2013年03月31日
廃鶏
パイプハウスの屋根を廃材建築でスタート。
いい天気で廃材建築日和。

まずは下げ降りで柱の位置を測量する。

杭を打って、糸を張りそれぞれ印をつける。
穴を掘って、柱を立てるのは8カ所。
しょうたくんと野遊が穴を掘ってる間に、僕がダルマの用意をする。
ダルマは母屋の周りの石畳張り作業の時以来の登場。
ビニールをかけてたとは言え、外に何年も置いてるので、草が生い茂って、モーターなんか半分ぐらい土に埋まってた。

これがあると、バラス、砂、セメントを練るのが飛躍的に速くなる。
廃材で高くしてるのは、練ったコンクリートを一輪車で受けるため。
これも一般的には何で高くするのか知らんけど、廃材が山ほどあるウチではこうする。
チョンチョンとビスで仮留めしとけば、ダルマが回る振動でも大丈夫。

作業中、廃材が届いた。
宇多津の塩釜修復工事の時に仕事をしてくれた設備屋さんから電話で、「自分の所の納屋を解体してるんやけど、廃材いる?」と。
これは2間半(4、5m)×3間半(6、3m)のもの。
丁寧に手作業で解体してるので、柱、桁、梁、柄、棟、垂木がフルセットである。
築50年ぐらいらしいけど、全然痛んでなくて、もう一度再築できるレベル。
こういう小さな納屋なら材木の単位が小さいので、解体にしろ、再築にしろ、とても扱い安い。
しかも、ジャストタイミング!
缶に埋め込む柱は物色してたものの、梁と桁をどうしようかと思ってた所に届いたし、求めてた長さで本数も十分に揃った。
トタンで覆いをして、積み込んである廃材をバラさずに部材が揃ったのがありがたい。
特に、4m級のクネクネの松の梁と、キッチリ通った杉の桁とが、丁度欲しかった材。
廃材建築ではこういう事がよくある。
別に「引き寄せたー!」とかオーバーに騒ぐ程のことでもない。
世の中にジャブジャブ余ってる廃材をこちらが「欲しい!」と発信すれば、いくらでも集まる、コレ当たり前。
需要と供給のバランスで言うと、圧倒的にウチの需要を供給が上回ってる。
しかも、市街地郊外の開発地帯という立地条件もあいまって、いくらでも集まるという現実がある。
あんまし山奥ではここまで潤沢にはもらえない。

8カ所穴を開け終わり、底を抜いた缶をセットする。
バラスと砂も結構必要なので、近所の土建屋に軽トラ一杯づつ分けてもらいに走る。
車で数十秒の近所に同級生が社長をしてる土建屋があって、むっちゃ世話になってる。

作業中、県内で自然養鶏を営む生産者の方から電話、「春になって、若い鶏がどんどん生み出したきん、古いのを潰すんやけど、要る?」と。
事実上は廃鶏やけど、まだそこまでの年寄りじゃない。
最近、一羽野犬に持って行かれて一羽だけになってたので、ありがたい。
早速、あっこちゃんにもらいにいってもらった。

雄は強烈にケンカするけど、メス同士はすぐになじむ。
いい天気で廃材建築日和。
まずは下げ降りで柱の位置を測量する。
杭を打って、糸を張りそれぞれ印をつける。
穴を掘って、柱を立てるのは8カ所。
しょうたくんと野遊が穴を掘ってる間に、僕がダルマの用意をする。
ダルマは母屋の周りの石畳張り作業の時以来の登場。
ビニールをかけてたとは言え、外に何年も置いてるので、草が生い茂って、モーターなんか半分ぐらい土に埋まってた。
これがあると、バラス、砂、セメントを練るのが飛躍的に速くなる。
廃材で高くしてるのは、練ったコンクリートを一輪車で受けるため。
これも一般的には何で高くするのか知らんけど、廃材が山ほどあるウチではこうする。
チョンチョンとビスで仮留めしとけば、ダルマが回る振動でも大丈夫。
作業中、廃材が届いた。
宇多津の塩釜修復工事の時に仕事をしてくれた設備屋さんから電話で、「自分の所の納屋を解体してるんやけど、廃材いる?」と。
これは2間半(4、5m)×3間半(6、3m)のもの。
丁寧に手作業で解体してるので、柱、桁、梁、柄、棟、垂木がフルセットである。
築50年ぐらいらしいけど、全然痛んでなくて、もう一度再築できるレベル。
こういう小さな納屋なら材木の単位が小さいので、解体にしろ、再築にしろ、とても扱い安い。
しかも、ジャストタイミング!
缶に埋め込む柱は物色してたものの、梁と桁をどうしようかと思ってた所に届いたし、求めてた長さで本数も十分に揃った。
トタンで覆いをして、積み込んである廃材をバラさずに部材が揃ったのがありがたい。
特に、4m級のクネクネの松の梁と、キッチリ通った杉の桁とが、丁度欲しかった材。
廃材建築ではこういう事がよくある。
別に「引き寄せたー!」とかオーバーに騒ぐ程のことでもない。
世の中にジャブジャブ余ってる廃材をこちらが「欲しい!」と発信すれば、いくらでも集まる、コレ当たり前。
需要と供給のバランスで言うと、圧倒的にウチの需要を供給が上回ってる。
しかも、市街地郊外の開発地帯という立地条件もあいまって、いくらでも集まるという現実がある。
あんまし山奥ではここまで潤沢にはもらえない。
8カ所穴を開け終わり、底を抜いた缶をセットする。
バラスと砂も結構必要なので、近所の土建屋に軽トラ一杯づつ分けてもらいに走る。
車で数十秒の近所に同級生が社長をしてる土建屋があって、むっちゃ世話になってる。
作業中、県内で自然養鶏を営む生産者の方から電話、「春になって、若い鶏がどんどん生み出したきん、古いのを潰すんやけど、要る?」と。
事実上は廃鶏やけど、まだそこまでの年寄りじゃない。
最近、一羽野犬に持って行かれて一羽だけになってたので、ありがたい。
早速、あっこちゃんにもらいにいってもらった。
雄は強烈にケンカするけど、メス同士はすぐになじむ。
タグ :廃鶏
2013年03月30日
一斗缶
またしょうたくんが山口から来た。
今度は廃材建築の仕事じゃなく、陶芸の窯焚きのため。
今現在はバーナーでの焙り中。
31日から薪にシフトする。
薪生活の好きな彼は薪の陶芸も好きで、ウチでの窯焚きには何度も参加してる。
薪だけで日夜1週間以上焚き続ける。
窯焚きそのものは親父、親父の友人、僕の3交代制なので、別にしょうたくんは中心メンバーという訳でもない。
僕の担当は夜中の1時~朝の9時。
いつも夕方早目に寝て、夜中に起きるサイクルにしてる。
なので、朝から夕方までは廃材天国での作業。
例のパイプハウスの屋根作りを一緒に進める。
これは何年も前から温め続けてるけど、ようやく着工できて嬉しい。
それも、廃材ゴムシートの登場で俄然盛り上がってきたし。
廃材建築はとにもかくにも、材料ありきでスタートする。
「こんなんが来たんやからアレに使おう!」という閃きで工事に着工する。
いつまでに作らんといかん、というのがないから、それでOK。
これが全く材料を買わずに、100%廃材での家作りまで可能にする。
昨日も柱の独立基礎のコンクリートの枠として、ガソリンスタンドの20ℓのペール缶をもらいに走った。
大体、廃天ぷら油をもらってくる一斗缶が何個か転がってるけど、先日の鉄のゴミの片付けで全くなかったから。
近くのスタンドでは数が揃わなかったので、他のスタンドに足を伸ばしてる途中!
道路のライン引きの作業の横を通った。
で、次のスタンドでは一個ももらえなかった。
そこで、さっきのライン引きの作業で大量に使ってる一斗缶の資材入れに狙いをつけた。
引き返し、車を停め、リーダー格とおぼしき人に大声で挨拶する。
「ちょっとした倉庫の基礎にしたいんで、空いた一斗缶頂けないでしょうか?」と。
「何個要るん?」と即OKしてくれた。
地下足袋に作業着という、同じ職人スタイルでノリノリで尋ねる、という雰囲気が大事。
それと、「何に使うか。」という目的をハッキリ伝える事も、気持ちよくもらえるコツの一つ。

スタンドのペール缶はオイルを洗えばバケツにも使えて、重宝する。
痛んだらまた交換すればいい。
いくらでもタダでもらえるので惜し気なく使える。
「日用品すら買わない!」これが廃材左ウチワ生活の鉄則。
資材用の一斗缶は、いつもの廃天ぷら油のそれよりも固くて頑丈だった。

パイプハウスの中に置いてあった廃材をすっかり片づけた。
シーソーや鉄の足場セット、廃材関係。
材木関係の廃材は雨ざらしで何年もほったらかしなので、土に還りつつあった。

しょうたくんのお土産。
山口の「弥五郎邸」のハヤトくんが最近このドーナッツを出店してて人気だそうな。

めっちゃ美味い。
写真で味が伝わらないのが残念な程。
ウチと同じく、砂糖ナシで甘くはないけど、滋味深い美味さ。
全粒粉で、いい塩を使って、圧搾の油で揚げてる。
こういうシンプルなものは素材が命やからねー。
今度は廃材建築の仕事じゃなく、陶芸の窯焚きのため。
今現在はバーナーでの焙り中。
31日から薪にシフトする。
薪生活の好きな彼は薪の陶芸も好きで、ウチでの窯焚きには何度も参加してる。
薪だけで日夜1週間以上焚き続ける。
窯焚きそのものは親父、親父の友人、僕の3交代制なので、別にしょうたくんは中心メンバーという訳でもない。
僕の担当は夜中の1時~朝の9時。
いつも夕方早目に寝て、夜中に起きるサイクルにしてる。
なので、朝から夕方までは廃材天国での作業。
例のパイプハウスの屋根作りを一緒に進める。
これは何年も前から温め続けてるけど、ようやく着工できて嬉しい。
それも、廃材ゴムシートの登場で俄然盛り上がってきたし。
廃材建築はとにもかくにも、材料ありきでスタートする。
「こんなんが来たんやからアレに使おう!」という閃きで工事に着工する。
いつまでに作らんといかん、というのがないから、それでOK。
これが全く材料を買わずに、100%廃材での家作りまで可能にする。
昨日も柱の独立基礎のコンクリートの枠として、ガソリンスタンドの20ℓのペール缶をもらいに走った。
大体、廃天ぷら油をもらってくる一斗缶が何個か転がってるけど、先日の鉄のゴミの片付けで全くなかったから。
近くのスタンドでは数が揃わなかったので、他のスタンドに足を伸ばしてる途中!
道路のライン引きの作業の横を通った。
で、次のスタンドでは一個ももらえなかった。
そこで、さっきのライン引きの作業で大量に使ってる一斗缶の資材入れに狙いをつけた。
引き返し、車を停め、リーダー格とおぼしき人に大声で挨拶する。
「ちょっとした倉庫の基礎にしたいんで、空いた一斗缶頂けないでしょうか?」と。
「何個要るん?」と即OKしてくれた。
地下足袋に作業着という、同じ職人スタイルでノリノリで尋ねる、という雰囲気が大事。
それと、「何に使うか。」という目的をハッキリ伝える事も、気持ちよくもらえるコツの一つ。
スタンドのペール缶はオイルを洗えばバケツにも使えて、重宝する。
痛んだらまた交換すればいい。
いくらでもタダでもらえるので惜し気なく使える。
「日用品すら買わない!」これが廃材左ウチワ生活の鉄則。
資材用の一斗缶は、いつもの廃天ぷら油のそれよりも固くて頑丈だった。
パイプハウスの中に置いてあった廃材をすっかり片づけた。
シーソーや鉄の足場セット、廃材関係。
材木関係の廃材は雨ざらしで何年もほったらかしなので、土に還りつつあった。
しょうたくんのお土産。
山口の「弥五郎邸」のハヤトくんが最近このドーナッツを出店してて人気だそうな。
めっちゃ美味い。
写真で味が伝わらないのが残念な程。
ウチと同じく、砂糖ナシで甘くはないけど、滋味深い美味さ。
全粒粉で、いい塩を使って、圧搾の油で揚げてる。
こういうシンプルなものは素材が命やからねー。
タグ :ドーナッツ
2013年03月29日
土歩9歳の誕生日
土歩9歳の誕生日。
いつもの手作り誕生日会。

土歩の要望で、今シーズン最期と思われる鍋料理。
猪肉の塩麹漬けを仕込んでた。
女猟師に猪一頭を持ってきてもらって、庭でみんなでバラした肉。
獲ってすぐに内蔵を出したりと、処理が上手いと臭みもなく最高に美味しい。
食べてる人には常識やけど、猪の脂はむつごく(しつこく)ない。
ちゃんと筋を取ってれば、固くもないし、臭くもない。
ドングリ、ミミズ、筍、自然薯、蛇、蛙など、何でも食べるどころか、美味しいもんばっかり食べてるから。
飼われてる牛や豚の完全配合飼料という不自然な餌とは雲泥の差。
当然毎日山の中を走りまわり、畜産の常識のストレスなんか関係ナシ。
動物本体のエネルギーが全然違うんやから美味しいのは当たり前。
動物には何の問題も責任もない。
問題は人間様の飼い方にかかってる。
命を殺して頂く以上は、「むごい飼い方」をしたものじゃなく、当たり前に飼って(獲って)真摯に殺そう。
猪は香川県内でも五色台(坂出市と高松市の海側の山)や徳島寄りの南部の方には凄く増えてるそう。
ウチ(丸亀市)から車で10分の大麻山(善通寺市)でも獲れてるそうな。
一軒目の廃材ハウス周辺でも、河野さんの近所のおっちゃん達が獲ってる。
僕らが住んでた頃にはそんな話はなかったけど、ここ数年でえらい増えてるみたい。

あっこケーキ。
抹茶スポンジにレアチーズムース風、ボイセンベリー(初めて聞いた!)で作ったゼリーという代物。
砂糖、卵、乳製品ナシでも子どもたちは超喜んでくれる。
ケーキのデコレーションは野遊担当。
このクリームはさつま芋のクリームだとか。
得意の「棒人間」マンガで。

電気を消す時間がワクワク。

土歩は「歩」の部分を選んだ。
最近学校好き、勉強好きのハイペース野遊と違って、土歩は何でもゆっくりペース。
常に強烈なマイワールドを展開してる。
毎朝の鶏の世話や風呂焚き、料理の時の焚きつけなど率先してやってくれる。
ウチぐらい生活コンテンツが多いと、学校や勉強が嫌いでも、することがなくなったり引きこもったりしようがない。
毎日あらゆる事をして遊んでる。
サドベリーバレースクールの創設者、ダニエル・グリーンバーク氏の言う所の「退屈のプール」に浸かるというのも極めて重要。
本人がやりたい事が最重要。
客観的に見て、全く役に立たないような事であろうとも、今やってる事を邪魔したりは出来ない。
「〇〇歳になったらこのぐらい出来ないと!」という常識が超ナンセンス。
「将来困るやろ!」というのも全くのオカド違い。
生活全般という医食住の実践を日々ウチでやってて、将来そこら中から引っ張りだこになることはあっても、生きていくのに困るような事態になりようがない。
食べるもん作ってて「食えない。」とか、生活を実践してて「生活できない。」という変な事は起こりようがない事を子ども時代から肌で感じて育ってる彼等には当たり前と言えば当たり前。
もし本人が困って、本当に必要になれば、その時に算数でも漢字でも一気に覚えるもの。
そういう諸先輩方を多く知ってるからね。
サドベリーだけじゃなく、国内では兵庫の「まっくろくろすけ」の卒業生たち。
〇〇スクールとかには行ってなくても、ホームスクーリングの知り合いも少なくない。
みんなそういう実例をあまりにも知らなさ過ぎるぜ。
困る困るとか言うて、一番困るのは親の世間体だけ。
平均学力の低下?
意義の見いだせない、まして好きでもない事を無理やりやらせるからだ。
実は自由に育つと勉強したくなって、自然と学力もつくもの。
これも実例を知らん人に活字や言葉で説明しても無理やろ思うけど、、、。
周りの情報に振り回されるな。
その子をよく見るんだ。
何が好きで、何でエネルギーを向けてるのか?
一日何も言わずに、ゆっくりと遠目から見てると分かる。
何があろうともその子を信じる。
これしかない!
見返りを求める期待を捨てろ。
我が子を信じる事が出来ずに親とは言えんぞ!!!
それと最大の教育は親の生きる姿勢だ。
親の日々の生活に挑む姿を見て、子は育つ。
そもそも教育という言葉が邪魔をするのだ。
いつもの手作り誕生日会。
土歩の要望で、今シーズン最期と思われる鍋料理。
猪肉の塩麹漬けを仕込んでた。
女猟師に猪一頭を持ってきてもらって、庭でみんなでバラした肉。
獲ってすぐに内蔵を出したりと、処理が上手いと臭みもなく最高に美味しい。
食べてる人には常識やけど、猪の脂はむつごく(しつこく)ない。
ちゃんと筋を取ってれば、固くもないし、臭くもない。
ドングリ、ミミズ、筍、自然薯、蛇、蛙など、何でも食べるどころか、美味しいもんばっかり食べてるから。
飼われてる牛や豚の完全配合飼料という不自然な餌とは雲泥の差。
当然毎日山の中を走りまわり、畜産の常識のストレスなんか関係ナシ。
動物本体のエネルギーが全然違うんやから美味しいのは当たり前。
動物には何の問題も責任もない。
問題は人間様の飼い方にかかってる。
命を殺して頂く以上は、「むごい飼い方」をしたものじゃなく、当たり前に飼って(獲って)真摯に殺そう。
猪は香川県内でも五色台(坂出市と高松市の海側の山)や徳島寄りの南部の方には凄く増えてるそう。
ウチ(丸亀市)から車で10分の大麻山(善通寺市)でも獲れてるそうな。
一軒目の廃材ハウス周辺でも、河野さんの近所のおっちゃん達が獲ってる。
僕らが住んでた頃にはそんな話はなかったけど、ここ数年でえらい増えてるみたい。
あっこケーキ。
抹茶スポンジにレアチーズムース風、ボイセンベリー(初めて聞いた!)で作ったゼリーという代物。
砂糖、卵、乳製品ナシでも子どもたちは超喜んでくれる。
ケーキのデコレーションは野遊担当。
このクリームはさつま芋のクリームだとか。
得意の「棒人間」マンガで。
電気を消す時間がワクワク。
土歩は「歩」の部分を選んだ。
最近学校好き、勉強好きのハイペース野遊と違って、土歩は何でもゆっくりペース。
常に強烈なマイワールドを展開してる。
毎朝の鶏の世話や風呂焚き、料理の時の焚きつけなど率先してやってくれる。
ウチぐらい生活コンテンツが多いと、学校や勉強が嫌いでも、することがなくなったり引きこもったりしようがない。
毎日あらゆる事をして遊んでる。
サドベリーバレースクールの創設者、ダニエル・グリーンバーク氏の言う所の「退屈のプール」に浸かるというのも極めて重要。
本人がやりたい事が最重要。
客観的に見て、全く役に立たないような事であろうとも、今やってる事を邪魔したりは出来ない。
「〇〇歳になったらこのぐらい出来ないと!」という常識が超ナンセンス。
「将来困るやろ!」というのも全くのオカド違い。
生活全般という医食住の実践を日々ウチでやってて、将来そこら中から引っ張りだこになることはあっても、生きていくのに困るような事態になりようがない。
食べるもん作ってて「食えない。」とか、生活を実践してて「生活できない。」という変な事は起こりようがない事を子ども時代から肌で感じて育ってる彼等には当たり前と言えば当たり前。
もし本人が困って、本当に必要になれば、その時に算数でも漢字でも一気に覚えるもの。
そういう諸先輩方を多く知ってるからね。
サドベリーだけじゃなく、国内では兵庫の「まっくろくろすけ」の卒業生たち。
〇〇スクールとかには行ってなくても、ホームスクーリングの知り合いも少なくない。
みんなそういう実例をあまりにも知らなさ過ぎるぜ。
困る困るとか言うて、一番困るのは親の世間体だけ。
平均学力の低下?
意義の見いだせない、まして好きでもない事を無理やりやらせるからだ。
実は自由に育つと勉強したくなって、自然と学力もつくもの。
これも実例を知らん人に活字や言葉で説明しても無理やろ思うけど、、、。
周りの情報に振り回されるな。
その子をよく見るんだ。
何が好きで、何でエネルギーを向けてるのか?
一日何も言わずに、ゆっくりと遠目から見てると分かる。
何があろうともその子を信じる。
これしかない!
見返りを求める期待を捨てろ。
我が子を信じる事が出来ずに親とは言えんぞ!!!
それと最大の教育は親の生きる姿勢だ。
親の日々の生活に挑む姿を見て、子は育つ。
そもそも教育という言葉が邪魔をするのだ。
タグ :誕生日
2013年03月28日
みかんペースト
いよいよ普通のみかんが終わりの季節。
シワシワになったり、カチカチになる。

いつもこの季節にこの「みかんペースト」を作る。
外の皮をむいて丸ごと鍋に放り込むだけ。
煮詰めていくと薄皮はドロドロに溶けていく。

真空脱気しておくと、常温でずっともつ。
手作りの保存食が冷蔵庫を占めるのは困る。
このペーストと本醸造の醤油で手作りソースができる。
お好み焼き、たこ焼きなどのソースものに重宝する。
あっこスイーツやスムージーにも使われる。
手作り、自家製のポイントは簡単テキトー。
ソースって、手作りするなら、玉ねぎ、人参、みかん、トマト、にんにく、セロリ、多種の香辛料を長時間煮詰める。
塩と野菜や果物の甘味で完成する。
でも、この醤油利用のソースなら、みかんペーストと混ぜるだけで一瞬で出来る。
市販のソースはそこまで本格的にすると高くつくので、3割~5割は砂糖で出来てる。
実際に甘々やもんね。
日本の伝統調味料や出汁は下準備に恐ろしく時間をかけてる。
ここが西洋の出汁やソースと圧倒的に違うポイント。
四季があり、海があり、野菜、豆、キノコが採れる。
その中で長年の叡智とも言える伝統食が培われてきた。
でも自給自足しようとする時に、毎日同じ野菜を飽きずに食べようとすると、和洋中、エスニックとバリエーションを駆使すると楽。
でも洋風や中華風でさえ、簡単に手作りできるのが面白い。
菜種油と小麦粉と豆乳でホワイトソースが出来るし。
鰹出汁にゴマ油、ニンニク、ショウガ、長ネギ、練ゴマでコクを出すとラーメンスープとして美味しい。
いりこ出汁と唐辛子でエスニック風は簡単にできる。
伝統を踏襲するだけが文化ではない。
いいとこ取りして発展させるのが日本人の得意とする所とも言える。
大事なポイントを外さなければ!
シワシワになったり、カチカチになる。
いつもこの季節にこの「みかんペースト」を作る。
外の皮をむいて丸ごと鍋に放り込むだけ。
煮詰めていくと薄皮はドロドロに溶けていく。
真空脱気しておくと、常温でずっともつ。
手作りの保存食が冷蔵庫を占めるのは困る。
このペーストと本醸造の醤油で手作りソースができる。
お好み焼き、たこ焼きなどのソースものに重宝する。
あっこスイーツやスムージーにも使われる。
手作り、自家製のポイントは簡単テキトー。
ソースって、手作りするなら、玉ねぎ、人参、みかん、トマト、にんにく、セロリ、多種の香辛料を長時間煮詰める。
塩と野菜や果物の甘味で完成する。
でも、この醤油利用のソースなら、みかんペーストと混ぜるだけで一瞬で出来る。
市販のソースはそこまで本格的にすると高くつくので、3割~5割は砂糖で出来てる。
実際に甘々やもんね。
日本の伝統調味料や出汁は下準備に恐ろしく時間をかけてる。
ここが西洋の出汁やソースと圧倒的に違うポイント。
四季があり、海があり、野菜、豆、キノコが採れる。
その中で長年の叡智とも言える伝統食が培われてきた。
でも自給自足しようとする時に、毎日同じ野菜を飽きずに食べようとすると、和洋中、エスニックとバリエーションを駆使すると楽。
でも洋風や中華風でさえ、簡単に手作りできるのが面白い。
菜種油と小麦粉と豆乳でホワイトソースが出来るし。
鰹出汁にゴマ油、ニンニク、ショウガ、長ネギ、練ゴマでコクを出すとラーメンスープとして美味しい。
いりこ出汁と唐辛子でエスニック風は簡単にできる。
伝統を踏襲するだけが文化ではない。
いいとこ取りして発展させるのが日本人の得意とする所とも言える。
大事なポイントを外さなければ!
タグ :ソース
2013年03月26日
S級廃材
行きつけの金物屋の倉庫に廃材の物色に。

この裸のパイプハウスに屋根をつけるための材料探し。

何年もかかってためたセッパンが割とたくさんある。
これは「保護板」と言って、何十枚と注文があった時に一番下に敷いて、養生として一枚余分を持って行って、倉庫に持って帰る。
たまにもらいに行って、ためると相当の量になる。

今回もそのセッパンを目当てに行った所がなくて、このゴムシートがあった!!!
以外やったけど、こんな廃材は初めてで、超嬉しい!
これはアスファルトシングル(正式な屋根材)の厚さで、ルーフィングシートのようなロールになってる製品。
まぎれもないS級廃材。
ここ何年かの中でも群を抜いて秀逸なもの。
廃材ソーラーパネルに次ぐレベル。
しかし、このシートは金物屋の人が倉庫の周りの草を抑えるためにもらって来てたもの。
「また次に出ますかねー?」と聞いた所、「ウチは急がんから秋山さんが先に使うてくれたらええで。」と!
いやー、本当にありがたいねーーー。
この金物屋との付き合いは一軒目の廃材建築スタート時(13年前)からのもの。
「陶芸家が自分で家建ててる。」という事で、金物屋の中でも話題になり、最初から色々と親切に教えてくれた。
今でもこうして色々と融通してくれてありがたい限り。
カーブしてる屋根に沿わせるために、このゴムシートが好都合。
しかも、これを噴くだけで屋根として完結するので手間要らず。
パイプハウスには強度がないので、いつものような、ビニールで防水して、石だのバラバラの瓦だのを置くという訳にはいかない。
そもそもカーブしてて置けないし。
廃材建築において、屋根は最大の難関。
100%「廃材」で完成させるのをコンセプトにする場合、防水できて耐久性のある材料って中々ない。
さすがに今回はパイプハウスという特殊な屋根なので、軽量化のためにポリカか平トタンでも張り込もうかとすら頭をよぎった。
買うのは簡単。
簡単な事にはワクワクしない。
折角自分でやるならワクワクしないと値打ちがない。
廃材を使う理由はソコにある。
電話をかけ、軽トラを走らせ、交渉する。
その手に入れるためのプロセスに苦労が大きいほど、「来たーーー!!!」と盛り上がる。
自分に対して、「ここまでやるか!」という挑戦と、「さすがに今回は難しいと思ったけど。」という達成感。
あくまで、自分の内面の問題。
思いついて、受話器を取るなり、車に乗り込む瞬間。
その時のモチベーションで結果はついてくる。
これが成功する「仕事」の条件だ。
そもそもそのモチベーションたる「自分を突き動かす力」はどこから来るのか?
これは絶対に論理的な答えはでない。
他人に明確な言葉で説明できない程、自分の心の声なんだとも思える。
「自分が無性に好きな事」を他人に説明できたらおかしいんじゃないのか。
説明できないから「無性に」なのだ。
ウズウズして居ても立ってもいられない程の事。
それが好きな事だし、それを仕事にしない限りうまくいかない。
自分が生き生きと活きる事。
僕にとってはそれが医食住という生きていくことにまつわる事になってきた。
中でも一切、弟子入りも研修も勉強もナシで始めたなんちゃって廃材建築に対する思い入れは誰にも想像できないと思う。
「無性に」やりたくなって始めたからだ。
最近、ヘタに色々知識や経験ができてきた。
その中で確実な屋根材を買うという選択をしななった事は心底喜ばしい。
実は心の奥底で、「自分が決めていた」からこうなったとも言える。
この裸のパイプハウスに屋根をつけるための材料探し。
何年もかかってためたセッパンが割とたくさんある。
これは「保護板」と言って、何十枚と注文があった時に一番下に敷いて、養生として一枚余分を持って行って、倉庫に持って帰る。
たまにもらいに行って、ためると相当の量になる。
今回もそのセッパンを目当てに行った所がなくて、このゴムシートがあった!!!
以外やったけど、こんな廃材は初めてで、超嬉しい!
これはアスファルトシングル(正式な屋根材)の厚さで、ルーフィングシートのようなロールになってる製品。
まぎれもないS級廃材。
ここ何年かの中でも群を抜いて秀逸なもの。
廃材ソーラーパネルに次ぐレベル。
しかし、このシートは金物屋の人が倉庫の周りの草を抑えるためにもらって来てたもの。
「また次に出ますかねー?」と聞いた所、「ウチは急がんから秋山さんが先に使うてくれたらええで。」と!
いやー、本当にありがたいねーーー。
この金物屋との付き合いは一軒目の廃材建築スタート時(13年前)からのもの。
「陶芸家が自分で家建ててる。」という事で、金物屋の中でも話題になり、最初から色々と親切に教えてくれた。
今でもこうして色々と融通してくれてありがたい限り。
カーブしてる屋根に沿わせるために、このゴムシートが好都合。
しかも、これを噴くだけで屋根として完結するので手間要らず。
パイプハウスには強度がないので、いつものような、ビニールで防水して、石だのバラバラの瓦だのを置くという訳にはいかない。
そもそもカーブしてて置けないし。
廃材建築において、屋根は最大の難関。
100%「廃材」で完成させるのをコンセプトにする場合、防水できて耐久性のある材料って中々ない。
さすがに今回はパイプハウスという特殊な屋根なので、軽量化のためにポリカか平トタンでも張り込もうかとすら頭をよぎった。
買うのは簡単。
簡単な事にはワクワクしない。
折角自分でやるならワクワクしないと値打ちがない。
廃材を使う理由はソコにある。
電話をかけ、軽トラを走らせ、交渉する。
その手に入れるためのプロセスに苦労が大きいほど、「来たーーー!!!」と盛り上がる。
自分に対して、「ここまでやるか!」という挑戦と、「さすがに今回は難しいと思ったけど。」という達成感。
あくまで、自分の内面の問題。
思いついて、受話器を取るなり、車に乗り込む瞬間。
その時のモチベーションで結果はついてくる。
これが成功する「仕事」の条件だ。
そもそもそのモチベーションたる「自分を突き動かす力」はどこから来るのか?
これは絶対に論理的な答えはでない。
他人に明確な言葉で説明できない程、自分の心の声なんだとも思える。
「自分が無性に好きな事」を他人に説明できたらおかしいんじゃないのか。
説明できないから「無性に」なのだ。
ウズウズして居ても立ってもいられない程の事。
それが好きな事だし、それを仕事にしない限りうまくいかない。
自分が生き生きと活きる事。
僕にとってはそれが医食住という生きていくことにまつわる事になってきた。
中でも一切、弟子入りも研修も勉強もナシで始めたなんちゃって廃材建築に対する思い入れは誰にも想像できないと思う。
「無性に」やりたくなって始めたからだ。
最近、ヘタに色々知識や経験ができてきた。
その中で確実な屋根材を買うという選択をしななった事は心底喜ばしい。
実は心の奥底で、「自分が決めていた」からこうなったとも言える。
タグ :廃材
2013年03月25日
葉ゴボウ
最近は頂き物が多い。

先日のワケギ、ブロッコリーに続き、葉ゴボウ。
葉っぱだけはエグミが強くてたべられないけど、普通食べる根の部分が小さくて、茎の部分も食べられる。
香川の伝統野菜。
煮物、天ぷらと有名な郷土料理でもある。

まだ薪ストーブの出番もあって嬉しいギリギリの季節。
割としっかり目に茹でる。
更に、水に少しの間さらした方が美味しい。
このゆで加減やさらし加減は野菜の個体差による。
柔らかくてアクの少ないものもあれば、しっかりとさらした方がいいものもある。
自然食の基本として、「茹で過ぎない」、「アク抜きしない」というのがあるけど、その程度は自分でやってみて見極める必要がある。
何でも杓子定規な規定がないのが、自然。
特に先日の「姫さんの野草料理」などその最たるもの。
「野草を採ってりゃ野菜作る手間がかからんしー。」と言えるのは、日々の生活の中での実践をしていない証拠。
野草こそ、個体差どころか瞬間瞬間まったく別の様相を見せるもの。
「〇〇が食べられる。」というのも今の季節の中でも一瞬で終わるもの。
一日3食×365日安定的に供給してくれることは、絶対にあり得ないぞ。
でも、「コレがこのぐらいの状況なら、あの時もやったし。」という経験が蓄積されてくれば話は別。
「気軽に実践すること」と、「毎日、一年中」
この2つが重要だ。
軽快な取り掛かりと、執拗なねばりとが同居する。
「気が向いた時だけ」という現代的な発想では全く歯が立たない。
野草に話が移ったけど、野菜でも一緒。
何分茹でるとか、決まりはない。
その素材の個性によって、こちらが臨機応変な対応をする。
それが美味しく食べる原点だ。

「くぼさんのとうふ」の厚揚げと一緒に煮物にした。
醤油と味醂の濃い味に仕上げるのが、讃岐の郷土料理風。

あっこちゃんの出店の残りの稲荷寿司。

モチモチ玄米ムスビはフライパンで焼くと最高。
フキノトウ味噌、ショウガ味噌、切干し大根のキムチの3種。
先日のワケギ、ブロッコリーに続き、葉ゴボウ。
葉っぱだけはエグミが強くてたべられないけど、普通食べる根の部分が小さくて、茎の部分も食べられる。
香川の伝統野菜。
煮物、天ぷらと有名な郷土料理でもある。
まだ薪ストーブの出番もあって嬉しいギリギリの季節。
割としっかり目に茹でる。
更に、水に少しの間さらした方が美味しい。
このゆで加減やさらし加減は野菜の個体差による。
柔らかくてアクの少ないものもあれば、しっかりとさらした方がいいものもある。
自然食の基本として、「茹で過ぎない」、「アク抜きしない」というのがあるけど、その程度は自分でやってみて見極める必要がある。
何でも杓子定規な規定がないのが、自然。
特に先日の「姫さんの野草料理」などその最たるもの。
「野草を採ってりゃ野菜作る手間がかからんしー。」と言えるのは、日々の生活の中での実践をしていない証拠。
野草こそ、個体差どころか瞬間瞬間まったく別の様相を見せるもの。
「〇〇が食べられる。」というのも今の季節の中でも一瞬で終わるもの。
一日3食×365日安定的に供給してくれることは、絶対にあり得ないぞ。
でも、「コレがこのぐらいの状況なら、あの時もやったし。」という経験が蓄積されてくれば話は別。
「気軽に実践すること」と、「毎日、一年中」
この2つが重要だ。
軽快な取り掛かりと、執拗なねばりとが同居する。
「気が向いた時だけ」という現代的な発想では全く歯が立たない。
野草に話が移ったけど、野菜でも一緒。
何分茹でるとか、決まりはない。
その素材の個性によって、こちらが臨機応変な対応をする。
それが美味しく食べる原点だ。
「くぼさんのとうふ」の厚揚げと一緒に煮物にした。
醤油と味醂の濃い味に仕上げるのが、讃岐の郷土料理風。
あっこちゃんの出店の残りの稲荷寿司。
モチモチ玄米ムスビはフライパンで焼くと最高。
フキノトウ味噌、ショウガ味噌、切干し大根のキムチの3種。
タグ :葉ゴボウ
2013年03月24日
ありがたい居候レス
昨日(23日)、今日(24日)はあっこちゃんが「88ステージ」に出店。
http://www.88stage.eei.jp/map/
「うさと展」の中にいつもの手作り系の店を出店。
http://www.usaato.com/about/
朝早くからの仕込みは、子どもたちの活躍が目覚ましい。
売り物が完成して、あっこちゃんを送りだしてからも、洗たくもの干したり、布団をたたんだり、洗いもの、掃き掃除と大活躍。
後はめいめい好きな事に没頭する時間。
野遊は宿題、土歩はミニカーやブロック、にこちゃんは猫と遊んだり。
最近の居候レスは家族にとっては嬉しい日々。
一軒目の廃材ハウスの生活とは違って、今の廃材天国は居候や来廃者が多い。
子どもたちも、遊んでくれて楽しい反面、誰も来ない日には「久しぶりの家族だけのご飯や~!」と喜ぶぐらい。

僕が切った廃材を土歩が運ぶ。
これは風呂用の長い薪。

中には仕切りが設けてあり、焚きつけの細い薪と太い薪とがセパレートしてる。
薪生活において、こういう細かい段取りがあると格段にやりやすい。
現代の薪生活は不便やおっくうであってはならないのだ。

こちらはキッチンの料理用ステンレスカマドの短い薪。
もちろん、こちらも細いカゴと太いカゴを分けておく。
2輪の運搬車は少々たくさん積んでもひっくり返らない。

みかん農家の知り合いに頼んでた苗木。
温州みかん。
ホームセンターや苗屋のと違って、根の張り方が凄い。

これは晩生の品種。

こっちは早生と2本植えた。
薪の作業も苗の移植も子どもたちが率先してやってくれる。
小さい時から「やらせて~!」の連発だった。
ポイントはココだ。
2、3歳ころからの好奇心たっぷりの時期にいかに大人が余裕を持った生活ができてるか?
こちらに余裕がないと、「自分でやった方が早い!」となってしまう。
何でもやらせてると、もっと、もっと、とジャンジャン成長する。
そろそろ大きくなってきてマジに助かるレベルになりつつある。
自給自足系や自然農系でウーフや居候を受け入れてる所は多い。
ウチはほんとにやる気のある若者には門を閉じたくはない所だが、労働力としては僕と子どもたちだけで十分になってきた。
夢は実現した。
崇高な目的などない。
見学がてらの来廃は迷惑だ。
口だけの若者に自画杜撰の極意を手ほどきするものめんどくさくなってきたのも事実。
「いやいやいや、ちょっとは休憩したらー!」とこっちが慌てるぐらいの働き方をするぐらいじゃないと、来ていらんぞ!!!
http://www.88stage.eei.jp/map/
「うさと展」の中にいつもの手作り系の店を出店。
http://www.usaato.com/about/
朝早くからの仕込みは、子どもたちの活躍が目覚ましい。
売り物が完成して、あっこちゃんを送りだしてからも、洗たくもの干したり、布団をたたんだり、洗いもの、掃き掃除と大活躍。
後はめいめい好きな事に没頭する時間。
野遊は宿題、土歩はミニカーやブロック、にこちゃんは猫と遊んだり。
最近の居候レスは家族にとっては嬉しい日々。
一軒目の廃材ハウスの生活とは違って、今の廃材天国は居候や来廃者が多い。
子どもたちも、遊んでくれて楽しい反面、誰も来ない日には「久しぶりの家族だけのご飯や~!」と喜ぶぐらい。
僕が切った廃材を土歩が運ぶ。
これは風呂用の長い薪。
中には仕切りが設けてあり、焚きつけの細い薪と太い薪とがセパレートしてる。
薪生活において、こういう細かい段取りがあると格段にやりやすい。
現代の薪生活は不便やおっくうであってはならないのだ。
こちらはキッチンの料理用ステンレスカマドの短い薪。
もちろん、こちらも細いカゴと太いカゴを分けておく。
2輪の運搬車は少々たくさん積んでもひっくり返らない。
みかん農家の知り合いに頼んでた苗木。
温州みかん。
ホームセンターや苗屋のと違って、根の張り方が凄い。
これは晩生の品種。
こっちは早生と2本植えた。
薪の作業も苗の移植も子どもたちが率先してやってくれる。
小さい時から「やらせて~!」の連発だった。
ポイントはココだ。
2、3歳ころからの好奇心たっぷりの時期にいかに大人が余裕を持った生活ができてるか?
こちらに余裕がないと、「自分でやった方が早い!」となってしまう。
何でもやらせてると、もっと、もっと、とジャンジャン成長する。
そろそろ大きくなってきてマジに助かるレベルになりつつある。
自給自足系や自然農系でウーフや居候を受け入れてる所は多い。
ウチはほんとにやる気のある若者には門を閉じたくはない所だが、労働力としては僕と子どもたちだけで十分になってきた。
夢は実現した。
崇高な目的などない。
見学がてらの来廃は迷惑だ。
口だけの若者に自画杜撰の極意を手ほどきするものめんどくさくなってきたのも事実。
「いやいやいや、ちょっとは休憩したらー!」とこっちが慌てるぐらいの働き方をするぐらいじゃないと、来ていらんぞ!!!
タグ :居候レス
2013年03月22日
砕石パーティー
最近は毎日が自分の生活のためのダイレクトな労働。
包丁研いだり、お米系や麦系の嗜好品仕込み。
そういうちょこちょこっとした作業をしながら、「何しよーか?」とイメージを膨らませる。
最近は、「骨組だけのパイプハウスの屋根をどうするか?」が自分の中での熱いテーマ。
かなり選択肢があるだけに考えるのが楽しくてしかたがない。
最初はビニールハウスのようにちゃんと張ってたけど、2回も台風で飛ばされて、3回目は張らずに骨だけ。

それと廃材天国の入口は花崗土を敷いただけの状態。
雨が降れば当然ぬかるむ。
自分たちは慣れてるからええけど、「料理教室などの来客の美しい車やヨソイキの靴を汚すのも悪いなー。」と前々から思ってはいた。
せめて砂利でも敷こうかと。
砂利を最小限に抑えるために、予め地面の凹凸をならしておく。
常に雨水が溜まる部分には花崗土を入れる。
この調整には時間を費やして丁寧にやる。

中途半端に造成しきれてない部分にも花崗土を入れる。
最近たくさん持ってきてくれた残土は完全たる花崗土で、こういう所に最適。
一回でも掘りなおしたりすると、それは残土として捨てられる。
土建屋に頼んでおくと必ず出るもの。

このジョレンで広げる作業は超楽しい。
砕石は土歩と一緒に善通寺の採石場に買いに行った。
1tで2000円。
大型ダンプしか出入りしない採石場に軽トラに行くのは場違いやけど、何回も繰り返し通ってると融通してくれるようになる。

学校から帰ってきた野遊が、「うわー!」と歓声を上げて、すぐさまジョレンを持つ。
こんなに楽しい作業をやらずにおれないという感じ。
昨日は天気もよくて作業日和だった。
車庫の上の廃材ソーラーもジャンジャン発電してくれてた。

立派なワケギを頂いた。
旬のワケギは見るからに美味しそう。
大きく育ってるのに固くなくて最高のもの。

揚げとヌタにした。
ワケギは少量のゴマ油で強火で炒りつける。
揚げも別に空炒りにしておく。
味噌、酢、甘酒だけでシンプルなヌタの和え衣が出来る。

ブロッコリーも頂いた。
これはカレー風味のフリッターにしてる。
薪調理での揚げものは、たくさん熾き火を作ってガンガンの強火にするのがポイント。

外はサックリと揚げって、中のブロッコリーはほっこり柔らかくて美味しい。
天然で質のいい重層をほんの一つまみ入れるのが裏ワザ。

いつもの玄米ご飯よりも更に色が黒いけど、実は精米した白ご飯。
イイダコとダイコンを煮た煮汁でタコ飯にした。
甘辛い出汁をご飯が吸って激旨!
包丁研いだり、お米系や麦系の嗜好品仕込み。
そういうちょこちょこっとした作業をしながら、「何しよーか?」とイメージを膨らませる。
最近は、「骨組だけのパイプハウスの屋根をどうするか?」が自分の中での熱いテーマ。
かなり選択肢があるだけに考えるのが楽しくてしかたがない。
最初はビニールハウスのようにちゃんと張ってたけど、2回も台風で飛ばされて、3回目は張らずに骨だけ。
それと廃材天国の入口は花崗土を敷いただけの状態。
雨が降れば当然ぬかるむ。
自分たちは慣れてるからええけど、「料理教室などの来客の美しい車やヨソイキの靴を汚すのも悪いなー。」と前々から思ってはいた。
せめて砂利でも敷こうかと。
砂利を最小限に抑えるために、予め地面の凹凸をならしておく。
常に雨水が溜まる部分には花崗土を入れる。
この調整には時間を費やして丁寧にやる。
中途半端に造成しきれてない部分にも花崗土を入れる。
最近たくさん持ってきてくれた残土は完全たる花崗土で、こういう所に最適。
一回でも掘りなおしたりすると、それは残土として捨てられる。
土建屋に頼んでおくと必ず出るもの。
このジョレンで広げる作業は超楽しい。
砕石は土歩と一緒に善通寺の採石場に買いに行った。
1tで2000円。
大型ダンプしか出入りしない採石場に軽トラに行くのは場違いやけど、何回も繰り返し通ってると融通してくれるようになる。
学校から帰ってきた野遊が、「うわー!」と歓声を上げて、すぐさまジョレンを持つ。
こんなに楽しい作業をやらずにおれないという感じ。
昨日は天気もよくて作業日和だった。
車庫の上の廃材ソーラーもジャンジャン発電してくれてた。
立派なワケギを頂いた。
旬のワケギは見るからに美味しそう。
大きく育ってるのに固くなくて最高のもの。
揚げとヌタにした。
ワケギは少量のゴマ油で強火で炒りつける。
揚げも別に空炒りにしておく。
味噌、酢、甘酒だけでシンプルなヌタの和え衣が出来る。
ブロッコリーも頂いた。
これはカレー風味のフリッターにしてる。
薪調理での揚げものは、たくさん熾き火を作ってガンガンの強火にするのがポイント。
外はサックリと揚げって、中のブロッコリーはほっこり柔らかくて美味しい。
天然で質のいい重層をほんの一つまみ入れるのが裏ワザ。
いつもの玄米ご飯よりも更に色が黒いけど、実は精米した白ご飯。
イイダコとダイコンを煮た煮汁でタコ飯にした。
甘辛い出汁をご飯が吸って激旨!
タグ :砕石
2013年03月21日
テキトー手打ちうどん
あっこちゃんと下の子ども2人がいなくて、野遊と2人でお昼ごはん。
じ「何食べようか?」
の「うどんがええ!」
じ「よし、作ろう!」
の「うん、やろう!」

と、手打ちうどんをすることにした。
塩水を作り、水回しをして団子にする所までは僕がやった。
昼になって取り掛かったので、寝かし工程は割愛。
その代わり、加水率を上げる。
朝から仕込んで寝かせる時間があるなら45%ぐらい。
これは50%で仕込んだ。

野遊が手際よく打って。

いい感じ。

タタミの工程。

均一に切って。

たっぷり目の打ち粉をふるい落とす。
加水率が高いと切った時にくっつきやすいので、これでもかというぐらいの打ち粉をする。

グラグラに沸いたステンレスカマドで茹でる。

茹でながら、まずは釜揚げ。
毎朝の味噌汁はいりこ出汁、その出汁の残りに追い鰹をよく利かせて濃い出汁にする。
後は自然海塩、本醸造醤油、三河本味醂。
塩を奮発して、しっかりとしたベースを整えるのがコツ。
庭のアサツキにショウガのすりおろしは必須。
天ぷらを揚げない時には圧搾ゴマ油を垂らすのも上品なコクになる。

釜揚げを堪能した後、茹で時間も15分ぐらいになるとザル用にする。
冷たい井戸水で締めて。

やっぱし、ザルが最高。
香川県産のさぬきの夢の香りが活きる。
ザルには刻み海苔とスリゴマを山ほどかけるのが最高。
取り掛かって食べ終わる所までで、1時間半ぐらいのもの。
わざわざ車に乗って、うどん屋まで行く事自体がわずらわしい。
手作りを大仰に捉えない。
テキトー、なんちゃってでOK。
やってるウチに慣れてくる。
これが自画杜撰の手作り生活の豊かさなのだ。
失敗を恐れない攻めの姿勢こそが、自給自足の原点。
「さぬきの夢2000」という香川県産の粉は今後「さぬきの夢2009」という品種改良をする。
何故か?
2000ではグルテンが低くて、うどん屋が使いづらいという事で未だに広がりが弱い。
2009はさぬきうどん業界を牛耳るASW(オーストラリア スーパー ホワイト)という粉と交配させて、グルテンを強くするそうな。
国産、手作りの醍醐味は弱いグルテンでも、丁寧な水回しやゆっくりと打つことでモチモチに仕上げられる所。
ASWの遺伝子なんか要らんし。
本当のさぬきうどんは「農林61号」、「ダイチノミノリ」という脈々と受け継がれてきた系統の品種がある。
う~ん、いよいよ小麦作りに入るかな!
実は秋山家の農地で活用してるのは半分以下。
米が終わって、この秋から植えよう。
「うどん県」とか言いながら、、、。
未だに瀬戸大橋を渡ってうどん客が来ていながら、、、。
うどん屋の大半はオーストラリアの粉にJTの塩、脱脂加工大豆にグルタミン酸ソーダのニセ醤油というお約束。
自慢にも誇りにもならない現実がある。
麺と出汁、ネギとショウガで完結するうどん。
こんなシンプルなものに素材を誤魔化していい筈がないぞ。
じ「何食べようか?」
の「うどんがええ!」
じ「よし、作ろう!」
の「うん、やろう!」
と、手打ちうどんをすることにした。
塩水を作り、水回しをして団子にする所までは僕がやった。
昼になって取り掛かったので、寝かし工程は割愛。
その代わり、加水率を上げる。
朝から仕込んで寝かせる時間があるなら45%ぐらい。
これは50%で仕込んだ。
野遊が手際よく打って。
いい感じ。
タタミの工程。
均一に切って。
たっぷり目の打ち粉をふるい落とす。
加水率が高いと切った時にくっつきやすいので、これでもかというぐらいの打ち粉をする。
グラグラに沸いたステンレスカマドで茹でる。
茹でながら、まずは釜揚げ。
毎朝の味噌汁はいりこ出汁、その出汁の残りに追い鰹をよく利かせて濃い出汁にする。
後は自然海塩、本醸造醤油、三河本味醂。
塩を奮発して、しっかりとしたベースを整えるのがコツ。
庭のアサツキにショウガのすりおろしは必須。
天ぷらを揚げない時には圧搾ゴマ油を垂らすのも上品なコクになる。
釜揚げを堪能した後、茹で時間も15分ぐらいになるとザル用にする。
冷たい井戸水で締めて。
やっぱし、ザルが最高。
香川県産のさぬきの夢の香りが活きる。
ザルには刻み海苔とスリゴマを山ほどかけるのが最高。
取り掛かって食べ終わる所までで、1時間半ぐらいのもの。
わざわざ車に乗って、うどん屋まで行く事自体がわずらわしい。
手作りを大仰に捉えない。
テキトー、なんちゃってでOK。
やってるウチに慣れてくる。
これが自画杜撰の手作り生活の豊かさなのだ。
失敗を恐れない攻めの姿勢こそが、自給自足の原点。
「さぬきの夢2000」という香川県産の粉は今後「さぬきの夢2009」という品種改良をする。
何故か?
2000ではグルテンが低くて、うどん屋が使いづらいという事で未だに広がりが弱い。
2009はさぬきうどん業界を牛耳るASW(オーストラリア スーパー ホワイト)という粉と交配させて、グルテンを強くするそうな。
国産、手作りの醍醐味は弱いグルテンでも、丁寧な水回しやゆっくりと打つことでモチモチに仕上げられる所。
ASWの遺伝子なんか要らんし。
本当のさぬきうどんは「農林61号」、「ダイチノミノリ」という脈々と受け継がれてきた系統の品種がある。
う~ん、いよいよ小麦作りに入るかな!
実は秋山家の農地で活用してるのは半分以下。
米が終わって、この秋から植えよう。
「うどん県」とか言いながら、、、。
未だに瀬戸大橋を渡ってうどん客が来ていながら、、、。
うどん屋の大半はオーストラリアの粉にJTの塩、脱脂加工大豆にグルタミン酸ソーダのニセ醤油というお約束。
自慢にも誇りにもならない現実がある。
麺と出汁、ネギとショウガで完結するうどん。
こんなシンプルなものに素材を誤魔化していい筈がないぞ。
タグ :うどん
2013年03月19日
果樹の苗
畑ではほとんどの野菜がトウ立ちを始めた。
アブラナ科系の葉物は全部菜花としてジャンジャン採っては食べてる。

金時人参も固くなりつつあるんで、一気に収穫。
土歩が丁寧に洗ってくれる。

何クールも干しまくってる切干し大根は完成したらふくろに詰めて保存。
これも土歩がやってくれた。
ほんとに助かる。
今のウチに食べるのはいいけど、梅雨前には冷蔵庫に入れないと黒くなって不味くなる。
冷蔵庫が占有されるのはいけないので、それまでに食べるのが一番。

果樹の苗を買ってきた。
苗屋の果樹のコーナー見てるだけで、「アレもいいし、コレも植えようか。」と幸せな時間を過ごせる。

レモン。
一度植えてたけど、アゲハの幼虫に食い荒らされて枯れたので再度植えた。

マスカット。

巨峰。
ブドウは前々から植えたいと思ってた。
この2本はキッチンのすぐ前の井戸の脇に植えた。
で、キッチンの前にポリカの屋根を作って雨除け栽培する計画。

ライム。
夏にボンベイサファイヤでジンライムを飲めるのが楽しみ。

木頭ゆず。
本当はレモンとブドウを買う計画だった。
ライムとゆずは半額セールだったんで、つい買ってしまった。
柑橘系はそれぞれ香りが違うので、何種類あっても悪くない。

果樹の苗を植えようと、鉄のゴミの片付けを始めたらすぐに軽トラ一車分できた。
苗を植えるよりも、ゴミの片付けにスイッチが入ってしばらくやってた。
廃材生活においては、ちょこちょこっと片付けるとこうなる。
鉄のゴミはスクラップ屋に売りに行けるのが魅力。
コンクリートガラやプラスチックなども、何をどこに持っていけばいいかを把握しとかないと、イチイチ処分代がカサム。

同級生がコールラビとワサビ菜を持ってきてくれた。
キャベツの仲間で芯を食べるための野菜。
土筆の甘酢漬けの酢にオリーブオイルを混ぜてドレッシングにしたそうな。
アブラナ科系の葉物は全部菜花としてジャンジャン採っては食べてる。
金時人参も固くなりつつあるんで、一気に収穫。
土歩が丁寧に洗ってくれる。
何クールも干しまくってる切干し大根は完成したらふくろに詰めて保存。
これも土歩がやってくれた。
ほんとに助かる。
今のウチに食べるのはいいけど、梅雨前には冷蔵庫に入れないと黒くなって不味くなる。
冷蔵庫が占有されるのはいけないので、それまでに食べるのが一番。
果樹の苗を買ってきた。
苗屋の果樹のコーナー見てるだけで、「アレもいいし、コレも植えようか。」と幸せな時間を過ごせる。
レモン。
一度植えてたけど、アゲハの幼虫に食い荒らされて枯れたので再度植えた。
マスカット。
巨峰。
ブドウは前々から植えたいと思ってた。
この2本はキッチンのすぐ前の井戸の脇に植えた。
で、キッチンの前にポリカの屋根を作って雨除け栽培する計画。
ライム。
夏にボンベイサファイヤでジンライムを飲めるのが楽しみ。
木頭ゆず。
本当はレモンとブドウを買う計画だった。
ライムとゆずは半額セールだったんで、つい買ってしまった。
柑橘系はそれぞれ香りが違うので、何種類あっても悪くない。
果樹の苗を植えようと、鉄のゴミの片付けを始めたらすぐに軽トラ一車分できた。
苗を植えるよりも、ゴミの片付けにスイッチが入ってしばらくやってた。
廃材生活においては、ちょこちょこっと片付けるとこうなる。
鉄のゴミはスクラップ屋に売りに行けるのが魅力。
コンクリートガラやプラスチックなども、何をどこに持っていけばいいかを把握しとかないと、イチイチ処分代がカサム。
同級生がコールラビとワサビ菜を持ってきてくれた。
キャベツの仲間で芯を食べるための野菜。
土筆の甘酢漬けの酢にオリーブオイルを混ぜてドレッシングにしたそうな。
タグ :果樹
2013年03月15日
お墓スタンド
天ぷらカーであるボンゴのタイヤの減り具合を見て、ローテーションを思い立った。
車に付属してるパンタグラフ式のジャッキと4tの油圧ボトルジャッキがある。
でも、タイヤを2本同時に外すのは初めて。
廃材鉄工で「ジャッキスタンド」なるものを作る。
ジャッキで車を持ち上げて、下にいれる台のこと。

材料はストックしてある廃材があった。

ギャイーンと切って、パリパリッと溶接して出来た。
お墓みたいなデザインになった。
しかも、一つは材が寸足らずになって、ツギハギで作った。

デフの下にジャッキをかけて持ち上げる。
途中、ゴキッと重い音がしてドキッとするも問題なく上がった。
ある程度持ち上がったら自作ジャッキスタンドを差し込む。
で、難なくタイヤを外せた。
今までは軽ばかり乗って来たので、普通車のタイヤはデカイ。

前輪はパンタグラフジャッキで持ち上げて外す。
うまくローテーション出来た。
終わって見ると、お墓スタンドは2台しか要らないことに気づいた。
鉄クズを売りに行く時に一緒に混ぜよう。

タイヤを付け終わった後、空気圧をチェック。
この自転車用のポンプはゲージが付いてる上に、ママチャリ(英式バルブ)、ロードバイク(仏式バルブ)、車やオートバイ(米式バルブ)、と対応してる。
仏式バルブの自転車用に買ったけど、車にも使えて超便利。

やりたがりの子どもたちが「やらせてー!」と来た。
子どもの力だけでは重いので補助して一緒に入れる。
ほんと、天ぷらカーになってからと言うものメキメキとメンテナンスするようになった。
噴射ポンプのストレーナーの詰まりを直したり、燃料タンクを外して中を丸洗いしたり、必然に駆られての作業。
でも、やってるうちに出来るようになるもの。
よっぽど専門的な部分じゃない限りは、かなり出来るということが分かってきた。
いつもの手段が目的化するという順番。
目的は車を自分で直すという部分。
でも、ホームセンターやオートバックスの部品売り場の前で、「こんなん自作できるんちゃうん。」という所から展開が始まる。
「出来たものを買わない」=「自作する楽しみ」に繋がる。
それが、オカズ、家具、野菜、薬、家、エネルギーまでをも自給する醍醐味がある。
ストイックに自給を極めようとすると大変さがつきまとう。
「自給×廃材=楽勝生活」という公式なのだ。
結果的に金がかからないから、無理して儲ける必要もないし。
ココが究極!

春になってアサツキ(細ネギ)が出始めた。
冬は地上部分はなくなってたけど、春になるとジャンジャン出てくる。
草を取ってやると見る見る成長する。
毎朝の味噌汁やあらゆる料理の薬味に極めて上品。

近所の休耕田で土筆が採れる。
一気に頭が開いて胞子が飛ぶ。

野遊は最近は学校なので、こういう作業から遠ざかってる。
居残り組はコツコツとやってくれる。
車に付属してるパンタグラフ式のジャッキと4tの油圧ボトルジャッキがある。
でも、タイヤを2本同時に外すのは初めて。
廃材鉄工で「ジャッキスタンド」なるものを作る。
ジャッキで車を持ち上げて、下にいれる台のこと。
材料はストックしてある廃材があった。
ギャイーンと切って、パリパリッと溶接して出来た。
お墓みたいなデザインになった。
しかも、一つは材が寸足らずになって、ツギハギで作った。
デフの下にジャッキをかけて持ち上げる。
途中、ゴキッと重い音がしてドキッとするも問題なく上がった。
ある程度持ち上がったら自作ジャッキスタンドを差し込む。
で、難なくタイヤを外せた。
今までは軽ばかり乗って来たので、普通車のタイヤはデカイ。
前輪はパンタグラフジャッキで持ち上げて外す。
うまくローテーション出来た。
終わって見ると、お墓スタンドは2台しか要らないことに気づいた。
鉄クズを売りに行く時に一緒に混ぜよう。
タイヤを付け終わった後、空気圧をチェック。
この自転車用のポンプはゲージが付いてる上に、ママチャリ(英式バルブ)、ロードバイク(仏式バルブ)、車やオートバイ(米式バルブ)、と対応してる。
仏式バルブの自転車用に買ったけど、車にも使えて超便利。
やりたがりの子どもたちが「やらせてー!」と来た。
子どもの力だけでは重いので補助して一緒に入れる。
ほんと、天ぷらカーになってからと言うものメキメキとメンテナンスするようになった。
噴射ポンプのストレーナーの詰まりを直したり、燃料タンクを外して中を丸洗いしたり、必然に駆られての作業。
でも、やってるうちに出来るようになるもの。
よっぽど専門的な部分じゃない限りは、かなり出来るということが分かってきた。
いつもの手段が目的化するという順番。
目的は車を自分で直すという部分。
でも、ホームセンターやオートバックスの部品売り場の前で、「こんなん自作できるんちゃうん。」という所から展開が始まる。
「出来たものを買わない」=「自作する楽しみ」に繋がる。
それが、オカズ、家具、野菜、薬、家、エネルギーまでをも自給する醍醐味がある。
ストイックに自給を極めようとすると大変さがつきまとう。
「自給×廃材=楽勝生活」という公式なのだ。
結果的に金がかからないから、無理して儲ける必要もないし。
ココが究極!
春になってアサツキ(細ネギ)が出始めた。
冬は地上部分はなくなってたけど、春になるとジャンジャン出てくる。
草を取ってやると見る見る成長する。
毎朝の味噌汁やあらゆる料理の薬味に極めて上品。
近所の休耕田で土筆が採れる。
一気に頭が開いて胞子が飛ぶ。
野遊は最近は学校なので、こういう作業から遠ざかってる。
居残り組はコツコツとやってくれる。
タグ :鉄工
2013年03月14日
初志々島
瀬戸内海に浮かぶ志々島に行ってきた。
https://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&oe=UTF8&msa=0&msid=200242235341067032691.0004bf7053d1bd9158491
ココ

粟島は何度か行ったことがあるけど、志々島は初めて。
詫間の立派な浮き桟橋から船が出てる。
かつては1000人もの住人が何と今は20人という超過疎の島。

周囲4㌔というほんとに小さな島。
以前から、珈琲倶楽部のマスターに「志々島ええよー。一緒に行こう!」と誘われてた。
今回は玉井さんが通って開墾中の「天空の畑」のお手伝い。

島内には自動車の通れる道はなく、全てこういう路地を歩いていく。

とってもキュートな廃屋。

この石積みも一つ一つ手作業で積んだのか。

どんどん登ってゆくと。

玉井さんの天空の畑に到着。

ススキの生い茂る茫々状態。

雨が降るまでの午前中一杯で、随分と広がった。
草刈り機部隊2名、刈った草を脇へ除ける部隊2名、ススキの株を掘る部隊2名、とか分担して進める。
奥の小屋とか始めは見えてもなかったけど、ちゃんと周りを刈って、整備した。
玉井さんの熱意にみんなが協力して動いてる。
わざわざ通って、何でこんな不便な所でやってるのか?
それはこの天空の畑というありえないロケーションのため。
便利で作りやすい畑なら丸亀周辺でもいくらでも借りられるけど、ここじゃないといけないそう。
こういう、一見無駄の塊のような目的設定がいい。
「これがしたい!」
「ここじゃないといけない!」
「今すぐにするのだ!」
こういう行動を生むのには本人のモチベーションしかない。
そのモチベーションはドコから来るのか?
それは本人にも分らないぐらいで丁度いい。
したい事に理路整然とした理由など要らない。
どこかの誰かを納得させるためのプレゼンなど不要。

ハードな開墾作業の後は玉井さんの手作りお弁当タイム。
麦芽100%のビールが並んで超幸せ。

その後は初大クス!

枝一本とっても、相当な太さ。

樹齢1200年だそうな。
いやー、ほんとに凄かった!!!

その後もいい感じの島内を歩き。

Uターンで島に戻られた山地さんの飼ってるヤギさん。

軽トラも入れない山の中に廃材建築でヤギの小屋を作られてた。
ここでは廃材の角材など超貴重やろなー。
ウチのように電話一本でダンプが持ってきてくれる所とちゃうし。

日本ミツバチも飼われてた。
そんなこんなで、一日志々島を満喫したーーー!!!
https://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&oe=UTF8&msa=0&msid=200242235341067032691.0004bf7053d1bd9158491
ココ
粟島は何度か行ったことがあるけど、志々島は初めて。
詫間の立派な浮き桟橋から船が出てる。
かつては1000人もの住人が何と今は20人という超過疎の島。
周囲4㌔というほんとに小さな島。
以前から、珈琲倶楽部のマスターに「志々島ええよー。一緒に行こう!」と誘われてた。
今回は玉井さんが通って開墾中の「天空の畑」のお手伝い。
島内には自動車の通れる道はなく、全てこういう路地を歩いていく。
とってもキュートな廃屋。
この石積みも一つ一つ手作業で積んだのか。
どんどん登ってゆくと。
玉井さんの天空の畑に到着。
ススキの生い茂る茫々状態。
雨が降るまでの午前中一杯で、随分と広がった。
草刈り機部隊2名、刈った草を脇へ除ける部隊2名、ススキの株を掘る部隊2名、とか分担して進める。
奥の小屋とか始めは見えてもなかったけど、ちゃんと周りを刈って、整備した。
玉井さんの熱意にみんなが協力して動いてる。
わざわざ通って、何でこんな不便な所でやってるのか?
それはこの天空の畑というありえないロケーションのため。
便利で作りやすい畑なら丸亀周辺でもいくらでも借りられるけど、ここじゃないといけないそう。
こういう、一見無駄の塊のような目的設定がいい。
「これがしたい!」
「ここじゃないといけない!」
「今すぐにするのだ!」
こういう行動を生むのには本人のモチベーションしかない。
そのモチベーションはドコから来るのか?
それは本人にも分らないぐらいで丁度いい。
したい事に理路整然とした理由など要らない。
どこかの誰かを納得させるためのプレゼンなど不要。
ハードな開墾作業の後は玉井さんの手作りお弁当タイム。
麦芽100%のビールが並んで超幸せ。
その後は初大クス!
枝一本とっても、相当な太さ。
樹齢1200年だそうな。
いやー、ほんとに凄かった!!!
その後もいい感じの島内を歩き。
Uターンで島に戻られた山地さんの飼ってるヤギさん。
軽トラも入れない山の中に廃材建築でヤギの小屋を作られてた。
ここでは廃材の角材など超貴重やろなー。
ウチのように電話一本でダンプが持ってきてくれる所とちゃうし。
日本ミツバチも飼われてた。
そんなこんなで、一日志々島を満喫したーーー!!!
タグ :島
2013年03月13日
マナガツオ
母親が綿を栽培してる。
本格的に草木染めや織りに使うために。

土歩が自分のズボンを直すのに、針山が作りたいと言い出した。
以前、野遊が作ってた布を丸めて作った針山が固くて使いにくいからだそう。
で、実家に行って綿の精製から。
何日か前に畑で母親が取り残した綿を土歩が取ってきてた。
実家で精製するのも前から目にしてるし。
で、自分でやってみようとなったみたい。

こちら側から種のついた綿を当てがってグリグリ回す。

すると、反対側からジワジワと綿だけが出てきて、種と選別される。

こんな風に種と綿が選別できる。

小さなマナガツオを仕入れた。

シンプルな煮付けにした。
マナガツオはこれから旬を迎える瀬戸内の魚。
照り焼きや西京焼きが代表的な料理。
大きくて鮮度のいいものは高い。
でも、そういうものが入れば刺身は抜群に美味しい。

めっきり春めいて来た。
朝は薪ストーブを焚くのでストーブの上で料理できる。
昼と夕方は薪ストーブで料理できる程の火力にすると暑くなる。
なので、ステンレスカマドの出番が増えてきた。
久し振りに使うと、改めて使い勝手のよさを実感する。
炎の見えてる一番目の口が強火、二番目の奥が弱火、更に三番目でも保温調理ができる。
煙突も150㎜でストレートに屋根を抜いてるので、超引きがいい。
フタを開けてても煙が出てこない。
焼き物の時には無煙ロースターとしても重宝してる。
もっとも、焚き方で火力は全然違ってくる。
強くなりすぎると、多重のフタを閉めて鍋を乗せる。
そういう勘は薪生活に慣れてるウチの家族にはお手のもの。

大根がまだ食べられる。
大根と干し大根葉の煮物。
干し大根葉は超美味い。
もどさずに乾燥ワカメのようにチョキチョキ切って料理できるのも手軽でいい。
干しエビも入れててめっちゃ美味しい。
本格的に草木染めや織りに使うために。
土歩が自分のズボンを直すのに、針山が作りたいと言い出した。
以前、野遊が作ってた布を丸めて作った針山が固くて使いにくいからだそう。
で、実家に行って綿の精製から。
何日か前に畑で母親が取り残した綿を土歩が取ってきてた。
実家で精製するのも前から目にしてるし。
で、自分でやってみようとなったみたい。
こちら側から種のついた綿を当てがってグリグリ回す。
すると、反対側からジワジワと綿だけが出てきて、種と選別される。
こんな風に種と綿が選別できる。
小さなマナガツオを仕入れた。
シンプルな煮付けにした。
マナガツオはこれから旬を迎える瀬戸内の魚。
照り焼きや西京焼きが代表的な料理。
大きくて鮮度のいいものは高い。
でも、そういうものが入れば刺身は抜群に美味しい。
めっきり春めいて来た。
朝は薪ストーブを焚くのでストーブの上で料理できる。
昼と夕方は薪ストーブで料理できる程の火力にすると暑くなる。
なので、ステンレスカマドの出番が増えてきた。
久し振りに使うと、改めて使い勝手のよさを実感する。
炎の見えてる一番目の口が強火、二番目の奥が弱火、更に三番目でも保温調理ができる。
煙突も150㎜でストレートに屋根を抜いてるので、超引きがいい。
フタを開けてても煙が出てこない。
焼き物の時には無煙ロースターとしても重宝してる。
もっとも、焚き方で火力は全然違ってくる。
強くなりすぎると、多重のフタを閉めて鍋を乗せる。
そういう勘は薪生活に慣れてるウチの家族にはお手のもの。
大根がまだ食べられる。
大根と干し大根葉の煮物。
干し大根葉は超美味い。
もどさずに乾燥ワカメのようにチョキチョキ切って料理できるのも手軽でいい。
干しエビも入れててめっちゃ美味しい。
タグ :魚
2013年03月11日
ピザ窯完成
「かぐや姫プレイパーク」のピザ窯作り2日目。
1日目は土台、2日目は窯本体という土日コース。

まずは粘土を細かく砕く所から。

この粘土はウチでは陶芸に使ってるもので、粘性が強い。
いつもは砂を混ぜるけど、ここでは花崗土をフルイで下して使う。

粘土と花崗土と水を適度に混ぜて長靴で踏んで錬る。
何回もひっくり返してよく錬る。
均一になったらトントンと地面に叩きつけてサイコロにする。
この生のレンガを大量に生産する。

みんなが粘土レンガ作りの要領が分かってきたら、僕はピザ窯の枠を作りに入る。
まず、竹を割る。

土台の上に乗せてみて、大きさを見る。

今回は内側で直径120㎝m、高さ50㎝の窯。
ウチの移動式の窯もこれぐらい。
どんなに小さくても1mは欲しい。
大きい程使いやすい。

竹の枠完成。

僕が竹の作業をしてる間も、みんなワイワイと泥遊びに盛り上がる。

入口の鉄製のフタを置いて、粘土レンガを並べ始める。

近所のおっちゃんたちが珍しがって集まってきた。

粘土レンガの隙間を詰めて、表面の仕上げをして、パーフェクトに完成。

最後にボロ毛布をかけて養生する。
ここから一ヶ月間毎日叩いて締めていく。
それは竹森さんの仕事。
四万十川の中流から、ピザ窯作りを学びに来てたケンジくんはウチと同じく天ぷらカー。
ウチは2軒の店からもらう廃油が使いきれない程やけど、彼の所は足りないそうな。
近くで「四万十塾」のとーるさんがハイエースを2台も天ぷらカーにしてるからね。
それで、いつもウチに寄っては廃油を給油していく。
昨日はポリタンク4つ分。
軽油も上がってきたんで、換算すると1万円分を超える。
天ぷらカーになって、「燃料はタダが当たり前。」という感覚になってきたけど、改めてこう計算すると凄いよね。
廃油も廃材も街に近いほど供給は多い。
ド田舎にはタダで取りに行ける自然の産物も多いけど、廃材天国の市街地郊外での廃材生活というのは超効率的。
作業中にビスが足りなくなって、ホームセンターまで30分もかかるというのも堪えられない。
ケンジくんに限らず、四国の山中に移住してくる若者は増える一方。
そう、効率的で便利な世の中に疑問を感じて入植するのだ。
僕だって、一軒目の廃材ハウスの生活の時は今から比べると超ハードコアだった。
パートナーのあっこちゃんが、「自分で家作るんなら、電気、ガス、水道ナシの生活をしたい!」という超マゾやからねー。
今の僕のスキルがあればどこに行って何をしても生きていける。
廃材天国もいいし、山奥もいい、さすがに都会に長く住みたいとは思わんけど。
1日目は土台、2日目は窯本体という土日コース。
まずは粘土を細かく砕く所から。
この粘土はウチでは陶芸に使ってるもので、粘性が強い。
いつもは砂を混ぜるけど、ここでは花崗土をフルイで下して使う。
粘土と花崗土と水を適度に混ぜて長靴で踏んで錬る。
何回もひっくり返してよく錬る。
均一になったらトントンと地面に叩きつけてサイコロにする。
この生のレンガを大量に生産する。
みんなが粘土レンガ作りの要領が分かってきたら、僕はピザ窯の枠を作りに入る。
まず、竹を割る。
土台の上に乗せてみて、大きさを見る。
今回は内側で直径120㎝m、高さ50㎝の窯。
ウチの移動式の窯もこれぐらい。
どんなに小さくても1mは欲しい。
大きい程使いやすい。
竹の枠完成。
僕が竹の作業をしてる間も、みんなワイワイと泥遊びに盛り上がる。
入口の鉄製のフタを置いて、粘土レンガを並べ始める。
近所のおっちゃんたちが珍しがって集まってきた。
粘土レンガの隙間を詰めて、表面の仕上げをして、パーフェクトに完成。
最後にボロ毛布をかけて養生する。
ここから一ヶ月間毎日叩いて締めていく。
それは竹森さんの仕事。
四万十川の中流から、ピザ窯作りを学びに来てたケンジくんはウチと同じく天ぷらカー。
ウチは2軒の店からもらう廃油が使いきれない程やけど、彼の所は足りないそうな。
近くで「四万十塾」のとーるさんがハイエースを2台も天ぷらカーにしてるからね。
それで、いつもウチに寄っては廃油を給油していく。
昨日はポリタンク4つ分。
軽油も上がってきたんで、換算すると1万円分を超える。
天ぷらカーになって、「燃料はタダが当たり前。」という感覚になってきたけど、改めてこう計算すると凄いよね。
廃油も廃材も街に近いほど供給は多い。
ド田舎にはタダで取りに行ける自然の産物も多いけど、廃材天国の市街地郊外での廃材生活というのは超効率的。
作業中にビスが足りなくなって、ホームセンターまで30分もかかるというのも堪えられない。
ケンジくんに限らず、四国の山中に移住してくる若者は増える一方。
そう、効率的で便利な世の中に疑問を感じて入植するのだ。
僕だって、一軒目の廃材ハウスの生活の時は今から比べると超ハードコアだった。
パートナーのあっこちゃんが、「自分で家作るんなら、電気、ガス、水道ナシの生活をしたい!」という超マゾやからねー。
今の僕のスキルがあればどこに行って何をしても生きていける。
廃材天国もいいし、山奥もいい、さすがに都会に長く住みたいとは思わんけど。
タグ :ピザ窯
2013年03月10日
ピザ窯作りスタート
まんのう町、「かぐや姫プレイパーク」のピザ窯作り。

4日間で作った東屋の中のコーナー部分にピザ窯を作る。
施主の竹森さんご夫妻により、砂利の周りはレンガで囲まれ、柱や筋交いにはオイルステンが塗装されていい感じになってた。

まずは敷地内から大きな石を持ってきて、土台の基礎にする。
四万十川の中流の西土佐町からケンジくんが来てくれた。
自分ちにピザ窯を作りたいそうで、一回作り方を見ておきたいと。
まずは土台を90㎝ぐらいの高さまで上げた上にピザ窯を作る。
ピザってしょっちゅう窯の中に出し入れするんで、そのぐらいの高さがないと作業性が悪いから。

石を並べた所に準備しておいた角材を置いていく。

角材をキャンプファイヤー状に二本づつ積み上げていく。
中には土を入れて踏んで固める。
その土が流出しないように、割り竹を差し込む。
オール石の土台が出来るほどは敷地内に石が少なかったので、角材を持っていった。
土や竹はここにはふんだんにあったんで、それを使った。

竹藪の下は理想的(粘りが少なくてよく締まる)な花崗土。

その竹藪から出る花崗土を掘って、下のピザ窯予定地まで運ぶ。
土日は予約して遊びに来る家族連れ多数の竹藪。
昨日も大勢来てた。

角材はビスで固定してドンドン土を入れて踏み固める。

角材の長さが140㎝、高さ90㎝で、一輪車に30杯以上の土が入る。

これで土台完成。

側面から見える割り竹がクール。
材料ありきでデザインが決まる廃材建築やこのピザ窯。
「あるもんで、、、。」という発想は決して後ろ向きでもなければ、妥協的なものではない。
その場にあるものを「おっ、コレ使えるじゃん!」と閃いて組み合わせることで、結果的に面白いデザインになってしまうのが妙。
こういう即興製作を13年もやってるから、いかなる場合でも対応できる。
かつてタイの田舎に2週間ぐらいのキャンプに行った。
会場はバントーファンという孤児院で、草木染めのナチュラル系の服を作って販売してる。
山岳民族の子どもたちや白人、日本人と入り混じった共同生活が楽しかった。
そこでも、「おっさんピザの窯作れるよ!」とアピールして、作ってしまった。
「そういう土なら池のホトリにあるかも。」とか、「針金や鋸はウチにあるよ。」という連鎖が起こった。
竹も近くに生えてた(日本の竹と全然違って使いにくかったけど)。
色んな人の知恵や道具や材料を「あるもんで」で繋いで窯は出来た。
バントーファンの中心のリーダー以外は英語も通じない中での、完全にジェスチャーでの意思疎通にも感心した。
今回のように、ヨソでの依頼の場合にはガルバリウムの波板や野地板、ステンレスの煙突、砂利、砂などは買う。
それでも、大半は廃材やそこにあるもんで出来る。
自分のためだったら、更にナリフリ構わずに全速前進だぜー。
家でも窯でも「こうしないといけない。」という呪縛から解放されると、超楽チンに出来てしまう。
あるのは、ほんの要の押さえるべきポイントだけ。
後は自由なのだ。
日本語的な理解での自由って、「何でもいいじゃん。」みたいな投げやりで滅茶苦茶なイメージさえある。
そうじゃないのだ。
自由=自立であり=自律だ。
その背景には絶対的な自然の摂理という、何ものも背けぬものがある。
それをコントロールしようという人間の浅知恵は無駄無駄。
そこに身を委ね、自分を解放することで、パワーもアイデアも湧いてくる。
解放出来ない理由を探すな。
今の狂気じみた常識に飲みこまれるな。
純粋な自らの直観を疑わずに進め!
やってみれば大丈夫なことに気づくから。
その積み重ねで、こんなにも自信満々に生きていけてる親父がここにおる!!
4日間で作った東屋の中のコーナー部分にピザ窯を作る。
施主の竹森さんご夫妻により、砂利の周りはレンガで囲まれ、柱や筋交いにはオイルステンが塗装されていい感じになってた。
まずは敷地内から大きな石を持ってきて、土台の基礎にする。
四万十川の中流の西土佐町からケンジくんが来てくれた。
自分ちにピザ窯を作りたいそうで、一回作り方を見ておきたいと。
まずは土台を90㎝ぐらいの高さまで上げた上にピザ窯を作る。
ピザってしょっちゅう窯の中に出し入れするんで、そのぐらいの高さがないと作業性が悪いから。
石を並べた所に準備しておいた角材を置いていく。
角材をキャンプファイヤー状に二本づつ積み上げていく。
中には土を入れて踏んで固める。
その土が流出しないように、割り竹を差し込む。
オール石の土台が出来るほどは敷地内に石が少なかったので、角材を持っていった。
土や竹はここにはふんだんにあったんで、それを使った。
竹藪の下は理想的(粘りが少なくてよく締まる)な花崗土。
その竹藪から出る花崗土を掘って、下のピザ窯予定地まで運ぶ。
土日は予約して遊びに来る家族連れ多数の竹藪。
昨日も大勢来てた。
角材はビスで固定してドンドン土を入れて踏み固める。
角材の長さが140㎝、高さ90㎝で、一輪車に30杯以上の土が入る。
これで土台完成。
側面から見える割り竹がクール。
材料ありきでデザインが決まる廃材建築やこのピザ窯。
「あるもんで、、、。」という発想は決して後ろ向きでもなければ、妥協的なものではない。
その場にあるものを「おっ、コレ使えるじゃん!」と閃いて組み合わせることで、結果的に面白いデザインになってしまうのが妙。
こういう即興製作を13年もやってるから、いかなる場合でも対応できる。
かつてタイの田舎に2週間ぐらいのキャンプに行った。
会場はバントーファンという孤児院で、草木染めのナチュラル系の服を作って販売してる。
山岳民族の子どもたちや白人、日本人と入り混じった共同生活が楽しかった。
そこでも、「おっさんピザの窯作れるよ!」とアピールして、作ってしまった。
「そういう土なら池のホトリにあるかも。」とか、「針金や鋸はウチにあるよ。」という連鎖が起こった。
竹も近くに生えてた(日本の竹と全然違って使いにくかったけど)。
色んな人の知恵や道具や材料を「あるもんで」で繋いで窯は出来た。
バントーファンの中心のリーダー以外は英語も通じない中での、完全にジェスチャーでの意思疎通にも感心した。
今回のように、ヨソでの依頼の場合にはガルバリウムの波板や野地板、ステンレスの煙突、砂利、砂などは買う。
それでも、大半は廃材やそこにあるもんで出来る。
自分のためだったら、更にナリフリ構わずに全速前進だぜー。
家でも窯でも「こうしないといけない。」という呪縛から解放されると、超楽チンに出来てしまう。
あるのは、ほんの要の押さえるべきポイントだけ。
後は自由なのだ。
日本語的な理解での自由って、「何でもいいじゃん。」みたいな投げやりで滅茶苦茶なイメージさえある。
そうじゃないのだ。
自由=自立であり=自律だ。
その背景には絶対的な自然の摂理という、何ものも背けぬものがある。
それをコントロールしようという人間の浅知恵は無駄無駄。
そこに身を委ね、自分を解放することで、パワーもアイデアも湧いてくる。
解放出来ない理由を探すな。
今の狂気じみた常識に飲みこまれるな。
純粋な自らの直観を疑わずに進め!
やってみれば大丈夫なことに気づくから。
その積み重ねで、こんなにも自信満々に生きていけてる親父がここにおる!!
タグ :ピザ窯
2013年03月09日
廃材鉄工
いやー、ここの所、余裕たっぷりな廃材生活に珍しい激務、、、。
宇多津の塩釜の窯部分もやり直しがあり、ダイハードごっこしたり。
「かぐや姫プレイパーク」のピザ窯作りの準備も進めてる。
で、ひさしぶりの廃材鉄工。

いつもの鉄工所へ廃材をもらいに行く所から。
何を作るかと言うと、「かぐや姫プレイパーク」のピザ窯のフタ。

まず、こんな枠を作る。

プラズマ切断で鉄板から部品を取った、残りの格子状の廃材を利用してフタを作る。

蝶番と掛け金を付けて、薄い平トタンのような鉄板を針金で留める。
このクリーム色の薄い鉄板は事務用品の棚の扉をバラして取った廃材。
こういう素材は廃材天国内にはよりどりみどり。

こんな感じでちゃんと開く。

粘土で作るピザ窯の厚みは10㎝ぐらい。
その土を受けるために、廃材の鉄板を溶接して足して厚みを稼ぐ。
これで完成。
鉄工も予め設計図や材料の計算などは一切ナシ。
これは性格。
僕が設計図や計算が嫌いだからという単純な理由。
この即興的な行きあたりバッタリの方が楽しい。
深く考えずにサクサク進めるのがいい。
最初からこうやし、慣れてきた今となってはどういう順番でやればうまくいくかは頭の中でイメージできる。
説明のしようがないけど、必ずうまくいくようになってる。

丁度、昨日解体屋のダンプが下したてホヤホヤの廃材から、140㎝の角材を20本作る。
これは窯の土台の枠になる。
枠の中は土を入れて締める。

これはウチで使ってる陶芸用の粘土。
県内の綾川町の「陶(すえ)」という地名の場所から産出されてる。
かつて土管や瓦の材料にとたくさん使われてたのに、今ではサッパリ需要がない。
大量にストックしてる土建屋の社長が備前焼好きで、時々ウチの焼き物と物々交換でもらってくる。
さあ、これでピザ窯作りの準備完了!
今日と明日の二日間でワークショップ形式で作る。
ピザ窯もここの窯で20基目になる。
宇多津の塩釜の窯部分もやり直しがあり、ダイハードごっこしたり。
「かぐや姫プレイパーク」のピザ窯作りの準備も進めてる。
で、ひさしぶりの廃材鉄工。
いつもの鉄工所へ廃材をもらいに行く所から。
何を作るかと言うと、「かぐや姫プレイパーク」のピザ窯のフタ。
まず、こんな枠を作る。
プラズマ切断で鉄板から部品を取った、残りの格子状の廃材を利用してフタを作る。
蝶番と掛け金を付けて、薄い平トタンのような鉄板を針金で留める。
このクリーム色の薄い鉄板は事務用品の棚の扉をバラして取った廃材。
こういう素材は廃材天国内にはよりどりみどり。
こんな感じでちゃんと開く。
粘土で作るピザ窯の厚みは10㎝ぐらい。
その土を受けるために、廃材の鉄板を溶接して足して厚みを稼ぐ。
これで完成。
鉄工も予め設計図や材料の計算などは一切ナシ。
これは性格。
僕が設計図や計算が嫌いだからという単純な理由。
この即興的な行きあたりバッタリの方が楽しい。
深く考えずにサクサク進めるのがいい。
最初からこうやし、慣れてきた今となってはどういう順番でやればうまくいくかは頭の中でイメージできる。
説明のしようがないけど、必ずうまくいくようになってる。
丁度、昨日解体屋のダンプが下したてホヤホヤの廃材から、140㎝の角材を20本作る。
これは窯の土台の枠になる。
枠の中は土を入れて締める。
これはウチで使ってる陶芸用の粘土。
県内の綾川町の「陶(すえ)」という地名の場所から産出されてる。
かつて土管や瓦の材料にとたくさん使われてたのに、今ではサッパリ需要がない。
大量にストックしてる土建屋の社長が備前焼好きで、時々ウチの焼き物と物々交換でもらってくる。
さあ、これでピザ窯作りの準備完了!
今日と明日の二日間でワークショップ形式で作る。
ピザ窯もここの窯で20基目になる。
タグ :ピザ窯
2013年03月07日
エレメント
一ヶ月間にわたる仕事を終え、しょうたくんが旅立った。
しょうたくんはかつての弟子居候で、4年前に半年間居てウチで廃材建築から自給自足と色々と学んだ。
ウチの後もアチコチで居候や仕事の経験を積み、今では山口県で土地を借りて自分の小屋を一人で建てた程。
最近では廃材建築などの仕事がある時に職人として呼ぶようになってる。
彼も好きなことで仕事になって、僕も一人では出来ないような大掛かりな現場には助かる。
えー、昨日は軽トラのエンジンオイルの交換。

廃材乗り上げ板。
天ぷらカーの燃料タンクを外して、中を洗った時に作ったもの。
エンジンオイルの交換にも最適。

たったの12㎝だけ地面から持ち上がるだけで、色んなメンテナンスが超やりやすい。
今回はオイルエレメントの交換にも挑戦。
今までも、オイル交換は自分でやってたけど、エレメントの交換はしたことがなかった。
でも、天ぷらカーのメンテナンスに取り組むようになって、天ぷら油のフィルターの交換をやってみて、「簡単じゃん。」と分かった。
天ぷら油のフィルターは日産用のオイルエレメントを使ってるので。
エレメントと一緒にそれ用のチャチな専用工具があればすぐに外せる。

これはテールランプと軽トラのオイルエレメント。
テールランプも切れてたので、ついでに換える。
これに、4ℓのエンジンオイルを入れても2400円で済む。
高い安いよりも、自分で自分の車のメンテナンスをするって事は凄く有意義。
楽しいという趣味的な要素もあるけど、「次はそろそろ〇〇の交換かな。」自分の車の状態を把握できる所。
トラブルが起きても、自分で対処できる。
日常に起きる生活上のトラブル。
もちろん全て自分で対処はできないから専門家の知恵を借りる必要がある。
でも、できる所まで自分やるという姿勢が大事。
車や農機具が調子悪くなって自分で直せるって、田舎のおっちゃんには普通に多い。
田舎暮らしの要はそういう非常事態に柔軟に対応できないとやっていけない。
「雨が漏った。」、「排水管が詰まった。」、「漏電してブレーカーが落ちた。」、というのも自分で工事して把握してるからすぐに直せる。
「喉が痛いな。」と思えばレンコンやショウガ、梅醤番茶という身体の事も同じ。
トラブルとか、非常事態という言葉が悪い。
昔の生活なら、そういうのも含めて当たり前の日常茶飯事。
何が起きても慌てない。
そういう先人たちの知恵を学ぶのだ。
しょうたくんはかつての弟子居候で、4年前に半年間居てウチで廃材建築から自給自足と色々と学んだ。
ウチの後もアチコチで居候や仕事の経験を積み、今では山口県で土地を借りて自分の小屋を一人で建てた程。
最近では廃材建築などの仕事がある時に職人として呼ぶようになってる。
彼も好きなことで仕事になって、僕も一人では出来ないような大掛かりな現場には助かる。
えー、昨日は軽トラのエンジンオイルの交換。
廃材乗り上げ板。
天ぷらカーの燃料タンクを外して、中を洗った時に作ったもの。
エンジンオイルの交換にも最適。
たったの12㎝だけ地面から持ち上がるだけで、色んなメンテナンスが超やりやすい。
今回はオイルエレメントの交換にも挑戦。
今までも、オイル交換は自分でやってたけど、エレメントの交換はしたことがなかった。
でも、天ぷらカーのメンテナンスに取り組むようになって、天ぷら油のフィルターの交換をやってみて、「簡単じゃん。」と分かった。
天ぷら油のフィルターは日産用のオイルエレメントを使ってるので。
エレメントと一緒にそれ用のチャチな専用工具があればすぐに外せる。
これはテールランプと軽トラのオイルエレメント。
テールランプも切れてたので、ついでに換える。
これに、4ℓのエンジンオイルを入れても2400円で済む。
高い安いよりも、自分で自分の車のメンテナンスをするって事は凄く有意義。
楽しいという趣味的な要素もあるけど、「次はそろそろ〇〇の交換かな。」自分の車の状態を把握できる所。
トラブルが起きても、自分で対処できる。
日常に起きる生活上のトラブル。
もちろん全て自分で対処はできないから専門家の知恵を借りる必要がある。
でも、できる所まで自分やるという姿勢が大事。
車や農機具が調子悪くなって自分で直せるって、田舎のおっちゃんには普通に多い。
田舎暮らしの要はそういう非常事態に柔軟に対応できないとやっていけない。
「雨が漏った。」、「排水管が詰まった。」、「漏電してブレーカーが落ちた。」、というのも自分で工事して把握してるからすぐに直せる。
「喉が痛いな。」と思えばレンコンやショウガ、梅醤番茶という身体の事も同じ。
トラブルとか、非常事態という言葉が悪い。
昔の生活なら、そういうのも含めて当たり前の日常茶飯事。
何が起きても慌てない。
そういう先人たちの知恵を学ぶのだ。
タグ :メンテナンス
2013年03月06日
鰯といかなご
ヨソの現場が終わり、廃材天国の廃材置き場の整理。

2間×3間で、床もないような倉庫でも結構角材などの廃材は使うもの。
去年の自分たちでやった解体工事で相当ストックしてあるからよかった。
余ったものをキチンと積みこんでトタンで養生しておく。
こうしておけば腐らないし、出番が来ればいつでも出せる。
陶芸の窯焚きが3月下旬に決定し、解体業者に大量に廃材をもってきてもらう準備。
しょうたくんと廃材天国の庭を広く片付ける。
廃材を片付けると薪が大量に発生する。
五右衛門風呂用は細目がいいので、こういう時にたくさんストックしておく。
薪ストーブを焚ける日も少なくなりつつあるんで、今のうちにボロい薪から処分しておかないといけないし。
こういう段取りをこなしてこそ、廃材での薪生活は成り立つのだ。
山奥で仙人のような自給自足じゃなく、街が近いからこその廃材生活。
解体業者や造園屋は廃材を処分できて嬉しいし、ウチも薪がタダで供給されて嬉しい。
お互いにメリットのある関係じゃないと長続きしない。

すぐにゴチャゴチャ広がってしまうから時々片付けて丁度いい。
4tダンプが何車も連続で降ろせるようにしとかないといけない。

食べられなくなる前にしょうたくんに切干し大根にしてもらう。

僕は4/14(日)の小出先生や田中優さんも来る「オーガニックフェスタ四国」のフライヤーを持って回る。
珈琲倶楽部ですばらしいドリンクを頂いた。
県内の無農薬農家、石川さんの「しょうがパウダー」に志々島の日本蜜蜂の蜂蜜、無農薬レモンというプレミアムな材料。
何と自分の器で出てきた。

「魚の大空」で新鮮な鰯を仕入れたので、刺身に。
特に脂が乗ってる。
生姜とかめびしの醤油が最高。
しょうたくんが、切干し大根を作る時にスライサーで刺身の皿を作ってくれたのがクール。

春になって、アサツキがまた出始めた。
これは酢味噌和えにした。

いかなごの生のものが手に入った。
今までもボイルものは出回ってたけど、やはり生がいい。
ボイルしてあるのよりも安くて、天ぷらにすると断然美味しい。
これはいい塩と柑橘で決まり。

あっこちゃんが稲荷寿司を作った。

畑のタアサイが大きくなってきた。
これは炒め煮。
タアサイは味が濃厚なので、炒めて醤油だけでもおかずになる。
2間×3間で、床もないような倉庫でも結構角材などの廃材は使うもの。
去年の自分たちでやった解体工事で相当ストックしてあるからよかった。
余ったものをキチンと積みこんでトタンで養生しておく。
こうしておけば腐らないし、出番が来ればいつでも出せる。
陶芸の窯焚きが3月下旬に決定し、解体業者に大量に廃材をもってきてもらう準備。
しょうたくんと廃材天国の庭を広く片付ける。
廃材を片付けると薪が大量に発生する。
五右衛門風呂用は細目がいいので、こういう時にたくさんストックしておく。
薪ストーブを焚ける日も少なくなりつつあるんで、今のうちにボロい薪から処分しておかないといけないし。
こういう段取りをこなしてこそ、廃材での薪生活は成り立つのだ。
山奥で仙人のような自給自足じゃなく、街が近いからこその廃材生活。
解体業者や造園屋は廃材を処分できて嬉しいし、ウチも薪がタダで供給されて嬉しい。
お互いにメリットのある関係じゃないと長続きしない。
すぐにゴチャゴチャ広がってしまうから時々片付けて丁度いい。
4tダンプが何車も連続で降ろせるようにしとかないといけない。
食べられなくなる前にしょうたくんに切干し大根にしてもらう。
僕は4/14(日)の小出先生や田中優さんも来る「オーガニックフェスタ四国」のフライヤーを持って回る。
珈琲倶楽部ですばらしいドリンクを頂いた。
県内の無農薬農家、石川さんの「しょうがパウダー」に志々島の日本蜜蜂の蜂蜜、無農薬レモンというプレミアムな材料。
何と自分の器で出てきた。
「魚の大空」で新鮮な鰯を仕入れたので、刺身に。
特に脂が乗ってる。
生姜とかめびしの醤油が最高。
しょうたくんが、切干し大根を作る時にスライサーで刺身の皿を作ってくれたのがクール。
春になって、アサツキがまた出始めた。
これは酢味噌和えにした。
いかなごの生のものが手に入った。
今までもボイルものは出回ってたけど、やはり生がいい。
ボイルしてあるのよりも安くて、天ぷらにすると断然美味しい。
これはいい塩と柑橘で決まり。
あっこちゃんが稲荷寿司を作った。
畑のタアサイが大きくなってきた。
これは炒め煮。
タアサイは味が濃厚なので、炒めて醤油だけでもおかずになる。
タグ :いかなご
2013年03月05日
東屋から倉庫に進化して完成
一日開けて、またまんのう町「かぐや姫プレイパーク」。

花崗土を入れた上に砂利を敷く。
昨日は野遊と土歩、わあいのマサ、ハラさんという大所帯。
ここの所、キッチリと学校に通う野遊も一日だけは現場に行きたかったよう。

しょうたくんが割を出した下地に野地板を打っていく。
テッポウと呼ばれるエア釘打ち機で。
下地が出来て、材が用意されてれば超猛スピードで張っていける。

子どもたちは廃材の釘をバールで抜いたり、板を供給してくれたりとよく働く。
脚立の上から「インパクトのビット!」、「〇〇㎜のビス!」、「コードのもつれを直してくれ!」と指示するとサッと対応してくれる。
あらゆる下手間を日頃から積んでるから対応が早い。
こういう経験で、自然と自分でも出来るようになってゆく。

休憩中に散歩してると、燃やされたバンが!
こういうのは田舎特有の風物詩。
以前、スクラップが金にならなかった時代の産物だろう。
こんなのカワイイ方で、ユンボでペチャンコにして埋めてしまうぐらい田舎のおっさんはアグレッシブ。
今は車でも農機具でもバッテリーでも、スクラップ屋に持ち込めば金になるのが常識。
スクラップ屋に廃エアコン持ち込んだら、本体も室外機も金になるのに、何で郵便局で5000円とか払って、わざわざ指定の業者に持っていかないといけないのか?
家電リサイクル法なんてウサンクサイ。
どこかの誰かが儲けてる片棒を担がされる必要はないぞ。

施主である竹森さんの奥様の要望で、内側に棚を設けた。
背が高くなったんで、十分収納がとれる。

こちらのピザ窯のすぐ脇にも3段。
東屋というかソコソコの倉庫というレベルになった。

完成!

一部板を張ってない部分はピザ窯作りが終わってから張る。
ピザ窯をコーナー部分に作るから、作業中の動線確保のためにこうしておく。

こちら側の2面は開けっ放し。
いやいや、4日間で終える事ができた東屋作り。
このスピードが、なんちゃって廃材建築の醍醐味。
今度は次の土日の2日間でピザ窯を作る予定。
竹森さんの息子さんやお孫さんも楽しみにしてくれてる。
これでいよいよ、ヨソに出かけての作業は終わった。
とはいえ、暇で困ることはない。
廃材の家での日常の労働はよりどりみどり。
丸一か月間ストップしてる陶芸の作業を再開してもいいし。
畑の作業も楽しいもの。
やる事がなくて暇なのも、忙しくて余裕がなくなるのもいけない。
手作りの生活に支障をきたす程、ヨソに仕事に行く気はない。
自分発で余計な仕事は増やさない。
どうせ、何やってても生活に困ることがないから♪
生活そのものに労力をかけるという事は、「生活できない。」なんという変な現代用語は生まれない。
医食住を自分でやってて、「食えない。」という言葉も出る筈がない。
そう、常に余裕シャクシャクの自画杜撰ライフは自分中心。
他人の都合に合わせたりは断じてしないのだ。
花崗土を入れた上に砂利を敷く。
昨日は野遊と土歩、わあいのマサ、ハラさんという大所帯。
ここの所、キッチリと学校に通う野遊も一日だけは現場に行きたかったよう。
しょうたくんが割を出した下地に野地板を打っていく。
テッポウと呼ばれるエア釘打ち機で。
下地が出来て、材が用意されてれば超猛スピードで張っていける。
子どもたちは廃材の釘をバールで抜いたり、板を供給してくれたりとよく働く。
脚立の上から「インパクトのビット!」、「〇〇㎜のビス!」、「コードのもつれを直してくれ!」と指示するとサッと対応してくれる。
あらゆる下手間を日頃から積んでるから対応が早い。
こういう経験で、自然と自分でも出来るようになってゆく。
休憩中に散歩してると、燃やされたバンが!
こういうのは田舎特有の風物詩。
以前、スクラップが金にならなかった時代の産物だろう。
こんなのカワイイ方で、ユンボでペチャンコにして埋めてしまうぐらい田舎のおっさんはアグレッシブ。
今は車でも農機具でもバッテリーでも、スクラップ屋に持ち込めば金になるのが常識。
スクラップ屋に廃エアコン持ち込んだら、本体も室外機も金になるのに、何で郵便局で5000円とか払って、わざわざ指定の業者に持っていかないといけないのか?
家電リサイクル法なんてウサンクサイ。
どこかの誰かが儲けてる片棒を担がされる必要はないぞ。
施主である竹森さんの奥様の要望で、内側に棚を設けた。
背が高くなったんで、十分収納がとれる。
こちらのピザ窯のすぐ脇にも3段。
東屋というかソコソコの倉庫というレベルになった。
完成!
一部板を張ってない部分はピザ窯作りが終わってから張る。
ピザ窯をコーナー部分に作るから、作業中の動線確保のためにこうしておく。
こちら側の2面は開けっ放し。
いやいや、4日間で終える事ができた東屋作り。
このスピードが、なんちゃって廃材建築の醍醐味。
今度は次の土日の2日間でピザ窯を作る予定。
竹森さんの息子さんやお孫さんも楽しみにしてくれてる。
これでいよいよ、ヨソに出かけての作業は終わった。
とはいえ、暇で困ることはない。
廃材の家での日常の労働はよりどりみどり。
丸一か月間ストップしてる陶芸の作業を再開してもいいし。
畑の作業も楽しいもの。
やる事がなくて暇なのも、忙しくて余裕がなくなるのもいけない。
手作りの生活に支障をきたす程、ヨソに仕事に行く気はない。
自分発で余計な仕事は増やさない。
どうせ、何やってても生活に困ることがないから♪
生活そのものに労力をかけるという事は、「生活できない。」なんという変な現代用語は生まれない。
医食住を自分でやってて、「食えない。」という言葉も出る筈がない。
そう、常に余裕シャクシャクの自画杜撰ライフは自分中心。
他人の都合に合わせたりは断じてしないのだ。
タグ :ピザ窯
2013年03月04日
味噌作り
毎年恒例の味噌作り。

豆は宇多津の「くぼさんのとうふ」のナカセンナリを30㌔。

麹は観音寺「入江麹製造所」にウチの手植え天日干しの無農薬米を持ち込んで、麹にしてもらう。
これも30㌔分の米。
塩は「天草塩の会」の松本さんの「小さな海」。
原材料はこの3つ。
手作りしないまでも、味噌を選ぶ時は原材料の欄に「大豆、米麹(麦麹)、塩」以外の材料が入ってないものを選ぶこと。

一昼夜浸しておいた豆を薪で炊く。
ガスやIHじゃなく、薪というのもポイント。

薪ストーブの上でも炊く。

薪ストーブが寸胴鍋に占拠されてるので、数ヶ月ぶりのステンレスカマドで朝ごはんを作る。
何ヶ月か旅に出てたような懐かしさで新鮮。

豆は3時間も炊いてると煮えてくる。
味噌作りには普通に食べて美味しいよりも更に柔らかく炊けてないといけない。

寸胴鍋の方も沸いてきた。
アクをすくって取る。

秋山家本宅に代々伝わる鋳物のミートチョッパー。
ひいばおばあちゃんの代からこれで味噌作りをしてきた。

炊けた豆と麹に飴(豆の煮汁)をよく混ぜる。

3兄妹とばーばんとで混ぜる。

モンブランのようにウニウニと出てくる。

塩と混ぜて団子にする。

樽の中にぶつけながら入れていく。

煮た豆の残りに醤油をかけただけで晩ご飯の一品になる。

飴(豆の煮汁)が残ったので、カレーにする。
飴って言うぐらいなんで、超甘い。
手前はスパイスを利かせた大人用カレー。
奥のはチリを入れない子ども用。
見た目は大したことないけど、どっちもめっちゃ美味い。
一日の作業で一年分の味噌が軽く自給できる。
お米作ってなくても麹買えばいい。
塩は超大事。
自然食品店の無添加の味噌でも、「天草塩の会」の自然海塩級の塩を使ってるのは聞いたことがない。
こういうこだわりは文字通りキリがない。
仕込む容器だって、甕や杉樽の方がいいに決まってるし。
どこまでやるかは本人次第。
余裕を持って楽にできるレベルでやろう。
ウチは毎年やってて、こういうクオリティーになってきた。
更に、豆の自給や容器にもこだわれるようになってゆく。
一気に完璧を目指すな。
アレもコレも、、、と実現もしてないのに妄想するだけってクールじゃない。
経験もない者が無理してアップアップでやってると長続きしないからね。
まず、毎朝味噌汁を作って飲める所から。
次は味噌の原材料。
次は手作り。
次は豆や塩のクオリティー。
と段階を追っていかないとねー。
豆は宇多津の「くぼさんのとうふ」のナカセンナリを30㌔。
麹は観音寺「入江麹製造所」にウチの手植え天日干しの無農薬米を持ち込んで、麹にしてもらう。
これも30㌔分の米。
塩は「天草塩の会」の松本さんの「小さな海」。
原材料はこの3つ。
手作りしないまでも、味噌を選ぶ時は原材料の欄に「大豆、米麹(麦麹)、塩」以外の材料が入ってないものを選ぶこと。
一昼夜浸しておいた豆を薪で炊く。
ガスやIHじゃなく、薪というのもポイント。
薪ストーブの上でも炊く。
薪ストーブが寸胴鍋に占拠されてるので、数ヶ月ぶりのステンレスカマドで朝ごはんを作る。
何ヶ月か旅に出てたような懐かしさで新鮮。
豆は3時間も炊いてると煮えてくる。
味噌作りには普通に食べて美味しいよりも更に柔らかく炊けてないといけない。
寸胴鍋の方も沸いてきた。
アクをすくって取る。
秋山家本宅に代々伝わる鋳物のミートチョッパー。
ひいばおばあちゃんの代からこれで味噌作りをしてきた。
炊けた豆と麹に飴(豆の煮汁)をよく混ぜる。
3兄妹とばーばんとで混ぜる。
モンブランのようにウニウニと出てくる。
塩と混ぜて団子にする。
樽の中にぶつけながら入れていく。
煮た豆の残りに醤油をかけただけで晩ご飯の一品になる。
飴(豆の煮汁)が残ったので、カレーにする。
飴って言うぐらいなんで、超甘い。
手前はスパイスを利かせた大人用カレー。
奥のはチリを入れない子ども用。
見た目は大したことないけど、どっちもめっちゃ美味い。
一日の作業で一年分の味噌が軽く自給できる。
お米作ってなくても麹買えばいい。
塩は超大事。
自然食品店の無添加の味噌でも、「天草塩の会」の自然海塩級の塩を使ってるのは聞いたことがない。
こういうこだわりは文字通りキリがない。
仕込む容器だって、甕や杉樽の方がいいに決まってるし。
どこまでやるかは本人次第。
余裕を持って楽にできるレベルでやろう。
ウチは毎年やってて、こういうクオリティーになってきた。
更に、豆の自給や容器にもこだわれるようになってゆく。
一気に完璧を目指すな。
アレもコレも、、、と実現もしてないのに妄想するだけってクールじゃない。
経験もない者が無理してアップアップでやってると長続きしないからね。
まず、毎朝味噌汁を作って飲める所から。
次は味噌の原材料。
次は手作り。
次は豆や塩のクオリティー。
と段階を追っていかないとねー。
タグ :味噌
2013年03月03日
ピザ窯の東屋見えてきた
おとといは雨の予報だったので、ピザ窯の現場は休みにしてた。
昨日で3日目の作業。

ガルバの波板も葺き終わってた、ピザ窯の屋根としての東屋。
この小屋の隅っこにピザ窯を作る。
これは軽トラに山盛りの花崗土を入れてる所。

筋かいを入れる。

筋かいを入れ終わった。
柱を支えてた、仮の三脚や杭を外す。
このぐらい入れておけば強度は十分。
何となく、「これでしっかりしとる!」と思えればOK。
野地板を張るための下地も入れる。

板を張っていく。

手前のコーナーのピザ窯を作る部分だけ開けておく。
ピザ窯の直径は1、4m。
それにしては大き過ぎる屋根に見えるけど、このぐらいあると使い勝手がいい。
突然の雨はもちろんやけど、夏の日除けにもいい。
サクサク進んで、もう一日あれば終わる。
板を張るだけでなく、中に棚を作ったりも入れて十分終わるぐらいのペース。
とりかかる前は「5、6日間はかかるかなー。」と思ってたので、予想を上回るスピード。
もちろん時間をかければかける程、丁寧にできるし、いいものが出来る。
でも、廃材建築とはいえ他人の依頼という事は人件費が発生する。
施主からすれば速いにこしたことはない。
まあ、そこら辺は作業中に施主と逐一相談しながら進める。
どこにどのぐらいの労力をかけるか?
施主からすれば、構造や強度の事に関しては、分からなくて当然。
こちら側が、「ここはこのぐらいで十分です。」とリードしたり、「こうしたらどうでしょう?」と、勧めたりする。
最終的に施主が納得するのが一番やし、そうならないといけない。
自分の家を廃材で建てて、自分で直しながら住むのとの違いがここ。
自分の所なら、「このぐらいでええわ。」とテキトーにやって、またしばらくしてやり直せばいい。
頼まれた事を引き受けた以上は責任がある。
廃材と言えど、強度や耐久性の事も考えないといけない。
その辺りはさっきも書いたけど、雰囲気的に「これで大丈夫!」と思えればまず問題ない。
もう、廃材建築歴も13年目に入った。
こういうヨソの現場でこそ、今までの経験が活かされるというもの。
昨日で3日目の作業。
ガルバの波板も葺き終わってた、ピザ窯の屋根としての東屋。
この小屋の隅っこにピザ窯を作る。
これは軽トラに山盛りの花崗土を入れてる所。
筋かいを入れる。
筋かいを入れ終わった。
柱を支えてた、仮の三脚や杭を外す。
このぐらい入れておけば強度は十分。
何となく、「これでしっかりしとる!」と思えればOK。
野地板を張るための下地も入れる。
板を張っていく。
手前のコーナーのピザ窯を作る部分だけ開けておく。
ピザ窯の直径は1、4m。
それにしては大き過ぎる屋根に見えるけど、このぐらいあると使い勝手がいい。
突然の雨はもちろんやけど、夏の日除けにもいい。
サクサク進んで、もう一日あれば終わる。
板を張るだけでなく、中に棚を作ったりも入れて十分終わるぐらいのペース。
とりかかる前は「5、6日間はかかるかなー。」と思ってたので、予想を上回るスピード。
もちろん時間をかければかける程、丁寧にできるし、いいものが出来る。
でも、廃材建築とはいえ他人の依頼という事は人件費が発生する。
施主からすれば速いにこしたことはない。
まあ、そこら辺は作業中に施主と逐一相談しながら進める。
どこにどのぐらいの労力をかけるか?
施主からすれば、構造や強度の事に関しては、分からなくて当然。
こちら側が、「ここはこのぐらいで十分です。」とリードしたり、「こうしたらどうでしょう?」と、勧めたりする。
最終的に施主が納得するのが一番やし、そうならないといけない。
自分の家を廃材で建てて、自分で直しながら住むのとの違いがここ。
自分の所なら、「このぐらいでええわ。」とテキトーにやって、またしばらくしてやり直せばいい。
頼まれた事を引き受けた以上は責任がある。
廃材と言えど、強度や耐久性の事も考えないといけない。
その辺りはさっきも書いたけど、雰囲気的に「これで大丈夫!」と思えればまず問題ない。
もう、廃材建築歴も13年目に入った。
こういうヨソの現場でこそ、今までの経験が活かされるというもの。
タグ :ピザ窯
2013年03月01日
実質本位な廃材建築
宇多津にまんのう町にと目まぐるしく現場をこなす。
もう、おとといで宇多津の塩釜の作業は大体終えた。
昨日はまんのう町の「かぐや姫プレーパーク」のピザ窯作りのための東屋作り。

前回、一日で独立基礎の柱立てまでいってた。
カネ(直角)は3m×4m×5mの三角定規で出してた。
垂直は一本づつ水平機を当てて出してる。
水平はまだ出てない。
柱の根元に通りの通った材を当てて、水平機を当てて鉛筆で印をつける。
それを繰り返して6本ともに印をつける。
その印からメジャーで柱の上のカットする所に印をつける。

そこへ差し金を当てて、丸鋸で落とす。

低い方3本と高い方3本に揃えて片屋根にする。
これは高い方3本に細い桁を渡した所。

上に乗せる梁の墨付け。
上に乗せる角度を下で出して、鉛筆を入れる。
全て現場合わせが基本。

印に従って、丸鋸でチョチョンと切り込みを入れて、チェーンソーでドバドバッと切り込む。
廃材建築ではチェーンソーがノミなのだ。

そこまで重い材でもないので、チェーンブロックまでは要らない。

ほい、一本乗った。

次々と乗せる。
この梁の固定は上から長いキリで穴を開けて、羽子板ボルトで柱とつなぐ。
こういう金物は超簡単に強度が出るんで便利なもの。

お次は柱に使ったのと同じ3寸5分(105㎜)の角材で波板の下地を入れる。
太い材なので、これが強度にもなる。
廃材建築ではふんだんにあるこういう在を惜しまずに使う。
寸5(45㎜)角の材なんかは使わない。

この間隔なんかも、実際に置いてみて在の間にメジャーを当てながら均等に揃える。
これはビスで仮止めして後で金物を入れる。
秋山流廃材建築において、予め計算などはしない。
計算が嫌いというのもあるけど、計算ってつくづくナンセンスな作業やと思う。
計算するから狂うのだ。
実際に置いてみて測れば狂いようがない。

ガルバリウム波板はあっという間に葺き終わり、コンクリートの基礎の間を角材でつなぐ。
そこから柱と柱の間に一本入れて、筋かいを入れる。
筋かいも少し長めにカットした材を実際に当てて、鉛筆で印をつける。
片方を丸鋸で落として、また当てて反対側にも鉛筆で印をつけてカットする。
こうするとピッタリと合う。
いやーーー。
ここまで2日間やからねー。
このスピード感がたまらない。
直角、直角、水平、材の通り、長さ、間隔、こんなものは全て大体でいい。
㎜単位のズレなんかを気にして素人が家を建てられるわけないぞ。
チマチマと莫大な時間をかければできるには出来る。
そういう必要以上の丁寧さってクールじゃないし、やってて気持ちよくない。
ドバッと、サクッとやっつける。
これが廃材建築の極意なのだ。
そもそも廃材を使うってことが細かいことは気にしないという事ではないか。
施主もこの勢いに納得してしまう。
農作業や昔の建築って、要らない事は徹底的にしない。
いわゆる実質本位だ。
それは必要な事をしない「手抜き」とは根本的に違う。
見た目や常識ばかり気にする、「こうしないいけない」という呪縛が最悪なのだ。
廃材建築から見えてくる価値観は「実質本位生活」だ。
要らぬことを辞めろ!
必要なことをせよ!
それが自由に生きる原点だ!!!
もう、おとといで宇多津の塩釜の作業は大体終えた。
昨日はまんのう町の「かぐや姫プレーパーク」のピザ窯作りのための東屋作り。
前回、一日で独立基礎の柱立てまでいってた。
カネ(直角)は3m×4m×5mの三角定規で出してた。
垂直は一本づつ水平機を当てて出してる。
水平はまだ出てない。
柱の根元に通りの通った材を当てて、水平機を当てて鉛筆で印をつける。
それを繰り返して6本ともに印をつける。
その印からメジャーで柱の上のカットする所に印をつける。
そこへ差し金を当てて、丸鋸で落とす。
低い方3本と高い方3本に揃えて片屋根にする。
これは高い方3本に細い桁を渡した所。
上に乗せる梁の墨付け。
上に乗せる角度を下で出して、鉛筆を入れる。
全て現場合わせが基本。
印に従って、丸鋸でチョチョンと切り込みを入れて、チェーンソーでドバドバッと切り込む。
廃材建築ではチェーンソーがノミなのだ。
そこまで重い材でもないので、チェーンブロックまでは要らない。
ほい、一本乗った。
次々と乗せる。
この梁の固定は上から長いキリで穴を開けて、羽子板ボルトで柱とつなぐ。
こういう金物は超簡単に強度が出るんで便利なもの。
お次は柱に使ったのと同じ3寸5分(105㎜)の角材で波板の下地を入れる。
太い材なので、これが強度にもなる。
廃材建築ではふんだんにあるこういう在を惜しまずに使う。
寸5(45㎜)角の材なんかは使わない。
この間隔なんかも、実際に置いてみて在の間にメジャーを当てながら均等に揃える。
これはビスで仮止めして後で金物を入れる。
秋山流廃材建築において、予め計算などはしない。
計算が嫌いというのもあるけど、計算ってつくづくナンセンスな作業やと思う。
計算するから狂うのだ。
実際に置いてみて測れば狂いようがない。
ガルバリウム波板はあっという間に葺き終わり、コンクリートの基礎の間を角材でつなぐ。
そこから柱と柱の間に一本入れて、筋かいを入れる。
筋かいも少し長めにカットした材を実際に当てて、鉛筆で印をつける。
片方を丸鋸で落として、また当てて反対側にも鉛筆で印をつけてカットする。
こうするとピッタリと合う。
いやーーー。
ここまで2日間やからねー。
このスピード感がたまらない。
直角、直角、水平、材の通り、長さ、間隔、こんなものは全て大体でいい。
㎜単位のズレなんかを気にして素人が家を建てられるわけないぞ。
チマチマと莫大な時間をかければできるには出来る。
そういう必要以上の丁寧さってクールじゃないし、やってて気持ちよくない。
ドバッと、サクッとやっつける。
これが廃材建築の極意なのだ。
そもそも廃材を使うってことが細かいことは気にしないという事ではないか。
施主もこの勢いに納得してしまう。
農作業や昔の建築って、要らない事は徹底的にしない。
いわゆる実質本位だ。
それは必要な事をしない「手抜き」とは根本的に違う。
見た目や常識ばかり気にする、「こうしないいけない」という呪縛が最悪なのだ。
廃材建築から見えてくる価値観は「実質本位生活」だ。
要らぬことを辞めろ!
必要なことをせよ!
それが自由に生きる原点だ!!!
タグ :廃材建築