廃材天国HP

2009年11月15日

まさかと思ったけど、遂に、、、

夜中、消防車のサイレンで目が覚めた!
近くで止まったぞ。
まさかーーーーーーーーーーーー!!!
飛び起きてピザの窯の方へすっ飛んでいくと、轟々と真っ赤に燃えてる!

新聞配達の人が119番通報してくれたそう。
僕が窯の近くへ行った時には消防の人が準備を整えてくれてて、放水開始!
4時台やったね。
発火場所は窯の底と丸太の土台の際みたい。
なので、とんでもない水圧で放水するも煙が立ち昇る。
「ご主人、窯を壊して丸太に放水する必要がありますけどいいですか?」と消防の人。
もちろんこうなったのは窯の構造に問題があるんで、今後使えないし、どうせ作り変えんといかんので、「よろしくお願いします!」と僕。
ハンマーやバールなんかでドンドン叩いて壊して、下の丸太にも放水。
これでやっと完全に消えた。

いろいろ消防の人は現場を測ったり、うちの家族の生年月日を聞いたり書類に書き込んでた。
警察の人も来た。
ある程度消えた所で地域の消防団にバトンタッチ。
近所のよく知ってるおっちゃんたち。
7時過ぎに消防の人が再度チェックに来るまで、分団の人たちが確認のために残ってくれた。
急いで大学芋を作って、熱いお茶と一緒に食べてもらった。

いやーーー。
ほんと、ピザ窯だけでよかったーーー。
僕が起きた時には窯の上の軒の部分近くまで炎が上がって、そこらじゅうが明るくなるぐらい燃えてたからねー。
もう少し遅かったら窯の屋根も燃えてたやろね。
何しろ廃材天国は燃えやすい事ここの上ないからねー。

まだこれがウチでよかった。
今まで15基も窯を作って来たし、今月の終わりには三木町、12月は熊本、来年3月、4月には京都、滋賀、群馬と窯作りの依頼が殺到してるからね。
今後は土台は石やブロック、レンガみたいな素材でないとね。

それにしても日本の警察は世界一と言うけど、この消防にしたってほんとに凄いね。
ほんとに徹底的に任務を遂行してくれる。
これは近所の分団という仕組みが特に凄いね。
僕は今の自給自足生活のスタイルや仕事の関係上分団員になる事は出来んけど、ほんまにありがたかった。
消防が帰った後も一時間半ぐらいは現場に残って再発しないように見張る。
まあ、僕が居るんやし、もう煙も昇ってないんやから帰ってもよさそうなんやけど、そういう決まりだそう。
もちろん、この仕事で念を入れ過ぎる事はないやろし、かつて大きい現場なんかでは再発したこともあったそう。

うちはギリギリとか何とかってのが多いけど、念には念を入れてとか余裕をもってという発想を取り入れていかなねー。
早速、薪ストーブとキッチンストーブの煙突と屋根の接触部分なんかをチェーンソーでドバッと大きく開けて鉄板入れてやりなおそう!
瓦礫の山と化したピザの窯の片付けもせなな。

折角作り変えるんなら今度はまた違う構造の窯にしよっと。
どんなんにするか楽しみー。
ハセヤンのカナディアンファームの大きな窯みたいにしよかなー。

まあ、来年の話になるやろけどな。







さすがに燃えよる最中や消防の人が忙しくしよる間は写真取れんかったね。  
タグ :火事

Posted by 陣 at 09:26Comments(1)アクシデント