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2013年07月06日

果物の廃材

桃の季節到来。
毎年、桃の産地飯山(丸亀市内)の知り合いから出荷できないペケ品を頂く。

果物の廃材
この段ボールに3段と超たくさん頂いた。
甘くて桃ならではの香りがたまらない。
そのまま2、3個はすぐに食べられる。

果物の廃材
桃と甘酒のフローズンスムージーにしてみた。

果物の廃材
既に真夏のような日だったのもあって、冷たくて美味しい。
大人はタンカレー(ジン)を少しだけ垂らすと最高!

果物の廃材
それでもそんなには消費しきれないので、保存用に火を入れる。

果物の廃材
5分ぐらいで火から外す。

果物の廃材
火が入ると簡単に皮がむける。

果物の廃材
桃から出た汁を煮詰めて加える。

果物の廃材
真空脱気して完成。
これで大量の桃が常温保存できる。
この保存瓶は超便利で日々使いこなしてる。

インスタントコーヒーの瓶や100円屋のではダメ。
蜂蜜やジャムの入ってる、フタの裏にパッキンのついたやつ。
ホームセンターなら2、300円とかするけど、ネットで買うと安い。
「ガラス瓶.com」というサイトで買えるよ。
でも、ここは卸なので、大量に買わないといけない。
何人かで分けるとええかも。

トマトソース、みかんペースト、先日作ったビワのコンポート。
大量の果物に火を入れて保存するというのはジャムやお菓子用にとどまらない。
みかんペーストは3年醸造の濃い醤油と混ぜるだけでソースになる。
ビワのコンポートのパスタも以外といけた。
この桃のコンポートはカレーの隠し味としても使える。
これは「百姓屋敷わら」の本に書いてあって、以前から真似してる。

常に、「あっ、アレがある!」と料理中に閃くネタ。
ネタは多い程いい。
整然と分り易く保存されていれば。

手作りの調味料と、本格的な伝統調味料、そしてハーブやスパイス類。
これらをキッチンに常備することで、加工品と外食から解放される。
スーパーの加工品に価値がないのはもとより、外食するより家で作った方が美味しいんやから当然と言えば当然。

市販の加工品って何でも甘過ぎ。
漬けものなんか自分で漬けてるとあの甘~い黄色いたくあんなどタダでも頂きたくない。
それにハム、ソーセージ、かまぼこ、チクワなどの錬りモノには添加物の宝庫やし。
カレーの素、シチューの素、パスタソース、ウスターソース、マヨネーズ、ケチャップ、これらも押し並べて甘過ぎる。

お米作って菜園作るのなんかは田舎にいけば誰でもやってる。
こういう加工品やソース類まで手作りすると、感動的な美味しさを自給できるというものだ。

しかもその材料はこうして棄てられてゆくペケ品利用でいけるんやからねー。
とりあえず季節の旬の果物は全国でこういう風景が繰り広げられてる。

加工の手間を惜しむな!
潤沢に頂ける人間関係を構築せよ!!!




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