2012年03月31日
栗の接ぎ木
ビニール張りの合間にあっこちゃんの親父さんが来てくれた。
「接ぎ木」の講師として。
彼は備前の実家の裏山に何十種類、100本どろこじゃない果樹を植えてる。
そこからもらってきた栗の実をあっこちゃんが廃材天国に植えてた。
9個植えて、3つ木になった。
去年、早速実をつけた木があった。
それはイガも小さければ実なんか食べる所のないようなものだった。
実生の場合はそういうもので、大きくて甘い実を得るために接ぎ木の技術がある。
大きくて甘いのが全てでもないし、野菜に関しては小さい方が美味しい場合が多いけど、栗や柿のような実物に関しては毎年小さくて甘くないのがなるよりはこういう技術を駆使したい。

もっと小さくてもいいらしいけど、このぐらい大きくなっても接げるんだと。

これも備前の親父さんにもらったブルーベリー。
接ぎ木の前に、「まだあんまし大きくならないんですよ。」と見てもらった。
「これじゃあ、おえんなあ。」
完全にほったらかし過ぎてて、色んな草の根がブルーべりーを取り囲んでて、クワで取り除いてくれた。
やっぱりそういう世話は大事なんやねー。

いよいよクリの接ぎ木。
ゆかりちゃんやハラさんも来てて、みんなに説明しながらやってくれる。

備前の実家から持ってきてくれた穂木をよく研いだナイフで削る。
「ポロタン」と「利平」という二種類持ってきてくれた。
接ぎ木をする今の芽が動く時よりも、穂木を採るのはタイミングが違う。
1月や2月の寒い時に採って、ボロ布に巻いて地中に埋めておくんだとか。

鋸で落として、切り口の形成層にナイフを入れて、手で広げる。

穂木を差し込んだ後はビニールテープをまく。
これだけ太さが違うと二本穂木を植えるんだと。
こうした方が木の修復が早いんだそう。

接ぎ目に雨水が入らないように蜜蝋をぬる。

念の為にビニールを被せて巻きつけて完成。
後は動かさないようにするだけ。
子どもたちのボールなんかが当たってもいけないんで、柵を作ろかな。
いやー。
意外と簡単。
これで、二種類のいい栗の実が採れるとはねー。
「接ぎ木」の講師として。
彼は備前の実家の裏山に何十種類、100本どろこじゃない果樹を植えてる。
そこからもらってきた栗の実をあっこちゃんが廃材天国に植えてた。
9個植えて、3つ木になった。
去年、早速実をつけた木があった。
それはイガも小さければ実なんか食べる所のないようなものだった。
実生の場合はそういうもので、大きくて甘い実を得るために接ぎ木の技術がある。
大きくて甘いのが全てでもないし、野菜に関しては小さい方が美味しい場合が多いけど、栗や柿のような実物に関しては毎年小さくて甘くないのがなるよりはこういう技術を駆使したい。
もっと小さくてもいいらしいけど、このぐらい大きくなっても接げるんだと。
これも備前の親父さんにもらったブルーベリー。
接ぎ木の前に、「まだあんまし大きくならないんですよ。」と見てもらった。
「これじゃあ、おえんなあ。」
完全にほったらかし過ぎてて、色んな草の根がブルーべりーを取り囲んでて、クワで取り除いてくれた。
やっぱりそういう世話は大事なんやねー。
いよいよクリの接ぎ木。
ゆかりちゃんやハラさんも来てて、みんなに説明しながらやってくれる。
備前の実家から持ってきてくれた穂木をよく研いだナイフで削る。
「ポロタン」と「利平」という二種類持ってきてくれた。
接ぎ木をする今の芽が動く時よりも、穂木を採るのはタイミングが違う。
1月や2月の寒い時に採って、ボロ布に巻いて地中に埋めておくんだとか。
鋸で落として、切り口の形成層にナイフを入れて、手で広げる。
穂木を差し込んだ後はビニールテープをまく。
これだけ太さが違うと二本穂木を植えるんだと。
こうした方が木の修復が早いんだそう。
接ぎ目に雨水が入らないように蜜蝋をぬる。
念の為にビニールを被せて巻きつけて完成。
後は動かさないようにするだけ。
子どもたちのボールなんかが当たってもいけないんで、柵を作ろかな。
いやー。
意外と簡単。
これで、二種類のいい栗の実が採れるとはねー。
タグ :接ぎ木
2012年03月31日
魅惑のビニール張り
ついこの間の日記で、廃ビニールを大量にもらったと書いた。
それを2日がかりで、カリちゃんと廃材天国母屋屋根のビニール張り。

これは去年の9月にしょうたくんと張ったビニール。
このまま半年以上経ってる、、、。

これで二重張り目。
ビニールはたくさんもらったんで、何重にも張ろう。
これで屋根の防水が出来るんやから最高。
ブルーシートは卒業したし、ルーフィングすら買う必要がない。

カリちゃんとにこちゃん。
去年、9月の時はビニールの所々にプラスチック板にボンドをかましてエアタッカ―で留めた。
強風で剥がれるのを心配しての策だったけど、やはりそこからジワッと水がしみ込んでる。
今回はビニールとビニールをテープで張り合わせただけ。
なので、ちょっと風が出るとお芝居の海の如く超ウネル。
この上のバラバラの廃瓦葺きが楽しみで半年も寝かせた甲斐はあったね。

滅多に見ない人、来たことのない人のために、廃材天国全景。
左端の離れは寝室、右端の黒い柱の草屋根の下が手掘りの井戸。
母屋の奥の二階の工房まで屋根は続いてる。
屋根の面積は実に80坪!
ここに、廃材じゃない新品の資材で葺く気はない。
借りにトタンやスレートでも何十万もかかる。
逆に何十万ぐらいの資材を張りこめば20年とか持つ訳やから、こんな廃ビニール張りの苦労から逃れられるという見方も出来る。
でもそんなの、この産廃で出来た家に似合わないじゃん。
これが都合がよくてねー。
「廃材天国に似つかわしくない。」という理由で、ことごとく資材を買わなくて済む。
「廃材で!」という自分の初期設定でこうも楽ができるとはねー。
労力が多少かかる言うたって、2日で廃ビニールが張れるんやから問題ない。
タダで出来るという魅力を上回るのが、段ボールやブルーシートの仮住まいで生活するようなラフで自由な感覚。
自由について回るのがラフ(荒いとか雑という意味の)。
僕なんか元々が繊細で丁寧なんで、こういう設定をかけて自分を解放させるのが手っ取り早かった。
自分の嗜好性と好みで選択するんだ!
とか言うてるけど、そんなのどんどん変えて行けばいい。
そのためにこの「設定」ってほんとに便利なもの。
その設定すら自由に出来るんやから。
お好みで「自分には出来ない。」という設定も悪くないのかも。
どっちだってたいした差はないんやから。
それを2日がかりで、カリちゃんと廃材天国母屋屋根のビニール張り。
これは去年の9月にしょうたくんと張ったビニール。
このまま半年以上経ってる、、、。
これで二重張り目。
ビニールはたくさんもらったんで、何重にも張ろう。
これで屋根の防水が出来るんやから最高。
ブルーシートは卒業したし、ルーフィングすら買う必要がない。
カリちゃんとにこちゃん。
去年、9月の時はビニールの所々にプラスチック板にボンドをかましてエアタッカ―で留めた。
強風で剥がれるのを心配しての策だったけど、やはりそこからジワッと水がしみ込んでる。
今回はビニールとビニールをテープで張り合わせただけ。
なので、ちょっと風が出るとお芝居の海の如く超ウネル。
この上のバラバラの廃瓦葺きが楽しみで半年も寝かせた甲斐はあったね。
滅多に見ない人、来たことのない人のために、廃材天国全景。
左端の離れは寝室、右端の黒い柱の草屋根の下が手掘りの井戸。
母屋の奥の二階の工房まで屋根は続いてる。
屋根の面積は実に80坪!
ここに、廃材じゃない新品の資材で葺く気はない。
借りにトタンやスレートでも何十万もかかる。
逆に何十万ぐらいの資材を張りこめば20年とか持つ訳やから、こんな廃ビニール張りの苦労から逃れられるという見方も出来る。
でもそんなの、この産廃で出来た家に似合わないじゃん。
これが都合がよくてねー。
「廃材天国に似つかわしくない。」という理由で、ことごとく資材を買わなくて済む。
「廃材で!」という自分の初期設定でこうも楽ができるとはねー。
労力が多少かかる言うたって、2日で廃ビニールが張れるんやから問題ない。
タダで出来るという魅力を上回るのが、段ボールやブルーシートの仮住まいで生活するようなラフで自由な感覚。
自由について回るのがラフ(荒いとか雑という意味の)。
僕なんか元々が繊細で丁寧なんで、こういう設定をかけて自分を解放させるのが手っ取り早かった。
自分の嗜好性と好みで選択するんだ!
とか言うてるけど、そんなのどんどん変えて行けばいい。
そのためにこの「設定」ってほんとに便利なもの。
その設定すら自由に出来るんやから。
お好みで「自分には出来ない。」という設定も悪くないのかも。
どっちだってたいした差はないんやから。
タグ :ビニール
2012年03月29日
土歩の誕生日会
実家で土歩8歳の誕生日会。
土歩の要望で鶏の足を焼いた。

鶏は讃岐コーチン。
自然養鶏とか放し飼いとかの超こだわりの鶏ではないけど、地鳥としてソコソコ美味しい。
塩コショウ、ニンニク、ショウガをすり込んで一晩冷蔵庫で寝かせてオーブンで焼いた。
「骨付き鳥」って丸亀名物みたいになってるけど、店のは塩もスパイスも超辛い。
一口食べたらビールガブガブ飲まないとムリ。
自分で味付けすると丁度いい美味しさに出来る。

鶏の足は子どもたちの分だけで、大人は鯵の天ぷら。
親父が「魚の大空」から仕入れてくれてた。
これも塩コショウと粉だけで超美味い。
こういうシンプルな料理は、素材、調味料、味付け加減、この3つが良くて美味くないハズがない。
鶏と鯵は僕が担当。

ゆかりちゃんの料理。
ブロッコリーとショートパスタの豆腐マヨネーズ和え。
粒マスタードとバルサミコ酢を利かせた洋風で美味しかった。

カリちゃんが採って来て作ってくれたタンポポのサラダ。
タンポポが生で食べられるのにはギリギリの季節になってきた。

これは母親の作った葉ゴボウの煮物。

ミル貝とワケギのヌタ。
これもゆかりちゃんが味付けしてくれた。

島ラッキョウの天ぷら。
これは意外な美味しさ。

えらい大勢の誕生日会になった。
廃材天国よりは狭いけど、実家のダイニングもソコソコ広いからね。
ひいおばあちゃんも台所までご飯食べに来れるようになってよかった。

あっこケーキ。
砂糖、卵、乳製品ナシとは思えない完成度やったよ。

なぜか源の作ってきた芋ケーキにロウソクを立ててた。
みんなで一品づつ分担して作れば夕方から準備して十分間に合うので楽。
誕生日にこそ、いい加減な外食になんか行きたくないからねー。

みんな腹一杯になっても、ケーキは食べましたとさ。
マクロビスイーツってカロリーは低くても、ズッシリくるから余計にねー。

ノワくんも大きくなってきて、人見知りが始まってきた。
彼も入れると、従兄らみんなで年に5回も誕生日があるんかー。
子どもたちは集まっただけでも十分に楽しいもの。
大人の誕生日会や結婚記念日なんかはどうでもええけど、、、。
土歩の要望で鶏の足を焼いた。
鶏は讃岐コーチン。
自然養鶏とか放し飼いとかの超こだわりの鶏ではないけど、地鳥としてソコソコ美味しい。
塩コショウ、ニンニク、ショウガをすり込んで一晩冷蔵庫で寝かせてオーブンで焼いた。
「骨付き鳥」って丸亀名物みたいになってるけど、店のは塩もスパイスも超辛い。
一口食べたらビールガブガブ飲まないとムリ。
自分で味付けすると丁度いい美味しさに出来る。
鶏の足は子どもたちの分だけで、大人は鯵の天ぷら。
親父が「魚の大空」から仕入れてくれてた。
これも塩コショウと粉だけで超美味い。
こういうシンプルな料理は、素材、調味料、味付け加減、この3つが良くて美味くないハズがない。
鶏と鯵は僕が担当。
ゆかりちゃんの料理。
ブロッコリーとショートパスタの豆腐マヨネーズ和え。
粒マスタードとバルサミコ酢を利かせた洋風で美味しかった。
カリちゃんが採って来て作ってくれたタンポポのサラダ。
タンポポが生で食べられるのにはギリギリの季節になってきた。
これは母親の作った葉ゴボウの煮物。
ミル貝とワケギのヌタ。
これもゆかりちゃんが味付けしてくれた。
島ラッキョウの天ぷら。
これは意外な美味しさ。
えらい大勢の誕生日会になった。
廃材天国よりは狭いけど、実家のダイニングもソコソコ広いからね。
ひいおばあちゃんも台所までご飯食べに来れるようになってよかった。
あっこケーキ。
砂糖、卵、乳製品ナシとは思えない完成度やったよ。
なぜか源の作ってきた芋ケーキにロウソクを立ててた。
みんなで一品づつ分担して作れば夕方から準備して十分間に合うので楽。
誕生日にこそ、いい加減な外食になんか行きたくないからねー。
みんな腹一杯になっても、ケーキは食べましたとさ。
マクロビスイーツってカロリーは低くても、ズッシリくるから余計にねー。
ノワくんも大きくなってきて、人見知りが始まってきた。
彼も入れると、従兄らみんなで年に5回も誕生日があるんかー。
子どもたちは集まっただけでも十分に楽しいもの。
大人の誕生日会や結婚記念日なんかはどうでもええけど、、、。
タグ :誕生日会
2012年03月28日
天ぷらカ―導入計画進行中
廃材天国の母屋の屋根。
大量の石乗せfの板葺きを止めて、ビニールハウスのビニールだけにしてる。
一応雨漏りは止まってる。
でも、まだ借り状態。
このまま夏を迎えると、ビニールハウスの中と同じになってサウナ天国になってしまう。
今のビニールの上に何重にも廃ビニールを張って、廃瓦葺きの実現が急がれる。
アチコチに声をかけて、廃ビニール待ちを半年もやってる。
ここ何日かでも随分電話したけど、中々当たらない。
ビニールハウスの大きなビニールではないけど、前から言ってくれてるレタスのトンネル用のビニールがある。

レタスのメッカ大野原まで取りに行ってきた。
ワンシーズンしか使ってない上に、立派な漆喰の納屋の二階に保管されてて状態はAA級。
廃材ってほんとにピンキリで、マジににボロボロのからこういうのまで様々。
よーし、これで延々と保留中の屋根の葺き替えを進められるぞー。

コレなーんだ。
ドラム缶よりは小さいけど、結構大きなタンク。
天ぷらカーの燃料である、天ぷら油の貯蔵用。
これから毎週入ってくる廃油を溜めておく。

ホームセンターでバルブの部品を色々買ってきた。
タンクの上はジグソーで切った。
この写真はタンクの下の方に穴を開けて、ステンレスの口を取りつけ中。
ちびっ子がやりたがりで助かったー。

2つ付けた。
これは「満月屋」さんに電話で聞いて加工した。
廃油にもあらゆるグレードがあるんだそう。
ほんとにサラサラの良い状態のから、まっ黒のまで。
満月屋さんのようなベテランはいいのしかもらわないようにしてるんだそう。
でも、全国には色んな人が色んなやりかたで廃油をもらって燃料にしてる。
その中のアイデアでこういうタンクがあるんだそう。
沈殿させていい所を取る方式。
下のバルブはドレンで悪い油を棄てる時に使う。
上のバルブからいい油を取る。
要するに、まずもらってきた油をこのタンクに入れて沈殿させてソコソコいい所を取る。
この後で、更に本格的な濾過の工程があるんだそう。
それは満月屋さんが来てくれる4/14のワークショップの時に作る。
最終的に精製済みの燃料の保管場所もいるなー。
満月屋さんが中古ディーゼル車の段取りもしてくれた。
「天ぷらカ―導入計画」完全に具体的に進んできた。
「天ぷらカ―製作ワークショップ」
満月屋さんにお願いして改造してもらうだけじゃなく、改造するポイントを一緒に見学しながら説明してもらう。
ここが重要で、天ぷらカ―オーナーになるのであれば、今後のメンテナンスの為にも構造を理解しておく必要がある。
【日時】4/14(土)
【時間】朝10時から始めて、夕方には実際に天ぷら油で車を走らせる。
【場所】廃材天国
【参加費】ナシ 希望者にお弁当やあっこスイーツの販売します。
【問い合わせ】haizaitengoku@gmail.com 秋山陣まで
大量の石乗せfの板葺きを止めて、ビニールハウスのビニールだけにしてる。
一応雨漏りは止まってる。
でも、まだ借り状態。
このまま夏を迎えると、ビニールハウスの中と同じになってサウナ天国になってしまう。
今のビニールの上に何重にも廃ビニールを張って、廃瓦葺きの実現が急がれる。
アチコチに声をかけて、廃ビニール待ちを半年もやってる。
ここ何日かでも随分電話したけど、中々当たらない。
ビニールハウスの大きなビニールではないけど、前から言ってくれてるレタスのトンネル用のビニールがある。
レタスのメッカ大野原まで取りに行ってきた。
ワンシーズンしか使ってない上に、立派な漆喰の納屋の二階に保管されてて状態はAA級。
廃材ってほんとにピンキリで、マジににボロボロのからこういうのまで様々。
よーし、これで延々と保留中の屋根の葺き替えを進められるぞー。
コレなーんだ。
ドラム缶よりは小さいけど、結構大きなタンク。
天ぷらカーの燃料である、天ぷら油の貯蔵用。
これから毎週入ってくる廃油を溜めておく。
ホームセンターでバルブの部品を色々買ってきた。
タンクの上はジグソーで切った。
この写真はタンクの下の方に穴を開けて、ステンレスの口を取りつけ中。
ちびっ子がやりたがりで助かったー。
2つ付けた。
これは「満月屋」さんに電話で聞いて加工した。
廃油にもあらゆるグレードがあるんだそう。
ほんとにサラサラの良い状態のから、まっ黒のまで。
満月屋さんのようなベテランはいいのしかもらわないようにしてるんだそう。
でも、全国には色んな人が色んなやりかたで廃油をもらって燃料にしてる。
その中のアイデアでこういうタンクがあるんだそう。
沈殿させていい所を取る方式。
下のバルブはドレンで悪い油を棄てる時に使う。
上のバルブからいい油を取る。
要するに、まずもらってきた油をこのタンクに入れて沈殿させてソコソコいい所を取る。
この後で、更に本格的な濾過の工程があるんだそう。
それは満月屋さんが来てくれる4/14のワークショップの時に作る。
最終的に精製済みの燃料の保管場所もいるなー。
満月屋さんが中古ディーゼル車の段取りもしてくれた。
「天ぷらカ―導入計画」完全に具体的に進んできた。
「天ぷらカ―製作ワークショップ」
満月屋さんにお願いして改造してもらうだけじゃなく、改造するポイントを一緒に見学しながら説明してもらう。
ここが重要で、天ぷらカ―オーナーになるのであれば、今後のメンテナンスの為にも構造を理解しておく必要がある。
【日時】4/14(土)
【時間】朝10時から始めて、夕方には実際に天ぷら油で車を走らせる。
【場所】廃材天国
【参加費】ナシ 希望者にお弁当やあっこスイーツの販売します。
【問い合わせ】haizaitengoku@gmail.com 秋山陣まで
タグ :廃油
2012年03月27日
天ぷら油の契約
昨日は一つ契約が取れた。
廃天ぷら油の。
廃材天国に「天ぷらカー」を導入するのを決めて、アチコチに声をかけて廃油をもらえるべく動いてた。
「天ぷらカーワークショップ」は4/14(土)に決定。
和歌山から「満月屋」という車屋さんに来てもらう。
ウチで普通のディーゼル車を改造して、天ぷらカーにする。
近所のうどん屋に打ち合わせに行った。
その店は1斗缶に一つが5日に一回出るんだと。
店長さんが「ポリタンクを2、3個持ってきてくれてたら、それに入れるようにしますよ。」と言ってくれた。
先日もらった割烹の店でもそのぐらいペース。
す、既にかなりのペースで集まるようになってきたぞ!
ガソリンも軽油もいい感じに上がってきてるし、天ぷらカーには追い風。
ポリタンクを買おうと思ったけど、「待てよ!」と帰廃して、蓋がダメになった水のタンクがあったのを思い出した。
それと、知り合いの製薬会社からもらってるアルコールがポリタンク4つもある。

カリちゃん、土歩、にこちゃんに一升瓶に詰めてもらってタンクを空ける。

段取り完了。

この一升瓶も、飲んだ純米酒と焼酎瓶。
70%のエタノールで、ニンニクのエキスが入ってる。
ビワエキスにともらったものの、ニンニクがネックで使えない。
何か利用法がないかなー?
廃材生活で、買わずに段取り出来るのが嬉しい。
片づけや掃除の本がたくさんある。
「そうじ力」、「ガラクタを捨てれば自分が見える」、などの本でガラクタ=悪みたいなってるけど、これらはガラクタではない。
まず廃材ありき!
ある廃材から、「おっ。コレ使えるやん。」と家でも何でも作ってしまう。
一升瓶を2、3本溜まった時点で捨ててたり、使う予定もないアルコール入りポリタンクを「ガラクタ」として捨ててたのではこうはいかない。
そういう本を杓子定規に理解して、「あの本に書いてたから。」というのも取り掛かりとしてはええかもしれん。
でも、決めるのは自分の感覚。
それで自分で自分に「設定」をかける。
絶対的に正しいとか悪いものなんて存在しない。
「こっちの方がええと思うからする。」という自分の設定。
やっぱり、「廃材=材料」なのでガラクタとは別という論理に帰結する。
問題は集まる廃油を使いきれるかどうか?
通勤とかないし、そんなに毎日車に乗る生活じゃないからね。
夏やったら改造してないディーゼル車に入れても大丈夫みたいやから、精製して軽油の半値とかで売ろうかな。
これまたお約束のイリーガル???
廃天ぷら油の。
廃材天国に「天ぷらカー」を導入するのを決めて、アチコチに声をかけて廃油をもらえるべく動いてた。
「天ぷらカーワークショップ」は4/14(土)に決定。
和歌山から「満月屋」という車屋さんに来てもらう。
ウチで普通のディーゼル車を改造して、天ぷらカーにする。
近所のうどん屋に打ち合わせに行った。
その店は1斗缶に一つが5日に一回出るんだと。
店長さんが「ポリタンクを2、3個持ってきてくれてたら、それに入れるようにしますよ。」と言ってくれた。
先日もらった割烹の店でもそのぐらいペース。
す、既にかなりのペースで集まるようになってきたぞ!
ガソリンも軽油もいい感じに上がってきてるし、天ぷらカーには追い風。
ポリタンクを買おうと思ったけど、「待てよ!」と帰廃して、蓋がダメになった水のタンクがあったのを思い出した。
それと、知り合いの製薬会社からもらってるアルコールがポリタンク4つもある。
カリちゃん、土歩、にこちゃんに一升瓶に詰めてもらってタンクを空ける。
段取り完了。
この一升瓶も、飲んだ純米酒と焼酎瓶。
70%のエタノールで、ニンニクのエキスが入ってる。
ビワエキスにともらったものの、ニンニクがネックで使えない。
何か利用法がないかなー?
廃材生活で、買わずに段取り出来るのが嬉しい。
片づけや掃除の本がたくさんある。
「そうじ力」、「ガラクタを捨てれば自分が見える」、などの本でガラクタ=悪みたいなってるけど、これらはガラクタではない。
まず廃材ありき!
ある廃材から、「おっ。コレ使えるやん。」と家でも何でも作ってしまう。
一升瓶を2、3本溜まった時点で捨ててたり、使う予定もないアルコール入りポリタンクを「ガラクタ」として捨ててたのではこうはいかない。
そういう本を杓子定規に理解して、「あの本に書いてたから。」というのも取り掛かりとしてはええかもしれん。
でも、決めるのは自分の感覚。
それで自分で自分に「設定」をかける。
絶対的に正しいとか悪いものなんて存在しない。
「こっちの方がええと思うからする。」という自分の設定。
やっぱり、「廃材=材料」なのでガラクタとは別という論理に帰結する。
問題は集まる廃油を使いきれるかどうか?
通勤とかないし、そんなに毎日車に乗る生活じゃないからね。
夏やったら改造してないディーゼル車に入れても大丈夫みたいやから、精製して軽油の半値とかで売ろうかな。
これまたお約束のイリーガル???
タグ :廃油
2012年03月26日
またもんじゃ焼き
昨日の「さぬきオーガニックマルシェ」は完売御礼。
始めて一年のこのマルシェ。
一回目は移動式ピザ窯を出動させた。
その後、一日のお客が数十人という寒い時期を乗り越えて、ようやくたくさん来始めたそうな。
その原動力は松見歯科のたまさんのエネルギーが凄い。
あっこちゃんたち、出店者で近くのカフェなどのお店にフライヤーを置いて回ったりもしてる。

源とゆかりちゃんは「はなうた虹房」という屋号で出店してる。
帰りにみんなで廃材天国に集まってご飯。
また七輪もんじゃ。
昨日はキャベツだけでなく、水菜、三つ葉、太ネギという大人バージョンがよかった。
「かなぎ」というイカナゴのちりめんじゃことアミエビ、自家製ソースで。
粉と水は1:10でいい感じ。
クックパッド見てても、そんなに変化球を効かせたレシピは少ない。
「もんじゃ焼き」にはウスターソース。
「お好み焼き」はお好み焼きソース。
「ラーメン」はこういう濃厚な味。
「カレー」には固形のルー。
などなど、、、。
食べるものや味に対する感覚ってかなり保守的なもの。
〇〇が美味しいと一回思えば脳に刷り込まれる。
それが大手食品メーカーの陰謀にやられてないか?
僕だって、姫さんや小向さんの料理に出会うまでは何の疑問も感じずにいた。
ユダヤとかフリーメーソン、ロスチャイルドより、ハウス食品、味の素、グリコ、S&Bなんかの方が身近な相手。
まずは、本ダシ、コンソメ、こくまろ、オタフクソース、味ぽん、青シソドレッシング、、、、。
ここら辺りからフリーになるのが入門編。
カップ麺やコンビニ弁当、ジャンクフードなんかは論外として、折角手作りするならそういう「大手」から自由になること。
自動車産業、電器産業に続いて、食品産業もとにかく「大手」というのが斜陽産業になっていく。
巨大体質の限界。
大量生産、大量消費の無理。
政治は機能せず、経済が縮小していく社会で大きい事はとっても不利。
こと、「食」にまつわる産業には、自分の判断と責任でハンドルを切れる範囲の職人的な感覚の経営が求められる。
偽装などの悪事を働かない信念を持つ小さな企業じゃないとね。
まず、僕らのような消費者が大手からそういうこだわった店のものにシフトする事。
働く場所だって、いつリストラや派遣切りに遭うか分からない大手よりも、町の小さな工場の方が断然上。
「理想と現実」という矛盾した社会が営まれてるんじゃあない。
「自分の判断と行動」による「現実と結果」が毎日続いていって人生が構築されていく。
「〇〇じゃないといけない。」
「△△だからしかたない。」
そういう毎日の呪縛から解放せよ!
始めて一年のこのマルシェ。
一回目は移動式ピザ窯を出動させた。
その後、一日のお客が数十人という寒い時期を乗り越えて、ようやくたくさん来始めたそうな。
その原動力は松見歯科のたまさんのエネルギーが凄い。
あっこちゃんたち、出店者で近くのカフェなどのお店にフライヤーを置いて回ったりもしてる。
源とゆかりちゃんは「はなうた虹房」という屋号で出店してる。
帰りにみんなで廃材天国に集まってご飯。
また七輪もんじゃ。
昨日はキャベツだけでなく、水菜、三つ葉、太ネギという大人バージョンがよかった。
「かなぎ」というイカナゴのちりめんじゃことアミエビ、自家製ソースで。
粉と水は1:10でいい感じ。
クックパッド見てても、そんなに変化球を効かせたレシピは少ない。
「もんじゃ焼き」にはウスターソース。
「お好み焼き」はお好み焼きソース。
「ラーメン」はこういう濃厚な味。
「カレー」には固形のルー。
などなど、、、。
食べるものや味に対する感覚ってかなり保守的なもの。
〇〇が美味しいと一回思えば脳に刷り込まれる。
それが大手食品メーカーの陰謀にやられてないか?
僕だって、姫さんや小向さんの料理に出会うまでは何の疑問も感じずにいた。
ユダヤとかフリーメーソン、ロスチャイルドより、ハウス食品、味の素、グリコ、S&Bなんかの方が身近な相手。
まずは、本ダシ、コンソメ、こくまろ、オタフクソース、味ぽん、青シソドレッシング、、、、。
ここら辺りからフリーになるのが入門編。
カップ麺やコンビニ弁当、ジャンクフードなんかは論外として、折角手作りするならそういう「大手」から自由になること。
自動車産業、電器産業に続いて、食品産業もとにかく「大手」というのが斜陽産業になっていく。
巨大体質の限界。
大量生産、大量消費の無理。
政治は機能せず、経済が縮小していく社会で大きい事はとっても不利。
こと、「食」にまつわる産業には、自分の判断と責任でハンドルを切れる範囲の職人的な感覚の経営が求められる。
偽装などの悪事を働かない信念を持つ小さな企業じゃないとね。
まず、僕らのような消費者が大手からそういうこだわった店のものにシフトする事。
働く場所だって、いつリストラや派遣切りに遭うか分からない大手よりも、町の小さな工場の方が断然上。
「理想と現実」という矛盾した社会が営まれてるんじゃあない。
「自分の判断と行動」による「現実と結果」が毎日続いていって人生が構築されていく。
「〇〇じゃないといけない。」
「△△だからしかたない。」
そういう毎日の呪縛から解放せよ!
タグ :食
2012年03月25日
さぬきオーガニックマルシェ
今日は「さぬきオーガニックマルシェ」。
宇多津の料亭「公楽」で11時~16時。
オーガニック野菜
天然石
草木染め雑貨
オーガニック珈琲
手作りお弁当
マクロビスイーツ
マクロビオティック系の手作りのスープ、お惣菜、オムスビなどはかなり盛りだくさん。

野遊の新作、豆腐と白玉粉の団子。
最近、野遊は出店の度に色々作っては小遣い稼ぎしてる。
あっこちゃんは貫徹でマゾ的仕事ぶり。
僕とカリちゃんが6時ぐらいからは手伝って、ライスバーガー作りなんかをした。

塩麹のスコーン。

米粉のユズジャムサンドショコラ。

抹茶と甘酒餡の和風ケーキ

米ぬかのとんがりクッキー。

みかんタルト、豆腐クリーム。

豆と豆腐クリームのパイ。

玄米ライスバーガー。
中身はジャガイモの蒲焼もどきに醤油ソース。
カリちゃんが焼きものを選んでくれて、ディスプレイも担当してくれる。
さすが、自分でも裁縫で手作りしてネット販売してるだけのことはある。
僕やあっこちゃんでは思いつかないような、「こうしたらカワイイんですよー。」とアイデアを出してくれる。
お客が女子中心なので、女の子のアイデアで売り込んだ方がいい。
あっこちゃんは、まだポップ作りしたり、売る努力をする方やけど、僕はからきし。
焼きものの作品のディスプレイなんかもサッパリやる気がしない。
カリちゃんはそういう作業は好きやけど、発想の所で苦しむんだと。
発想だけで飛ばしていく僕とは大違い。
やっぱり人それぞれ、向き不向きがある。
ちなみに僕はお菓子作りなんて一切手伝わないし、今日も宇多津には行かない。
彼女がアホみたいに作りまくってる間のご飯作りぐらいはするよ。
やっぱ役割分担しないとねー。
自分に合わないことに力を注ぐ事を「頑張る」という。
「頑張らなくていいんだよ。」という風潮は嫌いだ。
好きなことはほっといても朝から晩までやりまくるもの。
僕の好きな言葉は、「粉骨砕身」とかの熱血系。
それでも僕は頑張ってるつもりもないし、あっこちゃんもそう。
その証拠に、「たまには息抜きしたいなー。」なんて思わない。
毎日息抜きみたいな、ヒマ潰し人生やしーーー!
宇多津の料亭「公楽」で11時~16時。
オーガニック野菜
天然石
草木染め雑貨
オーガニック珈琲
手作りお弁当
マクロビスイーツ
マクロビオティック系の手作りのスープ、お惣菜、オムスビなどはかなり盛りだくさん。
野遊の新作、豆腐と白玉粉の団子。
最近、野遊は出店の度に色々作っては小遣い稼ぎしてる。
あっこちゃんは貫徹でマゾ的仕事ぶり。
僕とカリちゃんが6時ぐらいからは手伝って、ライスバーガー作りなんかをした。
塩麹のスコーン。
米粉のユズジャムサンドショコラ。
抹茶と甘酒餡の和風ケーキ
米ぬかのとんがりクッキー。
みかんタルト、豆腐クリーム。
豆と豆腐クリームのパイ。
玄米ライスバーガー。
中身はジャガイモの蒲焼もどきに醤油ソース。
カリちゃんが焼きものを選んでくれて、ディスプレイも担当してくれる。
さすが、自分でも裁縫で手作りしてネット販売してるだけのことはある。
僕やあっこちゃんでは思いつかないような、「こうしたらカワイイんですよー。」とアイデアを出してくれる。
お客が女子中心なので、女の子のアイデアで売り込んだ方がいい。
あっこちゃんは、まだポップ作りしたり、売る努力をする方やけど、僕はからきし。
焼きものの作品のディスプレイなんかもサッパリやる気がしない。
カリちゃんはそういう作業は好きやけど、発想の所で苦しむんだと。
発想だけで飛ばしていく僕とは大違い。
やっぱり人それぞれ、向き不向きがある。
ちなみに僕はお菓子作りなんて一切手伝わないし、今日も宇多津には行かない。
彼女がアホみたいに作りまくってる間のご飯作りぐらいはするよ。
やっぱ役割分担しないとねー。
自分に合わないことに力を注ぐ事を「頑張る」という。
「頑張らなくていいんだよ。」という風潮は嫌いだ。
好きなことはほっといても朝から晩までやりまくるもの。
僕の好きな言葉は、「粉骨砕身」とかの熱血系。
それでも僕は頑張ってるつもりもないし、あっこちゃんもそう。
その証拠に、「たまには息抜きしたいなー。」なんて思わない。
毎日息抜きみたいな、ヒマ潰し人生やしーーー!
タグ :出店
2012年03月24日
瀬戸内のマクロビオティック
アサリを持ってきてくれたハラさんが今度はマテ貝を持ってきてくれた。
今が旬のマテ貝。
マテ貝とワケギのヌタ和えなんて最高!
そういう旬のもの同士の組み合わせを「出合い」という。
瀬戸内のマクロビオティック生活に欠かせないのが旬の海の幸。
「身土不二」
「一物全体」
「旬のもの」
この組み合わせで、美味しくて身体にピッタリの食。
身体の芯からオーダーしてる。
筋が通ってる。
「〇〇が身体にいい。」という〇〇にだけ注目するのはナンセンス。
マサに「木を見て森を見ず」というもの。
ビタミンから始まって、アントシアニン、カプサイシン、ポリフェノール、DHA、、、、。
そんな枝葉末節な情報はお呼びでない。

実はこの角七輪もハラさんからのもらいもん。
ハラさんの叔父さんが採ってくれたもの。
しょっちゅう行ってるベテランでサイズが揃ってる。
豊浜の遠浅の砂浜で毎年採れる。
僕もハラさんに案内されてかつて行ったけど、あんだけ人が居て貝はなくならんのか?と思う程の人出。
ウチのちびっ子たちも採り方を教えてもらって、めっちゃ楽しそうに採ってた。

土歩が丁寧かつ真剣に焼き方を担当。
ちょいちょい薪ストーブから熾き火を取り出して補給する。
大きな雑木の熾き火が固くて火持ちがいい。

これもハラさんの持ってきてくれたネギ。
しっかり焼いて味噌で食べるとお酒にもご飯にも合う。
お母さんが菜園でたくさん作ってるのに、そんなに使わないそうで色々持ってきてくれる。
自給自足のポイントはこういうもらいものの活かし方。
あらゆるもらいものに大事なのは「まず断らない事」。
それをいかに使うかはアイデア次第。
もらいものをより好みしない事で、またもらえる率が上がる。
もらって欲しい側からすると、常に喜んでもらってくれると、「要る?」といいやすい。
普通なら迷惑かな?と思うようなものでも、「あそこに持ってけば喜んでくれる。」という空気を作る。
これは廃材から食材まで全てに共通する。

久保さんの厚揚げとカボチャの煮物。
今年はカボチャの保存がよくて未だに食べられてる。

ネギの上の部分はネギ焼きにした。
自家製紅ショウガ、鰹節、ポン酢で頂いた。
何と野遊とにこちゃんはマテ貝が食べられない。
僕と土歩とカリちゃんとでありがたく頂いた。
こういうのもその人の状態によって変わるもの。
「出されたものは残さず食べる。」というシツケじみた押しつけはもっての他。
食卓に変な加工品が並んでなければ何を食べたって大丈夫。
「粗食のススメ」の管理栄養士、幕内秀夫曰く、「ご飯が炊けたら90点」。
ピーマンや人参を食べなくても、玄米のオムスビだけで十分。
そのご飯を食べずに、細かい好き嫌いの事を言ってもダメ。
どうでもいいようなテレビの情報に踊らされる「健康オタク」では健康になれないことを証明してる。
本流を見よ!!!
今が旬のマテ貝。
マテ貝とワケギのヌタ和えなんて最高!
そういう旬のもの同士の組み合わせを「出合い」という。
瀬戸内のマクロビオティック生活に欠かせないのが旬の海の幸。
「身土不二」
「一物全体」
「旬のもの」
この組み合わせで、美味しくて身体にピッタリの食。
身体の芯からオーダーしてる。
筋が通ってる。
「〇〇が身体にいい。」という〇〇にだけ注目するのはナンセンス。
マサに「木を見て森を見ず」というもの。
ビタミンから始まって、アントシアニン、カプサイシン、ポリフェノール、DHA、、、、。
そんな枝葉末節な情報はお呼びでない。
実はこの角七輪もハラさんからのもらいもん。
ハラさんの叔父さんが採ってくれたもの。
しょっちゅう行ってるベテランでサイズが揃ってる。
豊浜の遠浅の砂浜で毎年採れる。
僕もハラさんに案内されてかつて行ったけど、あんだけ人が居て貝はなくならんのか?と思う程の人出。
ウチのちびっ子たちも採り方を教えてもらって、めっちゃ楽しそうに採ってた。
土歩が丁寧かつ真剣に焼き方を担当。
ちょいちょい薪ストーブから熾き火を取り出して補給する。
大きな雑木の熾き火が固くて火持ちがいい。
これもハラさんの持ってきてくれたネギ。
しっかり焼いて味噌で食べるとお酒にもご飯にも合う。
お母さんが菜園でたくさん作ってるのに、そんなに使わないそうで色々持ってきてくれる。
自給自足のポイントはこういうもらいものの活かし方。
あらゆるもらいものに大事なのは「まず断らない事」。
それをいかに使うかはアイデア次第。
もらいものをより好みしない事で、またもらえる率が上がる。
もらって欲しい側からすると、常に喜んでもらってくれると、「要る?」といいやすい。
普通なら迷惑かな?と思うようなものでも、「あそこに持ってけば喜んでくれる。」という空気を作る。
これは廃材から食材まで全てに共通する。
久保さんの厚揚げとカボチャの煮物。
今年はカボチャの保存がよくて未だに食べられてる。
ネギの上の部分はネギ焼きにした。
自家製紅ショウガ、鰹節、ポン酢で頂いた。
何と野遊とにこちゃんはマテ貝が食べられない。
僕と土歩とカリちゃんとでありがたく頂いた。
こういうのもその人の状態によって変わるもの。
「出されたものは残さず食べる。」というシツケじみた押しつけはもっての他。
食卓に変な加工品が並んでなければ何を食べたって大丈夫。
「粗食のススメ」の管理栄養士、幕内秀夫曰く、「ご飯が炊けたら90点」。
ピーマンや人参を食べなくても、玄米のオムスビだけで十分。
そのご飯を食べずに、細かい好き嫌いの事を言ってもダメ。
どうでもいいようなテレビの情報に踊らされる「健康オタク」では健康になれないことを証明してる。
本流を見よ!!!
タグ :マテ貝
2012年03月23日
一年分の味噌完成
朝6時には火を起こして豆を炊く。

外では移動式の簡易カマドで。

中の薪ストーブにも目一杯鍋をひしめき合わせて炊く。
3時間も炊くと柔らかくなる。
煮豆として食べるぐらいの柔らかさではダメ。
指でつまんで簡単に潰れるぐらいの柔らかさ。

まずは麹の塊をほぐす。

煮上がった豆と豆の煮汁と麹を混ぜながら柔らかさを調整する。

それを挽肉機にかけて土歩が回す。
ハラさんも応援に駆けつけてくれた。

ウニウニウニとキレイに潰れる。

天草の松本さん手作りの自然海塩を混ぜて樽に投げ込む。
これで数カ月ほっとくと食べられる。
ウチは毎年作ってるので、最近去年産の味噌を食べ始めたばかり。
なので、これは一年後に食べ始める。
この樽が3つ半出来た。
お昼ぐらいには大体作業は終わった。
それで廃材天国と実家の秋山家本宅で一年分。
この半日の作業で一年分の味噌が享受できるんやから楽なもの。
味噌でもたくあんでも、段取りを踏んでこうしてチョチョイと混ぜて後はほっとくだけ。
人間がする工程はそこだけ。
後は菌や酵素が時間をかけて醸してくれる。
その菌や酵素の世界なんてほとんど科学ごときでは解明されていない。
人間の体も一緒。
DNAのヒトゲノム情報が全て解明されて尚、謎が深まったという結果。
IPS細胞やES細胞が見つかって再生医療に期待をかける?
そんな最先端医学だって、自然界やあらしめてる宇宙からすればママゴトにすぎない。
科学や医学が発達すればするほど、分からないという事が分かるにすぎない。
そんだけ自然の一部の人間もグレートにすげー。
その人間様の身体の運行を司ってるのが菌や酵素。
うーん。
考えれば考えるほど、味噌って凄い!!!

ハラさんが観音寺であさりを採ってきてくれた。
オリーブオイル、ニンニク、あさりに酒を振りかけて蒸し焼きにした。
仕上げは菜園に自生してるロケット。

味噌作りの日は豆料理。
大豆と豆乳のグラタン。

そろそろ固くなり始めた大根はこうしてスライスするとまだ食べられる。
こういう煮ものがホッとする。
外では移動式の簡易カマドで。
中の薪ストーブにも目一杯鍋をひしめき合わせて炊く。
3時間も炊くと柔らかくなる。
煮豆として食べるぐらいの柔らかさではダメ。
指でつまんで簡単に潰れるぐらいの柔らかさ。
まずは麹の塊をほぐす。
煮上がった豆と豆の煮汁と麹を混ぜながら柔らかさを調整する。
それを挽肉機にかけて土歩が回す。
ハラさんも応援に駆けつけてくれた。
ウニウニウニとキレイに潰れる。
天草の松本さん手作りの自然海塩を混ぜて樽に投げ込む。
これで数カ月ほっとくと食べられる。
ウチは毎年作ってるので、最近去年産の味噌を食べ始めたばかり。
なので、これは一年後に食べ始める。
この樽が3つ半出来た。
お昼ぐらいには大体作業は終わった。
それで廃材天国と実家の秋山家本宅で一年分。
この半日の作業で一年分の味噌が享受できるんやから楽なもの。
味噌でもたくあんでも、段取りを踏んでこうしてチョチョイと混ぜて後はほっとくだけ。
人間がする工程はそこだけ。
後は菌や酵素が時間をかけて醸してくれる。
その菌や酵素の世界なんてほとんど科学ごときでは解明されていない。
人間の体も一緒。
DNAのヒトゲノム情報が全て解明されて尚、謎が深まったという結果。
IPS細胞やES細胞が見つかって再生医療に期待をかける?
そんな最先端医学だって、自然界やあらしめてる宇宙からすればママゴトにすぎない。
科学や医学が発達すればするほど、分からないという事が分かるにすぎない。
そんだけ自然の一部の人間もグレートにすげー。
その人間様の身体の運行を司ってるのが菌や酵素。
うーん。
考えれば考えるほど、味噌って凄い!!!
ハラさんが観音寺であさりを採ってきてくれた。
オリーブオイル、ニンニク、あさりに酒を振りかけて蒸し焼きにした。
仕上げは菜園に自生してるロケット。
味噌作りの日は豆料理。
大豆と豆乳のグラタン。
そろそろ固くなり始めた大根はこうしてスライスするとまだ食べられる。
こういう煮ものがホッとする。
タグ :味噌
2012年03月22日
大量の麹
味噌作りの準備更に進んでるよ。
昨日は観音寺の「入江麹製造所」に頼んでた麹を取りに行く。

にこちゃんはカリちゃんに裁縫を教えてもらった。
てぬぐいに刺子をした。
あっこちゃんは調子の悪かったミシンを直してもらって、色々直してもらってた。
さすが!
こういうスキルは一生役に立つ。
カリちゃんは半農半☓な生活を目指してる。
農的な暮らし+自分の好きな手仕事で現金収入を得るのは理想的。
ここに来て、自画自賛な廃材ライフを目の当たりにした彼女は僕から見てもやっていけそうな気がする。
色々居候が来るけど、「来年にはこういう生活を始めるんです!」と断言する者は実現する。
「いつかは、、、。」とか「将来は、、、。」という奴は中々難しい。
ウチに来から言うたって、本人が芯から「したい!」と望まないと出来ない。
しょうたくんは22歳で初めて来て、25歳でもう薪の生活に入ってるし。
もちろんみんながみんな、自分で家作ったり自給自足を目指してる訳ではない。
憧れではあっても、実際にできるかどうかは本人次第。
とはいえ、社会情勢は刻々と変化してる。
これから財政再建なり、景気復興が不可能のは誰の目にも明らか。
ピーク・オイルの棒グラフと経済のそれは完全に一致する。
温暖化防止とか声高に叫ばなくとも、経済が縮小してくれば炭酸ガスだって自然と減る。
ライフスタイルの変化を経営の変化に当てはめていけば、自ずと生き残っていく会社も見えてくる。

持って帰った麹をもろぶたに広げる。
こうして広げておかないと麹がまた熱を持って進んでしまう。
ブルーシートを敷くのは去年の猛雨漏り以来。
そういうトラブルも懐かしくなれば面白いネタ。

えらい大量なので、広げるのにも一苦労。
もう朝の6時ぐらいから豆を炊き始めてる。
さあ、豆が煮えたらウニウニ潰していこう!
昨日は観音寺の「入江麹製造所」に頼んでた麹を取りに行く。
にこちゃんはカリちゃんに裁縫を教えてもらった。
てぬぐいに刺子をした。
あっこちゃんは調子の悪かったミシンを直してもらって、色々直してもらってた。
さすが!
こういうスキルは一生役に立つ。
カリちゃんは半農半☓な生活を目指してる。
農的な暮らし+自分の好きな手仕事で現金収入を得るのは理想的。
ここに来て、自画自賛な廃材ライフを目の当たりにした彼女は僕から見てもやっていけそうな気がする。
色々居候が来るけど、「来年にはこういう生活を始めるんです!」と断言する者は実現する。
「いつかは、、、。」とか「将来は、、、。」という奴は中々難しい。
ウチに来から言うたって、本人が芯から「したい!」と望まないと出来ない。
しょうたくんは22歳で初めて来て、25歳でもう薪の生活に入ってるし。
もちろんみんながみんな、自分で家作ったり自給自足を目指してる訳ではない。
憧れではあっても、実際にできるかどうかは本人次第。
とはいえ、社会情勢は刻々と変化してる。
これから財政再建なり、景気復興が不可能のは誰の目にも明らか。
ピーク・オイルの棒グラフと経済のそれは完全に一致する。
温暖化防止とか声高に叫ばなくとも、経済が縮小してくれば炭酸ガスだって自然と減る。
ライフスタイルの変化を経営の変化に当てはめていけば、自ずと生き残っていく会社も見えてくる。
持って帰った麹をもろぶたに広げる。
こうして広げておかないと麹がまた熱を持って進んでしまう。
ブルーシートを敷くのは去年の猛雨漏り以来。
そういうトラブルも懐かしくなれば面白いネタ。
えらい大量なので、広げるのにも一苦労。
もう朝の6時ぐらいから豆を炊き始めてる。
さあ、豆が煮えたらウニウニ潰していこう!
タグ :麹
2012年03月21日
ナカセンナリ
味噌作りの準備。
宇多津の「くぼさんの豆腐」で使われてる国産大豆を分けてもらう。
長野の「ナカセンナリ」という品種。
タンパク質が多くて、デンプンが少なく、豆腐作りにも味噌作りにも向いてるんだとか。
伝統的な製法の無添加で作られてる加工品は当然、豆腐、醤油、味噌、酒などは基本的に国産の材料を使ってる。
「原材料」の欄に、
豆腐なら「大豆(国産)、塩化マグネシウム(にがり)」。
醤油なら「大豆(国産)、小麦(国産)、塩」。
味噌なら「大豆(国産)、米(麹)、塩」(麦みそは米の代わりに麦)。
オール国産までいかなくても、その材料以外のものが入ってるのは大手メーカーの安物。
これらは高いようでも実質本位。
豆腐なら一丁300円前後。
醤油なら一升2000円前後。
味噌なら一キロ1000円前後。
それぐらいが相場。
一升瓶の醤油を使うのには随分時間がかかるからねー。
一回居酒屋に行ったと思えば本物の調味料が手に入って、何週間も使えるんやから安いもの。
刹那的にその時だけの浪費を抑えれば、誰にでも手に入る値段。
その醤油で、その醤油でポン酢、ドレッシング、タレ、ソースを作れる。
冷蔵庫から大手メーカーのそういうものが消えれば、楽に2000円の醤油が買えるという考え方も出来る。
スーパーの瓶入りの各調味料も一個300円とかするんやからねー。
僕からすればそんな美味しくない加工品に300円も払えない。
金には3つの使われ方がある。
「浪費」はそのものに見合う価値のない使い方。
「消費」はそれに見合う同等の価値のあるもの。
「投資」は払うお金以上の価値のあるもの。
これは考え方で、本醸造の醤油は「消費」にもなるし、健康を作ってくれるという意味で「投資」にもなる。
居酒屋の飲み食いも、「浪費」にもなるし、大事な話が盛り上がって結果的に「投資」になったりもする。
自分の中で、「この金の使い方は、、、?」と考えて、浪費がなくなればウチのように金に困ることなく、左ウチワ生活が実現する。
これは自給自足とかセルフビルド、廃材生活というコアなマニア以外でも適用する当たり前の判断基準。
他の言い方をすれば「喜んで払える。」か「しゃあなしに払うか。」も大事。
当然しゃあなしに払うものを減らして行けばいくほどいいに決まってる。

大粒で美しいナカセンナリ。

20キロ分けてもらった。
麹屋には40キロのクダケ(クズ米)を預けてる。
これは毎年作ってる赤味噌の配合。
白味噌の場合は1:3と麹の率を上げるそうな。
年に一回、一日の味噌作りで一年分の最高の味噌が出来るんやから楽なもの。
自家製の米から作る麹、久保さんの大豆、天草の松本さんの手作りの海塩というプレミアム手前味噌。
中々、こういう本格的な塩を使ってる味噌や醤油はないからねー。
全部で3万以上の材料代がかかるけど、これは喜んで払える明らかな投資だ。
宇多津の「くぼさんの豆腐」で使われてる国産大豆を分けてもらう。
長野の「ナカセンナリ」という品種。
タンパク質が多くて、デンプンが少なく、豆腐作りにも味噌作りにも向いてるんだとか。
伝統的な製法の無添加で作られてる加工品は当然、豆腐、醤油、味噌、酒などは基本的に国産の材料を使ってる。
「原材料」の欄に、
豆腐なら「大豆(国産)、塩化マグネシウム(にがり)」。
醤油なら「大豆(国産)、小麦(国産)、塩」。
味噌なら「大豆(国産)、米(麹)、塩」(麦みそは米の代わりに麦)。
オール国産までいかなくても、その材料以外のものが入ってるのは大手メーカーの安物。
これらは高いようでも実質本位。
豆腐なら一丁300円前後。
醤油なら一升2000円前後。
味噌なら一キロ1000円前後。
それぐらいが相場。
一升瓶の醤油を使うのには随分時間がかかるからねー。
一回居酒屋に行ったと思えば本物の調味料が手に入って、何週間も使えるんやから安いもの。
刹那的にその時だけの浪費を抑えれば、誰にでも手に入る値段。
その醤油で、その醤油でポン酢、ドレッシング、タレ、ソースを作れる。
冷蔵庫から大手メーカーのそういうものが消えれば、楽に2000円の醤油が買えるという考え方も出来る。
スーパーの瓶入りの各調味料も一個300円とかするんやからねー。
僕からすればそんな美味しくない加工品に300円も払えない。
金には3つの使われ方がある。
「浪費」はそのものに見合う価値のない使い方。
「消費」はそれに見合う同等の価値のあるもの。
「投資」は払うお金以上の価値のあるもの。
これは考え方で、本醸造の醤油は「消費」にもなるし、健康を作ってくれるという意味で「投資」にもなる。
居酒屋の飲み食いも、「浪費」にもなるし、大事な話が盛り上がって結果的に「投資」になったりもする。
自分の中で、「この金の使い方は、、、?」と考えて、浪費がなくなればウチのように金に困ることなく、左ウチワ生活が実現する。
これは自給自足とかセルフビルド、廃材生活というコアなマニア以外でも適用する当たり前の判断基準。
他の言い方をすれば「喜んで払える。」か「しゃあなしに払うか。」も大事。
当然しゃあなしに払うものを減らして行けばいくほどいいに決まってる。
大粒で美しいナカセンナリ。
20キロ分けてもらった。
麹屋には40キロのクダケ(クズ米)を預けてる。
これは毎年作ってる赤味噌の配合。
白味噌の場合は1:3と麹の率を上げるそうな。
年に一回、一日の味噌作りで一年分の最高の味噌が出来るんやから楽なもの。
自家製の米から作る麹、久保さんの大豆、天草の松本さんの手作りの海塩というプレミアム手前味噌。
中々、こういう本格的な塩を使ってる味噌や醤油はないからねー。
全部で3万以上の材料代がかかるけど、これは喜んで払える明らかな投資だ。
タグ :味噌作り
2012年03月20日
タコがなかったけどたこ焼き
野草教室の時の草たちがまだたくさんあった。

フキノトウは茹でこぼす。
苦みが少ないのでサッと。
姫さんの話ではフキの栽培種を誰かが植えたのが自生化したんじゃないかと。
こういうのは食べてみてその苦具合で処理を考える。

フードプロセッサーにかけてペーストにする。
あっこレシピはオリーブオイル、塩、ニンニク。
いわゆるジェノベーゼは松の実やパルメザンチーズが入るけど、彼女は入れない。
いれなくても十分というか入れない方がいいというのも自分の感覚で素材と相談して決める。

このごっつい根はタンポポ。

小さく切って干す。
カラカラに干したのを煎ると野草教室の時にやったタンポポコーヒーになる。

夜はカリちゃんのリクエストでたこ焼き。
長期の居候は滞在中に必ず作る。
たこ焼き、お好み焼き、餃子、うどん、ラーメン、ピザ、ハンバーガー、、、。
そういう中々家で一から作るのが大変かのように思われて、かつ店のはジャンクというものを手作りするのは子どもたちにとって重要。
もちろん、「店のがいい!」という幻想はある。
でも一回は店のを食べて、手作りで工夫して美味しくできるということが分かると、大丈夫。
「粉もの」というぐらいで、さぬきの夢2000(中力粉)、春よ恋(強力粉)、などの国産の粉で作ると圧倒的に美味しい。
ポイントは塩加減。
もちろん自然海塩。
味がない→甘い→辛いと塩を入れていく過程の甘い所の見極め。
それが分かれば何作っても上手くいく。
これは粉ものに限らない。
料理全般に言える。
下味(塩)をしないで調味料で味をつけようとしても上手くいかない。
味のない悪い素材は別として、いい素材の場合その素材の味を引き出すのが塩。
こういうのはあっこちゃんの受け売り。
僕はニンニク、ショウガ、油に醤油や味醂と濃い味付けにしてしまいがち。
日本料理の出汁も「引く」というし。
プラスしていく発想は西洋的概念。
東洋なり、日本の文化は決定的にソコが違う。
たこ焼きと言うても、タコがなかった。
卵も、、、。
自分で買うことは少なく、漁師のアララトさんやAUの販売店のおっちゃんがくれる時は重なるんで冷凍しといて使ってる。
旬というのはその時期に一気に大量に獲れるもの。
今は寒いし、小さな船で一本釣りするような漁では獲れない。
卵に関しても今は鶏を飼ってないので日常的に卵はない。
平飼いのいい卵を月に一回ぐらい飼うぐらい。
子どもたちは欲しがるんで、そろそろ鶏を飼うのを再開せなねー。

なので、昨日はコンニャク焼きとシイタケ焼き。
もちろんしっかり炒めたり、醤油や味醂で下味をつけておく。
チーズや玄米モチも入れたり。
結局何やかんや入れて、とろーりカリっとすれば感動的に美味しい。

3年醸造の醤油とみかんペーストのソース。
各自で豆腐マヨネーズや青海苔、紅ショウガもトッピングしながら頂く。

これも野草教室の日に採ってたナズナの根っこ。
カリちゃんがキンピラにしてくれた。
ほんとに何回食べてもこのキンピラは美味い。
ペンペン草の根っこが食べられるなんて!?という意外性を外して純粋に美味しいのよ。
フキノトウは茹でこぼす。
苦みが少ないのでサッと。
姫さんの話ではフキの栽培種を誰かが植えたのが自生化したんじゃないかと。
こういうのは食べてみてその苦具合で処理を考える。
フードプロセッサーにかけてペーストにする。
あっこレシピはオリーブオイル、塩、ニンニク。
いわゆるジェノベーゼは松の実やパルメザンチーズが入るけど、彼女は入れない。
いれなくても十分というか入れない方がいいというのも自分の感覚で素材と相談して決める。
このごっつい根はタンポポ。
小さく切って干す。
カラカラに干したのを煎ると野草教室の時にやったタンポポコーヒーになる。
夜はカリちゃんのリクエストでたこ焼き。
長期の居候は滞在中に必ず作る。
たこ焼き、お好み焼き、餃子、うどん、ラーメン、ピザ、ハンバーガー、、、。
そういう中々家で一から作るのが大変かのように思われて、かつ店のはジャンクというものを手作りするのは子どもたちにとって重要。
もちろん、「店のがいい!」という幻想はある。
でも一回は店のを食べて、手作りで工夫して美味しくできるということが分かると、大丈夫。
「粉もの」というぐらいで、さぬきの夢2000(中力粉)、春よ恋(強力粉)、などの国産の粉で作ると圧倒的に美味しい。
ポイントは塩加減。
もちろん自然海塩。
味がない→甘い→辛いと塩を入れていく過程の甘い所の見極め。
それが分かれば何作っても上手くいく。
これは粉ものに限らない。
料理全般に言える。
下味(塩)をしないで調味料で味をつけようとしても上手くいかない。
味のない悪い素材は別として、いい素材の場合その素材の味を引き出すのが塩。
こういうのはあっこちゃんの受け売り。
僕はニンニク、ショウガ、油に醤油や味醂と濃い味付けにしてしまいがち。
日本料理の出汁も「引く」というし。
プラスしていく発想は西洋的概念。
東洋なり、日本の文化は決定的にソコが違う。
たこ焼きと言うても、タコがなかった。
卵も、、、。
自分で買うことは少なく、漁師のアララトさんやAUの販売店のおっちゃんがくれる時は重なるんで冷凍しといて使ってる。
旬というのはその時期に一気に大量に獲れるもの。
今は寒いし、小さな船で一本釣りするような漁では獲れない。
卵に関しても今は鶏を飼ってないので日常的に卵はない。
平飼いのいい卵を月に一回ぐらい飼うぐらい。
子どもたちは欲しがるんで、そろそろ鶏を飼うのを再開せなねー。
なので、昨日はコンニャク焼きとシイタケ焼き。
もちろんしっかり炒めたり、醤油や味醂で下味をつけておく。
チーズや玄米モチも入れたり。
結局何やかんや入れて、とろーりカリっとすれば感動的に美味しい。
3年醸造の醤油とみかんペーストのソース。
各自で豆腐マヨネーズや青海苔、紅ショウガもトッピングしながら頂く。
これも野草教室の日に採ってたナズナの根っこ。
カリちゃんがキンピラにしてくれた。
ほんとに何回食べてもこのキンピラは美味い。
ペンペン草の根っこが食べられるなんて!?という意外性を外して純粋に美味しいのよ。
タグ :たこ焼き
2012年03月19日
「姫さんの野草教室」本番
昨日はいよいよ「姫さんの野草教室」。

朝、集まって自己紹介姫さんのお話。

早速、採集。
廃材天国の入口を出たすぐの所からスタート。
ここは日陰でまだトウ立ちしていないナズナ(ペンペン草)があった。
根っこごと掘ってしまう時には必ず小さなのは残しておくようにする。
こういうマナーを守らないと、乱獲されるタラの芽のような悲劇が起こる。

これは不耕起の菜園の中。
何か分かるー?
これもナズナ。

このひっくり返してた植木鉢からは春のノゲシ。

椎茸の原木置き場にはセリ。

雨だったんで、みんな傘さして散策。

カラスのエンドウ。
こうやって、姫さんが採り方やその草の特徴を説明してくれながら。

ギシギシの中心の新芽の所はジュンサイのようなヌメリがあって珍味。

ここは廃材天国からほど近い休耕田。

今年になって新たにあっこちゃんが発見したフキノトウの群生地。

帰ってきて、みんなで採集した野草のお掃除。

みんなで野草料理。

姫さんのレクチャーを聞きながらポイントを学ぶ。

これは姫さんが持参してくれたウド菜(ウドとは関係ないけど、ウドの香りのする草)。
姫さんはこうやって、小さな単位で輪ゴムで留める。
こうするとたくさんある野草もスマートにまとまる。

姫さんの持参してくれた保存版の野草も並ぶ。
これはコゴミを塩漬けにしたものをコッチで塩抜きした。
豆腐マヨネーズにワサビを混ぜてつけるのが美味しい。

これは12月中に採って味噌漬けにしたフキノトウの新芽。
淡い苦味と香り高い逸品。

菊芋と種付け花のサラダ。

カンゾウの味噌付け。

カラスのエンドウのお浸し。

ツクシの甘酢。
砂糖を使わない淡い甘味がいい。

白和え

アケビの麹漬け。
中にはシソの実も一緒に漬け込まれてる。
アケビのホロ苦さと麹の甘さ、シソの実の風味が絶妙。

ノビルの球根の味噌マヨ、オーブン焼き。

ナズナの根のキンピラ。
ゴボウのそれとはまた違うこのキンピラは絶品。

これも予め姫さんが持参してくれた、フキノトウペーストのパスタ。
バジルのジェノベーゼのフキノトウバージョン。
フキノトウの風味とオリーブオイルがベストマッチ。

これはみんなビックリのタンポポサラダ。
器の重さに野遊もビックリ。

三つ葉と高野豆腐の卵とじ。
これも姫さんの野草料理の定番の一つ。
出汁の味と三つ葉の風味に醤油味の姫さんスペシャル。

これはそれぞれの野草のそのままの味を試すという「野草のしゃぶしゃぶ」。
12時から時計回りに、カラシ菜、ナズナ、ハコベ、ヨモギ、三つ葉、セリ、ノゲシ。

こんな感じでみんな順番でサッとお湯にくぐらせて出汁醤油で食べる。

姫さんに一通りの説明を聞きながらみんなで頂いた。
もちろん急に全部は覚えられない。
姫さん曰く、「自分の好きな草を一つから覚えて、それを採って食卓に乗せるのを繰り返しながら、段々増やしていくといい。」と。
なるほどー。
野草の旬はほんとに一瞬。
美味しく食べられてた草もちょっと大きくなればもう別物になってしまう。
例えば苦くて有名なドクダミも、花が咲いた後が強烈に苦いだけで、早めに採って乾燥してお茶にすれば非常に上品なんだとか。
姫茶もみんなに飲ませてくれたけど、10数種類の野草のブレンド茶。
昨日はセンブリをひと振りだけした上品な味。
ブッチャー(姫さんの旦那)が好きなのは超苦い仕様と、その時によってブレンドを変えるんだそう。
その為には常にいい時期のを乾燥してストックしておくとか。
今回食べたカラスのエンドウも、お茶にするには花の咲くころとか。
姫さんの下準備の労力は、「どんだけやねん!」と想像を絶する仕事。
これは毎日野に出て、毎日向き合ってるからこそできること。
彼女は「20世紀の原始人」と自分で言ってるけど、昔の人はあらゆる手仕事をコツコツとこなしてきたのが日本の文化。
何でも経験すれば当たり前に簡単に出来るようになる。
スペシャルなスキルでも専門性の高い特殊な技術でもない。
当たり前に生えてる草の採り方や食べ方を知って、当たり前に実践してる。
そこが姫さんの何十年のフィールドワークの賜物。
あっこちゃんは彼女の弟子と言ってもいいぐらいのレベルになってきてる。
僕はガサツに鎌でザザッと刈ったりしてしまうタチなので、どうも姫さんのような繊細な仕事には感動する。
要は自然に向き合う姿勢。
彼女の生き物と対等な目線での所作と、僕の泥棒のようなノリはまた別の世界。
これがお互いの違いの面白さ。
自分の素の姿で100%向き合えるのがいい。

これも昨日採ったのではなく、姫さんが採って乾燥しておいたタンポポの根。
煎ってタンポポコーヒーにする。
甘味のある最高に地味深いもの。

そのコーヒーと一緒にこのアケビのシャーベットがデザート。
初めてアケビの凍らせたのを食べたけど、ほんとに上品な甘さ。

急に春になり、薪ストーブも焚けなくなった。
昨日から廃材天国の中心にある「ステンレスカマド」での調理に切り替えた。
薪ストーブのように大きな丸太をドカンと入れる訳にはいかないけど、小さな薪も種類ごとにストックされてるので、快適に使える。
このカマドは我ながら超よく出来てて、毎日の料理にとっても使いやすい。
春の草たちを食べる日に薪ストーブから、このカマドに切り替えるタイミングの一致が面白かった。
朝、集まって自己紹介姫さんのお話。
早速、採集。
廃材天国の入口を出たすぐの所からスタート。
ここは日陰でまだトウ立ちしていないナズナ(ペンペン草)があった。
根っこごと掘ってしまう時には必ず小さなのは残しておくようにする。
こういうマナーを守らないと、乱獲されるタラの芽のような悲劇が起こる。
これは不耕起の菜園の中。
何か分かるー?
これもナズナ。
このひっくり返してた植木鉢からは春のノゲシ。
椎茸の原木置き場にはセリ。
雨だったんで、みんな傘さして散策。
カラスのエンドウ。
こうやって、姫さんが採り方やその草の特徴を説明してくれながら。
ギシギシの中心の新芽の所はジュンサイのようなヌメリがあって珍味。
ここは廃材天国からほど近い休耕田。
今年になって新たにあっこちゃんが発見したフキノトウの群生地。
帰ってきて、みんなで採集した野草のお掃除。
みんなで野草料理。
姫さんのレクチャーを聞きながらポイントを学ぶ。
これは姫さんが持参してくれたウド菜(ウドとは関係ないけど、ウドの香りのする草)。
姫さんはこうやって、小さな単位で輪ゴムで留める。
こうするとたくさんある野草もスマートにまとまる。
姫さんの持参してくれた保存版の野草も並ぶ。
これはコゴミを塩漬けにしたものをコッチで塩抜きした。
豆腐マヨネーズにワサビを混ぜてつけるのが美味しい。
これは12月中に採って味噌漬けにしたフキノトウの新芽。
淡い苦味と香り高い逸品。
菊芋と種付け花のサラダ。
カンゾウの味噌付け。
カラスのエンドウのお浸し。
ツクシの甘酢。
砂糖を使わない淡い甘味がいい。
白和え
アケビの麹漬け。
中にはシソの実も一緒に漬け込まれてる。
アケビのホロ苦さと麹の甘さ、シソの実の風味が絶妙。
ノビルの球根の味噌マヨ、オーブン焼き。
ナズナの根のキンピラ。
ゴボウのそれとはまた違うこのキンピラは絶品。
これも予め姫さんが持参してくれた、フキノトウペーストのパスタ。
バジルのジェノベーゼのフキノトウバージョン。
フキノトウの風味とオリーブオイルがベストマッチ。
これはみんなビックリのタンポポサラダ。
器の重さに野遊もビックリ。
三つ葉と高野豆腐の卵とじ。
これも姫さんの野草料理の定番の一つ。
出汁の味と三つ葉の風味に醤油味の姫さんスペシャル。
これはそれぞれの野草のそのままの味を試すという「野草のしゃぶしゃぶ」。
12時から時計回りに、カラシ菜、ナズナ、ハコベ、ヨモギ、三つ葉、セリ、ノゲシ。
こんな感じでみんな順番でサッとお湯にくぐらせて出汁醤油で食べる。
姫さんに一通りの説明を聞きながらみんなで頂いた。
もちろん急に全部は覚えられない。
姫さん曰く、「自分の好きな草を一つから覚えて、それを採って食卓に乗せるのを繰り返しながら、段々増やしていくといい。」と。
なるほどー。
野草の旬はほんとに一瞬。
美味しく食べられてた草もちょっと大きくなればもう別物になってしまう。
例えば苦くて有名なドクダミも、花が咲いた後が強烈に苦いだけで、早めに採って乾燥してお茶にすれば非常に上品なんだとか。
姫茶もみんなに飲ませてくれたけど、10数種類の野草のブレンド茶。
昨日はセンブリをひと振りだけした上品な味。
ブッチャー(姫さんの旦那)が好きなのは超苦い仕様と、その時によってブレンドを変えるんだそう。
その為には常にいい時期のを乾燥してストックしておくとか。
今回食べたカラスのエンドウも、お茶にするには花の咲くころとか。
姫さんの下準備の労力は、「どんだけやねん!」と想像を絶する仕事。
これは毎日野に出て、毎日向き合ってるからこそできること。
彼女は「20世紀の原始人」と自分で言ってるけど、昔の人はあらゆる手仕事をコツコツとこなしてきたのが日本の文化。
何でも経験すれば当たり前に簡単に出来るようになる。
スペシャルなスキルでも専門性の高い特殊な技術でもない。
当たり前に生えてる草の採り方や食べ方を知って、当たり前に実践してる。
そこが姫さんの何十年のフィールドワークの賜物。
あっこちゃんは彼女の弟子と言ってもいいぐらいのレベルになってきてる。
僕はガサツに鎌でザザッと刈ったりしてしまうタチなので、どうも姫さんのような繊細な仕事には感動する。
要は自然に向き合う姿勢。
彼女の生き物と対等な目線での所作と、僕の泥棒のようなノリはまた別の世界。
これがお互いの違いの面白さ。
自分の素の姿で100%向き合えるのがいい。
これも昨日採ったのではなく、姫さんが採って乾燥しておいたタンポポの根。
煎ってタンポポコーヒーにする。
甘味のある最高に地味深いもの。
そのコーヒーと一緒にこのアケビのシャーベットがデザート。
初めてアケビの凍らせたのを食べたけど、ほんとに上品な甘さ。
急に春になり、薪ストーブも焚けなくなった。
昨日から廃材天国の中心にある「ステンレスカマド」での調理に切り替えた。
薪ストーブのように大きな丸太をドカンと入れる訳にはいかないけど、小さな薪も種類ごとにストックされてるので、快適に使える。
このカマドは我ながら超よく出来てて、毎日の料理にとっても使いやすい。
春の草たちを食べる日に薪ストーブから、このカマドに切り替えるタイミングの一致が面白かった。
タグ :野草
2012年03月18日
野草の達人、姫さん来廃
昨日は「野草教室」の先生、姫さんが岡山から来てくれた。
前日に廃材天国の近所を散歩して、野草の状態を見る。
彼女の住む高梁市は寒くて、こっちと状況が全然違うんだと。

姫さんファミリーの要望で野遊の手打ちうどんをして欲しいと。
さぬきの夢2000の粉を計る所から野遊担当。

土歩は自分のアイデアでジャガイモの炒め物を担当。

水回しも打つのも全部やる。

にこちゃんは小さな生地で挑戦。

外で薪で茹でて完成。

源がうどん作りには慣れてて、切った後の打ち粉の落とし方もプロっぽい。

何回も茹でるんで、釜揚げ、ザルと色々楽しめる。
フキノトウの天ぷらと一緒に。
薬味に四万十川の青海苔がかなりよかった。

うどんの後、女性人陣はみんなで野草の採集。
ノビルやナズナなど色々採ってきてた。

夕方にはゆかりちゃんも合流。
彼女の大根とヨモギの炒め物。

これもゆかりちゃん作、アシタバと糸コンニャクの和え物。

姫さんの持参したフキでオムスビ。

最近定番化してるカラシ菜の甘酒ドレッシング。

あっこちゃんの野草と豆腐のキッシュ。

生ワカメのポン酢和え。

豆とジャガイモのトマト煮。

姫さんの野草以外のお土産の「さくらチーズ」。
さくら餅のチーズ版で、塩漬けのさくらの花が乗って、葉でくるまれてる。

姫パンに乗せて頂いた。
さくらの風味がめっちゃ上品!

とっておきのヘシコも登場。
とりあえず、前夜祭ということで野草料理は軽目。
さあ、今日は午前中教室の参加者のみんなと散策して採集。
お昼が料理教室。
夜は野草料理で宴会。
姫さんが色々真空脱気した小瓶をたくさん持参してくれてる。
野草って、瞬間瞬間に食べられるタイミングが移り変わってゆく。
一回のパーティーで数十種類の料理を用意するためには、こういうビン詰め保存なんかを駆使しないといけない。
この草はどのタイミングで採って、どういう風に処理をして、どんな味付けにするか?
そこに姫さんの長いフィールドワークの経験の中で培われた感覚がバッチリ蓄積されてる。
何回も何回も繰り返すことでの改良が加えられ、姫さんのゴールデンレシピが出来上がってる。
これは買ってきた野菜で料理するよりも何倍も難しい。
10年以上も前から食べてる僕でも野草の名前間違えたりして、「おいーーー!」とよく突っ込まれてる。
今日も楽しみ楽しみ。
前日に廃材天国の近所を散歩して、野草の状態を見る。
彼女の住む高梁市は寒くて、こっちと状況が全然違うんだと。
姫さんファミリーの要望で野遊の手打ちうどんをして欲しいと。
さぬきの夢2000の粉を計る所から野遊担当。
土歩は自分のアイデアでジャガイモの炒め物を担当。
水回しも打つのも全部やる。
にこちゃんは小さな生地で挑戦。
外で薪で茹でて完成。
源がうどん作りには慣れてて、切った後の打ち粉の落とし方もプロっぽい。
何回も茹でるんで、釜揚げ、ザルと色々楽しめる。
フキノトウの天ぷらと一緒に。
薬味に四万十川の青海苔がかなりよかった。
うどんの後、女性人陣はみんなで野草の採集。
ノビルやナズナなど色々採ってきてた。
夕方にはゆかりちゃんも合流。
彼女の大根とヨモギの炒め物。
これもゆかりちゃん作、アシタバと糸コンニャクの和え物。
姫さんの持参したフキでオムスビ。
最近定番化してるカラシ菜の甘酒ドレッシング。
あっこちゃんの野草と豆腐のキッシュ。
生ワカメのポン酢和え。
豆とジャガイモのトマト煮。
姫さんの野草以外のお土産の「さくらチーズ」。
さくら餅のチーズ版で、塩漬けのさくらの花が乗って、葉でくるまれてる。
姫パンに乗せて頂いた。
さくらの風味がめっちゃ上品!
とっておきのヘシコも登場。
とりあえず、前夜祭ということで野草料理は軽目。
さあ、今日は午前中教室の参加者のみんなと散策して採集。
お昼が料理教室。
夜は野草料理で宴会。
姫さんが色々真空脱気した小瓶をたくさん持参してくれてる。
野草って、瞬間瞬間に食べられるタイミングが移り変わってゆく。
一回のパーティーで数十種類の料理を用意するためには、こういうビン詰め保存なんかを駆使しないといけない。
この草はどのタイミングで採って、どういう風に処理をして、どんな味付けにするか?
そこに姫さんの長いフィールドワークの経験の中で培われた感覚がバッチリ蓄積されてる。
何回も何回も繰り返すことでの改良が加えられ、姫さんのゴールデンレシピが出来上がってる。
これは買ってきた野菜で料理するよりも何倍も難しい。
10年以上も前から食べてる僕でも野草の名前間違えたりして、「おいーーー!」とよく突っ込まれてる。
今日も楽しみ楽しみ。
タグ :野草
2012年03月17日
鉄火味噌
新たな女性居候来廃。
兵庫からカリちゃん。
先日からメールでやりとりしてたんやけど、和田山の「あ~す農場」の居候体験の時に、リュウくんと一緒になってウチの話を聞いてたそう。
和裁、洋裁、デザインと勉強した経験があって、あっこちゃんは教えてもらう気満々。
やはり、半農半Xなライフスタイルを目指してて、ウチに修行に来た。
一昨年居たユウコちゃん、アンコちゃん、去年のヨウコさんと、女性で長期の居候はあっこちゃんは大喜び。
最近は新たな廃材建築にも着工してないので、外の大掛かりな作業もなくて丁度いい。
僕は陶芸ごっこでヒマ潰ししてるぐらい。

にこちゃんに素敵なお土産を作ってきてくれた。
このクマの持ってるバックはちゃんと皮で出来てたり、ディティールにこだわってる。
裏にロット番号が入ってて、587と!?
そんなに作ってるんやー!
人気があって、作ってるうちにそんなになったんだと。

僕が陶芸の工房に籠ってる間に、早速コレをやってくれてた。
鉄火味噌のための野菜の超ミジン切り。
あっこちゃん曰く、「砂粒のように小さければ小さい程いい。」んだと。
人参、ゴボウと食養で言う所の陽性の強い野菜を小さく切って徹底的に薪の火で炒めると、より陽性が強まる。
最後に味噌を入れてまた炒めることで更に!

昨日は久しぶりに土歩料理も出た。
ジャガイモとキャベツの炒め物。
海塩とブラックソルトの両方を使ってて、絶妙の塩加減で美味しかった。

「ふくふく園」のブロッコリーを頂いたので、サッと茹でて甘酒ドレッシングで食べると最高。

ゴマ和えにもした。

菜園の山東菜がトウ立ち直前で毎日せっせと使ってる。
アクもないし何にでも使えていい。
中華風の餡かけ。
大人はキムチの漬け液をかけて食べたよ。
兵庫からカリちゃん。
先日からメールでやりとりしてたんやけど、和田山の「あ~す農場」の居候体験の時に、リュウくんと一緒になってウチの話を聞いてたそう。
和裁、洋裁、デザインと勉強した経験があって、あっこちゃんは教えてもらう気満々。
やはり、半農半Xなライフスタイルを目指してて、ウチに修行に来た。
一昨年居たユウコちゃん、アンコちゃん、去年のヨウコさんと、女性で長期の居候はあっこちゃんは大喜び。
最近は新たな廃材建築にも着工してないので、外の大掛かりな作業もなくて丁度いい。
僕は陶芸ごっこでヒマ潰ししてるぐらい。
にこちゃんに素敵なお土産を作ってきてくれた。
このクマの持ってるバックはちゃんと皮で出来てたり、ディティールにこだわってる。
裏にロット番号が入ってて、587と!?
そんなに作ってるんやー!
人気があって、作ってるうちにそんなになったんだと。
僕が陶芸の工房に籠ってる間に、早速コレをやってくれてた。
鉄火味噌のための野菜の超ミジン切り。
あっこちゃん曰く、「砂粒のように小さければ小さい程いい。」んだと。
人参、ゴボウと食養で言う所の陽性の強い野菜を小さく切って徹底的に薪の火で炒めると、より陽性が強まる。
最後に味噌を入れてまた炒めることで更に!
昨日は久しぶりに土歩料理も出た。
ジャガイモとキャベツの炒め物。
海塩とブラックソルトの両方を使ってて、絶妙の塩加減で美味しかった。
「ふくふく園」のブロッコリーを頂いたので、サッと茹でて甘酒ドレッシングで食べると最高。
ゴマ和えにもした。
菜園の山東菜がトウ立ち直前で毎日せっせと使ってる。
アクもないし何にでも使えていい。
中華風の餡かけ。
大人はキムチの漬け液をかけて食べたよ。
タグ :食養
2012年03月16日
「姫さんの野草教室」迫ってきたよー
3/18(日)は「姫さんの野草教室」
http://kadoya.ashita-sanuki.jp/e525179.html
姫さんの紹介
http://kadoya.ashita-sanuki.jp/e525497.html
こっちの日記の後半に詳細アリ
今、10人ぐらい参加の予定。
まだ若干名参加可能です!
昨日はロクロ三昧の日やったー。
3/28(水)~窯焚きなので、ラストスパート。
24日ぐらいから窯詰めなので、それまでに作り終わっとかないといけない。
今回は小さい穴窯での窯焚きなので窯焚きの日数も短くて5日間ぐらいを予定してる。
この間から書いてるように、備前焼の権威から離れただけでなく、香川の中でも県展なんか当然出さない。
公募展には何一つ出さない。
もう個展をしなくなってから久しいし。
今後することはないね。
日常の生活に使う食器をチョロチョロッと作るぐらい。
現在、12ヶ月のうちの1~2ヶ月ぐらいだけを陶芸の作業に充てる。
陶芸の売上げは年に2、30万とかかなー。
経費や労力考えてたら到底出来ない。
後は、廃材の家作り、田んぼ、畑、手作り加工食品作り、薪作り、と日常生活だけでも色々やることがたくさんあって喜ばしい限り。
食べるもん(食)と家(住)と薪(エネルギー)ぐらい自給して「食えない」ということは絶対にあり得ない。
食い物作ってて、食えないって冷静に考えてオカシイ。
自分の労力を現金化して、それで買い物して生活すると「稼ぎがないと食っていけない」という事に陥ってしまう。
移動式ピザ窯での出店もたまにある。
ピザ窯作りの講師も4月の終わりに入ってる。
最近はあっこスイーツの需要も高まったり、料理教室の要望もある。
何やかんやあるねー。
自分の一番やりたいことは、この自画自賛でテキトーな生活。
その延長でちょこっとずつ色んなことが小遣い稼ぎに繋がってる。
そんなんで成り立つ生活。
廃材天国での生活に一番労力を使いたい訳。
最近アチコチから声がかかるけど、一日一万円とかのバイトじみた仕事は断ってる。
賃労働はしない。
これは一軒目の廃材ハウスの生活から貫いてる。
言い方が難しいけど、安定収入がないことがかえっていい。
絶対にローンを組まないし、欲しいものは現金でしか買わない。
保険も年金もなくても、将来や老後の心配は全くない。
他人がどうやこうや言うたって本人がそう思うんやからしゃあない。
子どもに金がかかるって幻想もないし。
20代でこれ言ってても説得力ないけど、40前の家庭を持った親父が言うてるんやからねー。
とにかく僕よりもあっこちゃんの方が金や物欲からは解放されてる。
女性が解放されたパワーはヤバイね。
そもそも金を出してまで欲しいものが少ないんで、金がないから買えないという状況が発生しにくい。
廃材生活を12年もやってると、新車や新品に魅力を感じない。
金出して手に入るってのが当たり前過ぎておもしろくない。
解体現場で必要なものを何でも盗ってくるのにワクワクする。
自分で創り出すのはもっとワクワクする。
こういう生活経験が長いと、どこへ行けば欲しい廃材が手に入るかが分かってるからね。
それと、「〇〇がないかー。」とそこら中に声をかける。
世の中には捨てられてるものがゴマンとある。
必要な時に必要な場所や人に、その情報が入らないとただのゴミ。
それを掴むと宝の山。
ゴミで出来た家で毎日薪でご飯炊きながら、宝を得たと買ってに思いこんでるんやからお気楽なもの。
それは今でいう所の癒しとかユルユルとかでは到達しない血と汗の結晶。
クソ暑くても、極寒の中でもとにかく毎日廃材の家を作り続けるという作業の結果。
完成したって、この生活に休息なんてお呼びじゃない。
いやー、こうも次から次へととやりたいことがあって退屈しないのが最高!
http://kadoya.ashita-sanuki.jp/e525179.html
姫さんの紹介
http://kadoya.ashita-sanuki.jp/e525497.html
こっちの日記の後半に詳細アリ
今、10人ぐらい参加の予定。
まだ若干名参加可能です!
昨日はロクロ三昧の日やったー。
3/28(水)~窯焚きなので、ラストスパート。
24日ぐらいから窯詰めなので、それまでに作り終わっとかないといけない。
今回は小さい穴窯での窯焚きなので窯焚きの日数も短くて5日間ぐらいを予定してる。
この間から書いてるように、備前焼の権威から離れただけでなく、香川の中でも県展なんか当然出さない。
公募展には何一つ出さない。
もう個展をしなくなってから久しいし。
今後することはないね。
日常の生活に使う食器をチョロチョロッと作るぐらい。
現在、12ヶ月のうちの1~2ヶ月ぐらいだけを陶芸の作業に充てる。
陶芸の売上げは年に2、30万とかかなー。
経費や労力考えてたら到底出来ない。
後は、廃材の家作り、田んぼ、畑、手作り加工食品作り、薪作り、と日常生活だけでも色々やることがたくさんあって喜ばしい限り。
食べるもん(食)と家(住)と薪(エネルギー)ぐらい自給して「食えない」ということは絶対にあり得ない。
食い物作ってて、食えないって冷静に考えてオカシイ。
自分の労力を現金化して、それで買い物して生活すると「稼ぎがないと食っていけない」という事に陥ってしまう。
移動式ピザ窯での出店もたまにある。
ピザ窯作りの講師も4月の終わりに入ってる。
最近はあっこスイーツの需要も高まったり、料理教室の要望もある。
何やかんやあるねー。
自分の一番やりたいことは、この自画自賛でテキトーな生活。
その延長でちょこっとずつ色んなことが小遣い稼ぎに繋がってる。
そんなんで成り立つ生活。
廃材天国での生活に一番労力を使いたい訳。
最近アチコチから声がかかるけど、一日一万円とかのバイトじみた仕事は断ってる。
賃労働はしない。
これは一軒目の廃材ハウスの生活から貫いてる。
言い方が難しいけど、安定収入がないことがかえっていい。
絶対にローンを組まないし、欲しいものは現金でしか買わない。
保険も年金もなくても、将来や老後の心配は全くない。
他人がどうやこうや言うたって本人がそう思うんやからしゃあない。
子どもに金がかかるって幻想もないし。
20代でこれ言ってても説得力ないけど、40前の家庭を持った親父が言うてるんやからねー。
とにかく僕よりもあっこちゃんの方が金や物欲からは解放されてる。
女性が解放されたパワーはヤバイね。
そもそも金を出してまで欲しいものが少ないんで、金がないから買えないという状況が発生しにくい。
廃材生活を12年もやってると、新車や新品に魅力を感じない。
金出して手に入るってのが当たり前過ぎておもしろくない。
解体現場で必要なものを何でも盗ってくるのにワクワクする。
自分で創り出すのはもっとワクワクする。
こういう生活経験が長いと、どこへ行けば欲しい廃材が手に入るかが分かってるからね。
それと、「〇〇がないかー。」とそこら中に声をかける。
世の中には捨てられてるものがゴマンとある。
必要な時に必要な場所や人に、その情報が入らないとただのゴミ。
それを掴むと宝の山。
ゴミで出来た家で毎日薪でご飯炊きながら、宝を得たと買ってに思いこんでるんやからお気楽なもの。
それは今でいう所の癒しとかユルユルとかでは到達しない血と汗の結晶。
クソ暑くても、極寒の中でもとにかく毎日廃材の家を作り続けるという作業の結果。
完成したって、この生活に休息なんてお呼びじゃない。
いやー、こうも次から次へととやりたいことがあって退屈しないのが最高!
タグ :野草
2012年03月15日
「廃材天国流、無限生活3」
完成した陶板の看板を、廃材で木枠を作って梱包して発送した。
ほとんど、焚きもの同然のいらない廃材をみつくろってパパッと作る。
この即興が楽しい。
この仕事の中で一番楽しかったかも。
3㎝厚の50㎝角の陶器の板×2+廃材の木枠。
超重かったからか、廃材の木枠がファンキーだからか、ヤマトの人の顔には「何だこりゃ!?」という文字がアリアリと書かれてた。
えー。
最近連載していってる「イカにして廃材天国流、無限生活が実現したのか?」のストーリー。
弟子というのは「個人作家として独立する」という夢が前提の修行期間。
小向さんの窯焚きなり、生活に憧れても、二十歳過ぎの僕は日々の弟子生活にキチンと取り組んでた。
その小向さんの手作りの窯に出会って、完全に僕の中の方向が変わっていったのは事実。
当時、作家として独立する人の話をアチコチで聞いた。
まず、土地を買う。
ソコソコの面積が必要なので、数百万~1千万円とか。
斜面の多い山なら工房や駐車場とうい平面を作らないといけない。
田んぼのような平坦地なら窯を作るのに斜面を作らないといけない。
どっちにしても造成工事に数百万円。
窯を作るのに5、6百万円(築炉職人に頼んで)。
窯の屋根+工房に数百万円。
真空土練機が100万円。
ロクロや道具一式で数十万円。
窯道具も高い。
棚板という窯の中で作品を並べる耐火性の板(45㎝角で一万円)が100枚とか。
更に一回窯を焚くのに数十万円の薪代。
消耗品や窯焚き職人の人件費まで入れると、一窯百万とか言われてた。
足し算したくないーーー。
ほいでも、僕が弟子に入った少し前までは備前焼もバブルの影響でよく売れたとか。
銀行に上のような事業計画出すとホイホイ金貸してくれたんだと。
土地や工房で金の掛け方で随分上下すると言うたって、2、3千万という額面に到達する。
チッチッチッ。
心配無用!
備前焼の作家のグループ、〇〇会に入ればどんどん売れるし。
ただし、入会金は200万円!
えっ?
陶芸って芸術じゃないの???
何言うてますのー。
ビジネスでんがなーーー。
備前焼きの地で独立を果たし、有名な師匠の△△一門として看板背負えば間違いナシ。
まず、岡山県の県展に入選して。
何年もかけて県知事賞や山陽新聞社賞に輝く。
日本伝統工芸展では3回入選すると「正会員」という称号を頂ける。
それ以外でも、表町(岡山市の商店街)の☓☓ギャラリーは〇〇先生の推薦がないと出入りできないとか。
だんだんプロフィールに、賞歴や個展の経歴を重ねて作品の0の数が増えていく。
そら、あっという間に借金返して豪華絢爛な展示場も作れるというもの。
もちろん、その作家の作品が重要なのは言うまでもないけど、そういう「権威」が支配する世界。
僕はそれを悪く思ってるんじゃない。
弟子に入った当時は僕だって、努力してそういう賞とかに輝きたいと思ってたし。
というか、備前焼に携わる以上は人間国宝とまでいかなくても、作品が世に認められたいという方向では全員一致してる。
もちろん、売れる=認められるに他ならない。
ただ、小向さんの所のボロい窯とどう考えても売れなさそうな作品を作って生活していってるのを目の当たりにした僕には、そこで新たな選択肢に出会った。
自分で意図して決めた方向に歩むのが本望なのはみんなに共通する。
賞歴を重ねていくのも、アウトローでいくのも本人が納得して決めたことなら問題ない。
選択肢がない状態で、そういう権威社会のヒエラルキーの一端に入ってしまって、「こんなハズじゃ、、、。」というのは問題アリ。
その影響だけではない。
当時つきあってたあっこちゃんと一緒に行った講演会にも影響を受けた。
それは友達が紹介してくれた、ネットワーク「地球村」という環境のNPOの講演会だった。
ネットワークビジネスじゃなくてよかった、、、。
つづく
タグ :陶芸
2012年03月14日
陶板の看板完成
久しぶりに同級生の工務店「住み心地工房」の社長が廃材を持ってきてくれた。

一軒新築すればかなりの量が出るからね。
彼のコンセプトは無垢材重視の家作り。
石膏ボードやビニールクロス、グラスウールなんかは極力使わない。

わざわざ持ってきてくれるのがありがたい。

焼き杉の板。
こういう細かいのが焚きつけに丁度いい。
これから薪ストーブが終わって、ステンレスカマドでの日々の料理には欠かせない。
新聞紙に火を点けて、うどん屋の割りばし、この木端、最後に先日ヒロハルくんの作ってくれた雑木の丸太となる。
大工さんの木端に、雑木の丸太小は料理。
解体系の角材は風呂。
雑木の丸太大は薪ストーブ。
全てに必要な焚きつけはうどん屋の割りばしと門松作りで出る竹の木端。
全ての廃材は廃材天国まで持ってきてくれるんやからねー。
よく、「陣さん所は一杯集まっていいですねー。」と言われる。
僕だって、一軒目の廃材ハウスの生活の時には取りに行ってた。
ここまで集まるようになるまでには相応の努力が要る。
貪欲で軽快なフットワークだ。
「どこそこで廃材が出た。」という情報が入ればすぐさま動く。
その繰り返しで「あいつに言えば引き取ってくれる。」という空気を作る。
で、こんだけ廃材積み込んだ廃材天国の現状では、「自分で取りに行ってまではいいですわ。」と断ってるぐらい。
圧倒的に供給量が上回ってるからね。
一気に雑木の伐採したのを持ってくる業者には積み込みもお願いしてる。
要するに、双方にメリットがある関係じゃないといけない。
じゃなきゃ長続きしない。
無理して頑張るような薪ライフは続かないどころか、クールじゃないし。
これが自画自賛で左ウチワな生活の秘訣だ。

陶器製の看板が出来上がった。
火襷の陶板に彫り込みの文字、着色にも気を使った。
こんなんで「廃材天国」とか作ったらかっこええがなー。
でも結局、人から頼まれたからここまでやったけど、自分の所の看板にはここまで労力使わんやろな。
一軒新築すればかなりの量が出るからね。
彼のコンセプトは無垢材重視の家作り。
石膏ボードやビニールクロス、グラスウールなんかは極力使わない。
わざわざ持ってきてくれるのがありがたい。
焼き杉の板。
こういう細かいのが焚きつけに丁度いい。
これから薪ストーブが終わって、ステンレスカマドでの日々の料理には欠かせない。
新聞紙に火を点けて、うどん屋の割りばし、この木端、最後に先日ヒロハルくんの作ってくれた雑木の丸太となる。
大工さんの木端に、雑木の丸太小は料理。
解体系の角材は風呂。
雑木の丸太大は薪ストーブ。
全てに必要な焚きつけはうどん屋の割りばしと門松作りで出る竹の木端。
全ての廃材は廃材天国まで持ってきてくれるんやからねー。
よく、「陣さん所は一杯集まっていいですねー。」と言われる。
僕だって、一軒目の廃材ハウスの生活の時には取りに行ってた。
ここまで集まるようになるまでには相応の努力が要る。
貪欲で軽快なフットワークだ。
「どこそこで廃材が出た。」という情報が入ればすぐさま動く。
その繰り返しで「あいつに言えば引き取ってくれる。」という空気を作る。
で、こんだけ廃材積み込んだ廃材天国の現状では、「自分で取りに行ってまではいいですわ。」と断ってるぐらい。
圧倒的に供給量が上回ってるからね。
一気に雑木の伐採したのを持ってくる業者には積み込みもお願いしてる。
要するに、双方にメリットがある関係じゃないといけない。
じゃなきゃ長続きしない。
無理して頑張るような薪ライフは続かないどころか、クールじゃないし。
これが自画自賛で左ウチワな生活の秘訣だ。
陶器製の看板が出来上がった。
火襷の陶板に彫り込みの文字、着色にも気を使った。
こんなんで「廃材天国」とか作ったらかっこええがなー。
でも結局、人から頼まれたからここまでやったけど、自分の所の看板にはここまで労力使わんやろな。
タグ :看板
2012年03月13日
弟子時代の話の続き
昨日は40㌔の精米したクダケ米を「入江麹製造所」に持ち込んだ。
で、前に預けてたお米を麹に加工してもらったのを持って帰る。
早速、帰ってプレミアム甘酒作り。
この醸しごっこはほんとに楽しい。
マンガ「もやしもん」全巻買ったけど、超おもろいよ。
マニアックな菌の世界、発酵食の文化が分かりやすく描かれてる。
えー。
先日の焼きものの弟子時代の話の続き。
岡山に戻って弟子としての生活。
当時の生活はこんな生活。
7万の給料のうち、2万5千円が家賃、食費は月5000円に抑えてた。
外食は絶対にせず、全て自炊。
コンビニでの買い物も絶対にしない。
実家からお米を送ってくれてたし、調味料なんかは今と違って徹底的に安いやつ。
ペットボトルの一番安い醤油に一番安い塩、油も一番安いのという具合。
酒も安い焼酎なんかで、純米酒なんかは買ってなかった。
肉は半額のしか買わず、50g単位に小分けしてラップして冷凍保存。
野菜も見切り品のコーナーからしか買わない。
ベクトルが違えど、徹底するという意味では当時から相当のモンやったね。
朝飯はナシ。
お昼に5合白ご飯を炊いて、2合5勺食べる。
夜に残った2合5勺食べる。
おかずは超味を濃くしたものを少し。
ジャワカレーに更にマギーブイヨンを入れて濃くしたり。
それをちょこっとずつつけて白ご飯を大量に食べられるようにしてた。
今の手作り生活からすると別次元の食生活やけど、ご飯が中心というのは今から考えてもよかったと思う。
最も、普段は先生の所の仕事が夕方に終わっても、ロクロや工房は自由に使わせてくれてたし、休みの日には兄弟子の工房や他の先生の所に行くという陶芸漬けの生活なので、月に7万でもお金が足りないということは全くなかった。
僕は元々根が単純バカなので、スイッチが入るとシャカリキに一つのことに集中するというタイプ。
そういう陶芸三昧の弟子生活の頃に、大阪で知り合った小向さんの所を訪ねた。
それはそれはショッキングやったね。
チリ一つない工房に美しい窯、セコムで管理された大きなガラス張りの展示場という我が師匠の所とは雲泥の差。
小向さんの所はまず窯が6つもあって、全て手作り!?
窯とは伊部(備前の中心)では築炉職人に作ってもらうのが普通で、まず自分で作れるとすら思ってなかった。
しかも、それぞれの大小の窯には最低限のスレートかトタンのザッとした屋根だけ。
そして各窯の間の斜面を利用して、美しい菜園が織りなされ、数十種類の野菜にハーブが育っていた。
家は船舶コンテナにアルミサッシで入口や窓をつけ、コンテナとコンテナの間に風呂やトイレや収納を上手く作った高機能なものだった。
一番感動したのは窯焚き。
普通は先生と弟子それに窯焚き職人という3交代で、そんなにヨソ者が立ち入る雰囲気ではない。
小向さんの所の窯焚きでは、外人の陶芸家や世界を自転車で放浪したおじさんと毎日多様な人が集まってた。
野草の達人姫さんとも窯の前で出会った。
それでみんなが酒を持ち寄ったり材料を持ち寄ったりして、小向さんが菜園の野菜やハーブで料理して宴会。
窯の前は毎日宴会やった。
そこでの話題は陶芸のことのみならず、漬けものの漬け方から野菜の育て方、この料理の味付けはどうしたとか、この魚が旬で燻製にして、とそれまでの僕が接してきた大人からは聞いたこともないような内容ばかり。
どうやら僕が魅かれたのは彼の作品というよりは、そういう自由な生活スタイルだったよう。
それまでの僕は陶芸を一つの職業として捉えてたような気がする。
今、うちに来る若者にも言えるけど、若いうちは特に何者にかなろうと気負ってる。
これは向き不向きもある。
伝統工芸社会の一端を担うのが向いてる人はそれでいい。
自由なスタイルを得るためのリスクは、その時の僕にはまだ分かってなかった。
つづく
で、前に預けてたお米を麹に加工してもらったのを持って帰る。
早速、帰ってプレミアム甘酒作り。
この醸しごっこはほんとに楽しい。
マンガ「もやしもん」全巻買ったけど、超おもろいよ。
マニアックな菌の世界、発酵食の文化が分かりやすく描かれてる。
えー。
先日の焼きものの弟子時代の話の続き。
岡山に戻って弟子としての生活。
当時の生活はこんな生活。
7万の給料のうち、2万5千円が家賃、食費は月5000円に抑えてた。
外食は絶対にせず、全て自炊。
コンビニでの買い物も絶対にしない。
実家からお米を送ってくれてたし、調味料なんかは今と違って徹底的に安いやつ。
ペットボトルの一番安い醤油に一番安い塩、油も一番安いのという具合。
酒も安い焼酎なんかで、純米酒なんかは買ってなかった。
肉は半額のしか買わず、50g単位に小分けしてラップして冷凍保存。
野菜も見切り品のコーナーからしか買わない。
ベクトルが違えど、徹底するという意味では当時から相当のモンやったね。
朝飯はナシ。
お昼に5合白ご飯を炊いて、2合5勺食べる。
夜に残った2合5勺食べる。
おかずは超味を濃くしたものを少し。
ジャワカレーに更にマギーブイヨンを入れて濃くしたり。
それをちょこっとずつつけて白ご飯を大量に食べられるようにしてた。
今の手作り生活からすると別次元の食生活やけど、ご飯が中心というのは今から考えてもよかったと思う。
最も、普段は先生の所の仕事が夕方に終わっても、ロクロや工房は自由に使わせてくれてたし、休みの日には兄弟子の工房や他の先生の所に行くという陶芸漬けの生活なので、月に7万でもお金が足りないということは全くなかった。
僕は元々根が単純バカなので、スイッチが入るとシャカリキに一つのことに集中するというタイプ。
そういう陶芸三昧の弟子生活の頃に、大阪で知り合った小向さんの所を訪ねた。
それはそれはショッキングやったね。
チリ一つない工房に美しい窯、セコムで管理された大きなガラス張りの展示場という我が師匠の所とは雲泥の差。
小向さんの所はまず窯が6つもあって、全て手作り!?
窯とは伊部(備前の中心)では築炉職人に作ってもらうのが普通で、まず自分で作れるとすら思ってなかった。
しかも、それぞれの大小の窯には最低限のスレートかトタンのザッとした屋根だけ。
そして各窯の間の斜面を利用して、美しい菜園が織りなされ、数十種類の野菜にハーブが育っていた。
家は船舶コンテナにアルミサッシで入口や窓をつけ、コンテナとコンテナの間に風呂やトイレや収納を上手く作った高機能なものだった。
一番感動したのは窯焚き。
普通は先生と弟子それに窯焚き職人という3交代で、そんなにヨソ者が立ち入る雰囲気ではない。
小向さんの所の窯焚きでは、外人の陶芸家や世界を自転車で放浪したおじさんと毎日多様な人が集まってた。
野草の達人姫さんとも窯の前で出会った。
それでみんなが酒を持ち寄ったり材料を持ち寄ったりして、小向さんが菜園の野菜やハーブで料理して宴会。
窯の前は毎日宴会やった。
そこでの話題は陶芸のことのみならず、漬けものの漬け方から野菜の育て方、この料理の味付けはどうしたとか、この魚が旬で燻製にして、とそれまでの僕が接してきた大人からは聞いたこともないような内容ばかり。
どうやら僕が魅かれたのは彼の作品というよりは、そういう自由な生活スタイルだったよう。
それまでの僕は陶芸を一つの職業として捉えてたような気がする。
今、うちに来る若者にも言えるけど、若いうちは特に何者にかなろうと気負ってる。
これは向き不向きもある。
伝統工芸社会の一端を担うのが向いてる人はそれでいい。
自由なスタイルを得るためのリスクは、その時の僕にはまだ分かってなかった。
つづく
タグ :陶芸
2012年03月12日
3、11メモリアルパレード
3、11の一周年のメモリアル。
高松でも脱原発パレード。

中央公園に集合して。

カワイイ褌に書いたパワフルな文字。

トウヨウくんたち実行委員のみんなが呼び掛けて。

福島のこどもたちおいでプロジェクトのさと子さんのお話。

興味深い講演会のお知らせ。

中央公園から商店街を目指す。

南新町から丸亀町の3町ドームまでトウヨウくんのジャンべが炸裂!
褌学会からはアララトさんと僕。
さっと正装になって、龍褌で繋がる。
寒さはトランスダンスで吹っ飛ばす。

制服の人も一緒に。

四電本社で脱原発の申し入れ。
三越前の黙祷から雨が強くなってきたのと、踊りが止まると超寒い。

ヒューマンチェーンで本社を取り囲みみんなで、「お願いしまーす!」

急いで服を着るもちっとも身体はぬくもらないんで、南新町の「大日本社員食堂」で熱燗を頂いた。
ここは豊島の石井亨さんの経営する店。
昼間は「百姓一揆」という八百屋で、夜は居酒屋。
元県議の石井さん、元赤軍派のUさん、アララトさんという面々から豊島→直島の産廃の話に展開。
三菱マテリアルと福武の直島。
当時50万tと言われた産廃は実は95万tとも言われ、未だに処理は終わってない。
大体豊島の産廃を直島に運んで処理するということがナンセンス極まりない。
当時、石井さんの所には200社からの処理の申し入れが来てたとか。
それを見事に三菱が取り込んだ。
県外からの産廃を受け入れるように県も動いてて、そろそろ低レベル核廃棄物も来るんちゃうかという事。
高レベルの方はガラス固化体にして地中埋設にする候補地すら決まってもなく、六ヶ所村に溜まった核のゴミは飽和状態。
全く信用のカケラもない保安委員のストレステストでは伊方は「妥当」とか。
南海大地震の1、5倍だか1、8倍まで耐えられるんだと。
で、2倍、3倍の地震が来たらまた想定外。
ここ四国での首長たちのバックボーンを考えると伊方が狙われてる。
一基再稼働してしまえば、その既成事実で他もという魂胆。
それを絶対にさせてはならん!
現実、電気ごとき何とでもなる。
直接金を掴まされた訳でもない奴が、「やっぱり経済のためにはしゃあないやろ。」とか言うな。
経済が上手く回らんようになる原因は、原子力ムラなり権力者の懐に集中してきたからに他ならない。
中小企業や庶民のためには巨大な権力が邪魔になっても助けになることはないぞ。
少々の金掴まされそうになったって、祝島の漁協のように突き返す根性を持て!

最後は田町の交番の中でオムスビを食べながら「復興カフェ」。
「被災者の冥福をお祈りします」という最大の祈りは何か?
こんな悲惨な状況を生みだす社会を変える方向に生活をシフトすることだ。
地震は自然災害。
ハッキリしたのは、この悲惨な原発震災の責任者はいないという事。
国と大手企業の構造は共通。
権力の中枢に金が集中するようになってる。
そこで、東電が悪い、国が悪いと被害者ぶってるのが向こうの思う壺。
国や大手がどう言おうと、自分で生活していく!
自立だ!
全責任は自分で取る。
自立に必要なのは、自分で自分をコントロールする自律。
そのためには自分の力を全解放させる自由な生き方が必須。
言われた事気いてりゃ生きていけるなんて事が打ち砕かれたのが一年前。
もう一度言うぞ。
最大の祈りは自立できる生活を目指す事だ!
高松でも脱原発パレード。
中央公園に集合して。
カワイイ褌に書いたパワフルな文字。
トウヨウくんたち実行委員のみんなが呼び掛けて。
福島のこどもたちおいでプロジェクトのさと子さんのお話。
興味深い講演会のお知らせ。
中央公園から商店街を目指す。
南新町から丸亀町の3町ドームまでトウヨウくんのジャンべが炸裂!
褌学会からはアララトさんと僕。
さっと正装になって、龍褌で繋がる。
寒さはトランスダンスで吹っ飛ばす。
制服の人も一緒に。
四電本社で脱原発の申し入れ。
三越前の黙祷から雨が強くなってきたのと、踊りが止まると超寒い。
ヒューマンチェーンで本社を取り囲みみんなで、「お願いしまーす!」
急いで服を着るもちっとも身体はぬくもらないんで、南新町の「大日本社員食堂」で熱燗を頂いた。
ここは豊島の石井亨さんの経営する店。
昼間は「百姓一揆」という八百屋で、夜は居酒屋。
元県議の石井さん、元赤軍派のUさん、アララトさんという面々から豊島→直島の産廃の話に展開。
三菱マテリアルと福武の直島。
当時50万tと言われた産廃は実は95万tとも言われ、未だに処理は終わってない。
大体豊島の産廃を直島に運んで処理するということがナンセンス極まりない。
当時、石井さんの所には200社からの処理の申し入れが来てたとか。
それを見事に三菱が取り込んだ。
県外からの産廃を受け入れるように県も動いてて、そろそろ低レベル核廃棄物も来るんちゃうかという事。
高レベルの方はガラス固化体にして地中埋設にする候補地すら決まってもなく、六ヶ所村に溜まった核のゴミは飽和状態。
全く信用のカケラもない保安委員のストレステストでは伊方は「妥当」とか。
南海大地震の1、5倍だか1、8倍まで耐えられるんだと。
で、2倍、3倍の地震が来たらまた想定外。
ここ四国での首長たちのバックボーンを考えると伊方が狙われてる。
一基再稼働してしまえば、その既成事実で他もという魂胆。
それを絶対にさせてはならん!
現実、電気ごとき何とでもなる。
直接金を掴まされた訳でもない奴が、「やっぱり経済のためにはしゃあないやろ。」とか言うな。
経済が上手く回らんようになる原因は、原子力ムラなり権力者の懐に集中してきたからに他ならない。
中小企業や庶民のためには巨大な権力が邪魔になっても助けになることはないぞ。
少々の金掴まされそうになったって、祝島の漁協のように突き返す根性を持て!
最後は田町の交番の中でオムスビを食べながら「復興カフェ」。
「被災者の冥福をお祈りします」という最大の祈りは何か?
こんな悲惨な状況を生みだす社会を変える方向に生活をシフトすることだ。
地震は自然災害。
ハッキリしたのは、この悲惨な原発震災の責任者はいないという事。
国と大手企業の構造は共通。
権力の中枢に金が集中するようになってる。
そこで、東電が悪い、国が悪いと被害者ぶってるのが向こうの思う壺。
国や大手がどう言おうと、自分で生活していく!
自立だ!
全責任は自分で取る。
自立に必要なのは、自分で自分をコントロールする自律。
そのためには自分の力を全解放させる自由な生き方が必須。
言われた事気いてりゃ生きていけるなんて事が打ち砕かれたのが一年前。
もう一度言うぞ。
最大の祈りは自立できる生活を目指す事だ!
タグ :脱原発
2012年03月11日
廃天ぷら油集めのスタート
そろそろこの季節恒例、味噌作りの準備。

クダケ。
田んぼに吊るして乾燥した稲を脱穀して籾になる。
その籾を籾すりすると玄米になる。
その時、籾すり機から軽い籾や青い籾が弾かれる。
いわゆるB級玄米。
このクダケを精米する。

精米すると、ちゃんと白米になる。
所々割れてるお米があるけど、問題ない。
このお米を30㌔麹屋に持ち込んで、麹に加工してもらう。
普段から、あっこスイーツの甘酒作りにも加工してもらってる、観音寺の室本「入江麹製造所」。
お米作ってない人でも、籾すり場に行けば安くクダケ買えるよ。

弟子居候のヒロハルくんは午前中一杯まで薪作りをしてくれた。
これはそろそろ薪ストーブが焚けなくなるんで、キッチンのステンレスカマドで使う料理用の薪。
こんだけストックされてたらしばらくはあるねー。
お昼には旅立った。
ウチの後は山陰の畜産関係の所に住み込みで研修するんだとか。
4/14(土)が天ぷらカーワークショップに決定!
来月やけど、今のうちから廃油を集め始めた方がいいと思って、午後はタウンページでアチコチに電話。
突然電話で「廃油もらえます?」とかけても、「ウチは決まった業者に渡してるから。」とまず断られる。
ラチが明かないんで、軽トラで直接アタック作戦に切り替える。
大き目のセルフのうどん屋を数件回る。
これも同じ結果で、中々もらえない。
びっくりしたのは「ウチは廃油出ないから。」って所もあった。
「出たーーー!!!」、出汁カスもらいに行った時を彷彿とさせるこのセリフ!
どういう理屈か知らんけど、そういう事もある。
滑り出し好調!とばかり行かないのがこの廃材生活。
簡単にもらえなくて、「やっと山を当てたぜーーー!」みたいなのが超盛り上がるし。

結果的にはこんだけ集まった。
大きい所じゃない個人経営の割烹や鮨屋なんかでもらえた。
焦って、業者に顔の利くわきおさんに電話。
「チェーンの居酒屋とかうどんやの社長に聞いてみてよー。」と頼んだ。
結果は、、、。
わ「ところでお前、月にどんだけ要るんや?」
陣「えっ!?そんなん計算しとらんけど。」
わ「と言うんは、大きなチェーン店なんかでもらえるようになった場合、毎月決まってちゃんと引き取ってもらわな困るという条件 になると言うとるぞ。」
陣「まじでーーー!ほんだらとりあえず大きな所はお願いせん方向で、、、。」
というやりとり。
そっかー!
そらそやわな。
今、軽トラと軽バン両方で月に約一万円のガソリン代。
そのうちのバンの方だけが天ぷらディーゼルになる。
てことは月に100Lももらうと使い切れんのちゃうか?
改造をお願いしてる「満月屋」さんによると、軽油とてんぷら油の燃費はさほど変わらんそうやし。
うーん。
しかし、めっちゃ大量に集まるんなら精製ステーション作って軽油の半分とかで売って儲けるってのはどうだ!
そこでネックになるのが廃油のろ過。
なんでも最初は天かすとかをザルで取って、次は80ミクロンの網、最後は「コスロン」とか言う家庭用の天ぷら油専門の濾紙を何重にも重ねてやるそうな。
それも粗いろ過はガソリンスタンドのペール缶でする。
コスロンという最終段階では半透明の衣装ケースにたくさん穴を開けてその濾紙をセットするように自作するらしい。
ワクワクするねー。
実際この手間をかけられる生活者がどんだけおるのか?
しかも、ディーゼルエンジンの命とも言える噴射ポンプがダメになってもしゃあないと思える、という条件もプラスされる。
これはそうそう広まるもんではないねー。
それだけに貪欲な僕には好都合!
わははははははーーーー!!!
クダケ。
田んぼに吊るして乾燥した稲を脱穀して籾になる。
その籾を籾すりすると玄米になる。
その時、籾すり機から軽い籾や青い籾が弾かれる。
いわゆるB級玄米。
このクダケを精米する。
精米すると、ちゃんと白米になる。
所々割れてるお米があるけど、問題ない。
このお米を30㌔麹屋に持ち込んで、麹に加工してもらう。
普段から、あっこスイーツの甘酒作りにも加工してもらってる、観音寺の室本「入江麹製造所」。
お米作ってない人でも、籾すり場に行けば安くクダケ買えるよ。
弟子居候のヒロハルくんは午前中一杯まで薪作りをしてくれた。
これはそろそろ薪ストーブが焚けなくなるんで、キッチンのステンレスカマドで使う料理用の薪。
こんだけストックされてたらしばらくはあるねー。
お昼には旅立った。
ウチの後は山陰の畜産関係の所に住み込みで研修するんだとか。
4/14(土)が天ぷらカーワークショップに決定!
来月やけど、今のうちから廃油を集め始めた方がいいと思って、午後はタウンページでアチコチに電話。
突然電話で「廃油もらえます?」とかけても、「ウチは決まった業者に渡してるから。」とまず断られる。
ラチが明かないんで、軽トラで直接アタック作戦に切り替える。
大き目のセルフのうどん屋を数件回る。
これも同じ結果で、中々もらえない。
びっくりしたのは「ウチは廃油出ないから。」って所もあった。
「出たーーー!!!」、出汁カスもらいに行った時を彷彿とさせるこのセリフ!
どういう理屈か知らんけど、そういう事もある。
滑り出し好調!とばかり行かないのがこの廃材生活。
簡単にもらえなくて、「やっと山を当てたぜーーー!」みたいなのが超盛り上がるし。
結果的にはこんだけ集まった。
大きい所じゃない個人経営の割烹や鮨屋なんかでもらえた。
焦って、業者に顔の利くわきおさんに電話。
「チェーンの居酒屋とかうどんやの社長に聞いてみてよー。」と頼んだ。
結果は、、、。
わ「ところでお前、月にどんだけ要るんや?」
陣「えっ!?そんなん計算しとらんけど。」
わ「と言うんは、大きなチェーン店なんかでもらえるようになった場合、毎月決まってちゃんと引き取ってもらわな困るという条件 になると言うとるぞ。」
陣「まじでーーー!ほんだらとりあえず大きな所はお願いせん方向で、、、。」
というやりとり。
そっかー!
そらそやわな。
今、軽トラと軽バン両方で月に約一万円のガソリン代。
そのうちのバンの方だけが天ぷらディーゼルになる。
てことは月に100Lももらうと使い切れんのちゃうか?
改造をお願いしてる「満月屋」さんによると、軽油とてんぷら油の燃費はさほど変わらんそうやし。
うーん。
しかし、めっちゃ大量に集まるんなら精製ステーション作って軽油の半分とかで売って儲けるってのはどうだ!
そこでネックになるのが廃油のろ過。
なんでも最初は天かすとかをザルで取って、次は80ミクロンの網、最後は「コスロン」とか言う家庭用の天ぷら油専門の濾紙を何重にも重ねてやるそうな。
それも粗いろ過はガソリンスタンドのペール缶でする。
コスロンという最終段階では半透明の衣装ケースにたくさん穴を開けてその濾紙をセットするように自作するらしい。
ワクワクするねー。
実際この手間をかけられる生活者がどんだけおるのか?
しかも、ディーゼルエンジンの命とも言える噴射ポンプがダメになってもしゃあないと思える、という条件もプラスされる。
これはそうそう広まるもんではないねー。
それだけに貪欲な僕には好都合!
わははははははーーーー!!!
タグ :天ぷらカー
2012年03月10日
焼きもの
また雨。
居候の中の作業は何かないかー。
先日、陶器の看板を電気窯で焼いた。
その時に一緒に焼いた食器がある。
焼き締めの陶器は窯から出した後、砥石やサンドペーパーで表面のチクチクした石磨く作業がある。
その磨く作業をヒロハルくんにやってもらった。

手前の火襷(ヒダスキ)の明るいのと、奥の薪の窯のと磨いてなかったのを全部やってもらった。
この水を溜めてるのは水が漏れないかのチェック。
この後洗ってやっと完成。
備前焼の地、備前市の伊部で修業したのは3年間。
備前焼は個人の作家が日本一多い。
土作り、作品作り、窯詰め、窯焚き、販売と一連の作業を全部一人の作家がこなす。
今から考えれば備前焼というブランドによって単価が高いから出来るとも言える。
萩焼なんか、ちゃんと手作りでも湯のみ一個が300円とか。
備前焼なら若手の作家でも2000円とかやからね。
確かに薪だけで全部焼いてるという味が現代ではかえって見直されてるというのもある。
僕が弟子入りしたのも、薪だけで焼く素朴な味に魅力を感じたから。
そして、そういう先生の所なら全工程が勉強できると思ったから。
自分で将来独立した作家としてやっていく時には全部自分の手作業でやりたいと思っていたし。
そういう伝統工芸の弟子は今でも雑用中心。
僕が入った17年前には住みこみの内弟子制度はなく、一ヶ月7万円の給料でボロアパートを借りて生活した。
一年ぐらいは雑用や工房の一連の作業に慣れるのに必死だった。
少し慣れた頃、他の先生の所も色々行くようになった。
部外者お断りの所もあれば、来るものは拒まずの所もある。
土作りや窯焚きはその先生によって全然違うので、どこへ言ってもものすごく勉強になった。
とにかく無償で手伝う。
あらゆる事を吸収したいので、必死で動いた。
ご飯をたべさせてもらえるだけでありがたかった。
この時期の経験が、今の廃材天国での居候を受け入れるスタイルに繋がってるのかも。
備前焼という伝統工芸の社会には会派があり、〇〇一門という有名な先生の弟子たちのグループという単位から、△△会といった個人作家の交流のための大小様々なグループがある。
技術を習得するという勉強とはまた別の、そういう権力のヒエラルキーを内側から見られたことはよかった。
とはいえ、当時の僕もまた「一生懸命頑張って、世間に認められる作家になりたい。」と思っていた。
ある程度弟子生活にも慣れた頃、インテックス大阪で全国から作家の集まる陶芸フェスタがあるというので出かけて行った。
そこで、備前焼作家とは全く別のグループや会派に属しない人に出会った。
薪で焼く備前焼の手法はとってはいるが、全く型破りな作品。
いわゆる僕の修行してる伊部(備前焼の中心)にはない破天荒さに魅かれた。
お世辞にも上手いとは言えない作品だけど、なぜか広い会場の中でその人のブースには何度も立ち寄った。
その時の僕は真っ当な作家を目指すべく、備前焼の本流の所で頑張ってただけに、なぜこんなグニャグニャの作品が気になるのか理解できなかった。
備前焼の伝統社会に属さない、アウトロー作家の小向さんという人だった。
本人はほとんど、自分のブースに居なくて話もロクに聞けなかった。
名刺だけ頂いて岡山に戻った。
つづく
居候の中の作業は何かないかー。
先日、陶器の看板を電気窯で焼いた。
その時に一緒に焼いた食器がある。
焼き締めの陶器は窯から出した後、砥石やサンドペーパーで表面のチクチクした石磨く作業がある。
その磨く作業をヒロハルくんにやってもらった。
手前の火襷(ヒダスキ)の明るいのと、奥の薪の窯のと磨いてなかったのを全部やってもらった。
この水を溜めてるのは水が漏れないかのチェック。
この後洗ってやっと完成。
備前焼の地、備前市の伊部で修業したのは3年間。
備前焼は個人の作家が日本一多い。
土作り、作品作り、窯詰め、窯焚き、販売と一連の作業を全部一人の作家がこなす。
今から考えれば備前焼というブランドによって単価が高いから出来るとも言える。
萩焼なんか、ちゃんと手作りでも湯のみ一個が300円とか。
備前焼なら若手の作家でも2000円とかやからね。
確かに薪だけで全部焼いてるという味が現代ではかえって見直されてるというのもある。
僕が弟子入りしたのも、薪だけで焼く素朴な味に魅力を感じたから。
そして、そういう先生の所なら全工程が勉強できると思ったから。
自分で将来独立した作家としてやっていく時には全部自分の手作業でやりたいと思っていたし。
そういう伝統工芸の弟子は今でも雑用中心。
僕が入った17年前には住みこみの内弟子制度はなく、一ヶ月7万円の給料でボロアパートを借りて生活した。
一年ぐらいは雑用や工房の一連の作業に慣れるのに必死だった。
少し慣れた頃、他の先生の所も色々行くようになった。
部外者お断りの所もあれば、来るものは拒まずの所もある。
土作りや窯焚きはその先生によって全然違うので、どこへ言ってもものすごく勉強になった。
とにかく無償で手伝う。
あらゆる事を吸収したいので、必死で動いた。
ご飯をたべさせてもらえるだけでありがたかった。
この時期の経験が、今の廃材天国での居候を受け入れるスタイルに繋がってるのかも。
備前焼という伝統工芸の社会には会派があり、〇〇一門という有名な先生の弟子たちのグループという単位から、△△会といった個人作家の交流のための大小様々なグループがある。
技術を習得するという勉強とはまた別の、そういう権力のヒエラルキーを内側から見られたことはよかった。
とはいえ、当時の僕もまた「一生懸命頑張って、世間に認められる作家になりたい。」と思っていた。
ある程度弟子生活にも慣れた頃、インテックス大阪で全国から作家の集まる陶芸フェスタがあるというので出かけて行った。
そこで、備前焼作家とは全く別のグループや会派に属しない人に出会った。
薪で焼く備前焼の手法はとってはいるが、全く型破りな作品。
いわゆる僕の修行してる伊部(備前焼の中心)にはない破天荒さに魅かれた。
お世辞にも上手いとは言えない作品だけど、なぜか広い会場の中でその人のブースには何度も立ち寄った。
その時の僕は真っ当な作家を目指すべく、備前焼の本流の所で頑張ってただけに、なぜこんなグニャグニャの作品が気になるのか理解できなかった。
備前焼の伝統社会に属さない、アウトロー作家の小向さんという人だった。
本人はほとんど、自分のブースに居なくて話もロクに聞けなかった。
名刺だけ頂いて岡山に戻った。
つづく
タグ :陶芸
2012年03月09日
ソーラーパネル架台完成。
自作ソーラー発電システムの工事。
最近やってなくて、久しぶりの作業。

僕が溶接作業をやってる側から、塗装作業も並行してやる。
ヒロハルくんと野遊が一緒にやってくれる。

みんなでやると早い!
午前中には溶接も塗装も完全に終わった。
これで、ソーラーパネルを乗せる架台は完成をみた。
後は近所の電気工事士のおっちゃんに配線をお願いする段階。

午後は種蒔き。

まーくんの猪を料理した。
この猪は年寄りで堅いということで、スライスして焼き肉なんかには向かない。
薪ストーブの上で焼いて、圧力鍋で柔らかくする。

まーくん曰く、醤油とネギで食べても美味しいと。
年数を経るごとに堅くなるけど、肉の味は美味くなるそうな。

夕方は薪割り遊び。
ヒロハルくんは初めてと言うけど、すぐに慣れてパコーンと割れるようになった。
かなり気持ちい作業。
土歩もやりたくなって一緒にやってた。

さぬきの夢2000を乾煎りしてブラウンソースを作った。
塩で味のベースを決めて、味噌やみかんペースト、トマトソースも入れる。

カブの塩揉み。

カラシ菜の辛子和え。

ツクシの甘酢。
カラシ菜もツクシも春の味、ほんとに滋味深い。
夕方、タイ、カンボジア帰りのトミーも来て宴会になった。
ヒロハルくんも一年ぐらいかけて世界を放浪したいみたいで、トミーの海外話も聞けてよかったみたい。
最近やってなくて、久しぶりの作業。
僕が溶接作業をやってる側から、塗装作業も並行してやる。
ヒロハルくんと野遊が一緒にやってくれる。
みんなでやると早い!
午前中には溶接も塗装も完全に終わった。
これで、ソーラーパネルを乗せる架台は完成をみた。
後は近所の電気工事士のおっちゃんに配線をお願いする段階。
午後は種蒔き。
まーくんの猪を料理した。
この猪は年寄りで堅いということで、スライスして焼き肉なんかには向かない。
薪ストーブの上で焼いて、圧力鍋で柔らかくする。
まーくん曰く、醤油とネギで食べても美味しいと。
年数を経るごとに堅くなるけど、肉の味は美味くなるそうな。
夕方は薪割り遊び。
ヒロハルくんは初めてと言うけど、すぐに慣れてパコーンと割れるようになった。
かなり気持ちい作業。
土歩もやりたくなって一緒にやってた。
さぬきの夢2000を乾煎りしてブラウンソースを作った。
塩で味のベースを決めて、味噌やみかんペースト、トマトソースも入れる。
カブの塩揉み。
カラシ菜の辛子和え。
ツクシの甘酢。
カラシ菜もツクシも春の味、ほんとに滋味深い。
夕方、タイ、カンボジア帰りのトミーも来て宴会になった。
ヒロハルくんも一年ぐらいかけて世界を放浪したいみたいで、トミーの海外話も聞けてよかったみたい。
タグ :ソーラーパネル
2012年03月08日
ウドの成長が楽しみ
僕とヒロハルくんは廃材天国内の廃材を片づけながら薪作り。
あっこちゃんは菜園に人参を蒔いた。

これはウド。
根元にもみ殻を敷きつめて軟白化させる。
去年作ってた、ゴザの囲いが腐ってる。

ちょっともみ殻を掘ると下から白いウドが顔を出した。

廃材をみつくろってインパクトで補強。
そして新たなゴザを固定。

中にはしっかりともみ殻を入れる。
これで、姫さんの野草教室までほっとくとだいぶ成長するやろか?

不耕起と言うても、種を蒔く時には表面は削る。
隣の山東菜がよく出来てる。
トウ立ちする前には食べてしまいたいけど、必ず余る。
それはそれで菜花として蕾を食べる。

夜はその山東菜でもんじゃ焼き。
人参もよく出来てるんで、土歩とヒロハルくんがミジン切りにしてくれた。
ワカメを大量に入れたのは初めてやけど合うで。
コンニャクを塩で炒めたのとか。
玄米のモチの冷凍してあるのとか。
味付けは醤油とみかんペーストの簡単ソース。
結局は何を入れても美味い。
作る度に「今度はアレ入れてみよ。」次々とアレンジ出来るのがいい。
昨日は入れんかったけど、カレーパウダーとかね。
もんじゃ焼きは特に、プレミアムビールが進むねー。

七輪&自作フライパンで焼く。
絶対に炭火じゃないといけない。
前にカセットコンロでやった時に、真ん中だけ焦げて回りは全然という状態やった。
大き目の炭を入れて、横の薪ストーブから熾きを取り出して上から足しながら焼くといい感じ。
炭だけでは起こすのがめんどうやし、熾きだけでは火持ちが悪いので、折衷案としてはまあまあいい。
熾きの補充がもっと容易に手早く出来るような七輪なら炭は要らんかも。

グルグル混ぜて、この状態でしばらくほっとくとお焦げがいい感じにできる。
それをガリガリやりながら食べるのが最高。

食べながら「アレ付けて食べらどうかな?」と閃くのが楽しい。
これは、たくあんのみじん切り、ドライトマト、オリーブ、にんにく、味噌、というマニア調味料。
バゲットに乗せると美味しいと思うけど、ウチではオムスビに塗ったりもする。
もんじゃ焼きに添えたのは初めてやけど、よく合うよ。
こういう何やら分からんようなもんが冷蔵、冷凍、瓶詰め、乾燥と保存されてる。
一年分のお米は毎年実家の納屋に保管してるし、こういう保存系のものと畑のもの、野のものとで大体は自給出来る。
特に、食に関して「〇〇がないと、、、。」と言う呪縛から解放されることが自給に繋がる。
家も食も教育もそういう呪縛からブレインシフトが必須不可欠。
シフトレバーは今まで型価値観のオートマのまんまで、「そんなん無理やわ。」とかボヤいてたってしゃあないで。
ウチは自画自賛超次元シフトでバリバリ飛ばすぜ!
ブレーキはとっくにすり切れて効かんしーーー。
あっこちゃんは菜園に人参を蒔いた。
これはウド。
根元にもみ殻を敷きつめて軟白化させる。
去年作ってた、ゴザの囲いが腐ってる。
ちょっともみ殻を掘ると下から白いウドが顔を出した。
廃材をみつくろってインパクトで補強。
そして新たなゴザを固定。
中にはしっかりともみ殻を入れる。
これで、姫さんの野草教室までほっとくとだいぶ成長するやろか?
不耕起と言うても、種を蒔く時には表面は削る。
隣の山東菜がよく出来てる。
トウ立ちする前には食べてしまいたいけど、必ず余る。
それはそれで菜花として蕾を食べる。
夜はその山東菜でもんじゃ焼き。
人参もよく出来てるんで、土歩とヒロハルくんがミジン切りにしてくれた。
ワカメを大量に入れたのは初めてやけど合うで。
コンニャクを塩で炒めたのとか。
玄米のモチの冷凍してあるのとか。
味付けは醤油とみかんペーストの簡単ソース。
結局は何を入れても美味い。
作る度に「今度はアレ入れてみよ。」次々とアレンジ出来るのがいい。
昨日は入れんかったけど、カレーパウダーとかね。
もんじゃ焼きは特に、プレミアムビールが進むねー。
七輪&自作フライパンで焼く。
絶対に炭火じゃないといけない。
前にカセットコンロでやった時に、真ん中だけ焦げて回りは全然という状態やった。
大き目の炭を入れて、横の薪ストーブから熾きを取り出して上から足しながら焼くといい感じ。
炭だけでは起こすのがめんどうやし、熾きだけでは火持ちが悪いので、折衷案としてはまあまあいい。
熾きの補充がもっと容易に手早く出来るような七輪なら炭は要らんかも。
グルグル混ぜて、この状態でしばらくほっとくとお焦げがいい感じにできる。
それをガリガリやりながら食べるのが最高。
食べながら「アレ付けて食べらどうかな?」と閃くのが楽しい。
これは、たくあんのみじん切り、ドライトマト、オリーブ、にんにく、味噌、というマニア調味料。
バゲットに乗せると美味しいと思うけど、ウチではオムスビに塗ったりもする。
もんじゃ焼きに添えたのは初めてやけど、よく合うよ。
こういう何やら分からんようなもんが冷蔵、冷凍、瓶詰め、乾燥と保存されてる。
一年分のお米は毎年実家の納屋に保管してるし、こういう保存系のものと畑のもの、野のものとで大体は自給出来る。
特に、食に関して「〇〇がないと、、、。」と言う呪縛から解放されることが自給に繋がる。
家も食も教育もそういう呪縛からブレインシフトが必須不可欠。
シフトレバーは今まで型価値観のオートマのまんまで、「そんなん無理やわ。」とかボヤいてたってしゃあないで。
ウチは自画自賛超次元シフトでバリバリ飛ばすぜ!
ブレーキはとっくにすり切れて効かんしーーー。
タグ :もんじゃ焼き
2012年03月07日
納豆と居候が来た
京都は舞鶴の自給自足の仲間がいる。
「ザ・ファミリー」という家族でバンドをやってる。
ビンさん、さゆりさん夫婦にレイちゃん、アマちゃんという娘さん。
もうレイちゃんは20歳過ぎてるかな。
半農半音楽の生活。
初めて出会ったのはタイの田舎。
バントーファンという孤児院でのキャンプで。
08年の5月には、コツコツ作ってた廃材天国がソコソコ住めるようになった。
その年の秋に滋賀の山奥の「山水人(やまうと)」というキャンプイン型の祭りに行った。
そこで久しぶりの再会。
帰りにザ・ファミリーの家まで行くことにした。
家は全て薪の生活だった。
丁度稲刈りだったので、僕らは2、3日泊って手伝った。
朝5時台にはレイちゃんが台所を掃いたり、薪の準備をしてご飯作りをしてくれた。
もちろんそういう生活も含めて、色々手伝った。
帰ってきて、10月に廃材天国の業務用ガスレンジの隣に置いてた50㌔のプロパンのボンベが切れた。
それを機に、あっこちゃんも僕も、即「ビンさん所みたいに全部薪で生活しよう!」と閃いた。
それから2カ月かかって、今の廃材天国の薪調理システムを作った。
完成するまではキッチンから一歩出た外に七輪やブリキのカマドを置いての薪調理生活。
毎日のように「こうしたらもっと効率ええな。」と進化を続けた。
わざと薪を大量にくべて、コンプレッサーのエアでガンガンの業火にして中華鍋で炒め物をするアイデアが最高やった!
そういう外の薪調理と並行して、今使ってるステンレスカマドを作ったのが感慨深い。

最近、そのザ・ファミリーのさゆりさんから電話があった。
米飴をどうやって作るのかという内容だった。
新しいCDも出したというのを聞いて送ってもらうことにした。
昨日届いて、同封されてたのがコレ。
手作り納豆!

自家製大豆を手刈りの稲ワラで包んだ手作り納豆。
まず見た目がクール。

ネバネバも超強くて、匂いも強い。
当然味もシッカリしてて、ネギと本醸造の醤油だけで頂いた。
いつもは自然食品店の国産大豆の納豆を買うけど、それとも完全に別格。
それと、昨日から新たな弟子居候が来廃してる。
千葉の市川からヒロハルくんという若者。
今は東京の大学院生で、休学中。
教師になるべく資格も取って、来年から実際に非常勤講師として現場に入るそう。
ウチには教育のことと、お金のことについて学びたいという事で来た。
教育いうてもねえ、、、。
こんな我流ホームスクーリングを教育現場にフィードバック出来得るのか?
むしろそこに、僕の方が興味があるね。

早速、定番の薪作り。
初のチェーンソーの作業を汗だくになってやってくれた。
始めは力で道具を扱おうとするので疲れるもの。
切る道具のチェーンソーと、切ろうとする材木。
どちらの扱いにも慣れないとね。
慣れれば慣れる程、疲れずに早くて安全な作業が出来る。
これは職人系の作業ならどれも共通。

大空くんオススメの茎ワカメの天ぷら。
これはさつま芋とかき揚げ風にしてみた。
茎ワカメは佃煮にして味をつけてあるんで、芋との相性抜群。

久保さんの豆腐と水菜の煮浸し。
すりゴマを大量かけたのがよかった。
後はノビル料理を2品作ってたけど、あっこちゃんから、「姫さんの野草教室の楽しみに取っておこう。」と声がかかったので、ここには載せない。
やっぱり春の味~。
昨日ちょこっと書いたけど、決まりました!
「姫さんの野草教室」
【日程】3/18(日)
9:00~野草摘み、11:00~料理、出来次第みんなでご飯。
小雨決行
大雨の場合は予め採っておいた野草で料理します。
【参加費】3000円
【場所】廃材天国に9時前に集合
【持ち物】 移植ゴテ、野草を入れるビニール袋数枚、輪ゴム数本、採集に適した恰好。
【申し込み】haizaitengoku@gmail.comまで
廃材天国の近くの休耕田や河原をみんなで散歩しながら採集します。
フキノトウ、ハコベ、種付け花、ナズナ、ノビル、カラスのエンドウ、ヨモギなど。
姫さん家に自生してるのをちょこっとづつ瓶詰めにしてもってきてくれるのもお楽しみ。
姫さんの野草料理はお酒のアテとしても秀逸で、夕方からは酒飲み中心の宴会。
お昼に来れない方は同じ参加費+お酒持ち寄りで夕方の宴会だけ参加もOKです。
姫さんは純米酒大好きというのもあって、いいお酒があると料理に力が入ること請け合いです!
「ザ・ファミリー」という家族でバンドをやってる。
ビンさん、さゆりさん夫婦にレイちゃん、アマちゃんという娘さん。
もうレイちゃんは20歳過ぎてるかな。
半農半音楽の生活。
初めて出会ったのはタイの田舎。
バントーファンという孤児院でのキャンプで。
08年の5月には、コツコツ作ってた廃材天国がソコソコ住めるようになった。
その年の秋に滋賀の山奥の「山水人(やまうと)」というキャンプイン型の祭りに行った。
そこで久しぶりの再会。
帰りにザ・ファミリーの家まで行くことにした。
家は全て薪の生活だった。
丁度稲刈りだったので、僕らは2、3日泊って手伝った。
朝5時台にはレイちゃんが台所を掃いたり、薪の準備をしてご飯作りをしてくれた。
もちろんそういう生活も含めて、色々手伝った。
帰ってきて、10月に廃材天国の業務用ガスレンジの隣に置いてた50㌔のプロパンのボンベが切れた。
それを機に、あっこちゃんも僕も、即「ビンさん所みたいに全部薪で生活しよう!」と閃いた。
それから2カ月かかって、今の廃材天国の薪調理システムを作った。
完成するまではキッチンから一歩出た外に七輪やブリキのカマドを置いての薪調理生活。
毎日のように「こうしたらもっと効率ええな。」と進化を続けた。
わざと薪を大量にくべて、コンプレッサーのエアでガンガンの業火にして中華鍋で炒め物をするアイデアが最高やった!
そういう外の薪調理と並行して、今使ってるステンレスカマドを作ったのが感慨深い。
最近、そのザ・ファミリーのさゆりさんから電話があった。
米飴をどうやって作るのかという内容だった。
新しいCDも出したというのを聞いて送ってもらうことにした。
昨日届いて、同封されてたのがコレ。
手作り納豆!
自家製大豆を手刈りの稲ワラで包んだ手作り納豆。
まず見た目がクール。
ネバネバも超強くて、匂いも強い。
当然味もシッカリしてて、ネギと本醸造の醤油だけで頂いた。
いつもは自然食品店の国産大豆の納豆を買うけど、それとも完全に別格。
それと、昨日から新たな弟子居候が来廃してる。
千葉の市川からヒロハルくんという若者。
今は東京の大学院生で、休学中。
教師になるべく資格も取って、来年から実際に非常勤講師として現場に入るそう。
ウチには教育のことと、お金のことについて学びたいという事で来た。
教育いうてもねえ、、、。
こんな我流ホームスクーリングを教育現場にフィードバック出来得るのか?
むしろそこに、僕の方が興味があるね。
早速、定番の薪作り。
初のチェーンソーの作業を汗だくになってやってくれた。
始めは力で道具を扱おうとするので疲れるもの。
切る道具のチェーンソーと、切ろうとする材木。
どちらの扱いにも慣れないとね。
慣れれば慣れる程、疲れずに早くて安全な作業が出来る。
これは職人系の作業ならどれも共通。
大空くんオススメの茎ワカメの天ぷら。
これはさつま芋とかき揚げ風にしてみた。
茎ワカメは佃煮にして味をつけてあるんで、芋との相性抜群。
久保さんの豆腐と水菜の煮浸し。
すりゴマを大量かけたのがよかった。
後はノビル料理を2品作ってたけど、あっこちゃんから、「姫さんの野草教室の楽しみに取っておこう。」と声がかかったので、ここには載せない。
やっぱり春の味~。
昨日ちょこっと書いたけど、決まりました!
「姫さんの野草教室」
【日程】3/18(日)
9:00~野草摘み、11:00~料理、出来次第みんなでご飯。
小雨決行
大雨の場合は予め採っておいた野草で料理します。
【参加費】3000円
【場所】廃材天国に9時前に集合
【持ち物】 移植ゴテ、野草を入れるビニール袋数枚、輪ゴム数本、採集に適した恰好。
【申し込み】haizaitengoku@gmail.comまで
廃材天国の近くの休耕田や河原をみんなで散歩しながら採集します。
フキノトウ、ハコベ、種付け花、ナズナ、ノビル、カラスのエンドウ、ヨモギなど。
姫さん家に自生してるのをちょこっとづつ瓶詰めにしてもってきてくれるのもお楽しみ。
姫さんの野草料理はお酒のアテとしても秀逸で、夕方からは酒飲み中心の宴会。
お昼に来れない方は同じ参加費+お酒持ち寄りで夕方の宴会だけ参加もOKです。
姫さんは純米酒大好きというのもあって、いいお酒があると料理に力が入ること請け合いです!
タグ :居候
2012年03月06日
姫さんの野草教室
野草の季節!
先日、フキノトウとツクシを食べた。

これは廃材天国内に自生してるハコベ。
ハコベはサッと茹でてお浸しが美味い。

ナズナ(ペンペン草)のこの白い根っこの皮の部分を剥いてキンピラにすると最高。

このトウ立ちした部分を見るとペンペン草って分かるやろ。
でも、これ以上トウが進むと、根も固くなって食べられなくなる。
野草の達人、岡山の高梁に住む姫さん。
僕らは彼女から色々と教えてもらった。
その姫さんを3/17(土)か18(日)に廃材天国に来てもらっての、「野草教室」を開く。
参加費3000円、先着順に受け付ける。
ちゃんと日にちが決まったらまたアップします。
というても、ここら辺りでは中々野草が少ない、、、。
「あまりたくさんの人数じゃないなら出来るかも。」ということ。
憧れの三つ葉やセリだって、生えてる所には山ほど生えてるもの。
野草が自生するにはその草に合った環境が整ってないと無理。
三つ葉やセリは半日蔭とか湿気の多い所を好む。
本当はそういう意味のいい環境の所に行って、教室を開いた方がいい。
それでも、こういう市街地郊外の全国どこにでもあるような環境でも、食べられる草があるという事の勉強になる。
ウチの近くでもフキやツクシやノビルが自生してるけど、大抵休耕田。
休耕田に化学肥料や除草剤を撒くこともないからね。
最も、除草剤は一番気をつけないといけない。
ウチの近所ならどの土地がよく除草剤を使われてるか把握してる。
一番の野菜との違いは、人間が育ててないという所。
「自然農法」の福岡正信さんの言う、「耕すことが悪い」というのは核心だ。
耕すから土の中の生態系のバランスが崩れる。
だから肥料をやらないと上手く育たない。
肥料で更にバランスを崩す。
その結果、病気や害虫がその崩れたバランスを整えるために現れてくれる。
あげくの果てには農薬を撒く。
そういう、負のサイクルをせっせと回してるのが農業。
だからこそ、不耕起、無肥料という自然農が注目されてる。
「奇跡のリンゴ」の木村さんを知らない人はいないように。
人間が自然をコントロールするということは不可能。
でも、自然のサイクルを学ぶことは可能。
そうやって自然農の実践者たちは試行錯誤してる。
この野草にしても、どの草をどういう方法で処理して、どういう料理にして食べると美味しいか?
姫さんのように何十年と、野に出て実践を繰り返してる経験しかない。
本やネットで勉強したってダメ。
こういう達人から自分の感覚を喚起させてもらう。
後は自分の経験での学び。
姫さんが採集した野草はキレイに束ねられ、処理も早い。
三つ葉と高野豆腐の煮浸しなんか、いつ食べても「これやーーー!」という彼女の味がある。
料理はレシピじゃないという究極がこの野草料理。
ちょっと、時期がズレたらもう別ものやからねー。
もちろん、彼女に半日教わったぐらいで出来るようにならんよ。
せめて、実践の導入だけ。
もちろんそれだけも意義は深いから開催する。
お楽しみにーーー!
先日、フキノトウとツクシを食べた。
これは廃材天国内に自生してるハコベ。
ハコベはサッと茹でてお浸しが美味い。
ナズナ(ペンペン草)のこの白い根っこの皮の部分を剥いてキンピラにすると最高。
このトウ立ちした部分を見るとペンペン草って分かるやろ。
でも、これ以上トウが進むと、根も固くなって食べられなくなる。
野草の達人、岡山の高梁に住む姫さん。
僕らは彼女から色々と教えてもらった。
その姫さんを3/17(土)か18(日)に廃材天国に来てもらっての、「野草教室」を開く。
参加費3000円、先着順に受け付ける。
ちゃんと日にちが決まったらまたアップします。
というても、ここら辺りでは中々野草が少ない、、、。
「あまりたくさんの人数じゃないなら出来るかも。」ということ。
憧れの三つ葉やセリだって、生えてる所には山ほど生えてるもの。
野草が自生するにはその草に合った環境が整ってないと無理。
三つ葉やセリは半日蔭とか湿気の多い所を好む。
本当はそういう意味のいい環境の所に行って、教室を開いた方がいい。
それでも、こういう市街地郊外の全国どこにでもあるような環境でも、食べられる草があるという事の勉強になる。
ウチの近くでもフキやツクシやノビルが自生してるけど、大抵休耕田。
休耕田に化学肥料や除草剤を撒くこともないからね。
最も、除草剤は一番気をつけないといけない。
ウチの近所ならどの土地がよく除草剤を使われてるか把握してる。
一番の野菜との違いは、人間が育ててないという所。
「自然農法」の福岡正信さんの言う、「耕すことが悪い」というのは核心だ。
耕すから土の中の生態系のバランスが崩れる。
だから肥料をやらないと上手く育たない。
肥料で更にバランスを崩す。
その結果、病気や害虫がその崩れたバランスを整えるために現れてくれる。
あげくの果てには農薬を撒く。
そういう、負のサイクルをせっせと回してるのが農業。
だからこそ、不耕起、無肥料という自然農が注目されてる。
「奇跡のリンゴ」の木村さんを知らない人はいないように。
人間が自然をコントロールするということは不可能。
でも、自然のサイクルを学ぶことは可能。
そうやって自然農の実践者たちは試行錯誤してる。
この野草にしても、どの草をどういう方法で処理して、どういう料理にして食べると美味しいか?
姫さんのように何十年と、野に出て実践を繰り返してる経験しかない。
本やネットで勉強したってダメ。
こういう達人から自分の感覚を喚起させてもらう。
後は自分の経験での学び。
姫さんが採集した野草はキレイに束ねられ、処理も早い。
三つ葉と高野豆腐の煮浸しなんか、いつ食べても「これやーーー!」という彼女の味がある。
料理はレシピじゃないという究極がこの野草料理。
ちょっと、時期がズレたらもう別ものやからねー。
もちろん、彼女に半日教わったぐらいで出来るようにならんよ。
せめて、実践の導入だけ。
もちろんそれだけも意義は深いから開催する。
お楽しみにーーー!
タグ :野草
2012年03月05日
マニアカレー
外は雨。
乾きかけのワカメがまた湿気で戻るとよくない。
ずっと干しっぱなしより、一気に干し上げてビニール袋に入れて保管するのが望ましい。
なので、部屋に取り込んで薪ストーブの熱で一気に乾かす。

乾いたらすぐにカットする。

前回、茎ワカメを酢漬けにした。
これは佃煮。
ゴマ油、ショウガなどで中華風の味付けにする。
茎ワカメってえぐみがあって子どもたちには不人気。
他にいい食べ方知ってる人は教えてねー。

メカブの酢漬け。
メカブは叩いてドロドロにしたりもするけど、この方法が保存がきくし、食べやすい。

夜の何ちゃってカレーのトッピングに添える。
メカブの酢漬け、メノリの佃煮、豆腐の塩麹漬け、コノワタの塩辛と色々ある。
スーパーのはもとより、自然食品屋のカレールーも使わない。
そういうルーのような「〇〇の素」系の加工品って、ムソーであれ、創建社であれ、味の素や添加物は入ってなくても油と甘みは強烈。
ウチぐらい手作りマニアになってくると、そういう市販の味に近づけたものに魅力を感じない。
もちろんそれなりには美味しいんやけど、美味しすぎる。
そもそものそれは市販の加工品の「油、砂糖、味の素」の事。
せっかく自分のために手作りするのにソコを目指すことはない。
わざわざ〇〇の素がなくても、冷蔵庫には保存食や常備菜、手作りのタレやソースとあらゆるネタがある。
味噌や醤油、甘酒とテキトーに思いつくままに入れていく。
果ては三杯酢の残りなんかも入れる。
要はそういう残り物を色々入れていくと、「よし、まあまあ美味くなってきたな。」とドコかで納得するようになる。
料理に失敗はない。
味は変化するし、「こうしなければいけない。」というキマリはない。
出店の時にだって、「一般ウケするように。」なんてダサい考えは微塵もない。
一般なんていう人間はいない。
みんな嗜好は違う。
自分が「美味い!」と思えるものしか作れない。
やり過ぎの市販品も一口食べるのにはもちろん美味しい。
でも、僕らの目指すのは腹一杯食べても気持ち悪くならないもの。
毎日食べても身体に負担のないもの。
それが自分や子どもたちのための家庭料理。
自分たちが納得するためやから、一切妥協はナシ。
テキトーやし、あるもんで、というスタイルでありながら究極。
金を払って買えるもんじゃあないぞ。
自分の納得するものはみんな違う。
それをそれぞれが自分で作る。
それしかないがな!
乾きかけのワカメがまた湿気で戻るとよくない。
ずっと干しっぱなしより、一気に干し上げてビニール袋に入れて保管するのが望ましい。
なので、部屋に取り込んで薪ストーブの熱で一気に乾かす。
乾いたらすぐにカットする。
前回、茎ワカメを酢漬けにした。
これは佃煮。
ゴマ油、ショウガなどで中華風の味付けにする。
茎ワカメってえぐみがあって子どもたちには不人気。
他にいい食べ方知ってる人は教えてねー。
メカブの酢漬け。
メカブは叩いてドロドロにしたりもするけど、この方法が保存がきくし、食べやすい。
夜の何ちゃってカレーのトッピングに添える。
メカブの酢漬け、メノリの佃煮、豆腐の塩麹漬け、コノワタの塩辛と色々ある。
スーパーのはもとより、自然食品屋のカレールーも使わない。
そういうルーのような「〇〇の素」系の加工品って、ムソーであれ、創建社であれ、味の素や添加物は入ってなくても油と甘みは強烈。
ウチぐらい手作りマニアになってくると、そういう市販の味に近づけたものに魅力を感じない。
もちろんそれなりには美味しいんやけど、美味しすぎる。
そもそものそれは市販の加工品の「油、砂糖、味の素」の事。
せっかく自分のために手作りするのにソコを目指すことはない。
わざわざ〇〇の素がなくても、冷蔵庫には保存食や常備菜、手作りのタレやソースとあらゆるネタがある。
味噌や醤油、甘酒とテキトーに思いつくままに入れていく。
果ては三杯酢の残りなんかも入れる。
要はそういう残り物を色々入れていくと、「よし、まあまあ美味くなってきたな。」とドコかで納得するようになる。
料理に失敗はない。
味は変化するし、「こうしなければいけない。」というキマリはない。
出店の時にだって、「一般ウケするように。」なんてダサい考えは微塵もない。
一般なんていう人間はいない。
みんな嗜好は違う。
自分が「美味い!」と思えるものしか作れない。
やり過ぎの市販品も一口食べるのにはもちろん美味しい。
でも、僕らの目指すのは腹一杯食べても気持ち悪くならないもの。
毎日食べても身体に負担のないもの。
それが自分や子どもたちのための家庭料理。
自分たちが納得するためやから、一切妥協はナシ。
テキトーやし、あるもんで、というスタイルでありながら究極。
金を払って買えるもんじゃあないぞ。
自分の納得するものはみんな違う。
それをそれぞれが自分で作る。
それしかないがな!
タグ :カレー
2012年03月04日
ひな祭り+おばあちゃんの退院祝い
ウチの子の中で紅一点のにこちゃんのひな祭り。

これは妹の雅のおひなさん。
漆塗りの黒のシックな段に超丁寧な仕事の人形たち。

イッサとノワくんも来てみんなで遊んだ。

玄米のちらし寿司。
砂糖を入れない代わりに、具を炊く時に自家製米飴を入れて甘みをつける。
寿司飯は梅酢と純米酢とユズ酢を加減して入れる。
マクロビオティックのレシピでは梅酢を使う。

親父も塩麹を作ってて、前の日から天然鯛を漬けて仕込んでくれてた。
この鯛の塩麹漬けを白菜と蒸し物にした。
これは絶妙な美味しさやったねー。
後はゆかりちゃんの親父さんが採ってきてくれたフキノトウの天ぷらと、廃材天国の近くの休耕田で採ったツクシの甘酢。
お吸い物もあってバランスよかった。

92歳のおばあちゃんは数カ月入院してて、その退院祝いも兼ねてた。
身体は弱ってるけど、全くボケてない。
源の心配やうちの子どもたちの心配をよくしてくれてる。
おばあちゃんはほとんどが自分の歯でちゃんとよく噛んで食べる。
昔から間食しないのも長生きの秘訣かも。
「もうそろそろ味噌を仕込む時期やろ。」とか、「今年の田んぼはどうや。」と、その時期になると必ず聞いてくる。
農家としての年間の作業は全部頭に入ってる。
僕が20代の頃はまだ全部おばあちゃんが仕切ってた。
僕が日本の伝統食なり、手作りの食を実践できてるのもおばあちゃんのお陰。
両親は学校の先生で帰りが遅かったし、僕らのご飯は全ておばあちゃんが作ってくれてた。
もちろん野菜の煮物と焼き魚というものばかり。
ギザミ(ベラ)を網で焼いて、三杯酢に漬けたのなんかは今でもよく味を覚えてるもの。
子ども時代にはそれが嫌だった時もあるけど、今となっては感謝してもしきれない。
いつも、ひいばあちゃんとじいちゃんばあちゃん、そして僕ら子どもたち3人という食卓やった。
その伝統に更に輪をかけて、今のウチのちびっ子たちが毎日素晴らしいご飯を食べられるのは何ものにも代えがたい貴重なもの。
ご飯の前におばあちゃんと一緒にみんなで仏壇に手を合わせたけど、ご先祖様のお陰。
そのご先祖様から頂いた命を繋いでいくためにも、益々この自画自賛生活に磨きをかけよう!
これは妹の雅のおひなさん。
漆塗りの黒のシックな段に超丁寧な仕事の人形たち。
イッサとノワくんも来てみんなで遊んだ。
玄米のちらし寿司。
砂糖を入れない代わりに、具を炊く時に自家製米飴を入れて甘みをつける。
寿司飯は梅酢と純米酢とユズ酢を加減して入れる。
マクロビオティックのレシピでは梅酢を使う。
親父も塩麹を作ってて、前の日から天然鯛を漬けて仕込んでくれてた。
この鯛の塩麹漬けを白菜と蒸し物にした。
これは絶妙な美味しさやったねー。
後はゆかりちゃんの親父さんが採ってきてくれたフキノトウの天ぷらと、廃材天国の近くの休耕田で採ったツクシの甘酢。
お吸い物もあってバランスよかった。
92歳のおばあちゃんは数カ月入院してて、その退院祝いも兼ねてた。
身体は弱ってるけど、全くボケてない。
源の心配やうちの子どもたちの心配をよくしてくれてる。
おばあちゃんはほとんどが自分の歯でちゃんとよく噛んで食べる。
昔から間食しないのも長生きの秘訣かも。
「もうそろそろ味噌を仕込む時期やろ。」とか、「今年の田んぼはどうや。」と、その時期になると必ず聞いてくる。
農家としての年間の作業は全部頭に入ってる。
僕が20代の頃はまだ全部おばあちゃんが仕切ってた。
僕が日本の伝統食なり、手作りの食を実践できてるのもおばあちゃんのお陰。
両親は学校の先生で帰りが遅かったし、僕らのご飯は全ておばあちゃんが作ってくれてた。
もちろん野菜の煮物と焼き魚というものばかり。
ギザミ(ベラ)を網で焼いて、三杯酢に漬けたのなんかは今でもよく味を覚えてるもの。
子ども時代にはそれが嫌だった時もあるけど、今となっては感謝してもしきれない。
いつも、ひいばあちゃんとじいちゃんばあちゃん、そして僕ら子どもたち3人という食卓やった。
その伝統に更に輪をかけて、今のウチのちびっ子たちが毎日素晴らしいご飯を食べられるのは何ものにも代えがたい貴重なもの。
ご飯の前におばあちゃんと一緒にみんなで仏壇に手を合わせたけど、ご先祖様のお陰。
そのご先祖様から頂いた命を繋いでいくためにも、益々この自画自賛生活に磨きをかけよう!
タグ :ひな祭り
2012年03月03日
ワカメの最盛期
瀬戸内海はワカメの最盛期。
「魚の大空」から電話があって、たくさん仕入れたと。

葉の部分が8ケース、メカブ、茎ワカメがそれぞれ1ケース。

早速薪ストーブの上に大きな寸胴鍋を乗せて茹でる。
一瞬でこのキレイなグリーンになる。

この美しい茹でたては自分の所のダイダイで作った自家製ポン酢をかけると最高!
メノリの後はこのワカメが旬。
で、このワカメが採れてるうちに筍のハシリが登場して若竹煮という年に一度の「出逢い」が完成する。
こういう旬の出逢いの妙が次々に訪れる神秘の国に住んでる幸せ。
この幸せを享受するのに大金は要らん。

これは屋久島のダイちゃんと収穫した野菜。
まだ、ジャガイモが畑におるーーー。
さすが、四国。
まだ傷んでない。
彼らが居た時にはフレンチフライにして、塩で頂いた。

ワケギのゴールデンレシピはやっぱりヌタ和え。
揚げをカラ炒りすると香ばしい。
和え衣は白みそベースの酢味噌。
これもダイちゃんたちが居た時に作ったもの。

昨日は野遊の要望でジャガイモをコロッケにした。
カボチャのコロッケやソラマメのコロッケも美味しいけど、やっぱり基本はこのジャガイモのコロッケ。
どこの家庭で作っても手作りしさえすれば絶対に美味しい。
何で冷凍のコロッケはあんなに甘いのか?
それは本物の芋を使ってなくて、フリーズドライの粉末の芋やから。
味もへったくれもないから、砂糖と味の素で誤魔化すしかないというお粗末な偽物。

薪の揚げものは難しい。
中でもこのコロッケが一番とい言うてもいい。
油の温度が低いと破けるし、高すぎても爆発する。
ガスと違って一定しないからねー。
油は圧搾菜種油ベースに圧搾ゴマ油を加えたもの。
溶剤抽出のペットボトルの油はNG。
ソースはいつものみかんペースト&かめびしの3年醸造の何ちゃってソース。
この自家製ソースと豆腐マヨネーズを組み合わせると、完全に市販のジャンクフフードに対抗出来る強烈な味になる。
お好み焼き、たこ焼き、焼きソバ、コロッケ、ライスバーガーなどによく使ってる。
要するに甘み、酸味、苦みにコク。
ソースなんて、何やかんや余りもんの野菜をブッ込んでグツグツ煮たらいい。
それでも、そこまで出来ない普段の料理の急ぐ時に、このペーストに醤油を混ぜる簡単レシピはめっちゃ重宝する。

豆腐の塩麹漬け。
この久保さんの焼き豆腐は塩麹に漬けて一週間以上経つ。
これはジャパニーズチーズやね。
大根のスライスに乗せながら食べるとお酒の肴にもご飯のお供にも合う。

魚の大空がワカメと一緒に持ってた馬面ハギ。
この肝も大根スライスに乗せるとメリハリが利いてよかった。
やっぱり、「食」を一番大事にするのが自画自賛生活の基本だ!
「魚の大空」から電話があって、たくさん仕入れたと。
葉の部分が8ケース、メカブ、茎ワカメがそれぞれ1ケース。
早速薪ストーブの上に大きな寸胴鍋を乗せて茹でる。
一瞬でこのキレイなグリーンになる。
この美しい茹でたては自分の所のダイダイで作った自家製ポン酢をかけると最高!
メノリの後はこのワカメが旬。
で、このワカメが採れてるうちに筍のハシリが登場して若竹煮という年に一度の「出逢い」が完成する。
こういう旬の出逢いの妙が次々に訪れる神秘の国に住んでる幸せ。
この幸せを享受するのに大金は要らん。
これは屋久島のダイちゃんと収穫した野菜。
まだ、ジャガイモが畑におるーーー。
さすが、四国。
まだ傷んでない。
彼らが居た時にはフレンチフライにして、塩で頂いた。
ワケギのゴールデンレシピはやっぱりヌタ和え。
揚げをカラ炒りすると香ばしい。
和え衣は白みそベースの酢味噌。
これもダイちゃんたちが居た時に作ったもの。
昨日は野遊の要望でジャガイモをコロッケにした。
カボチャのコロッケやソラマメのコロッケも美味しいけど、やっぱり基本はこのジャガイモのコロッケ。
どこの家庭で作っても手作りしさえすれば絶対に美味しい。
何で冷凍のコロッケはあんなに甘いのか?
それは本物の芋を使ってなくて、フリーズドライの粉末の芋やから。
味もへったくれもないから、砂糖と味の素で誤魔化すしかないというお粗末な偽物。
薪の揚げものは難しい。
中でもこのコロッケが一番とい言うてもいい。
油の温度が低いと破けるし、高すぎても爆発する。
ガスと違って一定しないからねー。
油は圧搾菜種油ベースに圧搾ゴマ油を加えたもの。
溶剤抽出のペットボトルの油はNG。
ソースはいつものみかんペースト&かめびしの3年醸造の何ちゃってソース。
この自家製ソースと豆腐マヨネーズを組み合わせると、完全に市販のジャンクフフードに対抗出来る強烈な味になる。
お好み焼き、たこ焼き、焼きソバ、コロッケ、ライスバーガーなどによく使ってる。
要するに甘み、酸味、苦みにコク。
ソースなんて、何やかんや余りもんの野菜をブッ込んでグツグツ煮たらいい。
それでも、そこまで出来ない普段の料理の急ぐ時に、このペーストに醤油を混ぜる簡単レシピはめっちゃ重宝する。
豆腐の塩麹漬け。
この久保さんの焼き豆腐は塩麹に漬けて一週間以上経つ。
これはジャパニーズチーズやね。
大根のスライスに乗せながら食べるとお酒の肴にもご飯のお供にも合う。
魚の大空がワカメと一緒に持ってた馬面ハギ。
この肝も大根スライスに乗せるとメリハリが利いてよかった。
やっぱり、「食」を一番大事にするのが自画自賛生活の基本だ!
タグ :コロッケ
2012年03月02日
屋久島からの来廃者
廃材天国建築中に屋久島から来たケンちゃんという旅人が手伝ってくれた。
ケンちゃんは屋久島のネイチャーガイド。
縄文杉などの森の案内を生業にしてる。
その他に、「屋久杉を磨くワークショップ」と言って、台風の後などに浜辺に打ち上げられる屋久杉を集めたものを持参してくれて、参加者がそれを磨くワークショップを各地で開いてる。
そのワークショップを何年か後に再度来廃してくれてやってもらった。
で。
昨日、そのケンちゃんの紹介で震災後にちびっ子を連れて屋久島に移住してやはりガイドをしてるダイちゃんファミリーが来廃した。
www.earth-tribes.com(ダイちゃんのサイト)
ダイちゃんは4年間かけて世界を放浪した時に出会ったエチオピアに魅せられて、好きでやってた写真を本業にしたんだと。
ということで、屋久島の森や海のガイドをしながらお客と森を撮影するという事を打ち出したそう。
その事で、まだ住んで一年も経ってないのに着実にお客が来てるんだとか。

みんなで一緒にご飯作って食べながら、ダイちゃんのスライドショー。
エチオピア編、屋久島編、彼らのアイヌ結婚式編。
エチオピアでは原住民の人たちと一緒に生活しながら、また都市部の路上生活の子どもたちとも一緒に寝泊まりしながら撮り続けてる。
屋久島の魅力も彼の写真からはビシビシ伝わってくる。
アイヌ結婚式ではアイヌのシャーマンのレイラさんに儀式を取り仕切ってもらい、AKIRAさんらたくさんのミュージシャンたちと泊りがけの祭りばりの宴会。
屋久島の数々の写真には子どもたちは魅了されてた。
特に野遊が「行きたい、行きたい!」と連発。
前々からケンちゃんには「屋久島来てよー。」とラブコールをされてたにもかかわらず、行けてなかった。
こんだけ縁が出来れば行くしかない!
と、今年は行く決意が出来た!
G.Wの後で梅雨の前ぐらいにしようかな。
夏休みは混むやろし。

今日は佐多岬から別府に渡り、阿蘇を目指すそう。
今後はオフシーズンの冬場はこうしてアチコチを旅して写真展などをやっていきたいと。
来年あたり廃材天国でもやるかもねー。
次々と色んなつながりが出来るねー。
それもこれも、この廃材の家と何でも手作りのこの最先端ライフのお陰。
彼らも、屋久島で色々手作りしてやって行きたいそうな。
僕らが行くからには彼らの家を改造してあげたりしたいねー。
その頃には天ぷらカーが仕上がってて、天ぷらカー初の旅になりそうになってきたーーー!!!
ケンちゃんは屋久島のネイチャーガイド。
縄文杉などの森の案内を生業にしてる。
その他に、「屋久杉を磨くワークショップ」と言って、台風の後などに浜辺に打ち上げられる屋久杉を集めたものを持参してくれて、参加者がそれを磨くワークショップを各地で開いてる。
そのワークショップを何年か後に再度来廃してくれてやってもらった。
で。
昨日、そのケンちゃんの紹介で震災後にちびっ子を連れて屋久島に移住してやはりガイドをしてるダイちゃんファミリーが来廃した。
www.earth-tribes.com(ダイちゃんのサイト)
ダイちゃんは4年間かけて世界を放浪した時に出会ったエチオピアに魅せられて、好きでやってた写真を本業にしたんだと。
ということで、屋久島の森や海のガイドをしながらお客と森を撮影するという事を打ち出したそう。
その事で、まだ住んで一年も経ってないのに着実にお客が来てるんだとか。
みんなで一緒にご飯作って食べながら、ダイちゃんのスライドショー。
エチオピア編、屋久島編、彼らのアイヌ結婚式編。
エチオピアでは原住民の人たちと一緒に生活しながら、また都市部の路上生活の子どもたちとも一緒に寝泊まりしながら撮り続けてる。
屋久島の魅力も彼の写真からはビシビシ伝わってくる。
アイヌ結婚式ではアイヌのシャーマンのレイラさんに儀式を取り仕切ってもらい、AKIRAさんらたくさんのミュージシャンたちと泊りがけの祭りばりの宴会。
屋久島の数々の写真には子どもたちは魅了されてた。
特に野遊が「行きたい、行きたい!」と連発。
前々からケンちゃんには「屋久島来てよー。」とラブコールをされてたにもかかわらず、行けてなかった。
こんだけ縁が出来れば行くしかない!
と、今年は行く決意が出来た!
G.Wの後で梅雨の前ぐらいにしようかな。
夏休みは混むやろし。
今日は佐多岬から別府に渡り、阿蘇を目指すそう。
今後はオフシーズンの冬場はこうしてアチコチを旅して写真展などをやっていきたいと。
来年あたり廃材天国でもやるかもねー。
次々と色んなつながりが出来るねー。
それもこれも、この廃材の家と何でも手作りのこの最先端ライフのお陰。
彼らも、屋久島で色々手作りしてやって行きたいそうな。
僕らが行くからには彼らの家を改造してあげたりしたいねー。
その頃には天ぷらカーが仕上がってて、天ぷらカー初の旅になりそうになってきたーーー!!!
タグ :旅