廃材天国HP

2010年08月16日

美味しんぼ「104」

高校生の頃、友人に借りて読んだ時にも「おもしろい!」と思った。
本質をついた内容やからね。

最近、104巻を買った。
「食と環境問題」というテーマ。

沖縄の「泡瀬干潟」の「アーサー」という海草が干拓の埋め立てで激減してる。
天竜川の「ダム」のせいでアユが居なくなったり、海に砂が届かなくて砂浜が痩せてる。
長良川の「河口堰」のせいでアマゴが海に下れなくなり、本来なら海から戻ってきてサツキマスという大きな魚になるのを妨げてる。
築地移転問題も、実際に働いてる人たちは反対してるのに、まず移転ありきで計画が進められてたり。
六ヶ所村の「核燃料再処理」問題は言うまでもなく、三陸の昆布やワカメ、魚介類が全て放射能で汚染される。

しかも、各専門家やそこで調査してる人たちが漫画の中に登場して、状況を説明してくれてる。
先日、講演会に行った田中優さんや、映画「六ヶ所村ラプソティー」にも出てくる、米農家の苫米地さんや「花とハーブの里」の菊池さんも登場してる。

全てに共通する図式は「行政、ゼネコン、学者」という三角形だというくだりが出てくる。
しかもその行政を動かすのは政治家。
それも利権を握る古い体質の。
その政治家にすりよる「原発は安全だ。」とか「このダムは必要だ。」という学者が居る。
と、こういう締めくくられ方をしてる。

最後に海原雄山のセリフ「何も産み出さないことに、日本は多大な国費を費やしてきた。その国費を教育や新しい産業の育成に使っていたら日本の国力はもっと上がっていただろう。今こそ姿勢を改めない限り、日本は三等国家に没落する。」と。
もう、しっかり三等やんとも思えるし、本当に美しい四季があり、瑞穂の国であり、すばらしき発酵食文化の残る国とも言える。
両方の視点を見つめないといけない。
全く楽観して「全てうまくいく、なるようになる。」という無関心でないけない。
また、悪い所にばかり目をやって「未来に希望がないから子どもを作らない。」などと飛躍した若い奴など言語道断。

「行政、ゼネコン、学者」と政治家が問題ならば、どうすればいいのか?
昨日の繰り返しになるけど、結局は「無関心」な選挙に行かない層によって、利権にまみれた政治家が受かってこういう現状が繰り広げられてる。

今回の香川県知事選でマジに「渡辺さと子」が受かれば、全国に影響するぐらいのモン。
断じて、自民党公認で官僚出身の浜田けいぞう氏を受からせてはいかんぞ!

いや、ほんと「美味しんぼ」読んでよね。

  
タグ :美味しんぼ

Posted by 陣 at 08:35Comments(0)社会