廃材天国HP

2013年05月02日

大油田地帯のうどん県

筍を頂いた。

大油田地帯のうどん県
早速薪で茹でる。
このペラペラの移動式鉄板カマドは手軽に移動できて便利。

大油田地帯のうどん県
ヌカを入れたりせずとも大丈夫。

大油田地帯のうどん県
なぜならこの薪の超強火によってガンガンに沸かせるから。

大油田地帯のうどん県
超強火にすることで、こんな風にモコモコのアクが出てくる。

大油田地帯のうどん県
それを超えて、グラグラに沸かす。

大油田地帯のうどん県
もう、いくら沸かしてもアクが出なくなる。

大油田地帯のうどん県
そのまま冷ました後、新しい水に換える。
今からの季節はデカイタッパーに水を張って冷蔵保存。

大油田地帯のうどん県
廃材の家では、薪で一日3食の料理、風呂、暖房と熱源の全てを賄う。
車は天ぷらカー。
天ぷらカーの上の大きな軒には4キロワットの廃材ソーラーパネルを搭載してる。
水は手掘りの井戸。
電気、ガス、水道、ガソリンというエネルギーは完全に自給というか廃材利用でタダで賄ってる。

昨日天ぷらカーに改造してもらった「満月屋」の岩本さんから電話。
四万十川流域や沖縄のある町など、同じ地域で数台の天ぷらカーが走り始めた所がある。
そういう所で、廃油の需要が高まり、供給量が不足するという事態になってるとか。
 
大油田地帯のうどん県
もらってきた廃油を一度沈澱させて、上澄みを80ミクロンのメッシュに通す。

大油田地帯のうどん県
更に、この「コスロン」というフィルターを大量に装備した自作濾過機を通す。

大油田地帯のうどん県
これで、やっと天ぷらカーに入れられる燃料となる。

ウチは自分の消費量を上回る程もらってもしゃあないんで、今のところはもらう量をセーブしてるぐらい。
岩本さんによると、そういう潤沢な地域の人が溜めておいて、足りない地域の人に販売するというアイデアも考えてるそう。
その気になれば、セルフのうどん屋の多い香川は大油田地帯。
おでんに入れる方の天ぷらの製造工場もたくさんあるし。
もちろん、今も色んな業者が廃油を集めに回ってる。

一度ハチ合わせた業者に、廃油からBDFに加工するプラントを持ち、ガソリンスタンドに販売してるという猛者もあった。
要はそういう業者よりも、ウチがもらいに来た方がメリットがある事をアピールするのだ。
より頻繁に回収に行き、店員に声をかけて仲良くなり、多少の掃除や片付けも進んで手伝う。
何なら焼き締めのビアマグでもプレゼントする。
そうすれば、必ず既存の業者を差し置いてもらえるようになる事ウケアイだ!

う~~~ん。
まさに隙間産業。
産業とも言い難いけど、自分の燃料代がタダになるだけじゃなく、重要があって販売もできるとなれば立派な産業だろう。
イッヒッヒ、儲かるな!

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この記事へのコメント
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Posted by 株式会社フルタイム at 2013年05月03日 20:12
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