2012年11月29日
廃材地獄
廃材天国内の片づけ進行中。
廃材地獄にならないように、、、。

野遊の自作基地を解体して廃材置き場を作る。
始めは惜しくて渋ったけど、「解体やで!」というと勇んでバールとインパクトを出して作業に取り掛かる。

基地のあった所に5m級の長物を置いて、左のはそれより短いタイプ。
こうして分類分けしておくと使う時に便利。

野地板と垂木はそれだけで取りやすいようにする。

悪くなってる材はチェーンソーで切って焚きものにした。
この薪ボックスは屋根もついてるし、タイヤショベルで必要な時に移動できる。
こういうストックボックスをいくつも作ってる。
さすがに2軒分の材なので、たくさんある。
これから作るゲストルームや子ども部屋などな小さな建築物。
こういう時にふんだんに材があると、全く新しいアイデアが閃くもの。
逆に廃材建築にとって、廃材が少ない中でアレコレ悩むのは嫌なもの。

昨日はいつも使ってる塩を作ってる天草の松本さんが来廃。

完全に手作りの本格的な塩。
ウチでは一年分使う味噌も梅干しも全てこの塩で漬ける。

夜は実家のピザ窯で魚や鶏を焼いての宴会。
このスズキと大アナゴ、骨付きどりという酒のアテには最高の宴会。

築90年の実家の座敷は伝統工法の美しい建築。
檜の分厚いテーブルは親父の趣味。
廃材地獄にならないように、、、。
野遊の自作基地を解体して廃材置き場を作る。
始めは惜しくて渋ったけど、「解体やで!」というと勇んでバールとインパクトを出して作業に取り掛かる。
基地のあった所に5m級の長物を置いて、左のはそれより短いタイプ。
こうして分類分けしておくと使う時に便利。
野地板と垂木はそれだけで取りやすいようにする。
悪くなってる材はチェーンソーで切って焚きものにした。
この薪ボックスは屋根もついてるし、タイヤショベルで必要な時に移動できる。
こういうストックボックスをいくつも作ってる。
さすがに2軒分の材なので、たくさんある。
これから作るゲストルームや子ども部屋などな小さな建築物。
こういう時にふんだんに材があると、全く新しいアイデアが閃くもの。
逆に廃材建築にとって、廃材が少ない中でアレコレ悩むのは嫌なもの。
昨日はいつも使ってる塩を作ってる天草の松本さんが来廃。
完全に手作りの本格的な塩。
ウチでは一年分使う味噌も梅干しも全てこの塩で漬ける。
夜は実家のピザ窯で魚や鶏を焼いての宴会。
このスズキと大アナゴ、骨付きどりという酒のアテには最高の宴会。
築90年の実家の座敷は伝統工法の美しい建築。
檜の分厚いテーブルは親父の趣味。
タグ :解体
2012年11月28日
弟子の旅立ちに天ぷらカー完全復活
みんなで解体工事で出た廃材の片づけ。

竹の小舞いやベニヤ板などは燃やして、損傷の少ないものを取っておく。
野地板、垂木などは解体屋ではまず出てこない貴重なもの。
手壊しだからこそ、そういう細かい部材まで丁寧に取れる。
使えなさそうでも太いものはしょうたくんがチェーンソーで薪ストーブや風呂の炊き物にしてくれる。

3寸5分の角材はそればかりをまとめて積み込む。
一番使い勝手のいい材。
こうして廃材の山を見ると、今後の子ども部屋やゲストルーム作りの構想が膨らむ。
解体工事は家の材料を得られて、焚き物も得られるという最高の仕事。
何より解体屋からは供給されない、野地板や垂木などの細かいものは貴重。
僕は天ぷらカーに張り付いて修理続行。
キレイになった燃料タンクは車の底に取り付けた。
少ないスキマで燃料ホース類の取り付けに四苦八苦。
でも「あーでもない、こーでもない。」とやってるウチに何とかなるもの。

これは元々のボンゴの燃料フィルター。
近所の同級生の車屋に取りよせてもらってたのが届いた。

これは新旧の噴射ポンプのストレーナー。
新しいものを満月屋の岩本さんと同じ天ぷらカー改造を仕事にしてる長野の車屋さんに送ってもらった。
何でも、噴射ポンプの中の部品というのはディーラーでも車屋でも発注できないらしく、特別なルートでしか手に入らない代物。
タンクも取り付け、フィルターも新しくして、燃料ホース内もエアで吹き飛ばし、ストレーナーも換えた。
で、いよいよエンジン始動!

レッドゾーンまで回るエンジンにホッとした。
天ぷらカーのボンゴ久しぶりの快音。
昨日で、タクちゃんとノリちゃん夫婦が旅立つことになってた。
今回の3週間に渡る大勢の弟子居候チームは中々良かった。
何度か僕に怒鳴り倒されながらもよく動くし、よく学んだ。
最後にみんなでタコパーをすることにした。
瀬戸内海はタコの名産地。
明石だけじゃなく、多度津、丸亀、坂出などでもよく獲れるそう。
いつもは「タコをもらったからタコパーしよう!」と思い立つもの。
昨日は冷凍庫にもなかったので、天ぷらカーの試乗も兼ねて買いに行った。
軽油でスタートして超いい感じに走りだした。
しばらく走ってエンジンが暖まったのを見計らって天ぷら油に切り替える。
それでもエンジンの調子は最高。
これで高速も乗れるようになったーーー!
ここの所の天ぷらカー不調で天ぷら油も余りまくってるんで、ジャンジャン使うぞー。

タコ焼きはもちろん野遊と土歩の指導。
今回はタクちゃんとこのコウシくんが卵アレルギーだったんで、卵はナシ。
それでもさぬきの夢2000の地粉の力で十分美味しく出来た。
粉1カップに自然海塩を溶かした水2、5カップの生地。
そこへ鰹節の粉と昆布の粉を入れる。
卵を入れる場合は粉1カップに卵入りの水3カップがタコ焼きの基本。

タクちゃん、ノリちゃん、いつきくんと初めての体験者は必死。

やってるウチにみんなすぐに慣れてくる。
上の子らを見て、ちびっ子たちもやりたくって仕方がない。
2歳、3歳の超やりたがる時期から何でもやらせるのがポイント。
危ない事、やってはいけない事は自ずと学ぶもの。
デモクラティックスクールと家庭での躾はまた違う。
家庭で何でも自由というのはあり得ない。
自律を促すのは大人の姿勢でしかないぞ。
最初は生地、タコ、キャベツというベーシックに焼く。
自家製紅ショウガはちびっ子が居るので後乗せ式。
おととい開発した酒粕マヨネーズにかめびしの3年醸造の醤油にみかんペーストを混ぜた自家製ソースが活躍。

ビッグイーター居候に対応すべく、何クール焼いたか分からない。
キャベツがなくなったけどまだタコはあったんで、これはからし菜バージョン。

更にカレーパウダー、アミエビ、チーズと、これでもかの追い撃ち。
「アレ入れてみよー!」の思いつきをジャンジャン試せるのが手作りの醍醐味。
昨日はドンドンとプラスしていく発想でビールが進んで最高やった。
でも、クライマックスに濃いのを持ってきた後は引き算の論理で、ダシの利いたベーシックなタイプに戻ってポン酢で頂くのもいい。
こういうB級モノこそ手作りで本格的にすると面白い。
とにかく、折角手作りしても市販のソースでは一巻の終わり。
竹の小舞いやベニヤ板などは燃やして、損傷の少ないものを取っておく。
野地板、垂木などは解体屋ではまず出てこない貴重なもの。
手壊しだからこそ、そういう細かい部材まで丁寧に取れる。
使えなさそうでも太いものはしょうたくんがチェーンソーで薪ストーブや風呂の炊き物にしてくれる。
3寸5分の角材はそればかりをまとめて積み込む。
一番使い勝手のいい材。
こうして廃材の山を見ると、今後の子ども部屋やゲストルーム作りの構想が膨らむ。
解体工事は家の材料を得られて、焚き物も得られるという最高の仕事。
何より解体屋からは供給されない、野地板や垂木などの細かいものは貴重。
僕は天ぷらカーに張り付いて修理続行。
キレイになった燃料タンクは車の底に取り付けた。
少ないスキマで燃料ホース類の取り付けに四苦八苦。
でも「あーでもない、こーでもない。」とやってるウチに何とかなるもの。
これは元々のボンゴの燃料フィルター。
近所の同級生の車屋に取りよせてもらってたのが届いた。
これは新旧の噴射ポンプのストレーナー。
新しいものを満月屋の岩本さんと同じ天ぷらカー改造を仕事にしてる長野の車屋さんに送ってもらった。
何でも、噴射ポンプの中の部品というのはディーラーでも車屋でも発注できないらしく、特別なルートでしか手に入らない代物。
タンクも取り付け、フィルターも新しくして、燃料ホース内もエアで吹き飛ばし、ストレーナーも換えた。
で、いよいよエンジン始動!
レッドゾーンまで回るエンジンにホッとした。
天ぷらカーのボンゴ久しぶりの快音。
昨日で、タクちゃんとノリちゃん夫婦が旅立つことになってた。
今回の3週間に渡る大勢の弟子居候チームは中々良かった。
何度か僕に怒鳴り倒されながらもよく動くし、よく学んだ。
最後にみんなでタコパーをすることにした。
瀬戸内海はタコの名産地。
明石だけじゃなく、多度津、丸亀、坂出などでもよく獲れるそう。
いつもは「タコをもらったからタコパーしよう!」と思い立つもの。
昨日は冷凍庫にもなかったので、天ぷらカーの試乗も兼ねて買いに行った。
軽油でスタートして超いい感じに走りだした。
しばらく走ってエンジンが暖まったのを見計らって天ぷら油に切り替える。
それでもエンジンの調子は最高。
これで高速も乗れるようになったーーー!
ここの所の天ぷらカー不調で天ぷら油も余りまくってるんで、ジャンジャン使うぞー。
タコ焼きはもちろん野遊と土歩の指導。
今回はタクちゃんとこのコウシくんが卵アレルギーだったんで、卵はナシ。
それでもさぬきの夢2000の地粉の力で十分美味しく出来た。
粉1カップに自然海塩を溶かした水2、5カップの生地。
そこへ鰹節の粉と昆布の粉を入れる。
卵を入れる場合は粉1カップに卵入りの水3カップがタコ焼きの基本。
タクちゃん、ノリちゃん、いつきくんと初めての体験者は必死。
やってるウチにみんなすぐに慣れてくる。
上の子らを見て、ちびっ子たちもやりたくって仕方がない。
2歳、3歳の超やりたがる時期から何でもやらせるのがポイント。
危ない事、やってはいけない事は自ずと学ぶもの。
デモクラティックスクールと家庭での躾はまた違う。
家庭で何でも自由というのはあり得ない。
自律を促すのは大人の姿勢でしかないぞ。
最初は生地、タコ、キャベツというベーシックに焼く。
自家製紅ショウガはちびっ子が居るので後乗せ式。
おととい開発した酒粕マヨネーズにかめびしの3年醸造の醤油にみかんペーストを混ぜた自家製ソースが活躍。
ビッグイーター居候に対応すべく、何クール焼いたか分からない。
キャベツがなくなったけどまだタコはあったんで、これはからし菜バージョン。
更にカレーパウダー、アミエビ、チーズと、これでもかの追い撃ち。
「アレ入れてみよー!」の思いつきをジャンジャン試せるのが手作りの醍醐味。
昨日はドンドンとプラスしていく発想でビールが進んで最高やった。
でも、クライマックスに濃いのを持ってきた後は引き算の論理で、ダシの利いたベーシックなタイプに戻ってポン酢で頂くのもいい。
こういうB級モノこそ手作りで本格的にすると面白い。
とにかく、折角手作りしても市販のソースでは一巻の終わり。
タグ :天ぷらカー
2012年11月27日
抜本的な天ぷらカーメンテナンス
車を持ちあげて下からメンテナンスする台が完成。

コレ。

天ぷらカーのタイヤの前にセットして乗り上げてみた。
かなり下が広くなり作業しやすくなった。

今回のメンテナンスは軽油タンクの掃除。
まずはタンクを下ろす。

かなり苦労したけど、何とかタンクを下ろすことに成功。

案の定タンクの中はゴミだらけ。
黒い粒々は軽油タンク内にこびりついた油膜。
軽油だけで走ってる時には側面にこびりついたまんまで問題はない。
それがリターンから天ぷら油が少量づつでも混じることで問題を起こす。
植物油は浸透性が高く、こびりついた油膜を溶かしてしまう。
で、このバラバラのゴミになってしまう。

タンク内の軽油をゴミごとメッシュで濾す。
それでは取りきれないゴミを取るために、タンクに灯油を入れてはウエスで拭き取る。
それを何度も何度も繰り返す。
灯油は解体現場で取って来たボイラーのタンクに残ってるのを集めてるのがある。
いつも天ぷら油の精製の時の洗浄用に使ってる。
廃灯油も子どもの古着のウエスも超ふんだんに使って根気よくやり続けてると次第にキレイになってきた。
これで抜本的なゴミの洗浄ができた。
後は燃料フィルターと噴射ポンプのストレーナーを新品に交換すると完了。
やればやる程、ドンドン分かって来る。
実践に勝る勉強はない。
ぶっつけ本番が一番のスキルアップ法。
あらかじめ本なんかで車の構造や整備の勉強なんぞ、眠たくって出来るか!
天ぷらカーのメンテナンスという必要に迫られてやってるけど、新たな境地に入れて嬉しい。
いつもの手段が目的化するパターン。
更に快適にメンテナンスするための工具や整備環境の事に踏みこんでしまいそう。
こうして廃材生活の中の「エネルギーの自給」というコンテンツが強化されていく。
天ぷら油を集めるだけでは乗れないぞ。
天ぷらカーのお陰で車の整備にここまで踏み込むとは思いもよらなかったけど、何でも出来るようになるまでが一番楽しい。
苦労=レジャー
出来ない事ができるようになる。
ソコに歓びが生まれるのだ。

僕とたくちゃんが車に掛かりきりになってる間、しょうたくんと野遊はチェーンソー台を制作。
野遊の憧れはエンジンのチェーンソーと草刈り機。
今は電気の小型チェーンソーで練習中。
何しろ今回の解体作業で持って帰った廃材が山となり、文字通りの廃材天国。
風呂の薪を作ってくれて助かる。

兄の雄姿をじっと見つめる後輩たち。

ウエスに染み込んだ廃灯油でタイマツ。
これは超ワクワク。

昨日は手巻きずしパーティー。
玄米ご飯に梅酢の寿司飯。

大根のユズ醤油漬け、自家製キムチ、鰹の生節。

イカ、アボカド、ブロッコリーとジャガイモ。

カボチャの天ぷら。

ゴボウのフライ。

レンコンの擦りオロシで蒲焼風。

イナリ寿司。

あまりにも具材が多く、組み合わせのバリエーションがよりどりみどり。

上のが酒粕のマヨネーズ、下が豆腐のマヨネーズ。
今までの豆腐マヨネーズよりも新しい酒粕マヨネーズの方が本物に近い。
ゴボウのフライ用に自家製ソースも。
大半はかめびしの3年醸造の醤油で頂く。
コレ。
天ぷらカーのタイヤの前にセットして乗り上げてみた。
かなり下が広くなり作業しやすくなった。
今回のメンテナンスは軽油タンクの掃除。
まずはタンクを下ろす。
かなり苦労したけど、何とかタンクを下ろすことに成功。
案の定タンクの中はゴミだらけ。
黒い粒々は軽油タンク内にこびりついた油膜。
軽油だけで走ってる時には側面にこびりついたまんまで問題はない。
それがリターンから天ぷら油が少量づつでも混じることで問題を起こす。
植物油は浸透性が高く、こびりついた油膜を溶かしてしまう。
で、このバラバラのゴミになってしまう。
タンク内の軽油をゴミごとメッシュで濾す。
それでは取りきれないゴミを取るために、タンクに灯油を入れてはウエスで拭き取る。
それを何度も何度も繰り返す。
灯油は解体現場で取って来たボイラーのタンクに残ってるのを集めてるのがある。
いつも天ぷら油の精製の時の洗浄用に使ってる。
廃灯油も子どもの古着のウエスも超ふんだんに使って根気よくやり続けてると次第にキレイになってきた。
これで抜本的なゴミの洗浄ができた。
後は燃料フィルターと噴射ポンプのストレーナーを新品に交換すると完了。
やればやる程、ドンドン分かって来る。
実践に勝る勉強はない。
ぶっつけ本番が一番のスキルアップ法。
あらかじめ本なんかで車の構造や整備の勉強なんぞ、眠たくって出来るか!
天ぷらカーのメンテナンスという必要に迫られてやってるけど、新たな境地に入れて嬉しい。
いつもの手段が目的化するパターン。
更に快適にメンテナンスするための工具や整備環境の事に踏みこんでしまいそう。
こうして廃材生活の中の「エネルギーの自給」というコンテンツが強化されていく。
天ぷら油を集めるだけでは乗れないぞ。
天ぷらカーのお陰で車の整備にここまで踏み込むとは思いもよらなかったけど、何でも出来るようになるまでが一番楽しい。
苦労=レジャー
出来ない事ができるようになる。
ソコに歓びが生まれるのだ。
僕とたくちゃんが車に掛かりきりになってる間、しょうたくんと野遊はチェーンソー台を制作。
野遊の憧れはエンジンのチェーンソーと草刈り機。
今は電気の小型チェーンソーで練習中。
何しろ今回の解体作業で持って帰った廃材が山となり、文字通りの廃材天国。
風呂の薪を作ってくれて助かる。
兄の雄姿をじっと見つめる後輩たち。
ウエスに染み込んだ廃灯油でタイマツ。
これは超ワクワク。
昨日は手巻きずしパーティー。
玄米ご飯に梅酢の寿司飯。
大根のユズ醤油漬け、自家製キムチ、鰹の生節。
イカ、アボカド、ブロッコリーとジャガイモ。
カボチャの天ぷら。
ゴボウのフライ。
レンコンの擦りオロシで蒲焼風。
イナリ寿司。
あまりにも具材が多く、組み合わせのバリエーションがよりどりみどり。
上のが酒粕のマヨネーズ、下が豆腐のマヨネーズ。
今までの豆腐マヨネーズよりも新しい酒粕マヨネーズの方が本物に近い。
ゴボウのフライ用に自家製ソースも。
大半はかめびしの3年醸造の醤油で頂く。
タグ :天ぷらカー
2012年11月26日
猪はやっぱり美味い
さあ解体工事も終わって、次の仕事は何だ?
天ぷらカーがまだ本調子じゃなく、修理を必要としてる。
実は元々の軽油のタンクを外して洗うという作業をしないといけない。
これは2タンク方式の天ぷらカーでたまに起こるトラブルのよう。
天ぷら油系統のフィルターじゃなく、元々のボンゴの軽油系統のフィルターにすんごいゴミが押し寄せてて、濾しきれないものが噴射ポンプのストレーナーという網に詰まってた。
ナゼか?
これは供給系とリターン系のあるディーゼルエンジンを更に天ぷらと軽油の併用にしたことが原因。
噴射ポンプ近くに取り付けたポートという弁で軽油と天ぷら油を切り替える。
その切り替えた時にリターンのホースに残ってる天ぷら油が軽油の系統にどうしても入ってしまう。
その油が軽油のタンクにリターンで入り込む。
植物油は浸透性が高く、中古車の軽油タンク内についてる固着した汚れを浮かせてしまう。
その膜のような汚れが溶かされて、バラバラになったものが軽油系統のフィルターを詰まらせ、噴射ポンプのストレーナーにまで及んだという事。

まずは車を地面から持ち上げて、タンクを外しやすいようにする必要がある。
ホームセンターでフロアジャッキなるものを見ると結構高い。
じゃあ、角材でスロープを作って車を乗り上げればジャッキなんか要らないと思いつく。

3寸角で最初は上のようなものを考案したけど、満月屋の岩本さんに電話すると、下の高さのもので十分だとか。
高くしすぎると危ないので、下のようなのを4つにする方が安全。
しかも作るのも簡単。
今後のエンジンオイルの交換の時にも使えるし。

冷凍庫の最後の猪を出した。

モモの塊が2つ。
香川の猪で、全く臭みがない上品な味。

昨日はあっこちゃんとノリちゃんが新しいものを開発した。
今までは豆腐マヨネーズが定番だったのが、酒粕マヨネーズが新しいもの。
ドブロクのネットリした酸味のある淡い味の酒粕に、オリーブオイル、豆乳、ブラックソルト、ニンニク、粒マスタード、白みそ、コショウ、米酢。

猪につけても美味しい。
更にしょうたくんがニンニク,、ショウガや玉ねぎの擦りオロシ、醤油、ローズマリーを入れたものに発展させたのも美味しかった。

こういうシンプルな焼き野菜につけると最高。

紫のキャベツに黄色い人参、上のカリフラワーなど先日来廃した「まつなが畑」の松永さんが送ってきてくれた。

ゴーヤのジョン(韓国風揚げ焼き)と大根の煮物。
天ぷらカーがまだ本調子じゃなく、修理を必要としてる。
実は元々の軽油のタンクを外して洗うという作業をしないといけない。
これは2タンク方式の天ぷらカーでたまに起こるトラブルのよう。
天ぷら油系統のフィルターじゃなく、元々のボンゴの軽油系統のフィルターにすんごいゴミが押し寄せてて、濾しきれないものが噴射ポンプのストレーナーという網に詰まってた。
ナゼか?
これは供給系とリターン系のあるディーゼルエンジンを更に天ぷらと軽油の併用にしたことが原因。
噴射ポンプ近くに取り付けたポートという弁で軽油と天ぷら油を切り替える。
その切り替えた時にリターンのホースに残ってる天ぷら油が軽油の系統にどうしても入ってしまう。
その油が軽油のタンクにリターンで入り込む。
植物油は浸透性が高く、中古車の軽油タンク内についてる固着した汚れを浮かせてしまう。
その膜のような汚れが溶かされて、バラバラになったものが軽油系統のフィルターを詰まらせ、噴射ポンプのストレーナーにまで及んだという事。
まずは車を地面から持ち上げて、タンクを外しやすいようにする必要がある。
ホームセンターでフロアジャッキなるものを見ると結構高い。
じゃあ、角材でスロープを作って車を乗り上げればジャッキなんか要らないと思いつく。
3寸角で最初は上のようなものを考案したけど、満月屋の岩本さんに電話すると、下の高さのもので十分だとか。
高くしすぎると危ないので、下のようなのを4つにする方が安全。
しかも作るのも簡単。
今後のエンジンオイルの交換の時にも使えるし。
冷凍庫の最後の猪を出した。
モモの塊が2つ。
香川の猪で、全く臭みがない上品な味。
昨日はあっこちゃんとノリちゃんが新しいものを開発した。
今までは豆腐マヨネーズが定番だったのが、酒粕マヨネーズが新しいもの。
ドブロクのネットリした酸味のある淡い味の酒粕に、オリーブオイル、豆乳、ブラックソルト、ニンニク、粒マスタード、白みそ、コショウ、米酢。
猪につけても美味しい。
更にしょうたくんがニンニク,、ショウガや玉ねぎの擦りオロシ、醤油、ローズマリーを入れたものに発展させたのも美味しかった。
こういうシンプルな焼き野菜につけると最高。
紫のキャベツに黄色い人参、上のカリフラワーなど先日来廃した「まつなが畑」の松永さんが送ってきてくれた。
ゴーヤのジョン(韓国風揚げ焼き)と大根の煮物。
タグ :猪
2012年11月25日
解体工事完了
ハツリ作業も要領を得てうまく進んだ。
昔の布基礎で、鉄筋も入ってなかったのがよかった。
コーナー部分をハツるとタイヤショベルの爪でボコッと掘り起こせる。

こんな感じでジャンジャン運び出せた。

ドン!
実質金曜日には上モノは無くなって、土曜日には細々した片づけぐらいで午前中で完了。
全工程で17日間でやり終えることが出来た。
最後にはタイヤショベルを投入したけど、ユンボはなしのほとんどの工程を手作業での解体工事。
解体は何度かやってるけど、今回は割と街中で敷地一杯に建物があったのが大変というのもあった。
11月一杯ぐらいを見てたけど、人海戦術でこのぐらいの日数で出来たのは予想を上回った。
僕、しょうたくん、たくちゃん、いつきくんが毎日入り、ハラさん、ナオコさん、ユタカさん、が不定期に入ってくれた。
施主のスミエさん夫妻もほぼ毎日来て、掃除や片づけ、木端の積み込みなど一緒にやってくれた。
こういう現場では近所との関係性も大事やなと思った。
養生のシート張ったり、水かけながらやったり。
毎日の挨拶や、「随分進んだなー。」とか、「焼きオムスビ美味しそうやなー。」とか近所の人とも話しながら。

頂きモノの鯛を自家製塩麹蒸しにしてみた。
少しの間塩麹を塗ってから蒸すと全然違う。
醤油と自家製柚子コショウでバッチリの味。

アラはゴボウとアラ炊きにした。

寒くなってきて、粕汁が美味しい。
これはフサさんの持って来てくれた山口の純米酒の酒粕で非常に質がいい。

山芋の漬物。
醤油を水で薄めて、梅酢、味醂で一週間ぐらい漬けたもの。
ワサビを付けながらが最高。

間引き人参のソテー。
鋳物のフライパンでじっくりと火を通す。

小サバの竜田揚げ。
サバは竜田揚げが美味い。

食後は楽器のセッション、トランプ、そしてこのケン玉と盛り上がる。
最近野遊がメキメキと腕を上げてて、日本ケン玉協会の認定表での準初段まで行った。
宇宙一週、一回転灯台、うぐいす、という難易度の高い技も身につけてる。
いつきくんも子ども時代にやってて、来た当初は宇宙一週とか野遊に出来ない技を披露してくれた。
それがほんの2週間ぐらいで野遊の方が圧倒的に上手くなってしまった。
子どもの吸収力は凄いねー。
昔の布基礎で、鉄筋も入ってなかったのがよかった。
コーナー部分をハツるとタイヤショベルの爪でボコッと掘り起こせる。
こんな感じでジャンジャン運び出せた。
ドン!
実質金曜日には上モノは無くなって、土曜日には細々した片づけぐらいで午前中で完了。
全工程で17日間でやり終えることが出来た。
最後にはタイヤショベルを投入したけど、ユンボはなしのほとんどの工程を手作業での解体工事。
解体は何度かやってるけど、今回は割と街中で敷地一杯に建物があったのが大変というのもあった。
11月一杯ぐらいを見てたけど、人海戦術でこのぐらいの日数で出来たのは予想を上回った。
僕、しょうたくん、たくちゃん、いつきくんが毎日入り、ハラさん、ナオコさん、ユタカさん、が不定期に入ってくれた。
施主のスミエさん夫妻もほぼ毎日来て、掃除や片づけ、木端の積み込みなど一緒にやってくれた。
こういう現場では近所との関係性も大事やなと思った。
養生のシート張ったり、水かけながらやったり。
毎日の挨拶や、「随分進んだなー。」とか、「焼きオムスビ美味しそうやなー。」とか近所の人とも話しながら。
頂きモノの鯛を自家製塩麹蒸しにしてみた。
少しの間塩麹を塗ってから蒸すと全然違う。
醤油と自家製柚子コショウでバッチリの味。
アラはゴボウとアラ炊きにした。
寒くなってきて、粕汁が美味しい。
これはフサさんの持って来てくれた山口の純米酒の酒粕で非常に質がいい。
山芋の漬物。
醤油を水で薄めて、梅酢、味醂で一週間ぐらい漬けたもの。
ワサビを付けながらが最高。
間引き人参のソテー。
鋳物のフライパンでじっくりと火を通す。
小サバの竜田揚げ。
サバは竜田揚げが美味い。
食後は楽器のセッション、トランプ、そしてこのケン玉と盛り上がる。
最近野遊がメキメキと腕を上げてて、日本ケン玉協会の認定表での準初段まで行った。
宇宙一週、一回転灯台、うぐいす、という難易度の高い技も身につけてる。
いつきくんも子ども時代にやってて、来た当初は宇宙一週とか野遊に出来ない技を披露してくれた。
それがほんの2週間ぐらいで野遊の方が圧倒的に上手くなってしまった。
子どもの吸収力は凄いねー。
タグ :ケン玉
2012年11月23日
ハツリメディテーション
いよいよ、コンクリート基礎や土間のハツリ作業に入った。

ジャーン!
大型のコンプレッサー登場。

エアのハツリのパワーは絶大。
4人とも初めてなので、最初は戸惑ったけどすぐに慣れる。

土間のハツリは以外と楽に進む。
それでも何しろすんごい振動。
1時間ぐらいで交代しながらの作業。

横方向のハツリの振動の体感は倍以上。
ハツリの振動を全て自分の身体で受け止めないといけない。
まさに機関銃のようで、超楽しい。

各自、自分なりに工夫してすぐに容量を得てガンガン破壊する。
この作業は超楽しい。

家の基礎部分は立ち上がりだけの簡素なもの。
コーナー部分をハツリで破壊すれば、タイヤショベルの爪ですくい上げられるぐらい。
あまりにも塊が大きいので、ダンプの上で小さくする。

一日でかなり進んだ。
ハツリ作業は瞑想のようなもの。
延々と続く振動や騒音が自分の世界に入りやすくさせてくれて内観を促す。
草刈り機やチェーンソーも似てる。
雨や雪、強風というハードな環境の方がより、シャンティーになれる。
騒音はないけど、田植えや草取りもそう。
同じ事を延々と繰り返すということが瞑想状態に入りやすくさせる。
でも本人は同じことを繰り返してるという意識はない。
今の瞬間、その部分だけに思いっきり集中する。
それがいい。
まるで時間が止まってるかのよう。
ふと気が付くと、今までの軌跡に自分でもビックリする。
しょうたくんは二人でやってる音の調和に感動したとか。
バララララララッという自分だけの音に加え、相手の音がかぶって以外なリズムを生む。
ハツリは即興打楽器だ。

ツルムラサキの練りゴマ和え。

畑のバジルを女性たちが大量のジェノベーゼに加工した。
これはキャベツとイカのバジル炒め。

セリの白和えとレタスのサラダ。

揚げ出し里芋のオロシ煮。
里芋はほっとくだけでよく出来て保存もきく使いやすいもの。
ジャーン!
大型のコンプレッサー登場。
エアのハツリのパワーは絶大。
4人とも初めてなので、最初は戸惑ったけどすぐに慣れる。
土間のハツリは以外と楽に進む。
それでも何しろすんごい振動。
1時間ぐらいで交代しながらの作業。
横方向のハツリの振動の体感は倍以上。
ハツリの振動を全て自分の身体で受け止めないといけない。
まさに機関銃のようで、超楽しい。
各自、自分なりに工夫してすぐに容量を得てガンガン破壊する。
この作業は超楽しい。
家の基礎部分は立ち上がりだけの簡素なもの。
コーナー部分をハツリで破壊すれば、タイヤショベルの爪ですくい上げられるぐらい。
あまりにも塊が大きいので、ダンプの上で小さくする。
一日でかなり進んだ。
ハツリ作業は瞑想のようなもの。
延々と続く振動や騒音が自分の世界に入りやすくさせてくれて内観を促す。
草刈り機やチェーンソーも似てる。
雨や雪、強風というハードな環境の方がより、シャンティーになれる。
騒音はないけど、田植えや草取りもそう。
同じ事を延々と繰り返すということが瞑想状態に入りやすくさせる。
でも本人は同じことを繰り返してるという意識はない。
今の瞬間、その部分だけに思いっきり集中する。
それがいい。
まるで時間が止まってるかのよう。
ふと気が付くと、今までの軌跡に自分でもビックリする。
しょうたくんは二人でやってる音の調和に感動したとか。
バララララララッという自分だけの音に加え、相手の音がかぶって以外なリズムを生む。
ハツリは即興打楽器だ。
ツルムラサキの練りゴマ和え。
畑のバジルを女性たちが大量のジェノベーゼに加工した。
これはキャベツとイカのバジル炒め。
セリの白和えとレタスのサラダ。
揚げ出し里芋のオロシ煮。
里芋はほっとくだけでよく出来て保存もきく使いやすいもの。
タグ :解体
2012年11月22日
女性たちの手仕事が素晴らしい
女性が多いと朝の準備が楽。
朝食作りにお昼ご飯の用意。
その間に男性陣はコンポストトイレの処理やら、前日の廃材の片づけやらできる。

桁をチェーンソーでカットして、ロープで引っ張り倒す。

壁土を持って帰るのも進んでて、途中で何度も帰る。
帰ると、フサさんとトシちゃんが玄米珈琲のパック詰めをしてくれてた。

土歩とノリちゃんがしてるのは蜜蝋の下処理。
ゴミを取り除き、火にかける。
そこへ2年間ビワの葉を漬けこんだオリーブオイルを入れる。
この蜜蝋はあっこちゃんの実家のお父さんの育てた日本ミツバチの巣から取ったもの。
何年分も集めてるのを頂いてた。

常温に冷えると固まって、クリーム状になる。
ここまでした後の容器や濾し器の片づけが大変だったとか。
蜜蝋はろうそくの原料でもあるぐらいで、冷えると強烈に固まる。
ボウルやザルにこびりついたのを落とすのに2時間とか費やして、みんな肩が痛くなるほどだったとか。

一つサンプルを詰めてくれた。
蜜蝋を取る所、ビワの葉を2年間も油に漬けこむ、そして、この溶かせ合わせる作業、ととんでもなく気の長い工程。

現場での作業もサクサク進む。

上物が無くなって、床、根太、大引きと順番に外す。

基礎だけになったんで、次のハツリ作業をやりやすくするために周りの土を除けておく。

晩ご飯も超賑やか。

これはノリちゃん作。
冬瓜、白菜にレンコンの団子の入った、重ね煮八宝菜。
アミエビも干し貝柱もなく、重ね煮だけでめっちゃ美味しい。

種付け花とノゲシのサラダ。
白いのは豆腐マヨネーズ。
野草料理は春だけじゃなく、この初冬編も楽しいと野草の先生の姫さんは言う。

くぼさんの豆腐で湯豆腐。
写真では分かりづらいけど、ごま、きぬ、もめんの3種。
スダチのポン酢で頂いた。

いよいよ最終のナス料理。
昼間に女性チームで畑の整理をして、ナスの木を片づけたそう。
最後にぶら下がってた小さくて固いナスとレンコンの中華風炒め物。

ゴーヤも一緒に片づけて、これまた小さなのがたくさん成ってたと。
大人が多いうちに食べとかなね。

トシちゃんが安納芋を持って来てくれた。
ステンレスカマドの下のオーブンで焼いた。

超上手く焼けた。
この芋はこれだけでスイーツ。
朝食作りにお昼ご飯の用意。
その間に男性陣はコンポストトイレの処理やら、前日の廃材の片づけやらできる。
桁をチェーンソーでカットして、ロープで引っ張り倒す。
壁土を持って帰るのも進んでて、途中で何度も帰る。
帰ると、フサさんとトシちゃんが玄米珈琲のパック詰めをしてくれてた。
土歩とノリちゃんがしてるのは蜜蝋の下処理。
ゴミを取り除き、火にかける。
そこへ2年間ビワの葉を漬けこんだオリーブオイルを入れる。
この蜜蝋はあっこちゃんの実家のお父さんの育てた日本ミツバチの巣から取ったもの。
何年分も集めてるのを頂いてた。
常温に冷えると固まって、クリーム状になる。
ここまでした後の容器や濾し器の片づけが大変だったとか。
蜜蝋はろうそくの原料でもあるぐらいで、冷えると強烈に固まる。
ボウルやザルにこびりついたのを落とすのに2時間とか費やして、みんな肩が痛くなるほどだったとか。
一つサンプルを詰めてくれた。
蜜蝋を取る所、ビワの葉を2年間も油に漬けこむ、そして、この溶かせ合わせる作業、ととんでもなく気の長い工程。
現場での作業もサクサク進む。
上物が無くなって、床、根太、大引きと順番に外す。
基礎だけになったんで、次のハツリ作業をやりやすくするために周りの土を除けておく。
晩ご飯も超賑やか。
これはノリちゃん作。
冬瓜、白菜にレンコンの団子の入った、重ね煮八宝菜。
アミエビも干し貝柱もなく、重ね煮だけでめっちゃ美味しい。
種付け花とノゲシのサラダ。
白いのは豆腐マヨネーズ。
野草料理は春だけじゃなく、この初冬編も楽しいと野草の先生の姫さんは言う。
くぼさんの豆腐で湯豆腐。
写真では分かりづらいけど、ごま、きぬ、もめんの3種。
スダチのポン酢で頂いた。
いよいよ最終のナス料理。
昼間に女性チームで畑の整理をして、ナスの木を片づけたそう。
最後にぶら下がってた小さくて固いナスとレンコンの中華風炒め物。
ゴーヤも一緒に片づけて、これまた小さなのがたくさん成ってたと。
大人が多いうちに食べとかなね。
トシちゃんが安納芋を持って来てくれた。
ステンレスカマドの下のオーブンで焼いた。
超上手く焼けた。
この芋はこれだけでスイーツ。
タグ :手作りコスメ
2012年11月21日
更なる来廃者
昨日は早朝に夜行バスで山口からしょうたくんの友達のトシちゃんとフサさんが来廃。
トシちゃんは3年ぶりの来廃。
僕ら家族は5月に天ぷらカーで屋久島への旅の帰りに、山口のしょうたくんの所へ寄った。
そこで夜に宴会を開いてくれて、二人と会ってる。
二人とも女性なので現場には向かわずにあっこちゃんやノリちゃんと廃材天国で畑作業や料理に勤しんでくれた。

解体現場では二階建ての新しい家の一階部分を残すのみとなった。

解体される家の敷地内ではいよいよ食事できるスペースがなくなって来た。
隣接する公園の芝生の上でお昼ご飯。
養生のシートを外したので、それを風除けにして焼きオムスビとお汁を温める。

女性陣がいい仕事をしてくれるお陰で現場の食事も充実する。

天気もよく、快適なお昼ご飯タイム。

いよいよ少しの構造部分を残すのみとなった。

いつも現場を5時過ぎに出るも、帰ると真っ暗。
下ろせる廃材は夜のうちに下ろしておく。
テント芝居「どくんご」を彷彿とさせる投光機による照明。
投光機を使ってのライトアップって妙に決まる。

人参葉のゴマ和え。
ノビル、人参、揚げの酢味噌和え。

自家製キムチ、ノビルの根の天ぷら。
白菜の塩漬けと自家製ヤンニョム(キムチの素)を合わせてすぐなので、味に深みがない。
これからどんどん発酵して美味しくなってゆく。
ノビルは球根も上のネギ部分も美味しいけど、根もこうすれば美味しく食べられる。
ネギの根でも同じ。

しし唐、ピーマン、それらの葉の炒め物。
ゴマ油と塩麹の利いたもの。

大根、ヒジキに柿のサラダと、前日のカブの甘酒マスタードマリネ。

大根ステーキ、きのこ餡かけ。
種付け花がトッピングされてる。

実家から鯛子の差し入れ。
南蛮漬けが最高。
人が来すぎて、2、3人増えてもあんまし変化を感じない。
またこの怒涛の解体現場が終われば家族だけになる。
そのメリハリが大切。
常に居候がわんさと居るウーフのホストなんかどうしてるんやろー?
まず、ウチは居候の部屋が少なすぎるという問題がある。
やはり、ゲストハウスというか居候の部屋が要るね。
随分引っ張ってるけど、そろそろ必要に迫られてきた。
どこに作ろかな?
これも前々から考えてはいるけど、決定はしてない。
来年の着工か?
トシちゃんは3年ぶりの来廃。
僕ら家族は5月に天ぷらカーで屋久島への旅の帰りに、山口のしょうたくんの所へ寄った。
そこで夜に宴会を開いてくれて、二人と会ってる。
二人とも女性なので現場には向かわずにあっこちゃんやノリちゃんと廃材天国で畑作業や料理に勤しんでくれた。
解体現場では二階建ての新しい家の一階部分を残すのみとなった。
解体される家の敷地内ではいよいよ食事できるスペースがなくなって来た。
隣接する公園の芝生の上でお昼ご飯。
養生のシートを外したので、それを風除けにして焼きオムスビとお汁を温める。
女性陣がいい仕事をしてくれるお陰で現場の食事も充実する。
天気もよく、快適なお昼ご飯タイム。
いよいよ少しの構造部分を残すのみとなった。
いつも現場を5時過ぎに出るも、帰ると真っ暗。
下ろせる廃材は夜のうちに下ろしておく。
テント芝居「どくんご」を彷彿とさせる投光機による照明。
投光機を使ってのライトアップって妙に決まる。
人参葉のゴマ和え。
ノビル、人参、揚げの酢味噌和え。
自家製キムチ、ノビルの根の天ぷら。
白菜の塩漬けと自家製ヤンニョム(キムチの素)を合わせてすぐなので、味に深みがない。
これからどんどん発酵して美味しくなってゆく。
ノビルは球根も上のネギ部分も美味しいけど、根もこうすれば美味しく食べられる。
ネギの根でも同じ。
しし唐、ピーマン、それらの葉の炒め物。
ゴマ油と塩麹の利いたもの。
大根、ヒジキに柿のサラダと、前日のカブの甘酒マスタードマリネ。
大根ステーキ、きのこ餡かけ。
種付け花がトッピングされてる。
実家から鯛子の差し入れ。
南蛮漬けが最高。
人が来すぎて、2、3人増えてもあんまし変化を感じない。
またこの怒涛の解体現場が終われば家族だけになる。
そのメリハリが大切。
常に居候がわんさと居るウーフのホストなんかどうしてるんやろー?
まず、ウチは居候の部屋が少なすぎるという問題がある。
やはり、ゲストハウスというか居候の部屋が要るね。
随分引っ張ってるけど、そろそろ必要に迫られてきた。
どこに作ろかな?
これも前々から考えてはいるけど、決定はしてない。
来年の着工か?
タグ :来廃者
2012年11月20日
ワクワク解体再開
月曜日からワクワク解体再開。
土日と2日間来てなかったけど、やっぱり解体現場はいい。
古い方の家の棟木をチェーンソーで切断したり、梁や桁を外していく。

木を刻んで継手加工で組み合わせてるだけなんで、解体はバール一丁でサクサク進む。
人海戦術のパワーでドンドン進む。

奥でみんながコツコツやってる手前で、タイヤショベルで突っついて壊す。
やはり機械のパワーは凄い。
それでも、壊した後の仕分けは結局丁寧に手でやるしかない。
あくまでも機械は補助。

向かって右側の養生のシートや番線で固定してた足場丸太を外した。

左の風呂部分も壊しに入った。
壁がなくなって、構造だけになると、速い速い。
角材や丸太もジャンジャン出てくる。
一日に2回は廃材天国に持って帰る。

里芋と冬瓜の煮物。

剥いた里芋の皮は天ぷらに。
大根オロシ2種にスダチを添えて、山椒塩で頂いた。

右端の紫大根にスダチを絞ると鮮やかにピンクに変化する。

キンピラゴボウ。
ゴボウのアクを晒さずに、ゴマ油で炒めて旨味に変えるのがポイント。
そうする事で塩と醤油だけでパーフェクトな味付けになる。

カブと白菜の甘酒マスタードマリネ。
「まつなが畑」の黄色い人参が果物のよう。
食後はしょうたくんのアサラトワークショップが開かれた。
たくちゃんもいつきくんも興味深々でやってた。
口琴やディジュリドゥーも出てプチセッションが楽しい。
土日と2日間来てなかったけど、やっぱり解体現場はいい。
木を刻んで継手加工で組み合わせてるだけなんで、解体はバール一丁でサクサク進む。
人海戦術のパワーでドンドン進む。
奥でみんながコツコツやってる手前で、タイヤショベルで突っついて壊す。
やはり機械のパワーは凄い。
それでも、壊した後の仕分けは結局丁寧に手でやるしかない。
あくまでも機械は補助。
向かって右側の養生のシートや番線で固定してた足場丸太を外した。
左の風呂部分も壊しに入った。
壁がなくなって、構造だけになると、速い速い。
角材や丸太もジャンジャン出てくる。
一日に2回は廃材天国に持って帰る。
里芋と冬瓜の煮物。
剥いた里芋の皮は天ぷらに。
大根オロシ2種にスダチを添えて、山椒塩で頂いた。
右端の紫大根にスダチを絞ると鮮やかにピンクに変化する。
キンピラゴボウ。
ゴボウのアクを晒さずに、ゴマ油で炒めて旨味に変えるのがポイント。
そうする事で塩と醤油だけでパーフェクトな味付けになる。
カブと白菜の甘酒マスタードマリネ。
「まつなが畑」の黄色い人参が果物のよう。
食後はしょうたくんのアサラトワークショップが開かれた。
たくちゃんもいつきくんも興味深々でやってた。
口琴やディジュリドゥーも出てプチセッションが楽しい。
タグ :解体
2012年11月19日
自画自賛手打ちうどん
長期の弟子居候は必ず体験できる廃材天国の手打ちうどん。
最近は野遊が手順を指導する。

みんな始めてでもちゃんとした工程を踏まえることで、それなりに上手くいく。

場数を踏んでる野遊の方が上手いに決まってるけど。

キッチンのすぐ前に羽釜でお湯をグラグラに沸かして茹でる。
たまにふきこぼれさせて水を足す事で茹で汁が粘らない。

一釜目は釜上げで頂く。
さぬきの夢2000という地粉100%で、モチモチの食感。

次からは水で締めてザルうどん。
モチモチ+ツルツルでめちゃくちゃ美味い。
出汁にはイリコと鰹節を奮発する。
塩を「そんなに?」と思う程入れてベースを作り、本醸造醤油と三河本みりんで感動的な美味しさに調整する。
庭のアサツキとショウガで頂きながら、「柚子コショウ出してこよっか。」、「刻みノリ忘れてた!」、「すりゴマは!」と、その時の気分で薬味や味を変えられるのが店では出来ない手作りの醍醐味。
「ラー油入れよー。」、「練りゴマでゴマダレは?」、「スダチが欲しいよね。」と、いくらでも展開できる。
こんなに充実してるのに、簡単に出来る美味しいうどん。
まあ、300円のうどん屋には行く気がしない。

午後からは弟子居候たちの要望で一軒目の廃材ハウスに行くことに。
手前から12坪の住居、二階建ての工房、斜面の穴窯。
当時植えた梅の木が大きくなった。

住居はスレートの屋根にアルミのサイディングを張ったもの。
小さなトタン屋根は鶏小屋。
20羽ぐらい飼ってて、しばしば殺して捌いてた。

工房は鶏舎の解体現場から取って来たトタン屋根に、バラの温室の解体で出た繊維入りの弱った波板が壁面。
小さなスレート屋根のはヤギ小屋。
野犬に内蔵ズル出しにされて死んだけど、、、。

8tの粘土を乗せた穴窯。
もう使うことはないと思うけど、雨さえ当たらなければ劣化するもんではない。

二軒目の今の家から比べると小さいけど、それなりに快適に暮らしてた。
この昔のサイディングは薄いアルミの板にスポンジの断熱材のくっついた簡素なもの。
金切り鋏で簡単に切れる。

一号目のピザ窯は竹で作った屋根が朽ちてボロボロ、、、。

今は河野さんの倉庫になってる。
一同かなり叩き込んでた。
2000年から2001年まで14ヶ月ほぼ毎日通って作った。
地主の河野さんが「廃材で作ったらええがな。」と電柱工法を進めてくれた。
で、8m級の電柱を30本手に入れたけど、大型のチェーンソーってどごで売ってるん?という何も知らないレベルからのスタート。
今回の弟子居候たちは自分でセルフビルドしたいという想いが強い。
プロ顔負けの美しいセルフビルドが好みならしかたないけど、「家なんかこんなんでええんや!」というお手本。
何軒か建ててるウチにスキルがついてくる。
建てる前に小賢しい勉強はするな。
それがセルフビルドのハードルを上げ、足かせになる。
そういう若者にはハセヤンの「家なんか5年も持てばいいんだ。」という名言をプレゼントしよう。
5年ごとに建ててたらさぞかしレベルアップしてくること請け合い。
最近は野遊が手順を指導する。
みんな始めてでもちゃんとした工程を踏まえることで、それなりに上手くいく。
場数を踏んでる野遊の方が上手いに決まってるけど。
キッチンのすぐ前に羽釜でお湯をグラグラに沸かして茹でる。
たまにふきこぼれさせて水を足す事で茹で汁が粘らない。
一釜目は釜上げで頂く。
さぬきの夢2000という地粉100%で、モチモチの食感。
次からは水で締めてザルうどん。
モチモチ+ツルツルでめちゃくちゃ美味い。
出汁にはイリコと鰹節を奮発する。
塩を「そんなに?」と思う程入れてベースを作り、本醸造醤油と三河本みりんで感動的な美味しさに調整する。
庭のアサツキとショウガで頂きながら、「柚子コショウ出してこよっか。」、「刻みノリ忘れてた!」、「すりゴマは!」と、その時の気分で薬味や味を変えられるのが店では出来ない手作りの醍醐味。
「ラー油入れよー。」、「練りゴマでゴマダレは?」、「スダチが欲しいよね。」と、いくらでも展開できる。
こんなに充実してるのに、簡単に出来る美味しいうどん。
まあ、300円のうどん屋には行く気がしない。
午後からは弟子居候たちの要望で一軒目の廃材ハウスに行くことに。
手前から12坪の住居、二階建ての工房、斜面の穴窯。
当時植えた梅の木が大きくなった。
住居はスレートの屋根にアルミのサイディングを張ったもの。
小さなトタン屋根は鶏小屋。
20羽ぐらい飼ってて、しばしば殺して捌いてた。
工房は鶏舎の解体現場から取って来たトタン屋根に、バラの温室の解体で出た繊維入りの弱った波板が壁面。
小さなスレート屋根のはヤギ小屋。
野犬に内蔵ズル出しにされて死んだけど、、、。
8tの粘土を乗せた穴窯。
もう使うことはないと思うけど、雨さえ当たらなければ劣化するもんではない。
二軒目の今の家から比べると小さいけど、それなりに快適に暮らしてた。
この昔のサイディングは薄いアルミの板にスポンジの断熱材のくっついた簡素なもの。
金切り鋏で簡単に切れる。
一号目のピザ窯は竹で作った屋根が朽ちてボロボロ、、、。
今は河野さんの倉庫になってる。
一同かなり叩き込んでた。
2000年から2001年まで14ヶ月ほぼ毎日通って作った。
地主の河野さんが「廃材で作ったらええがな。」と電柱工法を進めてくれた。
で、8m級の電柱を30本手に入れたけど、大型のチェーンソーってどごで売ってるん?という何も知らないレベルからのスタート。
今回の弟子居候たちは自分でセルフビルドしたいという想いが強い。
プロ顔負けの美しいセルフビルドが好みならしかたないけど、「家なんかこんなんでええんや!」というお手本。
何軒か建ててるウチにスキルがついてくる。
建てる前に小賢しい勉強はするな。
それがセルフビルドのハードルを上げ、足かせになる。
そういう若者にはハセヤンの「家なんか5年も持てばいいんだ。」という名言をプレゼントしよう。
5年ごとに建ててたらさぞかしレベルアップしてくること請け合い。
タグ :手打ちうどん
2012年11月18日
「まつなが畑」一行来廃
昨日は雨だったで解体現場には向かわず、廃材天国で竹小舞やペラペラの廃材などを燃やす作業にした。
午後、奈良から有機農業専業家の「まつなが畑」一行が訪れた。
松永さんの所で研修してる米澤夫妻が、かつてあっこちゃんの料理教室に来てた事があった。
米澤さんも脱サラして一年間の予定で学んで、やはり農地付きの空き家を探して就農したいと。
他にも毎週のように援農に来てるミドリさん、最近仕事を辞めて農に向かい始めたユウヘイくん。
大人6人、子ども4人の大所帯での来廃。
松永さん夫妻も専業家というよりは、自分たちが日々納得する暮らしを模索されてる。
毎週のように援農に来てるというミドリさんは子育ても終わり、まつなが畑を子ども天国にしたいと動いてる。
ほんとに来廃者が多い中、さすが「まつなが畑」はわきまえてて、来てすぐに作業モードに入る。
廃材居候チームは外で野焼き、まつながチームは大工さんの木端の整理、黒煎り玄米珈琲作り、ビワエキスのビン詰めなどの作業をしながら交流する。
もちろん、晩ご飯もみんなで作る。
まつなが畑のブログ
http://blog.goo.ne.jp/matsuyuki165

先に腹減り軍団の子どもたちからご飯。

素晴らしい生の無加水純米酒。
微発泡で上品な味。

七輪でもんじゃ焼き。
自家製ソースで味付けする。
真ん中に入れてる具はジャガイモとコンニャクを甘辛く炊いたもの。

素揚げレンコンと銀杏の絡め炒め。

讃岐の伝統料理、醤油豆。
乾燥ソラマメを乾煎りして水で割った醤油に漬け込む。
市販のお土産品のはグズグズに柔らかい上に超激甘な全くの別モノ。

カブの甘酒マリネ。
あっこちゃんの定番の味付けで大好評。

サツマイモ、ブロッコリー、紫玉ねぎのサラダ。
自家製豆腐マヨネーズが美味い。

農や自給自足、現金収入の事、時間の使い方、自分のやりたい事、子育て、医療、、、話題は広範に及ぶが、価値観が似てるので超盛り上がる。
どの項目においても「不安がない」がキーワード。
実践してる人には当たり前の事やけど、やる前の人にはあってしかたないもの。
それは人生の航海に盤石の自信があるという事。
午後、奈良から有機農業専業家の「まつなが畑」一行が訪れた。
松永さんの所で研修してる米澤夫妻が、かつてあっこちゃんの料理教室に来てた事があった。
米澤さんも脱サラして一年間の予定で学んで、やはり農地付きの空き家を探して就農したいと。
他にも毎週のように援農に来てるミドリさん、最近仕事を辞めて農に向かい始めたユウヘイくん。
大人6人、子ども4人の大所帯での来廃。
松永さん夫妻も専業家というよりは、自分たちが日々納得する暮らしを模索されてる。
毎週のように援農に来てるというミドリさんは子育ても終わり、まつなが畑を子ども天国にしたいと動いてる。
ほんとに来廃者が多い中、さすが「まつなが畑」はわきまえてて、来てすぐに作業モードに入る。
廃材居候チームは外で野焼き、まつながチームは大工さんの木端の整理、黒煎り玄米珈琲作り、ビワエキスのビン詰めなどの作業をしながら交流する。
もちろん、晩ご飯もみんなで作る。
まつなが畑のブログ
http://blog.goo.ne.jp/matsuyuki165
先に腹減り軍団の子どもたちからご飯。
素晴らしい生の無加水純米酒。
微発泡で上品な味。
七輪でもんじゃ焼き。
自家製ソースで味付けする。
真ん中に入れてる具はジャガイモとコンニャクを甘辛く炊いたもの。
素揚げレンコンと銀杏の絡め炒め。
讃岐の伝統料理、醤油豆。
乾燥ソラマメを乾煎りして水で割った醤油に漬け込む。
市販のお土産品のはグズグズに柔らかい上に超激甘な全くの別モノ。
カブの甘酒マリネ。
あっこちゃんの定番の味付けで大好評。
サツマイモ、ブロッコリー、紫玉ねぎのサラダ。
自家製豆腐マヨネーズが美味い。
農や自給自足、現金収入の事、時間の使い方、自分のやりたい事、子育て、医療、、、話題は広範に及ぶが、価値観が似てるので超盛り上がる。
どの項目においても「不安がない」がキーワード。
実践してる人には当たり前の事やけど、やる前の人にはあってしかたないもの。
それは人生の航海に盤石の自信があるという事。
タグ :有機農業
2012年11月17日
自給自足の実現は無条件だ
取っ掛かりに一番手前の面を壊して、タイヤショベルが入れるようにする。
で、大量に中に放り込まれてる壁土を運び出す。
二階の床に溜まった土は一輪車で運び出す。
モヤも全部外して、手前から梁を落としていく。
「これは要らんなー。」という部材はどんどんチェーンソーでカットして落としていく。
構造部分の解体は危険度も高いし、緊張感の走る瞬間。
それだけに、太い梁を落とした後は超気持ちいい。
昨日は天気がよかったんで、外でご飯。
軽トラの荷台が調理台&食卓。
焼きオムスビも進化して国産の圧搾ゴマ油で焼くようになって、益々美味しい。
カセットコンロも二台体制にして、お汁だけじゃなくオカズも温められるようになったし。
この埃まみれの状況下でも、食事には一切手を抜かないのは自分でも感心する。
土は2t車にモリモリ3車運び出し、落とした部材も全て運び出した。
ジャンジャン出てくる廃材を持って帰って、廃材天国の敷地内は廃材だらけ。
やっぱし、廃材はいい。
「おっ、コレ使えるな!」と早速どう使うかにインスピレーションがくすぐられる。
ジャガイモとレンコンの煎り煮。
焦げてるように見えるけど、丁度いいぐらい。
実は薪調理での焦げはガスと比べて苦くないのだ。
野遊の作った大豆ミートと野菜の炒め物。
この季節の風物詩。
大根と柿のナマス。
それにしてもみんな毎日よく働く。
夕食の時にはプレミアムビールや純米酒も美味い。
しょうたくんは3年前にウチで半年間弟子入り居候した後、アチコチで経験値を上げてる。
今は山口の山中に土地を借り、セルフビルドの廃材ハウスは完成間近だと。
僕が一軒目の廃材ハウスの土地を借りてた高瀬の河野さんのように、彼も山口の地主さんに気に入られてる。
家賃、電気代などオールフリー。
しょうたくんも何年も居るつもりはなく、本当に自分自身の場所を見つけるための練習台という発想。
地主さんもしょうたくんが出て行った後に小屋も残るし、バンバン応援してくれてるそう。
いつきくんは何と建築の専門学校を出てて、二級建築士の資格まで取ってる。
もちろん建築士を目指してる訳じゃなく、どこかに土地を見つけてセルフビルドや自給自足の生活をもくろんでる。
ウチに来る前も全国津々浦々を回ってて、場所探しの真っ最中。
四国のIターン移住者も紹介して欲しいと言われて、色々教えた。
たくちゃんに至っては夫婦と子ども連れでの弟子入り。
彼は僕より若いけど、7年間も接骨院の院長としてバリバリ経営してた鍼灸師。
8人のスタッフを雇い経営も軌道に乗ってたにも関わらず、この10月一杯で辞めて弟子入りしに来た。
ほんとは来年の春ぐらいに、、、という事を考えてた所、この解体に合わせて思い切って医院を閉めて来たという本気ぶり。
パートナーのノリちゃんも香川の南部の田舎に足繁しく通い、土地を探してる。
今回のチームの面々はみんな本気度も高いし、方向性も見定めた猛者ぞろい。
ここまで腹が据われば、田舎で自給自足生活を送るなんて夢はたやすく叶う。
しょうたくんといつきくんには一緒に生活を営む素晴らしいパートナーとの出会いも待たれてる。
定職に就かずに自給自足生活を目指すのは簡単だ。
実現するかどうか?
それはいかに自分自身の価値観の転換が進んでるか?のバロメーターでもある。
今現在は実現してなくても、その人間の姿勢を見れば分かるもの。
「やっぱし、いくらか要るもんは要るしー。」とバイトに自分の貴重な時間を費やしてはならない。
「お金に余裕が出来たら、、、。」
「時間があれば、、、。」
というタラレバ話は聞くだけでもグロテスクだぞ。
真に自分のやりたい事に没頭すれば、自分の生活が実現するだけに留まらない。
現代では自分の住む所、食べるもの、エネルギーを作るだけでは時間は余ってしまう。
必ず、「それって売ってないんですか?」とか「ちょっと頼んでもいいですか?」と具体的な仕事に結びつく。
山で木を育てて、それをノコギリを目立てしながら切って家を建てるというレベルなら別やけど。
何しろ廃材でタダの物を集めて暮らしていけるんやからねー。
一から十まで全てを自分でまかなう昔の自給自足とは違うのだ。
好みなら、今でも社会と断絶してそういう生活だって不可能ではない。
でも、そういうのは僕の嗜好性にはない。
ウチの場合、この社会の恩恵(廃材)をもらって暮らしながら、更に現金収入にも結び付けるというガメツさ。
なお且つ、「これでいいのだ!」とか「生活そのものが革命だ!」とか勝手にワメイてる。
参考にしたい者はせよ。
したくない者は無視しとけ。
それぞれが自分の好みの生活を具現化するのだ。
目的地も到達点も設定しない。
駆け引きナシ、無条件での「やりたい!」というモチベーション。
コレに尽きるね。
タグ :自給自足
2012年11月16日
タイヤショベル投入
新しい方の二階は桁がなくなり、土壁を叩いて落としていく段階。
道路側や隣の家側は「ヌキ」の部分だけ土を落とし、チェーンソーで切断して竹小舞ごとペロンとめくり落とす。
古い方の家はほぼ構造だけになった。
こっちの家の土壁は異常に分厚くて、しっかりしてる。
当然筋交いはなく、その土壁で強度を得てる。
それに比べ、新しい方の家には筋交いが一部入り、土壁は薄くて簡単に落とせる。
これより更に新しくなると、土壁はなくなり筋交いと金物で強度を出して断熱はグラスウールになる。
午後から同級生の土建屋の社長に頼んでたタイヤショベルの回送をしてもらった。
回送って専門の所に頼むと高いもの。
土壁を落とした土だけでも随分運びださないといけない。
全部スコップと手箕(てみ)でダンプに積み込むのは骨が折れる。
タイヤショベルのバケットは容量が大きく、ユンボよりも移動も速いのでこういう作業に向いてる。
棟木は5間モノ(9m)の立派なもの。
梁も3間(5m40㎝)のしっかりした松の丸太。
こういう材はキレイに取って持って帰る。
もっとも、こういう丸太は解体屋仕様のユンボのツカミで壊しても折れないので、頼めば持って来てくれるけどね。
二階部分はほぼなくなり、一階からの通し柱を残すのみとなった。
ゴーヤが未だにある。
種ごと炒めると、種がナッツのようで美味しい。
今年から白いワタも種も取らないようになって、手間もなければかえって美味しいという目からウロコ。
今シーズン初おでん。
イリコの利いた出汁。
生芋コンニャク、大根、玉ねぎ。
くぼさんの豆腐の焼き豆腐。
これは別に煮含める。
自家製味噌に自家製甘酒、柚子コショウをたっぷり付けて頂くと最高。
何も高級な素材ななくっても、こういうシンプルなものでも十分。
コンニャクや豆腐に調味料は絶対に本格派じゃないといけない。
美味しい材料に美味しい調味料なら絶対に美味しくなるしかない。
タグ :おでん
2012年11月15日
現場での食事革命
ここの所風が強い上に、解体が進んでサッシやドアが取り払われてきた。
現場での食事は外で食べてるのと変わらない。
冷たいオムスビが食べにくくなってきたのでカセットコンロで焼くことにした。

ロッジ(鋳物)のフライパンで焼きオムスビにした。
中火でジワジワ焼くと、こんがりと焼けてイイ感じ。
シャトルシェフのお汁も再度アツアツに温められる上にオムスビもこんがりのアツアツという現場の昼飯とは思えない充実感。
若者がパクパクと噛まずにハイペースで食べてしまうのを改善するのにも役に立つ。
でも、「次のオムスビが焼けるまでよく噛んでゆっくりと食べるように!」と言われても、あっという間に食べて「まだ焼けないっすかー?」と忙しい。
中々すぐにはねー。
何でも慣れるのには時間がかかるもの。

古い方の家の座敷で食べてたのも場所を追われ、二階建ての方のダイニングに畳を敷いた。
最近の寒さに、アツアツの食事がほんとにありがたい。

土壁も随分減って来た。

新しい方も同時進行。
桁も外し、かなり解体が進んできた。

こんな感じ。
解体作業の一番の醍醐味はスピード感。
サクサク進んでいくのが何より。
乱暴に破壊していく爽快感も楽しい。
僕には建築よりは解体の方が圧倒的に向いてるね。

晩ご飯はオカラのコロッケ。
頂きもののワサビ菜と豆のサラダも美味しい。
現場での食事は外で食べてるのと変わらない。
冷たいオムスビが食べにくくなってきたのでカセットコンロで焼くことにした。
ロッジ(鋳物)のフライパンで焼きオムスビにした。
中火でジワジワ焼くと、こんがりと焼けてイイ感じ。
シャトルシェフのお汁も再度アツアツに温められる上にオムスビもこんがりのアツアツという現場の昼飯とは思えない充実感。
若者がパクパクと噛まずにハイペースで食べてしまうのを改善するのにも役に立つ。
でも、「次のオムスビが焼けるまでよく噛んでゆっくりと食べるように!」と言われても、あっという間に食べて「まだ焼けないっすかー?」と忙しい。
中々すぐにはねー。
何でも慣れるのには時間がかかるもの。
古い方の家の座敷で食べてたのも場所を追われ、二階建ての方のダイニングに畳を敷いた。
最近の寒さに、アツアツの食事がほんとにありがたい。
土壁も随分減って来た。
新しい方も同時進行。
桁も外し、かなり解体が進んできた。
こんな感じ。
解体作業の一番の醍醐味はスピード感。
サクサク進んでいくのが何より。
乱暴に破壊していく爽快感も楽しい。
僕には建築よりは解体の方が圧倒的に向いてるね。
晩ご飯はオカラのコロッケ。
頂きもののワサビ菜と豆のサラダも美味しい。
タグ :解体
2012年11月14日
居酒屋ごっこ
嵐のような突風と雷と土砂降りの中の解体現場の充実感は最高だった。

立派な梁の走る築60年の民家。
実はこの家は戦後の物のない時代に、もらってきた廃材利用で大工さんに建ててもらったとか!
屋根の土を片側半分だけ落とし終えてた。
もう半分は反対側にダンプがつけられないので、室内に落とすことにした。
まず、天井を落とす。

4人で一気に落とし終える。

室内の壁も落としにかかる。

手前側の壁は全部落とし終えた。
みんな頭のてっぺんから足の先まで土埃で真っ白け。
マスクなんかつけてたって、鼻の穴にも口の中にも土は入って来る。
おまけに途中から凄い雷と土砂降りの雨で、緊張感激増。

仕事を終え、廃材を満載して廃材の家に帰ると、「うまうま亭」オープン!
これは野遊の居酒屋ごっこの事で、気まぐれに開かれる。
メニューはその時にふんだんにある材料中心で決められる。

まずはみんなビールを注文して、スルメなどのお通しで乾杯。

キャベツと豆のサラダと紫菜の花のゴマ和え。

定番の玉ねぎ焼き。

さつまいもと厚揚げの炒め物。
カラーピーマンが色どりに添えられて美しい。

さつまいもとカボチャの煮物。
そこへ親父が綾菊の純米吟醸を持って来てくれた。
実家が近くてラッキー。
親父も純米酒好きで更にラッキー。
一同焼きものの話に興味深々で、日曜日には親父の窯や工房を見学しにいくことになった。
それこそ、実家の母屋は天井を取り払って、吹き抜けにしてる。
今の解体現場の古い方の家よりも更に古くて大きい。
巨大な梁で柄立て工法の、いわゆる八尾の伝統建築。
丁度知り始めで好奇心旺盛なたくちゃんにはピッタリ。
解体中にも食事中にも、「これが片屋根、切り妻、寄棟、そして入り母屋と展開して、、、。」と現物やイラストを見ながら家の話で持ち切り。
そもそも、僕はそういう知識ゼロで廃材建築に入った。
ぶっつけ本番もいいとこ。
突然8m級の木の電柱30本をもらいにいく所から始まった。
既に薪の陶芸は始めてたんで、解体屋に持って来てもらった廃材を全てチェーンソーで切って燃やすには惜しいと、いい材を集め始めてはいた。
まさか、自分で家を建てるとまでは考えずに、、、。
始める前に「アレも知りたい。」「ソレも体験しときたい。」というのは分からないでもない。
やった事のない事を始める時は誰だって不安。
その不安は「やりたい!」「面白そう!」という好奇心で反対にワクワクに昇華させられる。
それで、自分でやり始める事が最大の勉強となる。
何が面白いかって?
変化だ。
毎日毎日同じことの繰り返しでつまらないなんて、泳げたいやきくん時代からとっくに分かってる。
不安で出来るかどうか分からない。
お金の保障なんてどこにもない。
そういう安定のなさこそが、「やったるでーーー!」というモチベーションのスタート。
宇宙も生命も不安定の極みのようなもん。
たまたま発生した宇宙に、類い稀な確立で誕生した生命。
そこから人類のワクワクが始まってる。
安定などクソ喰らえ!
不安に立ち向かう好奇心はDNAに刻まれているのだ。
だから、不安から逃れるという意味で安定を求めるのも確か。
でも、出発は確証のない中で決断されるべきもの。
これから始める若者にプレゼント。
不安が大きい程、楽しみも大きいぞ!!!
立派な梁の走る築60年の民家。
実はこの家は戦後の物のない時代に、もらってきた廃材利用で大工さんに建ててもらったとか!
屋根の土を片側半分だけ落とし終えてた。
もう半分は反対側にダンプがつけられないので、室内に落とすことにした。
まず、天井を落とす。
4人で一気に落とし終える。
室内の壁も落としにかかる。
手前側の壁は全部落とし終えた。
みんな頭のてっぺんから足の先まで土埃で真っ白け。
マスクなんかつけてたって、鼻の穴にも口の中にも土は入って来る。
おまけに途中から凄い雷と土砂降りの雨で、緊張感激増。
仕事を終え、廃材を満載して廃材の家に帰ると、「うまうま亭」オープン!
これは野遊の居酒屋ごっこの事で、気まぐれに開かれる。
メニューはその時にふんだんにある材料中心で決められる。
まずはみんなビールを注文して、スルメなどのお通しで乾杯。
キャベツと豆のサラダと紫菜の花のゴマ和え。
定番の玉ねぎ焼き。
さつまいもと厚揚げの炒め物。
カラーピーマンが色どりに添えられて美しい。
さつまいもとカボチャの煮物。
そこへ親父が綾菊の純米吟醸を持って来てくれた。
実家が近くてラッキー。
親父も純米酒好きで更にラッキー。
一同焼きものの話に興味深々で、日曜日には親父の窯や工房を見学しにいくことになった。
それこそ、実家の母屋は天井を取り払って、吹き抜けにしてる。
今の解体現場の古い方の家よりも更に古くて大きい。
巨大な梁で柄立て工法の、いわゆる八尾の伝統建築。
丁度知り始めで好奇心旺盛なたくちゃんにはピッタリ。
解体中にも食事中にも、「これが片屋根、切り妻、寄棟、そして入り母屋と展開して、、、。」と現物やイラストを見ながら家の話で持ち切り。
そもそも、僕はそういう知識ゼロで廃材建築に入った。
ぶっつけ本番もいいとこ。
突然8m級の木の電柱30本をもらいにいく所から始まった。
既に薪の陶芸は始めてたんで、解体屋に持って来てもらった廃材を全てチェーンソーで切って燃やすには惜しいと、いい材を集め始めてはいた。
まさか、自分で家を建てるとまでは考えずに、、、。
始める前に「アレも知りたい。」「ソレも体験しときたい。」というのは分からないでもない。
やった事のない事を始める時は誰だって不安。
その不安は「やりたい!」「面白そう!」という好奇心で反対にワクワクに昇華させられる。
それで、自分でやり始める事が最大の勉強となる。
何が面白いかって?
変化だ。
毎日毎日同じことの繰り返しでつまらないなんて、泳げたいやきくん時代からとっくに分かってる。
不安で出来るかどうか分からない。
お金の保障なんてどこにもない。
そういう安定のなさこそが、「やったるでーーー!」というモチベーションのスタート。
宇宙も生命も不安定の極みのようなもん。
たまたま発生した宇宙に、類い稀な確立で誕生した生命。
そこから人類のワクワクが始まってる。
安定などクソ喰らえ!
不安に立ち向かう好奇心はDNAに刻まれているのだ。
だから、不安から逃れるという意味で安定を求めるのも確か。
でも、出発は確証のない中で決断されるべきもの。
これから始める若者にプレゼント。
不安が大きい程、楽しみも大きいぞ!!!
タグ :解体
2012年11月13日
新旧の家の対比が面白い。
日曜日に雨が降って、丁度よかった。
昨日からまた解体現場通いが始まった。

古い方の家の瓦を落とし終えた。
こっちの屋根の勾配はきつく、滑らないように細心の注意を払う。

お次は泥を落とす作業。
昨日は土歩が、「行きたいー!」とついてきた。

泥の下は杉の皮。
その下は竹。
野地板はない。
60年前には製材が大変やったろうし、板を作るより、こういう素材の組み合わせの方が効率的やったと思われる。

この竹がまたカッコイイ。

竹を外した後の垂木が太い。

新しい方の家は合掌の解体のバラシにかかる。

一応、合掌の部材はバールで継手を引き抜いて、再現できるようにしてみた。

梁も外し、だいぶ形が変わって来た。
新旧の家の対比が面白い。
古い家は100%自然素材。
全部もう一回使えるものばかり。
新しい方はベニヤ板なんかのゴミだらけ。
それでもまだ一応は土壁なのでまだマシ。
もっと新しくなると、土壁はなくてグラスウールの断熱材になる。
大手ハウスメーカーになると、柱がなくって合板だらけだったり、ゴミにしかならない、、、。
こういう手バラシだと、古い家の利用価値は超高い。
逆に新しければ新しい程、ロクでもない素材で出来てる。
しかも、現在どっちを選んでも坪単価ってそうは違わない。
ハウスメーカーのは安くて、在来工法は高いというプロパガンダに乗せられるな!

豆乳のホワイトソース風。

ノリちゃんは「わら」ファンで、重ね煮でのひじき。

秋も深まって、カラーピーマンがよく実る。
昨日からまた解体現場通いが始まった。
古い方の家の瓦を落とし終えた。
こっちの屋根の勾配はきつく、滑らないように細心の注意を払う。
お次は泥を落とす作業。
昨日は土歩が、「行きたいー!」とついてきた。
泥の下は杉の皮。
その下は竹。
野地板はない。
60年前には製材が大変やったろうし、板を作るより、こういう素材の組み合わせの方が効率的やったと思われる。
この竹がまたカッコイイ。
竹を外した後の垂木が太い。
新しい方の家は合掌の解体のバラシにかかる。
一応、合掌の部材はバールで継手を引き抜いて、再現できるようにしてみた。
梁も外し、だいぶ形が変わって来た。
新旧の家の対比が面白い。
古い家は100%自然素材。
全部もう一回使えるものばかり。
新しい方はベニヤ板なんかのゴミだらけ。
それでもまだ一応は土壁なのでまだマシ。
もっと新しくなると、土壁はなくてグラスウールの断熱材になる。
大手ハウスメーカーになると、柱がなくって合板だらけだったり、ゴミにしかならない、、、。
こういう手バラシだと、古い家の利用価値は超高い。
逆に新しければ新しい程、ロクでもない素材で出来てる。
しかも、現在どっちを選んでも坪単価ってそうは違わない。
ハウスメーカーのは安くて、在来工法は高いというプロパガンダに乗せられるな!
豆乳のホワイトソース風。
ノリちゃんは「わら」ファンで、重ね煮でのひじき。
秋も深まって、カラーピーマンがよく実る。
タグ :解体
2012年11月12日
休みの日の魚料理
日曜日は現場は休み。
たくちゃんといつきくん待望の手づくり生活のレクチャー。
毎日解体現場に通ってると、手作り〇〇とかが中々できてなかった。

トマトソースの残りがあったんで、お昼にパスタマシンでパスタ。
夕方にはみんなで魚を捌いた。
朝、魚屋で「おっさんコレ入れて。」とツバス(ハマチの子)を買った直後にしょうたくんから電話。
「チヌ子をたくさんもらいました!」と。
親父の友達が釣って来たのを持って来てくれた。

ツバスは僕が捌いて土歩が刺身に引く。
いつきくんとたくちゃんはチヌ子で3枚下ろしの練習。

チヌは塩焼きとみんなが練習してガタガタの刺身を取った後のアラでお吸い物。
ステンレスカマドの直火焼きはホントに上手く焼ける。

ハマチ程脂が乗ってないにせよ、十分に美味しい。
このツバスはもちろん天然。
養殖のオリーブハマチとかが出回ってるけど、養殖という不自然な飼育をした上にオリーブの葉の粉末を食べさせるという奇怪な代物。

見た目はガタガタでも味は美味しいチヌの刺身。

しょうたくんがサラダを担当。
山東菜の間引き菜と千切りの大根と人参。
ゴマドレッシングを作ってくれた。

カブの塩揉みはいつきくん。
横で見てたら、「え!!!」という量の塩を入れたので、「葉も全部入れて、絞った後スダチをふんだんにいれて!」と修正した。
塩揉みは絞り過ぎてはいけない。
水分と同時に野菜の旨味が逃げてしまうからね。

掘ったばかりの里芋にヒョウタンカボチャの蒸し物。
これはたくちゃん作。
味噌をつけて食べると最高。
蒸しものは失敗がなくて、ほっとくと出来てるんで超楽。
宇多津の料亭「公楽」のオーガニックマルシェから帰って来たあっこちゃんに一同色々ダメ出しを受ける。
どうも男の料理は雑やからねー。
また今日からワクワクの解体現場。
そろそろみんなが起きて来る。
しょうたくんといつきくんは陶芸の工房、たくちゃん一家は離れに寝てる。
朝は6時にはキッチンに集まってくることにしてる。
玄米がそろそろ炊ける。
平和の圧力鍋で一回に一升五合炊く。
それを2回、一日に3升食べる。
5日で30㌔の袋が空になる計算。
お米はたくさんあるからいいとは言え、凄い量やね。
みんなでオムスビ握って弁当作る所から一日が始まる。
たくちゃんといつきくん待望の手づくり生活のレクチャー。
毎日解体現場に通ってると、手作り〇〇とかが中々できてなかった。
トマトソースの残りがあったんで、お昼にパスタマシンでパスタ。
夕方にはみんなで魚を捌いた。
朝、魚屋で「おっさんコレ入れて。」とツバス(ハマチの子)を買った直後にしょうたくんから電話。
「チヌ子をたくさんもらいました!」と。
親父の友達が釣って来たのを持って来てくれた。
ツバスは僕が捌いて土歩が刺身に引く。
いつきくんとたくちゃんはチヌ子で3枚下ろしの練習。
チヌは塩焼きとみんなが練習してガタガタの刺身を取った後のアラでお吸い物。
ステンレスカマドの直火焼きはホントに上手く焼ける。
ハマチ程脂が乗ってないにせよ、十分に美味しい。
このツバスはもちろん天然。
養殖のオリーブハマチとかが出回ってるけど、養殖という不自然な飼育をした上にオリーブの葉の粉末を食べさせるという奇怪な代物。
見た目はガタガタでも味は美味しいチヌの刺身。
しょうたくんがサラダを担当。
山東菜の間引き菜と千切りの大根と人参。
ゴマドレッシングを作ってくれた。
カブの塩揉みはいつきくん。
横で見てたら、「え!!!」という量の塩を入れたので、「葉も全部入れて、絞った後スダチをふんだんにいれて!」と修正した。
塩揉みは絞り過ぎてはいけない。
水分と同時に野菜の旨味が逃げてしまうからね。
掘ったばかりの里芋にヒョウタンカボチャの蒸し物。
これはたくちゃん作。
味噌をつけて食べると最高。
蒸しものは失敗がなくて、ほっとくと出来てるんで超楽。
宇多津の料亭「公楽」のオーガニックマルシェから帰って来たあっこちゃんに一同色々ダメ出しを受ける。
どうも男の料理は雑やからねー。
また今日からワクワクの解体現場。
そろそろみんなが起きて来る。
しょうたくんといつきくんは陶芸の工房、たくちゃん一家は離れに寝てる。
朝は6時にはキッチンに集まってくることにしてる。
玄米がそろそろ炊ける。
平和の圧力鍋で一回に一升五合炊く。
それを2回、一日に3升食べる。
5日で30㌔の袋が空になる計算。
お米はたくさんあるからいいとは言え、凄い量やね。
みんなでオムスビ握って弁当作る所から一日が始まる。
タグ :魚料理
2012年11月11日
絶対にやりたくない伝統工法の継手
養生のシート。
反対側。
それなりに解体現場っぽい。
野地板を外して垂木と合掌が露わになった。
同時進行で古い方の家の瓦を外しにかかる。
重厚で品のある棟。
どんどん投げて落とすので超速い。
本瓦なので丁寧に取ると価値は高い。
エクステリアなんかにもよく使われる。
でも、廃材天国ではバラバラにした廃瓦で屋根を葺くという眼からウロコ工法を実践してるんで、丁寧に取る必要はない。
大体、エクステリアという概念がないし。
棟木、モヤと順に外す。
棟木の追っかけ継手。
棟は大事なので複雑な仕口になってる。
モヤのアリ継手。
こんな継手も自分では絶対にやりたくない仕事。
廃材建築のコンセプトは自由でテキトー。
閃きという名の思いつきの連続。
そもそも、家作りをナメてる。
「家なんて廃材積んだだけでいいじゃん。」といういい加減さこそが信条。
美しい伝統工法を時間をかけて勉強したくないという出発点。
もちろんこういう現場に関わる程、日本の風土の中で培われてきた理にかなった伝統工法の凄さは理解できる。
でも「凄いなー。」という事と、「やりたいなー。」というモチベーションは必ずしも一致しない。
そういうもん。
イチイチ他人のやってることに感動しすぎて、「自分には能力がないし、経験がないし、出来んわー。」という負のスパイラルに入ってはいけない。
人間は自分のしたい事しか出来ないようにプログラムされてるのだ。
家とは住み方や暮らし方によって、全く異ならないとオカシイのだ。
毎日どうやって生活すんの?
朝起きて夜寝るまでの暇つぶしが生活。
折角暇つぶしするならワクワクしないとねー。
暇つぶしに仕事してるのに、その仕事がタイクツなら本末転倒もハナハダしいじゃん。
ライフスタイルによってはいかなる高価な家でも「こんな家タダでも要らんわ。」となって然るべき。
そのライフスタイル自体を自分で築くのだ。
それはマトリックスに繋がれた生き方からの解放を意味する。
決して簡単ではない。
でも苦労や困難はレジャーみたいなもん。
21世紀に入って、3、11とか起きたというのに、目が覚めないのか?
言われた通りしてりゃお日さん西々で死にはしない。
そんなのは生きてるうちに入らん!
この時代は最大のチャンスなんだ。
生きてるうちにこのチャンスを逃すな!
合掌だけになった。
ここまで丁寧に解体すると、このまんまこの家を再現するのは超簡単。
自分でノミで刻むのは嫌やけど、プラモみたいに組み立てるだけならやってもいいかも。
でも、何かヒネらなおもろないなー。
というクセが出るけど、、、。
棟の部分からこういう小さな部品が出て来た。
めっちゃ大量にあるんで、一個50円とかで売ったら儲かるな。
解体現場での昼ごはん中、夜に酒を飲みながら、とにかくセルフビルドを始めとして、オルタナティブライフの話で超盛り上がる。
自給自足、セルビルド、自由な教育、自然食、、、そんなものは目的じゃない。
それぞれが単なるツールでしかない。
目的は自分を納得させる生活を営むことだ!!!
タグ :解体
2012年11月10日
屋根の解体は大漁だー!
毎日観音寺の現場に通うにも慣れて来た。
やっと、遠方からきてるみんなも道を覚え始めた。

庭石をどけて、根っこを掘り起こした。
バールで泥を突っついて落とし、小さな根を切る。
ゴロゴロの塊になれば、陶芸の窯焚きの下焚きに使える。
さすがにこのぐらいの大きさになると廃材天国自慢の薪割り不要の焼却炉型薪ストーブにも入らないからね。
写真を取り忘れたけど、昨日は養生のシートが完成した。
作業に必死で写真ってすぐに忘れるんよね。
これにはかなり苦労した。
何せ隣の家との境目が1mぐらいしかない。
軒の出てる部分に至っては数十センチしか離れていない。

二階の瓦と土の撤去。
瓦を外して直接ダンプに投げ込むのと、瓦の下の土をすくってこれも投げ込む。
人海戦術が最も発揮される作業の一つ。
サクサク進むんで楽しい楽しい。
みんな声かけあいながら、「大漁だーーー!」みたいなムード。

大勢なので速い速い。

人参の葉のゴマ和えが最高に美味しい。
これは金時人参の葉。
と、からし菜の辛子醤油和え。
ナッツみたいなのは生落花生。

大勢居ると冷凍庫の整理が出来ていいみたい。
筍のスリおろしの揚げ団子。
餡かけの間引き大根の千切りが薬味的な働きをしてくれてる。

カボチャとナスに豆腐と味噌を乗せたグラタンもどき。
今日も現場にゴー!!!
やっと、遠方からきてるみんなも道を覚え始めた。
庭石をどけて、根っこを掘り起こした。
バールで泥を突っついて落とし、小さな根を切る。
ゴロゴロの塊になれば、陶芸の窯焚きの下焚きに使える。
さすがにこのぐらいの大きさになると廃材天国自慢の薪割り不要の焼却炉型薪ストーブにも入らないからね。
写真を取り忘れたけど、昨日は養生のシートが完成した。
作業に必死で写真ってすぐに忘れるんよね。
これにはかなり苦労した。
何せ隣の家との境目が1mぐらいしかない。
軒の出てる部分に至っては数十センチしか離れていない。
二階の瓦と土の撤去。
瓦を外して直接ダンプに投げ込むのと、瓦の下の土をすくってこれも投げ込む。
人海戦術が最も発揮される作業の一つ。
サクサク進むんで楽しい楽しい。
みんな声かけあいながら、「大漁だーーー!」みたいなムード。
大勢なので速い速い。
人参の葉のゴマ和えが最高に美味しい。
これは金時人参の葉。
と、からし菜の辛子醤油和え。
ナッツみたいなのは生落花生。
大勢居ると冷凍庫の整理が出来ていいみたい。
筍のスリおろしの揚げ団子。
餡かけの間引き大根の千切りが薬味的な働きをしてくれてる。
カボチャとナスに豆腐と味噌を乗せたグラタンもどき。
今日も現場にゴー!!!
タグ :解体
Posted by 陣 at
06:57
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2012年11月09日
生きた学校
どんどん人が増える人海戦術の解体現場。
きのうはユタカさんも加わって、7人体制。

周りが広くなってきたので、養生に入る。

風を通す寒冷紗を張った。

風呂とトイレは足場として置いといて、二階の壁面を先に剥がしておく。

外したドアをテーブルにして、毎日ここでお昼タイム。
玄米オムスビは朝、みんなで一気に作る。
シャトルシェフ(保温鍋)に味噌汁を入れて行き、更に現場に置いたカセットコンロで熱々にできる。
ロッジ(鋳物)の蓋付きフライパンで、メザシを炙ったりもできる。
あっこちゃんとノリちゃんという賄いスタッフも2人居るので常備菜も充実してる。
醤油豆とネギ味噌がよかった。

二階の瓦は超キレイな状態。

二階なのでかなり高さがある。
コンパネのアオリをつけたダンプを真下につけて、瓦を放り込む。
瓦は温度の低い焼きものなので、低い音で割れてそんなに飛び散ったりしない。
これは中々気持ちのいい作業。

現場からの帰り道にある「おおにし酒みせ」で凱陣を買った。
ここは素晴らしい純米酒の揃う酒屋。
この雄町米の無濾過生はどっしりとした中にもフルーティーな香りとキレのいい芳醇辛口。
サラサラの淡麗辛口よりも、僕の好みはどっしり系。

市場から氷詰めで持って来てくれたイカを冷凍してた。
イカって元の鮮度が良ければ、冷凍しても鮮度が落ちない。
モンゴイカやけど、ネットリしないコリコリの食感。
コレに本醸造の醤油にはビールやサラッとした酒ではダメダメ。
だからこそどっしり系の純米酒という極めて当たり前の選択。

女性陣の仕事が冴える、栗ご飯。
もち米のもっちり感とホロホロで甘い栗が超絶の組み合わせ。

シンプルな鍋にはスダチと醤油のポン酢とゴマダレの2種類の味で頂く。
春菊の間引き菜が薬味的に利いてた。
そこへ自家製柚子コショウでダメ押し。
そういう所まで行き届いて、品格のある料理になる。
まだ3日目やけど、たくちゃんやいつきくんは超テンション上がってきてる。
たくちゃんは古民家を買いたいし、いつきくんはセルフビルドに憧れる。
しょうたくんは既に完成間近の廃材建築を山口でやってるし。
かなり濃い合宿になってきた。
こういう現場を踏むと、家なんて大したことないと思える。
家、料理、医療、教育、、、自分では出来ないと思ってる呪縛から解放されるとホントに楽々。
特にたくちゃんは近々古民家を買って田舎暮らしを始めるという具体的なビジョンがはっきりしてる。
その時に床に白アリが入ってる、屋根が漏ってるというトラブルに対応できるようになる。
まずはマインドからだ。
「自分では出来ない。」という思い込みから解放されるには経験者と共にやってみるしかない。
スキルなんてやってりゃ付いてくる。
まずは職業訓練校で大工仕事を学んで、、、とかよりよっぱど早い。
もちろん個人の好みもあるのでどっちでもいいけど。
何にせよ、解体は単純に楽しい上に超学べる生きた学校。
この現場が終わる頃にはみんなさぞかし成長してることやろね♪
きのうはユタカさんも加わって、7人体制。
周りが広くなってきたので、養生に入る。
風を通す寒冷紗を張った。
風呂とトイレは足場として置いといて、二階の壁面を先に剥がしておく。
外したドアをテーブルにして、毎日ここでお昼タイム。
玄米オムスビは朝、みんなで一気に作る。
シャトルシェフ(保温鍋)に味噌汁を入れて行き、更に現場に置いたカセットコンロで熱々にできる。
ロッジ(鋳物)の蓋付きフライパンで、メザシを炙ったりもできる。
あっこちゃんとノリちゃんという賄いスタッフも2人居るので常備菜も充実してる。
醤油豆とネギ味噌がよかった。
二階の瓦は超キレイな状態。
二階なのでかなり高さがある。
コンパネのアオリをつけたダンプを真下につけて、瓦を放り込む。
瓦は温度の低い焼きものなので、低い音で割れてそんなに飛び散ったりしない。
これは中々気持ちのいい作業。
現場からの帰り道にある「おおにし酒みせ」で凱陣を買った。
ここは素晴らしい純米酒の揃う酒屋。
この雄町米の無濾過生はどっしりとした中にもフルーティーな香りとキレのいい芳醇辛口。
サラサラの淡麗辛口よりも、僕の好みはどっしり系。
市場から氷詰めで持って来てくれたイカを冷凍してた。
イカって元の鮮度が良ければ、冷凍しても鮮度が落ちない。
モンゴイカやけど、ネットリしないコリコリの食感。
コレに本醸造の醤油にはビールやサラッとした酒ではダメダメ。
だからこそどっしり系の純米酒という極めて当たり前の選択。
女性陣の仕事が冴える、栗ご飯。
もち米のもっちり感とホロホロで甘い栗が超絶の組み合わせ。
シンプルな鍋にはスダチと醤油のポン酢とゴマダレの2種類の味で頂く。
春菊の間引き菜が薬味的に利いてた。
そこへ自家製柚子コショウでダメ押し。
そういう所まで行き届いて、品格のある料理になる。
まだ3日目やけど、たくちゃんやいつきくんは超テンション上がってきてる。
たくちゃんは古民家を買いたいし、いつきくんはセルフビルドに憧れる。
しょうたくんは既に完成間近の廃材建築を山口でやってるし。
かなり濃い合宿になってきた。
こういう現場を踏むと、家なんて大したことないと思える。
家、料理、医療、教育、、、自分では出来ないと思ってる呪縛から解放されるとホントに楽々。
特にたくちゃんは近々古民家を買って田舎暮らしを始めるという具体的なビジョンがはっきりしてる。
その時に床に白アリが入ってる、屋根が漏ってるというトラブルに対応できるようになる。
まずはマインドからだ。
「自分では出来ない。」という思い込みから解放されるには経験者と共にやってみるしかない。
スキルなんてやってりゃ付いてくる。
まずは職業訓練校で大工仕事を学んで、、、とかよりよっぱど早い。
もちろん個人の好みもあるのでどっちでもいいけど。
何にせよ、解体は単純に楽しい上に超学べる生きた学校。
この現場が終わる頃にはみんなさぞかし成長してることやろね♪
タグ :解体
2012年11月08日
大ハンマーに憧れる子ども達
家を作るのも家を解体するのも自分の出来る範囲でやる。
今回の依頼主のスミエさんは10年前ぐらいからの知り合い。
基本はスミエさん夫妻が自分たちでやってるのを僕らがお手伝いするというのが基本のスタイル。
実際には僕が慣れてるので棟梁的な立場になるけど、スミエさん夫妻も毎日一日中細々した片づけを手伝ってくれるので超助かる。
居候以外の通いのハラさんやナオコさんも含めると、実に6人がかり。
そこに昨日は野遊と土歩も「行きたいー!」と参加。

分かりにくいけど、これは大ハンマーでコンクリートを壊してる所。
「スゲー!」といった眼差しで見つめる。

石頭ハンマー(片手仕様の軽いハンマー)で挑戦。

ここは結構街中なので、隣の家が超接近してる。
スミエさん夫妻が近所中にお菓子を持って挨拶に回ってくれたり、仕事中にも色々気使ってくれるので助かる。
お隣りさんも、「ウチの敷地のもので作業の邪魔になるものは自由に動かしてくれたらええきんな。」と言ってくれる。
でも、こんだけ近いと足場丸太を建てて、養生のシートはしないといけない。

裏の三角に飛び出てる部分に取り掛かる。

2階建ての新しい方の家もプリントを剥がせば中は土壁。
グラスウールの断熱材が入った家じゃなくてよかった。
この三角の部分のあるうちに剥がしておく。

またコンクリートの部分ができたので、早速壊し始める。
子ども達はハンマー作業が楽しくってしかたがない。
夜ごはんの後はみんなでタイコのリズムでセッションしたり、子ども達も大勢の合宿体制で楽しいみたい。
たまに大勢になって、またひと段落したら家族だけとか、メリハリがあると一番いいんちゃうかな。
今回の依頼主のスミエさんは10年前ぐらいからの知り合い。
基本はスミエさん夫妻が自分たちでやってるのを僕らがお手伝いするというのが基本のスタイル。
実際には僕が慣れてるので棟梁的な立場になるけど、スミエさん夫妻も毎日一日中細々した片づけを手伝ってくれるので超助かる。
居候以外の通いのハラさんやナオコさんも含めると、実に6人がかり。
そこに昨日は野遊と土歩も「行きたいー!」と参加。
分かりにくいけど、これは大ハンマーでコンクリートを壊してる所。
「スゲー!」といった眼差しで見つめる。
石頭ハンマー(片手仕様の軽いハンマー)で挑戦。
ここは結構街中なので、隣の家が超接近してる。
スミエさん夫妻が近所中にお菓子を持って挨拶に回ってくれたり、仕事中にも色々気使ってくれるので助かる。
お隣りさんも、「ウチの敷地のもので作業の邪魔になるものは自由に動かしてくれたらええきんな。」と言ってくれる。
でも、こんだけ近いと足場丸太を建てて、養生のシートはしないといけない。
裏の三角に飛び出てる部分に取り掛かる。
2階建ての新しい方の家もプリントを剥がせば中は土壁。
グラスウールの断熱材が入った家じゃなくてよかった。
この三角の部分のあるうちに剥がしておく。
またコンクリートの部分ができたので、早速壊し始める。
子ども達はハンマー作業が楽しくってしかたがない。
夜ごはんの後はみんなでタイコのリズムでセッションしたり、子ども達も大勢の合宿体制で楽しいみたい。
たまに大勢になって、またひと段落したら家族だけとか、メリハリがあると一番いいんちゃうかな。
タグ :解体
2012年11月07日
解体は格闘技だ
観音寺の解体現場の破壊始動。

こんな家。

まずは手前の倉庫部分から壊し始める。
簡単な木造で、ラスの上にモルタルを塗った仕上げ。
そのモルタルを叩いて落とす。

同時に屋根の瓦棒の平トタンも剥がしにかかる。

庭木もチェーンソーでドバドバッとカットしていく。

棟梁の僕、しょうたくん、たくちゃん、途中からはハラさん、丸亀のナオコさんも参加。
施主のスミエさん夫妻も細々とした片づけを手伝ってくれる。

屋根部分がなくなり、グラグラの状態。

白い倉庫部分はほぼ壊し終えた。
庭のマツやマキ、バベもほとんど切ってしまった。

今日からはここにダンプを入れられるので、やりやすくなる。

前日の切干し大根の残りとオカラで???ボール。
スダチと甘酢餡で頂く。

「くぼさんのとうふ」のがんもどきとカボチャの煮物。

ツルムラサキとエリンギの煮浸し。

神山の山芋の梅酢和え。
秋山家5人+しょうたくん、たくちゃんノリちゃん夫婦にこうしくん、いつきくんも合流して10人の合宿体制。
玄米ご飯の炊く量が半端じゃない。
風呂も順番で入らないといけない。
それでも、このぐらいは許容範囲内。
というか増えれば増えたように対応するので、そもそも許容範囲などという枠はない。
特に解体作業は人海戦術。
たくさん居て困ることはない。
しかし、久しぶりの解体!
めっちゃくちゃ楽しい!!!
家は作るより壊す方が絶対に楽しいね。
何が楽しいって、超サクサク進んでいくのが一番。
悩むことが一切ない。
もちろん、あらゆる解体現場に通って、こういう古い家の構造は知り尽してるし。
先日解体はスポーツだと言うたけど、昨日の現場でしょうたくんが「陣さんの場合、スポーツよりも格闘技ですよねー。」と。
確かに、ステンレスの中空解体バールを持って解体する様子はさながらストリートファイターⅡ。
このバールのスキルは12年間の廃材建築の中でも初期の解体現場通いで磨かれた。
解体も建築も単に腕力だけじゃない。
特に解体はテコの使い方一つで超楽にバラしてゆける。
中でもたくちゃんは初めてなので、道具の名前から勉強。
彼は田舎の古民家を買って生活するのが目標なので、修理やリフォームなどに活かしたいと。
家を作る、古民家を直しながら住む。
どっちにせよ、まずは解体から!
解体することで家の構造が分かる。
何度も解体現場に足を運ぶことで、上手く簡単に欲しいサッシが外せるようになる。
今回も、アルミサッシや木材などの状態のいい廃材は全て廃材天国に持ち帰る。
これも最大のメリット。
さあ、今日からはメンバーも増えたし益々壊すでーーー!!!
こんな家。
まずは手前の倉庫部分から壊し始める。
簡単な木造で、ラスの上にモルタルを塗った仕上げ。
そのモルタルを叩いて落とす。
同時に屋根の瓦棒の平トタンも剥がしにかかる。
庭木もチェーンソーでドバドバッとカットしていく。
棟梁の僕、しょうたくん、たくちゃん、途中からはハラさん、丸亀のナオコさんも参加。
施主のスミエさん夫妻も細々とした片づけを手伝ってくれる。
屋根部分がなくなり、グラグラの状態。
白い倉庫部分はほぼ壊し終えた。
庭のマツやマキ、バベもほとんど切ってしまった。
今日からはここにダンプを入れられるので、やりやすくなる。
前日の切干し大根の残りとオカラで???ボール。
スダチと甘酢餡で頂く。
「くぼさんのとうふ」のがんもどきとカボチャの煮物。
ツルムラサキとエリンギの煮浸し。
神山の山芋の梅酢和え。
秋山家5人+しょうたくん、たくちゃんノリちゃん夫婦にこうしくん、いつきくんも合流して10人の合宿体制。
玄米ご飯の炊く量が半端じゃない。
風呂も順番で入らないといけない。
それでも、このぐらいは許容範囲内。
というか増えれば増えたように対応するので、そもそも許容範囲などという枠はない。
特に解体作業は人海戦術。
たくさん居て困ることはない。
しかし、久しぶりの解体!
めっちゃくちゃ楽しい!!!
家は作るより壊す方が絶対に楽しいね。
何が楽しいって、超サクサク進んでいくのが一番。
悩むことが一切ない。
もちろん、あらゆる解体現場に通って、こういう古い家の構造は知り尽してるし。
先日解体はスポーツだと言うたけど、昨日の現場でしょうたくんが「陣さんの場合、スポーツよりも格闘技ですよねー。」と。
確かに、ステンレスの中空解体バールを持って解体する様子はさながらストリートファイターⅡ。
このバールのスキルは12年間の廃材建築の中でも初期の解体現場通いで磨かれた。
解体も建築も単に腕力だけじゃない。
特に解体はテコの使い方一つで超楽にバラしてゆける。
中でもたくちゃんは初めてなので、道具の名前から勉強。
彼は田舎の古民家を買って生活するのが目標なので、修理やリフォームなどに活かしたいと。
家を作る、古民家を直しながら住む。
どっちにせよ、まずは解体から!
解体することで家の構造が分かる。
何度も解体現場に足を運ぶことで、上手く簡単に欲しいサッシが外せるようになる。
今回も、アルミサッシや木材などの状態のいい廃材は全て廃材天国に持ち帰る。
これも最大のメリット。
さあ、今日からはメンバーも増えたし益々壊すでーーー!!!
タグ :解体
2012年11月07日
「月の庭」岡田桂織さんの料理教室、2回目の開催決定
三重県の亀山にあった、マクロビオティック居酒屋「月の庭」。
そこの岡田佳織さんの料理教室が廃材天国で開かれるよ。

去年の9/に行われた教室の様子。

大勢参加してくれたねー。
http://kadoya.ashita-sanuki.jp/e460204.html
その時の日記。
桂織さんの料理+ウチでの薪調理というのが更に面白い。
一年経って、またグレードアップしてるに違いない桂織さんに会えるのが楽しみー。
以下、ピクシーのナ~タンからの案内でっす!!!
岡田桂織さんさしすせそ料理教室のご案内
久しぶりに桂樹庵の岡田桂織さんの料理教室が
決定しました。
楽しみです。
食の大切さを震災以前からずっと伝え続けていた
桂織さんの教室は料理だけでなく興味深いお話が
満載。
料理教室後 帰ってご飯を作ったら家族が
美味しい!と間違いなく言ってくれるお教室。
皆さんも是非!!
お教室代は¥5000です。
12/7(金)
場 廃材天国
丸亀市金倉町526-3(駐車場有り)
問 0877-55-5525
一部10:00~
二部15:00~
(所要時間は大体3時間で終わるコースです)
注1
7(水)の廃材天国はガスやIHじゃなく薪での
料理になりますのでお時間が少し押したりするかもですが
それも楽しんで下さい~。
主あっこちゃんからは白いエプロンはお辞め下さいとの事(笑)。
注2
駐車場は台数に限りがありますので
それぞれの場主さんにお問い合わせ下さい。
参加ご予約はpixie迄 MAIL info@pixie.cc
メールでお願いします。
メールに お名前 電話番号 参加したい日・部と場所
をお書き下さいませ。
数日後にはこちらから返信致します。
その後のお問い合わせは受けたい教室の場所それぞれが主催と
なりますのでそちらにお問い合わせ下さい。
当日の献立はまだ決まっておりませんのですみません。
追って当ブログにてお知らせ致します。
お持ち頂く物は
エプロン 手拭い まな板(無くても大丈夫です) 包丁 筆記用具
予約後のキャンセルについて :
キャンセルは基本的に受け付けしていません。
※やむおえない場合のキャンセルは、
キャンセル料として参加費の50% (2,500円 ) を頂戴いたします。
いつもすぐに予約が一杯になりますので
お早めのご予約をお勧め致します。
この機会にこれからの時代に必要な『食』の
大切さを桂織さんを通して学んでみてはいかがでしょうか?
普通の料理教室では得られない事が感じれますよ~~。
岡田桂織さんプロフィール
三重県・亀山市在住 自然食レストラン『月の庭』
のオーナーシェフ
去年震災を機にオープンから14年と半年でお店を閉店
その後自身の料理教室『桂樹庵』と共に
1980年代から反原発運動に関わって来た桂織さんは
被災地に出向き炊き出しをしたり三重・福島キャンプと滞在ネットワーク
にて活動をされています。
『こんな時だからこそ!おいしいごはんが大切!』
を伝えるべく日々活躍されています。
そこの岡田佳織さんの料理教室が廃材天国で開かれるよ。
去年の9/に行われた教室の様子。
大勢参加してくれたねー。
http://kadoya.ashita-sanuki.jp/e460204.html
その時の日記。
桂織さんの料理+ウチでの薪調理というのが更に面白い。
一年経って、またグレードアップしてるに違いない桂織さんに会えるのが楽しみー。
以下、ピクシーのナ~タンからの案内でっす!!!
岡田桂織さんさしすせそ料理教室のご案内
久しぶりに桂樹庵の岡田桂織さんの料理教室が
決定しました。
楽しみです。
食の大切さを震災以前からずっと伝え続けていた
桂織さんの教室は料理だけでなく興味深いお話が
満載。
料理教室後 帰ってご飯を作ったら家族が
美味しい!と間違いなく言ってくれるお教室。
皆さんも是非!!
お教室代は¥5000です。
12/7(金)
場 廃材天国
丸亀市金倉町526-3(駐車場有り)
問 0877-55-5525
一部10:00~
二部15:00~
(所要時間は大体3時間で終わるコースです)
注1
7(水)の廃材天国はガスやIHじゃなく薪での
料理になりますのでお時間が少し押したりするかもですが
それも楽しんで下さい~。
主あっこちゃんからは白いエプロンはお辞め下さいとの事(笑)。
注2
駐車場は台数に限りがありますので
それぞれの場主さんにお問い合わせ下さい。
参加ご予約はpixie迄 MAIL info@pixie.cc
メールでお願いします。
メールに お名前 電話番号 参加したい日・部と場所
をお書き下さいませ。
数日後にはこちらから返信致します。
その後のお問い合わせは受けたい教室の場所それぞれが主催と
なりますのでそちらにお問い合わせ下さい。
当日の献立はまだ決まっておりませんのですみません。
追って当ブログにてお知らせ致します。
お持ち頂く物は
エプロン 手拭い まな板(無くても大丈夫です) 包丁 筆記用具
予約後のキャンセルについて :
キャンセルは基本的に受け付けしていません。
※やむおえない場合のキャンセルは、
キャンセル料として参加費の50% (2,500円 ) を頂戴いたします。
いつもすぐに予約が一杯になりますので
お早めのご予約をお勧め致します。
この機会にこれからの時代に必要な『食』の
大切さを桂織さんを通して学んでみてはいかがでしょうか?
普通の料理教室では得られない事が感じれますよ~~。
岡田桂織さんプロフィール
三重県・亀山市在住 自然食レストラン『月の庭』
のオーナーシェフ
去年震災を機にオープンから14年と半年でお店を閉店
その後自身の料理教室『桂樹庵』と共に
1980年代から反原発運動に関わって来た桂織さんは
被災地に出向き炊き出しをしたり三重・福島キャンプと滞在ネットワーク
にて活動をされています。
『こんな時だからこそ!おいしいごはんが大切!』
を伝えるべく日々活躍されています。
タグ :料理教室
2012年11月06日
居候たち合流
昨日、弟子居候たちの集合日。
しょうたくんから朝、電話「広島あたりで車が横転したんですーーー!!!」と。
ハンドル操作が不安定になって、急ハンドルを切って、軽バンなので車体が浮いて横転したと。
しばらくして、「おそらく車の復旧は望めないので廃車手続きを済ませました。」と電話。
「怪我はないのでレンタカー借りて向かいます。」と。
広島で借りてこっちで返すと2万4千円とか。
で、天ぷらカーで迎えに行くことにした。

天ぷらカーに乗る前のウチのサンバーをしょうたくんが乗ってた。
フロントガラスは大破。

こっちが倒れた面。

完全に平行四辺形に変形して、フロントガラスが入らないどころか、完全にスクラップ。

よく、この状態で怪我がなかったよねー。
横転した後、反対車線に突っ込んだみたいなので、対向車のトラックでもあったら命はなかったかも。
奇跡的というか、、、。
帰ると、たくちゃん、のりちゃんも合流してて、ご飯が出来てた。

チヂミ。

蒸し野菜にはゴマダレとバジルペースト。

切干し大根。

ここに、まだいつきくんという若者が今日合流する。
今日から観音寺の解体現場に通う日々。
やるでーーー!!!
しょうたくんから朝、電話「広島あたりで車が横転したんですーーー!!!」と。
ハンドル操作が不安定になって、急ハンドルを切って、軽バンなので車体が浮いて横転したと。
しばらくして、「おそらく車の復旧は望めないので廃車手続きを済ませました。」と電話。
「怪我はないのでレンタカー借りて向かいます。」と。
広島で借りてこっちで返すと2万4千円とか。
で、天ぷらカーで迎えに行くことにした。
天ぷらカーに乗る前のウチのサンバーをしょうたくんが乗ってた。
フロントガラスは大破。
こっちが倒れた面。
完全に平行四辺形に変形して、フロントガラスが入らないどころか、完全にスクラップ。
よく、この状態で怪我がなかったよねー。
横転した後、反対車線に突っ込んだみたいなので、対向車のトラックでもあったら命はなかったかも。
奇跡的というか、、、。
帰ると、たくちゃん、のりちゃんも合流してて、ご飯が出来てた。
チヂミ。
蒸し野菜にはゴマダレとバジルペースト。
切干し大根。
ここに、まだいつきくんという若者が今日合流する。
今日から観音寺の解体現場に通う日々。
やるでーーー!!!
タグ :居候
2012年11月05日
秋の出店ラッシュ終了
10月からの毎週末の出店ラッシュがやっと終わった。
11/3、4は宇多津の収穫祭に行って来た。

玄米オムスビ、玄米ライスバーガー、マクロビスイーツ、移動式ピザ窯による薪で焼くピッツァ。
玄米珈琲、ビワエキス、手作り味噌を求めるコアなファンも居た。
「廃材天国」とか看板掲げてて、「どこかでお店されてるんですか?」とよく聞かれるけど、店はしないので別に宣伝効果はない。
あっこちゃんはしきりに「廃材で自分で建てた家で、薪で料理して暮らしてるんです。」とお客に説明するけど、こういうイベントでソコアピールしてどうなん?
お客からすると逆に「廃材???」とか引く人もおると思われる。
もちろんそれでもいい。
別に廃材生活をアピールしたい訳じゃないけど、手植えで天日乾燥の玄米を平和の圧力鍋に自作の壺を入れて炊いたモチモチ玄米は絶対に美味しい。
北海道産の強力粉と香川県産のさぬきの夢2000とを自家製酵母で発酵させた生地に手作りのソースと野菜をトッピングしたピザも絶対に美味しい。
「素材と調理法がよければ確実に美味しいのだ!」という所は是非アピールしたい部分。
居候のみこさんも「めちゃくちゃ美味しいですよー!」と張り切って売り子をしてくれた。
ピザ窯担当はいつもハラさんが応援に来てくれて大助かり。
野遊はピザの取り分け、土歩は皿洗い、ここでも家内制手工業の威力が発揮された。
ほんと、子ども達はよく働く。
お客からは「えらいねー。」と言われるけど、彼等からすると、ピンとこないよう。
やりたくてやってる訳やからねー。
にこちゃんにはまだ難しいけど、、、。
それでも、兄貴の姿を見て彼女も次々とやりたくなってきてる。
とにかく子どもは大人の真似がしたいし、大人に認められたい。
これはどこの子も一緒。
ウチの子らはずっとそれをやり続けて来てるんで、色んなスキルがついてきた。
学校に行ってなくても、勉強が出来なくても、彼等が生きていくのに困るという事態は起こりようがない。
このイベントは町の主催で、宇多津駅のドまん前でのイベントの割におもしろい。
まず、丸亀のお城祭りのようなテキ屋が全く居ない。
漁師さんや魚の問屋関係の店がズラリと並び、高知の刃物、愛媛はじゃこてん、徳島は農家の野菜という地域の物産の店。
飲食ブースも居酒屋や個人の出店で以外と買いたいものがある。
もちろんイベント特有のジャンクフードも多いけど、手作り系のものも多くて面白かった。

徳島の神山から出店してた農家グループのブースで買った。
手前の「宇宙芋」とは巨大なムカゴだそう。
刻んでご飯と炊いたり、スライスして天ぷらなどがオススメだそうな。
ヒョウタンカボチャや山芋も嬉しい。

一番手前のは高知の「沖うるめ」というキスの仲間だそう。
薪の直火で焼くと脂のノリが凄まじいけど、スダチをかけると上品な味だった。
瀬戸内海産のアミエビやちりめんじゃこも安くて嬉しい。
上のイワシの一夜干しと小さな干物「ほたれイワシ」も絶対に美味しい最高の品。

ヘトヘトになって帰って来ると、いつも持って来てくれてる「住み心地工房」から薪が届いてた。
キチンとコンテナに入れてくれてて、超ありがたい。
出店続きで、キッチン用の細かい薪が減ってきてたんで丁度よかった。
こういう廃材を頂いて生活できるってほんとにありがたい。
さあ、今日からは新たな居候でごった返す。
明日からの解体工事は5、6人で取り掛かるからね。
今日のうちに畑仕事や天ぷら油の回収なんかを片づけておかないといけない。
それがまた楽しい作業やから言うことナッシング!!!
11/3、4は宇多津の収穫祭に行って来た。
玄米オムスビ、玄米ライスバーガー、マクロビスイーツ、移動式ピザ窯による薪で焼くピッツァ。
玄米珈琲、ビワエキス、手作り味噌を求めるコアなファンも居た。
「廃材天国」とか看板掲げてて、「どこかでお店されてるんですか?」とよく聞かれるけど、店はしないので別に宣伝効果はない。
あっこちゃんはしきりに「廃材で自分で建てた家で、薪で料理して暮らしてるんです。」とお客に説明するけど、こういうイベントでソコアピールしてどうなん?
お客からすると逆に「廃材???」とか引く人もおると思われる。
もちろんそれでもいい。
別に廃材生活をアピールしたい訳じゃないけど、手植えで天日乾燥の玄米を平和の圧力鍋に自作の壺を入れて炊いたモチモチ玄米は絶対に美味しい。
北海道産の強力粉と香川県産のさぬきの夢2000とを自家製酵母で発酵させた生地に手作りのソースと野菜をトッピングしたピザも絶対に美味しい。
「素材と調理法がよければ確実に美味しいのだ!」という所は是非アピールしたい部分。
居候のみこさんも「めちゃくちゃ美味しいですよー!」と張り切って売り子をしてくれた。
ピザ窯担当はいつもハラさんが応援に来てくれて大助かり。
野遊はピザの取り分け、土歩は皿洗い、ここでも家内制手工業の威力が発揮された。
ほんと、子ども達はよく働く。
お客からは「えらいねー。」と言われるけど、彼等からすると、ピンとこないよう。
やりたくてやってる訳やからねー。
にこちゃんにはまだ難しいけど、、、。
それでも、兄貴の姿を見て彼女も次々とやりたくなってきてる。
とにかく子どもは大人の真似がしたいし、大人に認められたい。
これはどこの子も一緒。
ウチの子らはずっとそれをやり続けて来てるんで、色んなスキルがついてきた。
学校に行ってなくても、勉強が出来なくても、彼等が生きていくのに困るという事態は起こりようがない。
このイベントは町の主催で、宇多津駅のドまん前でのイベントの割におもしろい。
まず、丸亀のお城祭りのようなテキ屋が全く居ない。
漁師さんや魚の問屋関係の店がズラリと並び、高知の刃物、愛媛はじゃこてん、徳島は農家の野菜という地域の物産の店。
飲食ブースも居酒屋や個人の出店で以外と買いたいものがある。
もちろんイベント特有のジャンクフードも多いけど、手作り系のものも多くて面白かった。
徳島の神山から出店してた農家グループのブースで買った。
手前の「宇宙芋」とは巨大なムカゴだそう。
刻んでご飯と炊いたり、スライスして天ぷらなどがオススメだそうな。
ヒョウタンカボチャや山芋も嬉しい。
一番手前のは高知の「沖うるめ」というキスの仲間だそう。
薪の直火で焼くと脂のノリが凄まじいけど、スダチをかけると上品な味だった。
瀬戸内海産のアミエビやちりめんじゃこも安くて嬉しい。
上のイワシの一夜干しと小さな干物「ほたれイワシ」も絶対に美味しい最高の品。
ヘトヘトになって帰って来ると、いつも持って来てくれてる「住み心地工房」から薪が届いてた。
キチンとコンテナに入れてくれてて、超ありがたい。
出店続きで、キッチン用の細かい薪が減ってきてたんで丁度よかった。
こういう廃材を頂いて生活できるってほんとにありがたい。
さあ、今日からは新たな居候でごった返す。
明日からの解体工事は5、6人で取り掛かるからね。
今日のうちに畑仕事や天ぷら油の回収なんかを片づけておかないといけない。
それがまた楽しい作業やから言うことナッシング!!!
タグ :出店
2012年11月02日
東京から母子居候来廃
先日からメールでやりとりして、廃材天国の弟子型居候として合格したミコさん親子。
野遊と同学年(10)のナホちゃんと土歩と同学年(8)のノンたんと3人での来廃。
ミコさんはNPO法人ネットワーク「地球村」の通信にウチが載ってるのを読んで、メールしてきた。
僕ら夫婦がこういう生活に入ったキッカケの「地球村」の会員さんということはさぞかし骨のある方と予想してたら、予想を上回るマニアック度炸裂。
東京でも自然食のNPO[オルター」の宅配を取ってたり、かつては岡山の「百姓屋敷わら」にも来たことのあるマニアさ。
もちろん東京では実際に農的な暮らしじゃないのでウチに体験に来てくれた。
娘さんたちもしっかり自分の意見を持ってて、「六本木や渋谷になんか行きたくない!」という感性の持ち主。

早速にこちゃんを交えて女の子同士で、シーソー遊び。
このシーソーも廃材天国建設中に作って、最早5年ぐらいになる。
雨ざらしだけど、材がしっかりしてて未だ健在。
1、2年全く使われてない時期もあったけど、最近はにこちゃんのお気に入り。
こういうオモチャはそういうもの。

野遊に指導されるのは先日のテレビのレポーターだけじゃなく、来廃者全員。
薪料理も底が煤まみれの鍋の洗い方も一から学ぶ。
ヤル気がある者は吸収力が凄いね。

これはみんなでスコーン作り中。
野遊の得意なスコーン作りをみんなでやろうということになった。
この間、土歩とノンたんはターザンロープ三昧。

みんなで作ってみんなで食べる。
厚揚げとネギとジャガイモの味噌煮、ネギとモヤシとマテ貝の和えもの。
ハラさんが太ネギを持って来てくれたので、ジャンジャン使えて嬉しい。
居候で同学年というのは初めてで子ども同士で盛り上がる。
食事が終わるや否や、みんなでターザンロープの取り合いで超はしゃぎまくる。
とにかく何やっても爆笑。
大人も見てるだけで楽しい。
実は11/3、4は宇多津の「収穫祭」への移動式ピザ窯出店!
10月からの毎週末の出店ラッシュの大トリ。
テント劇「どくんご」の時にもピザは焼いたけど、廃材天国から移動するのは春以来の移動式ピザ窯。
こういうイベントの仕込みの時の居候は渡りに船状態で超助かる。
出店の仕込みもさることながら、食事の用意、風呂焚き、洗濯、畑の世話、、、一日や二日では中々慣れるだけでも精一杯やと思うけど、みんなよくやってくれる。
ほんとにありがたい。
向こうは、「是非行かせて下さい!」、こっちは「来てくれて超助かるー!」というお互いに金を介さずにメリットのある関係性。
この「お互いにメリットがある」と言う所が超大事。
自分が我慢して社会貢献しようというのは、実は貢献になってない。
自分がやりたい事やってて、来る人も感動してくれて、引いては社会に影響を与えることになる。
そういうので十分。
「社会を変える!」
「みんなのために生きる!」
というような崇高な目線じゃないのだ。
社会の中でも求める者はこの甘い水の味についてくる。
それでライフスタイルが変わる者はそれで良かったと思えばいい。
世の中需要と供給で成り立ってる。
この廃材ライフの供給に需要が迫ってくればくる程、よっぽどこちらが来て欲しい者しか来られなくなる。
それは当然の事。
来たいと思う者はよほどの覚悟&予備勉強がないと無理でっせー♪
野遊と同学年(10)のナホちゃんと土歩と同学年(8)のノンたんと3人での来廃。
ミコさんはNPO法人ネットワーク「地球村」の通信にウチが載ってるのを読んで、メールしてきた。
僕ら夫婦がこういう生活に入ったキッカケの「地球村」の会員さんということはさぞかし骨のある方と予想してたら、予想を上回るマニアック度炸裂。
東京でも自然食のNPO[オルター」の宅配を取ってたり、かつては岡山の「百姓屋敷わら」にも来たことのあるマニアさ。
もちろん東京では実際に農的な暮らしじゃないのでウチに体験に来てくれた。
娘さんたちもしっかり自分の意見を持ってて、「六本木や渋谷になんか行きたくない!」という感性の持ち主。
早速にこちゃんを交えて女の子同士で、シーソー遊び。
このシーソーも廃材天国建設中に作って、最早5年ぐらいになる。
雨ざらしだけど、材がしっかりしてて未だ健在。
1、2年全く使われてない時期もあったけど、最近はにこちゃんのお気に入り。
こういうオモチャはそういうもの。
野遊に指導されるのは先日のテレビのレポーターだけじゃなく、来廃者全員。
薪料理も底が煤まみれの鍋の洗い方も一から学ぶ。
ヤル気がある者は吸収力が凄いね。
これはみんなでスコーン作り中。
野遊の得意なスコーン作りをみんなでやろうということになった。
この間、土歩とノンたんはターザンロープ三昧。
みんなで作ってみんなで食べる。
厚揚げとネギとジャガイモの味噌煮、ネギとモヤシとマテ貝の和えもの。
ハラさんが太ネギを持って来てくれたので、ジャンジャン使えて嬉しい。
居候で同学年というのは初めてで子ども同士で盛り上がる。
食事が終わるや否や、みんなでターザンロープの取り合いで超はしゃぎまくる。
とにかく何やっても爆笑。
大人も見てるだけで楽しい。
実は11/3、4は宇多津の「収穫祭」への移動式ピザ窯出店!
10月からの毎週末の出店ラッシュの大トリ。
テント劇「どくんご」の時にもピザは焼いたけど、廃材天国から移動するのは春以来の移動式ピザ窯。
こういうイベントの仕込みの時の居候は渡りに船状態で超助かる。
出店の仕込みもさることながら、食事の用意、風呂焚き、洗濯、畑の世話、、、一日や二日では中々慣れるだけでも精一杯やと思うけど、みんなよくやってくれる。
ほんとにありがたい。
向こうは、「是非行かせて下さい!」、こっちは「来てくれて超助かるー!」というお互いに金を介さずにメリットのある関係性。
この「お互いにメリットがある」と言う所が超大事。
自分が我慢して社会貢献しようというのは、実は貢献になってない。
自分がやりたい事やってて、来る人も感動してくれて、引いては社会に影響を与えることになる。
そういうので十分。
「社会を変える!」
「みんなのために生きる!」
というような崇高な目線じゃないのだ。
社会の中でも求める者はこの甘い水の味についてくる。
それでライフスタイルが変わる者はそれで良かったと思えばいい。
世の中需要と供給で成り立ってる。
この廃材ライフの供給に需要が迫ってくればくる程、よっぽどこちらが来て欲しい者しか来られなくなる。
それは当然の事。
来たいと思う者はよほどの覚悟&予備勉強がないと無理でっせー♪
タグ :居候
2012年11月02日
廃材の籾すり場で籾すり
脱穀も終わり、今度は籾すり。
これは毎年、一軒目の廃材ハウスの土地を貸してくれてた河野さん所でやってもらう。

とんでもない量のもみ殻が積もる河野さんの籾すり場。
実はここも廃材セルフビルド。
昔の木の電柱を穴掘って埋め込んで使うという工法はここから学んだ。

とにかくサイズがデカイ。
右の上の段の白い乾燥機が2、5mはあるので、この建物の大きさが凄いことが分かる。
もちろんこのトタンも廃材。
河野さんの周りの田舎のおっちゃんたちは、どこで鶏舎が解体されるとかいう情報に鋭敏。
僕もこの地で廃材集めのノウハウを学んだ。

工場がセルフビルドってだけじゃなく、籾を乾燥させる乾燥機も農家の納屋から発掘してきてる。
30年、40年前の機械も河野さんがバラして直して使う。
こういう機械類に金をかけないから農家は安く籾すりさせてもらえる。
ここに来る農家は脱JA型の猛者が多い。
今のJAのシステムはカントリーエレベータと言って、コンバインで刈り取った籾を大きなプラントに集約して、乾燥から籾すり、冷蔵保管までしてくれる。
もちろん多大な金を払わされることは必至やし、何よりみんなが持ってきたお米はごちゃ混ぜになり、自分の作ったお米が個別に管理されたりしない。
百姓が自分の作ったお米を食べられないという事態になってきてる。

ウチの籾は自然乾燥されてきてるので、乾燥機に入れる必要はなく、直接このベルトコンベアーで籾すり機の上部の箱に投入する。

上の奥が籾すり機。
2年前、河野さんの主催する「アートで田んぼ」に呼んだ「渋さしらズ」のカオスオーケストラがここでライブした。

ハーベスタから袋に入れた籾は60袋以上だったので、軽トラ2台と天ぷらカーに分けて行ってた。
籾すり後は30㌔の袋に計量してキチッと入れて、50袋!
2袋で一俵なので、25俵採れた。
去年より5、6袋多い。
しかもイモチ病も紋枯病も来てなくて、キレイな玄米やった。
数々の農家のお米を見てる河野さんにも合格点を頂いた。
これを一年かけて実家、ウチ、弟家族の3家族で消費する。
この玄米は毎日薪で焚いて食べる以外に、麹に加工して甘酒にしたり、麦芽と合わせて米飴にしたり、豆と麹で一年分の味噌にしたり、黒煎り玄米珈琲にしたり、トコトン利用する。
クダケと言う籾すり時にでるクズ米は鶏の餌になる。
もみ殻はコンポストトイレに毎回投入したり、と全く無駄がない。
言わばお米ありきの生活。
お米が一年分自給できてるってホントにありがたい。
とりあえず玄米さえ炊いとけば食事の用意は7、8割出来たようなモン。
他にも一年分の味噌や梅干しがストックされてるので、超楽チン。
後はキッチンの前の菜園から何か採ってきて料理する。
毎日それの繰り返しで、バリエーション豊かな食生活が満喫できる。
ほんと、瑞穂の国日本に生まれてよかった!
戦後、お米ばかり食べてると脳の発達に支障をきたすという洗脳がアメリカから来て、給食からパン食と粉ミルクが導入された。
動物性たんぱく質が足りないとか、牛乳飲まないとカルシウムが不足するとか、まことしやかに医者や学者がのたまった。
僕らの両親ぐらいの団塊の世代がそれの最大の被害者。
そういう時代も過ぎ、マクロビオティックや玄米食が若い女性雑誌にも載るようになった。
と言っても、食の価値観も超多様化してる。
〇〇が体にいい、△△が悪いという枝葉末節に囚われるな!
ご飯を食べる。
粉ものを減らす。
ご飯で腹一杯にして、余計な加工品を食べない。
それには一年以上かけて熟成した味噌や醤油が必携。
もちろんその上で、和洋中エスニックと色々取り入れて飽きないように楽しむのだ。
これは毎年、一軒目の廃材ハウスの土地を貸してくれてた河野さん所でやってもらう。
とんでもない量のもみ殻が積もる河野さんの籾すり場。
実はここも廃材セルフビルド。
昔の木の電柱を穴掘って埋め込んで使うという工法はここから学んだ。
とにかくサイズがデカイ。
右の上の段の白い乾燥機が2、5mはあるので、この建物の大きさが凄いことが分かる。
もちろんこのトタンも廃材。
河野さんの周りの田舎のおっちゃんたちは、どこで鶏舎が解体されるとかいう情報に鋭敏。
僕もこの地で廃材集めのノウハウを学んだ。
工場がセルフビルドってだけじゃなく、籾を乾燥させる乾燥機も農家の納屋から発掘してきてる。
30年、40年前の機械も河野さんがバラして直して使う。
こういう機械類に金をかけないから農家は安く籾すりさせてもらえる。
ここに来る農家は脱JA型の猛者が多い。
今のJAのシステムはカントリーエレベータと言って、コンバインで刈り取った籾を大きなプラントに集約して、乾燥から籾すり、冷蔵保管までしてくれる。
もちろん多大な金を払わされることは必至やし、何よりみんなが持ってきたお米はごちゃ混ぜになり、自分の作ったお米が個別に管理されたりしない。
百姓が自分の作ったお米を食べられないという事態になってきてる。
ウチの籾は自然乾燥されてきてるので、乾燥機に入れる必要はなく、直接このベルトコンベアーで籾すり機の上部の箱に投入する。
上の奥が籾すり機。
2年前、河野さんの主催する「アートで田んぼ」に呼んだ「渋さしらズ」のカオスオーケストラがここでライブした。
ハーベスタから袋に入れた籾は60袋以上だったので、軽トラ2台と天ぷらカーに分けて行ってた。
籾すり後は30㌔の袋に計量してキチッと入れて、50袋!
2袋で一俵なので、25俵採れた。
去年より5、6袋多い。
しかもイモチ病も紋枯病も来てなくて、キレイな玄米やった。
数々の農家のお米を見てる河野さんにも合格点を頂いた。
これを一年かけて実家、ウチ、弟家族の3家族で消費する。
この玄米は毎日薪で焚いて食べる以外に、麹に加工して甘酒にしたり、麦芽と合わせて米飴にしたり、豆と麹で一年分の味噌にしたり、黒煎り玄米珈琲にしたり、トコトン利用する。
クダケと言う籾すり時にでるクズ米は鶏の餌になる。
もみ殻はコンポストトイレに毎回投入したり、と全く無駄がない。
言わばお米ありきの生活。
お米が一年分自給できてるってホントにありがたい。
とりあえず玄米さえ炊いとけば食事の用意は7、8割出来たようなモン。
他にも一年分の味噌や梅干しがストックされてるので、超楽チン。
後はキッチンの前の菜園から何か採ってきて料理する。
毎日それの繰り返しで、バリエーション豊かな食生活が満喫できる。
ほんと、瑞穂の国日本に生まれてよかった!
戦後、お米ばかり食べてると脳の発達に支障をきたすという洗脳がアメリカから来て、給食からパン食と粉ミルクが導入された。
動物性たんぱく質が足りないとか、牛乳飲まないとカルシウムが不足するとか、まことしやかに医者や学者がのたまった。
僕らの両親ぐらいの団塊の世代がそれの最大の被害者。
そういう時代も過ぎ、マクロビオティックや玄米食が若い女性雑誌にも載るようになった。
と言っても、食の価値観も超多様化してる。
〇〇が体にいい、△△が悪いという枝葉末節に囚われるな!
ご飯を食べる。
粉ものを減らす。
ご飯で腹一杯にして、余計な加工品を食べない。
それには一年以上かけて熟成した味噌や醤油が必携。
もちろんその上で、和洋中エスニックと色々取り入れて飽きないように楽しむのだ。
タグ :籾すり
2012年11月01日
天ぷらカーのケンジくんと絵本作家のなっちゃん来廃
脱穀作業は2日間で完了。

ワラの束をほぐして絨毯状に田んぼに敷く。
この絨毯の下には種を蒔いたレンゲが芽吹いてて、春にはレンゲ畑になる。

一部ワラを残して畑のマルチ用に取っておく。
そのための倉庫のビニールが朽ちてきてる。
2年ぐらい前に上だけ廃材の波板を針金で結んでたのも割れて飛んでる箇所もある。

いっその事根本的に直してしまおうと考えた。
で、廃材天国に戻り、廃材の物色。

丁度、ウチの後天ぷらカーを導入したケンジくんとなっちゃんが遊びに来てくれたので、即手つだってもらう。
ケンジくんはかつて徳島の佐那河内村のマツケンの所の廃材建築での露天風呂作りに来てくれてた。
電動工具もバリバリ使えて頼もしい。
これはパイプにトタンを張るための下地作り。
ドリルビスでパイプに木を固定する。

廃材のトタンがないのでどうしよかと思ってら、親父が「トタンぐらい長いことモツええぶん張り込め!」という事で、新調した。
美しいガルバリウムの波板。

暗くなるまでかかって何とか上までいった。
米軍基地のようなデザインで気持ち悪いけど、一日で出来る施工性と耐久性は抜群。
これで20年以上はバッチリ。
廃材天国以外での能率と耐久性を求められる仕事ではこの方がいい。
廃材建築の場合、5年持てばいいというスペシャル開き直りな発想。
それはちょくちょく自分でリニューアルしていくのが楽しみという意味で。
今の廃材の母屋だって、4年目で板葺きの屋根を完全にやり直して今は雨漏りも直ってるし。
また悪くなれば直せばいいだけ。
それが僕の仕事だ。

お昼は実家の庭のピザ窯の前でご飯。
実家の親父とお袋、弟の源の家族、ケンジくんとなっちゃん、ウチの家族と大勢になった。
このピザ窯もみんなで作った。
廃材天国の移動式のピザ窯と違って、ヨソで作る時は大体こういうスタイル。

僕らが倉庫を直してる間に脱穀もワラを広げる作業も終わり、他のみんなはイモ掘り。
大きなのが入ってた!

イッサの自分で収穫したのは持ち上げかねる程の重さ。

作業が終わり、ケンジくんの天ぷらカーにウチの天ぷら油をあげた。
これは濾過済みのを室内タンクに給油してる所。

これは濾過前のストックしてある油を持ちかえり用に入れてる所。
ケンジくんが住むのは四万十川上流。
まだ、質のいい廃油を安定的にもらえるまでに至ってないそう。
反対にウチは寿司割烹の店とセルフのうどん屋の2軒でも使いきれないぐらい。
初めて、天ぷらカーの同士に廃油を供給するというワクワクの作業。
ケンジくんも「陣さんが四万十川に遊びに来るまでには油を溜められるになります。」と言うてた。

実はなっちゃんは先日県内の「月麻太陽自然道」で行われてたアフリカのタイコとダンスのワークショップに参加してた。
これはなっちゃん作の絵本。
「バラクランジャン」は川にすむ足の長いとり。
こどもをさずけてくれるとり、、、。
なっちゃんは若い頃、ギニアのマリンケ族の村に行って暮らした経験を持つ。
文字を持たない彼等は音楽と共に口伝で自分たちの歴史や文化を子や孫に伝える。
日々、火を焚き、土で家を作る。
飼ってるヤギを殺して肉を分けあい、皮はタイコになる。
そのタイコで農作業や子どもが生まれたお祝いなどのリズムでお祭りをする。
「いのちのおくりもの リーブル」で検索したら1100円で買えるよ。
ワラの束をほぐして絨毯状に田んぼに敷く。
この絨毯の下には種を蒔いたレンゲが芽吹いてて、春にはレンゲ畑になる。
一部ワラを残して畑のマルチ用に取っておく。
そのための倉庫のビニールが朽ちてきてる。
2年ぐらい前に上だけ廃材の波板を針金で結んでたのも割れて飛んでる箇所もある。
いっその事根本的に直してしまおうと考えた。
で、廃材天国に戻り、廃材の物色。
丁度、ウチの後天ぷらカーを導入したケンジくんとなっちゃんが遊びに来てくれたので、即手つだってもらう。
ケンジくんはかつて徳島の佐那河内村のマツケンの所の廃材建築での露天風呂作りに来てくれてた。
電動工具もバリバリ使えて頼もしい。
これはパイプにトタンを張るための下地作り。
ドリルビスでパイプに木を固定する。
廃材のトタンがないのでどうしよかと思ってら、親父が「トタンぐらい長いことモツええぶん張り込め!」という事で、新調した。
美しいガルバリウムの波板。
暗くなるまでかかって何とか上までいった。
米軍基地のようなデザインで気持ち悪いけど、一日で出来る施工性と耐久性は抜群。
これで20年以上はバッチリ。
廃材天国以外での能率と耐久性を求められる仕事ではこの方がいい。
廃材建築の場合、5年持てばいいというスペシャル開き直りな発想。
それはちょくちょく自分でリニューアルしていくのが楽しみという意味で。
今の廃材の母屋だって、4年目で板葺きの屋根を完全にやり直して今は雨漏りも直ってるし。
また悪くなれば直せばいいだけ。
それが僕の仕事だ。
お昼は実家の庭のピザ窯の前でご飯。
実家の親父とお袋、弟の源の家族、ケンジくんとなっちゃん、ウチの家族と大勢になった。
このピザ窯もみんなで作った。
廃材天国の移動式のピザ窯と違って、ヨソで作る時は大体こういうスタイル。
僕らが倉庫を直してる間に脱穀もワラを広げる作業も終わり、他のみんなはイモ掘り。
大きなのが入ってた!
イッサの自分で収穫したのは持ち上げかねる程の重さ。
作業が終わり、ケンジくんの天ぷらカーにウチの天ぷら油をあげた。
これは濾過済みのを室内タンクに給油してる所。
これは濾過前のストックしてある油を持ちかえり用に入れてる所。
ケンジくんが住むのは四万十川上流。
まだ、質のいい廃油を安定的にもらえるまでに至ってないそう。
反対にウチは寿司割烹の店とセルフのうどん屋の2軒でも使いきれないぐらい。
初めて、天ぷらカーの同士に廃油を供給するというワクワクの作業。
ケンジくんも「陣さんが四万十川に遊びに来るまでには油を溜められるになります。」と言うてた。
実はなっちゃんは先日県内の「月麻太陽自然道」で行われてたアフリカのタイコとダンスのワークショップに参加してた。
これはなっちゃん作の絵本。
「バラクランジャン」は川にすむ足の長いとり。
こどもをさずけてくれるとり、、、。
なっちゃんは若い頃、ギニアのマリンケ族の村に行って暮らした経験を持つ。
文字を持たない彼等は音楽と共に口伝で自分たちの歴史や文化を子や孫に伝える。
日々、火を焚き、土で家を作る。
飼ってるヤギを殺して肉を分けあい、皮はタイコになる。
そのタイコで農作業や子どもが生まれたお祝いなどのリズムでお祭りをする。
「いのちのおくりもの リーブル」で検索したら1100円で買えるよ。
タグ :天ぷらカー