廃材天国HP

2012年07月17日

「あっこスイーツ教室」のテーマは夏のジャンクフード

いやーーー。
やっと夏本番というぐらいの暑さになってきた。
イイ感じに暑くて、夏野菜とビールが美味い!

このぐらいの暑さじゃないと、夏野菜の力もビールのウマさも本領発揮しない。
作業してると滝のような汗ってレベルになってきたもんね。

一軒目の廃材ハウスの高瀬町は海抜70mと、中山間地で涼しかった。
真夏でも、夜中には網戸を閉めて寝ないと涼し過ぎるぐらいだった。

今の丸亀市郊外の廃材の家は海抜一ケタ。
名物、瀬戸内の夕凪がバッチリ効く。
まだ、この時期には風が止むことはなくて涼しい範囲。

廃材天国の室内も30℃を超えて来た。
当然エアコンはない。
天井が高いのと、窓が多いので明けまくって風が入るとなんとかなる。

夜開ける窓のアルミサッシの部分には網戸がある。


でも、この木製の建具の部分には網戸がないので開けられない。
左の土壁のが母屋。
右の二階の角ログ造りの建物が陶芸の工房。

あっこちゃんの要望で網戸を作ることに。
網戸は木枠を作りつけてしまって網を張るのが簡単な方法。


一番左の自動ドアのステッカーのあるガラスは厚みが2㎝もある超重いもので、はめ込んである。
そのガラスの部分に3枚の木製の建具が収まって、大きな開口部になる。
かつて、ライブでここを入り口にすることもあったんで、はめ込み式の網戸を作ってしまうのはどうかと躊躇してた。
かと言って、網戸もスライド式にするのは困難。

で、思いついた!
それなら、枠をビスで脱着式にすればいい!


二階の工房に下にストックしてる細めの廃材から材料を選ぶ。
細い材は解体現場ではほぼ出ない。
重機で壊すから折れてしまう。
こういうのは自分で現場に行って、バラしてこないといけない。


丁度いい感じの細くて揃ったのがあった。


計って、カットしてサンダで磨く。


造り付けにするんじゃなく、枠を作ってビス留めして、いつでも取り外しが出来るようにする。


厚みの差の部分には板を張って、蚊が入らないようにする。
こういう板は大工さんから来る廃材。
あらゆる廃材がストックされてるからねー。


網をガンタッカーで留めて完成。

思いついて、廃材の物色や加工を入れても2時間ぐらいの作業。
何も材料を買わなくて出来るのが廃材天国の誇り。
廃材使いのスキルが上がって来ると、どんどん速くてキレイにかつ丁寧な仕事が出来るようになる。

今シーズンでは一番暑かったと思われるけど、網戸のお陰で涼しく熟睡できたしね。
こんなに涼しくなるならもっと早くから作っときゃよかった。

やってしまええば簡単なことも、やる前には「戸が開かなくなると困るしなー。」とか考え過ぎて、作業に取りかかれてなかった。
後で気づく、「なーんや、簡単やったやん!」て事は多い。
廃材生活12年の僕でさえそう。
まだまだ、「考え過ぎる」という癖が残ってる。
考えずに直感で動くことの実践だ!
その実践の積み重ねが快適な生活を約束させる。


ナスも僕ら家族が食べるぐらいはギリギリで採れてる。
いよいよ今シーズン初のグラタン。
ソテーしてトマトソースで軽く煮たナスと、玉ネギを炒めて豆乳ホワイトソースに絡めたマカロニを重ねる。


オーブンで焼いて、バジルをバサッと乗せて完成。


チマサンチュがそろそろトウ立ちしそう。
歯ごたえがワイルドやけど、何とか食べられる。
甘酒ドレッシングを強くしてカバーする。


もずくと椎茸の和えもの。
これはポン酢でサッパリとさせる。


えー。
久々に「あっこスイーツ教室」開催決定!
ちびっ子連れ参加歓迎。
うちがいつやってるように子どもと作る教室。

7/23(月)朝10時からお昼まで
大人2000円、小学生1000円、3歳から500円。
スイーツ作りの後は、簡単なあっこ料理でランチタイム。

今回は
「人参のスティックドーナツ」
大きなイベントなどで、アメリカンドッグを子どもたちが欲しがるので、畑の人参と手作りの生地とで作ってみた。
これが大好評!

「豆乳のアイスクリーム」
自家製の甘酒だけで甘みをつける、マクロビアイス。
食べた後の喉の渇きがない、サッパリ系。
乳製品も砂糖もナシやから当たり前なんやけど、ちゃんと美味しいアイスクリームになるよ。

特に、この季節はイベントやお祭りが多いもの。
そういう所で子どもに「アレ食べたいー!」とねだられる。
いつもいつも、「アレはね、、、。」と我慢させるばかりよりは、手作りで作ってしまおう。

申し込みは
haizaitengoku@gmail.comまで。
  

Posted by 陣 at 06:46Comments(0)手作り、無添加