廃材天国HP

2013年06月07日

鉄の鶏カゴ

季節は夏に近付いてきた。
鶏の食べる草が少なくなってきてる。

時々は鶏小屋から出して草をついばんだり、ミミズを掘ったりできるようにする。
「自然養鶏」とは言え、人間の与える餌だけではこういったものは食べられない。

中島正「自然養鶏」の定義とは?
平飼いと言って、ケージじゃなく、地面の上で飼う。
一坪に10羽未満。
自家飼料で育てる。
自分で手植えしてるお米のクズ米、米ぬか、牡蠣ガラ、いりこなどの出汁カス、生ゴミ、雑草。
これが自家養鶏の基本。

今の養鶏場はケージ飼いどころかウインドウレスという、窓がない。
冷暖房完備で24時間点灯。
常に餌を食べ続けさせ、効率よく卵を産ませるシステム。
その餌とは完全配合飼料という外国産のポストハーベスト入りで遺伝子組換えのトウモロコシ主体。
そこに成長を促進させる女性ホルモン、ケージでのストレスから病気にならないための抗生物質という贅沢な配合。
そんな卵食ってたらアトピーにもなるわな。
最近では自然食品の店だけじゃなく、コープなんかでも平飼いの卵を置き始めた。
一個40円以上するのが相場。

えー。
ウチの鶏の話に戻そう。
鶏は自分の小屋から出ても、暗くなったら帰る。
帰巣本能という。
なので、毎日小屋から出しててもちゃんと帰るので、野犬に襲われたりはしない。
でも、菜園の土をガサガサ掘りまくるのが迷惑。

そこで、ラオスに行った時の竹製の鶏カゴを思い出した。
カナディアンファームのハセヤンも作ってた。
そのカゴを毎日動かせば、新鮮な草やミミズを食べられる。
草や虫を食べた代わりに糞をするので、日々移動していけばまたその土地は豊かになる。

鉄の鶏カゴ
軽トラを繰り出し、鉄工所へGO!
ウチの近所には竹藪がないので、代わりにこの鉄の廃材で作ることにした。

鉄の鶏カゴ
何か作ってると必ず「何作んりょん?」と子どもたちが寄ってくる。
「もうちょい大きくなったら教えるきん。」と言われてワクワクしてる。
廃材なんちゃって溶接は超簡単。

鉄の鶏カゴ
テキトーに曲げて全体像を形作っていく。
手でクニクニ曲がるので成形しやすい。

鉄の鶏カゴ
こんな感じになってきた。

鉄の鶏カゴ
あっこ農園のジャガイモが初収穫。
子どもたちのリクエストで丸ごと揚げにした。
圧搾菜種油に、これまた圧搾のゴマ油を加えると香ばしくて美味しい。
自然海塩をまぶしてパーフェクト!



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