2009年08月31日
88祭り最高やったね
初の2日連続の出店。
2日ともよく売れたーーー!!!
おとといは完売。
昨日は少し残ったけど、よく売れた方。
残ったものも出店者たちとの物々交換で有意義なものをゲットしたし。
高知のカツオの叩きも美味しかったし。
って言うても知れてるんやで。
僕とあっこちゃんの仕込みの労働時間、当日の店番など自給換算すると一時間700円なんか到底満たない。
その上、使ってる材料は全て自然食品屋の本物か自家製の米や米飴と超手間のかかる代物ばかり。
いわゆる採算とか労働対価みたいな今の経済社会の会社みたいな考え方とは全くコンセプトの違う店やからね。
まず、一番大事な事。
何をさしおいても楽しいかどうか?
ほんとにしたいかどうか?
「儲かる=楽しい」とか「儲かるから店をやる」という動機とは全然違う。
儲かるって、今よく見たら「信者」って書いとるやん。
教祖はお金という宗教、、、ってこの漢字出来過ぎーーー。
今朝の新たな気づきやな。
話がそれたね。
このマクロビスイーツや玄米の料理の出店が一番やりたいのはあっこちゃん。
実は僕はサブでいろいろな段取りや手伝い、子守り、洗濯、洗い物、、、。
バンを荷物が積めるように改造したり、廃材でテーブル作ったり、クーラーボックスを買うのにネットやスポーツデポや釣り具屋を比較したりは僕の役割やし、超楽しい。
でも料理ならまだしも、お菓子作りとなると基礎的な知識から細かい作業、ディテール、見た目、ラッピング、、、と僕には全く興味関心のないジャンル。
あっこちゃんは出店のない時にも図書館で膨大なお菓子や料理の本を借り、ないのは本屋に注文して取り寄せて勉強してる。
にこちゃんを寝かしつける時も常に10冊以上は手元に置いてる。
こういう変態なマニアが長年やってると本を書くんやろね。
一軒目の廃材ハウスで僕が年間の大半の労力を陶芸に集中してた頃。
あっこちゃんは僕が死ぬか大怪我でもして陶芸が出来なくなったら、料理かお菓子を売るか教室をするかして生計をたてると宣言してた。
当時は本人も周りも冗談半分だったのが、今や現実化しつつある。
僕はピンピンしてるけど、じゃんじゃん陶芸の作品作って、会場借りて、DM作って、マスコミにFAXして、、、という売る為の作品作りに辟易してきたのは正直な所。
陶芸家として成功せんといかんと言う不自由な囚われから自由になってしまうといくら理屈をつけても出来ないんよねー。
まあ、僕の場合はそういう過渡期に2軒目の廃材建築に取り掛かって、自然な感じで陶芸のウエイトを減らせていけたのもよかった。
何よりもそういう「自由な選択」を常に可能にさせるライフスタイルが一番大事。
これは一軒目の廃材ハウスを建設する前から思てたし、結婚して子育てが始まってからもずっとそう。
設備投資という聞こえのいい借金によって「自由な時間」や「楽しい事をする余裕」がなくなってしまえば毎日同じ事の繰り返しになってしまう。
それを備前焼の弟子時代に悪い見本としていろんな先生とか呼ばれてる陶芸家の生き方を見てきたからよかった。
「かっちょええーーー。」と芯から思えない先輩の生き方を真似しようとは思えなかった。
コンテナハウスと6基の自作の穴窯と窯の間を立体菜園にして美味しい料理を作る小向さんに出会うまでは。
今から思うと僕は何の疑いもなく、今の文字通り悠々自適でやりたい放題の人生に向かうことになってたんかもしれんけどね。
でもやっぱし、迷い、悩み、葛藤とかいろいろあったよん。
結果的にはあっこちゃんが「最低限このくらいは要るでしょ!」という経済呪縛から卒業してるんで僕もチマチマ稼ぐことを考えなくていい。
完全に物欲のない女やからねー。
かえって怖いよ、一人で物を買う時にも「本当に必要なのか?」と言う問いが頭の中をグルグルまわるから。
僕がやりたい事をできるルートは既に開拓出来たし、もちろんまだまだ今から経験を積んで更に加速するんやろうけど、あっこちゃんのやりたい事が実現に向かう運びになってきたのが嬉しい。
もう、野遊や土歩くん、にこちゃんに至っては楽しい事をやり続けて天職にありつくしかないよねー。
学校に行ってないことでの摩擦や現代社会の軋轢は彼らも受けまくりながらやろけどね。
彼らに対しての心配は一切ないね。
そういう勢いで、僕の家族以外の廃材天国を訪れる若者にも是非自分の中に「でもなー。」みたいな抵抗勢力がなくなって無敵のゴクウかネオかケンシロウのようなパワーを手に入れて欲しい。
すっかり興奮して88祭りの事忘れとったけど、祭り自体もよかったよ。
3年連続で四国一周歩き旅をすると決意したてらきちがおもろい。
彼もええ感じのパートナーも手伝ってくれてるし、親父さんやお袋さん、姉ちゃんたちも来てくれてて家族ぐるみでやれてるのもすばらしい。
中央公園の芝生に丸くテントが並んで裸足で店を見てまわるのも気持ちよかった。
業者めいた出店者が少ないのも嬉しいし。
丹原で多肉植物の寄せ植えをやってる若者も面白かった。
なタ書のオーナーがひょっこりきてくれたり。
忌部楽団の青木ーズやともえちゃん、高知の安藤さん、源も来たり。
イザナイの若手もかなりの迫力。
新たな出会いもたくさんあって、これやから祭りってええんよねー。
おとといは4時~、昨日は5時~の準備と暑っついテントの下でにこちゃんを寝かしつける大変さを考えてもほんまにやってよかった。
今日も疲れたからゆっくり休みやーとかじゃなく、今日も朝から張り切っていこう!
さあ、何からはじめるかー。
このワクワクする瞬間がたまらんね。




土歩くんの持ってるのは「かまどゴーゴー」カヨちゃんのニコニコクッキー。
2日ともよく売れたーーー!!!
おとといは完売。
昨日は少し残ったけど、よく売れた方。
残ったものも出店者たちとの物々交換で有意義なものをゲットしたし。
高知のカツオの叩きも美味しかったし。
って言うても知れてるんやで。
僕とあっこちゃんの仕込みの労働時間、当日の店番など自給換算すると一時間700円なんか到底満たない。
その上、使ってる材料は全て自然食品屋の本物か自家製の米や米飴と超手間のかかる代物ばかり。
いわゆる採算とか労働対価みたいな今の経済社会の会社みたいな考え方とは全くコンセプトの違う店やからね。
まず、一番大事な事。
何をさしおいても楽しいかどうか?
ほんとにしたいかどうか?
「儲かる=楽しい」とか「儲かるから店をやる」という動機とは全然違う。
儲かるって、今よく見たら「信者」って書いとるやん。
教祖はお金という宗教、、、ってこの漢字出来過ぎーーー。
今朝の新たな気づきやな。
話がそれたね。
このマクロビスイーツや玄米の料理の出店が一番やりたいのはあっこちゃん。
実は僕はサブでいろいろな段取りや手伝い、子守り、洗濯、洗い物、、、。
バンを荷物が積めるように改造したり、廃材でテーブル作ったり、クーラーボックスを買うのにネットやスポーツデポや釣り具屋を比較したりは僕の役割やし、超楽しい。
でも料理ならまだしも、お菓子作りとなると基礎的な知識から細かい作業、ディテール、見た目、ラッピング、、、と僕には全く興味関心のないジャンル。
あっこちゃんは出店のない時にも図書館で膨大なお菓子や料理の本を借り、ないのは本屋に注文して取り寄せて勉強してる。
にこちゃんを寝かしつける時も常に10冊以上は手元に置いてる。
こういう変態なマニアが長年やってると本を書くんやろね。
一軒目の廃材ハウスで僕が年間の大半の労力を陶芸に集中してた頃。
あっこちゃんは僕が死ぬか大怪我でもして陶芸が出来なくなったら、料理かお菓子を売るか教室をするかして生計をたてると宣言してた。
当時は本人も周りも冗談半分だったのが、今や現実化しつつある。
僕はピンピンしてるけど、じゃんじゃん陶芸の作品作って、会場借りて、DM作って、マスコミにFAXして、、、という売る為の作品作りに辟易してきたのは正直な所。
陶芸家として成功せんといかんと言う不自由な囚われから自由になってしまうといくら理屈をつけても出来ないんよねー。
まあ、僕の場合はそういう過渡期に2軒目の廃材建築に取り掛かって、自然な感じで陶芸のウエイトを減らせていけたのもよかった。
何よりもそういう「自由な選択」を常に可能にさせるライフスタイルが一番大事。
これは一軒目の廃材ハウスを建設する前から思てたし、結婚して子育てが始まってからもずっとそう。
設備投資という聞こえのいい借金によって「自由な時間」や「楽しい事をする余裕」がなくなってしまえば毎日同じ事の繰り返しになってしまう。
それを備前焼の弟子時代に悪い見本としていろんな先生とか呼ばれてる陶芸家の生き方を見てきたからよかった。
「かっちょええーーー。」と芯から思えない先輩の生き方を真似しようとは思えなかった。
コンテナハウスと6基の自作の穴窯と窯の間を立体菜園にして美味しい料理を作る小向さんに出会うまでは。
今から思うと僕は何の疑いもなく、今の文字通り悠々自適でやりたい放題の人生に向かうことになってたんかもしれんけどね。
でもやっぱし、迷い、悩み、葛藤とかいろいろあったよん。
結果的にはあっこちゃんが「最低限このくらいは要るでしょ!」という経済呪縛から卒業してるんで僕もチマチマ稼ぐことを考えなくていい。
完全に物欲のない女やからねー。
かえって怖いよ、一人で物を買う時にも「本当に必要なのか?」と言う問いが頭の中をグルグルまわるから。
僕がやりたい事をできるルートは既に開拓出来たし、もちろんまだまだ今から経験を積んで更に加速するんやろうけど、あっこちゃんのやりたい事が実現に向かう運びになってきたのが嬉しい。
もう、野遊や土歩くん、にこちゃんに至っては楽しい事をやり続けて天職にありつくしかないよねー。
学校に行ってないことでの摩擦や現代社会の軋轢は彼らも受けまくりながらやろけどね。
彼らに対しての心配は一切ないね。
そういう勢いで、僕の家族以外の廃材天国を訪れる若者にも是非自分の中に「でもなー。」みたいな抵抗勢力がなくなって無敵のゴクウかネオかケンシロウのようなパワーを手に入れて欲しい。
すっかり興奮して88祭りの事忘れとったけど、祭り自体もよかったよ。
3年連続で四国一周歩き旅をすると決意したてらきちがおもろい。
彼もええ感じのパートナーも手伝ってくれてるし、親父さんやお袋さん、姉ちゃんたちも来てくれてて家族ぐるみでやれてるのもすばらしい。
中央公園の芝生に丸くテントが並んで裸足で店を見てまわるのも気持ちよかった。
業者めいた出店者が少ないのも嬉しいし。
丹原で多肉植物の寄せ植えをやってる若者も面白かった。
なタ書のオーナーがひょっこりきてくれたり。
忌部楽団の青木ーズやともえちゃん、高知の安藤さん、源も来たり。
イザナイの若手もかなりの迫力。
新たな出会いもたくさんあって、これやから祭りってええんよねー。
おとといは4時~、昨日は5時~の準備と暑っついテントの下でにこちゃんを寝かしつける大変さを考えてもほんまにやってよかった。
今日も疲れたからゆっくり休みやーとかじゃなく、今日も朝から張り切っていこう!
さあ、何からはじめるかー。
このワクワクする瞬間がたまらんね。
土歩くんの持ってるのは「かまどゴーゴー」カヨちゃんのニコニコクッキー。
2009年08月30日
完売&88祭り
いやー。
高松のホームセンター、ジョイのビオマーケット初完売!
ちょっとしか作らんかったきん全部売れたんじゃなくて、ようけ作っていったのに全部売れた。
スムージーも好評やったし!
今回はいつものガーデニング館の軒下じゃなく、ガーデニング館の更に前の駐車場にテントをたくさん張ってのマーケット。
やっぱりたくさんテントが並んでるって祭っぽくてええね。
お客さんの動きが全然違った。
それとジョイの新聞折込みにビオマーケットの事をアピールしてくれたり、四国新聞も取り上げてくれたりと事務局のみんなやジョイが頑張ってくれたのも大きい。
「昔から自然食派なんです。」というご婦人や「新聞で見ました。」という人や通りがかりの若者も。
この通りがかり層は盛り上がってないと素通りするもんねー。
こういう人たちが買ってくれるようになってきたのはかなり喜ばしい。
はじめは「マクロビオティック!?」と???な人もあっこスイーツの美しさにいろいろ買ってくれたりね。
今回は四季のマサも来てて、ジャンベにディジュで昼からいい雰囲気。
オリジナル眼鏡屋の隠れ屋のジャーさんも来てた。
眼鏡やアクセサリー並べた店の前でポイを披露。
これに火を点けたのがファイヤーポイ。
もちろんそういう専門の道具がある。
四季のマサがしきりに「陣くん、山水人行行かんのですか~?」と何回も誘う。
今年は内容もガラッと変わってマサ的には超盛り上がってる。
うちはにこちゃんのオシメの洗濯と子どもたちの着替えがなーーー。
去年買いたてのソニーのα300も雨で壊したしなー。
と、トラウマ的になってる部分があるけど、基本的にはお祭り超大好きなので、行きたい気持ちは山々、、、。
今日は高松は中央公園の「88祭り」
昨日開店して一番に完売した「カボチャとキウイのココナッツミルクタルト」。
またあっこちゃんが作ったでー。
玄米オムスビ
バジル玄米ライスのタルト
玄米粉ときな粉と黒ゴマのパウンドケーキ
カレーパイ
キャロブチップの玄米粉マフィン
ほうれん草のクッキー
ブルーベリーとアーモンドのパイ
その場で飲食として出すと出店料が2万5千円、フリマー部門だと3千円。
なので、スムージーを出すと飲食になるんで、止めてフリマー部門にした。
今日の10時から夕方の6時まで中央公園に「廃材天国」出店しとるでー。
88祭りっていう祭りやきんな。
最後の写真が今日のカボチャタルト!


高松のホームセンター、ジョイのビオマーケット初完売!
ちょっとしか作らんかったきん全部売れたんじゃなくて、ようけ作っていったのに全部売れた。
スムージーも好評やったし!
今回はいつものガーデニング館の軒下じゃなく、ガーデニング館の更に前の駐車場にテントをたくさん張ってのマーケット。
やっぱりたくさんテントが並んでるって祭っぽくてええね。
お客さんの動きが全然違った。
それとジョイの新聞折込みにビオマーケットの事をアピールしてくれたり、四国新聞も取り上げてくれたりと事務局のみんなやジョイが頑張ってくれたのも大きい。
「昔から自然食派なんです。」というご婦人や「新聞で見ました。」という人や通りがかりの若者も。
この通りがかり層は盛り上がってないと素通りするもんねー。
こういう人たちが買ってくれるようになってきたのはかなり喜ばしい。
はじめは「マクロビオティック!?」と???な人もあっこスイーツの美しさにいろいろ買ってくれたりね。
今回は四季のマサも来てて、ジャンベにディジュで昼からいい雰囲気。
オリジナル眼鏡屋の隠れ屋のジャーさんも来てた。
眼鏡やアクセサリー並べた店の前でポイを披露。
これに火を点けたのがファイヤーポイ。
もちろんそういう専門の道具がある。
四季のマサがしきりに「陣くん、山水人行行かんのですか~?」と何回も誘う。
今年は内容もガラッと変わってマサ的には超盛り上がってる。
うちはにこちゃんのオシメの洗濯と子どもたちの着替えがなーーー。
去年買いたてのソニーのα300も雨で壊したしなー。
と、トラウマ的になってる部分があるけど、基本的にはお祭り超大好きなので、行きたい気持ちは山々、、、。
今日は高松は中央公園の「88祭り」
昨日開店して一番に完売した「カボチャとキウイのココナッツミルクタルト」。
またあっこちゃんが作ったでー。
玄米オムスビ
バジル玄米ライスのタルト
玄米粉ときな粉と黒ゴマのパウンドケーキ
カレーパイ
キャロブチップの玄米粉マフィン
ほうれん草のクッキー
ブルーベリーとアーモンドのパイ
その場で飲食として出すと出店料が2万5千円、フリマー部門だと3千円。
なので、スムージーを出すと飲食になるんで、止めてフリマー部門にした。
今日の10時から夕方の6時まで中央公園に「廃材天国」出店しとるでー。
88祭りっていう祭りやきんな。
最後の写真が今日のカボチャタルト!
2009年08月29日
出店ラッシュ
ここの所、10/17」のテント芝居「どくんご」&手づくり市の営業活動。
同時に会場となる廃材天国の庭の整備。
草を刈って、廃材を片付け、低い所には残土を入れてもらう段取り。
中途半端な位置にダンプで降ろしてた粘土も移動する。
土地が広すぎて今まではテキトーに廃材を置いてたからいい機会やな。
て、片付けてる最中にもシルバーさんが軽のダンプで何車も伐採した雑木もって来るしー。
出店の要請も次々に来てて、今日は久々の高松のジョイのビオマーケット。
明日がてらきちの88祭(高松の中央公園)。
9/5、6は観音寺のマルマルシェ(石川組)。
9/26は6周年のみたから市(丸亀通町商店街)。
ビオマーケットは毎週やってるけど、他との兼ね合いもあるし、月一ぐらいやなあ。
夏はスムージーとあっこスイーツと玄米オムスビ。
玄米炊いたりスムージーの用意とか分かってる事は僕でもやれるけど、マクロビスイーツに関しては僕はほとんど分からないんで、洗い物とか洗濯とかにこちゃんの世話など、完全にサブにまわる。
それにしてもお菓子って細かいからねー。
何やカンや計ったり、混ぜるタイミングや加減、味見が出来んのもあったり。
なお且つ自作のジャムや米飴、野菜、玄米粉、と今ある材料が中心なんで、何を作るか?とか全体のバランス、要冷蔵のものは少なくしたり。
常に彼女は10冊前後の本を重ねて構想を練ってから作業に移る。
そうどんどん売れる訳でもないのにねー。
ようこんだけエネルギー注げるわ。
よっぽど好きなそう。
でも絶対に毎日開ける店はしたくないと。
毎日やらないかんとなると好きやからやってるというだけでは済まない部分も出てくるし。
何より本人が飽きるし、毎日いくらマクロビと言えどスイーツの味見ばかりは彼女もしんどくなるそう。
昨日作ったのは
ユズのスコーン
ブルーベリーとピーナッツのパイ
最近定番のカレーパイを変化させた、カレー揚げパン
ほうれん草のアーモンドクッキー
金柑とクルミのブラウニー
カボチャのココナッツミルクタルト
玄米のムスビは当日になってせな傷むといかんからね。
ピザの研究も進めてる。
高松のお菓子やパンの材料店「クオカ」で国産の強力粉を何種類も買ってきた。
今、お菓子やパンにメインで使ってる「さぬきの夢2000」はうどん用の中力粉。
特にピザ専門店などの使う粉はナポリ産の超強力粉。
うちはもちろん国産の粉というラインでないと嫌なので、ナポリ産じゃなくて国産の強力粉の中でいろいろ試してみよう。
北海道のコンチェルト、東北のソメイヨシノ(グルテン添加)、キタノカオリ、熊本の南のめぐみ、金沢のゆきちから、、、。
県内のさぬきの夢を製粉してる工場にも行き、玄麦のまま分けてもらう交渉もした。
それを石臼で挽いて挽きたての全粒粉を混ぜて使う計画。
どう考えても全粒粉は美味しいんやけど、入れすぎるとバサッとした食感になってしまう。
でも、10月のイベント以外でも11月にはさぬきっずコムシアター(元子ども劇場)の依頼で薪のピザ体験教室をやることになってる。
これは需要が増えそうやねー。
実は宇多津のビブレの裏辺りにある薪のピザを出す全国チェーンのイタメシ屋にも行ってみた。
マルゲリータ1400円、、、。
モッツァレラチーズとオリーブオイルのこれでもかというゴージャスさに一切れはうまいんやけど、あれこれ注文して食べてるとやっぱりムツゴイ、、、。
「むつごい」とは讃岐の方言で「しつこい」とか「くどい」ということ。
中々ねー。
お店ってのは一口食べてオイシイというインパクトを与えんといかんみたいでこうなるんかね?
僕も決して薄味志向でもアッサリ志向でもなく、自分で作るパスタも中華料理も大好きやけど、やはり家庭料理としてはそこまでむつごくはしないもん。
でも確かに、生地の延ばし方や焼き方、窯の焚き方など親切に素人の質問にも答えてくれていろいろ勉強になった。
こういう勉強はたのしいね。
己を知るにはまず敵を知る、かね。
別に敵でもなくて、別モンという結論になるんやけどな。
薪のピザを看板にいろいろイベントやるんならそこそこは知った上でオリジナルのうちのスタイルを提案せなな。



一人で梯子を登れるのが嬉しくてしょうがないみたい。
心配な兄が下から呼びかけるけど、、、。

ピザの窯の屋根で。
間違って飲み込んでも安全なドイツのシャボン玉。
同時に会場となる廃材天国の庭の整備。
草を刈って、廃材を片付け、低い所には残土を入れてもらう段取り。
中途半端な位置にダンプで降ろしてた粘土も移動する。
土地が広すぎて今まではテキトーに廃材を置いてたからいい機会やな。
て、片付けてる最中にもシルバーさんが軽のダンプで何車も伐採した雑木もって来るしー。
出店の要請も次々に来てて、今日は久々の高松のジョイのビオマーケット。
明日がてらきちの88祭(高松の中央公園)。
9/5、6は観音寺のマルマルシェ(石川組)。
9/26は6周年のみたから市(丸亀通町商店街)。
ビオマーケットは毎週やってるけど、他との兼ね合いもあるし、月一ぐらいやなあ。
夏はスムージーとあっこスイーツと玄米オムスビ。
玄米炊いたりスムージーの用意とか分かってる事は僕でもやれるけど、マクロビスイーツに関しては僕はほとんど分からないんで、洗い物とか洗濯とかにこちゃんの世話など、完全にサブにまわる。
それにしてもお菓子って細かいからねー。
何やカンや計ったり、混ぜるタイミングや加減、味見が出来んのもあったり。
なお且つ自作のジャムや米飴、野菜、玄米粉、と今ある材料が中心なんで、何を作るか?とか全体のバランス、要冷蔵のものは少なくしたり。
常に彼女は10冊前後の本を重ねて構想を練ってから作業に移る。
そうどんどん売れる訳でもないのにねー。
ようこんだけエネルギー注げるわ。
よっぽど好きなそう。
でも絶対に毎日開ける店はしたくないと。
毎日やらないかんとなると好きやからやってるというだけでは済まない部分も出てくるし。
何より本人が飽きるし、毎日いくらマクロビと言えどスイーツの味見ばかりは彼女もしんどくなるそう。
昨日作ったのは
ユズのスコーン
ブルーベリーとピーナッツのパイ
最近定番のカレーパイを変化させた、カレー揚げパン
ほうれん草のアーモンドクッキー
金柑とクルミのブラウニー
カボチャのココナッツミルクタルト
玄米のムスビは当日になってせな傷むといかんからね。
ピザの研究も進めてる。
高松のお菓子やパンの材料店「クオカ」で国産の強力粉を何種類も買ってきた。
今、お菓子やパンにメインで使ってる「さぬきの夢2000」はうどん用の中力粉。
特にピザ専門店などの使う粉はナポリ産の超強力粉。
うちはもちろん国産の粉というラインでないと嫌なので、ナポリ産じゃなくて国産の強力粉の中でいろいろ試してみよう。
北海道のコンチェルト、東北のソメイヨシノ(グルテン添加)、キタノカオリ、熊本の南のめぐみ、金沢のゆきちから、、、。
県内のさぬきの夢を製粉してる工場にも行き、玄麦のまま分けてもらう交渉もした。
それを石臼で挽いて挽きたての全粒粉を混ぜて使う計画。
どう考えても全粒粉は美味しいんやけど、入れすぎるとバサッとした食感になってしまう。
でも、10月のイベント以外でも11月にはさぬきっずコムシアター(元子ども劇場)の依頼で薪のピザ体験教室をやることになってる。
これは需要が増えそうやねー。
実は宇多津のビブレの裏辺りにある薪のピザを出す全国チェーンのイタメシ屋にも行ってみた。
マルゲリータ1400円、、、。
モッツァレラチーズとオリーブオイルのこれでもかというゴージャスさに一切れはうまいんやけど、あれこれ注文して食べてるとやっぱりムツゴイ、、、。
「むつごい」とは讃岐の方言で「しつこい」とか「くどい」ということ。
中々ねー。
お店ってのは一口食べてオイシイというインパクトを与えんといかんみたいでこうなるんかね?
僕も決して薄味志向でもアッサリ志向でもなく、自分で作るパスタも中華料理も大好きやけど、やはり家庭料理としてはそこまでむつごくはしないもん。
でも確かに、生地の延ばし方や焼き方、窯の焚き方など親切に素人の質問にも答えてくれていろいろ勉強になった。
こういう勉強はたのしいね。
己を知るにはまず敵を知る、かね。
別に敵でもなくて、別モンという結論になるんやけどな。
薪のピザを看板にいろいろイベントやるんならそこそこは知った上でオリジナルのうちのスタイルを提案せなな。
一人で梯子を登れるのが嬉しくてしょうがないみたい。
心配な兄が下から呼びかけるけど、、、。
ピザの窯の屋根で。
間違って飲み込んでも安全なドイツのシャボン玉。
2009年08月24日
初ピザパーティー
おとといから泊りがけで地球村の活動時代の高知の同士の上野さんの仲間が10人ぐらいで廃材天国に。
昨日は初ピザパーティーーー!
お昼にピザを食べるとして、9時には火を点けないといけない。
特に今回は初めての火入れやから、ちょっと早めに。
みんなはあっこちゃんと、ソース作り、トッピングの野菜の段取り。
今回のソースは
トマトソース(トマト、玉ねぎ、ニンニク、塩コショウに味噌)
カレーソース(みたから市のカレーパイの残りをリメイク)
バジルのなんちゃってジェノベーゼ(バジル、ニンニク、オリーブオイル、ホワイトペッパー、塩)
酒粕豆腐ソース(豆腐にドブロクの酒粕に梅酢、練りゴマ、ニンニク玉ねぎ)
豆乳カスタードソース(フルーツピザ用、豆乳、コーンスターチ、自家製米飴、シナモン、塩、自家製バニラエッセンス)
トッピングの野菜はみんなが持って来てくれた自家製の無農薬野菜で。
玉ねぎ、ピーマン、オクラ、長芋、この辺りは普通にスライス。
カボチャ、ナスは蒸しておく(こういうよく火の通った方が美味しい野菜は予め火を入れといた方がベター)。
前日のオクラの煮びたしの残り。
ヒジキのマリネ、トマトやピーマンのナンプラーサラダ、納豆ネギ味噌。
タコの刺身、オイルサーディンなんかも。
一応チーズはパルメザンチーズをパラパラと振ったり。
子どもたちと一緒に生地を延ばしたりみんなであれこれ言いながらトッピングするのが楽しい。
でも、、、。
僕やあっこちゃんとしてはそれぞれのソースは塩分の濃度も違うのにそれぞれがそれを把握してない事や、どれにでもおんなじようなトッピングとしてしまうというオシイ課題が多少あったけどね。
ま、両方あったらえんやろね。
と言うても昨日の、酒粕豆腐ソースに海苔を敷いて野菜をトッピングしたのやトマトソースにタコ刺しとかバジルソースにカボチャとか秀逸なピザも多数。
豆乳カスタードソースにバナナ、ブドウ、ブルーベリー、みかん、桃に自家製米飴とココアのチョコソース。
これは毎回女の人や子どもにはバカウケ、子どもたちに100点満点中何点?と聞くと「100点、100点!」を連発。
来てる子どもたちも普段から砂糖や市販のものなしの生活やからねー。
トマトソースやバジルソースに関しては市販のソースに慣れてる人でもうちのはうちので感動してくれるけど、マクロビスイーツに関しては生クリームやバターたっぷりの市販のスイーツが美味しいと感じる人には???な部分も多いからね。
まあ、別モンってことで。
市販のものしか選択肢がない現状ではうちらの手づくりのマニアックな味もウケル傾向はあるけど、厳然として受けつけない人もいるからねー。
あっこちゃんの実家の親父さんなどは「あっこのお菓子は甘くなくて食べられん。」と言い切るし。
白い砂糖はなしでも自家製米飴の滋味深い甘さや粉やフルーツの持つ繊細な甘さが美味しいと思うんやけどなー。
少なくとも店の料理や市販のケーキのやりすぎ度に辟易してるようなうちらみたいな人も少なからず居る事実ははっきりしてるし。
味の素と白い砂糖と油を派手に使う事をオイシイという前提じゃない、野菜や穀類の持つ滋味深い美味しさの自画自賛やからな。
確かに市販の味や店の味付けも一口食べるとオイシイように考えてるからね。
あんまし、絶対に美味しいから!と言いまくらん方がええような気がしてきた。
でも現実は絶対に美味しいし、今さら自画自賛をやめる訳にもいかんしな!
わはははははははは!!!






昨日は初ピザパーティーーー!
お昼にピザを食べるとして、9時には火を点けないといけない。
特に今回は初めての火入れやから、ちょっと早めに。
みんなはあっこちゃんと、ソース作り、トッピングの野菜の段取り。
今回のソースは
トマトソース(トマト、玉ねぎ、ニンニク、塩コショウに味噌)
カレーソース(みたから市のカレーパイの残りをリメイク)
バジルのなんちゃってジェノベーゼ(バジル、ニンニク、オリーブオイル、ホワイトペッパー、塩)
酒粕豆腐ソース(豆腐にドブロクの酒粕に梅酢、練りゴマ、ニンニク玉ねぎ)
豆乳カスタードソース(フルーツピザ用、豆乳、コーンスターチ、自家製米飴、シナモン、塩、自家製バニラエッセンス)
トッピングの野菜はみんなが持って来てくれた自家製の無農薬野菜で。
玉ねぎ、ピーマン、オクラ、長芋、この辺りは普通にスライス。
カボチャ、ナスは蒸しておく(こういうよく火の通った方が美味しい野菜は予め火を入れといた方がベター)。
前日のオクラの煮びたしの残り。
ヒジキのマリネ、トマトやピーマンのナンプラーサラダ、納豆ネギ味噌。
タコの刺身、オイルサーディンなんかも。
一応チーズはパルメザンチーズをパラパラと振ったり。
子どもたちと一緒に生地を延ばしたりみんなであれこれ言いながらトッピングするのが楽しい。
でも、、、。
僕やあっこちゃんとしてはそれぞれのソースは塩分の濃度も違うのにそれぞれがそれを把握してない事や、どれにでもおんなじようなトッピングとしてしまうというオシイ課題が多少あったけどね。
ま、両方あったらえんやろね。
と言うても昨日の、酒粕豆腐ソースに海苔を敷いて野菜をトッピングしたのやトマトソースにタコ刺しとかバジルソースにカボチャとか秀逸なピザも多数。
豆乳カスタードソースにバナナ、ブドウ、ブルーベリー、みかん、桃に自家製米飴とココアのチョコソース。
これは毎回女の人や子どもにはバカウケ、子どもたちに100点満点中何点?と聞くと「100点、100点!」を連発。
来てる子どもたちも普段から砂糖や市販のものなしの生活やからねー。
トマトソースやバジルソースに関しては市販のソースに慣れてる人でもうちのはうちので感動してくれるけど、マクロビスイーツに関しては生クリームやバターたっぷりの市販のスイーツが美味しいと感じる人には???な部分も多いからね。
まあ、別モンってことで。
市販のものしか選択肢がない現状ではうちらの手づくりのマニアックな味もウケル傾向はあるけど、厳然として受けつけない人もいるからねー。
あっこちゃんの実家の親父さんなどは「あっこのお菓子は甘くなくて食べられん。」と言い切るし。
白い砂糖はなしでも自家製米飴の滋味深い甘さや粉やフルーツの持つ繊細な甘さが美味しいと思うんやけどなー。
少なくとも店の料理や市販のケーキのやりすぎ度に辟易してるようなうちらみたいな人も少なからず居る事実ははっきりしてるし。
味の素と白い砂糖と油を派手に使う事をオイシイという前提じゃない、野菜や穀類の持つ滋味深い美味しさの自画自賛やからな。
確かに市販の味や店の味付けも一口食べるとオイシイように考えてるからね。
あんまし、絶対に美味しいから!と言いまくらん方がええような気がしてきた。
でも現実は絶対に美味しいし、今さら自画自賛をやめる訳にもいかんしな!
わはははははははは!!!
2009年08月21日
テント劇&手づくり市やりまっせぃー
ここの所、10/17(土)のテント芝居「劇団どくんご」の「ただちに犬」の営業活動。
県内の新聞社、放送局、タウン誌には全部テント劇と手づくり市のチラシを渡した。
早速、近いうちにナイスタウンが廃材天国に取材に来て、家や僕の写真を撮ってPRする記事を書いてくれるそう。
いつもイベントのフライヤーを置かせてもらってる店にもまわったり。
この日の朝10時から夕方までは「廃材天国手づくり市」としてこだわりのマニアックな手づくり品の販売も同時にやることにした。
どくんごのテントは10m×10mの巨大なもの。
何しろ客席だけで100人は入れるそうな。
その大きなテントの周りに小さなテントがパラパラと並び、廃材の家や廃材置き場、雑木の間などを散歩しながらいろんな店を楽しめるスタイル。
うちは満を待して、薪で焼くピッツァ&スムージー。
ゾラくんのマグロの解体&切り売り。
ハトコのテルミーの布雑貨。
ゆかりちゃんも雑貨系。
アララトさんはイイダコの煮付け。
自然食品店のポパイくんはオーガニックBBQ。
近所のうさぎやさんはアンティークの雑貨。
まつぼっくりくんはクラフト?
現代アートのアルテは本。
天然酵母のココペリのパン。
などなど、まだまだ出店者募集中!
出展料はどくんごのチケット一枚。
芝居見に来て、出店者同士で物々交換するのも楽しいし。
後、友達に5枚売ったら6枚目の自分の分がタダになる制度も設けた。
何しろ前売りの2500円は100%どくんごが取るんで、いくらチケットを売ってもうちは儲からない。
どくんごも500円とかうちに落とせば本気で売るのにアホやなーと始めは思ったけど、今は手づくり市にスイッチが入ったんで、このサーカスばりのテント芝居を利用してうちはピザとスムージーで儲けようと意気込んでる。
とにかく「ただちに犬」は筋もジャンルも全く不明な芝居でお客に説明しにくいんやけど、芝居を見た人のブログなんかを読んでると(HPからリンクして)火を吹いたり、シャボン玉の幻想的な演出があったり、テントから飛び出してそこらじゅうを走りまくったり、納豆を使うという意味不明の書き込みもあったりと、とにかく奇想天外でお笑い系のノリで歌ったり踊ったりと、子どもから大人まで楽しめるスペクタクルエンターテイメントな芝居らしい。
僕が備前焼の弟子時代に見た「魚人帝国」というテント劇の「泥修羅ボンバー」という芝居は終始目が点の「何じゃこりゃーーー!?」な芝居やった。
いきなり一輪車で客席に乱入してきた後、一心不乱にスコップで地面を掘りまくったり。
背中にプロパンのボンベを背負って、腰に据えつけたガスで中華鍋を勢いよく振ってチャーハンを作って客に食べさせてまわったり。
突然客席の後ろから空中ブランコに乗りながらジャンベ叩いたり。
舞台の上から滝のように水が降ってきたり。
暴れすぎてた女の劇団員は服が破れて、乳が出てても全然気にせんと続けたり。
最後には火を吹きまくったり。
その「!!!」な感動の体験があったからこのテント芝居も引き受けた。
だって常識をぶっ壊して自由に生きる為にはこういうメチャクチャな劇団が全国をトラックで巡業して経済的に成り立ってるというのを知らしめたいという想いもあるし、超応援したい気持ちもあった。
でもボランティアというスタイルは昔いろいろやったけど、今は卒業してるどころかキライなんで、うちにもメリットがないとおもしろくない。
実は前から廃材天国で手づくり市を開きたいと思ってた僕としては、結果的にこのハチャメチャテント劇の周りで手づくり市を開けるのは願ってもない好条件やった。
このフライヤーを持ってあちこちまわってるけど、中々反響はええね。
今はイイ感じに木が生えてる間に草が茂って、廃材の山があって、、、。
この廃材天国にドでかいテントが建って、周りをいろんな店が並ぶのを想像するとワクワクしてしょうがないねー。
もちろんうちのピザとスムージーには長蛇の列!
毎日開ける店には魅力を感じんけど、こういうのよ、こういうの。
梅の土用干しが出来てなかったのをやったりもしてる。
後、廃材天国の室内に太いロープをぶら下げてターザンごっこができるようにした。
何故か夜に合羽を着てのレスキュー隊ごっこが流行ってる。
厚いやろけど、見てるだけで超おもしろいーーー。
あ、後、明日は久々、丸亀の通町の「みたから市」。
婆沙羅祭りとかぶってて、すごい人手だそう。
何しろ出演者だけで8000人、客入れると数万人、という規模。
なのに、テキ屋は禁止でそこら辺の自販機は売り切れ続出するそうな。
いやー、スムージーは大ブレイクするんちゃうのーーー。
最近好評のカレーパイや定番の玄米タルトもようけ作ったでー。



県内の新聞社、放送局、タウン誌には全部テント劇と手づくり市のチラシを渡した。
早速、近いうちにナイスタウンが廃材天国に取材に来て、家や僕の写真を撮ってPRする記事を書いてくれるそう。
いつもイベントのフライヤーを置かせてもらってる店にもまわったり。
この日の朝10時から夕方までは「廃材天国手づくり市」としてこだわりのマニアックな手づくり品の販売も同時にやることにした。
どくんごのテントは10m×10mの巨大なもの。
何しろ客席だけで100人は入れるそうな。
その大きなテントの周りに小さなテントがパラパラと並び、廃材の家や廃材置き場、雑木の間などを散歩しながらいろんな店を楽しめるスタイル。
うちは満を待して、薪で焼くピッツァ&スムージー。
ゾラくんのマグロの解体&切り売り。
ハトコのテルミーの布雑貨。
ゆかりちゃんも雑貨系。
アララトさんはイイダコの煮付け。
自然食品店のポパイくんはオーガニックBBQ。
近所のうさぎやさんはアンティークの雑貨。
まつぼっくりくんはクラフト?
現代アートのアルテは本。
天然酵母のココペリのパン。
などなど、まだまだ出店者募集中!
出展料はどくんごのチケット一枚。
芝居見に来て、出店者同士で物々交換するのも楽しいし。
後、友達に5枚売ったら6枚目の自分の分がタダになる制度も設けた。
何しろ前売りの2500円は100%どくんごが取るんで、いくらチケットを売ってもうちは儲からない。
どくんごも500円とかうちに落とせば本気で売るのにアホやなーと始めは思ったけど、今は手づくり市にスイッチが入ったんで、このサーカスばりのテント芝居を利用してうちはピザとスムージーで儲けようと意気込んでる。
とにかく「ただちに犬」は筋もジャンルも全く不明な芝居でお客に説明しにくいんやけど、芝居を見た人のブログなんかを読んでると(HPからリンクして)火を吹いたり、シャボン玉の幻想的な演出があったり、テントから飛び出してそこらじゅうを走りまくったり、納豆を使うという意味不明の書き込みもあったりと、とにかく奇想天外でお笑い系のノリで歌ったり踊ったりと、子どもから大人まで楽しめるスペクタクルエンターテイメントな芝居らしい。
僕が備前焼の弟子時代に見た「魚人帝国」というテント劇の「泥修羅ボンバー」という芝居は終始目が点の「何じゃこりゃーーー!?」な芝居やった。
いきなり一輪車で客席に乱入してきた後、一心不乱にスコップで地面を掘りまくったり。
背中にプロパンのボンベを背負って、腰に据えつけたガスで中華鍋を勢いよく振ってチャーハンを作って客に食べさせてまわったり。
突然客席の後ろから空中ブランコに乗りながらジャンベ叩いたり。
舞台の上から滝のように水が降ってきたり。
暴れすぎてた女の劇団員は服が破れて、乳が出てても全然気にせんと続けたり。
最後には火を吹きまくったり。
その「!!!」な感動の体験があったからこのテント芝居も引き受けた。
だって常識をぶっ壊して自由に生きる為にはこういうメチャクチャな劇団が全国をトラックで巡業して経済的に成り立ってるというのを知らしめたいという想いもあるし、超応援したい気持ちもあった。
でもボランティアというスタイルは昔いろいろやったけど、今は卒業してるどころかキライなんで、うちにもメリットがないとおもしろくない。
実は前から廃材天国で手づくり市を開きたいと思ってた僕としては、結果的にこのハチャメチャテント劇の周りで手づくり市を開けるのは願ってもない好条件やった。
このフライヤーを持ってあちこちまわってるけど、中々反響はええね。
今はイイ感じに木が生えてる間に草が茂って、廃材の山があって、、、。
この廃材天国にドでかいテントが建って、周りをいろんな店が並ぶのを想像するとワクワクしてしょうがないねー。
もちろんうちのピザとスムージーには長蛇の列!
毎日開ける店には魅力を感じんけど、こういうのよ、こういうの。
梅の土用干しが出来てなかったのをやったりもしてる。
後、廃材天国の室内に太いロープをぶら下げてターザンごっこができるようにした。
何故か夜に合羽を着てのレスキュー隊ごっこが流行ってる。
厚いやろけど、見てるだけで超おもしろいーーー。
あ、後、明日は久々、丸亀の通町の「みたから市」。
婆沙羅祭りとかぶってて、すごい人手だそう。
何しろ出演者だけで8000人、客入れると数万人、という規模。
なのに、テキ屋は禁止でそこら辺の自販機は売り切れ続出するそうな。
いやー、スムージーは大ブレイクするんちゃうのーーー。
最近好評のカレーパイや定番の玄米タルトもようけ作ったでー。
2009年08月18日
産廃天国
昨日もマサは一日仕事をしてくれた。
フロントガラスも直り、草刈り機の刃も付け替え、草刈り機はマサに交代。
僕はタイヤショベルで廃材の片付け。
10/17(土)にある、テント芝居「劇団どくんご」の「ただちに犬」という演劇の為の場作り。
草が刈れたんで、土建屋の同級生に電話。
「残土ある?」
「おー、そろそろ出そう(捨てる)と思いよったんとこや。」
ラッキー。
ピザの窯に使った粘土も彼からもろた「残土」。
今度欲しいのは花崗土混じりの地面にひくための残土。
まるっきり花崗土を入れた場所を浄化槽などを据える為にもう一回掘り返して出るものも残土。
もちろんちゃんとした花崗土。
でもちょっとでも草でも混じれば、というか掘り返したものは残土という産廃扱い。
お笑いのような法律のお陰でタダで粘土も花崗土ももらえる訳から官僚や政治家の悪口も言えんね。
でも土建屋の資材置き場でいろんな土が混ざるんで、もってきてくれるのは田んぼの土や花崗土、瓦、河原の丸石、といろんなものが混じった状態。
目的はぬかるまない為に入れるんで、むしろ瓦なんかは歓迎する。
と言えば彼は喜んでもってきてくれる。
何しろ処分代がうくからね。
ビバ産廃天国!
そりゃあ、お金出してサラの花崗土買えば美しく造成できるけど、前にももろてひいとるけど雨上がりでも車はいれるぐらいになっとるし。
いろんなガラが混じっとるのも廃材天国らしくてええやろ。
何より、あちこちの造成の為にそこらじゅうの山をユンボで掘りまくって花崗土、砂利なんかをもってくる訳やからうちから見える小さな山も形がどんどん変わっていくほど掘っとるし。
これも感覚のもんやからねー。
山を切り崩して、金儲けするのが経済成長の時はええことやったんやから。
でも当時でも「???」という感覚の人は絶対におったと思う。
超マイナーやけどな。
でも今はマイナーには変わりなくても堂々と言える時代。
「それっておかしいじゃん。」
結局マサはおとといの午後、昨日は一日中作業してくれて夕方駅に送っていった。
滝宮におばあちゃんの家があるから遅くならないうちにという事でご飯も食べずに帰った。
お陰で草刈りや廃材の片付けが随分進んだ。
どくんごの演劇の日に同時開催する手づくり市の手描きのチラシもできた。
後は残土が入れば準備OK。
マサの居候してる山口の百姓庵とも繋がりができた。
光市の「欧舌」という半農半菓のお菓子屋の大下さんとは地球村の活動時代の同士。
そこへもマサは何度か行ってるそう。
何と山口県内のオルタナティブなライフスタイルの提案者の地をツアーを組んで紹介するランボーという人のツアーで行ったんだと。
そんな事しよる奴がおるんかーーー!?
四国でやってもおもろそうやね。
マサは再会を誓って多度津駅から旅立ったよ。
フロントガラスも直り、草刈り機の刃も付け替え、草刈り機はマサに交代。
僕はタイヤショベルで廃材の片付け。
10/17(土)にある、テント芝居「劇団どくんご」の「ただちに犬」という演劇の為の場作り。
草が刈れたんで、土建屋の同級生に電話。
「残土ある?」
「おー、そろそろ出そう(捨てる)と思いよったんとこや。」
ラッキー。
ピザの窯に使った粘土も彼からもろた「残土」。
今度欲しいのは花崗土混じりの地面にひくための残土。
まるっきり花崗土を入れた場所を浄化槽などを据える為にもう一回掘り返して出るものも残土。
もちろんちゃんとした花崗土。
でもちょっとでも草でも混じれば、というか掘り返したものは残土という産廃扱い。
お笑いのような法律のお陰でタダで粘土も花崗土ももらえる訳から官僚や政治家の悪口も言えんね。
でも土建屋の資材置き場でいろんな土が混ざるんで、もってきてくれるのは田んぼの土や花崗土、瓦、河原の丸石、といろんなものが混じった状態。
目的はぬかるまない為に入れるんで、むしろ瓦なんかは歓迎する。
と言えば彼は喜んでもってきてくれる。
何しろ処分代がうくからね。
ビバ産廃天国!
そりゃあ、お金出してサラの花崗土買えば美しく造成できるけど、前にももろてひいとるけど雨上がりでも車はいれるぐらいになっとるし。
いろんなガラが混じっとるのも廃材天国らしくてええやろ。
何より、あちこちの造成の為にそこらじゅうの山をユンボで掘りまくって花崗土、砂利なんかをもってくる訳やからうちから見える小さな山も形がどんどん変わっていくほど掘っとるし。
これも感覚のもんやからねー。
山を切り崩して、金儲けするのが経済成長の時はええことやったんやから。
でも当時でも「???」という感覚の人は絶対におったと思う。
超マイナーやけどな。
でも今はマイナーには変わりなくても堂々と言える時代。
「それっておかしいじゃん。」
結局マサはおとといの午後、昨日は一日中作業してくれて夕方駅に送っていった。
滝宮におばあちゃんの家があるから遅くならないうちにという事でご飯も食べずに帰った。
お陰で草刈りや廃材の片付けが随分進んだ。
どくんごの演劇の日に同時開催する手づくり市の手描きのチラシもできた。
後は残土が入れば準備OK。
マサの居候してる山口の百姓庵とも繋がりができた。
光市の「欧舌」という半農半菓のお菓子屋の大下さんとは地球村の活動時代の同士。
そこへもマサは何度か行ってるそう。
何と山口県内のオルタナティブなライフスタイルの提案者の地をツアーを組んで紹介するランボーという人のツアーで行ったんだと。
そんな事しよる奴がおるんかーーー!?
四国でやってもおもろそうやね。
マサは再会を誓って多度津駅から旅立ったよ。
2009年08月17日
フロントガラスがーーー
昨日から新しいプチ居候のマサが来てる。
出身は大阪。
今は山口の百姓庵http://www1.bbweb-arena.com/hyakusho/にウーフの居候としていろいろ手伝ってるそう。
ここは天草の笑平くんから聞いてるが、塩作り、米、石窯、、、とかなりコアな自給自足体験の宿として僕の一つ年上の井上さんという方が夫婦でやってる。
一月半ほど居て、他にも山口のコアなスポットをいろいろまわってるそう。
何と今月祝島に、デイズジャパンhttp://www.daysjapan.net/の広河隆一氏が来られた時にマサも行ったそうで、ぶんぶん通信にでてきたタカシにも会っていろいろ話を聞けたそう。
デイズジャパン、、、。
エイターパンや姫に進められて何冊かは読んだけど、未だ定期購読してない、、、。
いや、ほんまにええんやで、この雑誌は。
テレビや新聞では絶対に伝えてくれない事実を書いてるから。
チェルノブイリ、アフガン、イラク、チベット、ソマリア、北朝鮮、、、。
子ども兵、女性兵、小型武器、核、、、。
要は大手がスポンサーにつくとこの関係の情報は全部シャットアウトされ、情報操作、洗脳の対象となる。
デイズジャパンは大きなメディアから流される歪んだ情報じゃなく、現地に行って自分で取材した生の情報やから。
超みたくない写真や情報が山盛り。
全然楽しい雑誌ではない。
でも、僕らが世界一の金持ちの国で「不景気、不景気、、、。」と嘆いてるのを吹っ飛ばす世界の事実に目を向けない限り自分の役割も、本来的な楽しさも、マジにやりたい事も見えては来ないぞ。
いや、ちゃんと読も。
マサは大学の時にアフリカや途上国の貧困が何で起きるのかという疑問を抱いて、休学して世界を旅したそうな。
実際にボランティアとして現地で手伝った経験も話してくれた。
もちろんまだ若いし、今年の3月に北大を卒業して、山口にたどり着いたそうなんで、すぐに今後の人生設計とかまだまだ未知な部分が多いと思うけど、確実に不安のないラッキーな道に踏み込んでしまってる。
親父さんは自由にさせてくれてるそう、でも母親はもっと堅実な道をというそう。
いや、うちや百姓庵こそが堅実じゃあないか。
今から公務員や大手の企業など全然安定もへったくれもないよ。
資格!?
そんなもんあったって、今の経済体制あっての就職なり、給料が発生する訳やからねー。
みんな「正味で経済崩壊と言うてもどこまでやねん。」と思ってるし、僕も思ってる。
とにかく先の事は分からんって。
今、自分のやってる事、会社の方針、自分の選択を「違和感のない決断」が出来たらええんちゃうの。
「何かおかしいなー。」という感覚を持ったなら絶対にそれはおかしいし、おかしいと思った事を行動に移すのはもっともっとおかしいし、やってはいけない。
これは理想でもなんでもなく、したくない事はできないという現実。
ええっと。
昨日は2人で草取り。
マサは草刈り機では刈れない木や焼き物の際を手で刈る。
僕は草刈り機で刈れる所を刈っていく。
しばらくやってると、あっこちゃんが「キャーーー、ガラスがーーー!」と悲鳴。
僕は草刈り機のエンジン音で聞こえんかったけど、取材にくる人がいっつも映像に撮る玄関の斜め上に明かりとりとして埋め込んでる車のフロントガラスが映画みたいに木っ端微塵に割れとる。
止めた草刈り機の刃をみるとかなり欠けとる。
草刈り機のせいやとすぐに理解した。
で、直さんといかん。
フロントガラスのストックは残り少ないけど、あるにはある。
軽の小さなフロントガラスなので、あったーと思い、計るとちょっと大きい。
前の枠の中にきちんと収まらんけど、まあええか。
余分にはみ出ながら枠の外にガラスを当てる。
とりあえず落ちてこんように、何箇所かビスで仮留めする。
周りはスカスカなので、いつもの粘土、砂、ワラを練った土で周りを埋めよう。
でも、枠の外のガラスを添わせてるだけなんで、その外に土をくっつけても落ちる。
急遽思いついたのが、ビスを一杯打って、ビスをとっかかりにして土を落ちなくさせる方法。
ガラスの周囲にぐるっと一定間隔でビスを打って、粘土を一斗缶に半分も練って、埋めていく。
割れたガラスは僕が直す作業してる間にマサが片付けてくれる。
全体として、一時間ちょいで直しと片付けの作業を終える。
元々はキチンとフロントガラスに合わせて枠を作ってたんやけど、もう一度枠からやり直すのはめんどうやったんで、なんちゃってで直したけど、これで十分。
一時間で直ったという所を面白がって、それでOK。
マサは今日夕方まで作業してくれて、高松のおばあちゃんの家に行くんやと。



出身は大阪。
今は山口の百姓庵http://www1.bbweb-arena.com/hyakusho/にウーフの居候としていろいろ手伝ってるそう。
ここは天草の笑平くんから聞いてるが、塩作り、米、石窯、、、とかなりコアな自給自足体験の宿として僕の一つ年上の井上さんという方が夫婦でやってる。
一月半ほど居て、他にも山口のコアなスポットをいろいろまわってるそう。
何と今月祝島に、デイズジャパンhttp://www.daysjapan.net/の広河隆一氏が来られた時にマサも行ったそうで、ぶんぶん通信にでてきたタカシにも会っていろいろ話を聞けたそう。
デイズジャパン、、、。
エイターパンや姫に進められて何冊かは読んだけど、未だ定期購読してない、、、。
いや、ほんまにええんやで、この雑誌は。
テレビや新聞では絶対に伝えてくれない事実を書いてるから。
チェルノブイリ、アフガン、イラク、チベット、ソマリア、北朝鮮、、、。
子ども兵、女性兵、小型武器、核、、、。
要は大手がスポンサーにつくとこの関係の情報は全部シャットアウトされ、情報操作、洗脳の対象となる。
デイズジャパンは大きなメディアから流される歪んだ情報じゃなく、現地に行って自分で取材した生の情報やから。
超みたくない写真や情報が山盛り。
全然楽しい雑誌ではない。
でも、僕らが世界一の金持ちの国で「不景気、不景気、、、。」と嘆いてるのを吹っ飛ばす世界の事実に目を向けない限り自分の役割も、本来的な楽しさも、マジにやりたい事も見えては来ないぞ。
いや、ちゃんと読も。
マサは大学の時にアフリカや途上国の貧困が何で起きるのかという疑問を抱いて、休学して世界を旅したそうな。
実際にボランティアとして現地で手伝った経験も話してくれた。
もちろんまだ若いし、今年の3月に北大を卒業して、山口にたどり着いたそうなんで、すぐに今後の人生設計とかまだまだ未知な部分が多いと思うけど、確実に不安のないラッキーな道に踏み込んでしまってる。
親父さんは自由にさせてくれてるそう、でも母親はもっと堅実な道をというそう。
いや、うちや百姓庵こそが堅実じゃあないか。
今から公務員や大手の企業など全然安定もへったくれもないよ。
資格!?
そんなもんあったって、今の経済体制あっての就職なり、給料が発生する訳やからねー。
みんな「正味で経済崩壊と言うてもどこまでやねん。」と思ってるし、僕も思ってる。
とにかく先の事は分からんって。
今、自分のやってる事、会社の方針、自分の選択を「違和感のない決断」が出来たらええんちゃうの。
「何かおかしいなー。」という感覚を持ったなら絶対にそれはおかしいし、おかしいと思った事を行動に移すのはもっともっとおかしいし、やってはいけない。
これは理想でもなんでもなく、したくない事はできないという現実。
ええっと。
昨日は2人で草取り。
マサは草刈り機では刈れない木や焼き物の際を手で刈る。
僕は草刈り機で刈れる所を刈っていく。
しばらくやってると、あっこちゃんが「キャーーー、ガラスがーーー!」と悲鳴。
僕は草刈り機のエンジン音で聞こえんかったけど、取材にくる人がいっつも映像に撮る玄関の斜め上に明かりとりとして埋め込んでる車のフロントガラスが映画みたいに木っ端微塵に割れとる。
止めた草刈り機の刃をみるとかなり欠けとる。
草刈り機のせいやとすぐに理解した。
で、直さんといかん。
フロントガラスのストックは残り少ないけど、あるにはある。
軽の小さなフロントガラスなので、あったーと思い、計るとちょっと大きい。
前の枠の中にきちんと収まらんけど、まあええか。
余分にはみ出ながら枠の外にガラスを当てる。
とりあえず落ちてこんように、何箇所かビスで仮留めする。
周りはスカスカなので、いつもの粘土、砂、ワラを練った土で周りを埋めよう。
でも、枠の外のガラスを添わせてるだけなんで、その外に土をくっつけても落ちる。
急遽思いついたのが、ビスを一杯打って、ビスをとっかかりにして土を落ちなくさせる方法。
ガラスの周囲にぐるっと一定間隔でビスを打って、粘土を一斗缶に半分も練って、埋めていく。
割れたガラスは僕が直す作業してる間にマサが片付けてくれる。
全体として、一時間ちょいで直しと片付けの作業を終える。
元々はキチンとフロントガラスに合わせて枠を作ってたんやけど、もう一度枠からやり直すのはめんどうやったんで、なんちゃってで直したけど、これで十分。
一時間で直ったという所を面白がって、それでOK。
マサは今日夕方まで作業してくれて、高松のおばあちゃんの家に行くんやと。
2009年08月16日
備前の実家に帰省
14、15日とあっこちゃんの実家の備前に帰省してた。
児島のお姉さん、滋賀の妹、東京の兄貴とみんな揃った。
備前の家は廃材天国と違って、家の裏にそこそこの広さの畑があって、その畑からは自分家の里山に繋がってるという最高の環境。
車で5分も行けば林道に入り、家や工場がなにもない川の丁度子どもが泳げるようなスポットもあって、毎年野遊たちはここの川へ行くのが定番になってる。
大人たちは川辺で缶ビールを持って、いや、服のまま入る大人も続出。
親父さんの畑は常に新しく開墾されたり、新しい果樹を接木してたり、次々変化してる。
僕が結婚してすぐぐらいに植えたブルーベリーが今は2、5mぐらいになってじゃんじゃん実をつけてる。
まっくろくろすけの窯作りや京都の旅からの帰りにもたくさん摘んでかえり、あっこスイーツのネタになった。
今回もたくさん摘んだ。
ブルーベリーは他の果樹と違って一気ある時期に熟れるんじゃなくてパラパラと熟れていくので、ちょいちょい収穫せないかんのと、未熟な実の間のまばらな完熟の実を収穫するので、結構めんどくさい作業ではある。
それでも蚊にさされながらあっこスイーツの為に黙々と収穫する。
これから丸亀の「みたから市」、高松の「88祭り」、ジョイの「ビオ・マーケット」、観音寺の石川組の「マルマルシェ」、と出店の要望がたくさんあって、マクロビスイーツをじゃんじゃん作らんといけない。
次の日は早朝から裏の里山に登山。
親父さんが下刈りをして、赤松の苗が育つような環境作りをしてるんだと。
昔は山ほどマツタケが採れたらしく、下刈りをして、シダ類なんかが生えないようにして、赤松の育つ環境を作り、またマツタケの生える山にしたいと。
もう、70を超えてる割りには小さな苗木を育てるのに余念がない。
この木は野遊が大人になるころにマツタケができるんだろうか?
土歩くんも含めて東京のキヨ兄と登ったけど、これがかなりの傾斜で木の枝や岩と掴みながらのキツイルート。
所々に親父さんが目印の布を括りつけてくれてるので、そのに従って登っていく。
野遊はどうのこうの言いながらでも登っていくが、土歩くんのテンションがマズイ。
「帰りたいー。」を連発しだしたのは半分以上は登ってたので、折角やから頂上まで、といくらなだめても彼は無理、、、。
しかたないんで、8合目辺りであっこちゃんと待ってる間にキヨ兄と野遊とで頂上まで行った。
晴れてると瀬戸内海の向こうに屋島が見えるそうなんやけど、あいにく見えんかった。
帰りは何と土歩くんをおぶっての下山、、、。
登りの際、枝や岩につかまりながら登ったのに、おんぶしての下山は超、超キツかった。
最後は膝がガクガク、たいした距離でもないのにあまりの傾斜に完全に参ってしまう。
登山は想定外の大変さやったけど、ただゴロゴロするのは僕はできないんで、丁度いい遊びやった。
それとブルーベリー以外にもじゃんじゃん取れてる野菜を自らどんどん収穫してまわって、どっさり持ち帰る。
これはいっつも。
そういう時の為に常に作業服や麦わら帽子も準備してある。
「作業モード」にスイッチが入り、思いっきりやる。
お盆の帰省でもただでは帰らないよ。
もっとも親父さんも老夫婦2人暮らしでたくさんつくり過ぎて食べれないからね。
帰りは和気の「すみれのお宿」に寄る。
7月のピザ窯作りにきてくれた時の忘れ物があって。
すみれさんがすぐ近所の勝部さん夫婦を呼んでくれて突然すみれのお宿で会合。
この日も横浜から岡山にIターンで田舎暮らしに入る夫婦が来てて、すみれさんがお世話してるそう。
うちも随時居候を受け入れてるけど、すみれのお宿も来客が絶えないそう。
やはり、こういうのを長続きさせるためにはある程度のガイドラインも必要かもね。
それよりも「何が一番の目的なのか?」を事前に丁寧にやりとりせないかんね。
ここん所しょうたくん以外に居候まみれだったし、特に何のインフォメーションもなくひょこっときた居候には???な部分も多く、正直僕も負担になってきてた。
手伝ったら泊まれて、ご飯食べれてというウーフとうちは違うし、何かお酒呑み放題という伝統ができつつあるし、、、。
でも、思いっきり朝から晩まで肉体労働してのお酒は身体のスイッチを切ってシステム終了→熟睡→早起き→労働という日常の為には絶対に必要な嗜好品。
でも、ダラダラ呑んで次の日の朝5時にパチッと起きれないのは×。
いやいやそういうことよりも、「目的」やね。
「何の為に来たいのか?」
もちろん「家を見たい!」という動機は悪くない。
そこから、今の日本に蔓延してる「お金がないと生きていけない」というアホみたいな所からはじまって「世の中こういうもんや」というがんじがらめの呪縛にかかり「楽して毎日が続いていけばええ」的な刹那的な生き方を変えて、本当に大切なものとは何かを求める姿勢かな。
本当の自分を求めて、赤いカプセルを飲む覚悟のある奴はいくらでも来い!
赤いカプセルを飲んだけど、迷ってて、、、とかは全然問題なしよん。
僕だって、まだまだ呪縛社会から自由になれない部分はたくさんたくさんあるし。
自由になることにそんなにこだわってどうするん?て。
そんな固いこと言うてたら金も儲からんし。
まあ、そう言わずに。
自分の中に「やりたい事とやらねばいけない事」が綱引きして、もやもやする生き方を辞めて「ほんとうにやりたい事だけ」をやりだしたら楽しくて止められんからねー。
うちはあくまで、そのきっかけ作りのための場でしかない。
本人が青いカプセルがええよー、と泣いてすがるものを強制はできんから。




児島のお姉さん、滋賀の妹、東京の兄貴とみんな揃った。
備前の家は廃材天国と違って、家の裏にそこそこの広さの畑があって、その畑からは自分家の里山に繋がってるという最高の環境。
車で5分も行けば林道に入り、家や工場がなにもない川の丁度子どもが泳げるようなスポットもあって、毎年野遊たちはここの川へ行くのが定番になってる。
大人たちは川辺で缶ビールを持って、いや、服のまま入る大人も続出。
親父さんの畑は常に新しく開墾されたり、新しい果樹を接木してたり、次々変化してる。
僕が結婚してすぐぐらいに植えたブルーベリーが今は2、5mぐらいになってじゃんじゃん実をつけてる。
まっくろくろすけの窯作りや京都の旅からの帰りにもたくさん摘んでかえり、あっこスイーツのネタになった。
今回もたくさん摘んだ。
ブルーベリーは他の果樹と違って一気ある時期に熟れるんじゃなくてパラパラと熟れていくので、ちょいちょい収穫せないかんのと、未熟な実の間のまばらな完熟の実を収穫するので、結構めんどくさい作業ではある。
それでも蚊にさされながらあっこスイーツの為に黙々と収穫する。
これから丸亀の「みたから市」、高松の「88祭り」、ジョイの「ビオ・マーケット」、観音寺の石川組の「マルマルシェ」、と出店の要望がたくさんあって、マクロビスイーツをじゃんじゃん作らんといけない。
次の日は早朝から裏の里山に登山。
親父さんが下刈りをして、赤松の苗が育つような環境作りをしてるんだと。
昔は山ほどマツタケが採れたらしく、下刈りをして、シダ類なんかが生えないようにして、赤松の育つ環境を作り、またマツタケの生える山にしたいと。
もう、70を超えてる割りには小さな苗木を育てるのに余念がない。
この木は野遊が大人になるころにマツタケができるんだろうか?
土歩くんも含めて東京のキヨ兄と登ったけど、これがかなりの傾斜で木の枝や岩と掴みながらのキツイルート。
所々に親父さんが目印の布を括りつけてくれてるので、そのに従って登っていく。
野遊はどうのこうの言いながらでも登っていくが、土歩くんのテンションがマズイ。
「帰りたいー。」を連発しだしたのは半分以上は登ってたので、折角やから頂上まで、といくらなだめても彼は無理、、、。
しかたないんで、8合目辺りであっこちゃんと待ってる間にキヨ兄と野遊とで頂上まで行った。
晴れてると瀬戸内海の向こうに屋島が見えるそうなんやけど、あいにく見えんかった。
帰りは何と土歩くんをおぶっての下山、、、。
登りの際、枝や岩につかまりながら登ったのに、おんぶしての下山は超、超キツかった。
最後は膝がガクガク、たいした距離でもないのにあまりの傾斜に完全に参ってしまう。
登山は想定外の大変さやったけど、ただゴロゴロするのは僕はできないんで、丁度いい遊びやった。
それとブルーベリー以外にもじゃんじゃん取れてる野菜を自らどんどん収穫してまわって、どっさり持ち帰る。
これはいっつも。
そういう時の為に常に作業服や麦わら帽子も準備してある。
「作業モード」にスイッチが入り、思いっきりやる。
お盆の帰省でもただでは帰らないよ。
もっとも親父さんも老夫婦2人暮らしでたくさんつくり過ぎて食べれないからね。
帰りは和気の「すみれのお宿」に寄る。
7月のピザ窯作りにきてくれた時の忘れ物があって。
すみれさんがすぐ近所の勝部さん夫婦を呼んでくれて突然すみれのお宿で会合。
この日も横浜から岡山にIターンで田舎暮らしに入る夫婦が来てて、すみれさんがお世話してるそう。
うちも随時居候を受け入れてるけど、すみれのお宿も来客が絶えないそう。
やはり、こういうのを長続きさせるためにはある程度のガイドラインも必要かもね。
それよりも「何が一番の目的なのか?」を事前に丁寧にやりとりせないかんね。
ここん所しょうたくん以外に居候まみれだったし、特に何のインフォメーションもなくひょこっときた居候には???な部分も多く、正直僕も負担になってきてた。
手伝ったら泊まれて、ご飯食べれてというウーフとうちは違うし、何かお酒呑み放題という伝統ができつつあるし、、、。
でも、思いっきり朝から晩まで肉体労働してのお酒は身体のスイッチを切ってシステム終了→熟睡→早起き→労働という日常の為には絶対に必要な嗜好品。
でも、ダラダラ呑んで次の日の朝5時にパチッと起きれないのは×。
いやいやそういうことよりも、「目的」やね。
「何の為に来たいのか?」
もちろん「家を見たい!」という動機は悪くない。
そこから、今の日本に蔓延してる「お金がないと生きていけない」というアホみたいな所からはじまって「世の中こういうもんや」というがんじがらめの呪縛にかかり「楽して毎日が続いていけばええ」的な刹那的な生き方を変えて、本当に大切なものとは何かを求める姿勢かな。
本当の自分を求めて、赤いカプセルを飲む覚悟のある奴はいくらでも来い!
赤いカプセルを飲んだけど、迷ってて、、、とかは全然問題なしよん。
僕だって、まだまだ呪縛社会から自由になれない部分はたくさんたくさんあるし。
自由になることにそんなにこだわってどうするん?て。
そんな固いこと言うてたら金も儲からんし。
まあ、そう言わずに。
自分の中に「やりたい事とやらねばいけない事」が綱引きして、もやもやする生き方を辞めて「ほんとうにやりたい事だけ」をやりだしたら楽しくて止められんからねー。
うちはあくまで、そのきっかけ作りのための場でしかない。
本人が青いカプセルがええよー、と泣いてすがるものを強制はできんから。
2009年08月14日
ティピー完成
ピザ窯にティピー型の雨除け完成。
最近、薄くて幅広の板系の廃材が少なくなってて、なんとかかき集めて使った。
まともな厚い板はもったいないんで、こういう所には使いたくないというのもあるんで、葛藤しながらの材料選びとなる。
これはいつもそうなんやけど、、、。
ハセヤンとこみたいに材料がふんだんにあったらなー。
廃材天国ではこの焦げた木と製材所のペラペラの板の組み合わせは定番。
これはこれでデザイン的には悪くないね。
15基作った今までの窯には、屋根すらギリギリの小さなものしかなくて、風雨にさらされて表面が傷んでる窯も多数。
こうして二重にガードしとけば痛みはなくて済むやろう。
ハセヤンのコンセプトである、設計図なし、その場のインスピレーションだけでじゃんじゃん作っていく方法は慣れてくると超アーティスティックな家作りとなる。
デザインはその場で決定される。
ここにこの木、こっちにこの薄いので隠して、ゴツイのをよく見える所に、、、とその場の瞬間瞬間での判断。
これが材料もなくて、イライラすることもあるけど、慣れてくると「こうでないといけない」というものがなくなって、あるものでどんどん進むようになる。
逆にないことで全く違うものを使うアイデアが閃いたり、全然違う工法に切り替えたりと、それが閃く瞬間とその閃きを行動に移す瞬間、ここが一番ワクワクする。
今、書店に並んでる「丸太人」という創刊号の雑誌の表紙と巻頭特集にハセヤンと彼の廃材建築のレストラン、カナディアンファームがデカデカと載ってるで。
僕が訪ねた6、7年前からするとまた更に進化しとるーーー。
是非立ち読みしてちょ。
今回はたいした大きさじゃないし、丸一日でできた。
それでもこういう要素が随所に詰まってる。
後はピザパーティーやねー。
今決まってるのは10/17(土)のテント芝居「劇団どくんご」の時。
芝居は7時からなので、朝10時から夕方までは「廃材天国手づくり市」を開催。
そこで、ピザ焼き体験&スムージー!
後はゾラくんの魚の解体、ゆかりちゃん、イトコのテルミーの布雑貨、ココペリのパン、どんぐりランド、アララトさんはイイダコ(?)、、、。
まだまだ出展者募集中ーーー!
一応無添加の手づくり品なら何でもええよ。
10m×10mの単管のどくんどのテントの周りに小さなタープテントなんかをパラパラと建てて、常に異空間な廃材天国を更に加速させたお祭り会場にしてしまうでーーー。
17日は土曜なので、テント持参での泊まり組も歓迎。
17日の夜はみんなで打ち上げで呑もうかね。
その前に9月にやるかどうしよかなー。
2009年08月12日
業務用のカマドの依頼
昨日は岡山の県北「百姓屋敷わら」の船越さんの次男の耕太くんと研修生のアキヒロくんとの2人が廃材天国へ。
http://www.wara.jp/index.shtml
僕があっこちゃんとわらを訪れたのは12、3年前の結婚する前。
まだ僕は自然食とか玄米なんて聞いたこともなかったころ。
泊まりはしなかったんで、昼のランチを食べたんやけど、野菜のテリーヌやカボチャのコロッケはすんなり身体に染み入る滋味深い美味しさやった。
思えばこれが玄米と野菜の世界に引き込まれるきっかけやったんかも。
先日高松の松見歯科のたまさんから電話で、船越さんが大きなカマドを作りたいという話。
で、船越さんに代わり、こういう条件でやってますと話し「じゃあ息子を行かせます。」という話になってた。
何でも耕太くんとアキヒロくんの2人でこれからわらの庭先にでっかいカマドを作り、国産小麦で無添加のうどん屋を開きたいそう。
今まで僕の作ってきたピザ窯なり、カマドはイベント用でたまにしか使わないというケースが多かった。
今回は毎日使う前提。
しかもうどんを茹でるんで60㎝の羽釜が2つと80cmの平鍋が一つの3つの窯を作って欲しいと。
毎日使うんならレンガで堅牢にする手もあるよと提案したけど、彼らのイメージは角のない昔の黒漆喰磨きの本格的はカマド。
なんちゃって工法の僕のカマドで漆喰磨きはまずできないよと左官の本を見せて説明した。
でも彼らはどうしてもレンガとかじゃなく、土にこだわりたいと。
そりゃわざわざ薪で焚いてうどん屋始めるぐらいやからねー。
トップの羽釜のかかる部分に、もし吹きこぼれてもいいようにステンレス製の縁を作って本体が濡れないようにすれば大丈夫かな、という方向になった。
問題は粘土。
うちにある2種類の粘土を触らせて、こういう粘性のものを1~2tは用意してくれと頼んだ。
岡山なら備前焼の粘土もあるけど超、超高い(最低でも1t5万はする)粘土代に5~10万もかけんでもええし。
彼らにはタウンページで土建屋を片っ端から当たって建設残土という名の粘土を探すように指導した。
このタウンページローラー作戦は僕の廃材入手ルートの原点やからね。
今年中に作れたらという希望なんで、1~2ヶ月かかって粘土が見つかれば大丈夫。
先日の兵庫のまっくろくろすけでも電話やメールのやりとりだけだったんで、田んぼの表面の作り土のような有機物だっぷりの土を準備してくれてた(もちろん使えなかった)。
かつて小豆島でも似たような事があった。
中々粘土と言うても窯に使えるスペックのものは中々ない。
土建屋に声をかけてじっくり待てば残土として出てくるんやけどなー。
彼らは粘土なんか残土という産廃扱いやし、処分にお金がかかるぐらいなので、喜んで2t車なり4t車でホイホイ持って来てくれる。
今回は直接打ち合わせに来たんでビニール袋に少し粘土を入れて「こういうのやで、これを土建屋のおっちゃんに見せて頼むんやで。」と念を押した。
彼らも既にドラム缶に羽釜を乗せて焚いてたり、あちこちのカマドを見学に行って下調べをしてたんである程度話も通じ安かった。
はやから2年ぐらいで軌道に乗せて岡山の街中に出店したいと意欲に燃えてる。
とらぬ狸の、、、やけど、親父がわらの船越さんやからなー。
成功する可能性は十分やな。
まあ、僕にはそんな商売の話はどっちゃでもええけど、、、。
それと釜が3つという事は窯も3つ、しかもどの釜も大きいんで、かなりの労力。
僕は窯作り職人じゃないんで何週間も泊まりこみで仕事はしたくない。
例によって2、3日で勝負をつけたいんで、窯作りイベントにして人を集めろとも言うた。
まあ、わらの知名度やったらすぐに10人や20人ぐらい集まるやろ。
わらで窯作りのワークショップをする事になるとはねー。
楽しみや!
おととい干してた瓜が乾いてびよーんとなってきた。
これは雷干しというそうで、乾くと稲妻のようになってきた。
これを小さく切って、醤油漬け、酢油漬けにすると本に載ってた。
これはいろいろ応用できそうなんで、あれこれ試してみよう。
http://www.wara.jp/index.shtml
僕があっこちゃんとわらを訪れたのは12、3年前の結婚する前。
まだ僕は自然食とか玄米なんて聞いたこともなかったころ。
泊まりはしなかったんで、昼のランチを食べたんやけど、野菜のテリーヌやカボチャのコロッケはすんなり身体に染み入る滋味深い美味しさやった。
思えばこれが玄米と野菜の世界に引き込まれるきっかけやったんかも。
先日高松の松見歯科のたまさんから電話で、船越さんが大きなカマドを作りたいという話。
で、船越さんに代わり、こういう条件でやってますと話し「じゃあ息子を行かせます。」という話になってた。
何でも耕太くんとアキヒロくんの2人でこれからわらの庭先にでっかいカマドを作り、国産小麦で無添加のうどん屋を開きたいそう。
今まで僕の作ってきたピザ窯なり、カマドはイベント用でたまにしか使わないというケースが多かった。
今回は毎日使う前提。
しかもうどんを茹でるんで60㎝の羽釜が2つと80cmの平鍋が一つの3つの窯を作って欲しいと。
毎日使うんならレンガで堅牢にする手もあるよと提案したけど、彼らのイメージは角のない昔の黒漆喰磨きの本格的はカマド。
なんちゃって工法の僕のカマドで漆喰磨きはまずできないよと左官の本を見せて説明した。
でも彼らはどうしてもレンガとかじゃなく、土にこだわりたいと。
そりゃわざわざ薪で焚いてうどん屋始めるぐらいやからねー。
トップの羽釜のかかる部分に、もし吹きこぼれてもいいようにステンレス製の縁を作って本体が濡れないようにすれば大丈夫かな、という方向になった。
問題は粘土。
うちにある2種類の粘土を触らせて、こういう粘性のものを1~2tは用意してくれと頼んだ。
岡山なら備前焼の粘土もあるけど超、超高い(最低でも1t5万はする)粘土代に5~10万もかけんでもええし。
彼らにはタウンページで土建屋を片っ端から当たって建設残土という名の粘土を探すように指導した。
このタウンページローラー作戦は僕の廃材入手ルートの原点やからね。
今年中に作れたらという希望なんで、1~2ヶ月かかって粘土が見つかれば大丈夫。
先日の兵庫のまっくろくろすけでも電話やメールのやりとりだけだったんで、田んぼの表面の作り土のような有機物だっぷりの土を準備してくれてた(もちろん使えなかった)。
かつて小豆島でも似たような事があった。
中々粘土と言うても窯に使えるスペックのものは中々ない。
土建屋に声をかけてじっくり待てば残土として出てくるんやけどなー。
彼らは粘土なんか残土という産廃扱いやし、処分にお金がかかるぐらいなので、喜んで2t車なり4t車でホイホイ持って来てくれる。
今回は直接打ち合わせに来たんでビニール袋に少し粘土を入れて「こういうのやで、これを土建屋のおっちゃんに見せて頼むんやで。」と念を押した。
彼らも既にドラム缶に羽釜を乗せて焚いてたり、あちこちのカマドを見学に行って下調べをしてたんである程度話も通じ安かった。
はやから2年ぐらいで軌道に乗せて岡山の街中に出店したいと意欲に燃えてる。
とらぬ狸の、、、やけど、親父がわらの船越さんやからなー。
成功する可能性は十分やな。
まあ、僕にはそんな商売の話はどっちゃでもええけど、、、。
それと釜が3つという事は窯も3つ、しかもどの釜も大きいんで、かなりの労力。
僕は窯作り職人じゃないんで何週間も泊まりこみで仕事はしたくない。
例によって2、3日で勝負をつけたいんで、窯作りイベントにして人を集めろとも言うた。
まあ、わらの知名度やったらすぐに10人や20人ぐらい集まるやろ。
わらで窯作りのワークショップをする事になるとはねー。
楽しみや!
おととい干してた瓜が乾いてびよーんとなってきた。
これは雷干しというそうで、乾くと稲妻のようになってきた。
これを小さく切って、醤油漬け、酢油漬けにすると本に載ってた。
これはいろいろ応用できそうなんで、あれこれ試してみよう。
2009年08月11日
真鰈と白瓜
昨日、朝6時台に魚市場の友人から電話。
今日は今旬の鰈が安く入りますよ!と。
2枚で2キロを超える超大型。
大きいほうは30cmはあったな。
うちは玄米菜食がベースやけど、旬の瀬戸内の魚やいりこや鰹節、干しエビなどの乾物は頂く。
もちろん毎日とはちゃうけどな。
菜食中心なのと菜食主義は違うし。
ユルベジとかいう表現はきらいなので、本格的な瀬戸内の理想的な食の追求ということにしてる。
よく、市場では値段がつかない魚をくれたり(本マグロの頭とか)激安で分けてくれてくれたりがうちは一番ありがたい関係。
でも前回のマナガツオやシラサエビ、今回の鰈は安いというてもそこそこはする。
マナガツオはキロ2000円やったし、鰈はキロ1000円ちょい。
30cm前後の鰈が2枚もで、2500円とは魚の相場としては激安でも、普段食材にお金をかけない廃材天国としては超高級。
で、こういう旬の美味しさを享受する為には実家に行って「魚が安くはいったきんみんなで食べよう。」と僕が料理して、おばあちゃんや親父たちみんなで食べることにしてる。
すると、親父なり、おばあちゃんが「魚はなんぼしたんや?」とお代を払ってくれる仕組み。
いやーーー。
親やばあちゃんがが元気でよかったー。
しかも近くて。
何かあるとすぐににこちゃんを預けたりも出来るし。
何が言いたいかというと、廃材天国は先祖代々の土地があるから実現してるし、元気な親が近くに居るから成り立ってる。
田んぼや陶芸の窯焚きなど、親父からしても僕が人材を集めるから成り立ってる所もあって持ちつ持たれつ。
特にここ4年ぐらいは母親の病気をきっかけに親父夫婦も松見歯科に行くようになり、玄米菜食に目覚めて有機農や精進料理にハマッたりして、僕らの価値観と合ってきたというのもある。
でも親どころかじいちゃんが元気だった5年前に廃材天国建設構想を喋って許可をもらおうとした時なんかは「お前は自分で建てる言うてもラチがあくまいが!わしが金だしてやるきんしゃんとしたのを建ててもらえ。」と、、、。
「、、、いや、じいちゃん、家が建ったらええんじゃなくて、自分で建てたいんや。」と何とか納得してもろたし、別にお金も出してもらわんかった。
要するにほんとに必要なものは買ってもらえばええけど、自分のやりたくないことや欲しいもんじゃないのは断らないといけない。
これは身内やから時間をかけて話をしてすり合わせていかないといけない。
今でこそばあちゃんや親父も子ども達に市販のお菓子やアイスを買うこともなくなったし、そこそこはうちらの考えを理解しようとしてくれてる。
なので、こちらも相手の気持ちを汲み取って、子ども達の将来を心配したりする気持ちに応えないといけない。
乱暴に言うと、先祖や親の恩恵はどんどん利用しよう。
それでいて感謝とリスペクトは忘れずに。
一番大事なのは自分の本心に違和感がない直感に従った判断を出来るようにならんと中々難しい。
これも日々の選択かな。
鰈は興奮して写真撮るのを忘れとったけど、大量にもらった白瓜をスパイラルに切ってぶら下げて一日乾かして雷漬けというのをやってみよう。
二枚目のは普通に奈良漬け用の下漬け。

今日は今旬の鰈が安く入りますよ!と。
2枚で2キロを超える超大型。
大きいほうは30cmはあったな。
うちは玄米菜食がベースやけど、旬の瀬戸内の魚やいりこや鰹節、干しエビなどの乾物は頂く。
もちろん毎日とはちゃうけどな。
菜食中心なのと菜食主義は違うし。
ユルベジとかいう表現はきらいなので、本格的な瀬戸内の理想的な食の追求ということにしてる。
よく、市場では値段がつかない魚をくれたり(本マグロの頭とか)激安で分けてくれてくれたりがうちは一番ありがたい関係。
でも前回のマナガツオやシラサエビ、今回の鰈は安いというてもそこそこはする。
マナガツオはキロ2000円やったし、鰈はキロ1000円ちょい。
30cm前後の鰈が2枚もで、2500円とは魚の相場としては激安でも、普段食材にお金をかけない廃材天国としては超高級。
で、こういう旬の美味しさを享受する為には実家に行って「魚が安くはいったきんみんなで食べよう。」と僕が料理して、おばあちゃんや親父たちみんなで食べることにしてる。
すると、親父なり、おばあちゃんが「魚はなんぼしたんや?」とお代を払ってくれる仕組み。
いやーーー。
親やばあちゃんがが元気でよかったー。
しかも近くて。
何かあるとすぐににこちゃんを預けたりも出来るし。
何が言いたいかというと、廃材天国は先祖代々の土地があるから実現してるし、元気な親が近くに居るから成り立ってる。
田んぼや陶芸の窯焚きなど、親父からしても僕が人材を集めるから成り立ってる所もあって持ちつ持たれつ。
特にここ4年ぐらいは母親の病気をきっかけに親父夫婦も松見歯科に行くようになり、玄米菜食に目覚めて有機農や精進料理にハマッたりして、僕らの価値観と合ってきたというのもある。
でも親どころかじいちゃんが元気だった5年前に廃材天国建設構想を喋って許可をもらおうとした時なんかは「お前は自分で建てる言うてもラチがあくまいが!わしが金だしてやるきんしゃんとしたのを建ててもらえ。」と、、、。
「、、、いや、じいちゃん、家が建ったらええんじゃなくて、自分で建てたいんや。」と何とか納得してもろたし、別にお金も出してもらわんかった。
要するにほんとに必要なものは買ってもらえばええけど、自分のやりたくないことや欲しいもんじゃないのは断らないといけない。
これは身内やから時間をかけて話をしてすり合わせていかないといけない。
今でこそばあちゃんや親父も子ども達に市販のお菓子やアイスを買うこともなくなったし、そこそこはうちらの考えを理解しようとしてくれてる。
なので、こちらも相手の気持ちを汲み取って、子ども達の将来を心配したりする気持ちに応えないといけない。
乱暴に言うと、先祖や親の恩恵はどんどん利用しよう。
それでいて感謝とリスペクトは忘れずに。
一番大事なのは自分の本心に違和感がない直感に従った判断を出来るようにならんと中々難しい。
これも日々の選択かな。
鰈は興奮して写真撮るのを忘れとったけど、大量にもらった白瓜をスパイラルに切ってぶら下げて一日乾かして雷漬けというのをやってみよう。
二枚目のは普通に奈良漬け用の下漬け。
2009年08月09日
小嶋さちほライブin東林院(鳴門)
小嶋さちほさんのライブが前にサヨコオトナラのライブのあった鳴門の東林院というお寺であった。
「かまどGOGO」の青木ゆうくんとかよちゃんの主催。
3月にインド音楽のライブで廃材天国に逆瀬川さんと一緒に来てくれたサーランギーというバイオリンのような弦楽器の小林さん。
小林さんが出演してるという「観音楽」という」CDを買ったが、そのCDが小嶋さちほさんのだった。
先日訪れた滋賀のはるやでも「近々どんと祭があるんでー。」と亡くなられたさちほさんのパートナーのどんとさんの話題になってた。
さちほさんはゼルダという女性のロックバンドをかつてサヨコさんとされてたそうで、いろいろ繋がっとるなー。
うちはあっこスイーツに玄米ものなどを出店。
ズッキーニとカボチャの夏野菜パイ
黒ゴマのマフィン
ディル風味の黒糖アンタギー
ブルーベリーとキウイのタルト
玄米粉のフルーツケーキ
黒豆入り玄米オムスビ
トマトライスの玄米タルト
自家焙煎の玄米コーヒー
大好評でほぼ完売!
前座の忌部楽団のゆうくんとかよちゃんもよかったー。
ゆうくんのゆったりとしたノリは天才的。
かよちゃんの歌声も美しいし。
さちほさんの生演奏も最高やった。
中々音楽を自分で身近に取り入れようとしない廃材天国の夫婦やけど、人の演奏を聴くのはほんとにきもちいい。
まさに観音様のようなさちほさんやった。
出店もそろそろ慣れてきてもいいはずやけど、いつもバタバタして忘れ物したりと中々、、、。
今回の忘れ物のスゴイのはTシャツ!?
もちろん準備中は暑いんで上半身裸でやってて(というか廃材天国では常に裸)オーガニックヘンプのTシャツをもって行って現地で着ようと思ってたら完全に忘れててピンクのタイパン一丁。
うーーん、、、。
このイベントが市民会館とかでなくてよかったー、、、。
僕は完全にアジアの物売りと化してました。
「いや、、、Tシャツ忘れて、、、。」と言い訳しても「在り得へんやろー。」とほとんどの人はわざととしか思ってくれんかった、、、。



「かまどGOGO」の青木ゆうくんとかよちゃんの主催。
3月にインド音楽のライブで廃材天国に逆瀬川さんと一緒に来てくれたサーランギーというバイオリンのような弦楽器の小林さん。
小林さんが出演してるという「観音楽」という」CDを買ったが、そのCDが小嶋さちほさんのだった。
先日訪れた滋賀のはるやでも「近々どんと祭があるんでー。」と亡くなられたさちほさんのパートナーのどんとさんの話題になってた。
さちほさんはゼルダという女性のロックバンドをかつてサヨコさんとされてたそうで、いろいろ繋がっとるなー。
うちはあっこスイーツに玄米ものなどを出店。
ズッキーニとカボチャの夏野菜パイ
黒ゴマのマフィン
ディル風味の黒糖アンタギー
ブルーベリーとキウイのタルト
玄米粉のフルーツケーキ
黒豆入り玄米オムスビ
トマトライスの玄米タルト
自家焙煎の玄米コーヒー
大好評でほぼ完売!
前座の忌部楽団のゆうくんとかよちゃんもよかったー。
ゆうくんのゆったりとしたノリは天才的。
かよちゃんの歌声も美しいし。
さちほさんの生演奏も最高やった。
中々音楽を自分で身近に取り入れようとしない廃材天国の夫婦やけど、人の演奏を聴くのはほんとにきもちいい。
まさに観音様のようなさちほさんやった。
出店もそろそろ慣れてきてもいいはずやけど、いつもバタバタして忘れ物したりと中々、、、。
今回の忘れ物のスゴイのはTシャツ!?
もちろん準備中は暑いんで上半身裸でやってて(というか廃材天国では常に裸)オーガニックヘンプのTシャツをもって行って現地で着ようと思ってたら完全に忘れててピンクのタイパン一丁。
うーーん、、、。
このイベントが市民会館とかでなくてよかったー、、、。
僕は完全にアジアの物売りと化してました。
「いや、、、Tシャツ忘れて、、、。」と言い訳しても「在り得へんやろー。」とほとんどの人はわざととしか思ってくれんかった、、、。
2009年08月07日
小豆島で完全燃焼
久しぶりの小豆島は元気の種夢楽(むら)。
11日からの100人を超えるイベントに向けて、いろいろ工事中。
京都へ行ってる旅中にリーダーのてんてんから電話で応援を頼まれてた。
「空」という廃材のホールのデッキの竹が腐って張り替えるとのこと。
僕に頼むという事はよっぽど大変なんやなー、と思って引き受ける。
丁度うちに来てたブラックひろしと歌舞伎の悦仙一家も連れて4日の朝からフェリーで島へ。
着くなり現場を見て、状況を把握。
このデッキの下は人が立てるぐらいの余裕があり、今までの竹だけのデッキでは下が濡れてしまうので、今回はデッキに防水性を持たせて下のスペースを材木置き場にしたいと。
ルーフィングシートをてんてんが用意してくれてたけど、ルーフィングを張るには下地が必要なのと、上に張った竹の上を人が歩く前提なので当然ルーフィングの破れる可能性が高い。
ゴムのアスファルトルーフィングなら別やけど、超高いし。
ろくな材料のない(うちと一緒)現場の中を見渡しながらいろいろ考える。
今回はかなり悩みぬいた結果、当時くりりんやひろしが潰れたホテルの解体現場から剥がしてきた長い平トタンを利用することに。
もちろん雨を受けるということなんで、ちょっとでも傾斜をとらないといけない。
空の室内の敷居のぎりぎりからデッキの淵までのほんの少しだけしかとれないけど、微妙に傾斜をとる。
まず解体済みのデッキに傾斜をとるための下地をつける。
その上に長いトタンを渡してビス留め。
トタンとトタンも横からビスでくっつけてコーキング。
ボロを使う廃材建築の防水工事に於いてシリコンのコーキングは救世主的な存在。
防水の処理が出来た所へ竹を施工していく。
竹はてんてん達があらかじめ切ってきてて、下地の作業中にホリちゃんにバーナーで焙ってもらってた。
「お盆過ぎから正月まで」これが竹を切って建材にする時の鉄則で、それ以外だと虫が入り、ポロポロに腐ってしまう。
ただこうして火を入れると一応大丈夫になる。
4日の午後、5日、6日の午前中ぐらいでほぼ完成。
廃材天国にもない雨の当たらない材木置き場にみんなでリレーで角材を太さや長さ別に収納していく。
これはうちにも欲しいなーーー。
例によって目一杯作業した後は毎日海に浮かぶ。
目の前がプライベートビーチのげんたね村は最高!
手土産に持ってきた自ビール一ケースとドブロクもあっという間にあく。
森下酒造の「びびび」という本醸造の島酒をこういちが用意してくれててこれも上品な美味しさやったね。
新しいスタッフも増えてて中々きもちいい場所に進化してきてるげんたね村。
旬夏集島という11日からのイベントもブレイク間違いなしやねー。
ファンキストも来るみたいやし。
てんつくマンと笑ちゃんにも合えた。
てんつくは映画のパート2編集作業に没頭中なんやって。
廃材天国でも上映しよう。
野遊や土歩くん、にこちゃんも毎日朝から晩まで海で遊びまくり。
子どももたくさん居たし、お姉ちゃんおにいちゃんに遊んでもろて超楽しそう。
海水浴とかに出かけていくんじゃなくて、毎日目の前が海で、一日に何回も海に行ったりきたりというのがいい。
あっこちゃんは相変わらず、エンジェル班と一緒に料理に勤しんでた。
ほんとにここの所、めまぐるしくあちこち行って、明日も鳴門の「小嶋さちほ」さんのライブに出店する。
もちろん疲れるし、大変やけど、「疲れた~~~。」というネガティブな感情はまるでない。
まさに完全燃焼。
今回も完全にやりきった。
毎日徹底的にやりきる。
この連続で僕自身も進化していく。
島の若い参加者にも自分の役割に目覚めてワクワクが連鎖する最高の人生を選択して欲しい。




11日からの100人を超えるイベントに向けて、いろいろ工事中。
京都へ行ってる旅中にリーダーのてんてんから電話で応援を頼まれてた。
「空」という廃材のホールのデッキの竹が腐って張り替えるとのこと。
僕に頼むという事はよっぽど大変なんやなー、と思って引き受ける。
丁度うちに来てたブラックひろしと歌舞伎の悦仙一家も連れて4日の朝からフェリーで島へ。
着くなり現場を見て、状況を把握。
このデッキの下は人が立てるぐらいの余裕があり、今までの竹だけのデッキでは下が濡れてしまうので、今回はデッキに防水性を持たせて下のスペースを材木置き場にしたいと。
ルーフィングシートをてんてんが用意してくれてたけど、ルーフィングを張るには下地が必要なのと、上に張った竹の上を人が歩く前提なので当然ルーフィングの破れる可能性が高い。
ゴムのアスファルトルーフィングなら別やけど、超高いし。
ろくな材料のない(うちと一緒)現場の中を見渡しながらいろいろ考える。
今回はかなり悩みぬいた結果、当時くりりんやひろしが潰れたホテルの解体現場から剥がしてきた長い平トタンを利用することに。
もちろん雨を受けるということなんで、ちょっとでも傾斜をとらないといけない。
空の室内の敷居のぎりぎりからデッキの淵までのほんの少しだけしかとれないけど、微妙に傾斜をとる。
まず解体済みのデッキに傾斜をとるための下地をつける。
その上に長いトタンを渡してビス留め。
トタンとトタンも横からビスでくっつけてコーキング。
ボロを使う廃材建築の防水工事に於いてシリコンのコーキングは救世主的な存在。
防水の処理が出来た所へ竹を施工していく。
竹はてんてん達があらかじめ切ってきてて、下地の作業中にホリちゃんにバーナーで焙ってもらってた。
「お盆過ぎから正月まで」これが竹を切って建材にする時の鉄則で、それ以外だと虫が入り、ポロポロに腐ってしまう。
ただこうして火を入れると一応大丈夫になる。
4日の午後、5日、6日の午前中ぐらいでほぼ完成。
廃材天国にもない雨の当たらない材木置き場にみんなでリレーで角材を太さや長さ別に収納していく。
これはうちにも欲しいなーーー。
例によって目一杯作業した後は毎日海に浮かぶ。
目の前がプライベートビーチのげんたね村は最高!
手土産に持ってきた自ビール一ケースとドブロクもあっという間にあく。
森下酒造の「びびび」という本醸造の島酒をこういちが用意してくれててこれも上品な美味しさやったね。
新しいスタッフも増えてて中々きもちいい場所に進化してきてるげんたね村。
旬夏集島という11日からのイベントもブレイク間違いなしやねー。
ファンキストも来るみたいやし。
てんつくマンと笑ちゃんにも合えた。
てんつくは映画のパート2編集作業に没頭中なんやって。
廃材天国でも上映しよう。
野遊や土歩くん、にこちゃんも毎日朝から晩まで海で遊びまくり。
子どももたくさん居たし、お姉ちゃんおにいちゃんに遊んでもろて超楽しそう。
海水浴とかに出かけていくんじゃなくて、毎日目の前が海で、一日に何回も海に行ったりきたりというのがいい。
あっこちゃんは相変わらず、エンジェル班と一緒に料理に勤しんでた。
ほんとにここの所、めまぐるしくあちこち行って、明日も鳴門の「小嶋さちほ」さんのライブに出店する。
もちろん疲れるし、大変やけど、「疲れた~~~。」というネガティブな感情はまるでない。
まさに完全燃焼。
今回も完全にやりきった。
毎日徹底的にやりきる。
この連続で僕自身も進化していく。
島の若い参加者にも自分の役割に目覚めてワクワクが連鎖する最高の人生を選択して欲しい。
2009年08月04日
阿部ひろ江ライブ
1日に帰ってくるなり来てた、ブラックひろしとケントくん。
2日の朝、ケントくんは自転車で四国遍路に旅立った。
その2日の昼過ぎに悦仙くん一家が東京から飛行機で到着。
夜には京都からプチライブツアーのひろ江さんが到着。
自分たちも旅から帰ってきた片付けと同時にライブの準備。
もちろん居候たちにも手伝ってもらって。
昨日はひろ江さんのライブツアーを追いかけたドキュメンタリー「ゆらりゆらゆら」の上映後、ライブ。
この組み合わせって凄く新しいし、画期的!
全国のオルタナティブな暮らしを模索してる人たちの所でのライブをしながらの旅の合間にひろ江さんの自立した女性の生き方がビシビシと伝わってくる。
特にチェルノブイリ事故から6年後に隣のベラルーシに行ったエピソードや漫画日本国憲法前文を書いた桑迫さんの朗読&ひろ江さんのライブ。
重度の障害を持つひとたちの所でのライブ。
屋久島の故山尾三省さんの所を訪ねた旅。
養護学校に勤めながら「何かおかしい」という直感に従って、辞めて音楽活動をされてる。
ひろ江さん自身曰く「毎回涙が出る所が違うのよ」という「ゆらりゆらゆら」はそのタイトルのイメージどおり、力まずありのままの自分で居ながらにして、強烈に阿部ひろ江という一人の女性が流されずに自分の選んだ道を歩んでいくのを伝えるド迫力の映像。
僕も廃材天国はNPOでも団体でも組織でもなく、まして活動や運動、宗教でもない、自分の在り方、生き方を淡々と続けていくだけという風に公言してるが、なかなか、、、。
ぶんぶん通信に出てくる、超しびれる漁師のおじさんやひろ江さんの映画や唄に出てくるいわゆる社会的弱者の叫びを聞くと、やはり国家権力とか経済力持ちのなすがままにいいようにされてる現状に怒りも湧き上がってくる。
でも怒りのエネルギーはよくない事ははっきりしてる。
今回の旅で出合った同士もそやし、ひろ江さんもそうやけど、必ずオルタナティブ(代替)なライフスタイルに突入すればいろいろな悩み、葛藤が生まれる。
特に子育て、親との関係、地域との付き合い。
でもな。
その微妙な部分がまた自分を成長させるという設定にしよう。
子どもを入れると20人を超えるいい感じのライブになって、ライブ後のパーティーも盛り上がったでー。
それと、ここ2、3日小豆島の元気の種村のてんてんと電話でやりとりしてる。
11日から島でイベントがあって、それまでに僕が最初だけ指導した電柱の「空」という家のデッキを修理しないといけないそう。
で、何人か来てるボランティアスタッフを束ねて、2、3日で完成にもっていきたいんで何とか来てくれないかというオファー。
いろいろ聞くと切実な問題やし、急を要する話なので何とか引き受けることにした。
今日からひろしと悦仙くん一家と共に行くことになった。
もちろんうちのちびっこたちも一緒に。
9時半高松港発のフェリーでいこか。


2日の朝、ケントくんは自転車で四国遍路に旅立った。
その2日の昼過ぎに悦仙くん一家が東京から飛行機で到着。
夜には京都からプチライブツアーのひろ江さんが到着。
自分たちも旅から帰ってきた片付けと同時にライブの準備。
もちろん居候たちにも手伝ってもらって。
昨日はひろ江さんのライブツアーを追いかけたドキュメンタリー「ゆらりゆらゆら」の上映後、ライブ。
この組み合わせって凄く新しいし、画期的!
全国のオルタナティブな暮らしを模索してる人たちの所でのライブをしながらの旅の合間にひろ江さんの自立した女性の生き方がビシビシと伝わってくる。
特にチェルノブイリ事故から6年後に隣のベラルーシに行ったエピソードや漫画日本国憲法前文を書いた桑迫さんの朗読&ひろ江さんのライブ。
重度の障害を持つひとたちの所でのライブ。
屋久島の故山尾三省さんの所を訪ねた旅。
養護学校に勤めながら「何かおかしい」という直感に従って、辞めて音楽活動をされてる。
ひろ江さん自身曰く「毎回涙が出る所が違うのよ」という「ゆらりゆらゆら」はそのタイトルのイメージどおり、力まずありのままの自分で居ながらにして、強烈に阿部ひろ江という一人の女性が流されずに自分の選んだ道を歩んでいくのを伝えるド迫力の映像。
僕も廃材天国はNPOでも団体でも組織でもなく、まして活動や運動、宗教でもない、自分の在り方、生き方を淡々と続けていくだけという風に公言してるが、なかなか、、、。
ぶんぶん通信に出てくる、超しびれる漁師のおじさんやひろ江さんの映画や唄に出てくるいわゆる社会的弱者の叫びを聞くと、やはり国家権力とか経済力持ちのなすがままにいいようにされてる現状に怒りも湧き上がってくる。
でも怒りのエネルギーはよくない事ははっきりしてる。
今回の旅で出合った同士もそやし、ひろ江さんもそうやけど、必ずオルタナティブ(代替)なライフスタイルに突入すればいろいろな悩み、葛藤が生まれる。
特に子育て、親との関係、地域との付き合い。
でもな。
その微妙な部分がまた自分を成長させるという設定にしよう。
子どもを入れると20人を超えるいい感じのライブになって、ライブ後のパーティーも盛り上がったでー。
それと、ここ2、3日小豆島の元気の種村のてんてんと電話でやりとりしてる。
11日から島でイベントがあって、それまでに僕が最初だけ指導した電柱の「空」という家のデッキを修理しないといけないそう。
で、何人か来てるボランティアスタッフを束ねて、2、3日で完成にもっていきたいんで何とか来てくれないかというオファー。
いろいろ聞くと切実な問題やし、急を要する話なので何とか引き受けることにした。
今日からひろしと悦仙くん一家と共に行くことになった。
もちろんうちのちびっこたちも一緒に。
9時半高松港発のフェリーでいこか。
2009年08月02日
旅の最後は京都の雅と円の店へ
旅の最後に京都の左京区、百万遍からほど近い妹の雅の家を目指す。
ボロイ長屋を訪れるのは今回で2回目。
ここの物置を改造して簡易の風呂を作って欲しいという話もあったけど、大家さんに反対されて実現しなかった。
ここには一泊だけ泊まった。
次の日が雅の世話になってる糸川さんの「おいしい」という店の一日店長「ものごや」という店を開くことになってるんで、仕込み。
あっこちゃんの姪の円が仲間と開いた「かぜのね」にも寄った。
出町柳の駅から歩いて40秒の超いい場所やった。
昼間はカフェ、夜はこだわりの地酒の居酒屋、奥には畳のひろいフリースペースを持つ立派な店やった。
僕のと親父の焼き物の食器をプレゼントしたのをお客さんがえらく感動してくれるんだとか。
家では軽くて薄くて重ねやすいというのが好まれるけど、こういういい感じの店では重くて厚くて収納に困るような作品も存在感と独自性で超ウケルみたい。
フリースペースのイベントもコアなものが多く、アイヌの問題や介護や親を看取る問題、高齢期の性の問題というテーマのコアなお話会が企画されていた。
地ビールも美味しかったけど、自家製のジンジャーエールがスパイシーで美味しかった。
クローブ、シナモンにチリがたくさん入れてるそう。
夜はヘルプっていう自然食系のオシャレなスーパーで買出しして、長屋で宴会。
古ーい銭湯も味があって子どもたち大喜び。
翌朝、雅は7時出発。
うちらも荷物をまとめて「おいしい」へ。
雅のおかゆパンのモーニングを注文して、オーナーの糸川さんと喋る。
とにかく「畑ありきの店という方針」なので、毎日畑から店に帰る途中で採れた野菜でメニューを構成するのが楽しいと。
雅も普段は糸川さんのバイトとして手伝ったり、土日は「ものごや」としてオープンさせてる。
うちも脱儲け主義で最近いろいろ出店してるけど、ここの糸川さんは筋金入り。
店の前では無農薬の野菜たちを一皿100円で無人販売もしてる。
雅もオーナーのスタイルにフィットしたのか3年目。
毎日畑から店に通う毎日で、最近月一で「畑のトレンド通信」という野菜作りや自給農法のノウハウを詰め込んだペーパーを作ってる。
帰りはあっこちゃんの備前の実家に寄って、大量の赤紫蘇を収穫して帰った。
旅の日記をつけてる間に、ブラックひろしとあっこちゃんが梅と紫蘇の事としてくれてる。
かえすがえすも居候って助かるなー。
今はしょうたくんが居ないだけにね。
しょうたくんは一カ月程、18切符やヒッチハイクであちこち動いてるからね。
今回の旅はめまぐるしくも充実した非常にいい旅やった。
まっくろくろすけはちゃんと給料をもらったけど、他はこっちからや野菜を持っていって、なお且ついろいろ手伝うスタイル。
いつもの廃材天国の精神である「現金を介せずにお互いにとって助かる関係性」をよその家を訪ねる際にも応用した形にした。
居候が来てくれると徹底的に仕事をしてもらうし、僕がよそへ行くと徹底的に手伝う。
そこで世話になったからというよりもペイ・フォワードの精神で。
さあ、駅まで東京からのお客を迎えにいこうか。
いや、お客と居候の区別はうちにはないんやった。






ボロイ長屋を訪れるのは今回で2回目。
ここの物置を改造して簡易の風呂を作って欲しいという話もあったけど、大家さんに反対されて実現しなかった。
ここには一泊だけ泊まった。
次の日が雅の世話になってる糸川さんの「おいしい」という店の一日店長「ものごや」という店を開くことになってるんで、仕込み。
あっこちゃんの姪の円が仲間と開いた「かぜのね」にも寄った。
出町柳の駅から歩いて40秒の超いい場所やった。
昼間はカフェ、夜はこだわりの地酒の居酒屋、奥には畳のひろいフリースペースを持つ立派な店やった。
僕のと親父の焼き物の食器をプレゼントしたのをお客さんがえらく感動してくれるんだとか。
家では軽くて薄くて重ねやすいというのが好まれるけど、こういういい感じの店では重くて厚くて収納に困るような作品も存在感と独自性で超ウケルみたい。
フリースペースのイベントもコアなものが多く、アイヌの問題や介護や親を看取る問題、高齢期の性の問題というテーマのコアなお話会が企画されていた。
地ビールも美味しかったけど、自家製のジンジャーエールがスパイシーで美味しかった。
クローブ、シナモンにチリがたくさん入れてるそう。
夜はヘルプっていう自然食系のオシャレなスーパーで買出しして、長屋で宴会。
古ーい銭湯も味があって子どもたち大喜び。
翌朝、雅は7時出発。
うちらも荷物をまとめて「おいしい」へ。
雅のおかゆパンのモーニングを注文して、オーナーの糸川さんと喋る。
とにかく「畑ありきの店という方針」なので、毎日畑から店に帰る途中で採れた野菜でメニューを構成するのが楽しいと。
雅も普段は糸川さんのバイトとして手伝ったり、土日は「ものごや」としてオープンさせてる。
うちも脱儲け主義で最近いろいろ出店してるけど、ここの糸川さんは筋金入り。
店の前では無農薬の野菜たちを一皿100円で無人販売もしてる。
雅もオーナーのスタイルにフィットしたのか3年目。
毎日畑から店に通う毎日で、最近月一で「畑のトレンド通信」という野菜作りや自給農法のノウハウを詰め込んだペーパーを作ってる。
帰りはあっこちゃんの備前の実家に寄って、大量の赤紫蘇を収穫して帰った。
旅の日記をつけてる間に、ブラックひろしとあっこちゃんが梅と紫蘇の事としてくれてる。
かえすがえすも居候って助かるなー。
今はしょうたくんが居ないだけにね。
しょうたくんは一カ月程、18切符やヒッチハイクであちこち動いてるからね。
今回の旅はめまぐるしくも充実した非常にいい旅やった。
まっくろくろすけはちゃんと給料をもらったけど、他はこっちからや野菜を持っていって、なお且ついろいろ手伝うスタイル。
いつもの廃材天国の精神である「現金を介せずにお互いにとって助かる関係性」をよその家を訪ねる際にも応用した形にした。
居候が来てくれると徹底的に仕事をしてもらうし、僕がよそへ行くと徹底的に手伝う。
そこで世話になったからというよりもペイ・フォワードの精神で。
さあ、駅まで東京からのお客を迎えにいこうか。
いや、お客と居候の区別はうちにはないんやった。
2009年08月02日
滋賀のはるやへ
京北を後にして、京都から滋賀に入り、田舎暮らしをしてる「はるや」へ。
はるやとはオーガニックフードを出店するときの屋号で旦那のハルフミさんの名前から。
パートナーのゆみえさんには4年生、1年生、3歳のちびっ子が居て、みんなホームスクーラー。
うちのちびっ子たちとはタイの旅先と、去年の山水人とで毎日遊びまくってた仲。
まっくろくろすけでの仕事が発生した時からここには来たかった。
廃材天国と違って目の前には渓流まではいかない子どもの遊べる川が流れ、苔のむした林のトンネルを抜けていくと、キャンプ場があって、サッカーや野球もできる最高の環境。
もちろんここでも子どもたちを遊ばせる目的と古い家を借りて住んではるので、何か修理なり、手伝いをしようと思ってた。
が、、、。
最初にメールでやりとりしてると。
学校に行っていない子どもたちを持つはるやのい大家さんに家を貸してはいけないとPTAの会長が言ったようで、今年中には引っ越さないといけないそう。
6年住んで、近所のおじいちゃんやおばあちゃんともいい感じにお付き合いしてただけに、はるさんとゆみえさんも以外な展開だったそう。
うちは代々住んでる所なので出て行かなくてもいいけど、廃材天国が地域の人たちとうまくやっていく為にはまだまだ非常識なホームスクーリングやマクロビオティックの事も差し支えのないようにしていかないとなーと強く思った。
なので、何か手伝いたい僕としては拍子抜けの部分もありながらやったけど、着いてすぐに柄の折れた斧を見つけて、柄を作ることにした。
道具が一通りバンに積載されてるんで、こういうのは何でもない。
夜は僕らのようなオルタナティブなライフスタイルの情報交換を中心にいろいろ深い話ができてすごく学びになった。
2日目にははるさんの実家の京都の畑を手伝った。
ゴボウや人参が自生してたり、いろんな種が実ってたり、草茫々の中でハルさんのライフスタイルなり哲学を体感できるすばらしい畑やった。
いわゆる有機無農薬でも生産性を上げて美しく栽培するのと不耕起のこういう畑はまた別やね。
ヨモギでもマリーゴールドでも邪魔にならない限りは残しておく。
意図的に植えてる部分と自生してる部分が半々ぐらい。
ニラ、ゴボウを収穫しながらの草刈り。
ニラなんかそこらじゅうに自生してるんで、草を刈りながら集めていく感じ。
相当の量のニラが収穫できたよ。
夜なべ仕事にみんなで掃除するのも楽しいしね。
ほんとに子どもがイキイキと毎日楽しいかどうかは社会や環境がどうなろうと、親の生き方なり、日常の在り方なんやなーと深く思わされた3日間やった。
ここでも2泊3日で車の中におしめの洗濯物を干して京都の街中に向けて旅立った。
3男のひかりちゃんとうちの土歩くんの髪型が一緒で双子ちゃんみたいでおもろかったー。
はるやではロードオブザリングごっこが流行ってて、ひかりちゃんと土歩くんは平和に暮らすホビット族やなあとゆみえさんが言うたのが印象的やった。





はるやとはオーガニックフードを出店するときの屋号で旦那のハルフミさんの名前から。
パートナーのゆみえさんには4年生、1年生、3歳のちびっ子が居て、みんなホームスクーラー。
うちのちびっ子たちとはタイの旅先と、去年の山水人とで毎日遊びまくってた仲。
まっくろくろすけでの仕事が発生した時からここには来たかった。
廃材天国と違って目の前には渓流まではいかない子どもの遊べる川が流れ、苔のむした林のトンネルを抜けていくと、キャンプ場があって、サッカーや野球もできる最高の環境。
もちろんここでも子どもたちを遊ばせる目的と古い家を借りて住んではるので、何か修理なり、手伝いをしようと思ってた。
が、、、。
最初にメールでやりとりしてると。
学校に行っていない子どもたちを持つはるやのい大家さんに家を貸してはいけないとPTAの会長が言ったようで、今年中には引っ越さないといけないそう。
6年住んで、近所のおじいちゃんやおばあちゃんともいい感じにお付き合いしてただけに、はるさんとゆみえさんも以外な展開だったそう。
うちは代々住んでる所なので出て行かなくてもいいけど、廃材天国が地域の人たちとうまくやっていく為にはまだまだ非常識なホームスクーリングやマクロビオティックの事も差し支えのないようにしていかないとなーと強く思った。
なので、何か手伝いたい僕としては拍子抜けの部分もありながらやったけど、着いてすぐに柄の折れた斧を見つけて、柄を作ることにした。
道具が一通りバンに積載されてるんで、こういうのは何でもない。
夜は僕らのようなオルタナティブなライフスタイルの情報交換を中心にいろいろ深い話ができてすごく学びになった。
2日目にははるさんの実家の京都の畑を手伝った。
ゴボウや人参が自生してたり、いろんな種が実ってたり、草茫々の中でハルさんのライフスタイルなり哲学を体感できるすばらしい畑やった。
いわゆる有機無農薬でも生産性を上げて美しく栽培するのと不耕起のこういう畑はまた別やね。
ヨモギでもマリーゴールドでも邪魔にならない限りは残しておく。
意図的に植えてる部分と自生してる部分が半々ぐらい。
ニラ、ゴボウを収穫しながらの草刈り。
ニラなんかそこらじゅうに自生してるんで、草を刈りながら集めていく感じ。
相当の量のニラが収穫できたよ。
夜なべ仕事にみんなで掃除するのも楽しいしね。
ほんとに子どもがイキイキと毎日楽しいかどうかは社会や環境がどうなろうと、親の生き方なり、日常の在り方なんやなーと深く思わされた3日間やった。
ここでも2泊3日で車の中におしめの洗濯物を干して京都の街中に向けて旅立った。
3男のひかりちゃんとうちの土歩くんの髪型が一緒で双子ちゃんみたいでおもろかったー。
はるやではロードオブザリングごっこが流行ってて、ひかりちゃんと土歩くんは平和に暮らすホビット族やなあとゆみえさんが言うたのが印象的やった。
2009年08月02日
京都の京北町でペンキ塗り
次の目的地は京北町のちよちゃん家。
去年の滋賀の山奥の山水人の祭で知り合った。
今のあっこスイーツの大事な甘味料「米飴」作りを教えてくれた手作り大好き人。
彼女の家は環境抜群。
集落のどん突きで後は林道という立地。
目の前の道も車は来ないんで、子どもたちは遊び放題。
道を挟んで向かいに畑もあって、いい感じ。
うちの子どもたちが3歳になるしんくんという男の子と遊んでる間に、僕はまず鹿除けの針金を畑の周りに張り巡らせる。
ちよちゃんの旦那は京都まで勤めてるんで、家のメンテナンスなんかも進んでないので、丁度途中やめになってる屋根のペンキ塗りをやってあげることにした。
行く前から何かして欲しい仕事ないの?と言うてたんやけどね。
夜はジャンさんとむーちゃんという自給的な生活を目指して近くに越してきた夫婦も来てくれて宴会。
ここでは行った日に泊まって、次の日丸一日作業してその日は泊まって、明くる日の朝出発、という日程。
2泊すると丁度中一日が作業に充てられるんで、かなりの仕事ができる。
まっくろくろすけでもそうやったけど、居る間はそこで、みんなでご飯作っていろいろ情報交換してお互いに有意義な関係。
当然僕はゆっくりとお邪魔するという意思はないんで、ここでも目一杯やらせてもらった。



去年の滋賀の山奥の山水人の祭で知り合った。
今のあっこスイーツの大事な甘味料「米飴」作りを教えてくれた手作り大好き人。
彼女の家は環境抜群。
集落のどん突きで後は林道という立地。
目の前の道も車は来ないんで、子どもたちは遊び放題。
道を挟んで向かいに畑もあって、いい感じ。
うちの子どもたちが3歳になるしんくんという男の子と遊んでる間に、僕はまず鹿除けの針金を畑の周りに張り巡らせる。
ちよちゃんの旦那は京都まで勤めてるんで、家のメンテナンスなんかも進んでないので、丁度途中やめになってる屋根のペンキ塗りをやってあげることにした。
行く前から何かして欲しい仕事ないの?と言うてたんやけどね。
夜はジャンさんとむーちゃんという自給的な生活を目指して近くに越してきた夫婦も来てくれて宴会。
ここでは行った日に泊まって、次の日丸一日作業してその日は泊まって、明くる日の朝出発、という日程。
2泊すると丁度中一日が作業に充てられるんで、かなりの仕事ができる。
まっくろくろすけでもそうやったけど、居る間はそこで、みんなでご飯作っていろいろ情報交換してお互いに有意義な関係。
当然僕はゆっくりとお邪魔するという意思はないんで、ここでも目一杯やらせてもらった。
2009年08月02日
まっくろくろすけの窯作り
ようやく一週間以上の旅から廃材天国に帰ってきた。
昨日の夕方着いて、旅中に連絡のあったブラックひろしとケントくんがきてた。
彼らに玄米を炊いて、風呂を沸かして、ビールも冷やしてもらってたんで、帰ってすぐにご飯の段取りして一杯。
今日も新たなお客が東京から家族で来ることになってる。
旅先でもいろいろめまぐるしく出会いがあったけど、帰るなりこれやからねー。
でも、お客は来れば来る程、何やかんや手伝ってもらえるんで、楽。
お互いに助かる関係性が大事。
ええーと。
兵庫の市川町、まっくろくろすけでは7/24に着いて、25、26と作業。
24の夕方に着いて立派な陶芸用の耐火煉瓦の窯の解体。
この窯をうまく改造してピザの窯にできないかという相談から始まった話。
でも、改造とかよりも解体して、一から作った方が今後の使い勝手に対してはいい。
2日目にはピザの窯の土台になる部分だけを陶芸用の窯を残して、ピザの窯となる土台の横におまけの鋳物の大きな鍋のかかるかまども併設。
たまたま鍋があったのと、まっくろくろすけの要望で同時進行で作った。
耐火煉瓦が陶芸の窯を解体して大量に出たんで、何をするにも簡単にできてしまう。
最近は耐火煉瓦も高くなってるからねー。
3日目の午前中で窯本体完成。
アーチはいつもどおり竹。
裾の方は耐火煉瓦でつくり、半分から上は粘土で。
実は全てを耐火煉瓦でつくる方が組み合わせが困難。
天井のレンガが一つ外れると連鎖的にバラバラと崩れてしまう危険性がある。
で、それを避ける為にはやっぱり土で作るのが一番。
午後からは今ある小屋から軒を延長したり、水道の配管工事をして、新たな流し台を設置したりした。
こういう遠くの仕事は一期一会だと思ってる。
何とか窯だけは形になっても後々ピザパーティーを開く時に使い勝手が悪いのでは困るし、その時になって僕がまたちょこちょこっと直せるんならいいけど、そう簡単にいける距離じゃないんで、徹底的にできる事はやっといてあげたいから。
ひょっとするとこれは距離に関係ないんかも。
廃材天国なら常に僕がいろいろ直して快適に使えるようにできるけど、「もっとここがこうやったらなー。」と思いながら改善できないのは超つらいからねー。
どっちにしても、僕もあっこちゃんも絶対に手を抜かずに徹底的に出来る事をやりきる型なので、僕が窯の作業に集中してる間は彼女は料理やおやつ作り。
今回、まっくろくろすけに行って衝撃的だったのは3年ぶりぐらいだったので、当時10代前半だったこどもたちが14、15、16とかになってて、アルバイトにいそしんでた事。
アルバイトそのものは悪いことと違うけど、そのやってる本人曰く「まっくろは自由すぎて、何の制約もないから、バイトのように社会の制約に添うこともやってみたい。」と。
僕のイメージでは自由を勝ち取った暁には人に一時間いくらで使われる身にはなれるはずがないんやけど、彼らはまだ若いし今の資本主義経済社会の構造を学ぶ為の過渡期なんやと思った。
でも嫌々やらされてるんじゃなくて自分の判断で選択した事なら一時期は学びとしていい意味でいろいろ吸収できるんやろね。
まっくろくろすけの大きい子どもや卒業生、父兄、スタッフと述べ20人近い人数での作業だったので、かなり進んだよ。
僕が3泊4日でガッチリと指示しながらだったんでね。
僕のやり方は全てなんちゃってなので、僕が居てその他大勢のやる気のある人員が居れば窯も家もあっと言う間に出来てしまう。
これで今回の旅の一番の目的を果たして、次の京都の京北町を目指した。





昨日の夕方着いて、旅中に連絡のあったブラックひろしとケントくんがきてた。
彼らに玄米を炊いて、風呂を沸かして、ビールも冷やしてもらってたんで、帰ってすぐにご飯の段取りして一杯。
今日も新たなお客が東京から家族で来ることになってる。
旅先でもいろいろめまぐるしく出会いがあったけど、帰るなりこれやからねー。
でも、お客は来れば来る程、何やかんや手伝ってもらえるんで、楽。
お互いに助かる関係性が大事。
ええーと。
兵庫の市川町、まっくろくろすけでは7/24に着いて、25、26と作業。
24の夕方に着いて立派な陶芸用の耐火煉瓦の窯の解体。
この窯をうまく改造してピザの窯にできないかという相談から始まった話。
でも、改造とかよりも解体して、一から作った方が今後の使い勝手に対してはいい。
2日目にはピザの窯の土台になる部分だけを陶芸用の窯を残して、ピザの窯となる土台の横におまけの鋳物の大きな鍋のかかるかまども併設。
たまたま鍋があったのと、まっくろくろすけの要望で同時進行で作った。
耐火煉瓦が陶芸の窯を解体して大量に出たんで、何をするにも簡単にできてしまう。
最近は耐火煉瓦も高くなってるからねー。
3日目の午前中で窯本体完成。
アーチはいつもどおり竹。
裾の方は耐火煉瓦でつくり、半分から上は粘土で。
実は全てを耐火煉瓦でつくる方が組み合わせが困難。
天井のレンガが一つ外れると連鎖的にバラバラと崩れてしまう危険性がある。
で、それを避ける為にはやっぱり土で作るのが一番。
午後からは今ある小屋から軒を延長したり、水道の配管工事をして、新たな流し台を設置したりした。
こういう遠くの仕事は一期一会だと思ってる。
何とか窯だけは形になっても後々ピザパーティーを開く時に使い勝手が悪いのでは困るし、その時になって僕がまたちょこちょこっと直せるんならいいけど、そう簡単にいける距離じゃないんで、徹底的にできる事はやっといてあげたいから。
ひょっとするとこれは距離に関係ないんかも。
廃材天国なら常に僕がいろいろ直して快適に使えるようにできるけど、「もっとここがこうやったらなー。」と思いながら改善できないのは超つらいからねー。
どっちにしても、僕もあっこちゃんも絶対に手を抜かずに徹底的に出来る事をやりきる型なので、僕が窯の作業に集中してる間は彼女は料理やおやつ作り。
今回、まっくろくろすけに行って衝撃的だったのは3年ぶりぐらいだったので、当時10代前半だったこどもたちが14、15、16とかになってて、アルバイトにいそしんでた事。
アルバイトそのものは悪いことと違うけど、そのやってる本人曰く「まっくろは自由すぎて、何の制約もないから、バイトのように社会の制約に添うこともやってみたい。」と。
僕のイメージでは自由を勝ち取った暁には人に一時間いくらで使われる身にはなれるはずがないんやけど、彼らはまだ若いし今の資本主義経済社会の構造を学ぶ為の過渡期なんやと思った。
でも嫌々やらされてるんじゃなくて自分の判断で選択した事なら一時期は学びとしていい意味でいろいろ吸収できるんやろね。
まっくろくろすけの大きい子どもや卒業生、父兄、スタッフと述べ20人近い人数での作業だったので、かなり進んだよ。
僕が3泊4日でガッチリと指示しながらだったんでね。
僕のやり方は全てなんちゃってなので、僕が居てその他大勢のやる気のある人員が居れば窯も家もあっと言う間に出来てしまう。
これで今回の旅の一番の目的を果たして、次の京都の京北町を目指した。