廃材天国HP

2013年07月12日

丸い野地

パイプハウスの屋根作業進行中。

丸い野地
どんどん丸いのを乗せていく。

丸い野地
数が足りるか?
段差をどう誤魔化すか?
その場その場で臨機応変に対応する。

丸い野地
一気に焦げた角材の道具小屋との谷まで進める。

丸い野地
ほぼ全面に張った。

この丸い材はまず、パイプの裏からキリで穴を貫通させて、ビス留めしてる。
そして隙間を裏から板材で埋めていくという工程。

下から上を見上げて首が痛くなりそうな作業。
そして、何よりも脚立なり、バタ板の足場への上がり降りが大変。
一人でやってると、「あっ、ビスが足りない!」とまた下まで降りて取りにいかないといけない。

これは一軒目の廃材建築に取り掛かった時には、超能率悪くて、こういう上がり降りばかりに時間も使うし、労力もかかってたように思う。
一軒目の陶芸の工房なんか、軽トラの荷台に現場用のスチールの足場を2段組んで、ロープや番線で固定してた。
たった二組の足場だけ借りてきて、移動しながらどこにでも使えていいじゃんという、グッドアイデアと思いきや、足場の上(地面から4~5m)はめちゃくちゃ揺れて、しがみついてるだけでかなりの疲労だった。
そこを「ビスがない。」、「ビットを落とした。」と上がったり降りたり、、、。

丸い野地
今ではビスも各種分類して、自作のこの箱に入れてる。
で、必要なサイズのビスをペットボトルごと腰袋に入れて使う。

丸い野地
更に秀逸なのが、コレ。
色々なサイズを別々に脚立の上にキープしておく。
その時の作業ごとに腰袋のレイアウトは変えないといけない。

丸い野地
細い針金ではダメ、この足場用の番線が最高。

丸い野地
こういうアレンジも可能。
これは自給自足なりセルフビルドの実践者には是非パクッて欲しいアイデア!
イチイチ下に降りるのが面倒だからということで、腰袋の中で数種類のビスが混ざるというのもダメ。
何回も何回も袋の中に手を突っ込んで、「これじゃない、、、。」とつぶやきながらの作業はクールじゃない。

職人の腰袋を見てたら、電工、大工、解体、設備、と業種別で大体のパターンがある。
全てに取り組むセルフビルダーにはその都度、対応が求められる。
一つの事に熟練度を磨くのが職人。
というか、そればっかりやってたら誰でもできるようになる。

車の運転は誰でも出来る。
それは教習所に行くというのもあるけど、日々乗ってるから。
陶芸のロクロなんかでも毎日回してたら誰だって出来るようになる(確)。
たまたま、みんながしてないから、出来る者を「凄い!」という評価がされる。
本人からすれば凄くもなんともない。

何かを出来るようになるのに、訓練や研修してからじゃないと出来る気がしないというのはオカシイ。
完璧に学校教育の弊害やね。
まあ、イキナリやって出来ないのも当たり前。
でもやってりゃ、ドコかで掴むもの。
「お、こんな感じか!」とちょい出来れば、後は続けるのみ。
 
軽いノリでいこう♪

絶大な執念を持って!!! 



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