廃材天国HP

2012年07月15日

一家総出の作業になった

朝一番に子どもたちが、簡易トリ小屋に駆けつけると!


まだ温かい生みたて卵ーーー。
にこちゃんは取れなくて残念。


昨日は何と、あっこちゃんも参入。
あっこスイーツを高松に卸すのを辞めて余裕が出来たそう。
今は善通寺の自然食品店「ポパイくん」の受注生産と出店だけ。
毎週毎週、新たなお菓子の開発やら、徹夜仕事での生産(ラッピングやポップ作りも)に明け暮れてたからね。
重要はあるし、「他にないものやから、求めてる人にはできるだけ提供したい。」と言い続けてたけど、、、。
「やっぱり、畑作業や子どもたちと一緒に手作りする生活を優先したい。」と。
よかったねー。

いかに稼ぐか?よりも、いかに使わないか?を念頭に置いた生活。
月に10万もあったら余る。
家賃、借金、ローン、光熱費がない生活。
ハッキリ言って、月に5万でも貯えが減るということはない。
安定した収入は皆無なので、何か買う時に「ホンマにコレ要るんか?」とトコトン考える。
要らないモノは絶対に買わない。

廃材利用だったり、自作できるもの、解体現場で盗ってこれるもので十分事足りる。
今回のトリ小屋作りに関しても、材料は何一つ買ってない。
買ったものと言えばビスぐらい。


僕は鶏が卵を生む小さな小屋作り。
鶏は地面から高い所で、少し暗い箱があると自然とそこへ生む。


廃材の家作りと並行して、井戸を掘った。
その時に出た粘土。


枯れ草と水でグチャグチャに混ぜて。


棟の部分に塗り付けた。


その上にも屋根を設ける。
廃材天国内でいらない木を伐採したのが2、3本あった。
何となく屋根っぽくくっつける。


畳やの廃材+廃ビニールで完成。
ツリーハウス風トリ小屋!


内側はこんなん。


昨日は彼は午前中は気分が乗らずにやらなくて、午後は学校の友達の家に遊びに行ってた。
5時過ぎて帰ってきてから、超やる気でやりだした。
子どもは気まぐれ。
「一回やる言うたんやから、やり続けんといかん!」とは絶対に言わない。
僕はずっとやってる。
「やらせてー。」と来たら、「どうぞ。」と言うだけ。
やりたかったらやったらええし、辞めたくなったら無理しない方がいい。


土歩も一人で、丸太を押さえながら片手でインパクト持ってビスを打ちこむのは大変。
それでも前の日はやってたけどね。
昨日はあっこちゃんと二人一組、インパクト2台体制で楽に出来てた。


お陰で僕はどんどんディティールに凝る。
内部に雨が入らないように、着物の古いのの中に廃ビニールを張ってある。


この、鶏が卵を生むスペースと雨宿りする所は出来た。
後は外の柵を強化するのと、入口のドアぐらいかな。


晩ご飯はコレ!
これほど卵ご飯を喜ぶ子どもも少ないんちゃうかなー。
滅多に買わないんで、遠足の時のお弁当とか特別の時だけやったからね。


あっこちゃんと子どもたちは夕方手分けして、風呂焚きにステンレスカマドでの料理。
残り物を入れた、簡単餃子。
生地は手打ちうどんの時の残ったのを冷凍してたやつ。


テキトーに作っても何とか餃子っぽくはなる。


それと、何と言うても生のキュウリが美味い。
労働で汗びっしょりかいた後には最高!

この手作りの最高料理もエアコンの効いた店でかしこまって出て来たって、美味しさが半減すると言うもの。
一日の労働の後、菜園から収穫、薪で料理して、手作りの〇〇と!
これがセット。
この感動は実践しないと味わえないぞ。

もちろん、無理してするこたあない。

やりたい奴だけやればいい!

「やりたくても出来ない。」なんてことは世の中に存在しない。
「やりたくないからしない。」というのが的確な日本語。
モシクハ、「いつかやりたいんよねー、と言っていたいから言う。」とか。

自分の意思と、自分の選択で!
  
タグ :トリ小屋

Posted by 陣 at 07:45Comments(0)自作