廃材天国HP

2013年06月29日

自分労働

28日から植え始める。

自分労働
六角定規で碁盤の目にマーキングが出来てるので、各自自分のペースで植えられる。

自分労働
子どもたちも張り切って植える。

自分労働
こんな風にペースが違っても、回転式の定規のように待たなくていいのがいい。

自分労働
一枚植え終わって水を入れる。
苗が大きくてしっかりしてる。

自分労働
二枚目の田んぼもメイメイ好きなところから植えられる。

僕は昨日も一日中六角定規を回してた。
ずっとやってると結構きつい。
それでも、一日半で3反全てにマーキングできたので、後は植えるだけ。

自分労働
こういう超ガッシリした苗。

籾蒔きも田植えも去年とほぼ一緒なのに苗の生育が全然違った。
こういうのは気候の問題やろね。

去年までの回転式定規でワイワイ言いながらも楽しいけど、今年の「自分のペースで出来る」というのはほんとにいい。
泥の中を歩いて苗を一本ずつ取り、植えていく。
延々とこの繰り返し。
回りの時間が止まったかのような自分だけの時間。

自分の中は平穏な空気で満たされる。
陶芸のロクロ作業、菜園の草取り作業、井戸掘り、ハツリ作業、薪割り、、、。
全ての作業に共通するのは「自分のペース」。
「一日でよりたくさんの労働をこなそう。」というのが折角の美しい労働を台無しにする。
量より質なのだ。

しかし!
ゆっくり、のんびり、ダラダラ、とやってても楽しくならない。
自分がノッてくる、ワクワクするペースというものがある。
アドレナリンかベータエンドルフィンか分らんけど、やってるうちにハイになる。
これが「自分のペース」なのだ。
気がついて顔を上げると、「おおーー、こんなに植えたんか!」と感慨深い。

上質の労働。
それは自分自身にしか分からない。
「はよせな!」
「こんなんじゃダメだ!」
「もっと、もっと!」
という、させられる労働から、自分主体の労働。

一人で静かに黙々と続けるそれは極めて心地の良いもの。
自分の内面に入るちょっとした旅でもある。
そこで起こるあらゆる事象に対する自分の気持ちの変化で、自分の状態が丸分かりになるとも言える。
「失敗したー!」
とかで、イラついてるうちはまだまだ。
そのうち何が起こっても、クヨクヨ考えたり、イライラしたりしなくなる。

これがシャンティーでクールな「自分労働」なのだ。



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