニールから落ちるのと、板を伝って落ちるのとで雨の落ちる位置が一定じゃない。
もちろん普通のトイではダメ。


金物屋に行って、谷に使う平トタンでも買うかなーと考えながら廃材天国内を物色。
で、コレが目についた。
セッパンという材料で、屋根材。
例えば20枚金物屋に発注すると、一番下に保護材として21枚現場に運び、一枚はゴミとして金物屋の資材置き場に持って帰る。
その置き場を通るたんびにチェックしてて、ある程度溜まったらもらう。
この金物屋とは一軒目の廃材建築の時からの10年以上の付き合いなので、そういう融通を利かせてくれる。
こういうのはホームセンターや大きい業者では難しい。
家族経営の小さな金物屋だからこういう付き合いが出来る。


こんな感じになった。
0、6㎜のは超重かった、、、。
こういう作業は一人ではキツイけど、何とか工夫次第で出来るもの。
見た目を気にしないから仕事が速い速い。
外観なり、仕上げなり、そんなに毎日毎日その部分をジロジロ見る訳じゃない。
作る時に徹底的にこだわって時間を費やすよりも、早く機能性を満たす方を重視する。
これが廃材ライフのコンセプト。


廃材天国の母屋と離れのゲストルームとの間。
ここにも小さな谷を設けてたけど、土砂降りの時にはサッパリ機能しなくてゲストルームの前に脱いだ靴はびしょ濡れになってた。


こんな感じ。
こんだけ深ければ大丈夫やろー。
これからの梅雨なり台風にもバッチリ。


離れて見たら別に気にならない。


同じくこっちも。

要するに、考える前に作業に取り掛かる。
廃材置き場から材料を物色しながら歩いてると閃きが来る。
地下足袋履いて、腰袋吊るして、脚立を立てる。
で、その場で即興で工法を考えながら、取り付ける。
いつまでも妄想にとどまるのか、動いて形に出来るのかの分岐点がここにある。
考えるな。
動け!


  
タグ :閃き

Posted by 陣 at 11:04Comments(4)廃材ハウス