廃材天国HP

2013年06月04日

6/16(日)全国放送予定

取材3日目。

レポーターのない廃材天国の日常の撮影。

廃材建築の作業として、建築中のパイプハウス倉庫を進めた。

http://kadoya.ashita-sanuki.jp/e644514.html
しょうたくんとやってから、しばらくはほったらかし。


電線のリールの廃材の丸い板を増やした。
それにしても土歩が活躍してくれた。
テレビ的にもウケルんだろうけど、実際に普段から手伝うし、マジに助かる。
道具小屋からコードリール出して、インパクト、ビスと準備する所から。
上から「ドリルのコードつなぎ換えてくれ!」とか「75㎜のビス取ってくれ!」と指示するとサッと対応してくれる。
僕の作業に必要な事は大体分ってるスーパーサブ。
野遊は学校に行って居なかったけど、3人でやれば最強にいい仕事ができる

この後はタイヤショベルを使っての廃材置き場の整理。
これも後回しになってた作業だったので、はかどってよかった。

あっこちゃんは菜園の作業の撮影に対応してた。
一軒目の廃材ハウスの生活の時は僕がメインで彼女は収穫ぐらいだった。
今は反対で、彼女がメインで、僕は支柱を立てたり水やりや収穫ぐらい。
何でも熱意を持って取り組めないといけない。
自然とこういう変化に至るのもまたいい。


これは「あっこ料理教室」に参加してくれたことのある友達を呼んでの茶話会のシーン。
それぞれに自分のやりたい事を持つ女性はパワフル。

この3日間に及ぶ撮影の前にも、イベント出店の「アートでたんぼ」にも来てる。
最初は去年の田植えから。
その後、の夏の弟子居候との屋根の葺き替え作業とか。
随分通って撮影してくれた。

今の所、6/16(日)の放送予定。
テレビ東京「日曜ビッグバラエティー」という枠。
夜8時~10時の中で、いろんなスタイルの5家族が紹介されるドキュメンタリー番組。

ウチはテレビを置かないので、誰か録画したのをYOU TUBEにアップしてくれたり出来る人がおらんかなー?

  

Posted by 陣 at 10:29Comments(0)取材

2013年06月03日

武器工房

取材2日目。
色々なシーンを矢継ぎ早に撮る。


これは子どもたちの「武器工房」のシーン。
今までに作った剣、斧、盾、弓の中でも自分なりに気に入ったのを置いてる。
野遊は学校に行ってない時には朝6時過ぎからトンカントンカンやってた。
土歩は最近戦艦をよく作ってる。


看板がイイ感じ。


剣や杖。
こういうのはRPGに出てくるのを参考に作ってるみたい。


弓は実際に矢が引ける実践向け。
双剣というモンスターハンター(ゲーム)に出てくるのもある。


柄を赤く着色してるのはエヴァンゲリオンのプログレッシブソード。


戦艦は近くの小さな川に持って行き、実際に浮かべて遊んでる。
30㎝を超えるミドリガメを乗せたり、、、。

その後実際に鋸、ナタ、金槌、カンナなどを実演。
数年前までは「父ちゃん教えてー。」と言われて、必要な道具の使い方を教えたりしてた。
ここ1年ぐらいは全くノータッチで、プロセスは見ることもなく、完成品だけ見て「よく作るなー。」と思ってた。

久し振りにじっくり見ると驚くべき上達ぶりにびっくりした。
僕がびっくりするぐらいやからレポーターの驚きようも凄かった。
「そ、そんなやり方どうやって覚えたの?」とレポーターのお姉さんに聞かれても、「いや、テキトーにやってて。」としか答えられない子どもたち。

取っ掛かりの道具の基本的な使い方だけ教わり、後は自分たちでやりながら工夫してる。
1年ぐらい前までは土歩は野遊のサブとして材料を取ってきたりするぐらいだったのが、一人でバリバリできるようになってたのが一番驚いた。
野遊が学校に行き出してからヒマになったのか、一人でやるようになってた。

なんでこんな風に出来るようになるのか?

まず「こうしないといけない」という決まりがない。
材料、道具も自分で選ぶ。
手を金槌で叩いたり、切って血が出たりしても自分で対処する。
「いつまでに完成させないといけない」という期限もない。
完成品を評価されたり比べられたりしない(僕らに見せるので正直に感想を言うことはある)。

自分の中の「やりたい」とか「作りたい」という欲求と、やってるうちにドンドンアイデアが閃き、やればやる程楽しくなる。
これは僕の廃材建築と一緒。
別にこのスタイルをノウハウ化してレクチャーしてる訳ではない。
上に書いたような条件でやると、自然とそうなるような気がする。
もちろん、その子の持つ個性によって様々なマニアックなスタイルになってゆく。

僕らは夫婦揃って、自分たちのこれからの人生に心配がないのと同じぐらい子どもたちの事に不安や心配を持ってない。
何やってても大丈夫!という、全く根拠のない万全の信頼がある。
これはねー。
自分がやりたいことやって自己実現し、余裕を持って仕事や生活出来てるから。

かと言って、常に穏やかでのんべんだらりと起伏がないこともない。
余裕がなくなると怒鳴ったりもするし、夫婦喧嘩にも妥協はしない。
それでいいのだ。

親が自分に嘘をつかない。
自分を胡麻化さない。
やりたくない事をしない。

まずはそうせざるを得ないような状況を作らないことやね♪

  

Posted by 陣 at 07:49Comments(0)取材

2013年06月02日

博之さんのセミナー音声販売

テレビの取材が来てる。
取材依頼のメールはしょっちゅう。

最近はバラエティー系や出演費の出ないものは断ってる。
今回のは全国放送のドキュメンタリー。


あっこちゃんが手作り保存食の説明中。


レポーターはどなたでしょう?

今回のレポーターはしっかりした女性で、廃材左ウチワ生活の説明のし甲斐があった。
番組や放送日はまた追ってアップするので、お楽しみに!




えー。
5/18(土)に廃材天国で開催され、好評だった鈴木博之さんのセミナー。

http://kadoya.ashita-sanuki.jp/e647580.html
今年のセミナーの案内

http://kadoya.ashita-sanuki.jp/e654321.html
博之さんからのコメント

http://kadoya.ashita-sanuki.jp/e656125.html
セミナー終了後の僕の感想

今回のセミナー(音声と資料)と、更に博之さんのコメントの中にある「経済セミナー」のセット。
「セミナーに行きたかったけど行けなくて!」という声が多く、これを販売することにした。
セミナー参加費と同じく2000円で。
これは絶対にお勧め!
事実僕が実践して立証してるし。
詳しくは重複するので、上の3つの日記読んでね。

申し込みはメールでhaizaitengoku@gmail.comまで。
件名を「セミナー音声」として、住所、氏名を書いて下さい。

  

Posted by 陣 at 04:17Comments(0)取材

2012年10月19日

2日間に渡るロケ終了

17、18日とテレビの取材が来てた。
大阪のよみうりテレビの「大阪ほんわかテレビ」という番組。
この辺りは映らない。
大阪と近畿地方、広島でも映るそう。


17日から丸亀に泊りこみでのロケ。
モニターを覗かせてもらったけど、大きなカメラのハイビジョン映像なので実際に見るよりもキレイ。

18日はレポーターの女性が実際に色々とウチの生活に入って、一緒に作業したりご飯食べたりした。

最初は僕が案内してたけど、普段から何でも子ども達がやってる事なので子ども達が案内してた。

鶏の世話では餌の配合から、なぜそうするのかなども教える。
薪運びは兄妹3人でリレーで運ぶ。
ご飯作りは僕が畑で収穫して、土歩が火をつけて、みんなで包丁に鍋にフライパンと機能的なステンレスカマドがフル稼働する様子にレポーターは目を丸くしてた。
風呂焚きは土歩がやりながら説明。
手打ちうどん作りは野遊担当。
屋根に上がって、みんなでバラバラの瓦の屋根の補修。

居候が来ても、そういう部分は子ども達が指導する。
野遊は骨折も治り、手打ちうどんもテキパキとこなしてた。
その間に土歩が羽釜を沸かして茹でる準備。

ウチの子ども達には当たり前の日常作業がレポーターだけじゃなく、初めての大人には、「へー、そうやるんやー!?」の連続。

何度もレポーターが、「そんなに働いて大変やとか思わへんの?」と聞いてたけど、ウチの子らは「???」。
やりたくてしかたないから、「やらせてー!」と意気揚々とやってるワクワク作業に「大変か?」と聞かれてもねー。

2歳からだ!
子どもは喋れるようになったら、「にこちゃんがするー!」と大人が何をやっててもやりたくなる。
それを全部やらせるだけ。
もちろん料理でも作業でも大人だけでやった方が早い。
それを敢えてやらせるのだ。
実際に4、5歳にもなれば戦力になる。
ポイントはテレビに子どものお守をさせないことだ。

そうした方がいい事ぐらいみんな分かってる。
分かれ道は親に気持ちの余裕があるかどうか?
夫婦で毎日家に居る生活では当たり前に余裕がある。
ノルマも時間も関係ない生活。
いかにそれを実現させるかに労力を注ぎこめ!

子ども達は3人とも2歳からギンギンに研がれた包丁を使ってるし、薪も焚いてる。
切ったり火傷も1、2回はみんなしてる。
2、3歳でも一回やれば注意深くなって失敗は繰り返さない。

ほんと、野遊や土歩がティーンエイジャーになったら僕なんかバトンタッチして隠居してもいいぐらい。
今でさえ、定年退職した親父連中のような「さあ、今日じゃ何しよ?」みたいな生活やけど、彼等が大人になったらいよいよ出る幕ないよねー。
もちろん、大人になったら、東京でもニューヨークでも一回はここから離れて欲しい気持ちもある。
試しに外資系ファンドに勤めたって構わない。

でも、確実に分かってるのは「なりたい自分になれる」ということ。
常にやりたいことをする習慣のついた子どもは大人になっても自分でいられるということ。
何者かになるとか、成功する、何かを成し遂げるって古めかしい幻想だ。

無理や我慢をして勝ち取る成功って、客観的な価値でしかない。
自らの主観で堂々と「これでいいのだ!」と開き直るのだ。
もちろん子ども達にもタイプに違いがある。
形はそれぞれ違ってくるもの。

他にも色々要望に応えたよ。
薪ストーブの煙突の設置。
天ぷらカーの燃料の廃天ぷら油の回収。
鉄工所に鉄の廃材をもらいにいく。

そういう細々した日常の作業そのものが廃材生活の目的。
夢は?と聞かれても「既に実現してます!」としか言えない。

たまたま僕は自画杜撰というキーワードを見つけた。
そんで「毎日の生活が革命だ!」とか勝手にほざいてる。

そういう自分の納得する生活スタイルを各自が築くのだ!!!
  
タグ :テレビ出演

Posted by 陣 at 09:45Comments(1)取材

2012年08月31日

RNCの「DOKI」という番組に出るよ

岡山、香川のローカル局、RNC西日本放送が取材に来た。

木曜深夜の「DOKI」という番組。
ウチの分の放送は9/6(木)24:30~25:00
こんな遅い時間にテレビ観てる奴おるんかいなー?



アナウンサーと女の子とで、廃材天国をレポートした。
野遊が怪我してる分を補うかのように、土歩がキッチンや風呂を焚いてみせた。
カメラが回ってるとやたらとテキパキするんよねー。

10/13、14の「どくんご」&「手作り市」のフライヤーもカメラで撮ってくれて、ちゃんと宣伝してくれる。
いやー、ラッキー!
夕方6時のニュースの一コマに出るより、若い層が観てるそうなのでいいかも。
視聴率もいいらしいし。

ウチにはテレビがないどころか、まずそんな時間まで起きてない。
そこはディレクターの方からDVDを送ってくれると約束して頂いた。


夕方はノワくんの誕生日で実家に集まった。
天然鯛の尾頭付きとくぼさんの豆腐の「おぼろ豆腐」にロウソクを一本立ててお祝い。
今は天然鯛が獲れてなくて高いんだと。
「魚の大空」が何とか仕入れてくれた。
焼き加減もよかったけど、魚がよくて美味しかった。
ほんと魚って素材によるからねー。
天然もので旬の素材と鮮度がよければ、刺身に引いても焼いてもバッチリ美味しい。
養殖とか冷凍モノは絶対に買わない。


マナガツオの照り焼き、豆腐ハンバーグ入り生春巻き、うどん入りキッシュが前菜。
マナガツオって他の魚にない独特の美味しさ。


完熟トマトとレタスのサラダ、しし唐の天ぷら。
自家菜園のしし唐って時々爆発的に辛いのに当たる。
昨日もいくつかあって、「ヒーーーー!!!」ってなった。


ゆかりちゃんの切干大根の即席キムチが超美味しかった。
もどさずにサッと洗うだけで、切干大根にニンニク、醤油、ニラ、豆板醤と適当に混ぜるだけ。


ノワくんも食べられるジャガイモのポタージュ。


カボチャ餡はカボチャと塩だけ、小豆餡は小豆と塩と甘酒。
使う素材がよければそれだけで最高に美味しい。
こどもたちだけでなく親父も絶賛。


源のフェイバリット、芋ケーキ。
大人は腹一杯でもう食べれない、、、。
野遊は源と同じく大好きなので2個も食べてた。



  
タグ :テレビ

Posted by 陣 at 07:42Comments(0)取材

2012年08月02日

雑誌発売されたよ

先日取材に来た雑誌が発売されて、送られてきた。

「夢の丸太小屋に暮らす」
というログハウスの雑誌。


全部で6ページ。

えー、知らない人のために。
一番右の二階の部分が陶芸の工房。
その手前の軒はピザ窯置き場&ピザパーティー用のスペース。
その左の軒が廃材ソーラー。
その軒の中に入ってるのが天ぷらカー。
このソーラーの奥が30坪の母屋。
その左に風呂、トイレ、離れと続く。
軽トラの上のは焦げた材木の道具小屋。
軽トラに繋いでるのが移動式ピザ窯。

これら全て廃材で出来た廃材天国の全景。
これがイオンのモールとゆめタウンのどちらも自転車で5分の距離の開発地帯に胡座をかいてる。


大半はログハウスが載ってる中に、廃材の家も載ってる。


実は、、、。
キッチンと風呂の間の通路にアルミサッシを入れて、部屋化する計画は大きな問題に直面して頓挫してた。


3つの入り口用サッシと一つの窓用サッシは無事入った。
ところが、網戸のレールが無い、、、!
と、今頃気づくの方にも問題があるけど、、、。

要するに、ガラス入りのサッシの外に細いレールが入って、網戸が左右にスライドしないといけない。
窓なんかは、片方に木枠を作りつけてしまって、網戸をガンタッカーで留めるだけでも問題ない。
でも今回のサッシは出入りするところなので、それではいけない。

そもそも網戸を入れて、蚊が入らないスペースを広げるために始めた作業。
折角ここまで来て、網戸を諦めるのも嫌やし。

余ってるサッシの網戸用の細い部分だけをグラインダーで切り取ってつけようとも考えた。
でも、丁度よさそうなのは一つしか見当たらない。
今から解体現場でサッシ外して来るかーー。

で、サッシ屋の処分するサッシからその部分だけ取れそうなのを探しに行った。
そこでサッシ職人のおっちゃんに聞いてみた。
「網戸のレールがないサッシに網戸を入れたくて、廃材のサッシからレールだけ取ろうと思うんですけど、、、。」と。

「そりゃお前、グラインダーで切ってキチッと入るか!」
「TとZちゅうレールがあるきんそれが網戸専用のや。」


事務所で調べてもらうと、一本900円という事だったので、思い切って新調した。
T型のレールの上を網戸が動いて、Z型のレールは上で網戸用サッシを受ける。

こんなものの存在を初めて知った。
廃材建築でセルフビルドとは土木、大工、内装、左官、板金、設備、サッシとあらゆる分野の職人の作業が求められる。
それなのに、プロの現場に弟子入りすることもなくやってしまうと言う事は「え、そんな事も知らんの!」を連発されること請け合い。
それでも12年もやってりゃ、どれも何となくはこなせるようになってくる。
もちろん、プロの技術を目指さない。
用さえ足りればそれでいいのだ。

いかに廃材で自分の手で工夫して作るかが問われる。
そして、知らないからこそ「何とかする!」という強烈な意思で、絶対に諦めることなくハードルをクリアしていく。
「何とかなる。」これは事実。
でも、ほっといて素晴らしい成果が出る訳じゃあない。
「絶対に自分でやるんだ!」という自分の意思の力で、何とかしようと努力する。

「ええっ!?網戸用のレールがない??」
という事実が分かった時点から、その問題をいかに解決するかを考えまくる。
あらゆる策を練って、動くと文字通り「何とかなる」。
あまりのショックに逃避してしまって、取り掛からなければ何も進まない。

これは廃材建築をはじめ、自給自足生活において重要な基礎となる。
難しいこと、苦手なこと、めんどくさいこと、、、。
当然ある。
それらに立ち向かうモチベーションをいかに上げるか。

それは「絶対に自分でやる!」と決めること。
決めてしまえば逃れられない。
その方がスッキリする。

それで、動き始めると必ず突破口が見えてくる。
プロの職人さんに聞けば十中八九親切に教えてくれる。
それは、こっちの意思が伝わるから。
中途半端な気持ちの者に誰も親身になって教えてくれる訳がない。

「諦めずに続けること」
ってプロ選手や成功者と言われる奴の本に必ず出てくる。

それが自分に合ってて、時代背景や世間の情勢にも合ってること。
という条件を満たせば、必ず実る。


  
タグ :サッシ

Posted by 陣 at 08:31Comments(0)取材

2012年07月05日

久しぶりにテレビに出るよ

田植えがあらかた終わったんで、「よし、行こう!」と、大飯原発再稼働反対の直接行動に行った。
まだ苗代のこの小さな田んぼだけはまだ植えてなかった。


昨日、弟の源とあっこちゃんと僕の3人で植えた。
小さな田んぼなので2時間ぐらいで植えられる。
こんなに小さい面積でも、一俵(60㌔)以上は採れる。
お米の効率はほんとに凄い!


行く前に植えてた3反(約1000坪)の田んぼの方は苗が活着してる。
一本植えのこの苗が30~50本のシッカリとした株に成長する。
ちなみに5、6本植える機械植えでは20本ぐらいにしか分ケツしない。


これなーんだ?


このジャンボタニシの卵。
棄ててる苗を食べてる最中。
このタニシくんのお陰でウチは除草作業要らず。
無農薬、無肥料、除草剤ナシを目指すのに一番大変なのが夏の除草作業。
このタニシくんの繁殖力はとんでもないペース。
稲の苗も小さいと食べてしまう。
ウチの苗は30㎝前後のシッカリとした苗なので、食べられない。
これから生えてくるヒエやコナギなどの雑草は彼等が全て食べてしまう。


コンニャクのタン塩風。
叩いて延ばしたコンニャクをフライパンで徹底的に焼くのがポイント。


切干し大根の煮物。
人参や切干しを蒸し煮して甘さを引き出すのがポイント。
素材の甘さで砂糖はもちろん、味醂もいらない。


ナスの田楽。
自家製味噌に自家製甘酒を混ぜると、超美味い。
ショウガ、ネギ、シソなどの薬味を効かせると最高。

昨日は東京から某テレビ局のディレクターが取材の打ち合わせに来た。
電話やメールでの問い合わせはしょっちゅうある。
全国放送の場合は下見として来ても、実際に出演とまでは中々決まらない。
今回は来る前から出るという事が決まってるんだそう。
特番なので、まだ番組の名前も決まってないとか。

やっぱり、自給自足系のドキュメンタリー番組。
夏から秋ぐらいまで何度か取材に来て、暮れか年明けぐらいの放送なんだと。
早速、小さいカメラで田植えや薪の料理、子どもたちの仕事ぶりや遊びぶりを撮ってくれた。

雑誌やテレビの取材とか、講演や本の出版など、色々とオファーがある。
この廃材の自画杜撰生活から何を伝えるのか?

廃材でセルフビルドの家 (住)
田んぼや畑 (農)
手作りの保存食や料理 (食)
自力出産、ホームスクーリング、自然療法 (教育、医療)
薪の生活、天ぷらカー、廃材ソーラーパネル (エネルギー)

何でこんな生活してるのか?

したいから
楽だから
自由に生きたいから

色々と理由はあるけど、お金や原発、巨大企業、政治、、、権力と金にモノを言わせて無茶苦茶やって成り立つのがこのバビロンシステム。
ソコに風穴を開ける!
社会を変えるというより、日々のこういう自立した暮らしが広まれば権力と金に媚びずにやっていける。
その結果、自然と変わっていく。

反対活動でもないし、啓蒙運動でもない。

革命生活なのだ!!!
  
タグ :取材

Posted by 陣 at 08:15Comments(7)取材

2012年06月22日

「夢の丸太小屋に暮らす」に載るよ

山陰から帰ってすぐに取材があった。
もちろん前々から決まってたので、屋根工事が雨で延び延びになるとマズイなーと思ってた。
幸いギリギリの日程で間に合った。

「天然生活」で有名な「地球丸」という出版社の「夢の丸太小屋に暮らす」という雑誌。
最近もテレビの制作会社のディレクターからの電話は多いけど、雑誌は2回目。


隔月で出版されててこれが前号。
次の号に廃材天国が載る。


遠藤ケイさんが特集されてた。
僕は高校生の頃、彼の本を読んだ。
山小屋での暮らしの事に興味を持った記憶がある。
同じ雑誌に乗せてもらえるとは感慨深い。


お昼ご飯の様子を撮りたいとの事だったので、彼等が来る前に野遊が手打ちうどんの準備。
さぬきの夢2000の粉を計って、土歩と協力して入念に水回しをする。


自分で本を見て手順を追って作業をこなす。


モチモチで最高に美味い。
出汁もイリコと鰹節をふんだんに使った最高のものやし。
それに自然海塩、三河本みりん、本醸造の醤油。
それだけ。

こんなに簡単でこれほど美味いうどんが打てるようになると、讃岐うどんの店には行きづらい。
ガシガシの固いコシの「これぞ讃岐うどん」というのは別物。
讃岐うどん店の90%以上がASW(オーストラリアンスーパーホワイト)というグルテンの強い粉。 
ポストハーベストだとかの問題もさることながら、国産の粉のような味わいはない。
グルテンの少ない地粉を丁寧に扱うような仕事も忙しい店には困難。
やっぱり自分の食べるだけを手作りするのは、「農」も「食」も経済農業や外食産業とは丸っきり別物。
命を育て、命の糧になる農や食こそ、モンサントのラウンドアップや住友の化学肥料、味の素の本ダシから逃れないといけない。
しかしそれは採算のことを一番に考える「業者」にはできっこない。
だから自分で作るんだ!

今、山口のカンタくんやしょうたくんが大飯原発に行ってる。
政府が決定しようとも、人数の力で押し寄せれば撤回できるかもしれない。
少々のデモでは新聞やテレビは取り上げない。
デモで何が変わるのか?
「デモが堂々と出来る社会が作れる。」と答えた人が居る。
民意が反対でも、権力者がゴリ押しすれば原発も動かせる社会。
その雰囲気に風穴を開けるのだ。

しょうたくんと電話で話したけど、ガレキ受け入れ反対の為に北九州に行ってからスイッチが入ったと。
現場の構図は無表情な機動隊と涙ながらに訴える女性や若者。
彼は仕事を休んで原発に駆けつける。
それは彼が日常に金がかからない生活を実現してるから出来る業。
金はほっておいてかかるモンじゃない。
金がかかる生活を自分で選択してるからかかるだけだ。

デモに行くのは非正規労働の人が多く、まさに、原発で働かされる層と現場に行かずにぬくぬくと原発マネーを受け取る東電の役員や政府の人間との対立という分析もある。
そう、原発とはこの格差社会の象徴。
そして、このピラミッド社会のトップと末端の差は広がる一方。
そのバビロンシステムのトップを維持するためには無駄の骨頂の原発、高速道路、大手住建、ガンの三大治療、農薬、味の素が必要不可欠。
衣食住、エネルギー、医療、教育を牛耳るのが目的。
人間を含め、自然界にとって必要じゃないものを加速するほどに一部の人だけが儲かるシステム。

ここに来て分かってきたのは原発がない方が経済効率のいい自然エネルギーの恩恵をみんなが受けられるという構造。
一部に集まるものを分散すれはみんなに恩恵が受けられる。
こんなことはどの分野でも当たり前。
いわば、教育だけ、食だけ、とかを呪縛から解放されようとしても難しい。
生き方全てを丸ごとでシフトしないといけない。
しかしそれは難しい事でも何でもない。
「儲ける」「成功する」と言う古い今まで型のピント外れの努力を辞めるだけでいい。

脱依存のライフスタイルの結果が脱原発社会なのだ。

今日もウチでは淡々と玄米を薪を焚いて生活していく。



  
タグ :取材

Posted by 陣 at 09:44Comments(1)取材

2011年10月21日

久々のテレビ取材

昨日は久々のテレビの取材。
地元のケーブルテレビ。
「ウルトラ中讃探偵団」という番組。
15分ぐらいで15回とか放送されるんで、丸亀、多度津、琴平のエリア内の人は見てねー。
ほんとに探偵の格好のおじさんが来てちびっ子たちはビックリ。


で、取材の為に菜園のバジルを摘んでジェノバペーストを作ったり、ピザを焼いたりしたついでに。
コレは生地の白焼き。
22、23の手作り市のピザの出店の仕込みとして焼いておく。
最近は前もって生地だけ焼いておく。
天然酵母なので、当日の発酵具合の調整が難しい。
こうしておくとベストな状態で焼ける。
しかも、当日延ばす手間も省ける。
その場で延ばして、というアクションが見せられないというのはあるけどね。

室内の様子や薪調理の様子も撮った。
遠目に見てはいるけど、中々よう入ってこれない人にはいいチャンス。
「最高の生活です!」という自画自賛トークも炸裂。
僕はもちろんやけど、あっこちゃんと、何としょうたくんにもインタビュー。


そして遂に!
どくんご到着。
昨日の夜に着いて、廃材天国の母屋に宿泊。


今の所はいい天気やねー。
天気予報はバッチリ雨マーク。
さてさて、22、23のイベントはどうなることやら♪
もちろん、手作り市もどくんごも雨天決行!
どくんごの場合、雨も演出効果ってことになるからねー。

両日とも同じスケジュールでやるよ。

手作り市(15店舗) 10時~18時
「どくんご」テント劇 19時~21時
           前売り 2500円
           当日  2800円
           中高生 1300円

まだ前売り予約、電話で受け付け中!
0877-89-9525
090-9771-0636
秋山陣  
タグ :テレビ

Posted by 陣 at 07:25Comments(0)取材

2010年09月18日

11tとRNC

解体屋の社長から電話!
前に、玄関の前の深い軒に使う4間モノの長い丸太を頼んでた。
それが出たと。

早速持って来てくれた。
解体屋なので4tのロングのユニックはないんやろけど、11tダンプの上にチョコンと長い丸太が乗って来た。
廃材天国の作り始めの造成の時に、11tに12杯花崗土持って来てもらってる。
まず11tダンプが入るように、2t車に何杯か持って来て入り口を作る所から。

2本の長い丸太と鴨居に使われてる2間モノの角モノ。
丸太は4間(7、2m)と5間(9m)の2本。
5間は長いねー。

午後からはRNC西日本放送の取材。
日曜日の昼、11時45分からの「ドリーマーズ」というテレビ番組。
今回の取材は楽やったー。
何回も出た、夕方のニュースの中で5分ぐらいしか出んようなんでも、朝の8時から夕方の6時まで撮ったりするからね。
でもそれは、風呂を焚いて入るシーン、ご飯作って食べるシーン、家作りやってるシーン、ロクロ回すシーンなど色んな絵が要るから。
今回のは、1時間近く若い女性アナウンサーの質問に応えるという部分。
それから、カメラマンと照明の人とディレクターが廃材天国中の色んなカットを撮るという部分。
後の部分はほったらかしでやってくれるから、実質1時間の対談の部分だけ。

何故陶芸家を目指したのか?
から始まり、家作り、薪の生活、座右の銘、今後の夢など、根掘り葉掘り。
座右の銘はもちろん「自画自賛」!
自給自足ってそこまで徹底的にやってる訳じゃないんで、自給自足生活よりは自画自賛生活のほうがピッタリくる。
「何でまた、こんな自画自賛生活を目指すようになったんですか?」とか聞かれた方が答えやすいね。

まあ、やりたいことしかやってないから楽しくない訳がない。
それと朝起きて「今日は何しよっかなー。」から一日が始まる、全部自分で決める毎日。
人に指図されないって、超気分いい。
何でもサクサク取り掛かれるし、ジャンジャン仕事も進む。
そもそも仕事と遊びの区別がないというのもアピールした。
もう陶芸家なんてスタイルじゃないから、陶芸もやってるし、家も作るし、漬けモンも作るし、田んぼもする。
という「これが仕事でこれは遊び」というのがない生活。
何でも一年中やってると仕事。
日曜日にやるのが遊び。
もちろん良い悪いじゃなくて、僕とあっこちゃんの場合はこういうスタイルに行き着いたという感じ。

テレビではここまで言わんかったけど。
自分を飽きさせないのが大事。
生活がエンターテイメント。
この辺りですな、廃材天国の真髄は。


ギリギリで入って来れる。


11t高いねー。
丸太長いねー。


RNCのHPで10/15(金)16(土)の「どくんご」のテント劇と手作り市を宣伝してくれる事になったよ。

放送は9/26(日)の11:45から。
四国新聞の記者も来てて、その日の新聞のテレビ欄にも載るんやって。
廃材天国テレビないんで、誰かDVDに録画してーーー!
  
タグ :取材

Posted by 陣 at 08:48Comments(0)取材

2010年03月31日

ラジオやら来客やら

おとつい、RNCラジオカーが来たよ。
昼過ぎと2時頃の2回の生放送。
10数分づつ。
ラジオは映像がないから中々難しいよねー。
レポーターの方は懸命に感動のレポートしてくれたけど。

面白かったのは、ウチに来ることは事前に決まってたけど、ウチで廃材の話したら、「その廃材の入手先は?」という話になり、「丸亀なら行成建材という解体業の会社で、、、。」と言うと、「今から次にその会社に行ってみます。」と。
先方に失礼になってもいけないんで、慌てて僕が電話すると、社長も渋々「今から出るんかー!?」と。
一日かけてあちこちに走って、ぶっつけで「すみませーん。」と声かけてレポートしたりする番組なんやって。

何でもパーソナリティーの上村さんは香川では有名な「銀河鉄道」という劇団の方で、四国新聞のコラム書かれてるのを何度か読んだこともある。
その銀河鉄道の舞台で今度、廃材を使いたいんだそう。
このレポーターの方も劇団に入ってたり、三味線引きながら畑したりして暮らしたいという夢を持ってたりで、個人的にも廃材天国に興味があって来てるから、超反応がよかった。

最近「写真を撮らせてください。」と言ってでっかい本格的な一眼デジカメを持って廃材天国を訪れる人がチラホラ。
この日は屋根を撮りたいと、12尺の大型の三脚に登って撮ってくれた。
こういう人ってちゃんとプリントして持ってきてくれるからありがたい。
僕はソニーのα300という一眼デジカメを新品で買って一ヶ月で壊した実績をもってるんで、二度と一眼には手を出すまいとしてるんで丁度いい。
とにかく、丁寧に物を管理する能力に乏しいんで、そういう電子機器は極力増やさない。

それと、道路沿いに積んである丸太を見て、「花台を作るから分けて欲しい。」と言うおじさんも来たり。
「廃材売ります」みたいな看板作ったらもっと来るかも。

昨日はケンシくんの後輩で東京から車で仲間3人旅をしてる子らが見学に来た。
何でも、大学の建築科に行ってるそうで、法的な問題を交えてウチの自画自賛建築論を講義してあげた。
実は「建築」とかはどうでもよくて、「やりたい放題生活論」に話題は発展したけどね。

ほんと最近、人の来ない日はナイ。
必ず誰か来る。
久々に居候のいない生活でもこれやからねー。

ラジオのレポーターも「是非廃材天国に足を運んでくださいねー。」とか言うてたけど、ただの見学とかがドンドン来られてもねー、って感じ。
ハセヤンのカナディアンファームも最初そういう見学の人にタダ見学するのも悪いからお茶でも出してお金とってくれた方が、、、という声でレストランにまでなったそう。
もちろんウチは頑なに店にはしない。
まあ、陶芸の展示販売という意味では一応店なんやけど、、、。
陶芸なんかみんながみんな関心ある訳ちゃうのも分かってるけどね。

今までウーフ(滞在と労働を交換する)的なシステムで、どうせ見学に来るんなら、バッチリ手伝って、ご飯食べながらならゆっくり話も出来るし、という事にしてた。
ハセヤンとこに習って「居候」という言い方もしてきた。
でも、僕としては「本気で学びたい」「今までの生活から脱却したい」という強烈な意思のある者なら、いくら来てくれてもOK。
そういう弟子みたいな若者と、ちょっとした見学者をちゃんと分けんと、みんなにマジに対応は出来ないからね。
かと言うて、軽い見学者を断るのもえげつないよね。

今週のあっこスイーツは♪


【きな粉と黒ゴマの玄米粉のケーキ】
自家製有機玄米粉 有機豆乳 自家製米飴 圧搾菜種油 練りゴマ 有機きな粉 オーガニックココア
アルミフリーベーキングパウダー 自然塩


【ブルーベリータルト】
さぬきの夢2000全粒粉 自家製ブルーベリー 自家製米飴 アーモンドパウダー オリーブオイル
りんごジュース(ストレート) 有機キウイ 有機豆乳 自家製バニラエッセンス 自然塩
アルミフリーベーキングパウダー




廃材天国の桜
陽光桜という種類
玄米先生こと松見歯科の院長自ら植樹してくれた木も今年で3年目
  

Posted by 陣 at 07:06Comments(2)取材

2010年03月06日

執筆依頼

ぜーん然知らない人からのメール便。
しかもズッシリ重い。
開けると二冊の雑誌が。
添えつけの手紙に「当誌に執筆して頂きたい。」という内容。
なーんか、見たことも聞いた事もない出版社やし、こんなぶしつけに怪しいんちゃう?
とか思いながら、パラパラと、、、。
ほ、本気の雑誌やんーーー!
パーマカルチャーセンタージャパンの設楽さんや、木の花ファミリーも載ってる!?
外国でセルフビルドしてる、変態的なおっちゃんの家とか超ワイルドやし!

「ビオシティ」http://www.biocity.co.jp/という環境系の雑誌。
宮脇書店(田舎の軽い本屋)に置いてある、薪ストーブの宣伝ばっかし載せてる、いわゆる田舎暮らし系の雑誌なんかとはレベルが違う。
都市部の紀伊国屋なんかで売ってるんだろうか?
こんな本気の雑誌を今日日の大学生は読んでるんだろうか?
と思うと、嬉しくなるようなコアな内容。
しかも、読むところも多いし、2500円もするし、
しかし、こんな雑誌が44号も出てる(年4回)というのは凄いよね。

もちろん、入り口として「天然生活」も「チルチン人」も悪い訳じゃあない。
でもさー。
今の資本主義経済の思考回路のまんま「エコな家」とか「ナチュラルな生活」とかって、めちゃくちゃ金かけんと出来ん訳やし、、、。
オーガニックの食材も国産の材木も超高級品やからね。
高級な薪ストーブなんか商社が儲かるだけやし。
まず、日本の常識は今の世界では非常識なんだと言う所からスタートせんと。

そういう意味でも、この雑誌は本質を求める人には濃ゆい内容。
十分に2500円の値打ちはあると見た。
そやし、取材以来じゃなくて、執筆依頼というのもありがたい。
新聞やテレビの取材とか後をたたんけど、結局その人の理解でしか取り上げてくれん訳やからね。
後で、そんなん言うてないしー、とかしょっちゅう。
で、8ページもくれるそう!
言いたい放題、書きたい放題やんかー!!!

昨日の作業は廃材天国内のグチャグチャと細かい木を焚き物用に切って整理する仕事。
20代のリュウくんと60代のケンゾウさんが、いいコンビネーションでテキパキとやってくれた。
僕はちびっ子を連れて松見歯科に行ったり、徳島からマツケンが来て今後の打ち合わせしたり。
大きな予算をかけて、建築士と打ち合わせしてるプランを見直して、仲間内でしたいと。
で、僕にいろいろやって欲しいんだと。
人んちはねー。
責任あるしなー、、、。

夜はマツケンのお土産の鰆で一杯。
今の鰆は超脂乗ってて旨いねー!
  
タグ :執筆取材

Posted by 陣 at 07:21Comments(0)取材

2009年03月27日

またテレビ来たよ

久しぶりにテレビが取材に来たよ。
去年4回取材に来て、うち一回は同じ番組で、今年は初。
ラジオも来たな。

取材が頻繁に来て、忙しい時は「またか。」と思うこともあるけど、何がありがたいって、片付けしようという気分になる事。
今回は当日の朝だけで十分間に合わせたよ。
離れの寝室も出来てたんで、割りと片付けは楽。
それと、うちらも取材になれてきて、こっちのやりたい事をやってて、カメラがついて来るというスタイル。
これならわざわざ時間をさいて、という煩わしさもない。
もちろん、廃材天国のアピールになるのもありがたい。
特に今回は個展中に放送があるんで、宣伝してくれるそう。
ラッキーーー。

番組的には「いったいここは何の建物なんですかー?」という設定。
特にエコとかのコンセプトじゃないんで、かえって伝えたい事が伝わったんじゃないかと思うね。

ディレクターがくいついてくれたのが
朝起きて、今日は何しよっかなーと、自由に仕事が出来る贅沢。
旦那の生き方に奥さんはどうですか?と聞かれて、「私のやりたい事をどんどん彼が実現してくれてる。」という場面。
経済的に儲かってなくても自力でライフスタイルを実現して成功してる所。
僕の一番言いたい、誰でも好きな事にエネルギーを注げば必ず実現する、そしてそれはみんなにとってハッピーな事。

極めて当たり前よね。
自己犠牲でいいことしようと思ったり、自分だけ儲けてうとまれたり、そんなん続かんって。

それと今回は季節的に野草料理をリポーターのお姉さんと一緒に食べるという感じ。
フキの葉をオリーブオイル、松の実、パルメザンチーズ、塩とペーストにして、バジルのジェノベーゼもどき、フキのジェノベーゼ。
種付け花のサラダ、ノゲシの白和え、ツクシの卵炒め、自家製酵母パン、玄米ご飯。

まあ、自画自賛インタビューとテレビ初公開の薪のキッチンストーブを是非見てねー。

4/18(土)4:55~5:25 
KSB瀬戸内海放送「最強ドリーム百貨店」

おおっ。
僕の誕生日やん!
36歳の誕生日に放送されるのも感慨深いねー。
ただ、僕自身は個展中で、見るのは後でDVD送ってもろてからになるけど、、、。   

Posted by 陣 at 09:25Comments(1)取材

2008年11月12日

テレビ、ドタキャン

昨日の夕方、先日取材に来てくれたディレクターの方から電話。
ひどく恐縮した様子、、、。

このKSBの地球ステーションという企画。
僕の記憶では6,7年も前に一軒目の廃材の家の時に取材を受けた記憶はあった。
でも、、、。
この5月の今の廃材天国に住み始めてからも取材を受けていたのだ。
最近やたらと取材が多く、これは全く認識していなかった。

向こうも同じディレクターかアナウンサーならもちろん分かるんだが、違う人でしかも今回来てくれたのはテレビ局本体の人じゃなくて製作会社の人。

結論は同じ人は一年はおかないと出られない、、、。
僕らも取材陣側も気が付いてなくて取材をしてしまった。

という事で、結論は「申し訳ないのですが、今回は見送って、また来年になってから改めて、、、。」となった。

確かに相手も同じ局の同じ番組なんやから確認しとけばよさそうなもんやけど、僕の方もそんぐらい覚えといて「ああ、5月に出たばかりですよ!」と取材前に言うとけばこうはならなかった、、、。

急に次の日のその番組の枠を変更したり、うちにわざわざ取材に来てくれた手間など考えるとこっちが申し訳ないなーと反省。

という訳で楽しみにしてくれた方にも、、、。
すんませ~~~~ん。
  
タグ :テレビ取材

Posted by 陣 at 08:05Comments(0)取材

2008年11月06日

テレビ取材に来たよ

昨日のお昼前、KSB(瀬戸内海放送、岡山、香川のローカル放送)のスタッフが取材に訪れる。
今回のは「スーパーJチャンネル」という夕方のニュース番組の中の「地球ステーション」と言う環境問題なんかの取り組みを紹介する企画。

一通り家の説明とか当日の流れとかの打ち合わせ。
だって、おととい電話があっての昨日やからね。
事前に下見も打ち合わせもなしやもん。
まあ、普段うちがやってる事をダイジェストでやればOK。

栽培してる野菜の収穫。
それを薪で調理。
土歩くんがニワトリの卵を取る所。
子どもも料理。
作りかけの廃材の家作り。
お約束の電動ロクロでビューンと作陶シーン。
後はポスト、家、室内など。
廃材や家をバックにインタビュー。

最近取材慣れして調子のいい野遊はおととい、昨日の2日間突如「学校行くわ!」と行っていない。
9月の運動会以来、しかも突然なんで親がびっくり。
「えっ、そうなん、気をつけてなー。」と。

まず土鍋で水にかして置いた玄米を焚く。
ガスを止めてからは初めての取材。
室内のキッチンストーブを製作中で、今は毎日アウトドアですと。

ある程度燃え出すと、ちょっと離れた広い方の畑に里芋、さつま芋、枝豆の収穫に。
帰って、キッチンのすぐ前の菜園のロケット、大根葉、細ネギの収穫。
細ネギは土歩くん。
里芋洗ったり、枝豆をちぎったり、僕は外で火の番。
あっこちゃんと土歩くんは中で包丁作業。
玄米の方から熾きを取り出し、もう一つ缶に火を起こして湯を沸かし、大根場、ロケットをさっと茹でて、枝豆も茹でる。
湯を外して中華なべをかけ、油を沸かして里芋の素揚げ。

メニューは産みたて卵と焚きたて土鍋玄米で卵かけご飯。
細ネギ、鰹節、ゴマに本醸造醤油。
大根葉とロケットは刻んで胡麻和え。
里芋の素揚げは天日塩だけで。
後、土歩くんの得意料理「玉ねぎ焼き」玉ねぎだけをフライパンで炒めて塩コショウという一人で出来る彼のオリジナル。

いやいや取材そっちのけで卵ご飯がおいしかったー。
超感動の自画自賛やね。
久しぶりにしたからかな?
最近卵を産むペースが一日に一個あるなし(雌鶏3羽しかいない)なんで一人一週間に一個ぐらいのペース。
そもそもマクロビ的に言えば卵も乳製品も肉も魚も食べる必要はない訳やからね。
レポーターの方に「外食なんかは?」と聞かれたんで「こんだけ贅沢な内容のもん毎日食べてたら店なんか行けませんよ~(大笑い)。」
ほんとに料理の職人の技は勉強にもなるし食べてみたいけど、マジで外食産業はちょっと、、、無理、、、。

陶芸は親父の工房でさらっと。
(西日本放送の時以来)

作りかけの離れの建築作業。
これも前の取材の時ぶりやがなー。
9月以降、陶芸も家作りも取材ん時しかやってないー。
決して暇な訳でも何もしてない訳でもなくてせっせと働いてるんやけどなーーー。

11/12(水)KSBスーパーJチャンネル18:40~(5,6分間)岡山、香川の人は見てね~。
  

Posted by 陣 at 06:49Comments(0)取材

2008年11月05日

またまたテレビ取材

庭師ごっこは続行してる。
おとといは梶本さんの三野町にユニックで行って、樫の木とムクゲという木を取る。
この他にもクヌギなどたくさん雑木はあるのだがこの2本はデカくてユニックがないと無理なんで優先する。
掘るのが手作業だったんで夕方廃材天国に連れて帰っておしまい。

結局4tユニックは1日から4日の朝まで借りてた。
でも3日だけの使用という名目で一日分のリース代。
日、月は向こうが休みなんで休みの前に貸し出して、休み明けに返すという事らしい。
すんごい仕事はかどったがな。

昨日も梶本さんは来てくれて、定植作業、剪定。
まず木を吊るして置き、田んぼの土と花崗土を混ぜた土を周りにグルッと敷いて鉢の下に細い丸太で突き込む。
この作業が大切で根の下に空洞を作らないようにする。
空洞があると根が腐ったりする原因になるそう。
ある程度土が入ると水を入れながら更に突き込む。
最後はこんもりと鉢の周りを丘状にして窪みをつけて水をあげる。

そこから梶本さんは剪定作業。
僕は木を支える三脚作り。
サキおとといのクスの木2本も一緒に。
根が張るまでは強い風で倒れないようにしっかりと杭を打ち込む。

すっかり庭師作業を満喫して夕方片付けてると、市の観光課から電話。
瀬戸内海放送(ローカルのテレビ局)が秋山さんの連絡先を教えて欲しいと言ってるけどいいかな?という内容。
銭金時と同じパターン。
またテレビかー。
ここん所西日本放送、FM香川(ラジオ)、ニョッキン7(OHK)、と立て続けに取材を受けてるんであっこちゃんや子どもたちは「また~~~、、、。」という反応。
しかも明日来たいって!?

僕は常に別にいいですよ、としか言わない。
どっかよそに来てくれという用事は腰が重い(自分ちの仕事が一番楽しい)けど「行っていいですか?」という話はテレビに限らずノープロブレム。

瀬戸内海放送のスーパーJチャンネルという番組(夕方のニュース)の中に「地球ステーション」というんがあって、一軒目の三豊市の家にも来たやつ。
6,7年前の事なんで当然担当は変わってて向こうは知らなかった。
何でも今回は自給自足、廃材の家作り、陶芸の作業、という3点なんだと。
昼食作りをしてる所から夕方まで撮りたいと。

急な話なんで向こうは恐縮気味やけど、最近の取材を受けるスタイルとしては普通に僕がしたい仕事をしてて相手はカメラを回すだけ。
マイクにもしゃべりたい事は山ほどあるんで別に決めなくてもOK。
取材に協力するというよりも相手が僕に合わせる感じ。
終わって「よー仕事はかどったし、片付けも出来てよかったわー。」とテレビに映ること以前にメリットは多い。
これならしょっちゅう来られて仕事にならんわー、という負担にもならない。

家を見たいというお客さんも一緒。
もちろんお喋りで「今こんなん探してて~。」と情報交換も楽しいけど、「仕事の邪魔してごめん。」とみんな口を揃えて言うんで「いやいや、あ、ちょっとそれ取って。」と手伝わせる。
仕事の邪魔どころか助かるがな!
一石二鳥とか一挙両得はうちのお家芸やな。









  

Posted by 陣 at 05:35Comments(0)取材

2008年09月13日

テレビの取材来たよ

昨日はRNCという香川、岡山のローカル放送の局が取材に来てくれたで。
9/30、6:15~45の間の5分間。
ニュース番組の中に「究極のエコライフ」というコーナー。
多分25分からぐらいの放送だろうと。
今の廃材天国で生活し始めて2回目。
前回のKSBという局のも同じような条件やった。

一軒目の廃材ハウスの時も何度も取材を受けてるが、こういう5分の為に丸一日中の取材とかはざらなんよね。
今回も報道製作部の記者の方は熱心で事前の打ち合わせにも来て「簡単に取材してパパッと
作ったんでは伝えたい事が伝わりませんから。」何回か来たいみたいな雰囲気やった。
僕は内心「え~、あれやこれやと言うて作業が中断されるんは嫌やな~。」と思ってた。
あっこちゃんは「あんだけ熱心に言うてくれとんやからありがたい事やん。」と。

朝9時からの取材。
まず五右衛門風呂を子どもたちと焚く。
野遊と土歩くんが斧やナタで薪を割りつつ焚きつける。
子どもたちも取材慣れしたもんで、「カメラマンさーん、来て~~~。」とウキウキ。
最近のパスタマシンでのパスタの研究もあって粉を捏ねてパスタの準備。
ここでも野遊は超はりきってガンバル。
子どもたちが手作りのアイスを食べてる所と撮ってる間に僕はいそいそと地下足袋を履き、大工道具を用意し、作りかけの子ども部屋へ。
カメラマンも急いで駆けつけて炎天下撮ってくれる。
骨組みだけの家の上に上がり、梁と梁を乗っけてる柱を羽子板ボルトで固定する作業。
またまたちびっ子大工さんも脚立を登る。
大きなドリルでグーッと穴をあけて、チェーンソーでギャーッと削り、野遊とボルトを締める。
それから畑仕事。
細ネギ、京水菜、ロケットと種播き。
この時は子どもたちは家の中の遊びにハマッて記者の人とカメラマンの誘いに応えてくれない。
その後丁度いい湯加減のお風呂へ。
一機に作業をこなしてたんで汗びっしょり、風呂が気持ちいい~。
パスタをみんなで打って、外の日陰で、自ビールとゴーヤチップスでランチ。
食事風景を撮った後も局の人たちは忙しく外回りを撮ったり、室内を撮ったり。
僕らはゆっくりした後、それぞれのインタビュー。
野遊と土歩くんは得意の壁よじ登りとジャンプを撮って欲しいらしく、カメラマンに超せがむ。
一応撮ってくれてたで。
場所を親父の工房に移し、お約束のロクロでビューンと作陶シーンの撮影。
折角やり始めたんで十数個ひく。
一軒目も絵だけ撮影したいとおっしゃるので、ナビを見ながら道だけ教える。
と、ここでおしまい。

事前に何が撮りたいのかを聞いていたのもあって、完全に僕のペース。
僕がひたすら作業してるのをカメラマンが追いかけて来る感じ。
子どもたちが率先して作業を手伝うのもよかったみたい。
こういうスタイルならあんまし苦にならない。
撮影の為に作業が出来んかった~、というストレスもない。
昨日もいつもの作業が出来て、やりきった感もばっちり。
その上テレビで放映してくれるんやからありがたいねーーー。

一枚目、二枚目の写真は土歩くん撮影。





  

Posted by 陣 at 07:44Comments(0)取材