廃材天国HP

2009年09月14日

博之さんの有機農家全国ネット構想

久しぶりに埼玉から鈴木博之さんが来てくれた。
ニュージーランドに行ったみんなに博之さんが向こうから送られてくる(もちろん英文)定期の満期のお知らせの見方から今後の対応の事について勉強会を開いてくれた。
英語も出来ない上に事務処理や管理にほぼ関心のない僕にはかなり大変な作業。
でも、何もしてなくて国家破産、預金封鎖やハイパーインフレの大津波で手持ちの円が吹き飛ぶよりは多少努力しよう。
一年定期で4、6%もつくし、もし何もなかったとしても日本の銀行に預けとくよりはマシ。

僕らが口座を作った銀行は現地へ行かないと口座を持てない。
今回の新情報としてNZのHSBC(香港上海銀行)なら、日本に居ながら口座を作れるサービスを受けられることになったそう。
これは現地で超お世話になった、僕よりちょい年上で不動産の仕事をしてる村上さんのコネで可能になったサービス。
国内では第二海援隊という浅井隆さんの会社の坂元さんが今後のケアを全て引き受けてくれてる。
それでも博之さんは「どうしてもNZに行けない人にはありがたいサービスだけどやっぱり自分のお金を預ける銀行には直接行った方がいいよ。」とNZに行くことを勧める。
また来年の4月にはツアー組むそうなんで、行きたい人は言ってね。
実際僕も自分で行ってみて「NZに口座開設!?」と大事のように思ってた以前よりは身近な感覚になったもん。
村上さん本人と喋って今後の相談が出来るのもありがたいしね。

その勉強会の前に博之さんの希望で丸亀の「よしむら農園」http://www.yoshimuranouen.com/index.phpの吉村さんと善通寺の「ポパイくん」の長谷川さんを訪ねた。
これは博之さんの「有機農家全国ネット」構想の為の準備として。
博之さんは経済崩壊の防衛としてお金よりも大事なのは食べるものを作る事だと力説するし、そうじゃないと僕も博之さんを呼んだりしない。

何しろ有機野菜を買いたくても有機JAS認定ぐらいしかガイドラインはないし、たくさんのお金や労力をかけないともらえないあんな国の認証はアテにならない。
事実、銅や硫黄などは古典的な農業資材として認めてるぐらいやからね。
だったら自分の足で直接訪ねてどういう人物なのか話をし、畑を見せてもらってからその信頼のおける農園をサイトで紹介するというもの。
ネットで県外から5㌔3000円以上もする有機無農薬の米を買ってる人は少なくない。
だったら近くで信頼のおける有機農家から安く買えるよという情報提供にもなる。
更に有機農家同士の横の繋がりや都会からの研修生の受け入れの案内もできる。
研修生を受け入れたいけど部屋がなくて、という時には僕が廃材で数日でワークショップ的に建てに行く、とかね。
博之さん自身が有機農家を訪ねたり、ホームページ作成や管理は全て無償。
博之さんは働かなくても生活費に困らないいわゆる「経済フリー」のスタイルを実現されてるのでこの「有機農家全国ネット構想」はボランティアでしたいと。

丸亀の「ギャラリー宙」で開かれた勉強会の後は廃材天国に場所を移しての懇親会。
もちろんあっこちゃんのオリジナル野菜料理で。
昨日のメニューで最高に面白かったのはナスのハンバーグ!?
豆腐やレンコンのハンバーグはよくあるけどナスは聞かんよねー。
あっこちゃんのマニア料理はその場の即興やからレシピ化できん難点があるけどね。



  

Posted by 陣 at 09:46Comments(0)イベント