2010年06月23日
意外な不耕起植え
おとといの続きで手植えの田植え。
昨日は屋久島の二人も加わり、益々大人数に。
昨日も書いたけど、伝統的な定規を使った植え方しかしたことない僕たちにとって糸川さんの定規なしのフリー田植えは新鮮なアイデアに聞こえた。
なので、二枚目の田んぼが終わって、3枚目の最後の田んぼは「糸川式前進フリー植え」にした。
最初はコンクリートの真っ直ぐな畦に合わせて植えるんで、そこそこズレないように植えられる。
でもだんだん田んぼの中の方になってくると、歪む歪む。
定規でキレイに植える理由の一つに「田車」という草取り用の木製の道具を押すという事がある。
でも、ウチは「ジャンボタニシ除草」なので田車は使わない。
なら、歪んでもええやん。
特にみんな素人ばっかしで植えてるんで、歪み放題。
でも、やってびっくりの発見がいくつもあった。
まず、定規を回転させるというアクションがなくなった事で楽になった。
今まではバックしてたのが前進になって、多少身体の違う部分を使うようになって楽になった。
やれ、歪んだとか、間隔が広くなった狭くなったとか、遠くに目標を置いて植えると歪まないとか、色々な気づきが生まれる。
手植えの最大のポイントは苗を少なくして(一本植え)間隔を広く(30cm)とることにある。
こうすることで健康でがっしりとした稲になり、無農薬でも病気や害虫にやられない。
でも、慣れてないし、自分の目の前しか見てないとすぐに間隔が色々になってしまう。
常に全体を意識しながら目の前の作業をすることが大事。
最大の気づきは定規植えのルーティーン的な「労働」という感覚から、フリー植えの「即興」になったこと。
この決められたことをこなすという感覚と、自由に即興で作業する違いはとてつもなく大きい。
これは僕の廃材建築の根幹とも通じるところがある。
昼までに毎年植えてるヒノヒカリの田んぼにメドがついてきた。
今年は黒米と赤米も苗を準備してる。
おとといの夕方、糸川さんのアイデアで苗代の雑草を取って、半不耕起というやりかた。
まず、黒米を糸川さんがフリー植えの見本を見せてくれた。
後はみんなで植えたら、予想外に苗がたくさんあって余った。
ので、苗代の隣の草茫々の部分に植えることにした。
これは完全に不耕起自然農の川口式の田植え。
まず、草が大き過ぎるのを草刈り機で刈り飛ばし、そこに、同じようなフリー式で植えてみた。
植えた後には水を張って、今生えてる陸の草の淘汰を促す。
いやー。
今年は定規からフリー植えと、久々の不耕起自然農と、盛りだくさんな内容になった。
大勢来てくれて、2日で完全に美しく終わったし。
夕方はこれまたみんなで協力して晩の宴会の準備。
労働の後のお酒は最高。

苗代の草をとって、黒米を植える準備。

糸川式前向きフリー植え。

カブトエビを必死に取る人たち。

お昼は香川県産さぬきの夢2000のさぬきうどん。

黒米のフリー植え。

しっかりした「田んぼ苗」これを一本づつ植える。

不耕起自然農。

よく見ないとどこに植えてるか分からない。

一番手前は半不耕起の黒米、草まみれのが不耕起自然農、その向こうがヒノヒカリ。
水を張った田んぼは美しい!
昨日は屋久島の二人も加わり、益々大人数に。
昨日も書いたけど、伝統的な定規を使った植え方しかしたことない僕たちにとって糸川さんの定規なしのフリー田植えは新鮮なアイデアに聞こえた。
なので、二枚目の田んぼが終わって、3枚目の最後の田んぼは「糸川式前進フリー植え」にした。
最初はコンクリートの真っ直ぐな畦に合わせて植えるんで、そこそこズレないように植えられる。
でもだんだん田んぼの中の方になってくると、歪む歪む。
定規でキレイに植える理由の一つに「田車」という草取り用の木製の道具を押すという事がある。
でも、ウチは「ジャンボタニシ除草」なので田車は使わない。
なら、歪んでもええやん。
特にみんな素人ばっかしで植えてるんで、歪み放題。
でも、やってびっくりの発見がいくつもあった。
まず、定規を回転させるというアクションがなくなった事で楽になった。
今まではバックしてたのが前進になって、多少身体の違う部分を使うようになって楽になった。
やれ、歪んだとか、間隔が広くなった狭くなったとか、遠くに目標を置いて植えると歪まないとか、色々な気づきが生まれる。
手植えの最大のポイントは苗を少なくして(一本植え)間隔を広く(30cm)とることにある。
こうすることで健康でがっしりとした稲になり、無農薬でも病気や害虫にやられない。
でも、慣れてないし、自分の目の前しか見てないとすぐに間隔が色々になってしまう。
常に全体を意識しながら目の前の作業をすることが大事。
最大の気づきは定規植えのルーティーン的な「労働」という感覚から、フリー植えの「即興」になったこと。
この決められたことをこなすという感覚と、自由に即興で作業する違いはとてつもなく大きい。
これは僕の廃材建築の根幹とも通じるところがある。
昼までに毎年植えてるヒノヒカリの田んぼにメドがついてきた。
今年は黒米と赤米も苗を準備してる。
おとといの夕方、糸川さんのアイデアで苗代の雑草を取って、半不耕起というやりかた。
まず、黒米を糸川さんがフリー植えの見本を見せてくれた。
後はみんなで植えたら、予想外に苗がたくさんあって余った。
ので、苗代の隣の草茫々の部分に植えることにした。
これは完全に不耕起自然農の川口式の田植え。
まず、草が大き過ぎるのを草刈り機で刈り飛ばし、そこに、同じようなフリー式で植えてみた。
植えた後には水を張って、今生えてる陸の草の淘汰を促す。
いやー。
今年は定規からフリー植えと、久々の不耕起自然農と、盛りだくさんな内容になった。
大勢来てくれて、2日で完全に美しく終わったし。
夕方はこれまたみんなで協力して晩の宴会の準備。
労働の後のお酒は最高。
苗代の草をとって、黒米を植える準備。
糸川式前向きフリー植え。
カブトエビを必死に取る人たち。
お昼は香川県産さぬきの夢2000のさぬきうどん。
黒米のフリー植え。
しっかりした「田んぼ苗」これを一本づつ植える。
不耕起自然農。
よく見ないとどこに植えてるか分からない。
一番手前は半不耕起の黒米、草まみれのが不耕起自然農、その向こうがヒノヒカリ。
水を張った田んぼは美しい!
タグ :不耕起