2010年04月30日
夜中の窯焚き明け
今日の夜中の1時からが僕の当番。
夕方早くに一杯やって、早寝早起き。
まだ寒い中、窯場に向かうと、初日から宴の後で散らかってる中で眠そうな親父と交代。
凱陣の純米、無濾過生の一升瓶が来てるーーー。
窯焚きだけには必ず来るカガワさんやな。
彼は毎回超特選の純米酒を持ってきてくれる。
残念ながら僕はこれから仕事なんで、このままコップにナミナミと注ぐ訳にはいかない。
腹が減ってご飯にする時に、玄米と筍と蕨の煮物、小鯛の南蛮漬けと一緒に、グイ呑みに2杯だけプレミアムクオリティーの凱陣を頂く。
酒を呑むというノリじゃなく、調味料って位置付け。
くーーーーっ。
さ、最高!!!
窯の火の前で、さながら神聖な儀式のような感動的な瞬間。
朝の9時からは交代の時間。
の前に、、、。
ダンプのバックする音が。
また廃材が来た、、、。
しかも太い。
マックス40cmぐらいの松の立派な梁が何本も。
とりあえず交代した後、午前中でなんとか全部片付けた、、、。
廃材天国に帰ると、ハラさんが蕨を大量に持ってきてくれてた。
最近の近況のピザ窯の話をしてると、大野原と川之江に薪のピザ屋がオープンしてると。
じゃあ、今から行きましょうよ!と。
一軒目の大野原は石窯ピザには違いないけど、なんとガス、、、。
しかも店の雰囲気的に上品過ぎていけてないと判断。
「薪で焼いてるでしょうか?」と聞いても「は???」みたいに話にならない。
川之江の方は山ほど薪を積み込んでる。
真打ちか!
ここはミラノ風と看板を掲げた、本格派。
ご主人手作りの石窯で、一から手作り無添加の本物やった。
生地はカリカリ、モッツァレラチーズと自家製トマトソースのマルゲリータが最高。
うーん、薪のピザとか、石窯ピザといいながらろくでもないのが多いんで、期待してなかったけど、ここは本物。
しかもある意味ウチよりもクオリティー高い。
ウチはこんなにモッツァレラチーズ奮発せんからねー。
僕からすれば、払うお金に見合う外食は皆無に近いけど、ここは完全に及第点。
いやはや、恐れ入りました。
ウチももっと研究せんとね。
まあ、ウチの場合はイタリアの豪華ピザじゃなく、国産の全粒粉を入れたり、チーズの代わりにモチキビとか言う路線での研究やけど。
帰りにハラさんオススメの狩猟採集スポットへ。
豊浜のマテ貝!
ペットボトルに塩、長靴、バケツの装備でジャンジャンマテ貝が獲れる。
子どもたち大はしゃぎ。
これはほんと、楽しい。
楽しい上にマテ貝やからねー。
最高の酒の肴やんか!
やっぱ、瀬戸内海は豊かやのー。

宴の後、、、。

これが「美味しんぼ」にも取り上げられた、凱陣の純米、しかも無濾過生!

これでダンプに9杯目の廃材。
連休明けまでで、全部焚いてしまう。


軽く砂を削って、開いてる穴に塩を入れると、ニューッとマテ貝が飛び出してくる。



大潮なんで、家族連れが多数。
夕方早くに一杯やって、早寝早起き。
まだ寒い中、窯場に向かうと、初日から宴の後で散らかってる中で眠そうな親父と交代。
凱陣の純米、無濾過生の一升瓶が来てるーーー。
窯焚きだけには必ず来るカガワさんやな。
彼は毎回超特選の純米酒を持ってきてくれる。
残念ながら僕はこれから仕事なんで、このままコップにナミナミと注ぐ訳にはいかない。
腹が減ってご飯にする時に、玄米と筍と蕨の煮物、小鯛の南蛮漬けと一緒に、グイ呑みに2杯だけプレミアムクオリティーの凱陣を頂く。
酒を呑むというノリじゃなく、調味料って位置付け。
くーーーーっ。
さ、最高!!!
窯の火の前で、さながら神聖な儀式のような感動的な瞬間。
朝の9時からは交代の時間。
の前に、、、。
ダンプのバックする音が。
また廃材が来た、、、。
しかも太い。
マックス40cmぐらいの松の立派な梁が何本も。
とりあえず交代した後、午前中でなんとか全部片付けた、、、。
廃材天国に帰ると、ハラさんが蕨を大量に持ってきてくれてた。
最近の近況のピザ窯の話をしてると、大野原と川之江に薪のピザ屋がオープンしてると。
じゃあ、今から行きましょうよ!と。
一軒目の大野原は石窯ピザには違いないけど、なんとガス、、、。
しかも店の雰囲気的に上品過ぎていけてないと判断。
「薪で焼いてるでしょうか?」と聞いても「は???」みたいに話にならない。
川之江の方は山ほど薪を積み込んでる。
真打ちか!
ここはミラノ風と看板を掲げた、本格派。
ご主人手作りの石窯で、一から手作り無添加の本物やった。
生地はカリカリ、モッツァレラチーズと自家製トマトソースのマルゲリータが最高。
うーん、薪のピザとか、石窯ピザといいながらろくでもないのが多いんで、期待してなかったけど、ここは本物。
しかもある意味ウチよりもクオリティー高い。
ウチはこんなにモッツァレラチーズ奮発せんからねー。
僕からすれば、払うお金に見合う外食は皆無に近いけど、ここは完全に及第点。
いやはや、恐れ入りました。
ウチももっと研究せんとね。
まあ、ウチの場合はイタリアの豪華ピザじゃなく、国産の全粒粉を入れたり、チーズの代わりにモチキビとか言う路線での研究やけど。
帰りにハラさんオススメの狩猟採集スポットへ。
豊浜のマテ貝!
ペットボトルに塩、長靴、バケツの装備でジャンジャンマテ貝が獲れる。
子どもたち大はしゃぎ。
これはほんと、楽しい。
楽しい上にマテ貝やからねー。
最高の酒の肴やんか!
やっぱ、瀬戸内海は豊かやのー。
宴の後、、、。
これが「美味しんぼ」にも取り上げられた、凱陣の純米、しかも無濾過生!
これでダンプに9杯目の廃材。
連休明けまでで、全部焚いてしまう。
軽く砂を削って、開いてる穴に塩を入れると、ニューッとマテ貝が飛び出してくる。
大潮なんで、家族連れが多数。
2010年04月29日
いよいよ窯焚き
窯はもう、焙りの段階に入った。
ガスのバーナーで。
親父の窯は備前焼の窯に近く、耐火煉瓦で造ってるし、ガスの設備もしてある。
僕の高瀬の窯は全部粘土製の上にガスの設備はないんで、バーナーなしで焚いてた。
最初の低温の段階での温度変化が少ない程、作品が壊れるリスクが減る。
備前の場合、4、5日もガスで低温段階をゆっくりと上げていく。
廃材も次々と搬入されてきてる。
昨日も2t車に一杯もってきてくれた。
今回は、もうこれで8杯目。
明日もまた来てくれると、運転手のおっちゃんが言うてた。
ほんと、助かるよねー。
面白いのは廃材についてくる、ボルト類や電気の配線類。
釘なんかは取らないけど、大きなボルトや金物は取る。
これらを金属回収の会社に持っていくと引き取ってくれる。
今回の総量で5000円ちょっとになった。
鉄は㌔25円、電線は㌔190円、銅が上がってるそう。
こんだけ廃材が来れば、こういうものも馬鹿にならない。
今日からガスは切って、薪にシフト。
これから連休の最後をメドに毎日24時間薪を焚き続ける。
僕の担当は夜中の1時から朝の9時。
その後夕方までは親父の陶芸教室のおっちゃん、夕方以降は親父、という3交代。
日中は親父は窯の前に居るんで、見学は歓迎やでー。
窯の轟々と燃える炎は普通の焚き火と違ってド迫力やからね。
特に後半の1200℃の世界は幻想的な色。
お菓子はいらんから純米酒か焼酎持って遊びに来てねーーー。

僕がチェーンソーで切って、松永くんが運ぶ。



3箇所に積み込んでる廃材。
これは連休中に無くなってしまう。

2日間、300℃近くまでだけをこのバーナーで焙る。

昨日は天気よかったんで、外でランチ。
玄米が少なかったんで、即席手打ちうどん。
大人は豆板醤とゴマ油で中華風に。
ガスのバーナーで。
親父の窯は備前焼の窯に近く、耐火煉瓦で造ってるし、ガスの設備もしてある。
僕の高瀬の窯は全部粘土製の上にガスの設備はないんで、バーナーなしで焚いてた。
最初の低温の段階での温度変化が少ない程、作品が壊れるリスクが減る。
備前の場合、4、5日もガスで低温段階をゆっくりと上げていく。
廃材も次々と搬入されてきてる。
昨日も2t車に一杯もってきてくれた。
今回は、もうこれで8杯目。
明日もまた来てくれると、運転手のおっちゃんが言うてた。
ほんと、助かるよねー。
面白いのは廃材についてくる、ボルト類や電気の配線類。
釘なんかは取らないけど、大きなボルトや金物は取る。
これらを金属回収の会社に持っていくと引き取ってくれる。
今回の総量で5000円ちょっとになった。
鉄は㌔25円、電線は㌔190円、銅が上がってるそう。
こんだけ廃材が来れば、こういうものも馬鹿にならない。
今日からガスは切って、薪にシフト。
これから連休の最後をメドに毎日24時間薪を焚き続ける。
僕の担当は夜中の1時から朝の9時。
その後夕方までは親父の陶芸教室のおっちゃん、夕方以降は親父、という3交代。
日中は親父は窯の前に居るんで、見学は歓迎やでー。
窯の轟々と燃える炎は普通の焚き火と違ってド迫力やからね。
特に後半の1200℃の世界は幻想的な色。
お菓子はいらんから純米酒か焼酎持って遊びに来てねーーー。
僕がチェーンソーで切って、松永くんが運ぶ。
3箇所に積み込んでる廃材。
これは連休中に無くなってしまう。
2日間、300℃近くまでだけをこのバーナーで焙る。
昨日は天気よかったんで、外でランチ。
玄米が少なかったんで、即席手打ちうどん。
大人は豆板醤とゴマ油で中華風に。
2010年04月26日
てらきちの88祭り
25(日)は高松は丸亀町の一番街のガラスのドームの真下での「88祭り」。
場所が場所だけにピザの窯を持っていく訳にはいかない。
この日の看板は「筍バーグの玄米ライスバーガー」と「トマトカボチャカレーパイ」。
他にも「玄米粉のバナナケーキ」や「甘酒クリームのイチゴタルト」も人気。
最近あっこちゃんは、玄米モノのバリエーションの開発に集中してる。
ライスバーガーは一番人気。
筍をゴンゴン叩いて潰し、3年味噌、ニンニク生姜で濃い味付けにして、たっぷりの油で焼いておく。
これを玄米のバンズで挟む。
中には自家製豆腐マヨネーズ、自家製トマトソース、フレンチマスタード、クレソンをそれぞれ挟む。
食べたお客さんからも「筍って聞いてなかったら肉みたい。」と、びっくりした感想をもらった。
別に肉に近づける事を目指してる訳じゃないけど、筍とこの組み合わせはほんとに美味しい。
しかも、自家製と言えど、ジャンクフードの味付けの組み合わせを意識してるんで、自然食とか意識してない人にも大受け。
決して、質素で貧しいのが玄米菜食じゃないって言うアピールにもなったみたい。
もっとも、最近はマクロビオティックも玄米菜食も普通の雑誌に取り上げられて普及しつつあるけどね。
何より、自分の子どもたちが食べて超安心というのが前提。
しょっちゅう作れば作るほど、自分たちが食べて虫歯になるようなものやメタボになるような代物であっては困るからね。
いつもは中央公園でやってるこの祭りが今年はこんな場所になったのも何かの縁だとか。
今年が3年目でファイナルの88祭り。
香川だけが早かったけど、後の3県は例年どおり秋の開催。
廃材天国に居るだけではコアになりがちなウチも、こういう公の場所に出店するのは楽しいし、意義深い。
どこのイベントに行っても、一緒に出店してる人やスタッフの人とが一番長い時間を過ごすんで、いろいろ喋って仲良くなれる。
しかも、スタッフの人なんかは意識の高い人も多く、色々とウチのやってる生活にも興味を持って聞いてくれる。
ウチがやってるのは、材料を仕入れて加工して販売するという商売じゃない。
自分で手植えして無農薬栽培した玄米でムスビを作って、お客さんと話すことにウエイトを置く。
絶対に店など持たないし、ピザ専門で忙しくはしたくないからね。
と、言いながら、土日連続の出店と、ギリギリまでロクロ挽いてて、金曜日の夜中まで仕上げが残ってたり、仕込み中に、今度の窯焚き用の廃材が搬入されて、チェーンソー持ったり、、、。
結局、大忙しやんーーー。
まあ、自分が選んでそうしてるんやから、しゃあないよね。
実はこういうやりきった感、大好きやし。
人に言われて忙しくしてるのは訳が違うぞ。
で、昨日も更に廃材持ってきてくれてるんで、チェーンソー日和やー!!!

販売台がカワイイ。

高松の商店街でも一等地のこのドームは常に人通りが多いね。

やっぱり、トリはよさこいダンス!
場所が場所だけにピザの窯を持っていく訳にはいかない。
この日の看板は「筍バーグの玄米ライスバーガー」と「トマトカボチャカレーパイ」。
他にも「玄米粉のバナナケーキ」や「甘酒クリームのイチゴタルト」も人気。
最近あっこちゃんは、玄米モノのバリエーションの開発に集中してる。
ライスバーガーは一番人気。
筍をゴンゴン叩いて潰し、3年味噌、ニンニク生姜で濃い味付けにして、たっぷりの油で焼いておく。
これを玄米のバンズで挟む。
中には自家製豆腐マヨネーズ、自家製トマトソース、フレンチマスタード、クレソンをそれぞれ挟む。
食べたお客さんからも「筍って聞いてなかったら肉みたい。」と、びっくりした感想をもらった。
別に肉に近づける事を目指してる訳じゃないけど、筍とこの組み合わせはほんとに美味しい。
しかも、自家製と言えど、ジャンクフードの味付けの組み合わせを意識してるんで、自然食とか意識してない人にも大受け。
決して、質素で貧しいのが玄米菜食じゃないって言うアピールにもなったみたい。
もっとも、最近はマクロビオティックも玄米菜食も普通の雑誌に取り上げられて普及しつつあるけどね。
何より、自分の子どもたちが食べて超安心というのが前提。
しょっちゅう作れば作るほど、自分たちが食べて虫歯になるようなものやメタボになるような代物であっては困るからね。
いつもは中央公園でやってるこの祭りが今年はこんな場所になったのも何かの縁だとか。
今年が3年目でファイナルの88祭り。
香川だけが早かったけど、後の3県は例年どおり秋の開催。
廃材天国に居るだけではコアになりがちなウチも、こういう公の場所に出店するのは楽しいし、意義深い。
どこのイベントに行っても、一緒に出店してる人やスタッフの人とが一番長い時間を過ごすんで、いろいろ喋って仲良くなれる。
しかも、スタッフの人なんかは意識の高い人も多く、色々とウチのやってる生活にも興味を持って聞いてくれる。
ウチがやってるのは、材料を仕入れて加工して販売するという商売じゃない。
自分で手植えして無農薬栽培した玄米でムスビを作って、お客さんと話すことにウエイトを置く。
絶対に店など持たないし、ピザ専門で忙しくはしたくないからね。
と、言いながら、土日連続の出店と、ギリギリまでロクロ挽いてて、金曜日の夜中まで仕上げが残ってたり、仕込み中に、今度の窯焚き用の廃材が搬入されて、チェーンソー持ったり、、、。
結局、大忙しやんーーー。
まあ、自分が選んでそうしてるんやから、しゃあないよね。
実はこういうやりきった感、大好きやし。
人に言われて忙しくしてるのは訳が違うぞ。
で、昨日も更に廃材持ってきてくれてるんで、チェーンソー日和やー!!!
販売台がカワイイ。
高松の商店街でも一等地のこのドームは常に人通りが多いね。
やっぱり、トリはよさこいダンス!
2010年04月26日
ポパイ祭り
24(土)、善通寺の自然食品店「ポパイくん」に移動式ピザ窯出動。
前回と同じく、近所のユニックを出してもらい、現場までは運んでもらう。
これはほんとに楽チン。
ごく近所の移動は台車のタイヤで。
ポパイくんは西讃(香川の西部)屈指の自然食品店で、品揃えも豊富。
オーナーの長谷川さんは30年も前から有機農業をしてきた、コアな猛者。
高松のちろんりん村のように垢抜けたオシャレさはないものの、スレートの倉庫でお金をかけずに永続させてる底力は凄い。
今回の「ポパイ祭り」は会員さんの特技や趣味を披露するという趣旨。
ウチのピザ以外にも、ココペリのパン、オーガニックコットンで手紡ぎの人や漆の人、抹茶の接待、若い女の子の手作りアクセサリー、大きな声で髭のおじさんの読み聞かせ、タップダンス、新聞紙エコバック、写真展、魔法の靴、安全なナプキン、農園スタッフの弾き語り、、、。
と、盛りだくさん。
月末の土日のポパイ全品15%オフの日と重ねてるんで、お客さんの出足はいい。
しかも会員さん中心なので、みんなゆっくりと各店を見て回ってくれる。
ウチはピザ以外にも定番の「もちもち玄米オムスビ」「玄米珈琲」「マクロビスイーツ」といろいろ。
やっぱり、その場に窯を持って行って、薪で焚くインパクトは凄いね。
「何!?これ、、、え!?自分で作った!?」みたいにみんな目が点。
しかも次々に僕が生地を延ばして、焼きたてのピザを窯から出すもんやから、どんどんお客さんも寄ってきてくれる。
やっぱり、手作りのトマトソース。
トッピングは筍、ジャガイモ、しめじ、クレソン、そしてチーズ。
もちろん、チーズなし希望の人にも対応したよ。
今後は玄米モチやモチキビなんかで、ビーガンピザも考えたいね。
それと、目玉はこの夏の知事選に出馬する渡辺さと子さんの来店!
今までは東京の官僚出身の保守知事が長かったけど、彼は引退を表明。
4期連続での現職の県議で、しかもここの所上位当選を果たすこのさと子さんの出馬は朗報中の朗報。
利権にあやかるおじさん達だけのものになってる政治を生活に密着させるには最高の人材。
県議になったのも、かの悪名高い豊島問題がきっかけになったという。
しかも民主党のように、自民党から替わっても、やはり組織や利権構造から抜け出せずに滑ってるような事は絶対ない。
無党派どころか、組織も派閥も一切ない。
もちろん、僕は体制側でもなければ、共産党でもない。
創造的でアートなアナーキーと言いたい所やけど、今回は断然応援したい。
とにかく「政治や興味ないわ。」という若者が投票率を下げて、「〇〇さんには世話になっとるんやから入れとけよ。」という主体性のない金と利権に関心の高いおじさんたちに好きにされるのはもうええわ。
知事選なんか常に3割台という投票率で、「みなさんの指示を得られました。」とか言うてる訳やから。
質問タイムで。
「ところで、どうすればさと子さんを当選させるに役立つんでしょうか?」と聞いてみた。
一番本人が知りたい所やろけど、とにかく組織や金の力じゃなく、口コミでという結論。
ツイッターも始められたんだと。
やっぱり、今の口コミにネットは欠かせんよね。
ほいで、「あんたが薦めるんなら。」という信頼関係で広がって欲しいと。
僕は「活動」や「運動」には参加しない。
と言って、「政治なんか、、、。」と無関心を決め込む訳にもいかない。
何が問題なのかを知ってしまった訳やから。
廃材天国で毎日薪の生活をしながら、ほんとに大切なのは自分たち環境負荷を減らすだけでは間に合わないという実感ももちろんある。
僕に出来ることを僕のやりかたで全力を尽くそうと思う。
このブログに共感して頂ける方は是非「渡辺さと子」に投票してねー!!!



殺風景ながらも、コツコツと続けてることにこそ自然食品店の存在意義がある。

おもわず大人も立ち止まる、おもしろい読み聞かせのホウチさん。
前回と同じく、近所のユニックを出してもらい、現場までは運んでもらう。
これはほんとに楽チン。
ごく近所の移動は台車のタイヤで。
ポパイくんは西讃(香川の西部)屈指の自然食品店で、品揃えも豊富。
オーナーの長谷川さんは30年も前から有機農業をしてきた、コアな猛者。
高松のちろんりん村のように垢抜けたオシャレさはないものの、スレートの倉庫でお金をかけずに永続させてる底力は凄い。
今回の「ポパイ祭り」は会員さんの特技や趣味を披露するという趣旨。
ウチのピザ以外にも、ココペリのパン、オーガニックコットンで手紡ぎの人や漆の人、抹茶の接待、若い女の子の手作りアクセサリー、大きな声で髭のおじさんの読み聞かせ、タップダンス、新聞紙エコバック、写真展、魔法の靴、安全なナプキン、農園スタッフの弾き語り、、、。
と、盛りだくさん。
月末の土日のポパイ全品15%オフの日と重ねてるんで、お客さんの出足はいい。
しかも会員さん中心なので、みんなゆっくりと各店を見て回ってくれる。
ウチはピザ以外にも定番の「もちもち玄米オムスビ」「玄米珈琲」「マクロビスイーツ」といろいろ。
やっぱり、その場に窯を持って行って、薪で焚くインパクトは凄いね。
「何!?これ、、、え!?自分で作った!?」みたいにみんな目が点。
しかも次々に僕が生地を延ばして、焼きたてのピザを窯から出すもんやから、どんどんお客さんも寄ってきてくれる。
やっぱり、手作りのトマトソース。
トッピングは筍、ジャガイモ、しめじ、クレソン、そしてチーズ。
もちろん、チーズなし希望の人にも対応したよ。
今後は玄米モチやモチキビなんかで、ビーガンピザも考えたいね。
それと、目玉はこの夏の知事選に出馬する渡辺さと子さんの来店!
今までは東京の官僚出身の保守知事が長かったけど、彼は引退を表明。
4期連続での現職の県議で、しかもここの所上位当選を果たすこのさと子さんの出馬は朗報中の朗報。
利権にあやかるおじさん達だけのものになってる政治を生活に密着させるには最高の人材。
県議になったのも、かの悪名高い豊島問題がきっかけになったという。
しかも民主党のように、自民党から替わっても、やはり組織や利権構造から抜け出せずに滑ってるような事は絶対ない。
無党派どころか、組織も派閥も一切ない。
もちろん、僕は体制側でもなければ、共産党でもない。
創造的でアートなアナーキーと言いたい所やけど、今回は断然応援したい。
とにかく「政治や興味ないわ。」という若者が投票率を下げて、「〇〇さんには世話になっとるんやから入れとけよ。」という主体性のない金と利権に関心の高いおじさんたちに好きにされるのはもうええわ。
知事選なんか常に3割台という投票率で、「みなさんの指示を得られました。」とか言うてる訳やから。
質問タイムで。
「ところで、どうすればさと子さんを当選させるに役立つんでしょうか?」と聞いてみた。
一番本人が知りたい所やろけど、とにかく組織や金の力じゃなく、口コミでという結論。
ツイッターも始められたんだと。
やっぱり、今の口コミにネットは欠かせんよね。
ほいで、「あんたが薦めるんなら。」という信頼関係で広がって欲しいと。
僕は「活動」や「運動」には参加しない。
と言って、「政治なんか、、、。」と無関心を決め込む訳にもいかない。
何が問題なのかを知ってしまった訳やから。
廃材天国で毎日薪の生活をしながら、ほんとに大切なのは自分たち環境負荷を減らすだけでは間に合わないという実感ももちろんある。
僕に出来ることを僕のやりかたで全力を尽くそうと思う。
このブログに共感して頂ける方は是非「渡辺さと子」に投票してねー!!!
殺風景ながらも、コツコツと続けてることにこそ自然食品店の存在意義がある。
おもわず大人も立ち止まる、おもしろい読み聞かせのホウチさん。
2010年04月23日
筍料理の完成形
ここの所、アレやコレやと、毎食筍を食べる日々。
人参もじゃがいももナシのニンニクと玉ねぎと筍だけ(9割は筍)のカレーとか。
もちろん「〇〇カレー」とかは入れない。
ほんと、筍ってインド料理やエスニック料理に合うんよねー。
昨日は、これも毎年数回は作る「筍団子」。
基本は岡山の「百姓屋敷わら」のレシピを参考。
筍の下の方の固い部分だけをフードプロセッサーで潰して、軽く絞る。
塩コショウで下味をつけて丸める。
表面に片栗粉をマブして揚げる。
餡かけは、玉ねぎと人参を重ね煮、エノキ、キクラゲ、銀杏(去年の秋のを解凍)。
ポイントは二つ。
筍の団子の中には片栗粉や小麦粉などは入れない(入れても微量)。
餡の味は重ね煮で決まる。
ほんっとに美味しい、、、。
ウチはクイジナートのフードプロセッサーなので、超細かくなるからええけど、無い場合はスリおろした方がいいみたい。
とにかく、筍の固い部分を細かくなめらかにする事で、粉を入れずに団子に出来るようになる。
そーっと丸めて、片栗粉をマブして揚げる事で、表面のモチモチの膜が形成される。
これで、餡の中に入れても崩れない。
団子自体を粉で固めてしまうと「何かの団子やな」と、筍らしさが減ってしまう。
この違いはめちゃくちゃ大きいよ。
味付けのポイントの「重ね煮」も凄いよねー。
これは「わら」の船越さんの師匠が開発した技。
陰陽のバランスを中和させ、野菜の旨みを最大限に引き出す方法。
鍋の底から、陰性の強い野菜。
だんだん陽性気質のものを重ねていく。
こんにゃく、椎茸は底の部類。
葉物なんかも下の方。
「煮えにくいやん!」と思うけど、人参やゴボウなどの陽性よりのものは上。
今回のなら、キクラゲ、エノキ、銀杏、玉ねぎ、人参という順。
曖昧なものは多少どっちになってもいい。
その上に、天草の手作りの塩をパラッと振って、弱火にかける。
この塩のクオリティーも大切。
これが陰性のもの、これは陽性、というような絶対的なものはなく、あくまでお互いを比べたら、、、という話。
ウチはビタクラフトの鍋やけど、こういうステンレス多構造鍋で超弱火でじっくり火を入れると上手くいく。
ビタクラフトを薪で使ってるのはウチとはるやぐらいかな、、、。
もちろん、ビタクラフトじゃなくても、3層構造とかの鍋で蓋が密着するのであれば十分。
僕は昆布、干し椎茸、鰹節の日本料理の基本的な出汁が大好きやけど、この重ね煮を上手くすると、そういう出汁の素は何もいらない。
野菜の旨みを自然塩と重ね煮の力を利用して、陰陽エネルギーを調理すると、それだけで完結してしまう。
コレとソレは全くの別モン。
もちろん、どっちがいいとかは無い、ほんとに。
どっちも美味しいから。
こういう選択肢は自分の舌で決めるもの。
厳密に言えば、脳がオイシイと感じるように作ってある人工的なアミノ酸とかも一口食べてはオイシイと感じる訳やからね。
僕はそういうオイシ過ぎるものの事を今では美味しいとは感じない。
なので、その選択肢は無くなってる。
いやほんと、餡に醤油も僕の大好きな三河本味醂も入ってないんやからね。
このアメージングな美味しさは凄い。
と、僕は感じた。
こればっかりは、その人によって違うし、その時の体調によっても違う。
特に塩の量とか、僕とあっこちゃんでは全然違う。
それこそ、人間そのものにも陰性タイプ、陽性タイプ、中間とか、色々やからね。
自分の感覚を研ぎ澄ませれば、今、何が自分にとって必要か分かるようになる。
ちょっと、喉がイガイガするなとか思ったら、梅醤番茶作って飲むし、当然身体を冷やすビールは飲まない。
反対に、夏にガンガン労働した日は、キュウリやナスのように陰性の強いものやアルコールで身体を緩めないといけない。
料理書から「マクロビオティック」に入るとマニュアルやレシピにばかり目が行くけど、桜沢さんの本を読むとその辺りが「なーるほど!」とスッと理解できる。


今の時期のフレッシュな木の芽の香りがまたいいんよね。
昨日は、丸一日みわちゃんがにこちゃんの子守り。
お陰で僕はロクロ。
それで何と、あっこちゃんは松見歯科内のたまさん主宰の「無可有庵」の料理教室に。
今までは我流であっこワールドを作ってきたけど、色々と他人に聞かれる事も増えてきて、ちゃんと勉強したいという欲求がでてきたそう。
それも正食協会とかじゃなく、松見たまさんの教室やから行きたくなったんやって。
たまさんの言葉で伝えてくれるから、「クシ派とリマ派で何で違うの?」というような事も、分かりやすく理解できるんだとか。
大阪、愛媛と県外からの受講者も多いんだと。

玄米のフルコース
詳しくは彼女が書けばより、伝わるんやろうけど、書かないからねー。
残念、、、。
人参もじゃがいももナシのニンニクと玉ねぎと筍だけ(9割は筍)のカレーとか。
もちろん「〇〇カレー」とかは入れない。
ほんと、筍ってインド料理やエスニック料理に合うんよねー。
昨日は、これも毎年数回は作る「筍団子」。
基本は岡山の「百姓屋敷わら」のレシピを参考。
筍の下の方の固い部分だけをフードプロセッサーで潰して、軽く絞る。
塩コショウで下味をつけて丸める。
表面に片栗粉をマブして揚げる。
餡かけは、玉ねぎと人参を重ね煮、エノキ、キクラゲ、銀杏(去年の秋のを解凍)。
ポイントは二つ。
筍の団子の中には片栗粉や小麦粉などは入れない(入れても微量)。
餡の味は重ね煮で決まる。
ほんっとに美味しい、、、。
ウチはクイジナートのフードプロセッサーなので、超細かくなるからええけど、無い場合はスリおろした方がいいみたい。
とにかく、筍の固い部分を細かくなめらかにする事で、粉を入れずに団子に出来るようになる。
そーっと丸めて、片栗粉をマブして揚げる事で、表面のモチモチの膜が形成される。
これで、餡の中に入れても崩れない。
団子自体を粉で固めてしまうと「何かの団子やな」と、筍らしさが減ってしまう。
この違いはめちゃくちゃ大きいよ。
味付けのポイントの「重ね煮」も凄いよねー。
これは「わら」の船越さんの師匠が開発した技。
陰陽のバランスを中和させ、野菜の旨みを最大限に引き出す方法。
鍋の底から、陰性の強い野菜。
だんだん陽性気質のものを重ねていく。
こんにゃく、椎茸は底の部類。
葉物なんかも下の方。
「煮えにくいやん!」と思うけど、人参やゴボウなどの陽性よりのものは上。
今回のなら、キクラゲ、エノキ、銀杏、玉ねぎ、人参という順。
曖昧なものは多少どっちになってもいい。
その上に、天草の手作りの塩をパラッと振って、弱火にかける。
この塩のクオリティーも大切。
これが陰性のもの、これは陽性、というような絶対的なものはなく、あくまでお互いを比べたら、、、という話。
ウチはビタクラフトの鍋やけど、こういうステンレス多構造鍋で超弱火でじっくり火を入れると上手くいく。
ビタクラフトを薪で使ってるのはウチとはるやぐらいかな、、、。
もちろん、ビタクラフトじゃなくても、3層構造とかの鍋で蓋が密着するのであれば十分。
僕は昆布、干し椎茸、鰹節の日本料理の基本的な出汁が大好きやけど、この重ね煮を上手くすると、そういう出汁の素は何もいらない。
野菜の旨みを自然塩と重ね煮の力を利用して、陰陽エネルギーを調理すると、それだけで完結してしまう。
コレとソレは全くの別モン。
もちろん、どっちがいいとかは無い、ほんとに。
どっちも美味しいから。
こういう選択肢は自分の舌で決めるもの。
厳密に言えば、脳がオイシイと感じるように作ってある人工的なアミノ酸とかも一口食べてはオイシイと感じる訳やからね。
僕はそういうオイシ過ぎるものの事を今では美味しいとは感じない。
なので、その選択肢は無くなってる。
いやほんと、餡に醤油も僕の大好きな三河本味醂も入ってないんやからね。
このアメージングな美味しさは凄い。
と、僕は感じた。
こればっかりは、その人によって違うし、その時の体調によっても違う。
特に塩の量とか、僕とあっこちゃんでは全然違う。
それこそ、人間そのものにも陰性タイプ、陽性タイプ、中間とか、色々やからね。
自分の感覚を研ぎ澄ませれば、今、何が自分にとって必要か分かるようになる。
ちょっと、喉がイガイガするなとか思ったら、梅醤番茶作って飲むし、当然身体を冷やすビールは飲まない。
反対に、夏にガンガン労働した日は、キュウリやナスのように陰性の強いものやアルコールで身体を緩めないといけない。
料理書から「マクロビオティック」に入るとマニュアルやレシピにばかり目が行くけど、桜沢さんの本を読むとその辺りが「なーるほど!」とスッと理解できる。
今の時期のフレッシュな木の芽の香りがまたいいんよね。
昨日は、丸一日みわちゃんがにこちゃんの子守り。
お陰で僕はロクロ。
それで何と、あっこちゃんは松見歯科内のたまさん主宰の「無可有庵」の料理教室に。
今までは我流であっこワールドを作ってきたけど、色々と他人に聞かれる事も増えてきて、ちゃんと勉強したいという欲求がでてきたそう。
それも正食協会とかじゃなく、松見たまさんの教室やから行きたくなったんやって。
たまさんの言葉で伝えてくれるから、「クシ派とリマ派で何で違うの?」というような事も、分かりやすく理解できるんだとか。
大阪、愛媛と県外からの受講者も多いんだと。
玄米のフルコース
詳しくは彼女が書けばより、伝わるんやろうけど、書かないからねー。
残念、、、。
2010年04月22日
久々の女性居候
ここの所、僕はやはり陶芸の作業場にこもりっきり。
24日から窯詰めなんで、あと二日。
廃材天国を建築中には、今は沖縄に移住したエバちゃんや自転車日本一周の19歳のタッキーなど、女の子も泊りがけで手伝ってくれた。
でも、住み始めてからは長期のしょうたくんをはじめ、短期でも男の居候しか来てない。
どうしても男の場合、作業の内容が僕の廃材建築や薪作りと、外の労働になる。
あっこちゃんは「料理やスイーツ作りの助手をやりたい子が居たらなー。」とよく言ってた。
今回のみわちゃんは22歳の女の子。
長野から小豆島のこの間の陶芸ワークショップに来てた。
この後、ゴールデンウィークは熊本の「虹の岬祭り」に行くそうで、それまで居るみたい。
今回の虹の岬には僕らも出店しよかなーと思ってたけど、親父が「窯焚こか。」と言い出したんで、キャンセル。
この祭りは前に行った、滋賀の「山水人」(やまうと)と並ぶ大規模な祭り。
常連のはるやからは「山水人よりも虹の岬の方が子どもらにとってワクワクなんよー。」と聞かされてるしねー。
こちらは森の中の山水人と違って、阿蘇の草原。
そこにまた何百とテントが並んで、凄い数の参加者なんやと。
ウチは来年に持ち越しってことで。
みわちゃんは介護の仕事をしてたけど、辞めて沖縄に行ってる時に小さな祭りに参加して、そこで虹の岬の話を聞いて去年行ったそう。
そこで「!!!???」の目からウロコ体験をして、小豆島のてんつくマンの所にも行ったりする流れになってる。
悩んでる若者、特に街で毎日暮らしてる奴が、突然エコビレッジなり、自給自足の実践者の所に行ってもついていけないケースもあるやろう。
でも、こういう「祭り」の空気感は独特で日本に居ながら東南アジアかのような「生きてる感100%」の醍醐味が味わえる。
四国ではずっと続いてる祭りはないなー。
去年行った、安芸の「たいこの祭り」は最高やったね。
廃材天国でするなら、あと10倍はないとねー。
ほんとのネイティブな地の祭りじゃない、こういうオルタナティブな祭りには強烈な求心力がないと楽しくない。
やっぱ、大自然、音楽、踊り、火、オーガニックな食、この辺りがキーワード。
と、それらを求める人たちがわんさと集まる出会いの場でもある。
ま、主催者の人柄やその人の歩んでる方向性やろね。
それに共感する人が多ければ当然祭りも大きくなる。
05年に「銭型金太郎」という番組に一緒に出演した、福島の山奥「獏原人村」の百姓、マサイさんも「満月祭」という祭りを30年もやってて、今では凄い集まるんだと。
30年前にはキチガイ扱いされた「無農薬の百姓」も今では先端の仕事やからねー。
早速、みわちゃんはウチの一連の薪の生活の段取りをあっこちゃんに聞いて、晩ご飯のおかずを作ってくれたり、洗い物にと大活躍。
今日はにこちゃんの世話をしてくれるとあっこちゃんは大喜び!
24日から窯詰めなんで、あと二日。
廃材天国を建築中には、今は沖縄に移住したエバちゃんや自転車日本一周の19歳のタッキーなど、女の子も泊りがけで手伝ってくれた。
でも、住み始めてからは長期のしょうたくんをはじめ、短期でも男の居候しか来てない。
どうしても男の場合、作業の内容が僕の廃材建築や薪作りと、外の労働になる。
あっこちゃんは「料理やスイーツ作りの助手をやりたい子が居たらなー。」とよく言ってた。
今回のみわちゃんは22歳の女の子。
長野から小豆島のこの間の陶芸ワークショップに来てた。
この後、ゴールデンウィークは熊本の「虹の岬祭り」に行くそうで、それまで居るみたい。
今回の虹の岬には僕らも出店しよかなーと思ってたけど、親父が「窯焚こか。」と言い出したんで、キャンセル。
この祭りは前に行った、滋賀の「山水人」(やまうと)と並ぶ大規模な祭り。
常連のはるやからは「山水人よりも虹の岬の方が子どもらにとってワクワクなんよー。」と聞かされてるしねー。
こちらは森の中の山水人と違って、阿蘇の草原。
そこにまた何百とテントが並んで、凄い数の参加者なんやと。
ウチは来年に持ち越しってことで。
みわちゃんは介護の仕事をしてたけど、辞めて沖縄に行ってる時に小さな祭りに参加して、そこで虹の岬の話を聞いて去年行ったそう。
そこで「!!!???」の目からウロコ体験をして、小豆島のてんつくマンの所にも行ったりする流れになってる。
悩んでる若者、特に街で毎日暮らしてる奴が、突然エコビレッジなり、自給自足の実践者の所に行ってもついていけないケースもあるやろう。
でも、こういう「祭り」の空気感は独特で日本に居ながら東南アジアかのような「生きてる感100%」の醍醐味が味わえる。
四国ではずっと続いてる祭りはないなー。
去年行った、安芸の「たいこの祭り」は最高やったね。
廃材天国でするなら、あと10倍はないとねー。
ほんとのネイティブな地の祭りじゃない、こういうオルタナティブな祭りには強烈な求心力がないと楽しくない。
やっぱ、大自然、音楽、踊り、火、オーガニックな食、この辺りがキーワード。
と、それらを求める人たちがわんさと集まる出会いの場でもある。
ま、主催者の人柄やその人の歩んでる方向性やろね。
それに共感する人が多ければ当然祭りも大きくなる。
05年に「銭型金太郎」という番組に一緒に出演した、福島の山奥「獏原人村」の百姓、マサイさんも「満月祭」という祭りを30年もやってて、今では凄い集まるんだと。
30年前にはキチガイ扱いされた「無農薬の百姓」も今では先端の仕事やからねー。
早速、みわちゃんはウチの一連の薪の生活の段取りをあっこちゃんに聞いて、晩ご飯のおかずを作ってくれたり、洗い物にと大活躍。
今日はにこちゃんの世話をしてくれるとあっこちゃんは大喜び!
タグ :祭り
2010年04月20日
アルコール醸造辞退宣言
手作りビール、お米から造るドブロク、そのドブロクを蒸留した焼酎。
と。
散々、アルコールを醸造してきたが、、、。
日本の法律では、1%以上のアルコールを精製してはいけないと!
最近知った、、、。
普通に売られてるお酒は課税されたものを買うので問題なし。
例えば、ホワイトリカーを買って、梅酒を仕込むのはOK。
とにかく、お米と麹でドブロクと言う具合に、自分ちでアルコールを精製してしまうと税金を払わずにお酒を飲んでしまう、という事で罰せられるわけですな。
最近知ったのは何と、50万以下の罰金か5年以下の懲役というパンパじゃない罪。
でもこれは法的に知らなかったでは済まされないことなんで、僕としても今までのようにお気楽に「自分で呑む分にはええやろ。」とか言うてる場合じゃない。
実際に罰金や懲役になるくらいなら、やめといた方がええ。
知った以上はできない。
アルコールを精製しなければいいという事なんで、米飴や甘酒はOK。
なので、今まで通り、もしくはそういう問題のない手作り品はじゃんじゃん作っていこう!
もちろん、酒好きの僕が酒を辞める訳にはいかないんで、最高の純米酒をたまに買うって事で納得するか。
今までもたまには買ってたし、呑んで思うのは、日本の杜氏のスキルは最高!
米と麹でかくも感動的な味の純米酒を醸造できる。
こんな変態的にマニアな醸造文化を持つ国は他に類を見ない。
こういう所からも、日本人の食文化なり、醸造とか発酵といった長年に渡って積み重ねられてきた技術には敬意を払って学ばないといけない。
いやー、益々、日本の酒文化の勉強がしたくなってきたねー。
図書館に行って、歴史的な側面からの酒文化を勉強するか!
と。
散々、アルコールを醸造してきたが、、、。
日本の法律では、1%以上のアルコールを精製してはいけないと!
最近知った、、、。
普通に売られてるお酒は課税されたものを買うので問題なし。
例えば、ホワイトリカーを買って、梅酒を仕込むのはOK。
とにかく、お米と麹でドブロクと言う具合に、自分ちでアルコールを精製してしまうと税金を払わずにお酒を飲んでしまう、という事で罰せられるわけですな。
最近知ったのは何と、50万以下の罰金か5年以下の懲役というパンパじゃない罪。
でもこれは法的に知らなかったでは済まされないことなんで、僕としても今までのようにお気楽に「自分で呑む分にはええやろ。」とか言うてる場合じゃない。
実際に罰金や懲役になるくらいなら、やめといた方がええ。
知った以上はできない。
アルコールを精製しなければいいという事なんで、米飴や甘酒はOK。
なので、今まで通り、もしくはそういう問題のない手作り品はじゃんじゃん作っていこう!
もちろん、酒好きの僕が酒を辞める訳にはいかないんで、最高の純米酒をたまに買うって事で納得するか。
今までもたまには買ってたし、呑んで思うのは、日本の杜氏のスキルは最高!
米と麹でかくも感動的な味の純米酒を醸造できる。
こんな変態的にマニアな醸造文化を持つ国は他に類を見ない。
こういう所からも、日本人の食文化なり、醸造とか発酵といった長年に渡って積み重ねられてきた技術には敬意を払って学ばないといけない。
いやー、益々、日本の酒文化の勉強がしたくなってきたねー。
図書館に行って、歴史的な側面からの酒文化を勉強するか!
2010年04月19日
善通寺アートマーケット
18日は二回目の移動式ピザ窯の出番。
補強を入れたとは言え、サスペンションもなく、スピードが出せないのは分かってるんで、わきおさんのアドバイス通り、知り合いの建築会社の社長に頼んで、2tのユニックで運んでもらう。
ほんと、これなら危なくもないし、多少遠くても平気やしね。
現地で場所の微調整するのに、やっぱしタイヤ付いてて便利やし。
一つ問題クリアかな。
善通寺の大麻山の麓、金比羅山のある山でもある。
そこに、会場の大きな倉庫がある。
普段は花市場として営業してる。
その倉庫の裏に空きスペースがあって、友達のユリちゃんが主催して「KGCアートマーケット」というイベントを月一でやってる。
ユリちゃんは世界一周の旅の経験者で、ニューヨークのアートマーケットのような雰囲気を地元でも創りたいと意気込んでる。
香川で、いろんな制作活動をやってる人が集まって活気付いてる。
中でも感動したのは、タブラの若者。
廃材天国で演奏してくれたタブラの第一人者逆瀬川健治さんの事も当然の如く知ってた。
7年程練習してるという腕前はなかなかのもの。
体験で教えてくれるというのでやってみたけど、こーれは難しいっちゅうもんじゃないね!
ジャンベとか和太鼓のそれとはまったく違う独特の叩き方があって、初心者にはまず、音が出ない。
他にも若い連中が多くて、これからが楽しみ。
最近イベント出店が多いので、営業許可を取ってる親父の「精進料理 偏泥庵」で仕込む。
今回は薪のピザ、玄米オムスビやマクロビスイーツも人気。
北海道産の「春よ恋」のグルテンはすばらしく、自家製酵母の発酵の具合も良かった。
冬野菜の残り物をふんだんに入れ込んだ、自家製トマトソースも相性抜群。
トッピングは筍、わけぎ、菜花と完全に春のピザ。
玄米モノもよく売れたね。
普段から玄米食べてるという人も多かったし。
今回の一押しは「筍のライスバーガー」。
玄米を半殺しにしたバンズはフランパンで焼いておく。
中の筍ナゲットは筍をすりこ木でドンドン叩いて潰し、3年味噌なんかで味付けして、小麦粉で軽く固めて揚げてある。
それに豆腐マヨネーズ、フレンチマスタードと、いわゆるハンバーガー味付けを意識した。
これはほんとに美味しかったーーー。
このマーケットはもっといろんな出店者が増えてくると面白くなるやろねー。
香川に10年間「渋さ知らズ」を呼んでる二宮さんも来られてて、今回の「アートで田んぼ」10周年の話を出来たのもよかった。
このマーケットの出店者やお客さんもこぞって「絶対行きます!」という人多し。
さすが渋さ!
しかも何度も言うけど、あの河野さんの田んぼのロケーションやからねー。
香川のアートシーンの顧問、森山さんも来てくれて「この窯は亀やのー。」と写真を取り捲ってくれた。
じゃあ、「丸亀ピザ」にしよか。
香川にはない「丸亀製麺」のパクリみたいで嫌やな。


友達の娘さんが超ノリノリで手伝ってくれる。
マジに助かったねー。




出店の帰りに、僕の誕生日なんで、活き車海老を仕入れた。

丸くならないように金串を背にそって刺す。

蒸し器で短時間で蒸し上げる。

作業しながらパクパク食べるので、ちゃんと盛り付けるのは不可能。
それにしても、最高の誕生日やったね。
フルコースは時間的に無理やし、夕方疲れて「そや、何にしよー?」と「新鮮市場きむら」によって見たらこの活き車海老があったんで、握りを思いついた。
銀座の次郎など、ほとんどの有名店は海老の握りは注文が通ってから車海老を茹でると料理書には書いてある。
今回は強火で蒸したけど、ほんと、地元瀬戸内海産の車海老って最高に旨い!
しかも、活きてるのを処理するってえと、子どもたちは興味津々で超手伝ってくれるし。
京都のザ・ファミリーのとこみたいに、野遊が10台後半にもなると、さぞかし色んなもん作ってくれるんやろなー。
こういう本物の美味しさを知ってしまうと、中途半端な店に行けないんよねー。
安くて簡単で美味しいんやから!
その辺りを子ども時代から徹底的に教育するのがウチの生活。
今回は出店帰りの即席風やったんでアレやけど、久々にバッチリ仕込みして握り鮨パーティーしてもええなー。
握り鮨の翌日の今日は頭ばっかしをフライにしたよ。
これもミソが濃厚でたまらんーーー!!!
補強を入れたとは言え、サスペンションもなく、スピードが出せないのは分かってるんで、わきおさんのアドバイス通り、知り合いの建築会社の社長に頼んで、2tのユニックで運んでもらう。
ほんと、これなら危なくもないし、多少遠くても平気やしね。
現地で場所の微調整するのに、やっぱしタイヤ付いてて便利やし。
一つ問題クリアかな。
善通寺の大麻山の麓、金比羅山のある山でもある。
そこに、会場の大きな倉庫がある。
普段は花市場として営業してる。
その倉庫の裏に空きスペースがあって、友達のユリちゃんが主催して「KGCアートマーケット」というイベントを月一でやってる。
ユリちゃんは世界一周の旅の経験者で、ニューヨークのアートマーケットのような雰囲気を地元でも創りたいと意気込んでる。
香川で、いろんな制作活動をやってる人が集まって活気付いてる。
中でも感動したのは、タブラの若者。
廃材天国で演奏してくれたタブラの第一人者逆瀬川健治さんの事も当然の如く知ってた。
7年程練習してるという腕前はなかなかのもの。
体験で教えてくれるというのでやってみたけど、こーれは難しいっちゅうもんじゃないね!
ジャンベとか和太鼓のそれとはまったく違う独特の叩き方があって、初心者にはまず、音が出ない。
他にも若い連中が多くて、これからが楽しみ。
最近イベント出店が多いので、営業許可を取ってる親父の「精進料理 偏泥庵」で仕込む。
今回は薪のピザ、玄米オムスビやマクロビスイーツも人気。
北海道産の「春よ恋」のグルテンはすばらしく、自家製酵母の発酵の具合も良かった。
冬野菜の残り物をふんだんに入れ込んだ、自家製トマトソースも相性抜群。
トッピングは筍、わけぎ、菜花と完全に春のピザ。
玄米モノもよく売れたね。
普段から玄米食べてるという人も多かったし。
今回の一押しは「筍のライスバーガー」。
玄米を半殺しにしたバンズはフランパンで焼いておく。
中の筍ナゲットは筍をすりこ木でドンドン叩いて潰し、3年味噌なんかで味付けして、小麦粉で軽く固めて揚げてある。
それに豆腐マヨネーズ、フレンチマスタードと、いわゆるハンバーガー味付けを意識した。
これはほんとに美味しかったーーー。
このマーケットはもっといろんな出店者が増えてくると面白くなるやろねー。
香川に10年間「渋さ知らズ」を呼んでる二宮さんも来られてて、今回の「アートで田んぼ」10周年の話を出来たのもよかった。
このマーケットの出店者やお客さんもこぞって「絶対行きます!」という人多し。
さすが渋さ!
しかも何度も言うけど、あの河野さんの田んぼのロケーションやからねー。
香川のアートシーンの顧問、森山さんも来てくれて「この窯は亀やのー。」と写真を取り捲ってくれた。
じゃあ、「丸亀ピザ」にしよか。
香川にはない「丸亀製麺」のパクリみたいで嫌やな。
友達の娘さんが超ノリノリで手伝ってくれる。
マジに助かったねー。
出店の帰りに、僕の誕生日なんで、活き車海老を仕入れた。
丸くならないように金串を背にそって刺す。
蒸し器で短時間で蒸し上げる。
作業しながらパクパク食べるので、ちゃんと盛り付けるのは不可能。
それにしても、最高の誕生日やったね。
フルコースは時間的に無理やし、夕方疲れて「そや、何にしよー?」と「新鮮市場きむら」によって見たらこの活き車海老があったんで、握りを思いついた。
銀座の次郎など、ほとんどの有名店は海老の握りは注文が通ってから車海老を茹でると料理書には書いてある。
今回は強火で蒸したけど、ほんと、地元瀬戸内海産の車海老って最高に旨い!
しかも、活きてるのを処理するってえと、子どもたちは興味津々で超手伝ってくれるし。
京都のザ・ファミリーのとこみたいに、野遊が10台後半にもなると、さぞかし色んなもん作ってくれるんやろなー。
こういう本物の美味しさを知ってしまうと、中途半端な店に行けないんよねー。
安くて簡単で美味しいんやから!
その辺りを子ども時代から徹底的に教育するのがウチの生活。
今回は出店帰りの即席風やったんでアレやけど、久々にバッチリ仕込みして握り鮨パーティーしてもええなー。
握り鮨の翌日の今日は頭ばっかしをフライにしたよ。
これもミソが濃厚でたまらんーーー!!!
2010年04月17日
こんな筍みたことない
午前中はシルバー人材センターのおっちゃんが持ってきてくれてた大きな薪の積み込みをれんくんと一緒にやる。
最近は誰もいないのが当たり前になりつつあるんで、やっぱり人手はありがたい。
彼は元美容師で、バリバリ働くのに疑問を感じて辞め、今ママチャリで旅をしながら小豆島の元気の種夢楽に来た。
半農半美容師、広島出身で、出張お好み焼きも出来たらとワクワク話す。
絶対実現可能な夢だけに僕も聞いてて楽しいね。
親父が親戚の所へ筍を掘りに行ってきて、もってきてくれた。
こーんな巨大な筍は竹薮のすぐすばで暮らしてた僕としても初めて。
もちろん、薪で茹でたけど果たして美味しいのか?
葉ゴボウやわけぎもそろそろ最後。
「ハシリ」→「旬」→「なごり」と、何でも、その段階に応じていろんな料理法を考える。
ハシリは定番の料理。
わけぎならぬたあえ、葉ゴボウなら揚げと煮物。
散々食べて、しかも固くなりつつある今は、みじん切りにして、ミネストローネに入れたり、カレーの具にしたり。
やっぱり、薄味の和風は最初の柔らかくて美味しい時。
だんだん、味の濃いエスニックや中華、洋風にアレンジしていく。
筍にしても、最初は若竹煮や木の芽和え、天ぷら。
だんだん、筍ハンバーグや筍団子、揚げ筍の梅酢あん、マーボー筍、タイ風筍カレー、筍のトマトソース煮、中華まん、、、とアレンジしていく。
もう一通りいろいろやったんで、何かまだやってない新しい味で食べたいね。
まだまだ筍の季節は続くし。
雨やったんで、れんくんには玄米珈琲や次回のピザの為のトマトソースの仕込み、筍や野菜の処理をしてもらった。
僕がするべき仕事やったけど、全部れんくんがやってくれたんで、僕は心置きなくロクロに座る。
薪ストーブが焚けるほど寒いのはありがたい。
いくらなんでも薪ストーブの上でご飯炊いたり、玄米珈琲煎れるのはもう最後やろな。

子どもたちでは持てんかった、、、。

みんなで分担作業。

面積が大きくて、たくさん鍋が乗るのはええけど、鉄板の上に間接的に鍋やフライパンを乗せるんで、ストーブの中をガンガンに焚かないと強火を得られない。
なので、これからの季節は無理やね。

一気に皿をビュンビュンと挽く。
最近は誰もいないのが当たり前になりつつあるんで、やっぱり人手はありがたい。
彼は元美容師で、バリバリ働くのに疑問を感じて辞め、今ママチャリで旅をしながら小豆島の元気の種夢楽に来た。
半農半美容師、広島出身で、出張お好み焼きも出来たらとワクワク話す。
絶対実現可能な夢だけに僕も聞いてて楽しいね。
親父が親戚の所へ筍を掘りに行ってきて、もってきてくれた。
こーんな巨大な筍は竹薮のすぐすばで暮らしてた僕としても初めて。
もちろん、薪で茹でたけど果たして美味しいのか?
葉ゴボウやわけぎもそろそろ最後。
「ハシリ」→「旬」→「なごり」と、何でも、その段階に応じていろんな料理法を考える。
ハシリは定番の料理。
わけぎならぬたあえ、葉ゴボウなら揚げと煮物。
散々食べて、しかも固くなりつつある今は、みじん切りにして、ミネストローネに入れたり、カレーの具にしたり。
やっぱり、薄味の和風は最初の柔らかくて美味しい時。
だんだん、味の濃いエスニックや中華、洋風にアレンジしていく。
筍にしても、最初は若竹煮や木の芽和え、天ぷら。
だんだん、筍ハンバーグや筍団子、揚げ筍の梅酢あん、マーボー筍、タイ風筍カレー、筍のトマトソース煮、中華まん、、、とアレンジしていく。
もう一通りいろいろやったんで、何かまだやってない新しい味で食べたいね。
まだまだ筍の季節は続くし。
雨やったんで、れんくんには玄米珈琲や次回のピザの為のトマトソースの仕込み、筍や野菜の処理をしてもらった。
僕がするべき仕事やったけど、全部れんくんがやってくれたんで、僕は心置きなくロクロに座る。
薪ストーブが焚けるほど寒いのはありがたい。
いくらなんでも薪ストーブの上でご飯炊いたり、玄米珈琲煎れるのはもう最後やろな。
子どもたちでは持てんかった、、、。
みんなで分担作業。
面積が大きくて、たくさん鍋が乗るのはええけど、鉄板の上に間接的に鍋やフライパンを乗せるんで、ストーブの中をガンガンに焚かないと強火を得られない。
なので、これからの季節は無理やね。
一気に皿をビュンビュンと挽く。
2010年04月16日
猫の赤ちゃん
去年のダニ騒動の救世主として、廃材天国にやってきた猫のモペちゃん。
まだ、一年も経たないというのに赤ちゃんを産んだよ。
初産なので、少なめの3匹。
子どもたちは産まれる瞬間、ダンボールにかじりつき。
にこちゃんも歓声をあげながら見守る。
一匹産まれる度に、赤ちゃんの羊膜を丁寧に舐めてきれいキレイにして、その後の胎盤も食べる。
またしばらくして次の赤ちゃんが産まれる。
あっこちゃんも小さい時からずっと猫を飼ってて、常に出産を見て来たそう。
で、大人になって、「犬や猫は自然に産んで、人間は病院でしか産めないってわけはない!」と自宅出産に関心をもったそう。
野遊と土歩くんの時は一軒目の廃材ハウスに助産婦さんに来てもらっての自宅出産。
にこちゃんの時は一回も病院の検診にも行かず、自宅で僕がとりあげる自力出産。
なにしろ本人が「絶対大丈夫やから行く必要がない。」と断言してたんで、男は従うしかないもんね。
それにしても猫って凄い。
3匹産んで、おっぱいあげて、30分後には餌を求めてダンボールから出てきたもん。
岡崎の自然出産の「吉村医院」の先生の言葉。
「ストレスがない生活をして、粗食で、バンバン身体動かしてたら、ツルツルに産まれるのが普通やぞ。」と。
自然界の動物から学ぶべき所は多いよね。
ところが、こんだけ不自然が当たり前になってしまった僕ら現代人にとって、突然人間も自然の一部やからと言うても難しい。
頭で考える範囲では。
余計な頭を使わなければ、少なくとも身体は自然に添った働きをしてくれる。
そんなに現代人も捨てたモンじゃない。
と、あっこちゃんを見てると思わされる。

分かりづらいけど、産んでる最中のモペちゃん。


昨日の夜、小豆島で陶芸のワークショップに参加してくれてた蓮くんが、ママチャリに大荷物で廃材天国に来てくれた。
今日は何の作業しよっかな~。
まだ、一年も経たないというのに赤ちゃんを産んだよ。
初産なので、少なめの3匹。
子どもたちは産まれる瞬間、ダンボールにかじりつき。
にこちゃんも歓声をあげながら見守る。
一匹産まれる度に、赤ちゃんの羊膜を丁寧に舐めてきれいキレイにして、その後の胎盤も食べる。
またしばらくして次の赤ちゃんが産まれる。
あっこちゃんも小さい時からずっと猫を飼ってて、常に出産を見て来たそう。
で、大人になって、「犬や猫は自然に産んで、人間は病院でしか産めないってわけはない!」と自宅出産に関心をもったそう。
野遊と土歩くんの時は一軒目の廃材ハウスに助産婦さんに来てもらっての自宅出産。
にこちゃんの時は一回も病院の検診にも行かず、自宅で僕がとりあげる自力出産。
なにしろ本人が「絶対大丈夫やから行く必要がない。」と断言してたんで、男は従うしかないもんね。
それにしても猫って凄い。
3匹産んで、おっぱいあげて、30分後には餌を求めてダンボールから出てきたもん。
岡崎の自然出産の「吉村医院」の先生の言葉。
「ストレスがない生活をして、粗食で、バンバン身体動かしてたら、ツルツルに産まれるのが普通やぞ。」と。
自然界の動物から学ぶべき所は多いよね。
ところが、こんだけ不自然が当たり前になってしまった僕ら現代人にとって、突然人間も自然の一部やからと言うても難しい。
頭で考える範囲では。
余計な頭を使わなければ、少なくとも身体は自然に添った働きをしてくれる。
そんなに現代人も捨てたモンじゃない。
と、あっこちゃんを見てると思わされる。
分かりづらいけど、産んでる最中のモペちゃん。
昨日の夜、小豆島で陶芸のワークショップに参加してくれてた蓮くんが、ママチャリに大荷物で廃材天国に来てくれた。
今日は何の作業しよっかな~。
Posted by 陣 at
07:43
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2010年04月15日
島から帰ったよ
小豆島の元気の種夢楽(むら)の陶芸ワークショップ終了。
20人も参加してくれて大盛況。
東京、名古屋、大阪、島根、種子島と遠くからわざわざ来てくれた。
嬉しいのは島の中からも陶芸に興味があって来てくれた人が何人も。
自己紹介の後は、乾いて固い粘土を木槌で砕く作業。
みんな一心不乱に砕いてはフルイでふるう作業に熱中。
掘ってきたまんまの粘土なので、大きな石や根っこなんかも混じってる。
たくさん出来たら粉末に少し水を入れながら練っていく。
一時間もすればそこそこの量の粘土ができる。
これが一番簡単な粘土の精製の方法。
後はみんなメイメイにその粘土から器を作る。
わざわざ遠方から来てるのもあって、みんなのモチベーションは高い。
自分の練った粘土を使い切ると、また練って作る。
普通の陶芸教室と違って、粘土の量や作る大きさ、作品の数に制限はない。
参加費を払えば、後は自由に作り放題。
もちろん、課題や、こうしなければいけないという制限は何もない。
夕方作り終わってから、みんなで歩いて窯を見学。
竹炭職人のキムの炭窯の隣に3年ぐらい前に、これまた「窯作りワークショップ」としてみんなで作った陶芸用のミニ窯がある。
窯の構造やどうやって1200℃まで温度が上がるのかみんな興味津々。
5月の18、19、20日にこの窯に、今回の作品を入れて薪で焚く。
小さい窯なので3日で焚けるんやけど、実は3日で1200℃まで持っていくのは窯焚きの技術としてはかなりシビア。
こればっかりは僕じゃないと出来ないんで、2連続の徹夜の窯焚きになる。
小豆島のスタッフが誰か窯焚き覚えてくれんかなー。
丁度キムも竹炭を作る作業中で、「絶対に窯の火は見たほうがいいよ!」とみんなにアピール。
焚き火の炎も癒されるけど、この1200℃の窯の中はほんとに神秘的な世界。
土が溶けかけてるんやからね。
その土の表面に付いた薪の灰が土と共に溶ける温度が1200℃。
もちろんここでは温度計も使わないし、全く一から薪だけで焚く。
学くんの美味しい夕食の後は「カンタ・ティモール」という映画の試写会。
インドネシアの端っこ、東ティモールが2002年に独立する前後を取り上げた映画。
映画の後はみんなで感想を言い合ったり、カメラマンの定(さだむ)さんとてんつくマンの対談。
めっっちゃ、いい映画やったよ。
東ティモールの人々が、家族を殺されて「悲しみはあるけど怒りや憎しみはない。」と言ったシーンが印象的やった。
それと「えま&慧奏」や「ソウルフラワーユニオン」もCDにレコーディングしてる「星降る島」という曲を作ったアレックスという若者に会いに行くという冒頭から始まるこの映画は音楽が中心。
アレックスは毎日子どもたちと共にギターを弾いて歌いながら暮らしてる。
決して有名なミュージシャンじゃない。
彼はこれからの社会に発展や開発じゃない、新たな価値感が必要だという。
実際に東ティモールを攻撃してたのはインドネシア軍やけど、そこへ武器やお金を援助してたのはアメリカと日本。
こういう日本のマスコミは絶対に報道できないことを現地の人たちの声として聞け貴重な映像でもある。
それでも、ジャーナリストが作った映画じゃないんで、難しくも暗くもない。
まして、反戦とか、正義感の主張もない。
最後のおじいさんの言葉に感動した。
「平和はスピーチや政策では決して実現しない。ここの毎日の生活こそが平和なのだ。」と。
環境活動でもNPOでもない廃材天国もそう。
何か崇高な目的の為に日々奔走してるんじゃい。
朝起きて火を起こす。
じっくり感動する手前味噌の朝ごはんを食べ。
その日の作業に精を出す。
夕方に畑の野菜で料理する。
この究極の日常が平和そのもの。
しみじみそう思う。
毎日のこの魅力的な生活なしに、活動や運動をしてても戦争はなくならない。
もちろん、こういう問題に無関心なまま、隠遁生活しててもまた原発問題も解決しない。
よその国から略奪のように安い食料や資源を買いあさってでしか成り立たない、今の日本の当たり前の生活が、こういう戦争を引き起こさせてる。
誰の言葉やったっけ、「think global act local」やね。
世界的な視野で考え、自分の住んでる所で地に足をつけた生活をおくる。
結局、「てんつくマンと語るかい」は」深夜に及び、ホリちゃんがすすめてくれるんで、美味しいお酒もしこたま頂いた。
次の日の午前中は参加者さんたちの要望で、僕の「廃材天国のトーク」になった。
メモリースティックに写真は持っていってたんで、スクリーンに映しながら喋った。
まあ、いつもここに書いてるような事やけど、一連のストーリーとして、新しく聞く人にはかなり刺激的なショックだったみたい。
もちろん、みんな「何がやりたいのかを探しにきました。」という参加者が多いんで、みんなの役にたったならええよね。
カバちゃんの塩作り用の釜を作るのを依頼されたり、今度の窯焚きの段取りと、スタッフとの打ち合わせもせないかんし。
僕はせっかく呼ばれて行った先では、全力を尽くす。
もちろん自分のホームグラウンドでも全力投球やけど、頼まれて呼んでくれた所ではよけいに手を抜けない。
いやーーー。
来月の窯焚きが楽しみやね。
作品を作るのも楽しいけど、夜中に窯の炎を見つめながら語り合うのがまたいいんよねー。
何人も「来月も来ます!」と言ってくれたけど、次回は窯焚きをしながら作品も作れるというダブルに楽しめるワークショップになるよ。
「てんつくマンと語るかい」も窯の前でやるんかな?

元気の種夢楽の食堂










咲き乱れる「浜大根」の花。
この後にできる、種の若い部分をサラダに入れると美味しいんよね。
ほんとに、廃材天国にはない豊かな自然にキレイな海には超癒されるね。
20人も参加してくれて大盛況。
東京、名古屋、大阪、島根、種子島と遠くからわざわざ来てくれた。
嬉しいのは島の中からも陶芸に興味があって来てくれた人が何人も。
自己紹介の後は、乾いて固い粘土を木槌で砕く作業。
みんな一心不乱に砕いてはフルイでふるう作業に熱中。
掘ってきたまんまの粘土なので、大きな石や根っこなんかも混じってる。
たくさん出来たら粉末に少し水を入れながら練っていく。
一時間もすればそこそこの量の粘土ができる。
これが一番簡単な粘土の精製の方法。
後はみんなメイメイにその粘土から器を作る。
わざわざ遠方から来てるのもあって、みんなのモチベーションは高い。
自分の練った粘土を使い切ると、また練って作る。
普通の陶芸教室と違って、粘土の量や作る大きさ、作品の数に制限はない。
参加費を払えば、後は自由に作り放題。
もちろん、課題や、こうしなければいけないという制限は何もない。
夕方作り終わってから、みんなで歩いて窯を見学。
竹炭職人のキムの炭窯の隣に3年ぐらい前に、これまた「窯作りワークショップ」としてみんなで作った陶芸用のミニ窯がある。
窯の構造やどうやって1200℃まで温度が上がるのかみんな興味津々。
5月の18、19、20日にこの窯に、今回の作品を入れて薪で焚く。
小さい窯なので3日で焚けるんやけど、実は3日で1200℃まで持っていくのは窯焚きの技術としてはかなりシビア。
こればっかりは僕じゃないと出来ないんで、2連続の徹夜の窯焚きになる。
小豆島のスタッフが誰か窯焚き覚えてくれんかなー。
丁度キムも竹炭を作る作業中で、「絶対に窯の火は見たほうがいいよ!」とみんなにアピール。
焚き火の炎も癒されるけど、この1200℃の窯の中はほんとに神秘的な世界。
土が溶けかけてるんやからね。
その土の表面に付いた薪の灰が土と共に溶ける温度が1200℃。
もちろんここでは温度計も使わないし、全く一から薪だけで焚く。
学くんの美味しい夕食の後は「カンタ・ティモール」という映画の試写会。
インドネシアの端っこ、東ティモールが2002年に独立する前後を取り上げた映画。
映画の後はみんなで感想を言い合ったり、カメラマンの定(さだむ)さんとてんつくマンの対談。
めっっちゃ、いい映画やったよ。
東ティモールの人々が、家族を殺されて「悲しみはあるけど怒りや憎しみはない。」と言ったシーンが印象的やった。
それと「えま&慧奏」や「ソウルフラワーユニオン」もCDにレコーディングしてる「星降る島」という曲を作ったアレックスという若者に会いに行くという冒頭から始まるこの映画は音楽が中心。
アレックスは毎日子どもたちと共にギターを弾いて歌いながら暮らしてる。
決して有名なミュージシャンじゃない。
彼はこれからの社会に発展や開発じゃない、新たな価値感が必要だという。
実際に東ティモールを攻撃してたのはインドネシア軍やけど、そこへ武器やお金を援助してたのはアメリカと日本。
こういう日本のマスコミは絶対に報道できないことを現地の人たちの声として聞け貴重な映像でもある。
それでも、ジャーナリストが作った映画じゃないんで、難しくも暗くもない。
まして、反戦とか、正義感の主張もない。
最後のおじいさんの言葉に感動した。
「平和はスピーチや政策では決して実現しない。ここの毎日の生活こそが平和なのだ。」と。
環境活動でもNPOでもない廃材天国もそう。
何か崇高な目的の為に日々奔走してるんじゃい。
朝起きて火を起こす。
じっくり感動する手前味噌の朝ごはんを食べ。
その日の作業に精を出す。
夕方に畑の野菜で料理する。
この究極の日常が平和そのもの。
しみじみそう思う。
毎日のこの魅力的な生活なしに、活動や運動をしてても戦争はなくならない。
もちろん、こういう問題に無関心なまま、隠遁生活しててもまた原発問題も解決しない。
よその国から略奪のように安い食料や資源を買いあさってでしか成り立たない、今の日本の当たり前の生活が、こういう戦争を引き起こさせてる。
誰の言葉やったっけ、「think global act local」やね。
世界的な視野で考え、自分の住んでる所で地に足をつけた生活をおくる。
結局、「てんつくマンと語るかい」は」深夜に及び、ホリちゃんがすすめてくれるんで、美味しいお酒もしこたま頂いた。
次の日の午前中は参加者さんたちの要望で、僕の「廃材天国のトーク」になった。
メモリースティックに写真は持っていってたんで、スクリーンに映しながら喋った。
まあ、いつもここに書いてるような事やけど、一連のストーリーとして、新しく聞く人にはかなり刺激的なショックだったみたい。
もちろん、みんな「何がやりたいのかを探しにきました。」という参加者が多いんで、みんなの役にたったならええよね。
カバちゃんの塩作り用の釜を作るのを依頼されたり、今度の窯焚きの段取りと、スタッフとの打ち合わせもせないかんし。
僕はせっかく呼ばれて行った先では、全力を尽くす。
もちろん自分のホームグラウンドでも全力投球やけど、頼まれて呼んでくれた所ではよけいに手を抜けない。
いやーーー。
来月の窯焚きが楽しみやね。
作品を作るのも楽しいけど、夜中に窯の炎を見つめながら語り合うのがまたいいんよねー。
何人も「来月も来ます!」と言ってくれたけど、次回は窯焚きをしながら作品も作れるというダブルに楽しめるワークショップになるよ。
「てんつくマンと語るかい」も窯の前でやるんかな?
元気の種夢楽の食堂
咲き乱れる「浜大根」の花。
この後にできる、種の若い部分をサラダに入れると美味しいんよね。
ほんとに、廃材天国にはない豊かな自然にキレイな海には超癒されるね。
2010年04月13日
元気の種夢楽でのワークショップ
昨日は小豆島のてんつくマンのエコビレッジ「元気の種夢楽」(むら)へ、陶芸のワークショップの講師として行く為の準備。
一番大事な材料、粘土を軽トラに積み込んだり。
久々やね、島は。
去年の夏に行って依頼かな。
僕のワークショップは、原土という掘られたまんまの土を叩いて砕く所から。
それをフルイでフルって出来た粉末に少しずつ水を混ぜながら練っていく。
それで、出来た粘土(すぐにできるよ)で思い思いの作品を作るというもの。
いわゆる陶芸の基本なんか教えない。
陶芸とかいう言葉が生まれる前の、土の器作り。
そういうプリミティブな要素を強くしたワークショップ。
てんつくマンのHPの中にある、元気の種夢楽のHP
http://gentanemura.org/
今日は昼間が陶芸のワークショップで、夜は月に一度のてんつくマンと語る会。
カンタ・ティモールという東ティモールが舞台の映画を観た後、製作者の方を交えてのトーク。
という、濃い内容。
で、今回作った作品は5月に以前僕が作ってある小さな窯に薪をくべて焚くワークショップも連続である。
夕方には子どもたちが、それぞれに火を起してくれて超助かるー。

野遊はキッチンストーブに料理用の火を起す。
最近、薪ストーブで料理すると暑くて困るんで、薪ストーブは焚けなくなりつつあるからね。
ほいでも、このキッチンストーブは熱効率がいい上にステンレスの中は土の構造なんで、部屋は暑くはならない。
自分で言うのも嬉しいけど、ほんとよく出来てる。
正直、一日3回火を起すのに、何の不便もない。
しかも薪が、労力をかけずにふんだんに準備されてる訳やからね。
どんどん使わんと、溜まる一方やし。
最初はうどん屋の箸で火を点けて、大工さんの木っ端、勢いがつくと、最近はパレットの芯。
という具合に種類別に使い分けてる。
太いパレットの芯なんか、30分は燃えてるから、一度火を起せばしばらくは消さずに次々といろんな事をやってしまう。
最後にはお茶やお湯を沸かして、大きなステンレスのポットに保温。
これでパーフェクト!

土歩くんの風呂焚きもサマになってきたね。
小さな身体が小さな穴の中にスッポリと収まってるのがカワイイ。
それでも、最初中々勢いがつかずに火吹き竹でしばらく苦戦してた。
見て見ぬふりしてると、「出来たー!」と言って帰ってきた。
全く一から全部できるからねー。
一番大事な材料、粘土を軽トラに積み込んだり。
久々やね、島は。
去年の夏に行って依頼かな。
僕のワークショップは、原土という掘られたまんまの土を叩いて砕く所から。
それをフルイでフルって出来た粉末に少しずつ水を混ぜながら練っていく。
それで、出来た粘土(すぐにできるよ)で思い思いの作品を作るというもの。
いわゆる陶芸の基本なんか教えない。
陶芸とかいう言葉が生まれる前の、土の器作り。
そういうプリミティブな要素を強くしたワークショップ。
てんつくマンのHPの中にある、元気の種夢楽のHP
http://gentanemura.org/
今日は昼間が陶芸のワークショップで、夜は月に一度のてんつくマンと語る会。
カンタ・ティモールという東ティモールが舞台の映画を観た後、製作者の方を交えてのトーク。
という、濃い内容。
で、今回作った作品は5月に以前僕が作ってある小さな窯に薪をくべて焚くワークショップも連続である。
夕方には子どもたちが、それぞれに火を起してくれて超助かるー。
野遊はキッチンストーブに料理用の火を起す。
最近、薪ストーブで料理すると暑くて困るんで、薪ストーブは焚けなくなりつつあるからね。
ほいでも、このキッチンストーブは熱効率がいい上にステンレスの中は土の構造なんで、部屋は暑くはならない。
自分で言うのも嬉しいけど、ほんとよく出来てる。
正直、一日3回火を起すのに、何の不便もない。
しかも薪が、労力をかけずにふんだんに準備されてる訳やからね。
どんどん使わんと、溜まる一方やし。
最初はうどん屋の箸で火を点けて、大工さんの木っ端、勢いがつくと、最近はパレットの芯。
という具合に種類別に使い分けてる。
太いパレットの芯なんか、30分は燃えてるから、一度火を起せばしばらくは消さずに次々といろんな事をやってしまう。
最後にはお茶やお湯を沸かして、大きなステンレスのポットに保温。
これでパーフェクト!
土歩くんの風呂焚きもサマになってきたね。
小さな身体が小さな穴の中にスッポリと収まってるのがカワイイ。
それでも、最初中々勢いがつかずに火吹き竹でしばらく苦戦してた。
見て見ぬふりしてると、「出来たー!」と言って帰ってきた。
全く一から全部できるからねー。
2010年04月12日
最高のスペックの味噌
年に一度の味噌の仕込み終了。
まず、原材料は「大豆、米麹、塩」の米味噌と「大豆、麦麹、塩」の麦味噌がる。
原材料の欄にそれ以外のものが含まれてたら偽者。
ウチは、元々ばあちゃんの仕込み方でやってるんで、当然米味噌。
この内容の味噌は絶対に市販されてない。
いくら高級な味噌も、売ってる自体で大量に生産せざるを得ない。
手作り、無添加、本物というのは当たり前過ぎる大前提。
それ以上に大切なことがある。
秋山家の手植え、天日乾燥の無農薬米を麹屋に頼んで麹に加工してもらう。
大豆は無農薬大豆で自らニガリをうって手作りで作ってる、有名な宇多津の「くぼさんのとうふ」の契約栽培の「ナカセンナリ」。
塩は以前このブログにも写真をアップした、「天草塩の会」の松本さんの塩。
丸太でやぐらを組み、そのやぐらに掛けてある寒冷紗を海水が循環して「かんすい」を作り、それを天日乾燥したり、釜に入れて薪で焚いたりして、結晶させる。
元々、松本さんはあの有名な「海の精」で塩作りをされてた。
当初は今の松本さんのように、全て手仕事でやってたのが、需要の高まりで、ボイラーで焚いたり、タイムカード制が導入されたりして、大量に作る会社のようになったのが辞めるきっかけになったそう。
僕は面識はないけど、高知の塩作りの人たちもそうらしい。
何でもそうやけど、作り手が全部の工程を手仕事で責任をもって、関わるのが当然。
久保さんにしても「うちら二次産業の食に関わる職人が、自分で管理できないほど規模拡大したら絶対にいけない!」と強く断言される。
そういう意味では「男前豆腐」をはじめ、無添加を売りにして、大量生産してるものとは似て非なるもの。
普段の料理にも砂糖は使わないとして「しすせそ」の基本調味料なんかは特に、こういう根幹を揺るがしてはいけない。
日本料理という意味だけでなく、日本人として生きる為に必要な、空気と水の次に大切なもの。
よく、「何でも感謝して食べればいいんだ」とか「出されたものはありがたく頂く」とか「もったいない」という日本人の精神性をはき違えてる事が現代ではよくある。
大手の工場で、ただ安く作る事だけを目的に作られた食品を何の疑問を持たずにパクパク食べる事そのものが、自らの生命をおろそかにするもったいない行為に他ならない。
コアな話に進展したけど、ほんとに「たのしい毎日」を実現しようとする廃材天国のみならず、どのジャンルの仕事に関わろうと、この「食」が握るキーポイントを外してはいけない。
いけない訳でなく、そうした方が、安くて、美味しくて、健康で、、、といい事ずくめやからねー。
健康で明朗じゃなくて、いい仕事も楽しい遊びもありえんし。
まあ、自分で育てた米に、くぼさんの豆に、松本さんの塩という素材を薪で煮て、みんなで手仕事で作ることで超最高に「気」の入った、日本一いや世界一の味噌に仕上がった。
という事で、やっぱし自画自賛!
まいったかーーーーー!!!!!!

元県議の近所のおっちゃんに大きな釜をかりて、大豆を煮る

泡がすんごいでてくるんで、子どもたちがすくう

炊いた大豆、麹と大豆の煮汁を煮詰めた「飴」をよく混ぜる

僕のひいばあちゃんの代から使ってるひき肉機で豆と麹をミンチにする

ミンチになったものに塩を加えてよく混ぜる

大勢で作業を分担しながらやるんで、速いし楽しい
みんな、5㌔とか10㌔と必要な量を自分で持参した容器にいれて持って帰る

今からの季節は昼飯は外がええねー
持ち寄りでワイワイ
まず、原材料は「大豆、米麹、塩」の米味噌と「大豆、麦麹、塩」の麦味噌がる。
原材料の欄にそれ以外のものが含まれてたら偽者。
ウチは、元々ばあちゃんの仕込み方でやってるんで、当然米味噌。
この内容の味噌は絶対に市販されてない。
いくら高級な味噌も、売ってる自体で大量に生産せざるを得ない。
手作り、無添加、本物というのは当たり前過ぎる大前提。
それ以上に大切なことがある。
秋山家の手植え、天日乾燥の無農薬米を麹屋に頼んで麹に加工してもらう。
大豆は無農薬大豆で自らニガリをうって手作りで作ってる、有名な宇多津の「くぼさんのとうふ」の契約栽培の「ナカセンナリ」。
塩は以前このブログにも写真をアップした、「天草塩の会」の松本さんの塩。
丸太でやぐらを組み、そのやぐらに掛けてある寒冷紗を海水が循環して「かんすい」を作り、それを天日乾燥したり、釜に入れて薪で焚いたりして、結晶させる。
元々、松本さんはあの有名な「海の精」で塩作りをされてた。
当初は今の松本さんのように、全て手仕事でやってたのが、需要の高まりで、ボイラーで焚いたり、タイムカード制が導入されたりして、大量に作る会社のようになったのが辞めるきっかけになったそう。
僕は面識はないけど、高知の塩作りの人たちもそうらしい。
何でもそうやけど、作り手が全部の工程を手仕事で責任をもって、関わるのが当然。
久保さんにしても「うちら二次産業の食に関わる職人が、自分で管理できないほど規模拡大したら絶対にいけない!」と強く断言される。
そういう意味では「男前豆腐」をはじめ、無添加を売りにして、大量生産してるものとは似て非なるもの。
普段の料理にも砂糖は使わないとして「しすせそ」の基本調味料なんかは特に、こういう根幹を揺るがしてはいけない。
日本料理という意味だけでなく、日本人として生きる為に必要な、空気と水の次に大切なもの。
よく、「何でも感謝して食べればいいんだ」とか「出されたものはありがたく頂く」とか「もったいない」という日本人の精神性をはき違えてる事が現代ではよくある。
大手の工場で、ただ安く作る事だけを目的に作られた食品を何の疑問を持たずにパクパク食べる事そのものが、自らの生命をおろそかにするもったいない行為に他ならない。
コアな話に進展したけど、ほんとに「たのしい毎日」を実現しようとする廃材天国のみならず、どのジャンルの仕事に関わろうと、この「食」が握るキーポイントを外してはいけない。
いけない訳でなく、そうした方が、安くて、美味しくて、健康で、、、といい事ずくめやからねー。
健康で明朗じゃなくて、いい仕事も楽しい遊びもありえんし。
まあ、自分で育てた米に、くぼさんの豆に、松本さんの塩という素材を薪で煮て、みんなで手仕事で作ることで超最高に「気」の入った、日本一いや世界一の味噌に仕上がった。
という事で、やっぱし自画自賛!
まいったかーーーーー!!!!!!
元県議の近所のおっちゃんに大きな釜をかりて、大豆を煮る
泡がすんごいでてくるんで、子どもたちがすくう
炊いた大豆、麹と大豆の煮汁を煮詰めた「飴」をよく混ぜる
僕のひいばあちゃんの代から使ってるひき肉機で豆と麹をミンチにする
ミンチになったものに塩を加えてよく混ぜる
大勢で作業を分担しながらやるんで、速いし楽しい
みんな、5㌔とか10㌔と必要な量を自分で持参した容器にいれて持って帰る
今からの季節は昼飯は外がええねー
持ち寄りでワイワイ
2010年04月09日
筍の季節が来たー
ここ、2、3日、毎日陶芸家やってるで。
ご飯茶碗に、うどんのドンブリ。
たまにやると、新鮮で楽しいにょねー。
しばらくやって無かっても、土を触れば感覚はバッチリ。
それと、久々「シルバー人材センター」のおっちゃんが切り立ての雑木を持ってきた。
シルバーの伐採の雑木はちゃんと、50~60cmに切ってきてくれるから助かる。
ただ、切ったばっかしなんで、半年は積み込んで乾燥させんといけない。
味噌作りの段取りも徐々に整ってきてるし。
明日、観音寺の室本という有名な麹屋街に頼んでる麹を取りに行けばOK。
久保さんの豆腐の無農薬大豆「ナカセンナリ」の新豆も間に合った。
大豆って、秋に採れるんたけど、市場に出るのはこの春になってから。
天草塩の会の松本さんの手作り塩も届いてる。
今日は道具や入れ物類を洗ったり、実家から持ってきたりと準備。
夕方、畑に行って最後の大根、根は固いけど、茎は食べられる葉ゴボウ、わけぎ、冬中土の中で保管してたジャガイモ、里芋を収穫。
居候が居なくなって、食べ手は減っても食べるものは山ほど。
おまけに、親父が仲南(香川の南部)の親戚の所から筍をドッサリもらって来たー。
そのお裾分けがコンテナに一杯。
食べるものに困らないってのが基本やね。
一軒目の廃材ハウスの所でもさぞかし出てることと思いながらまだ行けてなかったから超嬉しい!
筍はそれだけでフルコースに出来るぐらい使い勝手が豊富。
いわゆる定番の煮物、天ぷらはもちろんやけど、それ以外が面白い。
揚げ筍の梅酢あんとか、筍団子、筍の味噌豆板醤炒め、筍と豆腐のハンバーグ、筍カレー、筍とフキのジェノバペースト和え、筍ミネストローネ、筍のクミン炒め、、、。
でも、やっぱりハシリは「若竹煮」と「木の芽和え」からかな。
廃材天国に植えてる山椒の木の芽もいい感じやしね。
筍だけの料理教室できるぐらいはレシピ揃ってるからねー。
実は、2日間超張り切って、学校に行ったお二人は金曜日の今日は早くもお休み。
今日は粘土いじりと、薪の積み込み、筍の皮むき、野菜の処理と大活躍してくれた。
来週の月曜日からはまた行くと言うてるけど、、、。
もちろん、学校には学校の楽しさがあるし、ウチに居れば当然魅力的な作業が色々。
どっちも楽しいってのがええよね。
さすがのあっこちゃんも、ここの所かなり集中して、ちびっ子の持ち物の名前付けだけでもすんごい労力やっただけに「何で行きたくないん?」と詰め寄ってたけどね。
ほんとに突き詰めると、「何で行きたくないか?」なんて理由はないんよね。
さすがに僕でさえ、「昨日行く言うたやん、何でなん?」と大人はすぐに理由を聞きたがる。
そもそも行きたくないのに、「正当な理由」があるんだろうか?
一般的には「体調が悪い」って事でしか休ませる理由はない。
ウチの場合は本人のモチベーションで決まる。
誤解のないように書いとくけど、一応親として、行けるような援助は最大限にしてるんやで。
明日の時間割から、宿題、体操着、給食エプロン、、、・
普通は当たり前かもしれんけど、廃材天国でもちゃんと用意だけはしてるんよ。
給食費も学級費も払ってるし。
特にウチら親が行かさないようにしてる訳ではもちろんない。
土歩くんも来週の月曜日には行きたいと言うてるし。
さっきも書いたけど、行ったら行ったで楽しいし、行かなくても家でいろんな楽しい事が出来るという選択肢がいい。
選択肢がないってのが、不自然やもん。
選択は自分の心でしか決められない。




土歩くんは筍の掃除、野遊はわけぎの掃除

廃材が山ほどあるんで、何を炊くにも薪!
ご飯茶碗に、うどんのドンブリ。
たまにやると、新鮮で楽しいにょねー。
しばらくやって無かっても、土を触れば感覚はバッチリ。
それと、久々「シルバー人材センター」のおっちゃんが切り立ての雑木を持ってきた。
シルバーの伐採の雑木はちゃんと、50~60cmに切ってきてくれるから助かる。
ただ、切ったばっかしなんで、半年は積み込んで乾燥させんといけない。
味噌作りの段取りも徐々に整ってきてるし。
明日、観音寺の室本という有名な麹屋街に頼んでる麹を取りに行けばOK。
久保さんの豆腐の無農薬大豆「ナカセンナリ」の新豆も間に合った。
大豆って、秋に採れるんたけど、市場に出るのはこの春になってから。
天草塩の会の松本さんの手作り塩も届いてる。
今日は道具や入れ物類を洗ったり、実家から持ってきたりと準備。
夕方、畑に行って最後の大根、根は固いけど、茎は食べられる葉ゴボウ、わけぎ、冬中土の中で保管してたジャガイモ、里芋を収穫。
居候が居なくなって、食べ手は減っても食べるものは山ほど。
おまけに、親父が仲南(香川の南部)の親戚の所から筍をドッサリもらって来たー。
そのお裾分けがコンテナに一杯。
食べるものに困らないってのが基本やね。
一軒目の廃材ハウスの所でもさぞかし出てることと思いながらまだ行けてなかったから超嬉しい!
筍はそれだけでフルコースに出来るぐらい使い勝手が豊富。
いわゆる定番の煮物、天ぷらはもちろんやけど、それ以外が面白い。
揚げ筍の梅酢あんとか、筍団子、筍の味噌豆板醤炒め、筍と豆腐のハンバーグ、筍カレー、筍とフキのジェノバペースト和え、筍ミネストローネ、筍のクミン炒め、、、。
でも、やっぱりハシリは「若竹煮」と「木の芽和え」からかな。
廃材天国に植えてる山椒の木の芽もいい感じやしね。
筍だけの料理教室できるぐらいはレシピ揃ってるからねー。
実は、2日間超張り切って、学校に行ったお二人は金曜日の今日は早くもお休み。
今日は粘土いじりと、薪の積み込み、筍の皮むき、野菜の処理と大活躍してくれた。
来週の月曜日からはまた行くと言うてるけど、、、。
もちろん、学校には学校の楽しさがあるし、ウチに居れば当然魅力的な作業が色々。
どっちも楽しいってのがええよね。
さすがのあっこちゃんも、ここの所かなり集中して、ちびっ子の持ち物の名前付けだけでもすんごい労力やっただけに「何で行きたくないん?」と詰め寄ってたけどね。
ほんとに突き詰めると、「何で行きたくないか?」なんて理由はないんよね。
さすがに僕でさえ、「昨日行く言うたやん、何でなん?」と大人はすぐに理由を聞きたがる。
そもそも行きたくないのに、「正当な理由」があるんだろうか?
一般的には「体調が悪い」って事でしか休ませる理由はない。
ウチの場合は本人のモチベーションで決まる。
誤解のないように書いとくけど、一応親として、行けるような援助は最大限にしてるんやで。
明日の時間割から、宿題、体操着、給食エプロン、、、・
普通は当たり前かもしれんけど、廃材天国でもちゃんと用意だけはしてるんよ。
給食費も学級費も払ってるし。
特にウチら親が行かさないようにしてる訳ではもちろんない。
土歩くんも来週の月曜日には行きたいと言うてるし。
さっきも書いたけど、行ったら行ったで楽しいし、行かなくても家でいろんな楽しい事が出来るという選択肢がいい。
選択肢がないってのが、不自然やもん。
選択は自分の心でしか決められない。
土歩くんは筍の掃除、野遊はわけぎの掃除
廃材が山ほどあるんで、何を炊くにも薪!
2010年04月07日
土歩くん入学式&工房始動
今日は土歩くんの小学校の入学式。
いやー、兄弟でも全然違うなー。
野遊はめちゃくちゃ楽しみにしてた半面もの凄く不安で緊張しまくりやった。
土歩くんは直前まで、「行こうかどうしよっかなー。」と言いながら、行ってしまえば、あっけらかんとごく普通に行った。
というか、この入学式というセレモニーが楽しいんやろな。
野遊の新しい担任の先生も前日にわざわざ来てくれて、野遊と打ち合わせ。
で、去年の運動会以来の登校。
土歩くんと仲良く一緒に帰ってきた!
野遊は忍玉乱太郎の漢字ドリルが気に入ったらしく、帰ってからずっとやってた。
この勢いと言うたらほんとに凄いよ。
超集中してやるからね。
人に言われてやるんじゃない、自分発の熱意こそが最大の学びになる。
僕はというと、彼らが学校に行ってる間、二階の工房の片付け。
二階の工房は半分は、この間の手作り市の準備の時に展示場にするべく、必死で片付けた。
でも、もう半分は元居候のしょうたくんのギターにベース、アンプ、ケンシくんの服、リュウくんの作品(?)に布団や何やかんやで、全然片付いてない。
幸い、重い電動ロクロはリュウくんと持ち上げてた。
なんとか、雑多なものを一まとめにして、場所を開け、仮に机を置いて、ロクロを据えた。
一応これで、作陶できる体制になった。
古いCDコンポにMP3を繋いで音楽もゴキゲンなボリュームで出せるようにしたし。
作品作りに音楽は必須やからね。
早速午後から作品作り。
ここの日記にアップしてないって事は作品を作ってないって事やから、、、。
かれこれいつぶりやろ。
この二階の工房の下にブルーシート張って、「浮浪者陶芸家」とか言うてフザケてた時。
廃材天国そのものが思いっきりふざけてるから、このぐらいたいした事ないけど、、、。
確か、去年の夏前かな、、、。
しょうたくんが居たもんな。
焼き物の作品も全く売れない訳じゃない。
この間の手作り市の時にも売れたし、忘れたころに訪れた人がパラパラ買ってくれる。
今、品薄なのは、ご飯茶碗とうどん鉢。
茶碗は「松見歯科」が積極的に売ってくれるし、うどん鉢は「明水亭」が売ってくれるからね。
とにかく僕は、陶芸家として、作品を発表して世に問うとかいうスタンスじゃないんでね。
作品によって提案するよりも、この廃材天国の生活そのものがアートであり、作品。
だから、作品を気負って作る必要はない。
いわゆる、ナチュラル系として、土で作って薪で焚くというコンセプトで十分。
それどころか、地球が生み出した粘土を僕が精製して、器を作り、薪で1200℃まで焚く。
それこそが表現であり、提案でもある。
オブジェを作ろうとか、奇をてらって新しいものを作ろうとか思う必要はない。
もちろん、土というマテリアルと僕の触覚なり、感覚が一体になることで、インスピレーションが来る。
それは僕にも予測不可能な楽しいもの。
それはそれで文化的クリエイトの産物という事で全然悪くない。
歴史的に見れば、狩猟採集の縄文人の作った縄文土器は何故あそこまでアブストラクトにぶっ飛んでるのか?
生産体制に入った弥生人の作る弥生式土器は何故あんなにもスマートなのか?
生産とか能率がもたらす害悪がそこに象徴されてる。
人間の営みには、能率などのように計算で割り出せるものは実はワズカなもの。
大半はこの肉体の持つ五感や精神の持つ未知の感覚に突き動かされてるにすぎない。
ちょっと、難しくなってきたな。
とにかく、こういう風な理屈じゃない部分で生きたり死んだり、その中でクリエイトしたり、破壊したり、その繰り返し。
それはあたかも普遍的に延々と続くものかもしれんし、瞬時に変化する曖昧さをはらんでる。
と、土と共に創作に向き合うとやっぱりスイッチ入るねーーー!!!

あっこちゃんのスーツは滋賀の妹に送ってもらって借りた
バックとコサージュは近所の藍さんに借りた、、、



土歩くんも必死で作る
野遊も作った後で、撮影してくれた

陶芸家みたい!?

展示場と作業場が一緒になった
いやー、兄弟でも全然違うなー。
野遊はめちゃくちゃ楽しみにしてた半面もの凄く不安で緊張しまくりやった。
土歩くんは直前まで、「行こうかどうしよっかなー。」と言いながら、行ってしまえば、あっけらかんとごく普通に行った。
というか、この入学式というセレモニーが楽しいんやろな。
野遊の新しい担任の先生も前日にわざわざ来てくれて、野遊と打ち合わせ。
で、去年の運動会以来の登校。
土歩くんと仲良く一緒に帰ってきた!
野遊は忍玉乱太郎の漢字ドリルが気に入ったらしく、帰ってからずっとやってた。
この勢いと言うたらほんとに凄いよ。
超集中してやるからね。
人に言われてやるんじゃない、自分発の熱意こそが最大の学びになる。
僕はというと、彼らが学校に行ってる間、二階の工房の片付け。
二階の工房は半分は、この間の手作り市の準備の時に展示場にするべく、必死で片付けた。
でも、もう半分は元居候のしょうたくんのギターにベース、アンプ、ケンシくんの服、リュウくんの作品(?)に布団や何やかんやで、全然片付いてない。
幸い、重い電動ロクロはリュウくんと持ち上げてた。
なんとか、雑多なものを一まとめにして、場所を開け、仮に机を置いて、ロクロを据えた。
一応これで、作陶できる体制になった。
古いCDコンポにMP3を繋いで音楽もゴキゲンなボリュームで出せるようにしたし。
作品作りに音楽は必須やからね。
早速午後から作品作り。
ここの日記にアップしてないって事は作品を作ってないって事やから、、、。
かれこれいつぶりやろ。
この二階の工房の下にブルーシート張って、「浮浪者陶芸家」とか言うてフザケてた時。
廃材天国そのものが思いっきりふざけてるから、このぐらいたいした事ないけど、、、。
確か、去年の夏前かな、、、。
しょうたくんが居たもんな。
焼き物の作品も全く売れない訳じゃない。
この間の手作り市の時にも売れたし、忘れたころに訪れた人がパラパラ買ってくれる。
今、品薄なのは、ご飯茶碗とうどん鉢。
茶碗は「松見歯科」が積極的に売ってくれるし、うどん鉢は「明水亭」が売ってくれるからね。
とにかく僕は、陶芸家として、作品を発表して世に問うとかいうスタンスじゃないんでね。
作品によって提案するよりも、この廃材天国の生活そのものがアートであり、作品。
だから、作品を気負って作る必要はない。
いわゆる、ナチュラル系として、土で作って薪で焚くというコンセプトで十分。
それどころか、地球が生み出した粘土を僕が精製して、器を作り、薪で1200℃まで焚く。
それこそが表現であり、提案でもある。
オブジェを作ろうとか、奇をてらって新しいものを作ろうとか思う必要はない。
もちろん、土というマテリアルと僕の触覚なり、感覚が一体になることで、インスピレーションが来る。
それは僕にも予測不可能な楽しいもの。
それはそれで文化的クリエイトの産物という事で全然悪くない。
歴史的に見れば、狩猟採集の縄文人の作った縄文土器は何故あそこまでアブストラクトにぶっ飛んでるのか?
生産体制に入った弥生人の作る弥生式土器は何故あんなにもスマートなのか?
生産とか能率がもたらす害悪がそこに象徴されてる。
人間の営みには、能率などのように計算で割り出せるものは実はワズカなもの。
大半はこの肉体の持つ五感や精神の持つ未知の感覚に突き動かされてるにすぎない。
ちょっと、難しくなってきたな。
とにかく、こういう風な理屈じゃない部分で生きたり死んだり、その中でクリエイトしたり、破壊したり、その繰り返し。
それはあたかも普遍的に延々と続くものかもしれんし、瞬時に変化する曖昧さをはらんでる。
と、土と共に創作に向き合うとやっぱりスイッチ入るねーーー!!!
あっこちゃんのスーツは滋賀の妹に送ってもらって借りた
バックとコサージュは近所の藍さんに借りた、、、
土歩くんも必死で作る
野遊も作った後で、撮影してくれた
陶芸家みたい!?
展示場と作業場が一緒になった
2010年04月05日
イベントの後ぐらい休んでもええんやけど
出店の直前まで、昼間はピザ窯の溶接作業と、夜中まで出店の仕込みとを掛け持ちでやって。
昨日の出店は朝5時起きで、イベントに望む。
あっこちゃんが本気やから僕も手は抜けない。
で、昨日は大盛況でめでたしめでたし。
今日ぐらいはゆっくりして、、、。
と朝起きてPCの前に座ってたら、7時に解体屋の社長から電話。
「今日また2tに二杯持って行けるきんな!」と、、、。
い、今から、、、!?
こないだ4tに一車片付けたばっかしやのにー。
そんで、究極に滋味深い朝飯の後に実家に行くとキレイに二つ塊状の廃材が山になってた。
親父と僕、それに親父の所に来てる養護学校卒のまっちゃんとの3人で取り掛かる。
野遊と土歩くんも作業モードにスイッチ入り、挽いた廃材を運ぶ。
親父と僕と二人のチェーンソーがバリバリなんで、みるみるうちに長い材がバラバラになってゆく。
2t車×2は4t車に一杯よりは確実に多い。
結局、昼飯を挟み、2時過ぎまでかかってなんとか片付けた。
かなり出来たけど、まだまだ一窯分には程遠い。
廃材天国に帰ると、最近よく来るカメラマンが写真を撮りに来てた。
今度の県展に応募するそうな。
全開撮ってくれた写真を大きくプリントして来てくれた。
こういうのはありがたいねー。
自分じゃあまずしないからね。
エンドウ豆が育ってきてるんで、「手」を作った。
「手」とは支柱の事。
あっこちゃんに指示を出された僕はあっという間に廃材で木の枠を作ってしまう。
支柱も廃材をビス留めしての即興技。
これから味噌汁にエンドウ入れられるんかー!
嬉しいな、嬉しいな!
今日もありがたく、一日働かせてもらい申した。
ほんとに最高やのーーー!!!

まっちゃんと野遊

親父もガンバッテるよ


積み込まれた薪は美しい

あっこちゃんはやはり畑に思い入れが強い

スケボーのミニランプも土歩くんの基地になってるー。
中で勉強するんだそうな。
玄関にお花(?)活けてるー。

超必死に、麺と向き合ってる最中

昨日の出店の残りの生地で手打ちパスタ子どもバージョン
昨日の出店は朝5時起きで、イベントに望む。
あっこちゃんが本気やから僕も手は抜けない。
で、昨日は大盛況でめでたしめでたし。
今日ぐらいはゆっくりして、、、。
と朝起きてPCの前に座ってたら、7時に解体屋の社長から電話。
「今日また2tに二杯持って行けるきんな!」と、、、。
い、今から、、、!?
こないだ4tに一車片付けたばっかしやのにー。
そんで、究極に滋味深い朝飯の後に実家に行くとキレイに二つ塊状の廃材が山になってた。
親父と僕、それに親父の所に来てる養護学校卒のまっちゃんとの3人で取り掛かる。
野遊と土歩くんも作業モードにスイッチ入り、挽いた廃材を運ぶ。
親父と僕と二人のチェーンソーがバリバリなんで、みるみるうちに長い材がバラバラになってゆく。
2t車×2は4t車に一杯よりは確実に多い。
結局、昼飯を挟み、2時過ぎまでかかってなんとか片付けた。
かなり出来たけど、まだまだ一窯分には程遠い。
廃材天国に帰ると、最近よく来るカメラマンが写真を撮りに来てた。
今度の県展に応募するそうな。
全開撮ってくれた写真を大きくプリントして来てくれた。
こういうのはありがたいねー。
自分じゃあまずしないからね。
エンドウ豆が育ってきてるんで、「手」を作った。
「手」とは支柱の事。
あっこちゃんに指示を出された僕はあっという間に廃材で木の枠を作ってしまう。
支柱も廃材をビス留めしての即興技。
これから味噌汁にエンドウ入れられるんかー!
嬉しいな、嬉しいな!
今日もありがたく、一日働かせてもらい申した。
ほんとに最高やのーーー!!!
まっちゃんと野遊
親父もガンバッテるよ
積み込まれた薪は美しい
あっこちゃんはやはり畑に思い入れが強い
スケボーのミニランプも土歩くんの基地になってるー。
中で勉強するんだそうな。
玄関にお花(?)活けてるー。
超必死に、麺と向き合ってる最中
昨日の出店の残りの生地で手打ちパスタ子どもバージョン
2010年04月04日
桜祭り
今日は宇多津町主催の「桜祭り」。
ビオマーケットの仲間たちと出店。
薬膳カレーの「ACIS」と天然酵母の「ココペリ」と並んで「廃材天国」も。
今回のメインは手打ちパスタ。
現地でパスタマシンを廻して出来立てのパスタを作る。
北海道産の「春よ恋」と香川県産「さぬきの夢2000」を半々。
ソースは予め作っておいたのをシャトルシェフで保温しとく。
味付けは「7種の野菜のトマトソース」。
基本のにんにく、玉ねぎ、トマト缶、オリーブオイル、塩、味噌のトマトソースに、畑で固くなりつつある冬の野菜たちの最後の出番。
前日に徹底的に煮詰めて味を決めとく。
大根、葉ゴボウ、ネギ、人参、キャベツ、白菜、、、。
キャベツなんか、超固くって、よっぽど煮込まないと食べれない。
大根も筋が入って普通には無理なのを、フードプロセッサーで粉々にして煮込んでるから大丈夫。
肉もチーズもなしでみんな喜んでくれた。
パスタと言えばミートソースという概念があるだけで、これはこれで美味しく食べてくれるから何の問題もない。
ほんと、宇多津はイベントに力を入れてて、凄い人だかり、ウチのメニューはほぼ完売。
隣のココペリも完売。
普通のテキヤも着てるけど、今日は玄米のオムスビや玄米コーヒー、びわエキスとマニアックな商品までもに関心を示す人が多くてこっちがびっくり。
あっこちゃんの巧みな説明に女性陣は「へーーー。」と感心するばかり。
「お店やってないんですか?」との声も多し。
もちろん「お店はやってないんですー。」としか答えられない。
あっこスイーツにバースデイケーキの注文も来た!
みたから市のおじさんも来てて、この祭りの主催者にも紹介してくれて、次は是非薪のピザを!とい話で盛り上がった。
わきおさんのユニック案も踏まえればかなりの場所に対応可能になる。
あくまでもウチはマニアックな領域でしかないけど、需要が急速に高まってきてるのを今日は感じたね。
ここまで、流れが乗ってきてる中であっこちゃんは「ここまでスイーツ作りまくったら、満足してきたから、教室とか店とかは益々もうええわと思うなー。」と。
出し惜しみって訳ちゃうけど、本人が無理してまでは出来んし、そのマニアさがまたええんやろね。
基本は商売じゃない。
遊び=仕事=生活というサイクルがバランスを崩すと必ず楽しくなくなるのを知ってるから。
彼女はスイーツ専門家じゃなくて、縫い物や畑、子どもと遊んだり、したい事は山程。
むしろ、それが出来る贅沢さというたらないよね。
今日のキーワード。
「脱専門家」
経験も技術もありながら「脱」することのできる余裕。
専門的になってしまっては味わうの事の難しい領域。
もちろん専門家である事には変わりないし、思いっきりスキルを磨く部分は当然楽しい。
それでいて、他の事もやりたくなるのが自然なんちゃうかな?
「百姓」とは百の仕事をする事と言う事らしいし。
みんながみんな全部の仕事をするって意味じゃない。
とことん得意分野をやってたら、余裕を持っていろいろ楽しめるという意味。
そういう「普通スペシャリスト」が集まれば、小さな単位での自給自足なり、よそに依存しない経済を構築できる。
う~ん、ほんとにこれからが楽しみでしゃあないね!!!



左の黒いのは「玄米珈琲」の素、奥が玄米オムスビ
ビオマーケットの仲間たちと出店。
薬膳カレーの「ACIS」と天然酵母の「ココペリ」と並んで「廃材天国」も。
今回のメインは手打ちパスタ。
現地でパスタマシンを廻して出来立てのパスタを作る。
北海道産の「春よ恋」と香川県産「さぬきの夢2000」を半々。
ソースは予め作っておいたのをシャトルシェフで保温しとく。
味付けは「7種の野菜のトマトソース」。
基本のにんにく、玉ねぎ、トマト缶、オリーブオイル、塩、味噌のトマトソースに、畑で固くなりつつある冬の野菜たちの最後の出番。
前日に徹底的に煮詰めて味を決めとく。
大根、葉ゴボウ、ネギ、人参、キャベツ、白菜、、、。
キャベツなんか、超固くって、よっぽど煮込まないと食べれない。
大根も筋が入って普通には無理なのを、フードプロセッサーで粉々にして煮込んでるから大丈夫。
肉もチーズもなしでみんな喜んでくれた。
パスタと言えばミートソースという概念があるだけで、これはこれで美味しく食べてくれるから何の問題もない。
ほんと、宇多津はイベントに力を入れてて、凄い人だかり、ウチのメニューはほぼ完売。
隣のココペリも完売。
普通のテキヤも着てるけど、今日は玄米のオムスビや玄米コーヒー、びわエキスとマニアックな商品までもに関心を示す人が多くてこっちがびっくり。
あっこちゃんの巧みな説明に女性陣は「へーーー。」と感心するばかり。
「お店やってないんですか?」との声も多し。
もちろん「お店はやってないんですー。」としか答えられない。
あっこスイーツにバースデイケーキの注文も来た!
みたから市のおじさんも来てて、この祭りの主催者にも紹介してくれて、次は是非薪のピザを!とい話で盛り上がった。
わきおさんのユニック案も踏まえればかなりの場所に対応可能になる。
あくまでもウチはマニアックな領域でしかないけど、需要が急速に高まってきてるのを今日は感じたね。
ここまで、流れが乗ってきてる中であっこちゃんは「ここまでスイーツ作りまくったら、満足してきたから、教室とか店とかは益々もうええわと思うなー。」と。
出し惜しみって訳ちゃうけど、本人が無理してまでは出来んし、そのマニアさがまたええんやろね。
基本は商売じゃない。
遊び=仕事=生活というサイクルがバランスを崩すと必ず楽しくなくなるのを知ってるから。
彼女はスイーツ専門家じゃなくて、縫い物や畑、子どもと遊んだり、したい事は山程。
むしろ、それが出来る贅沢さというたらないよね。
今日のキーワード。
「脱専門家」
経験も技術もありながら「脱」することのできる余裕。
専門的になってしまっては味わうの事の難しい領域。
もちろん専門家である事には変わりないし、思いっきりスキルを磨く部分は当然楽しい。
それでいて、他の事もやりたくなるのが自然なんちゃうかな?
「百姓」とは百の仕事をする事と言う事らしいし。
みんながみんな全部の仕事をするって意味じゃない。
とことん得意分野をやってたら、余裕を持っていろいろ楽しめるという意味。
そういう「普通スペシャリスト」が集まれば、小さな単位での自給自足なり、よそに依存しない経済を構築できる。
う~ん、ほんとにこれからが楽しみでしゃあないね!!!
左の黒いのは「玄米珈琲」の素、奥が玄米オムスビ
2010年04月04日
窯の蓋完成
やっと、移動式ピザ窯の蓋を作ることができた。
昨日完成した。
大きな口なんで、厚い鉄板で作ると重くなるし、廃材の鉄片で作るんで、大きな面積は難しい。
で、フレームを6mmの鉄板の廃材で枠だけ作り、内側に平トタンを貼り付けて、口を塞ぐようなアイデア。
まずはフレームの強度を出す為に四角い枠の中に斜めに補強を入れる。
思いつきで、適当に斜めに色々入れていく。
こういう即興のデザインはほんとに楽しい。
現地に着いてから火を入れてたんでは間に合わないんで、廃材天国である程度焚いてから現地に向かうという段取りなんで、窯を焚きながらしかも、口を開けっ放しで走る訳にはいかない。
なので、この開閉式の蓋は必須。
ジョイで溶接用の蝶番と掛け金を買って付けたらパーフェクト!
建築士わきおさんのアイデアで、親しい建設系の会社の社長にお願いして、ユニックなり回送車で現地まで運んでもらえば、どこでも持っていけるやん、と。
そっかーーー!!!
自走しようとするから遠くは無理やと思い込んどったけど、積んで行けば遠くても可能やんー。
しかもイベントのある日は会社が休みの日やし!
そういう兼ね合いを利用してうまくすればかなり可能性は広がるね。
丸亀の通町商店街が限界かと凹んでたけど、これは発想の転換やね。
いやー、ワクワクしてきたー。
何しろ、廃材天国で薪で窯焚いてるならいざしらず、よそで薪で焚いてる事自体で超インパクトでかいからねー。
窯の見た目もドンドン迫力強くなっていくし。

まずは枠の部品を溶接して作る

0、35mmの薄い平トタンを針金で枠に固定してるだけ

溶接用の蝶番

掛け金

これが完成の絵、キマッタ!!!
昨日完成した。
大きな口なんで、厚い鉄板で作ると重くなるし、廃材の鉄片で作るんで、大きな面積は難しい。
で、フレームを6mmの鉄板の廃材で枠だけ作り、内側に平トタンを貼り付けて、口を塞ぐようなアイデア。
まずはフレームの強度を出す為に四角い枠の中に斜めに補強を入れる。
思いつきで、適当に斜めに色々入れていく。
こういう即興のデザインはほんとに楽しい。
現地に着いてから火を入れてたんでは間に合わないんで、廃材天国である程度焚いてから現地に向かうという段取りなんで、窯を焚きながらしかも、口を開けっ放しで走る訳にはいかない。
なので、この開閉式の蓋は必須。
ジョイで溶接用の蝶番と掛け金を買って付けたらパーフェクト!
建築士わきおさんのアイデアで、親しい建設系の会社の社長にお願いして、ユニックなり回送車で現地まで運んでもらえば、どこでも持っていけるやん、と。
そっかーーー!!!
自走しようとするから遠くは無理やと思い込んどったけど、積んで行けば遠くても可能やんー。
しかもイベントのある日は会社が休みの日やし!
そういう兼ね合いを利用してうまくすればかなり可能性は広がるね。
丸亀の通町商店街が限界かと凹んでたけど、これは発想の転換やね。
いやー、ワクワクしてきたー。
何しろ、廃材天国で薪で窯焚いてるならいざしらず、よそで薪で焚いてる事自体で超インパクトでかいからねー。
窯の見た目もドンドン迫力強くなっていくし。
まずは枠の部品を溶接して作る
0、35mmの薄い平トタンを針金で枠に固定してるだけ
溶接用の蝶番
掛け金
これが完成の絵、キマッタ!!!
タグ :蓋
2010年04月03日
廃材天国の原点
搬入された廃材を切る。
今回、陶芸の窯焚き用なので、3寸角、4寸角、丸太も直径20cm前後の細めのを持ってきてもらった。
そういう注文にも細かく対応してくれるのがありがたい。
角材が少なく、丸太が多いのは相当古い家やな。
とにかく戦前の家なら、角材や板は鋸でギコギコ挽いて作らんとない訳やから、柱以外はほとんど丸太。
こういう丸太はまず松材で、しかも肥えてる。
こういう廃材の山をダンプで降ろしてもらって、使える材をストックして、薪用のは70~80cmに切る。
ウチの陶芸の窯の場合、このぐらいの太さの材なら割る必要はない。
というか、割らなくていいような窯焚きの方法をすればいい。
窯の構造や窯詰めの仕方で、薪の種類や大きさ、焚き方なんかは大幅に変わる。
備前焼の場合は松じゃないと、あのテイストは出せない。
親父の窯も僕の窯もワリとラフな構造なのと、「備前焼のこのテイストを出さないといけない。」という目的で焚いてないんで、薪なんか何でもええ。
基本的な窯の構造さえ悪くなければ、薪は何であろうと1200℃まで温度を上げて焚ける。
全くの切りたての生とかじゃなければね。
それに、こういう細い材はチェーンソーで切るのが容易なのもいい。
親父の大きい方の窯で8~10日焚くけど、後半の温度が上がってからは、今回の4t車で持ってきてもらった量は一昼夜分ぐらいに相当する。
てことは、まだまだ持ってきてもらわんといけない。
もちろん序盤は薪の消費量は少ないんで、これ×8まではいらないにしても、かなりの量を焚くからね。
何tとか、何㎥とか計れないんで、本人もどのぐらいの量を焚いてるのか把握できない。
特に今回は使う為の材を取る為じゃなく、窯焚き用ということで、一割ぐらいのいい角材以外は全部切ってしまった。
親父と二人で作業して、午前中でキレイに終える。
道具がいいからねー。
僕はハスクバーナの42スペシャル、親父は共立エコーの38cc。
メーカーとかよりも大事なのはチェーンソーのメンテナンス。
特に刃がビンビンに研がれてないといけない。
刃の切れ味が悪いと、作業がはかどらないだけじゃなく、道具にも負担をかけたり、本人も疲れたり、危険性も増える。
むしろ、プロの技というのはいかに道具の性能を発揮させるべく手入れを怠らないか。
素人の僕でもこんだけやってりゃそのぐらいの事は肌で理解できる。

4tダンプ一車分の解体現場から来た廃材

この丸太の切り口を壁前面に積み込もうとしたのが、廃材天国の母屋のデザインの思いつき

切って積み込むと、かなりコンパクトに

今が旬のわけぎと、ちょっと、筋の入り始めた葉ゴボウ。
青々として固くなったキャベツや、頭を落としてた大根もまだまだ食べられる。
ウチで毎日食べてる野菜は9割はいわゆる売り物にならない規格外のものばかり。
逆に固くなったのをどう料理すると美味しいかと考えると新しいレシピを閃く。
わけぎは普通に美味しいんで、久保さんの油揚げをから煎りしてぬた和えに。
葉ゴボウはゴマ油で炒めてアクを中和させて、梅干と醤油で圧力をかけて柔らかくする。
これまた滋味溢れる深い味わい!
う~ん、最高!!!
今回、陶芸の窯焚き用なので、3寸角、4寸角、丸太も直径20cm前後の細めのを持ってきてもらった。
そういう注文にも細かく対応してくれるのがありがたい。
角材が少なく、丸太が多いのは相当古い家やな。
とにかく戦前の家なら、角材や板は鋸でギコギコ挽いて作らんとない訳やから、柱以外はほとんど丸太。
こういう丸太はまず松材で、しかも肥えてる。
こういう廃材の山をダンプで降ろしてもらって、使える材をストックして、薪用のは70~80cmに切る。
ウチの陶芸の窯の場合、このぐらいの太さの材なら割る必要はない。
というか、割らなくていいような窯焚きの方法をすればいい。
窯の構造や窯詰めの仕方で、薪の種類や大きさ、焚き方なんかは大幅に変わる。
備前焼の場合は松じゃないと、あのテイストは出せない。
親父の窯も僕の窯もワリとラフな構造なのと、「備前焼のこのテイストを出さないといけない。」という目的で焚いてないんで、薪なんか何でもええ。
基本的な窯の構造さえ悪くなければ、薪は何であろうと1200℃まで温度を上げて焚ける。
全くの切りたての生とかじゃなければね。
それに、こういう細い材はチェーンソーで切るのが容易なのもいい。
親父の大きい方の窯で8~10日焚くけど、後半の温度が上がってからは、今回の4t車で持ってきてもらった量は一昼夜分ぐらいに相当する。
てことは、まだまだ持ってきてもらわんといけない。
もちろん序盤は薪の消費量は少ないんで、これ×8まではいらないにしても、かなりの量を焚くからね。
何tとか、何㎥とか計れないんで、本人もどのぐらいの量を焚いてるのか把握できない。
特に今回は使う為の材を取る為じゃなく、窯焚き用ということで、一割ぐらいのいい角材以外は全部切ってしまった。
親父と二人で作業して、午前中でキレイに終える。
道具がいいからねー。
僕はハスクバーナの42スペシャル、親父は共立エコーの38cc。
メーカーとかよりも大事なのはチェーンソーのメンテナンス。
特に刃がビンビンに研がれてないといけない。
刃の切れ味が悪いと、作業がはかどらないだけじゃなく、道具にも負担をかけたり、本人も疲れたり、危険性も増える。
むしろ、プロの技というのはいかに道具の性能を発揮させるべく手入れを怠らないか。
素人の僕でもこんだけやってりゃそのぐらいの事は肌で理解できる。
4tダンプ一車分の解体現場から来た廃材
この丸太の切り口を壁前面に積み込もうとしたのが、廃材天国の母屋のデザインの思いつき
切って積み込むと、かなりコンパクトに
今が旬のわけぎと、ちょっと、筋の入り始めた葉ゴボウ。
青々として固くなったキャベツや、頭を落としてた大根もまだまだ食べられる。
ウチで毎日食べてる野菜は9割はいわゆる売り物にならない規格外のものばかり。
逆に固くなったのをどう料理すると美味しいかと考えると新しいレシピを閃く。
わけぎは普通に美味しいんで、久保さんの油揚げをから煎りしてぬた和えに。
葉ゴボウはゴマ油で炒めてアクを中和させて、梅干と醤油で圧力をかけて柔らかくする。
これまた滋味溢れる深い味わい!
う~ん、最高!!!
2010年04月02日
装甲完成
窯の補強の続き。
どんどん鉄片の数を増やしていく。
もちろん、強度を増す為なんで、全くやたらと付けてる訳ではない。
でもやっぱり、元々デッサンだのデザインだのをカジッてるんで、「ここに付けると付け過ぎやな。」とか、「ここに細いのを入れよう。」と頭で考えずに、即手が動く。
もっと、どんどん付けまくって濃密な感じにしてもええんやけど、重さの問題もあるんで、このぐらいにしとこう。
解体屋に頼んでた、陶芸の窯焚き用の廃材が、早くも親父の窯のある実家に来た。
電話して、次の日かい!
ほんと、レスポンスいいよねー。
4t車で来たんやけど、何しろ向こうはキロあたり15~20円もの処分代が浮くんやからね。
まあ、4t車やから4t乗ってる訳じゃないけど、1tあたり2万もかかるんなら、持ってくる労力をかけてくれるのも当たり前。
反対にこれを4t車をリースして、取りに行って、、、とかこっちが労力を払う思いをすればもの凄くありがたい。
廃材をもらうにあたって、基本はダンプでドカッと持ってくるんで、広い土地が必要。
まあ、空き地や農地でええんやけど。
それに薪の陶芸までしてなくても、薪ストーブや薪の風呂なんかで「常に燃やせる」状態が望ましい。
そうすれば、折れたり、腐ったりしてる材は燃料にして、いい状態の角材なんかを選り分けて、ストックできる。
それを段々ためていけば家の材料ぐらいはすぐに間に合う。
ほんと、去年ガソリンが値上がりした時には「もうウチもどんどん廃材を持ってきてくれる訳にはいかんのちゃうか。」と心配したもんやけど、何のことはないね。
石油が上がったから言うて、じゃあ薪の生活に切り替えるか?
100人中一人もしないと断言しよう。
何故、廃材天国や他県の仲間たちで薪の暮らしが増えてるのか?
それは「金がかからん」という安直な動機ではないぞ。
毎朝、起きてマッチを擦って火を起す。
薪で料理する楽しさ。
薪で焚いた風呂の心地よさ。
薪ストーブの暖かさ。
薪の燃える音や匂い。
そりゃ、人類は何万年もやってきてるんやからね。
今の街の暮らしで癒されないから、癒しグッズが流行る。
はっきり言う、健康と癒しに金をかけるな!
というか、高いサプリメントなんか買っても健康なんか手に入らんよ。
「自分の毎日の生活」こそが癒される状態じゃないのに、他に求めたってダメダメよん。
自分の家、食、仕事、遊び、子育て、、、こういう日常こそが一番大切。
ほんとに廃材天国の日常って最高やで。
僕がこんだけ自画自賛するんやから間違いないで。
21世紀型の贅沢はここにある。
中国やドバイのバブルを批判しながら、憧れるようじゃあ時代について来れないよー。
とにかく、議論や批判や妄想はいらない。
やりたいかやりたくないか?
はっきりしよう、ハッキリ!
「やりたいけど、やれない。」なんてことを言ってる人にプレゼント。
やれないって事はやりたくないって事やでー。




煙突は脱着式にして、ジョイント部分を鉄で強化
どんどん鉄片の数を増やしていく。
もちろん、強度を増す為なんで、全くやたらと付けてる訳ではない。
でもやっぱり、元々デッサンだのデザインだのをカジッてるんで、「ここに付けると付け過ぎやな。」とか、「ここに細いのを入れよう。」と頭で考えずに、即手が動く。
もっと、どんどん付けまくって濃密な感じにしてもええんやけど、重さの問題もあるんで、このぐらいにしとこう。
解体屋に頼んでた、陶芸の窯焚き用の廃材が、早くも親父の窯のある実家に来た。
電話して、次の日かい!
ほんと、レスポンスいいよねー。
4t車で来たんやけど、何しろ向こうはキロあたり15~20円もの処分代が浮くんやからね。
まあ、4t車やから4t乗ってる訳じゃないけど、1tあたり2万もかかるんなら、持ってくる労力をかけてくれるのも当たり前。
反対にこれを4t車をリースして、取りに行って、、、とかこっちが労力を払う思いをすればもの凄くありがたい。
廃材をもらうにあたって、基本はダンプでドカッと持ってくるんで、広い土地が必要。
まあ、空き地や農地でええんやけど。
それに薪の陶芸までしてなくても、薪ストーブや薪の風呂なんかで「常に燃やせる」状態が望ましい。
そうすれば、折れたり、腐ったりしてる材は燃料にして、いい状態の角材なんかを選り分けて、ストックできる。
それを段々ためていけば家の材料ぐらいはすぐに間に合う。
ほんと、去年ガソリンが値上がりした時には「もうウチもどんどん廃材を持ってきてくれる訳にはいかんのちゃうか。」と心配したもんやけど、何のことはないね。
石油が上がったから言うて、じゃあ薪の生活に切り替えるか?
100人中一人もしないと断言しよう。
何故、廃材天国や他県の仲間たちで薪の暮らしが増えてるのか?
それは「金がかからん」という安直な動機ではないぞ。
毎朝、起きてマッチを擦って火を起す。
薪で料理する楽しさ。
薪で焚いた風呂の心地よさ。
薪ストーブの暖かさ。
薪の燃える音や匂い。
そりゃ、人類は何万年もやってきてるんやからね。
今の街の暮らしで癒されないから、癒しグッズが流行る。
はっきり言う、健康と癒しに金をかけるな!
というか、高いサプリメントなんか買っても健康なんか手に入らんよ。
「自分の毎日の生活」こそが癒される状態じゃないのに、他に求めたってダメダメよん。
自分の家、食、仕事、遊び、子育て、、、こういう日常こそが一番大切。
ほんとに廃材天国の日常って最高やで。
僕がこんだけ自画自賛するんやから間違いないで。
21世紀型の贅沢はここにある。
中国やドバイのバブルを批判しながら、憧れるようじゃあ時代について来れないよー。
とにかく、議論や批判や妄想はいらない。
やりたいかやりたくないか?
はっきりしよう、ハッキリ!
「やりたいけど、やれない。」なんてことを言ってる人にプレゼント。
やれないって事はやりたくないって事やでー。
煙突は脱着式にして、ジョイント部分を鉄で強化
2010年04月01日
装甲窯
親父と共同で焚く、陶芸の窯焚きの予定がゴールデンウィークに決まった。
熊本の「虹の岬祭り」に行きたい気持ちもあったけど、、、。
また解体屋に電話して、焚き物の段取り。
「最近、引き合い多くなってきてますか?」と社長に聞くと、ハウスで野菜を育てるボイラーの熱源に廃材を利用したり、昔からやってる風呂屋が燃料にしたりと、コンスタントに需要はあるものの、圧倒的に供給量の方が多く、いつでも持っていけるよ、という話。
「キロ15~20円の処分費がかかるから、欲しければ前もって連絡さえくれれば、喜んでもって行くで!」と向こうもこっちもお互いに嬉しい関係。
それより、作品作らなーーー。
最近ご無沙汰なんで、作りたい気持ちもあるにはある。
でも4月は日曜日の予定は全部決まってるし、小豆島にも陶芸のワークショップの講師として行かないかんし。
あっこスイーツの需要も高まってきてるんで、米飴などの雑用は僕がやってるし。
まあでも、二階の工房が半分展示場になり、後の半分を工房に出来るメドがたって、ロクロもリュウくんが居るうちに二階に上げた。
そういう意味では、いよいよ二階を工房として機能させる時が来たって事。
一番最初に出来て、一番機能してなかったからねー。
居候の部屋としては機能してたけど、、、。
それと、まずやっとくべき仕事は「ピザ窯の補強」。
初めてけん引してみて、やはりひび割れが凄い。
はじめから、窯の外側も鉄のフレームを作って補強しようとは考えてたけど、まだ出来ていなかった。
こんどの移動は18日の善通寺のアートマーケットなんで、それまでには間に合わせないとね。
早速昨日やり始めてみた。
やっぱし、創作は楽しいね。
何せ、廃材の鉄材がふんだんにあるし、自由に作れるのがいい。
溶接、建築、陶芸、料理、と何の分野で創作しても、自由じゃないとつまらない。
「こうでないといけない」って自分がそう思い込んでるだけ。
その囚われから自由にならないと、楽しい訳がないやろ。
もちろん、強度なんかは当然踏まえた上で。
えー。
毎年恒例の「究極の味噌作り」もやるでー。
日にちはこの日しか開いてなくて、4/11(日)。
豆は宇多津の「久保さんのとうふ」の信州産無農薬ナカセンナリ。
麹はもちろん、ウチの手植え、無農薬、天日乾燥の米を麹屋に発酵してもらう。
塩は天草に行った時に一日だけ手伝った「天草塩の会」の松本さんの手作りの本物の塩。
毎年5~10人程一緒に仕込んでる。
みんなで外で大釜で豆を炊いて、鋳物のミンサーでウニウニと潰して、麹と塩を混ぜてボールにして投げつける。
発酵文化の日本人にとって、基本的な仕事。
このスペックの味噌はまず売ってないからね。
一緒に仕込みたい人は募集中!

とりあえず、泥でヒビを埋める

ヒビの部分に沿って鉄をくっつけていく
もうちょっと増やさないかんかな?
熊本の「虹の岬祭り」に行きたい気持ちもあったけど、、、。
また解体屋に電話して、焚き物の段取り。
「最近、引き合い多くなってきてますか?」と社長に聞くと、ハウスで野菜を育てるボイラーの熱源に廃材を利用したり、昔からやってる風呂屋が燃料にしたりと、コンスタントに需要はあるものの、圧倒的に供給量の方が多く、いつでも持っていけるよ、という話。
「キロ15~20円の処分費がかかるから、欲しければ前もって連絡さえくれれば、喜んでもって行くで!」と向こうもこっちもお互いに嬉しい関係。
それより、作品作らなーーー。
最近ご無沙汰なんで、作りたい気持ちもあるにはある。
でも4月は日曜日の予定は全部決まってるし、小豆島にも陶芸のワークショップの講師として行かないかんし。
あっこスイーツの需要も高まってきてるんで、米飴などの雑用は僕がやってるし。
まあでも、二階の工房が半分展示場になり、後の半分を工房に出来るメドがたって、ロクロもリュウくんが居るうちに二階に上げた。
そういう意味では、いよいよ二階を工房として機能させる時が来たって事。
一番最初に出来て、一番機能してなかったからねー。
居候の部屋としては機能してたけど、、、。
それと、まずやっとくべき仕事は「ピザ窯の補強」。
初めてけん引してみて、やはりひび割れが凄い。
はじめから、窯の外側も鉄のフレームを作って補強しようとは考えてたけど、まだ出来ていなかった。
こんどの移動は18日の善通寺のアートマーケットなんで、それまでには間に合わせないとね。
早速昨日やり始めてみた。
やっぱし、創作は楽しいね。
何せ、廃材の鉄材がふんだんにあるし、自由に作れるのがいい。
溶接、建築、陶芸、料理、と何の分野で創作しても、自由じゃないとつまらない。
「こうでないといけない」って自分がそう思い込んでるだけ。
その囚われから自由にならないと、楽しい訳がないやろ。
もちろん、強度なんかは当然踏まえた上で。
えー。
毎年恒例の「究極の味噌作り」もやるでー。
日にちはこの日しか開いてなくて、4/11(日)。
豆は宇多津の「久保さんのとうふ」の信州産無農薬ナカセンナリ。
麹はもちろん、ウチの手植え、無農薬、天日乾燥の米を麹屋に発酵してもらう。
塩は天草に行った時に一日だけ手伝った「天草塩の会」の松本さんの手作りの本物の塩。
毎年5~10人程一緒に仕込んでる。
みんなで外で大釜で豆を炊いて、鋳物のミンサーでウニウニと潰して、麹と塩を混ぜてボールにして投げつける。
発酵文化の日本人にとって、基本的な仕事。
このスペックの味噌はまず売ってないからね。
一緒に仕込みたい人は募集中!
とりあえず、泥でヒビを埋める
ヒビの部分に沿って鉄をくっつけていく
もうちょっと増やさないかんかな?