2009年09月17日
建築基準法
いよいよ県の建築課のおじさんから電話。
「先日、新聞に載ってたのを見て問い合わせがありまして、、、。」
と、申し訳なさそうに。
実は取材を受けたのはどくんごのテント劇と手づくり市の事やったのに、記者が「廃材で自宅を建築」とデカデカと見出しをつけた上にカラーの写真まで載ったからやな。
元々、県のおじさんもうちの事(廃材の家)は知ってたみたい。
でも何もないのに積極的には来ない。
建築基準法には「確認申請」というものがあって3坪を超えるいかなる建物も、まず2級建築士に図面を書いてもらってから県に申請してハンコをもらい、建設中の中間検査、完成後の確認にOKが出て初めて建築物として認められる。
特に丸亀市の廃材天国は都市計画区域内やから100平米以上の建物は構造計算が必要だったりするそうな。
もちろん家を建て始めた当初はそんな専門的な事は全く知らない。
そもそも、家とは施主(建築主)が建築士に依頼して、図面を書いてもらってから、上記の工程を踏んで大工さんに建ててもらう。
そこで、建築士なり大工さんが手抜き工事や違法な事をしない為の法律。
ということは廃材天国には素人の僕が建築主であり、他の業者は一切頼んでないからこういう論理は適合しない。
実際、県のおじさんも廃材天国が違法かどうかと言う判断は出来ないし、(もちろん業者が確認申請を出さずにやると違法)じゃあ今から作り変えろとも言えないそう。
でも、素人とはいえあまりにもデカイし、今回のように新聞なんかに載って「あの家はどうなっとんねん」という電話があれば来ざるを得ない。
もちろん僕も彼らの立場は分かるし、「来るな!」と言ったりはしない。
むしろ、「そうなんですか。」と事情を聞いて、法的な事がいろいろとよく分かった。
今後増築とかされる際には建築士に相談してくださいとか、現状は建築基準法第何条第何項に於いてかくかくしかじかで、家ってこうしないといけないんですよ、こういう風に改善してくださいね、という「指導文書」をくれるそう。
それを僕が真摯に受け取って、前向きに考えればいいそう。
全く具体的な「こうしないといけない」というものや、まして罰則なんかは一切ない。
だって素人を取り締まる為の法律じゃないからね。
でも、一通り話終わって「素人でここまでやる人はいない。」とか「ほんとに一人でやったんですか。」とさすがの県の建築のベテランも言葉を失うと言うか感心するというか、、、。
彼らも立場を外して来れば楽しめるんやろうけど、、、、。
県の建築課として来てるからねぇ、、、。
実は建築士のわきおさんが興味津々で同席してて、いろいろアドバイスしてくれた。
もちろんいつかは県の建築課が来る事は彼も予想してたけど、僕のやってる事は前例もなければ、よそと比べられない。
プロからしても工法も見たことも聞いたこともない。
得てして建築士なり、大工さんは廃材天国に感心する。
先日亡くなられた戦前から建築士として活躍してきた三浦先生が廃材天国に来られて「うん、しっかりしとる!大丈夫じゃ。」と言われた事を県のおじさんに話すと一同大爆笑。
何しろ建築の常識から逸脱しすぎて構造計算はおろか、誰にも理解できないという事実。
大学の建築の専門家なり、安藤忠雄さんなり、プロの知識と計算を結集したら計算できるんやろか?
って、ナンセンスな疑問さえ沸いてくる。
僕のやってきた実践的な経験の中にこういう行政とのやりとりや建築基準法とかいう国の決めた法律の知識も加わって益々パワーアップ!
セルフビルドをやりたい若者にアドバイスもできるし。
ここには書ききれない事もあるんで、また直接相談してねー。
「先日、新聞に載ってたのを見て問い合わせがありまして、、、。」
と、申し訳なさそうに。
実は取材を受けたのはどくんごのテント劇と手づくり市の事やったのに、記者が「廃材で自宅を建築」とデカデカと見出しをつけた上にカラーの写真まで載ったからやな。
元々、県のおじさんもうちの事(廃材の家)は知ってたみたい。
でも何もないのに積極的には来ない。
建築基準法には「確認申請」というものがあって3坪を超えるいかなる建物も、まず2級建築士に図面を書いてもらってから県に申請してハンコをもらい、建設中の中間検査、完成後の確認にOKが出て初めて建築物として認められる。
特に丸亀市の廃材天国は都市計画区域内やから100平米以上の建物は構造計算が必要だったりするそうな。
もちろん家を建て始めた当初はそんな専門的な事は全く知らない。
そもそも、家とは施主(建築主)が建築士に依頼して、図面を書いてもらってから、上記の工程を踏んで大工さんに建ててもらう。
そこで、建築士なり大工さんが手抜き工事や違法な事をしない為の法律。
ということは廃材天国には素人の僕が建築主であり、他の業者は一切頼んでないからこういう論理は適合しない。
実際、県のおじさんも廃材天国が違法かどうかと言う判断は出来ないし、(もちろん業者が確認申請を出さずにやると違法)じゃあ今から作り変えろとも言えないそう。
でも、素人とはいえあまりにもデカイし、今回のように新聞なんかに載って「あの家はどうなっとんねん」という電話があれば来ざるを得ない。
もちろん僕も彼らの立場は分かるし、「来るな!」と言ったりはしない。
むしろ、「そうなんですか。」と事情を聞いて、法的な事がいろいろとよく分かった。
今後増築とかされる際には建築士に相談してくださいとか、現状は建築基準法第何条第何項に於いてかくかくしかじかで、家ってこうしないといけないんですよ、こういう風に改善してくださいね、という「指導文書」をくれるそう。
それを僕が真摯に受け取って、前向きに考えればいいそう。
全く具体的な「こうしないといけない」というものや、まして罰則なんかは一切ない。
だって素人を取り締まる為の法律じゃないからね。
でも、一通り話終わって「素人でここまでやる人はいない。」とか「ほんとに一人でやったんですか。」とさすがの県の建築のベテランも言葉を失うと言うか感心するというか、、、。
彼らも立場を外して来れば楽しめるんやろうけど、、、、。
県の建築課として来てるからねぇ、、、。
実は建築士のわきおさんが興味津々で同席してて、いろいろアドバイスしてくれた。
もちろんいつかは県の建築課が来る事は彼も予想してたけど、僕のやってる事は前例もなければ、よそと比べられない。
プロからしても工法も見たことも聞いたこともない。
得てして建築士なり、大工さんは廃材天国に感心する。
先日亡くなられた戦前から建築士として活躍してきた三浦先生が廃材天国に来られて「うん、しっかりしとる!大丈夫じゃ。」と言われた事を県のおじさんに話すと一同大爆笑。
何しろ建築の常識から逸脱しすぎて構造計算はおろか、誰にも理解できないという事実。
大学の建築の専門家なり、安藤忠雄さんなり、プロの知識と計算を結集したら計算できるんやろか?
って、ナンセンスな疑問さえ沸いてくる。
僕のやってきた実践的な経験の中にこういう行政とのやりとりや建築基準法とかいう国の決めた法律の知識も加わって益々パワーアップ!
セルフビルドをやりたい若者にアドバイスもできるし。
ここには書ききれない事もあるんで、また直接相談してねー。