廃材天国HP

2009年09月30日

自作オーディオシステムだ!

と言ってもそんなマニアックなもんじゃないよ。
スピーカーとか作るまでマニアじゃないし。

今まで使ってたCDミニコンポのCDスロットが壊れた、、、。
しかも二回目。
一回目の修理で一万も払ったんで、二回目は修理に出したくない。
かと言うて、コンポ自体を新調する気にもなれない。
ここが廃材天国の極意!
何故か?
なぜなら急いで買わずとも必ずどこかからお古が回ってくるから。

洗濯機が壊れたら足踏み洗濯してるうちにどっかから洗濯機が回ってくる。
しかもそれを嫁のあっこちゃん自身が推進してる。
PCが壊れたら「壊れたんやけど、古いのでええきん貰えるのあるー?」と声を掛けまくる。
そういうノリでうまく回ってるのが廃材天国。
そういうノリでもらった古い組み立て式のデスクトップのPCは元々同級生のアキラくんのお古。
ありがたい事に十分サクサク活躍してくれてる。

でもその古いIBMくんも内臓スピーカーは壊れてて、外付けのミニスピーカーを付けて対応してる。
今まではCDコンポで音楽聴いて、PCと映画のプロジェクターの音源はミニスピーカー。
ところが、コンポが壊れた事で、ここ一ヶ月程音楽なしの生活。
ま、僕的にはそれはそれでええやろーと、ほっといた。
でも居候のしょうたくんが音楽マニアで「ここへ来てのMP3(IPodみたいなん)の進化は目を見張るもんがありますよ。」と。
一緒にディスカウントのダイレックスへ。
何と8GのMP3が4980円。
即買う。
た、確かに数十枚のCDがあんなちっちゃな機械に入ってしまうなんて。

で、手持ちのCDをPCから全部これに入れてそこからAUX(外部入力)でコンポから音を出すことにした。
コンポからCDの音を出す事が目的でこういう流れになったけど、折角MP3が手に入ったんなら車の中でも音を出したい。
でも、オートバックスのお兄さんに聞くとMP3を車のスピーカーから出すには普通FMのラジオから出すんだと。
うちの愛車、スバルのサンバー号にはFMはないっ。
で、シガーソケットから電源を得て今までPC用のミニスピーカーを車に。
何しろMP3は動いてもスピーカーがなくては音が出ない。
で、ミニスピーカーの電源をシガーソケットから得る為のインバーターという装置(2980円)をオートバックスで買う。
このインバーターにミニスピーカーのコンセントを差し込む。
これで、MP3を再生して、その音をイヤホンジャックからミニスピーカーに繋いで出せることになった。

結果的に、MP3本体とシガーソケットからミニスピーカーの電源を得る為のインバーターとMP3から壊れたコンポにAUXに繋ぐケーブル(880円)を新調したことで、室内での音楽の再生+車での音楽ライフを装備したことになった。
車のオーディオやスピーカーってやったら高いからねー。
このMP3の出現でこういう事まで実現するんやから凄いよねー。
PC用のミニスピーカーなんかかつて880円で買った安物やしね。
壊れたコンポもMP3のAUXのお陰で完全に生き返ったし。
しかももっと秀逸なのが、シガーソケットから電源と取るインバーターにUSBの差込口も付いてるーーー。
てことは、MP3の充電も車の中で出来るやんけー。

そういう意味でもこのミニのオーディオプレイヤーって凄すぎるーーー。
それもIPodみたいな高いもんじゃなく、5千円未満でその恩恵にあやかれるんから凄い凄い。
アンプ内臓のミニスピーカーが880円というのやって凄いしー。

別に廃材とかタダのものにこだわらくともこういうダイレックスやヤマダ電機の恩恵も享受するとすればホンマに安くてハイレベルな文化生活が送れる。
この国は不景気か?
マスコミの洗脳トリックから脱却せよ!
ほんとに豊かな今の生活を楽しもうぜ!

すみません、、、。
多少マニアックなノウハウになってしまいましたが、、、。
このオーディオシステムは完全に自画自賛に値する最高の出来ですっ!!!

写真一、ルーフキャリアを付けたときの穴から見える鉄パイプにスピーカーを固定するアイデアを閃く。
写真二、シガーソケットからインバーター(ダッシュボード中央)に繋いで電源ろ得て、そこからミニスピーカーに繋ぐ。
MP3(バックミラー下)からイヤホンジャックでスピーカーに繋ぐ。
最後、中央の大黒柱にコンポを付けて、そこからPCとプロジェクターの音源とする。






  

Posted by 陣 at 23:43Comments(0)手作り、無添加

2009年09月29日

あっこ弁当

初のお弁当の注文。
丸亀のギャラリーカフェ「宙」(そら)さんから。

黒米、むかご、玄米オムスビ
玄米稲荷寿司
ナスとエリンギのココナッツミルク煮
ゴーヤとピーナッツのカレー炒め
カボチャコロッケ、自家製トマトソース
エンツァイの胡麻和え
じゃが芋入りサラダ
水ナスのヌカ漬け

オマケのスイーツ
豆腐のチーズケーキ風ブルーベリー入り

もちろんお米も野菜も自家製のオーガニック。
調味料も当然純正。

献立のバランスや彩り、もちろん味付け、、、。
まあ、あんだけ労力注げるよねー。
という、いつものやりすぎ型のあっこちゃん。

僕も料理は好きやけど、どかーっと作って大皿に並べてー。
というやはり男の料理。

確かにお金を頂いて人に出すというのは責任が重い。
でも、いわゆる「あう、あわない」みたいな論理じゃなく、ほんとにそれがやりたいかどうかが肝心。
彼女の場合はエネルギー的に惜しみなくフルパワー。
僕なら1000円であそこまで絶対にできないけど、彼女はまだまだ満足してないぐらい。

でも、薪で一週間以上も焚いた湯のみも1500円で僕は全然問題ないけど、その内容とその値段で納得してくれるお客さんが買ってくれる。
特に備前焼を知ってる人なんかは「安いねー。」と。
他人から見て「その値段ならよろこんで払うわ。」というものが本物。
ほんとにその内容や人柄を知って買うのがいい。
お互いにそういう関係性なら物々交換もありがたいし。

とにかく自分が納得して楽しくないとね。
たくさん目に作って子どもたちが安心して食べられるのも強み。


  

Posted by 陣 at 07:54Comments(0)手作り、無添加

2009年09月27日

祝、みたから市6周年

昨日は高松のビオ・マーケットと丸亀の商店街でのみたから市がバッティング。

みたから市が6周年やからビオ・マーケットはあきらめようと思ってたらスタッフの赤尾さんが委託でもいいから出して下さいと。
まだまだ出店者の少ないビオ・マーケットやからそういうのもアリやね。

朝7時に丸亀のよしむら農園にあっこスイーツを届けに行く。
急いで帰り、みたから市に行く。

ここの所、随分と段取りがよくなって来て前の日一日かけて作って、夜中にあっこちゃんがラッピングや値札、原材料表示なんかをやってる。
僕のサブ的な役割も板についてきた。

昨日のみたから市は見ごたえ十分。
中心のゾラくんがガンバッたからねー。
彼は汗びっしょりでサンマを炭火で焼く。

バンドや太鼓、ステージも盛り上がったけど、僕のお気に入りは「ジャグリング」。
かなりレベルの高いジャグラーで最後のお手玉7個というのには目がテン!
めっちゃ感動して投げ銭は千円入れたよ。
見てたらお金入れる人はほんの一部やね。
あんだけ凄いショーやのに、、、。
こういう天職に出会った人がその道で生活していくにはまだこの国は難しい。
でもジャグリングはケンダマや武道にも通じる宇宙的な感覚やから、ハマればいくらでも進化していくんやろねー。
昔、善通寺の「なや」で出合ったケッチという大道芸人は「がーまるちょば」というコンビで外国で大ブレイク。
日本のテレビでも紹介されてるし、YOU TUBEでもたくさん出てくる。
マクロビオティックも逆輸入やし、自然農の福岡さんも海外での評価の方が高い。
そういうトコって多々あるよね。

あいにく、昨日はどっちも廃材天国の売り上げは超少なくて、スイーツや玄米のタルトは一杯残ってもうた。
でも残り物を自分たちや子どもが食べても負担にならないってのが最高。
知り合いのケーキ屋なんか絶対に食べないみたいやもん。
あと、物々交換もしっかりしてるし。
あっこちゃん的にはお惣菜や弁当部門も切り開いていきたいそう。
早速、近所のギャラリーカフェ「宙」から1000円であっこ弁当の注文が入ってる。
ケータリングなんかもおもしろそうやな。

もちろん僕としょうたくんは石畳の作業。
この作業はほんと、ハマルと超楽しい。
石置いて、間にモルタル詰めて平らな床になるんやから。
そういやあ五右衛門風呂の時なんか毎日8時とかまでやってた。
薄い石があるだけどんどん石畳を増殖させよう。



  

Posted by 陣 at 05:49Comments(0)イベント

2009年09月25日

石畳着工

泥落としの枠も決まり、グレーチングを置いて見る。

そして、いよいよ石畳の施工に入る。

廃材天国の庭にはまだまだ大量の石の廃材が転がってる。
丸亀沖の広島という小さな島から産出される青木石。
イサムノグチの庵治石に次いで高品質な墓石の原料として有名。

この青木石を採掘から加工、販売と商売にしてる業者が丸亀の埋立地にある。
もちろん原石をカットしたこういう破片は産廃として捨ててる。
ダンプはリースせんといかんものの、行けば天井クレーンでデカイ鉄の枠に放り込まれてる石を積み込んでくれる。
随分もらいに行ったなー。
2tや4tに10~20杯ぐらい。
今の母屋の基礎もこの石の中から大きな塊状のものを選んで置いてる。
えーーー、こんな大きな石まだ小さくカットしたら使えるやん、というものも多い。
でもお墓というのは一つの原石から本体から花入れまで全部の部品を取らないと微妙に色が違って売り物にならないそう。
それで、こんなに無駄が、、、。
というか、それであんなに高くなるんかな。

まず、適当な石を選びながら石の下に薄い石を割った破片を詰め込んで水平を出す。
もちろん大体。
こんなもの厳密にやってたら中々やからねー。
石と石の隙間をある程度開けて、モルタルで目地を詰める。
微妙に石同士がキッチリ揃ってなくてもこのモルタルで斜めにしたり、微調整する。
要はつまずかずに歩けて、ゴミが掃きやすいという目的を果たせばいいだけ。
僕の信条は必要以上の手間や努力はしない。
どうせ、床をシゲシゲと毎日見つめたりしない。
作業中は細かい所も気になるもの。
しょうたくんも改めてキッチンの石畳をじっくり見て「結構ズレてますねー。」と。
毎日生活しててもそんなもの。
ましてや天井や軒の上の材料に手間をかけてカンナを当てたりなど絶対にしない。
いい意味で、一人でやってると「こんな所別にこれで十分やん。」という実質本位型になる。

ほんと、プロって必要以上のクオリティーを求められて大変。
まあ、それを求める施主も自分が高額なお金を払うという前提やしな。
いっつも思うのはセルフビルドまでしなくとも、「廃材を使って、こういう風に建ててくれ。」とプロに頼んで安く家が出来ないのか?という疑問。
もちろん廃材なら材料代はタダ。
後は大工さんの日当がいくら高くても一日2万とか。
要は「こうこう、こういう目的やからこういう風にして欲しい。」という絶対的な姿勢を持ってプロに頼める施主がいない事。
それと、プロが「そんな仕事したことない。」「廃材なんか使えるか。」とプライドもあるし、そんな変な仕事したくないという事もある。
後、この間の県の職員や確認申請をチェックするERI(姉歯問題で有名になった機関)の職員がどういうか?
現実問題としてはいろいろややこしそう。

そんな事は素人の僕が考える問題じゃないけど、こうも社会がお金の事で問題になりまくっとる訳やからねー。
金はあってもなくても「問題」じゃなくなりたいよねー。
事実うちみたいに年収100万ぐらいで左ウチワで暮らしていけてる訳やから。
わっはっはーーー!








  
タグ :プロ

Posted by 陣 at 07:59Comments(0)廃材ハウス

2009年09月24日

長く暖めたアイデアを実行に移す

ここの所の「ルーフキャリア」「自家製焼酎」など、長く暖め続けてようやく実行というものがあった。
廃材天国というか僕の中には山ほどやりい事が具体的にあって、一つ一つ自分でやり遂げるしかないし、それが楽しい。
実際に実行に移すとあっと言う間にできちゃう、というのが陣流。
頭の中で考えててもイメージってグルグルと堂々巡りをすることが多い。
一つの工程に取り掛かると二つ目の工程が見えてくる、というのでOK。
設計図も完成予想図もお呼びじゃない。
というか、そんなものがあるからかえって実現不可能になるケースもあるぐらい。

廃材天国を訪れたことのある人には印象に残ってると思う。
玄関(?)の入り口においてる木で作った「泥落とし」。
廃材天国は舗装やコンクリートがないんで、家の中に泥が上がりやすい。
しかも室内の4分の1は石畳の土足なんで、毎日掃いてキレイにしないといけない。
特に雨の日の泥率はヤバイ。
もちろん住みだしてすぐに気づいて即席の簡易泥落としを作った。
廃材天国では「仮」のままずっと問題なければ放置してる。
家そのものも仮って感じやし。
僕の人生も???

いよいよ家の周りに石畳を敷く計画を実行しようとした所、まずこの出入り口やな、となった。
この石畳計画もかなり寝かしてるけどねー。
まずは一番頻繁に通る風呂やトイレに行くために通るスペースから。
理想的には雨の当たらない室外の土部分は全部石にしたいぐらい。
雨の当たる部分は草が生えて泥っぽさがなくなる。
軒下などの雨の当たらない部分、これがいつまでも泥むき出しで、乾燥して埃っぽい。
これを石でなくても何かで覆う必要がある。
ピザの窯の前もそう。

一軒目の廃材ハウスからもってきてるステンレスの超立派なグレーチング(側溝に置いてるメッシュ状の鉄)を利用する。
このグレーチングを半分に切って横長にして使う。
地面の面にこれが来るように、下は穴を掘り、モルタルで箱を作る。
丁寧に四角く穴を掘って、廃材のコンパネで型枠を作り、周りにモルタルを流す。
表面をコテで美しく仕上げて完成。
このモルタルの面の上にグレーチングを置いて、その周りを石で枠を作りながら石畳にしていく。

実はこのグレーチングの泥落としのアイデアは廃材王国のカナディアンファームのパクリ。
パクリでも自分でやってるうちにそれはオリジナルになっていく。
ま、オリジナルにしよー、と力まんでも自然とそうなる。
これから石畳がどうなるか自分でも楽しみ。







  

Posted by 陣 at 07:13Comments(0)廃材ハウス

2009年09月22日

プロジャンベ奏者、渾身のお遍路

さっき、異次元キャンプ「わあい」から帰って来たよ。

20日の朝、関西を中心に活躍してきたジャンベマスターのとうようくんから電話。
2日前から福岡の星野村にある平和の火http://www.1pi-ce.jp/ja/piecefire.htmlを携えての祈りの遍路を歩きでまわり始めた。
しかも逆打ち。
祈りの歩き遍路。
しかもジャンベ奏者のとうようくんらしく、自作の孟宗竹のミニジャンベを腰に結わい付けて叩きながらの行脚。

実家の綾川町から国分寺、郷興寺、道隆寺、と歩いて廃材天国に。
白装束に同行二人の笠。
腰に3つの太鼓をつけて、肩からはハーモニカといういで立ち。

着いたのが早かったのもあって、お約束の「作業」。
「風呂でも焚いてよ、あ、そこの薪運んでもらおうか。」とごく自然な形での労働に流れが決まる。
1時間もやったかどうか、という所で「ぎゃーーー!」。
何と焚いてる最中の風呂の煙突を触って火傷。
急いで特効薬のビワエキスに手を突っ込むように。

明くる日の朝には「全然、痛みはないですよ。」と。
よかったーーー。
ジャンベ奏者で手が使えないとねー。
その次の日はジャンベワークショップ、27日にも四国学院でのワークショップと本業の太鼓の指導もやりながらの旅やからね。

出発の前には太鼓を叩きながらの般若心経。
キチンとお経の前にはていねいな日本語訳の解説付き。

物体のあるものも実はないかもしれん、形のないものも実はあるのかもしれん。
全てを分かり、悟りの境地があるかもしれないし、ないかもしれない。
そもそも、悟りがあるかどうか考える事すら意味のない事かもしれん。
そんなに人間は崇高な存在じゃなく、日々の現在進行形の中で自分の役割を淡々と生きて行くしかない。
それが仏の道だと設定して、ラッキーでハッピーになれるんならした方がええし、そうでないんならせん方がええ。
「なんでもありのやりたい放題」と僕は豪語するけど、そんな事は宇宙の塵の中に全てプログラムされてる事にすぎないし、そこから矛盾した人類の頭で考えた浅い知識でハッピーには絶対になれない。
とてつもなくスゲー事やし、そんなものはただの瞬きにすぎない。

これは僕の解釈でしかないけどね。
とうようくんの今回の祈りの遍路もまた彼の自分の中の設定でしかない。
でも、彼の真剣な眼差しと僕たちに熱く語る謙虚な姿勢から彼の真意を汲み取る。
真剣な生き方は必ず周りに伝わるぞ。
何で伝わらんのかなーーー?って。
そりゃ、伝わる真の姿勢がなきゃ伝わりっこないがな。
何に感動して涙が流れるんか?
その真剣な生き方に感動するんやろ。
他人の生き方に感動して尚、自分を感動させる生き方をせよ。
自分ですら飽き飽きしてる毎日に誰が共感してくれるんぞ。

ビワエキスのお陰で朝から太鼓を叩きながら廃材天国から旅立ったとうようくん。
これから40日の毎日の歩きながらの太鼓と各札所での般若心経に慣れてきたら、究極の遍路の手段「喜捨」を家々でお伺いを立ててお経をあげさせてもらうモクロミ。
う~ん、どこまでも純粋マニアな男!

軽く叩く太鼓のリズムも超クール!
やってる事がクールな男は芯がキマッてるぜ。

  
タグ :ジャンベ

Posted by 陣 at 21:28Comments(0)来訪者

2009年09月17日

建築基準法

いよいよ県の建築課のおじさんから電話。
「先日、新聞に載ってたのを見て問い合わせがありまして、、、。」
と、申し訳なさそうに。

実は取材を受けたのはどくんごのテント劇と手づくり市の事やったのに、記者が「廃材で自宅を建築」とデカデカと見出しをつけた上にカラーの写真まで載ったからやな。

元々、県のおじさんもうちの事(廃材の家)は知ってたみたい。
でも何もないのに積極的には来ない。
建築基準法には「確認申請」というものがあって3坪を超えるいかなる建物も、まず2級建築士に図面を書いてもらってから県に申請してハンコをもらい、建設中の中間検査、完成後の確認にOKが出て初めて建築物として認められる。
特に丸亀市の廃材天国は都市計画区域内やから100平米以上の建物は構造計算が必要だったりするそうな。

もちろん家を建て始めた当初はそんな専門的な事は全く知らない。
そもそも、家とは施主(建築主)が建築士に依頼して、図面を書いてもらってから、上記の工程を踏んで大工さんに建ててもらう。
そこで、建築士なり大工さんが手抜き工事や違法な事をしない為の法律。
ということは廃材天国には素人の僕が建築主であり、他の業者は一切頼んでないからこういう論理は適合しない。

実際、県のおじさんも廃材天国が違法かどうかと言う判断は出来ないし、(もちろん業者が確認申請を出さずにやると違法)じゃあ今から作り変えろとも言えないそう。
でも、素人とはいえあまりにもデカイし、今回のように新聞なんかに載って「あの家はどうなっとんねん」という電話があれば来ざるを得ない。
もちろん僕も彼らの立場は分かるし、「来るな!」と言ったりはしない。
むしろ、「そうなんですか。」と事情を聞いて、法的な事がいろいろとよく分かった。

今後増築とかされる際には建築士に相談してくださいとか、現状は建築基準法第何条第何項に於いてかくかくしかじかで、家ってこうしないといけないんですよ、こういう風に改善してくださいね、という「指導文書」をくれるそう。
それを僕が真摯に受け取って、前向きに考えればいいそう。
全く具体的な「こうしないといけない」というものや、まして罰則なんかは一切ない。
だって素人を取り締まる為の法律じゃないからね。

でも、一通り話終わって「素人でここまでやる人はいない。」とか「ほんとに一人でやったんですか。」とさすがの県の建築のベテランも言葉を失うと言うか感心するというか、、、。
彼らも立場を外して来れば楽しめるんやろうけど、、、、。
県の建築課として来てるからねぇ、、、。

実は建築士のわきおさんが興味津々で同席してて、いろいろアドバイスしてくれた。
もちろんいつかは県の建築課が来る事は彼も予想してたけど、僕のやってる事は前例もなければ、よそと比べられない。
プロからしても工法も見たことも聞いたこともない。
得てして建築士なり、大工さんは廃材天国に感心する。
先日亡くなられた戦前から建築士として活躍してきた三浦先生が廃材天国に来られて「うん、しっかりしとる!大丈夫じゃ。」と言われた事を県のおじさんに話すと一同大爆笑。

何しろ建築の常識から逸脱しすぎて構造計算はおろか、誰にも理解できないという事実。
大学の建築の専門家なり、安藤忠雄さんなり、プロの知識と計算を結集したら計算できるんやろか?
って、ナンセンスな疑問さえ沸いてくる。

僕のやってきた実践的な経験の中にこういう行政とのやりとりや建築基準法とかいう国の決めた法律の知識も加わって益々パワーアップ!
セルフビルドをやりたい若者にアドバイスもできるし。
ここには書ききれない事もあるんで、また直接相談してねー。   
タグ :建築法律

Posted by 陣 at 07:38Comments(1)廃材ハウス

2009年09月16日

筋交いと立て看板&講演

筋交いの入れ換えは完成。
筋交い自体が4寸角でかなりの長さなので、しょうたくんと二人で助かった。
最初に入れた時は一人やったもんなー。
でも一人なら一人なりにどうにか人間知恵を働かせてやってしまうもの。
現実、廃材天国も最初はずーっと一人で作業してたんやから。

10/17(土)の手づくり市と「どくんご」のテント劇の看板を道路沿いに立てようと思い、ここ2、3日考えてた。
板は木じゃなく、アルミサッシの上半分ガラスで、下はグレーのプラスチック板という部分に使うプラスチック板の廃材。
廃材というても3尺×6尺の畳大のしっかりした板。
ガラス屋の知り合いから大量にもらって、風呂の内装なんかもこれで作った。
まだそれが残ってたのを思い出した。
雨に耐えられるように油性のペンキなどで書くと次が困る。
カラフルな絶縁テープの存在を思い出し、色だけでなく太さもいろいろ買ってバリエーションを豊富にした。
このビニールテープで編み出すオリジナルフォントは楽しい。
ただ縦と横にまっすぐに字を書いたんじゃあ面白くない。
斜めに切ったり、ずらして張ったり、いろいろ変化球を考えながら即興で張っていく。
何やろねー。
とにかく僕は図面とか下書きとかが大嫌い。
チマチマと考えたりじっくりと時間をかけて丁寧にやるよりも、その場の直感で閃いた事を即興で具現化する快感を知ってしまったら、その勢いは加速するばかり。
で、あっという間にテープを張り終わり、立てる為の工夫。
もちろん庭を見渡して、廃材を物色してる間にアイデアが出てくる。
この閃きは尽きる事なく、その場その場で無尽蔵に出てくるんやから超楽ちん。
3寸5分の柱の廃材と大工さんの細い切れ端とで瞬く間に枠を作って固定。
もちろんひっくり返らない為の物理的な強度なり、構造は持たせんといけない。
でも、最低限のそれが出たら後は多少遊んだ方が面白いし、余った木を杓子定規にキチンと揃える必要もない。
廃材天国での建築をはじめ、いかなる構造物も「これでいいじゃん。」という軽い発想と「やっぱりこうしよ。」的な変更の連続だし、それでOK。
僕の人生そのものも軽い気持ちで変更OK。

夕方はわきおさんが迎えに来てくれて、ライオンズクラブの例会へ。
2年ぐらい前に「温暖化防止号外新聞」や「高松商店街キャンドルナイト」の事を中心にエコをテーマに建設中の廃材の家の話をした。
あれから家も完成し、テレビや新聞にも出るようになったんで、「秋山陣のその後」ということで、「自給自足のエコ生活」というタイトルでお話してきたよ。
とにかく、お金がないから節約とか、温暖化防止のためにガマンするというネガティブな発想ではエコなど長続きしない。
自分のやりたい事好きなことで、家族や周りのみんなやひいては地球環境に負荷をかけない事は現実可能だと力説。
ライオンズクラブって言うてもみんながネクタイ締めた社長さんとかじゃなく、若い人や作業着の人、Tシャツの人も居て、後の懇親会でも超盛り上がった。
手づくり市とテント劇もばっちり紹介したし、「薪で焼くピザ、一日体験」などのワークショップにもみんな興味津々。

常に講演なんかより、廃材天国に来た方がよっぽど伝わると思ってるけど、みんながみんな来れる訳じゃないからね。
まあ、たまにはええね。






筋交いの補修前




  

Posted by 陣 at 06:45Comments(0)廃材ハウス

2009年09月15日

心配から開き直り、そして前向きに

しょうたくんが帰ってきて、二階の下のスペース(タイヤショベル置いたり、浮浪者陶芸家の工房だった)を片付けようと作業開始。
まず、棚を作って下に置いてる物を整理しよう。
で、いつまでも(3年ぐらい、、、)仮のまんまになってる筋交いを正式に構造に入れ込もうとか、まずブルーシートを外そうとかやってると、、、。
筋交いは短い方は最初に入れててちゃんとコーチスクリュー(太いネジ)で留めてた。
、、、つもりになってた、、、。
筋交いは全部で12本あるうちの2本はコーチスクリュー忘れてビスだけやった!?
と、ここまではしょうたくんと爆笑してた。

長い筋交いはちゃんと構造に入ってなく、電柱の外から仮にビス留めしてただけなので、一回外して電柱の懐に正式に入れる。
と、この作業を始めた時に見たくないものを見てしまったというか、大変なことになってる事に気づいた。
二階建ての構造は下の埋め込んだ電柱の上に梁を乗せて、その上に4寸角だけで床も壁もビッシリと並べた角ログ。
その角ログのコーナー。
ある部分はちゃんと電柱の上にコーナーが来てる。
でも一箇所、下の電柱から20cmぐらいずれて上のログを固定してる角の柱が下に重みで押し込んで来て下の角材にヒビが入ってる、、、。
!!!
この角ログの重みだけでも随分ある上に屋根には山ほど石が置かれてる廃材天国はかなり危険。
作る時は上の部屋の寸法取りを優先して適当に埋め込んだ電柱からずらして施工したんやなー。
この時はよもやこんな事態になるとは考えもしなかった。

気がついた時には「うわーーー、どうしよーーー。」と慌てふためいてプチパニックになったけど、何かしら対応するしかない。
近所の大工の棟梁にでっかいジャッキを借りに行く。
これは車のジャッキみたいなチャチなもんじゃなく、鉄の塊で出来てて6tまで上げられる。
このジャッキに角材を突っ張り、上から押し込んできてる部分を持ち上げる。
その持ち上げてる間にしっかりとした4寸角の柱をきっちりと計って差し込む。
後はいつもの工法、長いキリで穴を貫通させて電柱に寸切りボルトで締めこんで固定。

ふう、、、。
これで何とかなったようには思えるけど、、、。
筋交いもロクに固定してない上にこんな構造じゃあ震度いくつまで耐えられるんやろう?
震度5とかでひっくり返るのはまだ周りのみんなも気の毒がってくれるやろうけど、震度3ぐらいで潰れたらかなりヒンシュクどころか、今後家など作れなくなりそう。

地震を心配して家なんか自作出来るか!
と地震で潰れたらもう一回作るんだと豪語してきた僕もこういう心境の変化で筋交いを強化したり、簡単には潰れない努力にエネルギーをかける事にした。

一軒目の廃材ハウスはトタンやスレートと軽い素材で出来てたからこういう問題は起こらなかったけど、二軒目は大量に木や石を使ってるんで地震には弱い。
その二軒目も数年経ってみていろいろ直さないといけなくなってくる。
でも、自分で作ってるからどこをどうしてるかは全部頭に入ってるし、どう直すかも簡単に考えられる。
この「一から自分でやってる」というのが最高の条件。

もうすこし日にちをかけて徹底的に電柱の筋交いを強化しよう。
と言うても一日か二日もあれば出来るやろ。


下穴だけ開けてコーチスクリュー忘れとるー。


長い方の筋交いはビスで仮留めしたまんまやった、、、。


やべーーー、、、。






最後は添え木の角材もボルトで締めこんで一応の完成。




  

Posted by 陣 at 08:39Comments(0)廃材ハウス

2009年09月14日

博之さんの有機農家全国ネット構想

久しぶりに埼玉から鈴木博之さんが来てくれた。
ニュージーランドに行ったみんなに博之さんが向こうから送られてくる(もちろん英文)定期の満期のお知らせの見方から今後の対応の事について勉強会を開いてくれた。
英語も出来ない上に事務処理や管理にほぼ関心のない僕にはかなり大変な作業。
でも、何もしてなくて国家破産、預金封鎖やハイパーインフレの大津波で手持ちの円が吹き飛ぶよりは多少努力しよう。
一年定期で4、6%もつくし、もし何もなかったとしても日本の銀行に預けとくよりはマシ。

僕らが口座を作った銀行は現地へ行かないと口座を持てない。
今回の新情報としてNZのHSBC(香港上海銀行)なら、日本に居ながら口座を作れるサービスを受けられることになったそう。
これは現地で超お世話になった、僕よりちょい年上で不動産の仕事をしてる村上さんのコネで可能になったサービス。
国内では第二海援隊という浅井隆さんの会社の坂元さんが今後のケアを全て引き受けてくれてる。
それでも博之さんは「どうしてもNZに行けない人にはありがたいサービスだけどやっぱり自分のお金を預ける銀行には直接行った方がいいよ。」とNZに行くことを勧める。
また来年の4月にはツアー組むそうなんで、行きたい人は言ってね。
実際僕も自分で行ってみて「NZに口座開設!?」と大事のように思ってた以前よりは身近な感覚になったもん。
村上さん本人と喋って今後の相談が出来るのもありがたいしね。

その勉強会の前に博之さんの希望で丸亀の「よしむら農園」http://www.yoshimuranouen.com/index.phpの吉村さんと善通寺の「ポパイくん」の長谷川さんを訪ねた。
これは博之さんの「有機農家全国ネット」構想の為の準備として。
博之さんは経済崩壊の防衛としてお金よりも大事なのは食べるものを作る事だと力説するし、そうじゃないと僕も博之さんを呼んだりしない。

何しろ有機野菜を買いたくても有機JAS認定ぐらいしかガイドラインはないし、たくさんのお金や労力をかけないともらえないあんな国の認証はアテにならない。
事実、銅や硫黄などは古典的な農業資材として認めてるぐらいやからね。
だったら自分の足で直接訪ねてどういう人物なのか話をし、畑を見せてもらってからその信頼のおける農園をサイトで紹介するというもの。
ネットで県外から5㌔3000円以上もする有機無農薬の米を買ってる人は少なくない。
だったら近くで信頼のおける有機農家から安く買えるよという情報提供にもなる。
更に有機農家同士の横の繋がりや都会からの研修生の受け入れの案内もできる。
研修生を受け入れたいけど部屋がなくて、という時には僕が廃材で数日でワークショップ的に建てに行く、とかね。
博之さん自身が有機農家を訪ねたり、ホームページ作成や管理は全て無償。
博之さんは働かなくても生活費に困らないいわゆる「経済フリー」のスタイルを実現されてるのでこの「有機農家全国ネット構想」はボランティアでしたいと。

丸亀の「ギャラリー宙」で開かれた勉強会の後は廃材天国に場所を移しての懇親会。
もちろんあっこちゃんのオリジナル野菜料理で。
昨日のメニューで最高に面白かったのはナスのハンバーグ!?
豆腐やレンコンのハンバーグはよくあるけどナスは聞かんよねー。
あっこちゃんのマニア料理はその場の即興やからレシピ化できん難点があるけどね。



  

Posted by 陣 at 09:46Comments(0)イベント

2009年09月12日

続々と来るピザの窯の依頼

10月に高知の自然派お菓子屋、ぽっちり堂。http://www.pocchiri.com/
12月は熊本、天草のNPO。
と、またまたピザの窯作りの講師決定。

ぽっちり堂は11月に店(古民家)にカフェを併設するみたいで、そのオープニングパーティーまでに窯を作っておいて、僕にピザを焼いて欲しいんだと。
で、10月にワークショップを開いて窯を作っておく事になった。

天草は天草在郷美術館。http://azma-redbox.com/
館長の笑平くんの関わってるNPOの事業で田舎暮らしのインターンを受付ける。
有機農業や塩作りという体験の中に石窯作りのメニューを入れたいけど、講師がいないという事で、僕を紹介してくれた。
笑平くんの勧めでしょうたくんもこのインターンに申し込むことにしてる。
ここでは5日間で、ピザの窯、カマド、それらが入る小屋作り(もちろん廃材で)を要求されてる。
まあ、人手がいれば僕のなんちゃって工法で十分出来るとは思うけどね。

今年はよー作ったなー、と思いよったら続々と来る依頼に嬉しい悲鳴。
やはり遠方の場合、粘土の調達がキーになってくる。
兵庫のまっくろくろすけの時も散々打ち合わせした上で行ってみたら「えーーー!?」みたいな土やったし、小豆島でもそういうのがあった。

何しろ、質のいい粘土、砂、ワラがあって、人手さえあれば2日間で完成する。
そういう材料、場所、作業の為の道具、などの段取りさえしとけばね。
バンにルーフキャリア作ってよかったー。
窯だけならまだしも、小屋作りとなると、チェーンソーや丸鋸などの工具類も一式積み込まないかんし、家族全部で行きたいからね。
最近家族で遠出する事が増えたけど、こういう知り合いに頼まれた仕事がうちでは旅行みたいなもん。

天草まで行くんなら「四次元パーラーあんでるせん」には絶対に行きたいなー。


  
タグ :ピザ

Posted by 陣 at 09:09Comments(0)窯作り

2009年09月10日

小向さん初来訪、しょうたくんの帰還

初めて牛窓のアウトロー陶芸家の小向さんが廃材天国に。
備前焼の弟子時代に権威主義から自由なスタイルに開眼させてくれた真の師匠でもある。

昨日は陶芸の話よりも家や料理や菜園の話題が中心。
僕らの共通項は農業じゃなく、菜園。
小向さんのコンセプトは自分で食べたいものを育てる。
なので、市販されてないようなハーブを育てたり、年中葉ものを欠かさないようにしたり。
6つもある穴窯の周りの立体的な菜園は歩くだけで楽しく、彼のタイトルは「芸術農業」。
新しい小向情報によると、福岡さんの自然農どころか、気のエネルギーで自由に野菜を育てるというもの。
イギリスのフィンドホーンは精霊と会話し、精霊が育ててくれてるそう。
手かざしの野中いくこさんと生体エネルギーの佐藤政二さん。
ネットで調べるもあまりこれと言う情報はなかった。
誰か知ってる?

昨日はしょうたくんの帰って来る日でもあった。
山口の百姓庵に行った話や廃材天国の近況など、色々あったけど、一晩ではお互いに喋れないんで、だんだんとね。
子ども達も遊んでくれるしょうたくんが帰ってきて超嬉しそう。

残土も新たに搬入されてきて、テント芝居の為の造成も進んでる。
残土の向こうの薪も超たくさん来てるー。
しょうたくんと積み込まな。





  
タグ :農業

Posted by 陣 at 07:03Comments(3)手作り、無添加

2009年09月09日

松見歯科であっこスイーツ販売開始

1回目がブルーベリーとピーナッツのパイ。
2回目はほうれん草のゴマクッキー。
昨日の3回目がかぼちゃとココナッツミルクのタルト。

http://blog.goo.ne.jp/mukhayuan/e/d9bb0a12b52d328079741547ef675c73

あっこちゃんは大人になった今、拡大床という顎を広げる矯正をしてて、毎週松見歯科に行ってる。
その診察の度にあっこスイーツを持参するという形。

元々、この拡大床というのは野遊や土歩くんのような子どものうちから乳歯が狭い子の歯にマウスピースのようなものを入れて、週に一度ネジを回して徐々に顎を広げて歯と歯の隙間を広げるというもの。
乳歯って5㎜づつも開いてるのが普通みたいで、これが詰んでると、永久歯が生える時に歯並びが悪くなって、矯正をしないといけなくなる。
経験のある方も少なくないと思うけど、抜歯しての矯正もよくあるそう。
やはり、人間の設計図として32本の歯が揃ってパーフェクトに創られてるということはあまりたくさん抜くというのは歓迎されない。
松見歯科の患者で子どもたちの拡大床はかなりたくさんの成功例を出してる。
うちの子たちも随分と広がってきてる。
最近になって、大人にも可能性がある事が分かって、あっこちゃんや藍さんなどがやってる。
あっこちゃんも下の歯の歯並びは超ガタガタやった。
この歯並びというのは見た目よりも噛むという本来の目的の為。
特に松見歯科なり、うちのように玄米や野菜中心でガシガシ噛むのが前提の食生活において、歯並びが悪いことで噛みにくさを彼女も感じてたそう。
今始めて3ヶ月で、随分と噛み易くなってきてるんだと。

たまさんがうちがマクロビスイーツを出店してる日記を読んで、松見歯科にも置いてねーとコメントしてくれたのがきっかけ。
あっこちゃんは「えーーー!?」と緊張しながらも、超張り切って作ってる。

販売なので、営業許可を取った親父の「精進料理 偏泥庵」で作ってる。

次回は16日の水曜日の予定!



  

Posted by 陣 at 08:57Comments(0)手作り、無添加

2009年09月08日

あわすてレインボーキャンプ

久々に高松のわあい、かずきちくんとまさが訪ねてきた。
今度の9/19~23日の「あわすてレインボーキャンプ」の件で。

かずき改め大和さんの日記
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1268328600&owner_id=466148-

今回の目に見えて結果の出るメインは「アドビハウス」作りだそう。
これは「土ブロック建築」とも呼ばれる工法。
まず、枠の中に泥状に練った土を入れ、日干し煉瓦を作る。
このレンガの事をアドビという。
で、このレンガを積んでいくだけ。
という極めて原始的な家作り。
アメリカのアリゾナやメキシコ、雨の少ない地域に多いみたい。
僕の廃材建築のバイブルでもある「シェルター」(ロイド・カーン グリーンアロー出版社)にも作り方の詳細が載ってる。

わあいのかずきちくんはタイでこのアドビ建築を目の当たりにして、超感動したそう。
それで、随分前に僕が頼まれてアドビを作る為の枠を廃材でこしらえてあげた。
そんときからマサも土の家作りに興味津々やった。
その割りには未だ土ブロックの家は形になってない、、、。
今、すばるくんという徳島の若者がわあいに半居候してる。
そのすばるくんが最近その枠を使ってアドビを作り始めたそう。
実はすばるくんは僕の廃材建築を始めたきっかけになった師匠、ハセヤンのカナディアンファームにも3ヶ月ほど居候して色々経験してるそう。

このわあいもデモクラティックスクールの「自由と責任」がベースになってる。
廃材天国の「やりたい放題、自画自賛」と一見全然違うけど、コンセプトは全く同じ。
【自分の本当にしたい事をする】
そのしたい事によって自分だけでなく、近所の人も親戚も喜んでくれ、地域の環境にも地球にも負担のないライフスタイル。
一言で言えば「平和」な暮らし。

今の日本は平和なようでも、僕らの使ってる資源によって外国では戦争にまで発展してる訳やからね。
温暖化しないという理由で原発を作って、その電気で電気自動車作って、放射能を出しながらエコとか言うようなこの国の方針とは全く違う。
かと言って、かつての反体制じみた環境活動や反核運動のような平和運動でもない。

え?不景気?
そんな馬鹿なー。

え?子育てが大変?
そんな馬鹿なー。

え?老後の不安?
そんな馬鹿なー。

え?ガンやメタボ?
そんな馬鹿なー。

え?成功しないといけない?
そんな馬鹿なー。

と、社会の変な空気の呪縛から自由になるキーワード。
「そんな馬鹿なー。」と笑い飛ばして、自分達自身が健康で楽しく「平和な生き方」をやってしまう。
それは決して、憤りや反対というエネルギーではない。
ましてや仙人のように世捨て人となって山に籠もるのでもない。

ある意味、廃材天国のように「稼がないのに左ウチワ」的なノー天気ライフを実現したい人にはうってつけの練習みたいなキャンプかも。
実は僕も、憤りとか、こうせな、みたいな呪縛がまだまだあるからねー。
もちろん悪いことじゃないし、それを受け止めた自分がどう選択するかや。

僕は21、22日あたりにわあいに行くよ。
アドビハウス楽しみやでーーー!

こっちのみーずはあーまいぞっってね。


  

Posted by 陣 at 05:56Comments(0)イベント

2009年09月06日

ルーフキャリア堂々完成

鉄へ塗装したペンキって中々乾かんもんやね。
丸2日ぶら下げたまま乾燥させて、昨日ビオマーケットから帰ってきてから取り付け。

予め、キャリアのセンターに針金を通してバランスするように小さなキリで穴を開けてる。
田村さんの指示で。
これで水平になった状態でチェーンブロックでギリギリと持ち上げる。
下にサンバーバンを入れる。
徐々にチェーンを降ろしていく。
丁度いい所で止めてる間にボルトとナットを入れて締めつける。
車本体に直接ボルト締めしたんでめっちゃしっかりした。
去年、ロッキーのルーフキャリアを蝶ネジでレールに固定しただけで山水人まで行って、途中でグラグラして超危なかったからねー。
今度は絶対に大丈夫。
しかも今後、バンを乗り換えてゆくごとに脚の部分だけを作り変えていけばいいだけ。

と、今読んでるようにカーンタンに取り付けられる。
何しろ廃材天国の6m20の梁6本も全部このチェーンブロックで一人で上げたからね。
大事なのは無茶な頑張りじゃなく、段取りよ。

50㎜のアングルで組んだキャリアの堅牢さだけでもカッコええのに、屋根とキャリアの隙間がギリギリなのもイケてる。
アレがスカスカなんは結構変やもん。

取り付けが終わり、ボルトをメガネレンチで締めつけた部分の塗装が剥がれたんで、全部塗料を使い切ったのを後悔した。
サンバーも軽トラもあちこち傷が入って錆てる部分に残りを使ってしまってた。
また少しだけ買うのもなー。
塗料って結構高い。
今回の500ccで1100円。

!!!
閃いた!
水にさらされて錆びる訳やから水をカットするにはアレしかない。
シリコンコーク!
どのみち、アングルの重なった部分など、水が入るのが予想される部分にはコーキングせよと田村さんに言われてたんでね。
6本の脚に2箇所づつのボルトの周りにコーキングして指で塗り塗り。
手づくり感バッチリのアングルのルーフキャリアにボルト部分のコーキングのアクセントが効いて超クール!

後は内装のキレをカッターで切った部分に何か貼り付けて補修せんとな。







  

Posted by 陣 at 07:35Comments(0)廃材ハウス

2009年09月06日

NHKの取材

昨日は連週(あまり使わんね)でのビオマーケットに出店。
ビオマーケット自体は毎週土曜に開催されてるけど、うちは月に一回とかしか行けてなかった。
実際毎週ってかなり大変やし。
前日は2人で丸一日仕込みに費やす訳やし。
先週は初めて一万超を記録したけど、通常は数千円の売り上げやし。
にこちゃんを寝させる為にジョイ成合店中をベビーカーで練り歩かないかんし。
あっこちゃんだけで出店できるんならええんやけど、僕は客商売意外と嫌やし。
ほんと大変さは重々、、、。

それでも出店する意義は深い。
まだ少ないけど、マクロビオティックに関心を持ってる人は当然自給自足なり、廃材天国でやろうとしてる事に関心を持ってるからね。

こないだも書いたようにあっこちゃんは水を得た魚の如く、超スイッチ入ってる。
たくさんの本を並べ、研究に研究を重ねてるという表現がピッタリ。
出店に当たって、簡単タープや包装関係、様々な道具の段取りも良くなってきて、忘れ物もなくなってきた。

僕は元々嗜好品は酒類なので甘味系にはほとんど関心がないが(特に市販の甘さは無理)お菓子好きの彼女でさえ、こんだけ作ったら心ゆくまで食べて満足するんかと思いきや「作りたい。」という気持ちが満足してほんの一口味見をした後はほとんど食べなくなったそう。
人間って身体がほんとに求めてるものと、今までの頭が「食べたいー。」という幻想を作り出してる部分の区別が出来ない。
「ラーメン食べたいー。」と思っても実際食べると「やっぱりね、、、。」とがっかりしたり。
特にお菓子に関してのガッカリ指数は計りしれない。

とにかく「商売」とかとは別の次元。
それでも仕入れや設備投資がないに等しいんで、どうやっても赤字には絶対にならない。
こんだけ全力投球する事自体で楽しいし。
それであっこちゃんのスキルがどんどんアップしてる訳やし、マクロビお菓子作り教室の要望も少なくないしね。

昨日もマニアもびっくりのオンパレード。
新作、ズッキーニのマフィン、ブルーベリーのマフィン、アンズのクラムケーキなどが登場。
定番になってるカボチャのタルト、久々の豆腐のチーズケーキ風なんかは超人気やね。

それにビオマーケットの事務局の「有機の里」の二人も頑張ってくれてて、県の記者クラブに投げ込みしてくれて、NHKが取材に来た。
まあよくあんだけ熱心に取材するもんやねー。
ほんの5分ぐらいの放送と言う割りに朝9時過ぎから終わる3時まで。
ずっーと。
ご飯も食べずに。
取材用にスムージー作ってくれ言われたからキッチリ200円は払ってもろたよ。
雰囲気的にこっちが払えと言わんかったら払いそうになかったんでね。
これはマズイと判断。
相手は仕事で来とんやから「お金は結構ですから。」などと言う必要はない。

放送は次の火曜日の夕方のニュース6時10分から。
6時10分スタートの番組やけど、ビオマーケットがどのタイミングで出るかは不明。










  
タグ :取材出店

Posted by 陣 at 07:28Comments(0)出店

2009年09月03日

廃材天国鉄工部門の手応え

おととい完成したルーフキャリアに色を塗る。

まずは溶接した部分のカスとかを丁寧に削ったり叩いたりしてキレイにする。
細かいゴミをコンプレッサーで吹き飛ばす。
そして、キャリア本体に仮に吊るす為の針金をつけてチェーンブロックで吊るす。
こういうのは子どもは大好き。
「やらせて、やらせてー。」と野遊と土歩くん交代しながらガリガリガリガリ。
塗装しやすい高さにもっていってOK。

色は車の色と同じ白の塗料を塗るんやけど、まず錆び止めの塗料から。
アングルは錆び止めの塗装済みのだったんで塗る必要はないが、脚の部分や溶接して錆び止めが剥がれた部分は丁寧に塗る。
特にうちの車は雨ざらしやからねー。

そこで、、、。
廃材建築とメチャクチャライフで、一体どこまで丁寧にやるのかがポイントになってくる。
言ってみれば錆び止めまで必要ないと言えばない。
でも素人仕事なだけに、あっと言う間に錆びてきて車までまっ茶色になるのもねぇ、、、。
一応自分の「やったな。」という満足感を得る所までは持っていかんと。
究極的にはその指標しかうちの作業にはないという結論。
家本体にしたって、構造計算も耐久年数も全くの???状態。
自分が納得するかどうか?
それは強度や使い勝手に加え、仕上がりの味や美しさ、どこまで丁寧にするか?にも言える。
結構セルフビルドの家が雑誌に取り上げられてたりするけど、めっちゃキレイ。
プロ顔負け。
もちろんそれはその人の好みやからすばらしい。
うちはわざと火事の焦げた木を使ったり、すぐボロボロになるだろう薄い廃材で屋根を葺いたり、カンナなんかあてなかったり、わざと水平じゃなくしたり、、、とそもそもプロ顔負けは目指してない。
だからプロも自分の価値観の範囲を外した上で「すばらしいねー。」と言うてくれてる。
それが廃材天国全体が「作品やね~。」と言われるゆえんやろね。
技術があるからとか、お金があるからとか、そういうものがないからという理由とは全く別の「嗜好」に尽きる。
キレイにしようとすればホームセンターで新品の木を買って、それなりのプロの使う道具を揃えて、忠実に施工すればなんとかはなる。
僕の場合はどうしてもアート系出身なのと、この廃材建築とオルタナティブ生活をやってるうちに作業そのものにワクワクするかどうかにウエイトが移ってきた。
初めてうちに来て一緒に作業した人は「はよ終わったらえんかいな?」と思うかもしれん。
もちろん事実、僕の中で無駄で必要のない丁寧さは全てオミット。
木材の寸法が合わなければチェーンソーでガリガリ削ったりね。
あたかもメチャクチャやってるみたいやけど、その即興性を持つ瞬間の作業に僕の嗜好性のベクトルが向いてしまう。
何かややこしいな。
とにかく、よりオモロイ事、ワクワクする事がしたい訳。

特に今回は鉄工や溶接の絶対的な技術的な壁とゲリラと言えど職人である田村さんにかなりの部分やってもらったんで、割とマトモな仕上がりになった。
やっぱり一番は積載性という機能重視やからもちろんOK。
農業用のプラスチックのコンテナが10個以上載るからねー。
僕は何でも「目一杯」という傾向があるんで、気をつけんとね。
物理的に軽い軽のバンの頭の上に陶器なんかの重いものをどんどん載せるのはよくないよね、うん、よくないぞ、そうしよう。

夕方、錆び止めが乾いたのを見計らって、白の塗料を塗る。
これで完成。
後は乾かして取り付けや。

ほんとはいろいろ遊びたかったんやけど、、、。
あんまし鉄板や鉄筋のおかしな形のをくっ付けまくっても車検に通らんかったり、危なかったりしてもアレなんで、、、。
廃材天国の鉄工部門はオイオイ進化させていくとしよう。
鉄というまだ加工に慣れてない素材やけど、これからどんどん慣れていくに従って、余裕を持って自由な加工が可能になる。
それは粘土や木材で実証済みなんで、後はやるだけ。
この、「後はやるだけ」って響きもしょっちゅう使うけど大好き。
いやいや、楽しみ楽しみ!






  

Posted by 陣 at 06:25Comments(0)廃材ハウス

2009年09月02日

何で廃材で自作するのか?

超欲しかったルーフキャリアの自作!!!
最近出店とかで荷物を積む事が多いからねー。
でも室内はちびっこたちが昼寝したりするから広くしときたい。
まさかたまの出店や遠出の為だけに乗用車のワゴンに換える訳にはいかんし。
そりゃ4ナンバーのハイエースは理想的やけど。
とにかく今は意地でも軽のバンで何とかする!

遂に、遂に、長い間温めてきた構想を実行する日がきた。
去年の暮れに完成して、薪だけで料理する生活に入ったキッチンストーブ以来の感動。
ピザの窯なんかはたくさん作ってるから、今更あんまし感動とかはないのよね。

えー。
うちのスバルのサンバー(軽のバン)はルーフキャリアをつけたい人にとってはブーイング。
普通はドアがスライドする上のラインに沿ってレールが付けられてて、そのレールにルーフキャリアを留める為の金具を固定するようになってる。
そのレールがサンバー号は後ろの3分の1ぐらいしかない、、、。
何故そんなことになってるのか?
製造工程で、そのレールを作らないメリットが手軽なルーフキャリアを渇望する人の落胆以上にあるんだろうか?
と言うても、サンバーにルーフキャリアを付けて颯爽と走り抜ける建築関係の職人は居る。
それはスバル純正もしくはサンバー用に特別に作られたルーフキャリアなのだ。
純正のは5万以上、社外品でも重量物対応のしっかりしたのは3万以上、、、。

で、ネットで調べると自作してる奴がおるー。
でも本業が溶接工でかなりハイレベルなマニア系の自作で真似できない、、、。
一時は木を車本体にボルト締めして作ろうかとまで思った。
直接本体に鉄板を溶接してアングルをつけたろかとも思った。
でも僕の溶接の技術では車に穴が開くやろし。
プロに聞くと「直付けは車検通らんで。」と、、、。

思い立ったら即行動の僕にしてはあーでもないこーでもない、と数ヶ月練った。
で、いよいよ助っ人に電話。
一軒目の廃材ハウスの時に出合った師匠、田村さん!
元板金屋で、土木、建築、溶接、農業、機械関係に精通しながらも絶対に新品の部品や材料を買わずにやってしまうゲリラ系の職人。
一軒目の廃材ハウスは田村さん無しにはありえない程たくさん教えてもらった。
絶対に新品の材料を買えとは言わずに。

今回の焦点は直付けでなく、いかに強度を出すか。
しかもルーフキャリアを支える肝心のレールはない、、、。
「車に穴あけてボルトで鉄板付けるしかないのー。」と田村さん。
やっぱりーーー。
車に穴を開ける事自体には僕も抵抗はないんやけど、内装のフワフワした布があるやん。
布をグイグイ触っても向こうはどうなってるかイマイチ分からんし。
人間はやったことないことで、先が見えない不透明な状態にはメッキリ弱い。
「それ切ったらええが。」と田村さん。
「!!!」
田村さんも相手が僕やから分かって言ってくれてるのが嬉しい。
どんな変化球でも、いや反則でもうちでは問題にしないことを9年の付き合いでよーく察してくれてる。

作業の工程が決まれば後はやるだけ。
キッチンストーブの時にめちゃくちゃ世話になった鉄工所の社長に無理を頼んで材料の調達。
脚にして、車本体にボルト締めする3、2㎜の鉄板をでーっかい裁断機みたいなんでバスンと切ってもらう。
もちろん廃材。
鉄工所の中は宝の山とばかりに鉄の廃材がたくさん。
「なんぼでも持っていけよ。」と社長は太っ腹。
この鉄板を叩いて曲げて脚にした。
キャリア本体はアングル。
僕がドリルで脚の鉄板に穴開けの加工してる間に田村さんがキャリアの枠を作ってくれてる。
各々の部材が揃ってきていよいよ車に電ドルで穴を開ける。
いやー、ほんと車ってペラペラ。
さっきまでアングルや鉄板に穴開けてた感覚からするとボール紙かのような感覚。

その穴の裏の内装をカッターで切って、構造を確認。
ちゃんとボルトとナットで思いっきり締め付けたら強度はばっちり。
で、脚を先にボルトで仮に固定。
その上にキャリア本体を乗せてクランプで仮に脚につけてみる。
予定よりも屋根の丸くなった部分が高くてギリギリになって、予めキャリアのアングルに開けてた穴が使えずに、車を揺らしながら直接電ドルで開けてヒジが超痛くなったけど、無事に仮留め完成。

ピザ窯の軒下にバンを突っ込み、チェーンブロックでキャリアを吊るして外す。
後は塗装やけど、ここでビールと夕飯の時間が迫ってきたので作業は終了。

さっき書いたやったことのない不透明状態から一つ、また一つと作業が進むワクワク感。
トラブルが起こる度にそれを解決する知恵。
スリガラスを叩き壊すというか、もやもやした霧を豪風で吹き飛ばすというか、得も言われぬエクスタシー。

一軒目の廃材ハウスの建築の時、雨の中ユンボのキャタピラが外れて一人で四苦八苦してる所に来た田村さんの「おう、バール貸せ!」と自身たっぷりに目を輝かせながら助けてくれた田村さん。
きっと田村さんのようなトラブルをワクワクしながら立ち向かう心はDNAに入っとるとしか思えんぞ。
そこそこ僕も無理難題に「来たーーー。」とスイッチ入るようにはなってきたけどね。

お金がないからと言うネガティブな発想ではなく、自分で新たな境地に踏み込むワクワク感の為に廃材天国は廃材なのだ。
まず、もらう所からがドラマやしね。










待望のツナギを買ってもらってワクワクの基地作りの野遊


薪のキッチンストーブで焼くベエスケ(大アナゴ)は酒の肴としては一級品  

Posted by 陣 at 05:49Comments(0)物、技の交換