廃材天国HP

2009年06月30日

ダニに火炎放射

田植えを終えてホッと一息、居候のみんなにも休息を、と言いたい所やけど、あっこちゃんのダニ対策は終わってない、、、。
実際、にこちゃんや子どもたちは頻度は減ってもまだダニに咬まれてる。

まず、長いハシゴに二人で登って一人が掃除機を持って、一人がノズルで吸い込む。
これで田植え中、ホリケンに上の方まで振りまいてもらってたゼオライトとねずみの糞とを吸い込む。
その後、トーチバーナーで廃材天国の立体的な壁をファイヤー。
あっこちゃんは、ねずみの通り道にダニが居て、そこから畳の方へ来てるんちゃうかと。
壁面の木の部分をみんなで手分けして徹底的に火炎で焙る。
これは化学物質よりもはっきりしてる。
炎の当たった部分に居たダニは当然死んだはず。

後、みんなで作業してて、発覚したねずみの進入経路を粘土や板で何箇所か塞ぐ。
「あったーーーー、ここや、ここ!」
と見つける度にみんな集まって歓声が上がる。

食器&食品棚も全部出して移動。
裏の木の凹凸部分に火炎放射。
一箇所ねずみがビニール袋を引っ張り込んでた。

夕方、早くに一通りの作業のメドがついたんで、葉大根でたこ焼きをすることに。
タコはないんで、冷凍してあった地物のアナゴで。
さぬきの夢2000の小麦粉、自分ちの鶏さんの卵。
卵を入れた水と粉が3対1(かさで)。
ソースは玉ねぎ、ニンニク、醤油、塩、コショウをフードプロセッサーでドロドロにしたものを煮詰めた自家製ソース。
豆腐マヨネーズにしょうたくんはセロリを取ってきていれる。
大人数やとみんなで役割分担できてスムーズに焼ける。

ビールと、アナゴ焼きでねずみとダニ対策に乾杯!

もちろんこれで完璧かどうか分からんけど、みんなで全力を尽くしたことであっこちゃんの心労が減ったことは言うまでもない。
僕一人では他の作業を優先して中々できないこういう作業もみんなでやると一日ですんごい進んだ。
居候パワーに感謝。

ありがたいねー。




  

Posted by 陣 at 07:33Comments(0)手作り、無添加

2009年06月29日

美しい田植え終了

おとといと昨日との2日間で3反の田んぼにヒノヒカリを手植えした。
一日目は親父、お袋、源くん、僕、しょうたくん、ケンちゃん、ホリケン、妹の雅も帰ってきて、8人のレギュラーに午後からはシズコさん、ハラさんも加わって好調な滑り出し。
あっこちゃんはご飯やおやつの担当。

とにかく無農薬、無肥料、除草剤なし。
去年の稲刈りの後、レンゲの種を蒔いてた。
無農薬、無肥料までは何の努力もなくただ止めればいいだけ。
そもそも農薬なぞ農協の栽培暦に書いてるだけで戦前まで何千年と使ってこなかった。
肥料は昔はワラに下肥、ヌカなんかを混ぜて完熟堆肥を作ってた。
大体、そんなに眉間にシワ寄せて収量上げる必要があるんか?
うちの実家と廃材天国と妹が食べる分とで反辺り、6~7俵も取れれば余る程ある。
去年が20俵(30キロの袋が40本)。
もちろんうちで消費できない分はどうしても譲って欲しい人に分けてあげた。
みんなの使う化学肥料は石油から生成したチッソ、燐酸、カリというケミカルな栄養素だけ。
田んぼでは亜硝酸塩が蓄積して長年やってるとどんどん田んぼは酸性になるんで、それを苦土石灰で中和するという極めて西洋人の考えそうな幼稚な対症的なやりかた。
それに問題がない訳ないし、超お金もかかる。
一反の肥料が一万円、農薬、除草剤が一万円もかかる。
アホらし。
国の農業政策は未だに農機具を買わせて、化学肥料と農薬を買わせる。
もっと言えば農地を宅地や商業地、工業地に変えさせる政策。
そんな国に翻弄されずに、自分の食べる分をちょこちょこっと作れば問題なし。

苗が一回失敗して籾を蒔き直したんで去年よりは随分小さい。
一番大事な問題の除草剤。
農薬と肥料は「やらなければ」という固定概念をリセットすれば問題なし。
でも除草剤を止めると稲は草に負けて、日光が当たらなくなり、成長できない。
特にヒエの生育スピードは凄い。
でも、うちの田んぼにはジャンボタニシくんが居てヒエすら生えない。
一回も除草作業なし。
面白いのは農協ではこのジャンボタニシ用の殺虫剤が売られてる。
問題は苗を大きくして水面よりも上に苗が出てればタニシは食べられないみたい。
今年は苗が小さい言うても、機械で植える箱苗よりは大きい。
最初、浅水にすればタニシの事は大丈夫やろ。

2日目は雅の友達が2人、川之江組もおやつのビールを持って駆けつけてくれた。
夕方早めに無事3反を終え、田んぼの横に植えてた大豆の草取りまでみんなで終わらせた。
早く田んぼが終わったから言うて、ゆっくりしてたんじゃあいけない。
たくさん居る人員は徹底的に使う。

でもほんとにみんなのお陰で、2日で出来た。
ありがたいねー。

その後の打ち上げの料理もみんなでやって窯の前で宴会。
雅の友達は何と丸亀の小学校の先生で教育の話で超盛り上がった。









  

2009年06月27日

「ぶんぶん通信no.1」上映会するよ

ドキュメンタリー「六ヶ所村ラプソティー」の鎌仲ひとみ監督の来年公開予定の「ミツバチの羽音と地球の回転」という作品の製作過程のビデオレター。
それが「ぶんぶん通信no.1」。

「六ヶ所ラプソティー」でも、単に反核とか原発反対というメッセージじゃなく、淡々と六ヶ所村に生活する住民の生な日常を描いて反響を呼んだ。
次の作品はまだまだこれから原発を建設する計画の日本、その一つである山口県上関の祝島の住民の中に入っていった監督。
かたや80年代には脱原発を決定して、今や脱石油を進めるスウェーデン。
ここにも監督は足を運び、そこに生活する普通の市民の声を届けてくれる。

フライヤーには「希望の共有に向けて」というメッセージ。
そう、世界一お金持ちで平和なこの国。
現実に目を向けず、テレビと新聞だけを読んで、無知で無関心、自分の事だけを考えてたら、、、。
でも、まずは絶望的な現実を見る、知る、関心を持つ。
そこからがほんとの希望が見えてくるスタートライン。

毎日が楽しくて、楽して儲かって、酒が呑めればいい。
その刹那さとは全く反対の本当の歓びを求めよう。
何の為に生きるのか?
どうせ、後何十年かしたら肉体はなくなってる。
そうなった時に、後悔するような情けない一生では意味ないぞ。

実際、廃材天国でも毎日が楽しくって、酒呑んでる。
でも、自分のしたくない事して金儲けはせんし、外国のプランテーションの破壊的な食べ物をアテに大手の添加物入りの安い酒は呑みたくない。
それを妥協せずに、無理もせずに、実現させる勇気をくれるんよ。
こういう作品は。

7/14(火)夜の7時~、廃材天国で。
富田くんという祝島の事を話してくれる若者のトークアリ。
その人の都合で火曜になったんよ、土日がよかった人ごめんね。
参加費1000円。
これは富田くんの旅費と鎌仲監督の制作会社「グループ現代」に払う。
終わった後、ドネーションで何かご飯出します(要予約)。
ゆっくり出来る人はお酒もってきてもOKよん。

ええっと。
昨日はピザの窯の屋根の作業。
遂に完成やー。

一列に並べてた稲の乾燥用のハゼの木の上に更にもう一列並べて二重にする。
結構隙間が開いてるんで、細い廃材を詰め込んで下のビニールが見えないように隠す。
この作業が中々やっかいなもの。
頭で「ここをどの木で塞ごうか?」とか考えてたら超イライラしてくる。
むやみに細い廃材を掴んで足で折りながら手当たり次第に詰め込んでいく。
「手当たり次第」という所と「頭で考えない」というところがキーワード。

両サイドと軒の三方にビラビラと余ってるビニールも見えないように隠す。
丁度いい、杉の野地板用の板が廃材の山から発掘されてキッチリ収まった。
はみ出したビニールはカッターで丁寧にカットして完成。

夜はおとといケンちゃんの作った鯵の干物が完成してて、それで一杯。
素干しにはたっぷり醤油、塩干しはそのままでもいいし、スダチが最高、味醂干しの腹の部分なんかは笑いが止まらんアホみたいな美味しさやねーーー。
玄米ご飯と共に美味しく頂いた。

感謝してご馳走様でした!






いちいち炭火を起こす手間のいらないキッチンストーブはほんまに最高!  

Posted by 陣 at 06:45Comments(0)社会

2009年06月26日

窯焚き終了、鯵パーティー

昨日の朝から、窯の正面の焚き口を閉めて、横焚き。
この窯は小さいので、お昼には横焚きも難なく終了。
焙りを入れても5日間のミニ窯焚き。
こんぐらいやと楽やな。
小さい窯と言うても4mはあって、作品もそこそこ入ってるし。

午前中のうちに愛媛に出かけていた日本からユーラシア大陸を目指す自転車ツアラーのホリケンが帰ってきた。
たくさんの鯵を釣って。
何でも新浜の知り合いを訪ねると、毎日船で釣り三昧だったそう。
30匹もあったし、自転車じゃあ傷むからと、そこのおじさんが車で丸亀まで送ってくれた。
田植えが終わったらヒッチハイクで新浜まで自転車を取りにいくんだと。
彼が捌いてくれて、お昼に刺身、夜は塩焼きに。

窯焚きがお昼に終わったのと、ホリケンが帰ってきたのもあって、折角やからピザの窯の屋根の続きをしよう。
ビニールで防水した上に稲の乾燥のハゼの丸太。
丸太だけでは隙間がたくさんあって、ビニールが見えてる。
何しろ、ビニールは日光に弱い。
ビニールを木で覆い尽くしてしまうと何年も防水できる。
木がボロボロに腐るまではね。
5年とかは平気やね。
なもんで、その隙間に細い木を詰め込んでいく。
これは近くの建具専門の木工所からでた廃材。
建具は細かい仕事なんで、ペラペラの1㎜ぐらいの廃材も混じってる。
割りとたくさんあって、ゴミを処分出来て気持ちいいという感じ。
廃材は燃料にも材料にも対応してるけど、グチャッと置いてるとただのゴミやからねー。
もっと廃材の整頓が必要やな。

僕としょうたくん、ホリケンが屋根に上がってる間、ケンちゃんは鯵を開いて干物に。
塩干し、素干し、醤油味醂干しと三種類作ってくれた。

夜は窯焚きの打ち上げ。
鯵の塩焼き。
おとといもらったセイもあったんで、そっちは竜田揚げ、紫キャベツを蒸したのを添えると美しい~。
たくさん採れだした親父の畑のキュウリともずくの和え物。
キュウリオンリーの生春巻き。
もちろん主食はモチモチ玄米ご飯。

えー、窯出しは7/1日。

いよいよ明日は田植えやー。






  

Posted by 陣 at 06:34Comments(0)焼き締めの陶芸

2009年06月23日

徹底的なねずみ&ダニ対策決行

昨日、ケンちゃんが窯焚き中に蚊対策の秀逸なのを伝授してくれた。
「蚊取り線香なんかじゃ甘い甘い!」
と、ケンちゃんはみんなが割ってる松の皮に注目。
これを集めて燻す作戦。
松の皮には油が含まれてるんでよく煙が出る。
松本体も葉っぱも全てそう。
確かに一斗缶で燃えないように燻すとものすごい煙。
蚊だけじゃなく、蛾なんかも寄り付けなくなった。

じ「ケンちゃん、廃材天国の方でもやったらいいですね。」
ケ「毎日夕方に家の周りで焚くと虫はみんな逃げるよ。」
じ「室内で焚くとねずみは逃げますかね?」
ケ「そりゃーねずみも煙いのは嫌やろー。」

早速今日、実行。

それに、あっこちゃんがかなり参ってて備前の実家に帰るかバルサン焚くか悩んでるぐらい。
にこちゃんの為とうちらのライフスタイルとして化学物質だけは使うまいとしてた彼女も精魂尽き果てた状態。
僕が陶芸や建築の手を止めてもっとねずみやダニ対策をすればよかったんやけど、、、。

昼間の窯焚きはしょうたくんに任せて、ケンちゃんと僕とで、風呂の脱衣場の隙間を徹底的に塞ぐ。
ベニヤ板と粘土で。
風呂なんか隙間あっても寝る訳じゃないし、と超隙間だらけのアバウト建築やったから徹底的に埋める。
最近母屋の方はゼオライトでダニの被害は減っては来てても、子どもの服に脱衣場のタンスでダニがとりつくらしい。

隙間が埋まり次第ケンちゃんが煙幕の準備。
オイルのペール缶に穴を開けて松の皮を燃やす。
燃えすぎると水をかけて炎を抑えて燻らせる。
あっという間に部屋は真っ白な煙幕状態。
廃材天国には火災報知器もビニールクロスもないんで、焚き放題。
ここまでやると人間も無理。
火事場の如く、姿勢を低くしてタオルで口と鼻を覆う。

毎日人の居ない時間帯、夜中とかに燻しまくってみよう。

あ、そん時は猫ちゃんも非難させてあげな、、、。

それと、脱衣場に置いてた衣類は煮沸してダニを殺す。
大量の衣類は鍋なんかじゃ間に合わないんで、五右衛門風呂を沸騰させる!
当たり前やけど、五右衛門風呂に薪を燃やし続ければ100℃まで上がるがな。
わはははははははー。
そうして衣類のダニも殲滅。

化学物質じゃなくとも人間の知恵はこのぐらいのことはできる。
一つクリアすると気持ちいい。
もちろんそう簡単には解決しない所がまたいい。

うちらの家族ははアトピーやガンにならないんで、こういう形で自然と向き合わせてくれてるんやな。
という設定で徹底的に逃げずに向き合おう。






  
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Posted by 陣 at 17:52Comments(2)手作り、無添加

2009年06月23日

いよいよ廃材天国でピザ窯作り

岡山の「すみれのお宿」のすみれさんからメールでピザの窯いつ作るのー?と問い合わせがあって、7月の4、5日にする事に決定。
6/27、28の田植えの一週間後なんでせわしい感じはあるけど、もう屋根もメドついたしね。
7/25、26日は兵庫のデモクラティックスクール「まっくろくろすけ」でも作る。
そっちは陶芸家の築いた窯を壊してピザの窯に作り変えるという仕事。
どっちもワークショップ形式。
廃材天国で13基目。
まっくろくろすけが14基目。

5、6人も大人が居れば2日間で出来るんやけど、人数は多い程いい。
ディティールに凝れるからね。
すみれさんとこから10人近くも来てくれるそう。
県内の人で半日しか行けんけどーという人も歓迎。
粘土、藁、砂だけで窯が出来るんやでー。
ちょっとしたポイントを押さえれば超簡単。
みんなで長靴で粘土をフミフミして粘土団子を作って竹のアーチにくっつけていく。
大人も子どももみんなハマルね。

4日も5日も朝から夕方までやってるんで、テキトーに来れる時間帯に来てくれたら助かります。
参加費はもちろん無料。
お昼ご飯や夜にはお酒もアリの交流もしましょう。
ご飯食べたい人は野菜や乾物などの食材とか手作りの逸品、お酒は持参で来てくれるとありがたいです。
市販のお菓子、ペットボトルとかは遠慮します。
たまにはええんやけど、最近来客が超頻繁なんで、子どもたちが「たまに」を超えん方がいいしね。

田植えもピザ窯作りも全くの自由参加の自己責任で、やってみたい人は時間とか条件に関係なく大歓迎です。
一応何人で来るとか事前に電話ください。
090-9771-0636

窯焚きの見学もOKです(24か25まで)。
ビール持参だと超嬉しいです!


いよいよねずみ対策に猫ちゃんをもらう事に。
クウ(柴犬)のかかりつけの獣医さんの所でもらった。
メスじゃないとねずみをよく取らないそう。
カワイイ雑種の子猫。
早速子どもたちのおもちゃと化してる。
いやー、また生き物が増えたねー。
ちゃんと世話してあげんとね。



  

Posted by 陣 at 10:14Comments(0)物、技の交換

2009年06月22日

マゾ窯焚き

今日の夕方で薪に代わって一昼夜。
僕の担当は夜中の2時から朝10時まで。
夕方6時ぐらいから寝に入って、一時半に起きる。
究極の早寝早起きスタイル。

今回はしょうたくんやケンちゃんが薪を運んだり手伝ってくれて超助かってる。

なもんで、以前から行きたかった車のスクラップ工場、善通寺の日成産業へ。
軽トラのドアミラーとタイヤを目当てに。
ここは中古の部品天国。
車種、年式別にズラーッと並べられてて、宝の山。
スズキ、キャリィの型式を告げておじさんに探してもらう。
微妙に年式が違ってたけど、うまくとりつけれた。
ラッキー。
ミラー1050円。
テールランプ、ウインカーのランプなんかは300円とかやもん。
こういう中古の部品売ってくれるスクラップ工場とは仲良くしとくんやで。
タイヤは4、5日で入るとの事。
軽トラ、バンのタイヤは競争率高いからねー。
一本1500円。

今日は2時起きて、一緒に窯焚きをする約束をしてた野遊も起こして窯場に。
野遊は張り切ってよく手伝う。
しばらくすると飽きて他の遊びに夢中になってるんやけどね。

昼間、おもろいアクシデント発生。
25tの破壊力のアメリカ製の薪割り機が調子悪い。
明らかにこのまま使い続けるのはマズイと判断。
スタッフはおるし、手作業に切り替えーーー。

この薪割り機くんを親父が買うまでは全部手作業でやってた。
太い丸太をチェーンソーで切って、カネヤという鉄のクサビを3本も打ち込んで、バリバリと割ってた。
なので、機械が壊れたから薪が割れないという発想はない。
初心に還って手作業に切り替えるだけ。
「そんなn大変やー。」とは思わない。
来た来た来たーーー。
というワクワク感。
折角窯焚き初体験のケンちゃんは2回目のしょうたくんにもこういうおいしい体験を味わってもらいたいし。

ほんとにこういうスイッチ入ると、身体が喜んでるのが分かるもん。
楽して、省力化することで仕事の醍醐味を奪ってることに気づく。
窯が美しく焚けるかどうかよりも、このプロセスよ。
この汗まみれの作業の後にビールを一気飲みする瞬間に勝る価値なぞないぞ。

うーん、この暑さの中での窯焚き&薪作りは究極やねー。

明日も早いんでオヤスミー。





  

Posted by 陣 at 19:42Comments(0)焼き締めの陶芸

2009年06月21日

あっこスイーツ教室

もちろんマクロビスイーツ。
以前からパーティーの時や出店の時なんかに食べた人が教えて下さいよーと言う声はチラホラあった。

ここでは公表せずに、友達だけで昨日行った。
まあ、ここで書いたきん言うて彼女が心配するほど大勢来すぎることもないと思うけど、、、。
父の日のプレゼントを作ってその日のうちに送ろうという企画。
あっこちゃんが母の日にそうしたんだと、笑ちゃんに話したら是非教室にしてという強い要望でその話題が出てから廃材天国に直接来た人にだけ言うて5人だけ来てもらった。
もちろん今後も不定期、少人数でやりたいそうな。

昨日は
スパイシークラッカー(クミン、オレガノ、コショウ)
抹茶と栗の米粉ケーキ(自家製栗の渋皮煮)
時間的にこの2つをみんなと一緒に作った。
あと、人参のジンジャーマフィン、きんかんのブラウニー、ブルーベリーマフィンをあらかじめ作っておいてプレゼント用に欲しい人には分けるようにしたみたい。

今回はプレゼント用に送る前提があった為に焼き菓子系になったけど、今後夏にはムースや冷製タルト、アイスクリームもやりたいそう。
もちろん生クリームも卵も白砂糖も牛乳もゼロ。
甘みは自家製米飴がメインで補助的にてんさい糖。

スイーツ尽くしはいくらマクロビでもアレなんで料理なんかも組み合わせた教室にしていきたいんやって。
料理の方も当然肉の入らない餃子とか、そんなんで美味しいん?という目からウロコレシピのオンパレードになるよ。

大谷ゆみこさん曰く、ミネラルやほんとに身体に必要なものの欠落した食生活だから、いくら食べても身体は満足せずに、もっともっとといくらでも欲しくなるんだと。
それに陰陽のバランスの欠落、極陽性の肉の後に極陰性のアイスという具合に。
主食の未精製の穀類(玄米、雑穀)をしっかり食べて、野菜、海草、キノコ、旬の地魚。
とにかく日本の伝統食が日本人には一番。
何百年も代々それで生活してきた訳やからね。

男連中は何の仕事かというと。
しょうたくんにはにこシッターを引き受けてもらってた。
ホリケン、ケンちゃんはピザの窯を作る時に出た木っ端を集めたり廃材の片付け。
僕は屋根にゴザを張って、ビニールを張る準備。
畳屋に行けば山ほどもらえるゴザとビニールの屋根は最高。
野地板の厚みがバラバラでテキトーに張ってるんで、直接ビニールを張るとビニールの上を歩いた時にビニールを破る危険性があるからね。

今回の防水材は畑のトンネル用のビニール。
野地板の作業の時にハラさんが来てくれて、ブルーシートもええのがなくなってきて、と話すとおじさんがレタス農家を辞めてたくさんあるからと持って来てくれてた。
こういうビニールハウス系の廃材も要チェックやで。
今回も3重に張ったけど、ひょっとするとブルーシートよりもこっちの方がええかもしれんな。

午後にホリケンは愛媛に向けて自転車で出かけたけど、窯焚きと田植えには帰ってくるんやって。

注目の屋根材は稲を乾燥する時のハゼの木。
近所の大工の棟梁が何ヶ月か前に持って来てくれてた。
こういう一気にたくさん同じ素材があるとこういう発想が浮かんで楽しい。
このハゼの木を番線で固定する建築も自由なアイデアが生まれて楽しそう。
また手に入ったら考えてもええな。

窯の方はまだバーナーでの焙りなんで、親父に任せてる。
今日の夕方からバーナーを切って薪だけに。
僕は夜中の担当。
窯の前は恒例の宴会の毎日やー。









  

Posted by 陣 at 08:12Comments(0)手作り、無添加

2009年06月20日

窯詰め完了、ぶんぶん通信

昨日はホリケンくんも窯詰めに加わり、本当に一日半で窯詰め、カガミと言って窯の焚き口まで全部終わってしまった。
あり得ないー!
電気やガスの窯やないんやから、、、。
今回は小さい窯ながらも2000点ぐらいは入っとるんちゃうかな。
毎回聞かれるけど、数えられない。

窯の前で大勢でビールとお昼ごはん、午後からは薪運び。
3年前にゴルフ場から来た松の枯れたのがやっと今回で焚き終わりそう。
軽トラに山盛り4杯。
ケンちゃんとホリケンくんが超活躍してくれた。
今回は小さい窯なんで焚き物も少ないけど、4杯では足りんかな。
暑っい中汗まみれで運んで、2人は大騒ぎで水浴び。

夕方早くに終わったんで、夜は本宅の方で親父たちとみんなで宴会。
昨日はj親父の畑で取れ始めたキュウリやナスの夏野菜料理。
もう完全に身体も夏、キュウリやナスの冷やす効果が美味しいー。

夕方アララトさんが寄ってくれた。
7/14(火)の夜に「六ヶ所村ラプソティー」の鎌仲ひとみ監督の次の作品「みつばちの羽音と地球の回転」という映画の製作過程のビデオレター「ぶんぶん通信no.1」の上映会をしようという話。
今、原発建設でホットな山口県祝島と脱原発のスウェーデンの人々に監督が会いに行かれたそう。
1980年代に脱原発を決定して、今は脱石油を目指す国、スウェーデン。
電気を買うしくみなんかも日本とは全然違うそうな。
みんなが政治の悪口を言いながら全く変わらない日本と市民の意思が政策に反映される違いって、、、。

原発、汚職、ガン、離婚、引きこもり、、、。
問題と呼ばれるこういうきっかけの中に自由に生きる為の鍵があるんやぞ。
それらから目を背けてはつまらんよ。
何でそういう結果が生まれたんか?
必ず問題にはなるべくしてなる為の原因が存在する。
結果に捉われずにまずは原因に関心をもって目を向けよう。

そういう訓練というか、練習やね。
「世の中甘くない。」「人生そういうもん。」みたいな囚われきった呪縛から開放される為のね。
その必要性は僕を含めてみんな大差はないと思う。

詳細は後日アップします。

カメラは接触不良やったみたい。
キタムラで「もうちょっとホコリのない環境でお使い頂いた方がカメラにとっていいのですが。」と言われながら掃除してくれた。
廃材天国は電子機器には不利みたい、、、。






  

Posted by 陣 at 05:49Comments(0)焼き締めの陶芸

2009年06月19日

干物作り機付き自転車

窯詰め初日。
うちから僕を含めて4人。
親父の陶芸教室のおっちゃんおばちゃん6人とあり得ない人数での作業。

今回は小さい窯なので今まででも3日ぐらいの窯詰め作業なんやけど、昨日の猛烈な人海戦術で残りの一列ちょいまで終わってしまった。
今日の午前中で窯の周りの片付けを含めて全部終わってしまうんちゃう?
速いことも最高やけど、みんなで喋りながら作業する雰囲気がもっといい。
おばちゃんたちと田植えの時期や作付けの具体的な話とケンちゃんや千鶴子ちゃんの話がミックスする。
ケンちゃんの話などほとんど理解できないはずなのに、みんな笑ってる。
しょうたくんなんか前の2月の窯焚きからずっと居ると聞いてみんな???。
もちろん理解などできなくていい。
この全く異文化のカオス状態が自然なのだ。
みんなが同じテレビと新聞を読み、学校と会社に行くのと同時に、自転車で野宿しながら貝を獲って生活したり、仕事を辞める選択をしたり、田んぼをしたりしてる現実。
ほんと面白い時代。

夜、みんなでご飯を食べてると、ケンちゃんと一月程前に豊浜(香川の西端)の道の駅で一緒に野宿した自転車の旅人ホリケンくんが到着。
ケンちゃんに聞いて彼も廃材天国に来たかったみたい。
ケンちゃんは「えっ、それで全部?」という軽装備での旅やけど、ホリケンくんは正統派のジャイアントのツーリング仕様の自転車に前後4つのバッグ、更にバックパックという重装備。
ケンちゃんに出会って装備したというバーベキュー用の網をハンドルの部分に付けて、釣った魚を開いて塩して、走りながら干物作りが出来る装置には爆笑。

もっと面白いのは学校の先生を辞めて日本一周して、更にユーラシア大陸を自転車で周る予定で、その旅が終わったら復職しようともくろんでる所。
完全にドロップアウト組じゃない所がまた面白い。
こないだのタクミくんも教職の資格を取ると言よったし、こんな先生が増えたら絶対におもろいね。
先生と聞いてしょうたくんは完全にスイッチ入り、自由と責任のサドベリーバレースクールの話で持ちきり。
その横で人生の初めから自由な男ケンちゃんが座ってる。
ケンちゃんからしたら、いい意味で「デモクラティックスクール!?何それ?」みたいなレベル。
ホリケンくんもまた大人になるまで何の疑問も持たずに人生過ごしてした組。
でも良かったのは学校を辞めないと旅にでられないのなら一回辞めようをいう選択ができた事。
決意とか言うと重いんで、選択と言う方がええね。
この選択の連続で人生も世界も創られていくんやで。

ホリケンくんも今日の窯詰めから窯焚きや田植えまでやりたいと言ってくれてシメシメ(嬉)。
若くて体力のある人は超大歓迎の廃材天国は更に大人数になって大ラッキー。

デジカメが調子悪くて、彼の爆笑自転車を披露できないのが残念、、、。
あ、窯焚きか田植えに来たら見れるよ。   

Posted by 陣 at 07:38Comments(1)来訪者

2009年06月18日

お金を介さない労働

ここの所、僕が陶芸の作業に没頭してる間も居候のみなさんはどんどん仕事を進めてくれてる。

ピザの窯の屋根はしょうたくん。
ケンちゃんは廃材天国の庭に無造作にバラバラと置かれてる廃材の整理&草刈り。

ピザの窯の屋根の野地板代わりの角材の打ちつけも昨日で完了。
あちこちに置かれた丸太をタイヤショベルでケンちゃんが一箇所にまとめてくれる。
ユンボなんかは分かるケンちゃんもうちのボブキャットは初めて。
それでもあっという間に慣れて、逆にスイッチ入ったようで、ガッシャン、バッタン、と躊躇なく機械を操り、じゃんじゃんやってくれる。
こんだけ片付いたら、廃材天国の庭を知ってる人ならびっくりするよ。
10月のテント芝居までに片付けたらええわと僕は全く手を付けてなかった部分を徹底的に進めてくれたんで喜びもひとしお。

昨日は京都から千鶴子ちゃんも着いてえらい大所帯になってきた。
彼女はおとといしょうたくんとケンちゃんの採ってきたスモモの仕分け。
友達にもらったコリアンダーの種の選別。
小松菜の種の選別。
そういう地味な作業をあっこちゃんや子どもたちとやってくれた。

ケンちゃんがパートナーを求めてるという僕の日記に彼女のお姉さんが超反応して千鶴子ちゃんに電話をしたそう。
でも、千鶴子ちゃんはパートナー云々よりも今の一日14時間カフェで働いてる京都の生活をリセットしたいという目的が強いそう。
ケンちゃんもお見合いみたいなのはちょっと、、、と言いながらまんざらでもなさそう。

14時間働いて15分の休憩が2会でそのうち食事が一回という猛烈に酷使されてる環境だそう。
そんだけ忙しくて儲かっとるんやったら人増やせよ!
そういう金の亡者のような経営の仕方は人間のする事じゃあねえぞ。
そんな職場ははっきりと辞めないといけない。
次の人が見つかってからなどという向こうの都合を聞いてたらキリがないで。
もちろん僕も弟子時代はむちゃくちゃ忙しくしてたけど、それは自分が望んでやりたいし、覚えたいからやってただけ。
とにかく従業員という日本語もイメージが悪い。
経営者は社長などと偉そうにした所で社員が気持ちよく働いてくれてなんぼ。
社員の幸せを考えられないような人間は一時は儲かっても、自分自身も幸せにはなれない。
何せ、儲かる=成功などという尺度しかないようでは情けないぞ。
何のために店作ったんや?
ほんまは何がやりたいんや?

僕はお金を払って人を使うようなことはいつまで経ってもできないんで、お互いに嬉しい関係性で居候たちと共栄したいね。

今日からみんなで窯詰め。
ケンちゃんが旅で出会った若者がもう一人今日来るそう。
もちろん作業すれば滞在はOKという条件で。
ほんと、つくづくありがたいねー。

22、23、24日が窯焚きの予定。
27、28は田植え。
窯焚きの見学も田植えの参加者も募集中。
窯焚きはビール持参でなら特に歓迎。
田植えは手伝ってくれるんならご飯やお酒、寝る所もあるよ。
  

2009年06月15日

鯰宴会

おとといの朝、鯰殿がステンレスの樽から飛び出てるー、、、。
急いで樽に戻すとエラを動かし始めてなんとかなった。

僕がロクロ仕事をしてると、ケンちゃんが「やっぱり陣さん、鯰ダメだわ。」と。
真っ黒だった鯰の体が少し薄くなって斑点が出てる。
計ると65cmもあった。
ケンちゃんは手早く鯰を解体する。
何せヌメリが凄くて、内臓を出した後は軍手とボロ布をうまく使って皮をはぐ。
よく塩を揉み込んで、ヌメリを取る。
ブツ切りにして塩コショウ、ニンニク、ショウガ、酒を少々振りかけて冷蔵庫に仕舞う。

その日はケンちゃんが川之江(愛媛)で泊めてもらった若い夫婦が家族で来ることになってたんで、鯰殿は宴会用に。

3時の休憩をしょうたくんとケンちゃんとしてると、川之江のリョウくん夫妻と双子の2歳のちびっ子、同級生のヒロくんが到着。
宴会して泊まるモードで来てるんで、しばらく喋って、「ビールを美味くするには労働やー。」と盛り上がってきた。
僕が作業着と地下足袋を準備して「集合ーーー!」の号令。
リョウくんとヒロくんは24歳と若くて多少は職人仕事の経験もある頼もしい助っ人。
陶芸の作業をしてる僕の上で、しょうたくんとケンちゃんと4人で野地板張り。

夕方にはアララトさんが釣りたてのキスとニベを持って登場。
キスは天ぷら、ニベは刺身に捌いてくれる。
鯰は竜田揚げ。
あとは色々野菜料理。
リョウくんはたーくさん色んな焼酎、ヒロくんは一番絞りを持参してくれて宴会。
久々に日付けが変わるまで呑んだー。









  
タグ :お客宴会

Posted by 陣 at 09:05Comments(0)手作り、無添加

2009年06月13日

鯰、梅、野地板、ロクロ

昨日の朝、気がつくと子どもたちとケンちゃんが居ない。

しばらくして発泡スチロールに大きな鯰を入れて子どもたちの歓声と共にケンちゃんが帰ってきた。
60㎝ぐらいある大鯰。
「この間の雨で川が酸欠になって動きが鈍かったから。」とケンちゃんが手づかみで捕まえてきた!?
2週間も井戸水で活けてから料理するとおいしいんやって。
やっぱしアマゾン風に蒸し焼き?

おととい追加で採ってきた梅のヘタ取りをしょうたくん、ケンちゃん、うちら夫婦で取り掛かる。
こういう地味な作業は大勢でやると早いだけじゃなく、喋りながらできるんでほんとに楽しい。
顔みたいな梅を僕が発見して一同大爆笑。

無理やり叩いて落としたんで、悪い梅も多い。
そういうのはまた梅肉エキスを仕込もう。
まな板に3、4個並べて短い角材でドンドンッと叩いて潰すとキレイに種だけ取れる。
でもフードプロセッサーで潰して絞るとどんだけもないからね。
更に煮詰める訳やからほんまに梅のエキスの超凝縮。

梅干しは20キロ追加で合計40キロも漬けたよ。
塩も6キロも高級な天日塩を使ったけど、こういう所に使わないとね。

更に余った梅はブランデー漬けにしようか。

その後はピザの窯の屋根の作業。
角材の垂木に打ちつけて野地板となる、細い角材なんかをまず上に上げる。
長さも太さもマチマチ、割りを出してる訳でもないんで超やりにくい。
その都度計りながらどの材料がいいかを考えながら。
ある程度作業の流れが見えたんで、ケンちゃんとしょうたくんに任せて僕は下に降りる。

実は親父と今度の窯焚きや田植えの日程を話してて、来週の後半には窯詰めをせんといかんことに気がついた。
注文の箸置き以外何にも作ってないんで、慌ててロクロに向かう。
僕がロクロ引いてる間、ケンちゃんとしょうたくんとであーだこーだ言いながら上でトンカンやってくれてるんで彼らに任せて僕は作品作りに集中できる。

夕方、野遊はケンちゃん、土歩くんはしょうたくんにキャッチボールやサッカーの相手をしてもらう。
もちろん子どもたちも陶芸の作業や屋根の作業も遊びで手伝うけど、こういう大人が相手をしてくれる遊びはほんと楽しそう。

梅の事、ピザの窯の屋根、陶芸、子どもと遊ぶ、手作りの薪の料理と大勢で同時進行&役割分担で全部がスムーズに出来る。
とてもでないけどうちら夫婦だけでやろうとしてると一杯一杯になってしまう。
で、子どもと遊ぶ余裕もない上に他の事で怒鳴ったりと超悪循環を生んでしまうからね。

ほんとに居候はありがたいねー。









  

2009年06月12日

居候のオゴリ

ケンちゃんは昨日香川で最初にお世話になった観音寺のバー、キーストンのマスターが迎えに来てくれて、アルバイト。
バイトやのに送迎付きという凄い待遇。
内容はうどん屋さんの大掃除で、半日で終わったにも関わらず一万円ももらってしまったから今日はBBQにしましょうとケンちゃんが言い出した。
子どもたちは大喜び。

ケンちゃんの居ない間に去年、山水人に一緒に行った千鶴子ちゃんから電話。
今は京都に居るんやけど、是非ケンちゃんに会いたいという事になって、来週来ることに。
一体僕の日記のケンちゃんの紹介のどこにピンと来たのかは不明。

この土日には川之江でケンちゃんがお世話になってた家族が廃材天国に泊まりに来る。
アートでたんぼには彼らは来てて、是非うちを見たいという事になった。

ケンちゃんは色んな人を繋げるユニークな旅人。

夜に外で呑むのはええねー。
隣のたんぼの田中さんも寄ってくれて一緒に呑んだ。
近所の人もケンちゃんの事をおもしろがってくれてる。





  
タグ :BBQ

Posted by 陣 at 07:44Comments(0)手作り、無添加

2009年06月11日

躊躇するんじゃあねー!

久しぶりの友達来訪。
笑ちゃんの近所の友達と小豆島から京子とひろし。
僕が初めててんつくマンに連れられてステップ村に行った日に京子も初めて島に来た。
一日一客のレストランで働いてて、小豆島では料理担当でよくやってた。
当時大学生だったひろしと一緒になり、今は10ヶ月の赤ちゃんを連れてきた。
おばちゃん友達の生田さんも突然遊びに来て、居候も含めて大人数で手打ちうどん大会となった。
ちびっ子がようけおるのってええよねー。

昨日は雨だったんで、お客にも手伝ったもらいながら梅干し、梅酒、梅肉エキス、作り。
麹を仕込む為の箱作り。
みんなでわいわい喋りながらの作業。
「急に来てご馳走になって申し訳ない。」とか、「私は何もしてないのに。」と口々にみんな言うけど、うどんも梅の作業もみんなでやってくれてるんやから僕が必死になって仕事の手を止めてもてなしてる訳じゃない。
居候も客も居ればいるほど、うちは助かる。
生田さんなど、「ちょっと寄っただけやから昼には帰るよ。」と言うのをうどん食べて、梅肉エキス作り手伝どてよ!と足止めしたぐらい。

梅干しは洗ってヘタを一個づつ爪楊枝で取って、少しのホワイトリカーと15%の塩をまぶす。
もちろん天草の天日塩で。
約20キロに梅に同量の重しをかける。
梅酒は一升瓶のちょっと高いホワイトリカー一升に梅一キロ、ノンシュガー。
二升分。
三河本味醂一升に梅一キロの超高級梅酒も仕込む、これはあっこちゃん専用。
後、土歩くんのリクエストのカリカリ梅。
まず、梅を10%の塩振って一キロに対してニガリを30cc。
水が上がるまで毎日混ぜる。
一ヶ月ぐらいで食べられるそう。
梅肉エキス作りはみんなあんましやってないやろー。
自然食品店の小さな瓶入りのでも3000円とかするからね。
これこそ究極の薬。
青梅を堅いもので叩いて潰し、種を取る。
フードプロセッサーでどろどろにしてサラシで絞る。
この汁を土鍋でことこと煮つめて真っ黒でどろどろになるまでにして完成。
5キロ以上はあったけど、汁にしてしかも煮つめるんでどんだけも取れない。
これは梅を買ってちゃ出来ないね。

作りながら喋ってると、一人一日一個梅干しを食べると年に365個。
子どもは毎日は食べないけど、居候の分も考慮すると5人分として1825個!?
以前は食べたくなった時にたまに食べるって感じだったのを、今は毎朝一個食べるようにしてる。
これは薬として。
うちはケミカルな薬は飲まないんで、普段から免疫力を上げる為に発酵食品に頼ってる。
毎朝の手作りの味噌での味噌汁や梅干しこそが最大の効果を発揮する。
今の新型インフルは弱毒性やけど、次のH5N1型のパンデミック対策にはこういう自分の免疫力を上げることこそが本当の対策やぞ。

そう考えると20キロでも1800はないなー。
ケンちゃんが「また高瀬に採りに行きます?」と。
!?
4時ぐらいになってたんで「えっ、今から、、、。」という空気に。
僕の判断と行動力はハンパじゃないけど、ケンちゃんの方が上。
おとといは直接手でちぎれる所と、ユサユサゆすったりして荒く採ったんで、徹底的に採ればもっと採れるやろと判断。
梅肉エキスの作業はあっこちゃんとしょうたくんに任せてケンちゃんと僕で軽トラを河野さんとこへ走らせる。

ケンちゃんは鋸でどんどん枝を切りながら上へ上へと登ってゆする。
僕がケンちゃんの用意したクマデを鉄パイプで長くした道具で、梅の木の外側から上の方のを叩いて落とす。
一軒目の廃材建築の師匠の田村さんもふらっと現れ、3人で徹底的に採り尽くす。
結局おとといと同じぐらいは採った。
その辺りに生えてるセリとフキも採った。
こういうのも抜かりなくね。
帰って洗うだけして、後の作業は今日することに。

ケンちゃんぐらいになると完全に躊躇のない、直感と行動の権現みたいなもの。
もちろんジャングルで「え~、めんどくさいしー。」とか言ってたら彼はここには居ない。
本当にやりたい事、必要な事には全力を尽くす。
反対にやりたくない事、どっちでもええ事はキッパリとやらない。
はっきりしようぜ、ハッキリ!








  
タグ :判断

Posted by 陣 at 07:05Comments(0)手作り、無添加

2009年06月10日

梅と旅人

アートでたんぼの主催者であり、僕の一軒目の廃材ハウスの土地を提供してくれた河野さんに電話。
毎年恒例の梅の収穫。
アートでたんぼの会場となってるたんぼの側に大きな大きな梅の木がある。
全くの放任。
剪定、農薬、肥料ゼロ。
河野さんはその梅の収穫すらしない。
毎年僕がアートでたんぼの後、収穫に行き、梅干しと梅酒用にしてる。

現地に行って河野さんと会っていろいろ話してると、僕の一軒目の家に居候しながらアートでたんぼの準備から片付けとその後の農作業を手伝ってるケンちゃんが廃材天国に来る流れになった。
ケンちゃん本人からも数日前に電話をもらってたんで、僕はウェルカム。

帰るとしょうたくんは昨日の仮留めの角材を添え木を入れて固定する作業をしてくれてる。
みんなで梅の掃除、芯取りをやったり、角材の方もやったりと分担で作業。

ケンちゃんは16から世界中を放浪してて、20台の時に東京で飲食系の事業をやってて、バブルが弾けたと共に手を引いた先見の明の持ち主。
その20台の時に宮古島に土地を買い、セルフビルドでログハウスを建ててるそう。
来年の6月からそこでサーフィンやダイビングのゲストハウスを始めるそうで、ここ2年間ぐらいは
その為のノウハウや他を見て参考にする為の自転車日本一周の旅の最中。
うちはゲストハウスじゃあないけど、しばらく手伝ってくれることになった。

ケンちゃんも酒好きで酒さえ与えてくれれば仕事は何でもするよと頼もしい。
ありとあらゆる仕事を放浪中にもやってて、建築から素潜り、料理、経営、とあり得ない幅の広さ。
うちのちびっ子たちもいつもの食事時のクイズごっこでケンちゃんの実体験に基づいた様々な問題に超興味津々で答えてた。
いや、僕ら大人の方が興味津々やな。
自分たちが旅に行ってなくても、こういう生の話を味わえるのは絶対にテレビや映画では無理。
おたまじゃくしは何でも美味いけど、蛙はトノサマガエルとか、海系から、キノコ、野草、昆虫、サボテンと何をどうやって食べるという所はどうしても先の先まで聞いてしまう。
もちろん彼も先住民族のガイドたちに学び、血清を持ってジャングルに入ったり、実際に毒蛇にかまれて血を自分で止血したり、海で波に揉まれて大きく切った傷口を自分で縫った所を見せてくれたりとほとんど映画の世界。

ケンちゃんは40歳にしては若く見える見るからにサーファー系の男前。
彼曰く、宮古島で一緒にゲストハウスをやってくれるパートナーに出会う旅でもあると。
彼の生き方に共感する女性は少なくないと思うけど、実際一緒になる人はどんな人なんやろー。

今までたくさん旅人は来たけど、ここまでの達人クラスは初めて。
僕らが聞きたい事一杯。
反対に僕らが提供できる情報も一杯。
うちの後は四国の仲間の所を紹介してあげたいな。






  
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Posted by 陣 at 08:43Comments(0)来訪者

2009年06月09日

久しぶりに丸焦げの角材登場

一番最初に作った三角の道具置き場や風呂の外壁にも使った焦げた角材。
近くの材木置き場で火事があり、消防車が消して芯はしっかりしてる角材。
作業中真っ黒になるデメリット以外には見た目もかっこよくて中々いい材料。
しjかも、周りが焦げてるって事は腐りにくいというメリットもある。
廃材天国のトレードマーク的な存在。

3つ並んだ鳥居の上にこの角材を並べる。
この角材の上にいろいろ余ってる細い木を野地板代わりに張ろう。
細い木や無垢の板って解体業者がダンプでドサッと持って来てくれる廃材の山にはない。
むしろ重機で解体してバラバラになった野地板なんかもらってもしゃあないんで、解体業者には3寸角以上の木だけを持って来て欲しいとあらかじめ頼んでるし、向こうも融通してくれてる。

その貴重な板は今、廃材天国には無くなって来てて、希少な存在。
なので、「焚き物用やけど、揃ってるから一応置いとこう。」という板ならたくさんあるし、そういうのをかき集めて今回使うことにした。
前回のみの虫小屋もそんなだったし、今回に至っては廃材天国内の片付けという意味で、細系の木の処分と考えた。
もちろん揃わせようと思えば仁尾のどんぐりさんの製材所に行けばいろいろあるけど、わざわざ取りに行く事自体がめんどくさい。

まさに、材料の100%を産廃で賄う廃材天国の真骨頂やね。
何でもええから揃った材料がたくさんあれば、それは材料となる。
土ブロックのアドビ建築や藁ブロックのストローベイルハウスとか。
廃材系だと、タイヤやコンクリガラを積み上げたような家も世界には実在してる(ロイド・カーン「シェルター」)。
いまでも廃材を入手するのに十分なネットワークが出来つつあるけど、産廃の会社の友達がもっと欲しいなー。

もっともパート2の今回は出来るだけ自然の素材でいこうと決めてたんやけどね。
絶対にそうでないといけない訳ではない。
これからどんな素材が廃材天国に集まってくるのかが楽しみ。
もちろんよっぽど欲しい材料があればワクワクのタウンページだ!
タウンページでそういう材料が捨てられてそうな業種を狙ってしらみ潰しに電話をかけまくる。
これが僕の廃材建築の原点。

まあ、今回は間に合ってるんで、お次のゲストハウスの時までお楽しみはお預けやね。








  

Posted by 陣 at 07:10Comments(0)廃材ハウス

2009年06月08日

殺虫剤フリーのダニ駆除剤登場

以前、あっこちゃんがエコ系の講座の講師をした他の講師陣の中に、ゼオライトという怪しげな粉末を開発した山本さんという方が講師を勤めてたらしい。
もちろん化学物質を使わない防虫剤という観点で。
いつも来てくれてる静子さんがダニ日記を読み、彼女が買ってたのをすぐに送ってくれた。
先日のあまらさんと言い、みんなほんとにありがたい。

何と山本さんはその日のうちにうちに来てくれた。

この物質は天然の粘土の成分らしく、食べても全く害はないそう。
最近「天然」とか「無添加」ってよく大手のメーカーが安くて出してたりする。
よくよく見ると着色料は無添加やけど、亜硝酸ナトリウムの入った「無着色タラコ」。
化学調味料フリーと謳って、たん白加水分解物の入ったウインナー。
色を茶色くして無添加と謳う蚊取り線香。
成分は天然由来やけど、抽出方法に問題があったりと、偽エコ商品が山ほど。
いくら天然でも今までそんなん一気に体に入れたことないやん、という基本的に???なものまで含めると殆ど×。

またそんなのが売れてるんやろねー。
ちょっと勉強したぐらいじゃあ大手メーカーのプロパガンダに翻弄されるカモ。
特に天然の殺虫剤など存在しないと思ってただけに、かなり疑ってかかってた。

よく話を聞くと、この開発主の山本さんは工学博士でいろんなモノを開発して特許を取ったりされてる。
元々は電力会社でいろんな物の開発担当をされてて、その世界の矛盾が嫌になり、独立というやり手。
こんなマニアックなおじさんが近くに住んでるってラッキー。

ゼオライトは微粉末の鉱物で、昆虫の体の呼吸してる気孔を詰まらせて窒息死、または体に付いたゼオライトを払おうとする度に体に傷がつき、ゼオライトの吸水能力で傷口から体液が奪われ脱水死という「そなにうまげにいくんかいなー。」と突っ込み入れたくなる美しいメカニズム。

使い方は掃除機の紙パックなり、サイクロンならダストカップに粉末を入れるだけ。
基本的にはアレルギーの原因のホコリダニ対策として売ってるけど、もちろんうちのイエダニや他にも吸血するツメダニにも効果は同じだそう。
ダニは掃除機の中で爆発的に増えるらしい。
特に掃除中のダニのフン(アレルゲン)は排気口から室内に出てしまうそう。
ゼオライトの場合は紙パックの中で全てのダニが死ぬんでフンを撒き散らかしたりもない。
同じ原理でシロアリの防除にも力を発揮するんだそう。
特にシロアリ駆除の分野は怪し~い業者も一杯やからねー。

問題は値段。
これがお高いと×。
うちのコンセプトは「健康と癒しに金が掛かってはいけない」という当たり前の価値観。
「○人に紹介したらロイヤリティーを払う。」というネットワーク系ももちろん×。
それそのものの正当な価値であるべき値段でないものには絶対に払わない。
例えばコースビスが一箱400円、三河本味醂が一升2600円、鋼の包丁が一万円のようにその価値が払うにふさわしい本物には喜んで払う。
「金がないから~。」という言葉は卒業したからね。
正直に言えば買いたい魅力のあるものがないからという所もある。
あっこちゃんは完全にそういう価値観。
僕はステンレス幻想や本物嗜好でキッチンツールや自転車などに未練があるけど、、、。

結論はゼオライトはその価値がある。
特許とかはどうでもええけど、180gの小さいのが525円。
うちの広さでは何本も要るんで、20㌔の大袋(4700円)の方を勧めてくれた。
ホームセンターの防虫系の商品でも500円前後はどれもするし、そういう大手の化学物質入りのものは絶対につかいたくない。
そのものの害毒云々よりも、価値のないものを宣伝と見せかけだけで売ってボロ儲けしようという大手メーカーの魂胆が許せない。

面白いのは山本さんの特許を使ってこの値段の8倍もで売り出した業者もいるそう。
ここがプロセスを重要視する人間とそうでない人間の違い。

山本さんは「私は業者じゃなくて研究者ですから、、、。」と終始控えめな態度。
うちのダニを採集してくれ、持って帰って顕微鏡で調べてくれるんだと。
色んなダニがいるからねずみの媒介するイエダニ以外のものがいれば他の対策も必要との事。
うーん、益々ありがたいねー。

山本尚明「防災&環境工学研究所」で検索してねー。

  

Posted by 陣 at 07:26Comments(0)手作り、無添加

2009年06月07日

鳥居三つ完成

今日は三つの鳥居が美しく並んだよ。

まず、昨日の続きの二階の工房側の半分。
昨日のと共に工房本体に寸切りのボルトで締めつけて固定。
いよいよ残りの一本、真ん中のやつ。
これは10cm×29cmで6m20cmと中々出ない貴重な廃材。
これなら真ん中に柱も入れんでええし、強度的にも最高。

これは重いんで、もちろんチェーンブロックの仕事。
昨日は真ん中で吊ったけど、今日のは片方チェーンブロック、片方タイヤショベル。
とにかく、上げたい木の横に仮の支柱を添わせてチェーンブロックを付ける。
後はガリガリと子どもの力でも1tの荷を上げる事が可能。

作業は全く滞りなく、美しく進む。
この桁が電柱の上に乗ったら両サイドから角材でサンドイッチにして固定する。
僕がドリルで穴を貫通させるキリの角度をしょうたくんが見て合図を出す。
こないだのチェーンソーの角度もそうやったけど、うちの廃材建築の根幹である、計らないその場の即興&あっと言う間に出来る気持ちよさを味わう最高のやり方。
最初の電柱を立てるときの角度も一人が離れて片目をつぶって見るだけ。
この「見る」という行為は非常に正確。
もちろん人間は錯覚という現象もあるけど、この一人が見て一人が作業をする方法はかなり確実性の高い工法。
もちろん少しぐらいはずれても問題ないという前提があるしね。
タジマの30万もするレーザーマーカーなぞお呼びでないぞ。

この角の桁はあまりにも幅が高いんで、電柱とサンドイッチにした角材を貫通させた後は寸切りボルトを切ってナットで締め上げて固定。
この寸切りボルトも2000年から今までいくら使こたか分からん程使ってる。
安い上に自由度の高いそして強度を得られる最高の材料。
4分(12㎜)が一番扱いやすくて強い。

最後はラチェットレンチで木がメリメリ押しつぶされるまで締めこんで完成。
この一連の流れは最高に気持ちいい。

ここまで来てやっと屋根材のイメージか決まってきた。
屋根材は稲を干す丸太でいこう。
中々かこええんちゃう。

しょうたくんが「車のボンネットばっかし、集めて屋根作ったらおもろいんちゃいますー。」とか冗談半分で言い出した。
僕もそろそろ木の廃材ばかりでなく「シェルター」にでてくるような車や工業製品の廃材をファンキーに使うのもおもろいよねと薄々思い始めてた。

今回それはないけど、一部使われてる車のフロントガラスぐらいで感動されてもしょうがないと思い始めたのも事実やからねー。







  
タグ :電柱

Posted by 陣 at 22:21Comments(0)廃材ハウス

2009年06月07日

新しい丸太

おとといの新しい柱の根元にコンクリを入れる。

お次は二階の工房の方に、軒を受ける丸太をつける。

まずは軒の傾斜をどのぐらいにするかヒモを張って横から見て、大体で決める。
傾斜はゆるい程屋根材の自由度が増えるけど、ゆる過ぎると雨漏りのリスクが増える。
今回もまだ屋根材を何にするかは決まってなく、一つ一つ作りながら次の工程を考える。

廃材天国を歩いて丸太を物色。
今、丸太が一番たくさんあって長さも太さも好きに選べる。
6mを一発で飛ばそうとするとめちゃ太いのになるんで、3m台のを2本セパレートにすることに。
あんまし太すぎないのを選んで長さはチェーンソーで調整。

細いとはいえそこそこの丸太なんでチェーンブロックで吊り上げる。
この道具は優秀で、母屋のめちゃくちゃ太い丸太を上げるのも全部これで可能になった。
現代ではレッカーという強力な手段もあるけど、一回呼べば5万はくだらない。
そんな重機に頼らなくてもチェーンブロックは1tまで吊り上げれるんで、いくら太い丸太でも十分。
チェーンブロックのストロークは限られてるんで、高い所に上げたい時は一度途中で受けて、チェーンブロックを架け替えてから上げる。
今回はたいして重くない木なんで、スチールの脚立で受るぐらいで十分。

この丸太を二階の本来とボルトで繋ぐと強度もバッチリ。

あまらマッサージで腰がよくなってきたしょうたくんも「動いた後のビールはやっぱり美味いですねー。」と復活宣言。
でもギックリ腰の手前だったらしく、ボチボチやらないとね。

夕方ハラさんがゴリって言う小さな川魚を持って来てくれた。
お母さんが大量に獲ってきたらしく、おすそ分け。
もちろん丸ごと唐揚げ。
僕も初めて食べたけどめっちゃ美味しかった。
こういう小さな魚なり、小動物系は丸揚げで間違いなく美味しいね。
輸入が止まり、キタルべき食料不足の時にはザリガニでもタニシでも食べたらええよね。
マクロビオティック的にも近くで獲れる小動物を食べるのは理にか叶ってる。
遠い所の大型の魚なんかよりよっぽど上品やったよ。







  
タグ :丸太川魚

Posted by 陣 at 08:22Comments(0)廃材ハウス

2009年06月06日

ダニ対策にあまら登場

タクミくんと夕ご飯食べながら喋ってると、突然今治のマッサージ師あまらさん登場。
「日記見たでー、これしかないやろー!」
超特大のハンモック!
こんなデカイの見たことない。
あまらさんの友達が外国から買ってきてお高いモノだそう。
目が細かいのと、とにかくサイズが大きいんでザラザラと痛くないのと親子で寝られる特別なタイプ。

最近突然の来訪が重なるも嬉しい来客ばかり。
昨日のタクミくんもあまらさんもメールも電話もなしやった、、、。
というか「ブログ見たんですけど、手伝いますから泊めさせてもらっていいですか?」というメール一つで来る人も断ったことがない。

あまらさん本業のマッサージを腰を痛めてるしょうたくんに施してくれた。
マッサージ中、終わってからもあまらワールドにみんなは魅了された。
キーワード「力は入れるんじゃなくて出すもの」。
これは究極やねー。
フンッと力むんじゃなく、ふうっと出す。
力を抜いて、とか楽に、と頭で考えても今までの常識が邪魔をして中々うまくいかない。
後は古武術家の甲野善紀さんの術と同じこともやってくれた。
僕に力一杯押せと言ってあまさんも押し返す。
双方力を入れてた押し相撲からあまらさんが僕の力をふわっと押し流す。
いわゆる相撲の「いなし」みたいにかわすんじゃない。
僕は力を入れられなくなって押し飛ばされてしまう。

それから歩き方。
「みんな土踏まずが堅く緊張してんねん!」
地に足をつけるグランディングの事。
自分の芯が地球の上にある事を意識する。
全然うまく説明できんなー。

とにかく僕の生き方や言動にしても全て見透かされてる。
これから徳島「実りの楽園四季」に行かれるそうで、四季のマサと僕の違いなんかを最高に面白がってるんだと。
「お前はもう、分かっとるはずやろ。」と随所に「おっしゃる通りです、、、。」と言う納得するパターンが多々あった。

この日記だけ読んでる人には分からんと思うけど、まだまだ僕は自分を解放しないといけない。
「ねばならないはない」と勘違いして頑張って疲れてる人にはよく言う言葉。
もちろん「ねばならない」はない。
自由にならねばならない、と頭で考えてもなれんぞ。
客観的にはみんな最初から自由で最高の自分を持ってる訳やから、、、。

一つ一つそれを邪魔してるものを外していこう。

僕もまだまだなんで、、、。

  

Posted by 陣 at 09:32Comments(0)来訪者

2009年06月06日

網戸とプチ手伝い人

そろそろ蚊の季節になってきたね。
新しく作ったみの虫寝室には網戸がないんで、作る。
アルミサッシ専用の網戸の枠がないんで、木で枠を作って網戸用の網をガンタッカーで張ればいいだけ。
このやりかたはとっても簡単、一軒目の廃材ハウスの時からやってる。

昼ごはん食べてると、ふらっとタクミくんがやってきた。
ついこないだまでは愛媛の自然農「まんがら農園」の野満さんとこで農作業を手伝ってた。
これから九州にカブで旅をするんだと。
泊まりはなしで半日うちの作業を手伝ってくれて、一緒に夕ご飯を食べながら喋った。

最初、調理用、風呂用の薪作り。
僕が網戸をやってる間にしょうたくんとタクミくんで連携プレーでやったんで、最近2t車に2杯も持って来てくれてた廃材の山はみるみるなくなっていった。

夕方、ピザの窯の屋根になる予定のスペースの続き。
軒の鳥居に乗せた電柱があまりにも細いんで、真ん中に柱を入れることにした。
ここに使う木は「もろだ」という(方言?)堅ったい木。
よく農家の軒の桁を受ける柱に使われてる。
後でつけるんで、下げ振りで垂直を出してから、地面に印をして浅く穴を掘って少しだけコンクリを入れる用意。
こういう時は柱をぶら下げてからコンクリで根元を巻くようにすると一発で決まる。

その柱を電柱に固定する為には電柱を切り込む方が強い。
もちろんチェーンソーで削るんやけど、このやり方はカナディアンファームのハセヤン直伝。
著書「廃材王国」の中で丁寧に説明してくれてる。
チェーンソーで削る人は手元しか見えてないんで、もう一人が少し離れて常にチェーンソーのバーを見る。
この人は常にバーの先が上とか下と合図を出す。
チェーンソーも持ってる人はチラチラと合図を確認しながら丁寧に削っていく。
もちろんノミでやった方が正確やけど、チェーンソーでやる事に意義がある。
あっと言う間に出来るのも魅力。

タクミくんは24歳で今から教職の免許を取ろうとしてる。
元々サッカーのコーチをやってて、子どもたちともっと関わる先生として「自由」を伝える仕事をしたいと。
僕やしょうたくんのデモクラティックスクールの話も理解できる、こんな自由な男が学校の現場に入ることはめちゃくちゃ意味がある。
現状を憂いて否定したり逃げたりせずに、軽い気持ちと笑顔でみんなの中で楽しんでいく。
彼のビジョンには心から尊敬の気持ちでエールを送ろう。







  

Posted by 陣 at 09:30Comments(0)来訪者

2009年06月05日

ねずみ天国=ダニ天国

廃材天国の構造上、ねずみさんが喜んでるのは言うまでもない。
早朝PCに向かってると、ねずみさんたちは大騒ぎ。
しかも天井がないんで、ダイレクトにその辺りを走っておられる。

最近にこちゃんをはじめ子どもたちがやたらとカユがり体中アザだらけ。
明らかに蚊のそれとは違う。
僕はそうでもないんやけど、あっこちゃんも割りとやられてる。

最初は寝室の畳を入れたとき、古いのやからダニでもおるんかなーとか思ってた。
で、ネットでダニの事を調べても駆除の会社や殺虫剤か生物の教科書みたいなのしかでてこない。
ここぞとばかりに、寄生虫学を岡山大学で教えていたあっこちゃんのお父さんに電話。
色々状況を説明すると、それは間違いなくイエダニという大型のダニで、ねずみが盛況なのと深い関係があることが分かった。
イエダニはよく喘息の原因になる小さなホコリダニと違いかなり大きくて吸血する。
普段はねずみの巣にイエダニも巣を作り、ねずみが活動してる時は巣に潜んでて、ねずみが帰ってくると吸血するそうな。
その関係がバランスしてると人間にはあまり関係ないらしい。
ところが、何かの理由でねずみが死んだりするとダニの巣は主人が居なくなり、お食事ができないんで、そこらをうろついてノロマな人間に取り付くんだと。
廃材天国には天井裏というものがなく、ねずみさんとの距離が近いという事もある。
特ににこちゃんが夜カユくて寝れないんであっこちゃんはプチヒステリー状態。

そういう事が分かってからあっこちゃんは毎日掃除機をかけたり、棚にしまってある衣類を洗濯しまくったり、死に物狂い。
何せ、子どもたちの惨状と言ったら、、、。
友達に水を溜めてフィルターにする布団やソファー専用の掃除機を借りてきたりもした。
原因が不明な程、心理的に不安に襲われる。
でも、ダニという原因が分かれば少なからず対策が打てる。
もちろん殺虫剤なんかはにこちゃんも居るし、絶対に使いたくない。
殺虫剤の害はレレイチェル・カーソン「沈黙の春」とかでお勉強しようねー。
ちょっと、古いな。
最新のその手の本は誰のがええんかな?

後はねずみさんたちに供給してる我が家の穀類なんかを徹底的に缶などに入れる。
鶏小屋のくず米もプラスチックの容器に密封する。
建築中にねずみさんの通路の事まで考えてなかったんで、よく見ればねずみが外と行き来しそうな所はいくらでもある。
そういう所に板を張ったり、粘土を塗ったりしてみる。
そう言う作業中、青大将くんにばったり出会い、あんたがねずみさん喰ってダニがブレイクしたんかー、と思ったりもした。
でも彼の存在はある意味心強いということもある。
うちの家の中でも食物連鎖が繰り広げられてるんやね。


ダニに対してバルサンのような化学物質を撒いてみたり、ねずみ取りをした所で根本的な解決はしない。
そもそもねずみを取ったりすればますますダニがパンデミックを起こすではないか。
でもカユいのは何とかしたい。
ねずみやダニを撲滅しようという考え方ではダメ。
どうせ、ねずみもダニも自然界にはようけおる訳やから、ねずみさんの巣は外に作ってもらって僕らとちょっとだけ距離を置けば問題はないはず。

まだ完全に解決した訳ではないけど、ねずみさんの餌の封印と隙間塞ぎ、毎日の掃除機で随分子どもたちも回復してきた。
こういう事件に対しての行動にも自分の選択が問われる。
その場しのぎの殺虫剤じゃなく、根本的な解決はどうしたらええのか。
ねずみやダニを敵視しては絶対に解決しない。
中々深い学びになったなー。

しかし、見れば見る程に廃材天国はねずみさんにとって最高の環境やな、、、。




  
タグ :ねずみダニ

Posted by 陣 at 04:29Comments(3)廃材ハウス

2009年06月04日

突然、品川ナンバーの旅人が

えらい早よ目が覚めた。
先に昨日のロクロの仕上げを終わらせてからストレッチを20分してと、、、。

「パチッと起き」というらしい。
目が覚めた時に起きる。
枝廣純子さん「朝二時起きで何でも出来る」もおもしろい。
目が覚めて起きるか二度寝するかも自分の選択。

昨日、大音量で音楽をかけて一人でロクロに向かってると、「突然で申し訳ありません。」と品川ナンバーの軽のバンで若い女性が訪ねてきた。
聞くと仕事を辞めて東京から一ヶ月も旅をしてるんだと。
何と九州の天草で笑平くんに聞いてうちを目指したんだそう。
折角四国まで来たのに時間がなく、あんましゆっくりは出来なかった。
て言うか、何で笑平くんに電話番号聞かんのやー。
わざわざちょこっとうちに寄る為に瀬戸大橋渡って来て、もし留守やったらどうするん?
この辺りの天然さと直感で動くセンスは思い切って仕事を辞めて旅に出ただけあって、素質十分。
直感と行動。
それを実現してる彼女はスゴイね。

とにかく今の東京暮らしから半農半X的な土が近い生活に向かいたいんだそう。
染色とか織りに興味があるそう。
すばらしいねー。

僕に言えるのは「それは絶対に可能だ」と言うことと「夢を共感してくれるパートナーと一緒に歩く」ということ。
廃材天国が実現してるのも10年前にあっこちゃんが言うた「電気もガスもない方が楽しそうやん。」の一言から。
彼女は高校生の時に一番行きたい所はと聞かれ「絶対に江戸時代!」と答えてた純粋ぶっ飛び派。
彼女のコンセプトでだんだん僕が動いて現実のものになってきた。
腹のすわった女は凄いよー。
というか男にはこういうのは苦手なのかもしれんね。
何があっても動じないってのはどっからくるんやろね。
やっぱり命を産み育てるという役割やからかな。

縄文時代や先住民族の社会は女性が仕切ってたらしいね。
産業革命や経済発展、競争、戦争とここ最近の西洋文明は男型の文化。
いつも言うとるけど、僕のスタンスは現代文明を否定して昔に戻る事を目指してる訳じゃあない。
競争と経済至上主義の今の社会では絶対に安心して女性が子どもを育てる事はできない。
これは客観的な事実やん。
うちも子どもにたくさん給付金くれてるけどお金じゃないんよね。
本来の役割を見失った情けない政治家ごときに小子化対策なぞ出来るか。
と、今の現状を否定したってしゃあない。

キタルべき希望にあふれる未来に向かって今の現状を見据えながら、女性がリーダーになる社会。
北欧とかで議員の半数が女性の国もあるみたいやし。
もっとも競争に勝つ事を教育された女性でなくて、本来の愛に溢れる女性性。

好きになった相手と交尾して子どもをつくる。
子どもを愛して見守る。
シンプルで簡単。
変に教育とか押し付けんでもええよ。

女は命を産み育てる事に命をかけろ!
男は命を懸けて女と子どもを守れ!

岡崎の自然出産の吉村医院の先生の言葉。

最高なのは「この話を聞いて涙を流さん奴は人間じゃねーぞー!!!。」と涙ながらに絶叫する吉村先生、、、。

  
タグ :女性

Posted by 陣 at 03:43Comments(0)来訪者

2009年06月03日

田植え機売ります

クボタの20年ぐらい前の古い田植え機。
去年から約3反の農地全てを手植えに切り替えたんで、この田植え機は必要なくなった。
今まで、5セ程の小さい田んぼを不耕起自然農でやって、大半の大きな農地は機械でやってた。
今の3反はトラクターで耕し、手植え、無肥料、無農薬、除草剤なし。
トラクター壊れたら全部不耕起に切り替えよう。

でもこの田植え機くん、バッテリー充電すればセルですぐにかかるし、油圧系の動作も問題ない。
おととしまで現役やったからね。
親父は邪魔になるから処分せーと言うけど、スクラップにしてしまうのはあまりにももったいない。
ネットオークション見てると、この程度の田植え機で、5万くらいで売ってる。
どやって送るんやろか?
そこで、廃材天国の立地を活かしてガレージセールをすることに。
とりあえず3万にしてみた。
苗箱もあるんで、オマケしよう。
あっ、良好の漢字を行に間違ごとるー、、、。
まあ、ええわ。

そんな事より、今年の田植えは6月27、28日。
去年は2、30人の大所帯で植えたけど、今年も近くの人で来たい人はよろしくー。
苗取り、昔の回転式定規を使っての手植え。
ほんと、昔の農具って凄いよね。
この定規で植えて、田車での草取り、しかも2種類あって初めと後で使い分ける。
ハゼかけして乾燥した後は足踏み脱穀&唐箕。
もちろんうちには全部あるんで、将来的には機械を辞めてこういう農具でやりたいね。
自分たち家族が食べるのを家族総出でやるとそんなに大変とちゃうよ。
高っかい機械を買う方がよっぽど大変。
そもそもお金の問題よりも機械でやるのって乱暴で非文化的やしね。

低レベルの西洋文明の機械農業から美しい日本のスピリチュアルな農へのシフト。
作業のプロセスの美しさ。
これが大事よ。
やっぱし、究極は不耕起草生、無肥料の自然農やな。





  

2009年06月01日

アートでたんぼ


人類は何故アートを持ったのか?
それは農耕を始めたからだ!

9年目になる今年の「アートでたんぼ」のコピー。
西洋文明の代表格、英語のカルチャーとは耕すという意味。
不起耕自然農の福岡さん曰く「耕し始めたことが人類の原罪だ。」。

分っかる~!?

耕して生産効率をあげたから人類は進化発展できたというのが教科書。
ちっちっちっ。

農耕を始めた=自然と共に生きる調和型の暮らしから、環境破壊型の文明社会に移行する歴史的な第一歩なのだ。

自然界にはあり得ない「農耕と定住」。
不自然な事をすれば当然自然界から淘汰されるのが宇宙の法則だとすれば、不自然なことを始めたのならせめて収穫の時には一日中踊りまくって、その調和を図ったんじゃあないのか?
というのはアートでたんんぼの主催者の河野さんのオタッキーで個人的な見解だけじゃない。

それこそ、アイヌ、イヌイット、アボリジニ、マサイ、、、先住民族の教えにはいままで営々と生きてきた人類の英知が詰まってる。
マルロー・モーガン著「ミュータントメッセージ」読んでよ、絶対に。

まあ、とにかく、田んぼにアート作品を持ち込むチャチなイベントじゃなく「アートでたんぼ」。
農耕をするからにはそこで歌って踊って狂いまくって敢えてエントロピーを上げないという事。
農耕=生産。
これがそもそも間違ってる。
農耕+アート≒自然(能率重視じゃない)。
これは自然から遊離してしまった現代人にできるせめてもの償い。
究極的でいて現代の日本でそんなこという現役の百姓が何処におるか。

廃材天国の役割は「アートな食」。

そもそもアートとは何ぞや?
新しい価値観の創造だ。
新しいとは今の問題のある当たり前の経済優先の価値観からオルタナティブで自由で根源的な自己実現だ。

今の廃材天国の一番重要項目は何と言うても「食」。
この日は天然酵母で薪窯のピザ。
マクロビ、あっこスイーツ。
夏の切り札、スムージー。
玄米タルトに高野豆腐のカツ入りオムスビ。
自ビールにドブロクも。
廃材天国のポテンシャル全てを投入した出店となった。

このピザ窯は去年、河野さんと田村さん(この人なしには一軒目の廃材ハウスは建たなかった)とで一日で作った窯。
今年はあっこ天然酵母で練った生地に自家製トマトソースでガップリ勝負。
これが大、大、大ブレイク!
僕は生地延ばしっぱなし。
焼き担当のハラさんは焼きっぱなし。
いやー、改めて薪のピザとうちのクオリティーの底力を見せつけてしもたね。

相変わらずのフリージャズや抽象作品の羅列される中、かまどゴーゴーの「ひめひこ」のライブや竹のオブジェ、香川ナンバー2のため池クルージング。
超もりだくさんな内容のメインのお客は近所のお年寄り。
中山間地の「とっしょり」はお年寄りとかいうボキャブラリーで括れるもんちゃうぞ。
ほんまみんな元気、元気。
もちろんピザもみんなに振舞って食べて頂いた。

入場料もない上に近所の有志でつくってくれる打ち込みうどんもオムスビもボートクルージングも全てフリーというとんでもないイベント。
この空気は絶対に他では味わえない。
この特殊な空気を味わう為に県外はおろか東京からも毎年来てくれるリピーター多し。

理解不能で支離滅裂でも、目が飛び出し、顎が外れる感動体験をせよ。
これは人生の必須課題。
自然と共にある英知を持った人間には必要はないけど、我々先進国の国家教育を受けた人間には絶対に必要だぞ。

大人も子どもも犬もみーんな、時間もプログラムも全くない超自由な一日。
好きなことやりたい放題。

そのアートという肥やしで河野さんは7反の稲を作る。
科学肥料、有機肥料や農薬はなし。
一反で6俵でノープロブレム、これが河野さんの農業哲学。
たくさん取れればいいという下品な思想はない。

こどもたちが超ワクワクするこのイベントにどこかブレーキかかって全開で楽しめない大人よ。
あなたの為にも子どもの為にもあなたが自由になり、ワクワク没頭することが求められてるんだぞ。












  

Posted by 陣 at 22:34Comments(0)イベント