2009年10月30日
パスタマシン
去年、滋賀の「山水人」(やまうと)という祭に出店して以来。
11/1(日)宇多津町の「収穫祭」に「手打ちパスタ」での出店。
山水人の時は焚き火調理やったし4、5日居たので、毎日パスタマシン回してた。
今回は町のイベントなんで宇多津駅のすぐ近く。
当然薪調理はダメ。
一日のイベントなのでパスタも事前に仕込んでおく。
最近出合った料理書に「パスタマシンで麺道楽」大森大和(文化出版局)というのがある。
手打ちの本格的な蕎麦屋を営む傍ら、麺工房「遊」という教室的な事が好評で、この本が出版されてる。
素人が本格的な手づくりに挑戦しようとして、一番ハードルが高いのが道具や設備などの環境面。
そりゃ、広い麺打ち台、大きな無垢の鉢、長いノシ棒、大きな釜に強い火力、、、と、ハマれば趣味の蕎麦打ちでもコダワル人も少なくはない。
確かにそういう環境さえ整えれば玄人ハダシにもなりえる。
だって、作業がやりやすいに決まってるから。
それよりも、その道具や設備に注ぐエネルギーが作業に集中させるからだろか?
大森さんは今までに散々麺打ちを指南してきて、思うのが。
小麦粉1㌔もあれば10人前の麺が打て、楽しく、美味しく、安くつくと、みなさん家庭でも麺打ちを楽しんでるのかと思いきや「道具を出すのがおっくうになって、、、。」とかなかなかそうでもなかったんだそう。
そこで、重労働の揉み込みをしてくれ、均一に生地を延ばし、切ってくれる、パスタマシンに着目されたそう。
更にはフードプロセッサーでの水回し(最初に粉と水を均一に混ぜる工程)など、徹底的な省力化をこの本では披露してる。
うどん、中華麺、韓国風冷麺、当然パスタ!
各麺だけでなく、出汁やトッピング、味付けのレシピも。
材料にもこだわってて、国産の粉はもちろん、手づくりのラー油や薬味的な調味料の作り方も書いてくれてる。
僕も中古で買ったパスタマシンで手軽に手打ちうどんやパスタをたまに遊びでやってたけど、この本のバリエーションには脱帽!
なんちゃってなのに本格派というか、元々本格的に修行した達人がこういう事を言ってくれるとほんとに嬉しい。
陶芸でも七輪陶芸とかあるしね。
で、本の通りにやってみるとほんと順調にうまくいく。
出店というても、あくまで遊び感覚。
こういう機会がパスタマシンを使いこなせるスキルアップにも繋がるし。
あっこスイーツなんかもここの所、研究に研究をという言葉がピッタリ。
中々自分の家族だけの為にやってると、まずはそこまで頻繁に同じようなものを作れないという問題や、大量に作っても、、、という問題もあるしね。
あっこちゃんなんかは他の人の為やと、益々手を抜かずに本気モードやし。
でも、僕を料理に開眼させてくれた牛窓の小向さん曰く「ここまでこだわって料理して、他人の為にお金取っては絶対に出来ないよ。」と。
だって、自家製の無農薬野菜やハーブに徹底的にこだわった調味料で一から全部手づくりする訳やから、お金頂いたっていわゆる採算なんかまず合わない。
僕も正直、毎日毎日自分で手植えした自家製米で玄米作って売りたくはない。
そもそも、売れるからというて田んぼの面積増やすとかになってくると文字通り本末転倒。
やっぱり手植えは合わないからまた機械導入しようとかアホな事にもなりかねない。
手づくりはそのプロセス自体が楽しいから、結果を見込んでプロセスをないがしろにするようになる前に止めた方がええ。
もちろん、借金して店舗構えたり、毎月テナント料だの、人件費だの、経費をペイしながら自分も生活費出していくとかなら、よっぽどのコンセプトがないとただの商売になってしまう。手づくりの本物で徹底的にこだわって、美味しくて、採算も合うというのは超難しい。
ここら辺りでそれが実現してるのは丸亀の「明水亭」なんかが代表選手。
あっこちゃんは知らんけど、僕はそういうのは目指さない。
やるからには自分がおもろいと思える範囲でね。



これは31(土)の「一日カフェinしのじーのお話会」用のフルーツパイ。
今が旬の柿やナシに冷凍しておいたブドウ、ブルーベリー、桃の5種のフルーツ。
それが全粒粉とオリーブオイルの生地に包まれたパイ。
11/1(日)宇多津町の「収穫祭」に「手打ちパスタ」での出店。
山水人の時は焚き火調理やったし4、5日居たので、毎日パスタマシン回してた。
今回は町のイベントなんで宇多津駅のすぐ近く。
当然薪調理はダメ。
一日のイベントなのでパスタも事前に仕込んでおく。
最近出合った料理書に「パスタマシンで麺道楽」大森大和(文化出版局)というのがある。
手打ちの本格的な蕎麦屋を営む傍ら、麺工房「遊」という教室的な事が好評で、この本が出版されてる。
素人が本格的な手づくりに挑戦しようとして、一番ハードルが高いのが道具や設備などの環境面。
そりゃ、広い麺打ち台、大きな無垢の鉢、長いノシ棒、大きな釜に強い火力、、、と、ハマれば趣味の蕎麦打ちでもコダワル人も少なくはない。
確かにそういう環境さえ整えれば玄人ハダシにもなりえる。
だって、作業がやりやすいに決まってるから。
それよりも、その道具や設備に注ぐエネルギーが作業に集中させるからだろか?
大森さんは今までに散々麺打ちを指南してきて、思うのが。
小麦粉1㌔もあれば10人前の麺が打て、楽しく、美味しく、安くつくと、みなさん家庭でも麺打ちを楽しんでるのかと思いきや「道具を出すのがおっくうになって、、、。」とかなかなかそうでもなかったんだそう。
そこで、重労働の揉み込みをしてくれ、均一に生地を延ばし、切ってくれる、パスタマシンに着目されたそう。
更にはフードプロセッサーでの水回し(最初に粉と水を均一に混ぜる工程)など、徹底的な省力化をこの本では披露してる。
うどん、中華麺、韓国風冷麺、当然パスタ!
各麺だけでなく、出汁やトッピング、味付けのレシピも。
材料にもこだわってて、国産の粉はもちろん、手づくりのラー油や薬味的な調味料の作り方も書いてくれてる。
僕も中古で買ったパスタマシンで手軽に手打ちうどんやパスタをたまに遊びでやってたけど、この本のバリエーションには脱帽!
なんちゃってなのに本格派というか、元々本格的に修行した達人がこういう事を言ってくれるとほんとに嬉しい。
陶芸でも七輪陶芸とかあるしね。
で、本の通りにやってみるとほんと順調にうまくいく。
出店というても、あくまで遊び感覚。
こういう機会がパスタマシンを使いこなせるスキルアップにも繋がるし。
あっこスイーツなんかもここの所、研究に研究をという言葉がピッタリ。
中々自分の家族だけの為にやってると、まずはそこまで頻繁に同じようなものを作れないという問題や、大量に作っても、、、という問題もあるしね。
あっこちゃんなんかは他の人の為やと、益々手を抜かずに本気モードやし。
でも、僕を料理に開眼させてくれた牛窓の小向さん曰く「ここまでこだわって料理して、他人の為にお金取っては絶対に出来ないよ。」と。
だって、自家製の無農薬野菜やハーブに徹底的にこだわった調味料で一から全部手づくりする訳やから、お金頂いたっていわゆる採算なんかまず合わない。
僕も正直、毎日毎日自分で手植えした自家製米で玄米作って売りたくはない。
そもそも、売れるからというて田んぼの面積増やすとかになってくると文字通り本末転倒。
やっぱり手植えは合わないからまた機械導入しようとかアホな事にもなりかねない。
手づくりはそのプロセス自体が楽しいから、結果を見込んでプロセスをないがしろにするようになる前に止めた方がええ。
もちろん、借金して店舗構えたり、毎月テナント料だの、人件費だの、経費をペイしながら自分も生活費出していくとかなら、よっぽどのコンセプトがないとただの商売になってしまう。手づくりの本物で徹底的にこだわって、美味しくて、採算も合うというのは超難しい。
ここら辺りでそれが実現してるのは丸亀の「明水亭」なんかが代表選手。
あっこちゃんは知らんけど、僕はそういうのは目指さない。
やるからには自分がおもろいと思える範囲でね。
これは31(土)の「一日カフェinしのじーのお話会」用のフルーツパイ。
今が旬の柿やナシに冷凍しておいたブドウ、ブルーベリー、桃の5種のフルーツ。
それが全粒粉とオリーブオイルの生地に包まれたパイ。