廃材天国HP

2013年05月09日

今年も「アートでたんぼ」準備中

プチ廃材建築2日目。

今年も「アートでたんぼ」準備中
掘って埋め込んだ独立基礎の6本の柱の下場で水平のラインを引く。
そこから測って切りそろえる。

今年も「アートでたんぼ」準備中
薄い材で繋ぐ。

今年も「アートでたんぼ」準備中
上に乗せる梁の準備。
柱の根元で仮に傾斜をとって、墨付け。

今年も「アートでたんぼ」準備中
ノミの代わりはチェーンソー。

今年も「アートでたんぼ」準備中
このぐらいで十分。

今年も「アートでたんぼ」準備中
一本目を乗せて、二本目の墨付け中。

今年も「アートでたんぼ」準備中
ちゃんと合ってる。
もうちょっとぐらいズレてもいいけど、合うのがいけない訳でもない。

今年も「アートでたんぼ」準備中
三本とも乗せる。

今年も「アートでたんぼ」準備中
上の角材を測ってカット&磨き。
乗せてビス留め。
この上にトタンを打ちつける。
廃材建築においてはここには細い材で十分とか考えない。
新品の材を買うという前提では最小限の材料で強度や用途を達成しなければいけない。
廃材の角材がふんだんにあるので、どうしても太い角材ばかりで作ってしまう。
在来工法の家の柱に使われる5寸3分(10、5㎝)の角材は大抵275㎝~285㎝(一間半)。
だから今回の小屋の一間半の箱を2つ繋げた、一間半×三間というのは超作りやすい。

今年も「アートでたんぼ」準備中
筋かいも3寸5分角で大きく入れる。
何しろ廃材はいくらでもある。
ここでも材料を倹約するという発想はない。

今年も「アートでたんぼ」準備中
帰りに「アートでたんぼ」の会場に寄った。
このイベントの主催者の河野さんに土地を借りて廃材建築を始めたのが、13年前。
ここから歩いてちょっとの所に、今でも一軒目の廃材ハウスはある。

今年も「アートでたんぼ」準備中
河野さんが米粉のお好み焼きの準備を始めると、田村さんがキャベツを持って現れる。
田村さんは廃材建築の師匠でもある。
廃材建築というより、廃材生活の師匠。
「おう、それやったら〇〇さんとこにあるわ。」と家の材料を事後承諾でもらってきてくれることしばしば。
軽トラのライトが切れると近くのスクラップ置き場から採ってくる。
そのスクラップ置き場の管理のおっちゃんから廃ガソリンを買うことも習った。
ドラム缶一本(200ℓ)で1万円だった。
田舎のおっちゃんから学ぶことは山ほどある。
こういうおっちゃんこそが地に足をつけて生きてるというものだ。
都市で口だけの消費ロハスを標榜する前に、教えを乞うのは必須だぞ。


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