廃材天国HP

2011年03月29日

いかにして原発が日本に導入されたか?

NHKの番組です。
1950年代、アメリカがビキニ環礁の水爆実験をして、第五福竜丸が被爆。
米ソの冷戦の下、核の平和利用が叫ばれ、当時の読売新聞の社主が率先してアメリカの「平和大使」としての原発の学者を受け入れたというストーリー。

【NHK スクープ現代史】
http://video.google.com/videoplay?docid=-584388328765617134&hl=ja#www.mauinews.com/page/content.detail/id/547557.html

NHKなので、そこそこに消されるそうなので、早めに見た方がいいみたい。
昨日、工房でロクロひいたドンブリの底を削りながら見たよ。
ここの所、見るものが多いんで、ながらじゃないとねー。
ほとんどが音声で理解できるんで、合間に映像見るぐらいで十分。

これだけ、したいように世論操作されて原発が54基も建ってきたんやからねー。
54基のウチ数基が事故起しただけでこの騒ぎ。
浜岡も怖いし、若狭湾もヤバイ。
それよりなりより、ほぼ報道されないけど、六ヶ所村の再処理工場の核廃棄物の貯蔵施設のプールはほとんど満杯状態。
各原発から毎年でてくる核廃棄物の行き場に困るレベル。
しかも再処理工場は問題ばかりで稼動すらしてない。
もっとも稼動して、核廃棄物を再処理して、高レベル核廃棄物をガラス固化体にして地下300mに埋設処分する候補地すら見つかってない。
高知でも手を上げた候補地は住民の反対でキャンセルやったし。
まあ、このテレビの1950年代にはこういう事態になるとは予想せんかったんかなー。

今回のことで世界中は原発を見直してる。
まだまだ、日本ではそうはいってない。
ネットの中ですら、反原発の動きを国のプロパガンダに洗脳された人が中傷してるようなレベル。
反対じゃなく脱却とか卒業。
反原発じゃなく、脱原発とか卒原発やね。
オルタナティブエネルギーもオルタナティブライフも楽しいもん。

  
タグ :NHK

Posted by 陣 at 10:07Comments(0)社会

2011年03月29日

懐かしい「銭型金太郎」出演者

2005年に「銭形金太郎」というバラエティー番組にウチが出た。
自給自足貧乏特集ということで。
その時に一緒に出たのは福島の「獏原人村」のマサイさん(実家の茨城に避難されてるそう)。
自然農の「やまなみ農場」の佐藤さんの弟子で、廃墟の脇に小さな小屋を建てて就農してた葵ちゃん。
その葵ちゃんが初めて廃材天国に!

彼女はあの雪の中の小さい小屋での農生活を2年した後、長野の有機農業の学校へ一年、フランス語を勉強して、青年海外協力隊の隊員としてブルキナファソ(西アフリカ)に2年間いってたそう。
去年帰ってきて、国内でウーファーしたりしてたそう。
で、この4月からは飛騨高山の伝統工法の大工の学校に行くんだそう。

いやー、こういう元気な若者が居ていいねー。
大体ウチにくる若者は、当たり前の月何十万か稼いでそのお金を何でも買って生活していくというんじゃない路線を選んでる。
もちろん、自分の心に違和感がなくて最高に好きな事をして何十万稼ぐのはとってもいいことだとも思う。
昨日も書いたのは「現時点でいくらいくらないと生活できない。」という守りに入ると全然楽しくないってこと。

「なるようになる」とかいう言葉が僕は大嫌い。
それって見方の問題。
結論としては、何でもなるようにしかなりようがない(当たり前)。
問題は「どうなりたいか」という自分の主体性。
僕の姿勢は「したいようにする」が基本。
一番大事なのはそうできない状況を作ってはならないということ。
ソレが昨日書いたローンだ、家賃だと月々のペイが増えると、いかにソレをこなすかという守りに入ってしまうから。
したい事も好きな事もみんな違う。
バラバラでいい。
そもそも自然界はバラバラの要素が重なり合って調和してる。

僕の自画自賛生活なり、言ってる事は他の人にとってはどうでもいいと思う。
自分として、自分の好きな事や楽しいことにしかモチベーションは上がらんという事実がある。
嫌なことにはノーと言うし、やらない。
やりたい事には全力で向かう。
今はできてなくても、そういう生き方を目指す若者には最大の応援をしたい。

この原発震災はそういう若者には完全に追い風だ。
躊躇するなよ!!!

  
タグ :テレビ

Posted by 陣 at 08:32Comments(4)来訪者