廃材天国HP

2012年06月29日

田植え終了!早く終わったので、大飯原発に行くぞー!!

いつもは翌朝書く日記を繰り上げて投稿。


今日はナオミさん、キタさん、ゆかりちゃんのお父さんと加勢に来てくれて、午後早目には全部の田んぼを植え終えた。


植えた後、一通り歩いての補植。


一本植えでヒョロイけど、この方がジャンジャン分ケツする稲のパワー全開になれる。


6時ごろには補植も完了。

なので、数日前の日記に書いた「オキュパイ(占拠)大飯」に駆けつけることに決定。
あっこちゃんも子どもたちも超行く気満々。
もちろん天ぷらカーで行く。
ルート検索で調べると片道300㌔ぐらい。

ネットラジオ「DON!弥五郎のもう朝ですよ!」
http://www.ustream.tv/recorded/23631990
ここで最近毎朝、山口の弥五郎くんと大飯の現地のカンタくんとが中継してくれてる。
田植え終わったら行きたいなー、と思ったのであっこちゃんと相談して行く事にした。

子どもたちも毎朝YOU TUBEで官邸前のデモやら、絶対原子力戦隊スイシンジャーとか見てるし、ユーストでカンタくんやしょうたくんが北九州に行ってる様子を見てる。
大飯原発の現地は占拠とか言っても、特に過激派とかいう雰囲気じゃないし、楽しそうと思ってるみたい。
まあ、「また家族でプチ旅できるわい。」とか思ってるんちゃうかな。

今回は6/30の午後1時から3時の集会とその後のデモに参加。
みんながテント張ってる公園に僕らもテント張って、翌日7/1は大飯原発ゲート前の座り込みに参加。
一泊二日の旅程。

もちろん、都合で行けない人はしかたない。
でも、ここんトコの官邸前のデモの映像やカンタくんの中継聞いてると、「人が集まるパワーでホンマに何とかなるかもしれん!」と思い始めてる。
何より、行ってみたい!
「田植えあるし無理かー。」とか思ってたけど、みんな見てくれて早よ終わったし。
日程に問題なければ行くしかない!

革命生活と言いながら廃材の家で自画杜撰生活なり、田んぼで泥遊びしてるのもいいけど、現地に行くのはワクワクやねー。
若い奴だけじゃない、子ども連れの家族で参加するのも意義深い。
ウチでは何でも家族ぐるみが当たり前。
この廃材で薪の生活だって、あっこちゃんが先に言いだして実現してる訳やし。
子どもたちにとってはコレがフツー。

一泊だけなんで、玄米ご飯をクーラーBOXに大量に入れて、味噌、梅干しを持って行けばそんなに大掛かりな準備もいらんし。
天ぷら油はさっきも濾過始めてるし。
現地は広い公園なのでテント泊にしよう。
用意周到には出来んけど、瞬間的にする直感準備作業もまた楽しいもの。

わっしょい、わっしょい!
祭りだ祭りだ!
何なら褌トランスダンス披露してこよか!

いつもの如く、旅先でネットはしないので、また帰ってきたら報告するねーーー!






  

Posted by 陣 at 19:10Comments(0)社会

2012年06月29日

コツコツ作業はやってりゃ出来る

田植え2日目。
昨日は高松からヤンちゃんが来てくれた。


にこちゃんもやってる。


昨日は野遊も学校から帰ってきて植えた。


左が稲の苗で右は雑草。


苗取り班がある程度は仕分けしてくれてるけど、混じってる。
赤い根っこのがそう。

触るとフニャッとして柔らかいのが雑草で、稲は固くてしっかりしてる。
根は赤くなくて見分けにくいのもある。
最終判断は葉の根元にウブ毛があるかどうか。
ウブ毛があるのが稲でないのが雑草。
慣れるとすぐに分かるけど、初めて植える人にはちょっと難しい。
後で草が植えられてるのは僕らが直す。

初めて田植えに参加した人の多くが、「みんなでやるからできるんですねー。」と言う。
確かにみんなでやるのは楽しいし、速い。
一軒目の廃材ハウスの近くの棚田(5枚で一反分)を借りて一人で植えてた時は一週間以上はかかってた。
暑くてしんどい時もあったけど、植えてた。
不耕起やったし、遅々として進まない。
それでも廃材建築を一休みして植えてた。
休憩の時には側に成ってる夏みかんを食べながら。
植えてりゃ、植え終わる。
植えりゃ水入れる。
丸亀と違って石組の棚田で水が漏れだしたりして畔塗りをし直したり。
ジャンボタニシも居なかったので、田に這いつくばって草取りもした。
ソコソコは採れて、大家さんの河野さんの所で籾すりしてもらった。

農作業ってコツコツ仕事やから一人で出来ることが多い。
廃材建築にしても、一人でコツコツやってきたし。
出来たのを後で眺めれば「おおー!」と思うだけ。
コツコツ仕事は延々と毎日やってりゃ、いつかは出来る。
逆に「みんなでやらないと出来ない。」という事はない。
一人ででも毎日やってるから、段々みんなが集まって来る。
そういう順序。

まず、出来ない環境を排除する。
自分の時間を切り売りしない。
勤めに行かない、バイトをしない、それと同時に金のかからない生活の構築。
金がかからんから稼ぐ必要がないという順序。
そうして莫大な時間を自由に使える。
そうしてきたし、これからもそうする。


ガシラ(小さいメバル)のから揚げとチヌの塩焼き。


コンニャクのタン塩風。


豆腐のフワフワ焼きの餡かけ。


92歳のひいおばあちゃんとノワくん。
半寝たきりの生活から、自分で台所まで来てご飯を食べられるようにまでなった。

夜明け前から真っ暗になるまで植えてたと、ばあちゃん。
一人で一日一反植えてたと!?
親戚3家族で3軒分の田植えをしてたそうな。
男は牛使って代掻きや苗取り、女が田植えの選手だったと。
で、自分たちの田が終われば、賃植えとして他の田んぼにも植えに行ってたとか。
一体、一人何反植えてたんやーーー???
こういう話を聞くと、益々スイッチ入るよねー。


みんなでご飯。

さあ、今日も植えるぞーーー!!!


  
タグ :田植え

2012年06月28日

田植えスタート

いよいよ田植えスタート。


まず、朝は苗取りから。


ワラでくくった苗を予め田んぼに投げ込んでおく。


昔ながらの定規を使って植えていく。
野遊が学校でいなかったけど、イッサと土歩は活躍した。
ゆかりちゃんのお姉さんのユキエさん、関東から原発震災で移住してきたナオミさんも加わって大勢で植える。
二人とも初めてと言うけど、誰でも出来る。


お昼は外で。
ゆかりちゃんがノワくんのお守をしながら料理を担当してくれた。
写真では分からんけど玉ネギのステーキはびっくりする美味しさやった。
ノワくんも10ヶ月、超丸々と太ってきた。
ウチの子3人もこんなんやった。


何やかんや喋りながらの作業。
黙々と必死でノルマをこなすような仕事じゃない。


にこちゃんも田植えデビュー。


夜ごはんもゆかりちゃんが作ってくれた。
インゲン豆と金時豆のクリームコロッケ風。
生クリームや牛乳を使わないのは当たり前としても、豆乳すら使ってない。
トロトロに煮た豆と塩と玄米。
ほんとにクリーミーで美味しかった。


揚げ物に対してヒジキのマリネとキャベツのサラダもホッとするやさしさ。

田植えという作業そのものも楽しいけど、みんなで集まってワイワイ喋りながらの作業。
作業の合間の休憩はあっこスイーツを食べながら、お昼や夜のみんなでご飯も楽しみ。

立派な固い苗にしろ、この苗を田に植えて超分ケツして堂々たる稲に成長するにしても当たり前に約束されてる。
それは別に特別な事じゃない。
人間様が作ってる訳ではない。
籾を田におろす。
苗を田に植える。
確かにそういう補助的な作業は人間がやってる。
でも、育つのは籾の力。
太陽のパワー。
水の恵み。

そういう自然の力が「生きていくのに必要」な人間にとって最も大切な事。
原発再稼働を「国民の生活を守る」という時代錯誤の総理や、この政治を支えてるのが我々国民。
その茶番にあきれてテレビにツッコミ入れるよりも、田に立つんだ!
籾を蒔く。
それが大事やし、それで十分。
籾が稲になり、たわわにお米がとれる。
そのお米を毎日玄米で頂く。

農業で生活できない。
それは大型機械を買うから。
農で生活する。
当たり前に誰でもが出来るし、営々と先祖がやってきた。
食べるもん作って喰えないという倒錯は起こり得ないぞ。
こんなにも単純で当然の農に関わる生活だったり、自給自足的な生活が「退職してから」とか「将来の憧れ」になってるのはなんでだ???
稼がなくてはならない!
成功しないといけない!
社会的な地位を得て立派な人にならなければいけない!
、、、、、。
学校教育やマスコミの社会的な洗脳なくして成り立たたんよね。

最大の成功とは自分のしたい生活を日々満喫できること。
ココ大事なポイントよー。
時間泥棒と取引きした成功などクソ喰らえ。

平穏で自分たちだけの自給自足は実現可能だと一軒目の廃材ハウスの生活で確信した。
それだけじゃあつまらん。
「革命生活」と銘打った以上は罵られようとも、このブログでの発信はエンドレスだ。

原発再稼働、国家破産、、、様々な社会問題に立ち向かう生活だ。
武装や宗教とは一味違う。
何しろ毎日の生活やもん。

そしてその生活を支えるのは「自然の力」。
太陽や水から始まって、菌類、バクテリア、酵素、波動、量子からヒモ、暗黒物質まで宇宙の構成要素。

その絶対的な自然の一部に、この人間様も属してる。
そしてその人間が種を蒔くという作業をする。
この田んぼから一年分のお米が収穫できるんやからねー。

余裕シャクシャクじゃん!!!

それと同時に、6/29は官邸前、6/30は大飯原発、の直接行動も大事!!!
http://www.youtube.com/watch?v=xi3atPzXYXc&feature=player_embedded  
タグ :田植え

2012年06月27日

最高の苗

今日から田植え。
3~4日かけて植えていく。
もっとかかってもノープロブレム。

昨日から苗取りをしてる。
親父、親父の所の陶芸の作業に来てるまっちゃん、お袋、土歩、僕。
野遊は久しぶりの学校やった。
今日の田植えは弟夫婦やあっこちゃん、他にも県内の友人が何人か来る。


しっかりした苗で、バッチリ。
手植えの苗はこのぐらいの大きさで丁度いい。
ブチブチ抜いて、バシャバシャ洗って、束にする。
ワラでクルクル巻いて水に浸けておく。
この束を田植えの定規の進行方向に投げて置いていく。

この辺りはジャンボタニシが多く、機械植え用の箱苗のように苗が小さいと喰われる。
ウチではこういうしっかりした苗を手植えするので、大丈夫。
ジャンボタニシは下の固い部分は食べなくて、水に浸かって水面からちょこっと出てるような上の部分からかじる。

一番ジャンボタニシがありがたいのは雑草を食べてくれること。
全く草取りをしなくても、ヒエの一本も生えない。
除草剤をやらない場合、ヒエとコナギという二大雑草に悩まされる。
水口から米ぬかを入れて押さえたり、一般的には田打ち機(車)を押して取る。
それでも取りきれんから、何度も手で直接取る。
梅雨明けの草取りが大変。
大変な作業のことをワクワクというようにしてる以上はそれもまた楽しみの一つでもあるけどね。


午後は観音寺で鈴木博之さんと、ニュージーランドやオーストラリアに口座開設に行った仲間との勉強会。
向こうの日本人スタッフとのFAXのやりとりの仕方やネットバンキングのやり方。
博之さんは金融のプロなので、投資信託や株で失敗した人からの相談が激増してて忙しくなってるとか。
また今度、秋には廃材天国でセミナーをする事になった。
博之さんは20代、30代の若者を中心にやりたいと。
若い時に35年ローンで家買って、呪縛生活に陥る前に気付くと超ラッキー。
ナゼ、廃材天国で金融の話?と思われる人も居ると思うけど、大事やでー。
退職金の使い道に困ってて、という人ばかりが対象じゃない。
20代、30代から基本的な金融の仕組みが分かってれば、今のデフレだ、今後のインフレだとかに流されずに済む。

折角、嫌な仕事辞めてもまたバイトして稼がないと生活できないというんではね。
田舎暮らし、自給自足生活に入りたい若者は多い。
でも転ばぬ先の杖的な心配をしながらでは入れん。
自分の示す姿勢によって、稼がなくても生活できる。
藁しべ長者生活のような廃材生活は日本全国で可能だぞ。

もちろん、ここで言ってるのは財テク的なお金を増やす仕組みじゃない。
お金の不安から解放されるため。
ウチでは夫婦共々お金に対する不安は完璧にない。
あっこちゃんの物欲のなさににはさすがの僕も感服するけど、僕だって「お金ができたらアレが欲しいなー。」とか思わないしね。
宝くじも一回も買ったことがない。
あんな他力本願の真骨頂に何百円たりとも絶対に払えない。
もちろん、美ししくよく切れる包丁やバリバリにクールなチェーンソーは必要不可欠なモノやけど、そういうのは一通り揃ってしまったし。

家賃、借金、ローンナシ。
固定資産税は敷地内に建てさせてあげた看板の収入で相殺されてる。
家が廃材でタダなら今後のメンテナンスも廃材で自分で出来る。
光熱費は文字通りのフリー。
車も天ぷらカーになったし。
天草の松本さんの塩や国産の圧搾菜種油、小豆島の杉樽で寝かせた本醸造の醤油、久保さんの豆腐などの命の源として必要なモノを買っても出費なんかほんのわずか。
後は車検、国保やプロバイダ、電話ぐらいのもの。

陶芸や出店の仕事も自分から営業したりしない。
頼まれた仕事を生活に支障がない範囲で対応できる時だけする。
それで十分お金は余っていく。

何でも自分で出来るという自信に加え、「別にコレ要らんやん。」という「辞められるモノ」が続出してスリムな生活になってくる。
今の現代生活の常識的なものを、「何でも自分たち家族で作ってしまおう。」と意気込んでも中々難しい。
「そもそもコレは要るのか?」
という徹底的なソモソモ論を夫婦で展開させる事が必須。
子どもたちもそれを常に聞いてる。
そして、この廃材生活が当たり前になってる。

こんなチョロ書きの文読んでも???
ココは分かるけどソレってどーなん?とモヤモヤツッコミ満載やと思う。
参考にしたい人は真似すればいいし、したくない人は読むのを辞めろ。

ウチはたまたまこういう廃材生活を選んだ。
全身全霊を挙げて、呪縛からの解放を実践し続ける。

そしてこの簡単で明快なお気楽革命を喚起する。

再稼働反対も廃材集めも理屈じゃない。
したいからするだけ。

他人ごときに自分の芯の気持ちを説明なんか出来なくっても大丈夫だ!



  
タグ :田植え

2012年06月26日

田んぼの代掻き

いよいよ田植えが近づいてきた。


苗代も順調。
毎年ヒノヒカリの籾を取って置いて植えてる。
最近黒米が混じって、所々に黒い株が育つようになってきた。


バラ撒きで相当大きくしてから植える。
機械植えじゃない昔はこういう苗。


3反の田んぼの代掻き。
トラクターに乗るのは親父。
僕は隅の泥を中へ投げ込む作業。
田んぼの泥は正にアースって感じで気持ちイイーー。

6年間小さい面積を不耕起自然農でやってきたけど、今のこの3反は代掻きして手植え。
無肥料、無農薬、当然除草剤もやらない。
それで、実家と廃材天国、弟家族の一年間の食べる分が採れる。
お米程効率のいい作物はない。
だからこそ、こんだけみんな作ってきた。

一軒目の廃材ハウスの時は山からの水の棚田でいい所やった。
今の実家の田んぼはコンクリートの畔にコンクリートの用水路。

一軒目の廃材ハウスの高瀬の田んぼで作ってる時、自然農の川口由一さんに会いに行った。
「実家の田んぼの回りは下水道はなく、他の家の台所の合成洗剤、他の田の除草剤や農薬も入って来るんです。」
「そういう田んぼで無農薬でやるとすればどうしたらいいでしょう?」
と質問した。
すると、彼は満面の笑みで、「そうですか!秋山くんがそういう田で草を生やし、虫たちが豊かに育つ不耕起をするなら、そこに流れ込んでくる水はどんどん浄化していきます。」
「どんどんやって下さい!。」
と!!!

僕は実家の田んぼの環境は悪く、そんな所でも自然農で無農薬栽培できるのか?という「自分たちが無農薬のものを食べたい。」といういわばエゴ的な環境意識からくるものだった。
この川口さんのマクロな視野の意見にはショックだった。
でも、このことがきっかけで丸亀という市街地郊外に廃材天国を建設したし、ここで薪の生活を実践するし、田んぼや畑もすることになった。
一軒目の家を作ってる時には、将来は徳島や高知の沢の水の飲めるようないい環境の所で自給自足したいと考えてた。

今、毎日通勤の車が通り、ゆめタウンとイオンタウンの見える廃材の家で毎日薪の生活して、家族で手植えの田んぼをしてる。
「自分たちが汚染のない、無農薬の、、、。」という感覚はない。
そやし、少々の化学物質ごとき、ものともしない自然の中の微生物は丸亀の田んぼにもある。

もちろん農薬も化学肥料もなくなった方が素晴らしい環境になるに決まってる。
そのために犠牲になるのは環境だけじゃない。
農家は1反当たり化学肥料に1万円、農薬や除草剤に1万円という大金を使わされてる。
それが住友やモンサントなどの巨体を維持するのに貢献してる。

農業は特にこのバビロンシステムの影響が強い。
減反政策の補助金でも、自治会で申し合わせて実施してみんなでもらえるという、反対する=即村八分という構図にしてた(今は変わってきてるけど)。
少数の反対派は隣近所の賛成派で潰してしまえるという論理。
これが原発をはじめとする巨大開発の常套手段。

昨日書いた「革命生活」というのは自然農の創設者、福岡正信師の「わら一本の革命」からパクッてる。
「わら一本からでも革命は起こせる。」と戦前のこれから機械化しようという時代にあって、不耕起を提唱した師の存在は大きい。
「草や虫を敵としない、そもそも害虫益虫の別はない。」という、物ごころついた頃にはトラクターとコンバイン世代の僕には超新鮮だった。
「人間のすることは全てが余計なことだ。」
「種を蒔くだけで、後は昼寝をしておけばいい。」
達観した言葉は農を哲学にまで進化させたと言われる。

川口由一さん、木村秋則さんも福岡さんの思想に基づいて実践してこられた。
僕の回りでも、徳島の沖津さん、愛媛の中谷さん、和田さん、野満さんという頼もしい自然農専業農家も活躍されてる。

自然農の捉え方はデモクラティックスクールともリンクする。
田に立てば、自然=自由=自立=自律という事がスッと理解できる。

「信じて待つ」
中々難しいけどねー。
まず、その「信じよう」「待とう」とすることにチャレンジだ!


昨日はミャンマー帰りのトミーがフラッと来た。

セルフ生春巻き。
チマサンチュがよく出来てる。
手作りのハムがアクセントにいい。


久保さんの豆腐の黒豆のおから。
キメが細かくて美味しいんよー。


つるむらさきと固もめんの炒め煮。
今年はつるむらさきの自生の勢いが半端ない。


セルフ巻きは楽しい。


トミーが洞窟で掘ってきた石のお土産を手探りで選ぶ。


オーガニックの石鹸も。



  

2012年06月25日

革命生活

昨日は米飴を煮詰めた。


焚いた白米6合に対して、荒引きにした乾燥麦芽200g、水を1ℓ。
後は電気ジャーの保温で6時間待つだけ。
これはカスを絞ったものを煮詰めてる所。

あっこスイーツの甘みは甘酒とこの米飴だけ。
脱砂糖。
黒砂糖、てんさい糖、ハチミツ、メープルシロップも使わない。
お米由来のもので、精製度が極端に低いのが甘酒と米飴だから。


屋根の作業も続行。
子どもたちはなぜか屋根の上の作業が大好き。


ある程度運んだので広げてみた。


こんな感じのバラバラ具合。
台風なんかで飛んでいかないためにも更に砕いて小さくした方がいいかも。
この大屋根の下の軒の部分に廃材ソーラーパネルを仕込んであるからね。
それにしてもこのバラバラ感は最高!


夕方雨が降ってきたんで、屋根から降りて玄米珈琲を煎る。


簡易式の鉄板カマドに乗せて外で煎る。
最初は火が強いと、ポップコーンのように弾けてしまうので、時々こうして火から下ろす。


ずーっと混ぜながら付きっきりで煎ってるとこういう色になって来る。
このぐらいまで来ると強火にしても弾けない。
それにここまで来ると強くしないと真っ黒の珈琲と呼べる所までいかない。


これぐらいで完成。
最後はもうもうと煙を上げながら徹底的に煎る。


アラメ、揚げ、人参、エンドウ豆の煮物。
ゴマ油でそれぞれの素材を炒める事で旨味を出す。
塩を振って蒸し煮して煮切る。
その事で醤油のみの味付けで抜群に美味しい。
あっこちゃんは砂糖はもちろん、味醂も入れない。


高野豆腐のフライ。
ゴボウの煮物が入ってる。
高野豆腐は味付けして絞って揚げる。


コリンキーというズッキーニの親戚のような野菜。

まだキュウリやナスが採れ始めで小さいというのもあるけど、この梅雨時期に夏野菜はガンガン使うのは早すぎる。
まだ瀧のような汗ってレベルじゃないのに、生のキュウリやナス、トマトなんかの陰性の強い野菜をモリモリ食べると身体を冷やし過ぎる。
この時期は干物を多用することで乗りきる。
これは自然療法の大森かずえさんの言葉。
東条百合子さんもいいけど、この大森さんの本と併用した方がいい。

自分の身体に何が必要で何が不必要か?
感覚が研ぎ澄ませてくると自然に分かって来る。
高野豆腐を圧搾のいい油で揚げてるとはいえ、揚げ物は多過ぎると気持ち悪くなるし。

野菜中心がいい、玄米食やってるからいい。
という「〇〇が身体にいい」というもんじゃない。
自分の身体の様子を知り、全体のバランスが重要。
いくらいいおかずでも玄米の量が6割とか食べられない程食べるとよくないし。
汗をかく労働者と事務仕事の人では味付けは全く異なるし。
大人と子ども、男性と女性に加え、色黒、声の大きさ、太り方など陰陽にも様々な要素がある。

市販の加工品や外食を辞めるのは初歩中の初歩。
手作り生活に入っても、こういうバランスを崩すと体調に現れる。

自分の身体の声を聴くってこと。
慣れてくれば難しくもなんともない。
「〇〇を食べないとー。」って思い込みを実践する方がよっぽど難しい。

この毎日の手作り生活こそが革命だ。
革命生活だ。
生活革命とちゃうよ。

革命を生活で起こすってこと。
現代の革命に必要なものは闘争でも運動でもない。
こういうオルタナティブな生活の実践者は確実に増えてる。
家まで自分で建てなくとも、メシぐらい自分で作れる。

脱原発、再稼働反対を叫ぶのと、自分たちで生活を成り立たせてしまうのを同時進行する。
衣食住、エネルギー、医療を自給していくことで、総理の大義名分はカスレてしまう。
「経済のため」というのだって、みんなの生活のための経済の事じゃあない。
自分たち、原子力ムラのためってことも分かって来た。

でもその原子力ムラの恩恵にあやかるのは、ごく少数の一部の人だけじゃない。
僕ら自身も回りまわって原発マネーの影響を受けてる。
その恩恵からジョジョに足を洗って行こう。
それは大変なイバラの道ではない。

自立と自由のワクワクで大興奮の軽い足取りなのだ。

重い呪縛から解放され、軽~くいこうぜ!!!

そういう意味では革命って言葉は重いよね。
何かイイ言葉ない?  
タグ :革命生活

Posted by 陣 at 09:29Comments(0)手作り、無添加

2012年06月24日

廃ビニールに廃瓦の屋根

久しぶりに屋根の作業。
合間、合間で中々進んでない。


一応、この農業用ビニールで雨漏りは一滴もしない。
でも、ピーカンの日はそろそろ室内が暑くなってきた。
いわばビニールハウスやもんね。
二階の工房では顕著にそれが分かる。
まだ、窓を開けてれば何とかなってるけど、梅雨明けの本格的な夏を迎える前には何とかしたいもの。


廃材天国に住み始めた08年頃はこんな屋根。
ビニール(ブルーシート)の上に板葺きの屋根。
石は板が飛んでいかないための重石。
ブルーシートではウチの屋根の横の長さに足りずに継いでた。
それが雨漏りの理由。
コーキングで留めてたけど、ブルーシート(塩ビ)とシリコンコークでは完全にくっついていなかった。
それは素材の問題。
塩ビを留めるには塩ビ専用のボンドじゃないといけない。
この辺りは色々経験して分かってきた。

素材とボンドの相関性は深いよ。
ポリエチレンなんか、完全にくっつくボンドはないからね。
ビニールハウスの素材でも、塩ビとポリエチレンがある。
商品によって「タフ二ール」(塩ビ)とか「ポリエース」(ポリエチレン)とか、こういう流れで聞けば分かるけど、当時は分からなかった。
こんなのも最初はピンと来てなかったもん。
事実、ピザ窯を置いてある軒の屋根の防水は農業用ポリエチレンだった。

何でブルーシートを使ってたかと言うと、岡山にブルーシートのハトメを加工してる工場があって、B品が出る。
備前焼の弟子時代に薪の覆いに使ってた。
軽トラに山盛りで3000円なので、瀬戸大橋を渡って買いに行った。
それもホームセンターの最安のペラペラのじゃなく、厚みのあるいい品物。
廃材天国の全ての屋根にこのブルーシートが使われてる。
ところが、その工場は移転して事務所に電話しても「そういうものはお分け出来ません。」で取り合ってくれない。
当時から直接現場のおっちゃんに3000円渡して分けてもらってたから、会社は通してなかったんやろう。

どっちにしてもブルーシート採用案は廃材としての入手ルートが断たれたので、ボツ。
それで農業用のビニールハウスの廃材に照準を合わせた。
何年かに一度張り替えて棄てるとはいえ、結構みんな再利用して使ったりしてる。

「廃棄にお金がかかるからもらえる。」
廃材の入手はそういう簡単な論理ではない。
どの廃材にも必ず「引き受け手」があって、需要がある。
自分が欲しいものは必ず他にも欲しい人がいるってこと。
それを踏まえて交渉しないといけない。
場合によっては現場に毎日入り、徹底的に労働を手伝ってもらうこともしばしば。
知り合いの紹介とか、ビール持って行くとか。
そういう「何が何でもこの廃材が欲しい。」という姿勢を行動で示す。

「廃材はタダではもらえん。」
これが廃材で12年生活してきた経験者の結論。

今の農業用の廃ビニールなら一つが100mとかあるんで、横方向には継ぎ目がない。
それが雨漏り解決の理由。
それと塩ビ専用のボンドでバッチリ留めてるし。
今使ってるのは大野原(香川の西部のレタスの有名な所)のレタスのトンネル用のもの。
幅が2mぐらいで長さが100mもあるのを何十本と頂けた。
それを何重にも張った。


この農業用ビニールの上はバラバラの廃瓦を置くというのが今回のアイデア。
でも、ビニールが破れてはいけないのでこのトラック用の廃シートを敷く。
これは近所の大きな工場に勤める知り合いの紹介で頂いた貴重な廃材。
これこそ中々もらえんよー。


これが廃瓦。
以前からこのために解体屋からもらって廃材天国内に置いてあった。
やっと出番がキタ!


昼からの半日だけでも随分と上げた。
ちょこっと子どもたちも手伝ってくれたし。

どうせバラバラの廃瓦なので、ラフに手箕にガチャガチャ入れて運んではドサッと捨てるように置く。
この作業性がいい。
きちんと瓦を葺くのなんでタダでイイ瓦が手に入ってもやりたくない。
そう。
やりたくないのだ。

このラフでテキトーでグチャグチャの廃材仕事がイイ。
大工さんの仕口も継ぎ手も憧れもしなければ絶対にやりたくない仕事。
チェーンソーでぶつ切りにした丸太に長いキリをブッ刺して穴を開け、4分のボルトで繋ぐだけでイイ。

プロ顔負けの美しいセルフビルドは僕の好みに合わない。
廃材天国では僕の好みのラフでカオスな仕事しか出来ない。

でもそれを金がないから仕方なくやってる訳でもない。
廃材という目の前に大量にある素材から閃くアイデアと動き出すと止まらない作業中毒で進む。
これは創造なのだ。
クリエイトする。
これは人間の本能やと思う。
それを目一杯やりきる。
そこに歓喜が湧き起る。

これが生きることの根源だ!!!

  
タグ :ビニール

Posted by 陣 at 08:25Comments(2)廃材ハウス

2012年06月23日

「オキュパイ大飯」

昨日の晩ご飯は山陰名物、ハタハタの一夜干し。

ステンレスカマドの薪で炙る。


脂の多い魚なので、ジュワジュワとこんがり焼ける。
スダチの絞り汁は常に冷蔵してるのでマスト添え。
玄米ご飯がモリモリ進むねー。


キュウリが成り始めたけど、小さいので糸寒天とサラダにした。
これも酸っぱい味付けでハタハタと相性がいい。


これも山陰からの帰りに岡山の山の中の産直で買ったズッキーニ。
ソテーにして醤油で頂いた。

昨日のユーストリーム見た?
リアルタイムで見られるのが凄い!
ご飯食べた後、子どもたちと見たよ。

首相官邸前の再稼働反対デモ、4万5千人とか!?
http://www.ustream.tv/recorded/23482322(録画版)

先週1万人、その前は数千人、、、。
どんどん増えてる。
みんなスイッチ入ってキターーー!!!

しょうたくんは今度の6/30は大飯原発前に行くと意気込んでる。
7月上旬の再稼働予定なので、そこに集中しようと。
大飯に一万人集まれば止められる!

「オキュパイ(占拠)大飯」
http://www.nihon.jpn.org/ooi/
田植えが終わってれば行きたいーーー!!!


後、面白い動画を発見。
「The Story of Stuff」(物の物語)

1
http://www.youtube.com/watch?v=Dex1vLJ8q3c&feature=player_embedded#!

2
http://www.youtube.com/watch?v=mnVnMLEEfFM&feature=relmfu

3
http://www.youtube.com/watch?v=S9Ubk0sa1cs&feature=relmfu

4
http://www.youtube.com/watch?v=1TM7HVc4-FU&feature=relmfu

このストーリーは原発にも共通する。
現代のこの矛盾に満ち満ちた日常を成り立たせてるのは、物やエネルギーがドコからドウイウ風に来てるのか?に目を向けさせない当たり前な忙しさ。
陰謀論とも言えるし、時間泥棒の「灰色の男」とも言える。
でもこれは一歩的な被害者ぶってもダメダメ。
自分たち一人一人が加担してこそ成り立つマトリックスのようなシステムだからだ。
だから僕ら夫婦は「や~めた!」とあらゆるモノを辞めて来た。
別に他人に強制もしないし、辞めて楽になったから散々ココで「コッチのみーずはあーまいぞ。」って誘ってるだけ。

欲しいもの、買いたいものがなくなってくれば、無理して稼ぐ必要がなくなる。
というかー。
本当に自分たちがしたい労働で得た貴重な金を、大した価値のないモノに浪費する訳には断じてならん。
ウソのないもの、命にとって必要なもの、という要るものだけでいい。

ウチの場合大抵は自分で作れるし、解体現場や知り合いから回って来たり、と十分コト足りてる。
そんなにまでして買いたいモノって実はあんましないんやぞ。
  
 
いやー、再稼働でイイ感じに盛り上がってきたぞーーー!!!


  
タグ :再稼働

Posted by 陣 at 09:09Comments(0)社会

2012年06月22日

「夢の丸太小屋に暮らす」に載るよ

山陰から帰ってすぐに取材があった。
もちろん前々から決まってたので、屋根工事が雨で延び延びになるとマズイなーと思ってた。
幸いギリギリの日程で間に合った。

「天然生活」で有名な「地球丸」という出版社の「夢の丸太小屋に暮らす」という雑誌。
最近もテレビの制作会社のディレクターからの電話は多いけど、雑誌は2回目。


隔月で出版されててこれが前号。
次の号に廃材天国が載る。


遠藤ケイさんが特集されてた。
僕は高校生の頃、彼の本を読んだ。
山小屋での暮らしの事に興味を持った記憶がある。
同じ雑誌に乗せてもらえるとは感慨深い。


お昼ご飯の様子を撮りたいとの事だったので、彼等が来る前に野遊が手打ちうどんの準備。
さぬきの夢2000の粉を計って、土歩と協力して入念に水回しをする。


自分で本を見て手順を追って作業をこなす。


モチモチで最高に美味い。
出汁もイリコと鰹節をふんだんに使った最高のものやし。
それに自然海塩、三河本みりん、本醸造の醤油。
それだけ。

こんなに簡単でこれほど美味いうどんが打てるようになると、讃岐うどんの店には行きづらい。
ガシガシの固いコシの「これぞ讃岐うどん」というのは別物。
讃岐うどん店の90%以上がASW(オーストラリアンスーパーホワイト)というグルテンの強い粉。 
ポストハーベストだとかの問題もさることながら、国産の粉のような味わいはない。
グルテンの少ない地粉を丁寧に扱うような仕事も忙しい店には困難。
やっぱり自分の食べるだけを手作りするのは、「農」も「食」も経済農業や外食産業とは丸っきり別物。
命を育て、命の糧になる農や食こそ、モンサントのラウンドアップや住友の化学肥料、味の素の本ダシから逃れないといけない。
しかしそれは採算のことを一番に考える「業者」にはできっこない。
だから自分で作るんだ!

今、山口のカンタくんやしょうたくんが大飯原発に行ってる。
政府が決定しようとも、人数の力で押し寄せれば撤回できるかもしれない。
少々のデモでは新聞やテレビは取り上げない。
デモで何が変わるのか?
「デモが堂々と出来る社会が作れる。」と答えた人が居る。
民意が反対でも、権力者がゴリ押しすれば原発も動かせる社会。
その雰囲気に風穴を開けるのだ。

しょうたくんと電話で話したけど、ガレキ受け入れ反対の為に北九州に行ってからスイッチが入ったと。
現場の構図は無表情な機動隊と涙ながらに訴える女性や若者。
彼は仕事を休んで原発に駆けつける。
それは彼が日常に金がかからない生活を実現してるから出来る業。
金はほっておいてかかるモンじゃない。
金がかかる生活を自分で選択してるからかかるだけだ。

デモに行くのは非正規労働の人が多く、まさに、原発で働かされる層と現場に行かずにぬくぬくと原発マネーを受け取る東電の役員や政府の人間との対立という分析もある。
そう、原発とはこの格差社会の象徴。
そして、このピラミッド社会のトップと末端の差は広がる一方。
そのバビロンシステムのトップを維持するためには無駄の骨頂の原発、高速道路、大手住建、ガンの三大治療、農薬、味の素が必要不可欠。
衣食住、エネルギー、医療、教育を牛耳るのが目的。
人間を含め、自然界にとって必要じゃないものを加速するほどに一部の人だけが儲かるシステム。

ここに来て分かってきたのは原発がない方が経済効率のいい自然エネルギーの恩恵をみんなが受けられるという構造。
一部に集まるものを分散すれはみんなに恩恵が受けられる。
こんなことはどの分野でも当たり前。
いわば、教育だけ、食だけ、とかを呪縛から解放されようとしても難しい。
生き方全てを丸ごとでシフトしないといけない。
しかしそれは難しい事でも何でもない。
「儲ける」「成功する」と言う古い今まで型のピント外れの努力を辞めるだけでいい。

脱依存のライフスタイルの結果が脱原発社会なのだ。

今日もウチでは淡々と玄米を薪を焚いて生活していく。



  
タグ :取材

Posted by 陣 at 09:44Comments(1)取材

2012年06月21日

新温泉町から帰ったよ

山陰のアキくんの所から帰って来た。
合併で新温泉町になる前から、温泉町という温泉の町。

湯村温泉の源泉は98℃と、日本一の高温だそうな。
温泉卵じゃなく茹で卵になってしまう、、、。
毎日仕事が終わって、アチコチの温泉を満喫してた。
山陰に滞在したのは初めてというのもあって、見るもの聞く話全てが新鮮やった。


土蔵のある立派な民家。
何しろこの屋根の上に2mもの雪の積もる豪雪地帯。
おととし去年が特に多くて、瓦の割れが進行して雨漏りがひどくなってきたと。


銅板を差し込んで補修してるけど、、、。


まずは瓦を降ろす。
屋根職人の使うタワー梯子と電動ウインチをアキくんの友達から借りてくれてた。


アキくんの友人たちとの人海戦術。
一日でほぼ降ろしてしまえた。


この超大量の瓦はアキくんが利用するためにとっておく。
こういうことは解体業者に頼まずに自分たちで丁寧に降ろさないと出来ない。


次は腐ってる野地板を剥がす作業。


思ったよりは少なくて、30坪の屋根全体の内の5、6坪分。
みんなが切って置いてくれたのを僕が釘打ち機でパパンと留める。


その次は野地の上に寸五角の垂木を置く。
去年の「田村ピアノ学校」でも採用したスタイロフォームという発泡スチロールの断熱材を入れることにしたから。


野地板や垂木、発泡の板もこのタワーで上げられるから超便利。
かなり高かったからコレがないとね。


垂木の厚みの間に発泡を入れる。


カッターで微調整して敷きつめる。


断熱に発泡を採用したのはトタンで葺くから。
この辺りの豪雪地帯の滴露は凄いらしく、断熱の上にルーフィングを入れた。
これは材料を段取りしてくれたアキくんの同級生の材木屋のアイデア。


ルーフィングの上に胴縁を打って、トタンを葺く。
初めて大屋根に上がって怖がってたアキくんもこの頃には慣れてきてた。


トタンは張りだすと速い。
途中、雨がパラッと来て滑り始めたので焦ったけど、何とか最後まで持ってくれた。


棟の部品を取り付けて完成。
「雪持ち」という雪が滑り落ちないようにする鉄のアングルが間に合わなかった。
それはアキくんにまかせることにした。

トタンやから簡単とはいえ、30坪もある大屋根だったので、どの工程もソコソコかかった。
中一日だけ雨で休んで6日間の作業。
材料も廃材じゃないし、アキくんの友達にバイト料払ってもプロの見積もりの約半分で出来た。

こういうお金の事もあるし、決まった期間で完成させるという、いつもの自画杜撰とは違う仕事。
それでも、毎日の作業中や休憩中、作業後の温泉、宴会の時に常にと僕のレクチャー満載のワークショップ。
このブログ傍観してても分からんし、廃材天国に見学に来たぐらいでは分からん。

こういう家作りや食事の用意と、共に作業してこそ「体験」できるものがある。
「やればできる」という体験。
毎日の食の大切さの体験。
一年に365日しかない、それがあと何十回しかない貴重な一日の体験。
そういう合宿になった。


最後の日に手伝ってくれた板前のおっちゃんが腕をふるってくれた。
ヒラマサ、鯵、飛魚、白イカ、アワビという日本海の造り。


アキくんのお父さんやお母さんも喜んでくれた。
毎晩の宴会に恐縮という面もあったけど、、、。


アキくんは冬場は竹泉(ちくせん)という酒蔵の蔵人をしてる。
これは全部純米酒。
仕込み米の違いや吟醸など、色々でワクワクのラインナップ。
蔵人価格で譲って頂いた。

「コウノトリ育む農法」という無農薬米で作られた、その名も「幸の鳥」という純米吟醸はアキくんからのプレゼント。
他にも、お母さんの手作りのお茶、トチモチもお土産に頂いた。
散々お世話になった上に、喜んでもらってお土産までたくさん頂いた。

全力を尽す。

それこそが、生き甲斐。

でもそれは無理を強いるビンボケな努力や頑張りとは無縁。
力は「入れる」んじゃなく「出す」もの。
「押し込め型」じゃなく「解放型」。

それも日本人の伝統と文化に則った解放だ!









  
タグ :山陰温泉

Posted by 陣 at 07:40Comments(6)廃材建築

2012年06月11日

廃材建築家、山陰に出張

今日から兵庫の鳥取にも海にも近い山の中に出張。
アキくんという、2、3年前に来てた居候の所。

何でも、実家のすぐ近くの親戚の民家を譲り受けたけど、雪の重みで瓦が傷んでるそう。
雨漏りしてるけど、今のウチに直しておけば中はイイ状態だそうな。
その屋根を直しに行って来る。
アキくんと友達を呼んでて、僕が棟梁。
徳島の佐那河内村のマツケンの所の納屋の解体やその解体工事で出た廃材での露天風呂の建築のようなノリ。
合宿しながらの廃材建築は楽しい。
仕事が終わって、みんなで酒飲みながらの交流も意義深いし。

軽トラに大工道具一式満載して行く。
とりあえず、瓦屋根は全部解体して、野地板や垂木がどこまで傷んでるか?
それは瓦を剥がしてみないと分からない。
まずは一週間ぐらいを予定してる。

帰って来て、5/27、28日頃から田植え。
苗も順調に育ってるし、今年も3反を手植えする。
毎年、この時期を狙って来る居候が居て、大勢でワイワイと植える。
田植えそのものがお祭りみたいなもん。

  

Posted by 陣 at 10:59Comments(0)廃材ハウス

2012年06月10日

再稼働来たねーーー!

首相の言う「国民の生活のため」の大飯原発再稼働。
確かに利権にあやかる財界などの「立場」を持つ自分たちのため。
でも、多くの本当に安全な生活を望む人のためにならない事はみんな分かってる。

僕の感覚からすると、今なお終息していない福島の事故を踏まえれば電気がなくても原発要らんと思う。
でも、実際には原発を稼働させなくても、今の一般的な生活をするぐらいの電気は足りてる。
以前から火力と水力とで足りてると言われてきた。
未だに問題の根幹ををスリカエ論理で「計画停電するぞ」という脅しをかけてくる。
そういう報道をする。

「電気が止まっては経済に大打撃だ。」
「電気が止まっては仕事も生活できない。」
「電気が止まって、病院の医療機器に何かあったら人命が保証できない。」

それは今の「電気がないと。」という電気ありきの考え方。
ウチのように電気なくても「井戸からツルベで水汲み上げて、薪でご飯炊いて、風呂も焚いて生活できるぜ!」という家は少ないにせよ、電気がないとマンションやコンビニなどの「現代の風変わりな生活」が出来なくなるだけで、現実的に人間が生きていけない訳ではない。
今回の福島の事故で分かったように、人間が住めなくなるという文字通り生きていけなくなる放射能。
そして、それを人間が100%安全に管理することは不可能。

なのに。
原発を動かしていないと「この国の一部の人たちだけが儲かる経済の仕組み」が維持できないという、原発ありきの方に見事に洗脳されるのはナゼだ???

国の方針で原発に予算を出して、たくさんの人たちに配ってきたから。
「原発で儲かる」のは経費をかけただけ上げられる「総括原価方式」という電気料金の仕組みを作ったから。
それにあらゆる助成金など、国が原発を押し付けた地方や自治体に払うし。
そういうカラクリ以外で手放しで喜べるエネルギーじゃない事もみんな分かってる。
「仕事も生活もできなくなる」なんてとんでもない。
「不必要な仕事」と「不自然な生活」が出来なくなるだけ。
かえって健康にええがな。

脱原発=今までの「〇〇がないと!」という常識からの解放。
金がないと!
電気がないと!

実際どんだけ要るんや?
最低限って月なんぼや?何kwや?
トコトン追及すれば、今の常識の何分の一になろうとも生きていける事は明らか。
金も電気もあるから使ってるだけ。
不景気言うたってみんな月何十万稼いで、また何十万使うのが当たり前。
何十万言うても、20万と80万ではえらい違うけどほとんどの家計はそこに入るやろ。
ウチの産廃持って来て家作ったり、それ焚いたりする廃材生活なら月に10万も稼げなくても何の心配もない。
ソーラーパネルも産廃でもらえるからもろて付けただけで、無くたってそう困るものでもない。
PCこそ生きていく事そのものには全く要らない。

http://satoshi.blogs.com/life/2012/06/noda.html
このサイト面白い。
気の毒な都市生活と豊かな田園風景。
コレを見て、「いや、人間の文化的な生活は電気によって形成されてる。」と本気で思う人はいないと思う。
本気=「本当の気持ち」という前提で。

電気を浪費して何やってるのかと言えば、時間泥棒に時間を奪われて奴隷になってるだけ。
それは「本当の気持ち」じゃない。

本当に必要なものは肉体、五感、DNAに刻まれたもの。
そしてそれを維持できるキレイな水や空気、汚染されてない食べ物、それに焚きものがあればいい。
もちろん、原発や石油じゃないクリーンな電気はちょっとはあってもええとは思う。

この再稼働問題で危機感が募るのはいい事やと思う。
これからどう生きていくのか?を鮮明にせざるを得なくなるという事。
汚い金と分かってるけど、「生活のため、、、。」と受け取るのか?
それを子どもに見せられるのか?

経済社会は緩やかに降下してゆく。
その中で原発のように無駄なものなど必然的に淘汰されるのは明らか。
今の総理や政治家を始め、財界、業界も淘汰されていく。

それでも、原発が稼働するのを放っとく訳にもいかない。
この不自然な社会の中で、脱原発の薪生活の実践。
それと、先日北九州のガレキ受け入れ反対の直接行動に行った、しょうたくんやカンタくんのような若者の援護も必要。
首相官邸前にも大勢が行ってくれてる。
この事態にはあらゆる手段が必要。
各々が責任を持ったワクワクの判断での!!!  
タグ :脱原発

Posted by 陣 at 05:24Comments(4)社会

2012年06月09日

ベニシアさん講演会

今日、ユープラザ宇多津にあっこちゃんが出店。
ベニシアさんの講演会。

明日も宇多津の「公楽」で「オーガニックマルシェ」と連続の出店。

ベニシアさんの本の紹介
http://www.youtube.com/watch?v=-mj6johsCug
京都の大原という田舎で暮らす女性。
最後の
Live this moment
というメッセージがクール!


ソラマメと抹茶のケーキ


ハリネズミの塩麹スコーン


トマトのクラッカー


米ぬかとキャロブのクッキー

他にも玄米キッシュ、ピザ(窯の焼き立てではないけど)、玄米ライスバーガーなど色々あるよー。

両方とも僕は行かない。
ピザの窯を出さない時はあっこちゃんだけでの出店。
もちろん裏方作業は一日中でもやる。
3食の料理、洗い物、子どもの世話。
と言ってもちびっ子たちも大きくなってきて、随分手伝ってくれるのが助かる。
薪に火をつけて、味噌汁の具を刻んだり、キッチンの床掃いたり、洗濯干したりするのは毎朝の子どもの仕事。

出店の仕事なんかも生活の一部というレベルやし。

仕事=生活=遊び

アートや教育も生活からかけ離れた金をかけないと出来ないような崇高なモンでもないし。
淡々とした日常の中に全ての要素がある。

Live this moment


      
タグ :出店

Posted by 陣 at 08:36Comments(0)イベント

2012年06月08日

ソラマメと猪の燻製

ソラマメたくさん頂いた!

親父の友達から実家に届いたけど、あんまし大量でウチに声がかかった。
7畝もソラマメ作ってて出荷せずに、知り合いに取りに来させてるという太っ腹なおっちゃんのソラマメ。


この何倍もあった。


子どもたちと皮をむく。
一番コツコツと根気があるのは土歩。

ソラマメが茹であがった頃、高知のまーくんが来た。


まーくんと言えば猪。
昨日は燻製にしたのを持って来てくれた。
丁度昼時で、野遊と土歩は大喜びで食べまくった。
ちょっと炙ると脂がトロッとして燻製の香りが立って、更に美味い。
  
ソラマメも買うと高いし、猪の燻製に至ってはお金で買うことは出来ない逸品。
こういうもうらいもの生活は高級と呼ばれる店でさえ食べることの出来ない、ハイクオリティーでスペシャルな生活。

まーくんが猟犬と一緒に山に入り猪を仕留めて即座に解体して、燻製にする木も山から切りだす。
肉に塩したり、漬けこんで下ごしらえした後、5時間かけて燻製するそう。
その労力を金に換算して売るという発想にはならないんだと。
もちろん僕も買うという発想じゃないんで、 ウチの焼き締めの作品と交換した。

都会の買う生活の者は、せいぜいテレビやネットでこういう本当の贅沢を見て羨ましがるだけ。
実際に、連休に高速で田舎に行っても売ってはいない。
仮に、、、。
よしんば、、、。
〇万円とかで売ってくれたとしてもだ。
そこには他から搾取して稼いで、またその金にモノを言わせて横取りするという惨めな構図しかない。
それは客観的に見れば可哀想な被害者のようでもある。
でも違う。
その「金で買って生活をする」という選択をしたのは誰から強制された訳でもない。
自分の選択によってだ。
家庭環境や時代や状況のせいにしても益々救われない。

「喰えない」
「生活できない」
金をもらう職業がなければ常識的に使われる日本語。
五体満足な人間から発する言葉ではないぞ。
田舎で営々と喰って来た、生活してきた、僕らのおじいちゃんぐらいのほんの数十年前以前の人間は何万年と生活してきてる。
にも関わらず。
未だに「金がないと生活できない」とほんとに思ってるとしたら。
6、3、3、4の学校教育とテレビ、新聞の巧妙な洗脳は成功してるよねー。

いくら素晴らしい教育をうけて優秀な大学にいこうが、経済が降下していくこれからの時代。
ピークオイルと経済の縮小はセット。
ウランだって後何十年しか採掘できない。

具体的にこの状況を見て、何に重点を置いた生活をしていくのか?
ワクワクの変化はどんどんやってくる。
原発震災の次は?
常に起こる不測の事態。

「対応できない。」というのは巨体の手負い企業と終わりかけの政府だけで十分。
「ついて行けない。」とボヤいたって、生きてる以上はどうにかして生活していくしかないんだぞ!!!
  
タグ :ソラマメ

Posted by 陣 at 10:18Comments(0)物、技の交換

2012年06月07日

水餃子って簡単でめっちゃ美味しいよ

特に何もない日常。

朝起きて、薪に火つけて玄米を炊く。

菜園の水やり、草取り。
椎茸の点滴のタンクにも水入れる。

コンポストトイレのウンコを堆肥化する。

廃天ぷら油のろ過。

チェーンソーの目立てしたり、道具小屋の整理。

あっこちゃんはスイーツ作り。


風呂の薪を運びこむ。


二人でガンガン投げて山にしといて。


二人で積み込む。
作業の能率、動線、無駄がないように、楽に、速くできるように段取りを教える。
居候がいなくても子どもたちが活躍してくれる。
最近、覚悟の甘い居候は断ってるしね。


焚きつけの細いのと熾き火が出来てから放り込む太いのに分類分けしておく。


手作り餃子。
焼く餃子用には市販の皮、吸い餃子用に手作りの皮。
ネタにはキャベツの芯や椎茸の軸(ストックしてある)、筍なんかをフードプロセッサーで潰して入れる。
キャベツの葉やオカラ、にんにく、ニラ、干しエビなどの干物なども。


焼き餃子の方は自家製ポン酢&辛子。


水餃子の方は出汁にナンプラーで味付けして、大人はラー油とか。


自分で干したワカメを入れると超美味しい。

何だかんだやって、自作嗜好品を一杯やって一日が終わる。

別に大して仕事やってるようでもないけど、この生活には用事はいくらでもある。
始めた頃(一軒目の廃材ハウス)には「アレもやりたい、コレもせな!」と気持ちばっかしで結構ストレスもあった。
何かここへ来て超余裕になってきて、「こんなんでええんかなー。。。」という感じ。

「これでいいのだ!」
この「自分で生活をする。」ことが一番やりたい事なのだ。

この生産性もない代わりに消費もしない生活。
家賃も借金もないし、投資も株もしない。
事業を立ち上げる訳でもなく、人を雇ったりもしない。
商売とか、ビジネスという概念もない。
陶芸も最近やってないなー。

これでいい♪

将来のために、、、とか超ナンセンス。
環境保全のために脱化石燃料の生活をやってる訳でもない。

それはここで廃材焚いてても思うし、海の上でヨットに乗ってても思う。

手段が目的化した生活。
このことを「地に足をつける」というんだよ。
グラウンディングとかまことしやかな言葉が発生する以前からみんな地に足をつけて生きてきた。
ほんの何十年か前まではみんなそうして生きてきた。
そうしてじゃないと本来的には生きられないから。
それをいらんことし始めて、「どう生きるべきか?」を悩むようになった。

要らんことするな。

生きるのに必要なことをせよ!

自分の命を全うせよ!

それ以外に命を歓喜させることなどできないのだ!!!





  
タグ :餃子

Posted by 陣 at 07:54Comments(0)手作り、無添加

2012年06月06日

葦船の冒険家、石川仁ちゃんとの再会

椎茸の作業を終えて、麹屋に麹の引き取りに行って帰る途中、、、。
冒険家、石川仁ちゃんから電話!

7年前の夏、高知の土佐清水、足摺岬での葦船ワークショップに参加した時以来。
その時は2日間かけて、4mの小さな葦船が完成した。

サハラ砂漠を半年かけてラクダと横断、アラスカでイヌイットと一ヶ月生活、葦で作った船で太平洋横断に挑戦、、、。
高知で3、4日一緒に過ごした時に聞いた話はどれもブッ飛んでて、凄過ぎる。
でも仁ちゃん本人に合うと超自然体でとんでもない男という雰囲気じゃない。

葦船の仁ちゃんのプロフィール。
http://kamuna.net/?page_id=53

仁ちゃんのメッセージ。
コレは必読!!!
http://amanakuni.net/Namaenonai-shinbun/Namae132-asibune.html

ネット上で仁ちゃんが太平洋横断した時の30mの葦船が載ってるけど、圧巻!
3か月かけてペルーから南を回ってオーストラリアの方に進んでたそう。
しかもその船は太平洋のど真ん中で真っ二つに折れて、半分になったとか???
千キロ先の小さな島に辿り着いたのは奇跡的!
折れるまでには潜って海中で葦船を修理したり、その時にサメが来たり、最後には船の上に釣り上げて食べたとか、、、どの話もスケールがヤバイ。

電話は「今、多度津港に入ったんだけどー。」と。
そういえば何カ月か前に4月ごろヨットでそっちに行くよー、とメールをもらってた。


今はこのヨットで日本一周してる。
その後、日本からサンフランシスコまで太平洋を横断するんだと。
それは葦船での太平洋横断のための下見として。
ヨットも本格的に乗り始めてまだ数カ月という。

電話はおととい。
その日の夜は廃材天国に来てもらって宴会。
「明日笠岡(岡山県)まで行くんだけど、乗る?」と仁ちゃん。
「いいんですかーーー!!!」と二つ返事で行くことに。
夜のうちにヨットまで行って、船中泊。
昨日の朝、4時台には起きて出航。


港を出る時だけエンジンを使う。
そのエンジンを切った後は波の音しかしない。
完全に風だけのフリーエネルギーで進むヨット!
実際に乗ったのは初めて!
超気持ちいいーーー。


船内は結構広い。
左の机の上で海図に三角定規を当てて、進路を決める。
ワンピースのナミが海図書いててもイマイチピンと来なかったけど、実際に見てやっと分かった。


海図の上で決めた進路に従い、コンパスを見ながら進む。


穂先から見た所。


舵を握ってる所。


舵とこの帆の操作で進む。
マストに上がるメインセイルと穂先のジブセイルという二枚の帆の角度の組み合わせと、舵によってどの角度から風を当てるかで進み方を変える。

途中で風が強くて大きく斜めに傾きながら滑るように進むヨットは最高!
最初は舵だけやったけど、ある程度慣れた頃、セイリング(帆を操る操船)させてもらった。
向かい風の時のタッキング。
真横に風を受けた時。
追い風の時。
さすがに一日だけでは覚え切んけど、何日かやってたら出来るなという感覚は掴んだ。

追い風が速いようやけど、横風が一番スピードが出る。
向かい風でも90度ジグザグに進むタッキングも慣れればなんてことはないとか。
ホントにシンプルな乗り物。
葦船の帆はワンピースのような四角の帆なのでこういう微妙な操船は出来なくて全くの風任せなんだそう。


無事、笠岡の港に着いて乾杯!

僕はそこから電車で丸亀まで帰って来た。

仁ちゃんはこのヨットでの太平洋横断の後、再度太平洋横断のための葦船作りに入るとか。
場所は東京の港。
で、千葉沖から出発して黒潮に乗ってアメリカまでの旅。

その本格的な葦船作りの時は毎日がアースデーのようなお祭り状態にしたいと。
そんな葦の船を東京で作ってると当然人が一杯見に来るやろしね。
僕も作りに行きたいし、会場でピザ屋を出店するのも面白い。
その場で窯を得意の即席で作ってね。
一日や二日のお祭りのためには大変やけど、葦船は何カ月も作り続けることになる訳やからね。

再来年か、はたまたその先か?
仁ちゃんの今後の動きには要チェックや!!!  

Posted by 陣 at 10:09Comments(0)

2012年06月06日

椎茸栽培に秀逸なアイデアが来た!

先日もらってきた椎茸の原木。
斜面も竹藪もなく、家の裏でも西日バッチリの廃材天国では椎茸を置くのに適した場所がない。
一軒目の廃材ハウスの時は竹藪に置いてたら普通に採れてただけに、今の廃材の家に来てもう2回も失敗してるのが悔しい。


井戸を掘る時に作った三脚。
これを井戸の家に作り、滑車を吊るしてた。
僕が井戸の中で掘った土砂をペール缶一杯になったら合図して引っ張り上げてもらう。
ヘタなスポーツよりよっぽど楽しい。

そこへ廃材のネットとゴザを張って日蔭を作る。
日除け専用の寒冷紗をホームセンターで買うという発想はない。
どうせゴミになるようなモノは元々棄てられる廃材で十分。
買うのは廃材としてもらうことの出来ない素晴らしく仕事をこなす道具類だけ。
「材料」を買わないのが廃材生活の基本。


そして、椎茸に必須な湿気。
原木を頂いた椎茸の生産者の所では定期的にプールの中に浸けこんでた。
最近雨も少ないし、考え出したのがこの一斗缶を使っての点滴。
最初ペットボトルでと考えたけど、小さすぎる。
で、廃天ぷら油をもらってくる時の缶が目についた。


缶の底の4隅にキリで穴を開ける。


キリで開けた穴に5寸釘を差し込む。
こういう大きな釘も解体現場から来たものが各種取りそろえられてる。
アイデアを思いついて、一切買う事なく完成まで一気に作業できるのが誇らしい。
金がかからないというのも大事やけど、思いついて目の前の廃材を加工して一気にできるスピード感が重要。
イチイチ軽トラに乗ってホームセンターに行くという行為さえ煩わしい。

土歩に缶の中を洗ってもらう。


廃材の角材を二本横に渡して、缶を置く。
ホースで水を入れるとポタポタと釘を伝って原木に水が当たる。
朝と夕方水を満たせばかなりの時間濡れてることになる。
この水は水道水は厳禁なのだそう。
そりゃ椎茸という菌を栽培したいのに、殺菌の塩素が入った水ではねー。


想定通りのイイ感じに水が落ちる。
昼と夜の温度差のある今のような季節に水分が十分にあると生える。
ようけ出来たら干し椎茸にもしよう。
普段買ってる「国産、原木」の干し椎茸は高級やからねー。これで椎茸生えるんちゃうかなー。
真夏は生えない。

この仕事こそが自画自賛を超えた、自画杜撰の境地。
廃材でテキトーにやって、最高の椎茸を得る喜びはひとしお。
椎茸という結果も喜ばしいけど、次々を湧いてくる廃材を使い倒すアイデアとそれを実現する即興性に興奮する。

この何ものに代え難い毎日の生活というプロセス自体が、廃材生活の目的だ!!!



  
タグ :椎茸

Posted by 陣 at 08:25Comments(0)手作り、無添加

2012年06月04日

歯から見えてくる全身の問題

ウチの家族が定期的に診てもらってる、高松は香西の松見歯科。

患者が「歯が痛いから診て下さい。」と言って、歯医者がキュイーンと歯を削って詰め物をする。
そういう歯医者ではない。

玄米食をススメ、砂糖はよくないと言う、松見先生。
歯科医院の隣で、マクロビオティックの料理教室を主宰する奥さまのたま先生。
「歯」から身体全体を診るという考え方の歯医者。
そもそも虫歯になるってことは食生活に問題がある。
もちろん歯を直すんやけど、次から虫歯や歯周病にならない指導をする。
対症療法じゃなく、根本治療。

まず、松見歯科にかかる前には「理(ことわり)のコース」という、たま先生のお話を聞く。
そしてどういう食事、仕事、生活、嗜好品、、、と徹底したカウンセリングを受ける。
で、松見歯科の方針を理解して、食生活全般を見直す意思のある人が受診する。

その松見歯科の講演会の全国キャラバンがアチコチで開かれてる。
県外で講演を聞いて、通ってくる患者も居る。
そういう患者は重度のガンとかウツの患者。
歯と全身の病気がこんなにも繋がってるとはこの話を聞くまではよく分からないけど、聞けば納得。
自分ではどこも悪くないと思っても3カ月に一回とか定期的に検診を受けることで病気を防げる。
それも家族みんなでかかるのがオススメ。
特にちびっ子の食育のためには親が言いまくるよりも、第三者の歯医者の先生や歯科衛生士のお姉さんに教えてもらうと素直に聞ける。
にこちゃんもまだ虫歯はないけど、松見歯科大好きやもんね。

そのキャラバンは県内でされてなかったので、松見歯科で開かれることになった。
遠いから通えないという人もこの話を聞くと、今後絶対に役に立つこと間違いナシ!

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6/6(水)朝9時~12時
「歯周病と全身疾患」

500円(玄米オムスビ付き)
前日までに申し込み、費用は当日。

0877-881-2323

歯周病の完全治癒を目指して原因除去療法を徹底的に行うと、患者さんの色々な病気が並行して治ります。
症例を通して全身の健康を考えます。

(当医院でよくなった病気一覧)
便秘、吹き出物、肌荒れ、イボ、ニキビ、乾燥肌、アトピー、爪の黒線、貧血、低体温、冷え性、低血圧、高血圧、口臭、口渇、虫歯、歯周病、生理痛、生理不順、子宮筋腫、不妊、高脂血症、高コレステロール血症、いびき、睡眠時無呼吸症候群、睡眠時途中覚醒、傾眠、不眠、アレルギー性鼻炎、慢性鼻炎、喘息、扁桃腺炎、花粉症、肩こり、胃腸虚弱、胃潰瘍、腫瘍性大腸炎、動脈硬化、静脈瘤、拡張型心筋症、Iga賢症、白内障、緑内障、加齢性黄班変性症、うつ、ADHD、多動、アスペルガー症候群、リュウマチ、骨粗鬆症、肥満  

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ウチの手作りの食生活の基本はさしすせその基本調味料は純正の伝統製法のもの。
砂糖は使わない。
カレールーや麻婆豆腐の素などの市販品を使わずに一から仕込む。
慣れれば別に難しいもんでもない。

市販のモノは一口食べて口には美味しいように出来てる。
まずかったら誰も買わないからね。
でも、それをしょっちゅう常食するもんではない。
第一、たくさん食べてムカムカしたり、舌にベトベトとまとわりつく変な後味だったり、本当に美味しいものではない。

美味しい料理の条件とは?
楽しくつくる人、腹が減ってること、美味しく食べる人、、、。
もちろん、厳選された素材と調味料で一流の板前が作っても悪い環境や不安や寂しさの中では美味しくない。
市販のものでもみんなでワイワイ笑いながら食べると美味しい。

ここではそのような条件はおいといて、、、。
いい素材、いい調味料、シンプルな調理、これだけで十分。
大手食品メーカーの作るスーパーで売られる市販のものにはそういう単純なことが通用しない。
ナゼ食品添加物が使われるのか?
安く作るためには、いい素材やいい調味料は当然使えないので、どうしても添加物に誤魔化してもらうしかない。
安いもの、手軽なもの、腐りにくいものを求める客のニーズを満たすメーカーの当然の仕事。

じゃあ、金をかけないといいものは食べられないのか?
そりゃ買えば本物は高いのは当たり前。
何でも手作りすりゃスーパーの市販のものよりも更に安くつく。

こんな風に、、、。


前の日の麻婆春雨豆腐の残りをアレンジ。
炒めたエリンギとトマトソース、畑のエンドウをあしらう。


近所の休耕田に自生するフキ。


このレタスも冬の残りやけど、まだまだ食べられる。
軽く塩揉みした新玉ネギとのシンプルなサラダ。


じゃがいも、がんもどき、万葉の煮物。

  
タグ :歯医者

Posted by 陣 at 09:40Comments(0)手作り、無添加

2012年06月03日

しょうたくん旅立ったよ


しょうたくんが「原発なくてもええじゃないか号」で旅立った。
奥の乗用車もまだまだ調子いいけど、ウチの自作ルーフキャリア付きバンの積載性が欲しかったよう。

この後、姫路の北の市川町にあるデモクラティックスクール「まっくろくろすけ」の15周年のイベントに向かった。
彼がウチに居候する前は田植えや稲刈りの時にだけ来てた。
でも、本当のきっかけは「教育」。
ウチがホームスクーリングをするようになったのはまっくろくろすけに行ってから。
その本家はボストンにあるサドベリーバレースクール。
僕はそこまで行ってきた。
4歳から18歳までの200人の生徒がチャイムもクラス分けもカリキュラムもナシで自由に学んでる。
スクールじゃないじゃん!?
と普通は思うやろ。
とにかく子どもたちのミーティングでの自治によって運営されてる学校。
校則はないけど、子どもたちがミーティングで決めたルールは山ほど存在する。
自由だけど、責任がある。
もう、40年以上の歴史がある。
自由と自律の共存する軽やかな空気。
そこで学んで卒業する子の大半は、職人系の専門職やアーティストも多いけど、大学に進学するんだそう。
自由なだけに、もっと勉強したくなるんやろね。

サドベリーで聞いたのが「うちの子はもう1年も釣りしかしてません。何とかなりませんか。」という不安な親も居るんだとか。
創設者のダニエルさんは仮にそれが3年になっても何も言わないよ。」と。
やりたい事を辞めさせては絶対に次のステップにはいけない。
事実、何も言わなくてもその釣り好きの子はある日突然コンピューターに目ざめてそればっかり、今は数学にハマってると言ってた。

「将来困る。」のはそのやりたい事を阻害されることだ。
「学歴じゃないよねー。」と建前ではみんな言う。
でも塾がなんでこんなに流行るんだ?
優秀な大学に行って大手企業や官僚、政治家にって金のために悪事を働くのを奨めるのか。
そういう古い価値観はこれから通用しないんだってば。

子どもも大人も、人に言われたことだけをしたり、決められた事をするだけでは本領発揮できない。
本来の生きる力、生きるモチベーション、生きるポテンシャル、、、。
そういうものを眠らせておいてはいけない。
その覚醒において自由とは大前提の当たり前のようなもん。

しょうたくんと同世代のまっくろすろすけの卒業生のひかるくんはよくウチに来てた。
今は結婚して赤ちゃんも生まれ、京都の田舎の家を借り、田畑や廃材建築にも意欲を燃やしてる。


菜園の人参がイイ感じに成長してきた。
ナスやキュウリも順調に育ってる。


不耕起なのでガタガタ。
最近、雨が少ないんで超濃厚なお味。

「信じて待つ」というデモクラティックスクールの理念は自然農と非常に近いものがある。
実際、不耕起自然農を取り入れて農的な生活をしてる仲間にはホームスクーリングの家が多い。


麻婆春雨豆腐に入れた。
豆豉、ニンニク、ショウガ、を利かせると陳健一風の本格派になる。
挽肉が入らなくても干し椎茸などの干物とレンコンやゴボウを入れると旨味が出る。


にこちゃん用に玉ネギのミルフィーユご飯。
  
タグ :教育

2012年06月02日

倫理法人会で講演

昨日の早朝5時半には高松のオークラホテルに着いた。
倫理法人会のモーニングセミナーの講師として読んで頂いた。
挨拶や倫理の本の輪読の後に45分間の講演。

「自給自足陶芸家 秋山陣」という肩書きでの講演。
プロジェクターで廃材天国の写真を見せながら。

廃材建築
井戸掘り
ステンレスカマド
五右衛門風呂作り
ピザ窯作り
薪の陶芸
天ぷらカー
廃材ソーラーパネル
手植えの田んぼ
不耕起の畑
手作り食生活
自宅出産&ホームスクーリング

なんでこんな生活をやってるのか?
きっかけはNPO法人「ネットワーク地球村」の講演を聞いて。
当時、備前焼の弟子をしていた話。
自然農や自然養鶏との出会い。
で、廃材での左ウチワ生活。
数十年前までは薪の生活が古くて、電気や原子力が新しかった。
これからは、効率の悪い石油や原子力が古くて、スマートでクールな薪の方が新しい。
といっても、今から大昔の原始生活に戻る訳ではない。
いい意味で経済が縮小するということはスマートにならざるを得ない。
利権にまみれた、無駄放題の国家予算なんかはどんどん縮小し、賞味の小さな単位での地域での経済を回してゆく。
巨大で古い体質の企業などは次々と淘汰されていく。

国や政治を変えるんだと声高に叫んだぐらいでは変わらない。
環境のためとか、エコだとかを我慢や規制によっては解決しない。

各々が自分の役割に目ざめ、「本当に」生きることに必要な生活を営んでいく。
そのことで、自然と変わってゆく。

早く気付いたものはスムーズに変化できる。
古い価値観にしがみつくおっさん達は今以上に醜態をさらす。

このワクワクの変化はどんどん加速する。
放射能汚染、エネルギーの枯渇、環境問題、金融崩壊、、、どんどん問題が深刻化すればするほどね。      


呼んで下さった「香西ボディバランス研究所」の香西夫妻。


高松から帰って、また玉ネギ畑に。
しょうたくんが日記を見てて、是が非でも盗りにいきたいと。
軽トラにアオリを立てて、前回よりもたくさん盗った。


僕らとは別動体のあっこちゃんとにこちゃんが梅を頂いてきた。
青梅なので梅味醂に漬けた。
梅酒に砂糖を入れたくないので、この梅味醂がアルコールも低くて甘いので夏の清涼飲料として最高。


小梅は土歩の大好きなカリカリ梅に。


しょうたくんが来てるんで、サワラを刺身に引いた。


割と大き目の鯵も。
新玉ネギのスライス、ショウガの擦りオロシ、採れ始めたシソと小豆島の山久の醤油で純米酒とバッチリ!


最後の筍料理。
梅干し、醤油、味醂を煮詰めた餡と揚げた筍を絡めたウチの定番料理。


さつま芋の練りゴマ味噌和え。


オリーブオイルと塩だけで熾き火でじっくり蒸し焼きにしてみた。
こんな美味いもんがタダで盗ってこられたことに感動!
自分で育ててもないのにこれを享受できる。
これが廃材生活の醍醐味。


土歩が泣いて不機嫌やった、、、。


  
タグ :講演

Posted by 陣 at 10:38Comments(0)イベント

2012年06月01日

しょうたくん帰廃

昨日は山口からしょうたくんが来廃した。
長年ウチに来てる彼の場合は帰廃したという感じ。
ウチが天ぷらカーに乗り換えて浮いてる軽バンを取りに来た。

しょうたくんは屋久島の帰りに寄った「おうち里山」という所で世話になってる。
広い土地で、オーナーの玉野さんはしょうたくんに廃材で小屋を建てて住むことを歓迎してくれてた。
僕の一軒目の廃座うハウスの土地のオーナー河野さんみたいな存在で超太っ腹。
土地なんか買わなくても、熱意が伝わればこういうオーナーと必ず出会える。
もちろん、オーナーが出ていけと言えば明日にでも出ていく覚悟でやらないといけない!


厚揚げとニラの中華風煮物。


初物のフレッシュさもええけど、お歯黒入ってしっかりしたのもいい。


小さい方がしょうたカレー、ゴボウとキャベツでカルダモンの利いた大人味。
大きな方はあっこカレー、筍バッカリで超美味い。


こういうサラダは子どもたちが大好き。
やはり箸休め的なオトナシイ味のものがあると落ち着く。

昨日書いたガレキ問題の事。
ネット上では反対派を中傷するブログや書き込みが多い。
確かに自分の事を棚に上げて、反対!反対!の活動のための活動は楽しくない。

その中でこの岩手大学の先生の意見は深い。
(フェイスブックのアカウントがないと見れないのかな?)
http://www.facebook.com/notes/%E6%A2%B6%E5%8E%9F-%E6%98%8C%E4%BA%94/%E3%81%8C%E3%82%8C%E3%81%8D%E5%BA%83%E5%9F%9F%E5%87%A6%E7%90%86%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%81%AE%E6%96%B9%E3%80%85%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84/396384870385701

「広域でのガレキの焼却に反対するのなら、被災地での焼却にも反対して下さい。」

まさにそう思う。

燃やすことで放射能が拡散する心配は被災地の人だって同じ。
でも超大量のガレキは何とか処理せんといけないからしかたないよね、で丸めこまれてはいけない。
こと放射能に関しては人情論では済ませられない。

そもそも人間のコントロールできないものが放射能。
未だに、自然放射能と原爆や原発の放射能の違いがよく分かってない人もいるみたいやし。

大飯原発の話なども、ガレキ問題に結論を出す前に再稼働してはいけない。
国や行政、業界だけでなく、そこに関わる個人もその利権にあやかって生活してきた。
放射能だけじゃなく環境問題全般においては被害者も加害者もセット。

経済発展、便利快適、年収数百万という経済教が成長したのはたったの40年とか。

ピークオイルを向かえ、地球温暖化、原発震災、、、といよいよの感がある。

まさに生活様式、生き方、考え方の岐路ではないか!
賛成、反対、意見は大切。
でももっと大事なのは、人の事をああだこうだ言う前に自分の暮らし方だ。

廃材で手作りというキーワードが僕ら家族にはフィットした。
だから毎日やってて飽きないし疲れない。

各々の脱経済システムの暮らし方を見つけろ!!!

  
タグ :ガレキ

Posted by 陣 at 04:45Comments(0)社会