廃材天国HP

2013年07月15日

選挙に行くのは当然

参議院選が近付いてきた。

無関心が拍車をかけ、自民党が圧勝すれば、原発再稼働、TPP参加、改憲という道。
自民党に入れたい年寄りは別として、じゃあどこに入れたらええのん?という若者は多い筈。

「どうせ行っても変わらない。」なんて事実は存在しない
事実、今の自民党政権は投票を放棄する者が増えて、投票率が下がり、自民党に入れた少数の票により政権を実現してる。
どんどん時代は進み、国民にとっては悪い方へと変わって行ってる。

国政選挙で60%を切るとやり直しという意見もあるよう。
事実、香川県知事選などは40%を切ったり、実際には民主主義は成り立ってはいない。

原発が再稼働したり、原子力村が在り続けることでどうなるのか?
TPPに参加することで、今の農業、金融、医療、保険にどう影響があるのか?
96条の「議員の2/3の賛成がないと、憲法改正できない」から「過半数で改憲できる」となり、改憲されるとどうなるのか?

イメージせよ!
自分のために。
自分の生活にどう影響があるのか?
自分の子どもがどうなるのか?

ええ!
それを出来ない程、スマートに洗脳されてるのか?

考えることを放棄すな!
惰性で流されて生きることを是とするな!
まして、諦めるなんてできっこないぞ!

「なるようになる」などという主体性のない現象はあり得ない。
自分のやったことの結果がついてきてるだけなのだ。

放棄することは自由じゃない。
自由とは責任を伴ってこそ、存在し得るのだ。

投票に行くのは当たり前だ。
自民も民主もダメならどこに入れたらええか分からない?

http://www.chikyumura.org/election/
コレが分りやすい。
党別の方針一覧表だ。



釣りたての鮮度のいいママカリをもらった。


薪キッチンで直火焼きにする。


醤油、米酢、味醂、水(全て同割)で漬ける。
調味料が本醸造だと、ここで味が決まる!


一旦漬け液を玉ねぎスライスとショウガの千切りに浸して、しんなりしたらママカリの上に敷く。
これは冷蔵庫で一日寝かせる。

ママカリはすぐに食べない方が美味しいので、別の料理を作る。


キュウリがジャンジャン採れ出した。
大きくなりぎたのは炒め物がいい。
オリーブオイルでクミンをたっぷりと炒めて、キュウリを強火で徹底的に炒める。
塩を気前よく入れて味を整え、最後にナンプラーで仕上げる。


ゴマ油を熱してナスは強火でサッと炒める。
表面がいい色ににったら蒸し器に入れて蒸す。
醤油、米酢、水、で漬け液を作り、ショウガのスリおろしを加える。
そこに蒸せたナスを漬ける。
大人は豆板醤とバジルをチギリながらながら頂く。


マテ貝の天ぷら。
春に採れるマテ貝はワケギのヌタ和えが最高。
冷凍してた大きめのマテ貝は天ぷらでもいける。
塩もいいし、味醂の利いた天出汁も用意する。

  

Posted by 陣 at 08:48Comments(0)社会

2013年04月21日

鈴木博之さんのセミナー

さあ、年に一度の鈴木博之さんのセミナーが迫ってきました!

今年は5/18(土)に開催。
博之さんとは、ネットワーク「地球村」の活動時代からお世話になって12、3年のお付き合い。

元々、博之さんは金融会社の管理職。
バブルを経験してこの社会のおかしさに気づき、自ら43歳で退職されるまでに「経済フリー」のノウハウを考案と実践された。
そのノウハウをセミナーとして伝えたり、相談なども受け付けられてる。
僕もリーマンショックの後、すぐに電話して、「円資産は金に交換した方がいいのでしょうか?」などと焦ってたもの。

でも、今回は金融や経済のセミナーという看板は二の次。
一応、今の時流は冒頭で抑えて頂く。
要するに、「この社会のおかしさ」に気づくのが目的ではない。
「おかしさ」なんてそれなりの年齢になればみんな気づく。
じゃあ、どうやってその「おかしさ」を克服するのか?
いかにしてバビロンシステムから自立できるのか?

今回はそのための具体的なアプローチを提案してくれる。
毎年一回ペースで博之さんのセミナーを開いてきた中でも初テーマ。
もちろん僕も聞いたことがないので、超楽しみ。
間違いないのは博之さんは勉強家である上に実践家。
新しい情報なり、ノウハウは自分の実践を元に伝えてくれる。

今回のテーマは「一歩上行く人生の達人セミナー」
ある意味、僕も廃材生活者としては人生の達人。
お金や将来の不安から解放されたスーパー自由人。
でも、僕の話や体験談では、今の生活の中で役に立たない人も多い。
よく、こんな自画杜撰ブログよんでくれてると思う。
で、また僕とは違う達人である博之さんから学ぶ機会は貴重なもの。

「廃材の家を見学に行きたい。」という人はダブルで学べるから超お得。
是非こういう時に来てね。



セミナーの前の冒頭で、現状についてのお話。

●アベノミクスの行方など最新の経済見通し、
(日本だけでなく、世界は半端ないお金をジャブジャブ印刷開始!
いったいどうなるのか?を押さえとかないと、
1990年のバブル崩壊同様の被害を被る可能性大!)

●日本を取り巻く危険な国際情勢と対策
(中国の開戦本気度、北朝鮮の狙い、韓国は敵か味方か?)

●ほとんどの人が意識しない日本人の危機と、その解決策
(日銀総裁の交代、TPP参加による日本文化破壊、沖縄と米軍と中国、
原発事故は未収束、日本人の健康問題と精神問題)

●人生の達人講座…自分の頭脳の活かし方、人生が一変する人生の宝探し方法
(何があってもお金と人間関係に苦労しない具体的ノウハウを伝授)

●これからの資産運用、してはいけないこと、しなければいけないこと
(やはり海外の安全な国へ逃がすしかない)

●自給自立の生き方の勧め
(5000年以上平和に続いた縄文時代の知恵を知り、現在に応用しよう)



========================
参加は一日の負担、知らなきゃ一生の損失(^_^;)

●●一歩上行く人生の達人セミナー●●

~自分の資質を活かす基本を知るだけで天才に!~
========================

◆第一部では、私たちの地球の秘密と人間の無限の可能性に触れて頂きます。

野生のゾウはなぜスマトラ沖地震の津波から逃げられたのか?
仏陀は厳しい苦行を止めた途端に悟ったといいますが、その悟りとは何なのか?
アダムとイブはリンゴを食べただけで、なぜエデンの園を追い出されたのか?
今後、どのような時代になっても大丈夫、大切な生きる基本を知ってください。

◆第二部では、達人になるために、すぐに使える素晴らしい方法を伝授します。

無限にアイデアが湧き出る方法、仕事や恋愛にも応用可、相手の心を動かす方法
あなたがすでに持っている「脳」の能力や「人間関係」を最大限に活かして、
人生を思い通りにチェンジ&クリエイトしてください。

◆参加者の特典;「経済フリーセミナー:最新版」の音声CDを差し上げます。
今回は時間が限られていますので、経済に関しては音声でお聞きください。

◇日 時:2013年5月18日(土)
(12:30受付開始)13:00~17:00 途中休憩あり

◇場 所: 廃材天国

◇参加費:2000円

◇内容
第一部:13:00~14:40…地球の秘密とこれからの共生する生き方
            仏陀の悟りをミニ体験

14:40~15:00…休憩

第二部:15:00~16:30…あなたの脳を天才のごとく活用する方法
           人の心を動かしあなたの強力な味方にする方法

16:30~17:00…質疑応答

◇お申し込み方法

●メールでお申し込み下さい。
① 氏名 ② 住所(〒)③ 電話番号

をご記入の上、件名を「セミナー申し込み」と明記して以下のアドレスにお送り
下さい。
haizaitengoku@gmail.com





  

Posted by 陣 at 15:39Comments(2)社会

2013年02月13日

「自分の仕事をつくる」

2日休みの後の塩釜の窯作り現場は延々と耐火レンガ積み。
一つ一つがバラバラのレンガを積んで、形になっていくのは即興性の強い面白い作業。

廃材天国での自分たち家族の生活のための仕事と、こういうヨソの作業では自分の中に違いはあるか?

以前はあった。
無意識にも、「自分のための仕事」と「他人に頼まれた仕事」という区別があったように思う。

今は、これは自分の生活のために必要な労働だから楽しいけど、これはお金を稼ぐための割り切った仕事という区別はない。
自給自足での左ウチワ自画杜撰生活を実現してしまったからというのもある。
月々決まったペイがなく、生活費がほとんど要らないんやから、「いくら稼がないといけない。」という切迫感がない。

そんな金の話よりも大事な事は、その「仕事」が本当に「自分の仕事」かどうかだ。
ともすれば「自分の家を作ったり田んぼや畑などの手作り作業は楽しいけど、 自給自足では金にならないからたまにはバイトで現金収入を。」となってしまう。
そういう矛盾の事をダブルバインド(二重拘束)という。

例えば、さっきまで感動で涙を流した映画の帰りに親が前の車にイラついてクラクション長押しするような。
純粋な子どもはその矛盾についていけない。

過剰包装の健康「的」な食品や、広告に金かけまくる環境「的」な商品。
「癒し」とやらに金を払う社会。
それらは完全に本質を欠いている。

「自分の仕事」とは自分が満足しないと意味がない。
自己満足とは初歩のステップとして必要不可欠。
徹底的にそれを貫くと、周りも満足し始める。
結果的に生活が成り立ったり、金になる。
これが本質だ。


この西村さんの本おススメ。

いわゆる自給自足系や環境系じゃなく、デザインとかプロダクトの現場の第一人者たちにインタビューしてる。
でも、内容は極めて本質をついてる。

「自分の仕事をつくる。」とは生きるための当たり前の事。
全力を出し切り、自分を最大限に活す状態。
実は余裕を持って、力が抜けた状態。

西村さんの著書は多いんで、他のも読みたい!
  
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Posted by 陣 at 07:35Comments(0)社会

2013年02月12日

建国記念誕生日会

2月11日は「建国記念の日」の祝日だった。
何と、この日はしょうたくんの誕生日でもある。

塩釜の窯作り現場は週休二日にしてるので、昨日も休み。
薪生活での自給自足において、ヨソに仕事に行くならこのぐらいが丁度いい。
大工さんなどの職人の休みは日曜日だけ、祝日も関係ないというのが普通。

2日休みがあると色んな事ができる。
廃天ぷら油の回収&精製
薪ストーブの薪の積み込み
コンポストトイレのウンコの堆肥化
菜園の世話
手作りの保存食系の作業
セルフ散髪
手打ちうどん
タコパー
などなど、、、。

この二日間はしょうたくんは野遊と二人で工房で作陶してる。
手捻りでカップ作ったり、何と電動ロクロにも挑戦してる。
野遊の方が上手いみたいやけど。


しょうたくんの友達がインドからお土産にスパイスを買ってきてくれたそう。
これで、カレーパーティーという流れになった。
他にも、カルダモン、マスタードシード、コショウなど色々入ってるみたい。


タイで買ってきたスパイス潰しで、ニンニク、ショウガを潰す。


トマトソースの赤いカレーと、ホウレン草とカブの葉のグリーンカレー。


猪肉のカツも作った。
薪ストーブでの強火料理の世話をしてると暑くなりすぎるのが玉にキズ。
贅沢な悩みやけど、ほんとに気持ち悪くなってくるんで、真剣に改善策を考え中。


二種類のカレーと猪カツという最高の誕生日会になった。
マル秘のお米ドリンクもいい感じの仕上がりをみせた。

建国記念の日とは神武天皇が即位したとされる、神話から来てる。
ソモソモ、神武天皇はいたのか?とか、2/11に建国したという証拠はない、とかいう論議はナンセンス。
神話とは宮司さんの祝詞の設定なのだ。
その設定上にこの国の歴史がある。
ソレは否定しようのない事実。

間違いなく今の日本という国があるには、神道なり天皇は必要不可欠な要素。
それが国家神道とかいうことになると右翼扱いされる。
脱原発や反戦、環境運動、反体制、自由、、、こういう方向は左翼的とされる。
まあ、そんなのは一般的な見解。

愛国心のある反戦平和思想があってもいい。
いや、思想じゃない。
平和行動であり、平和生活なのだ!




  
タグ :カレー

Posted by 陣 at 07:07Comments(0)社会

2012年12月14日

選挙のための工作活動

久しぶりの河野さん来廃。
河野さんと言えば一軒目の廃材ハウスの土地のオーナーでもあり、「アートでたんぼ」の主催者でもある。


その実態はアート活動家!
「このままじっとしておれんきん、張り込んで作ってもろたんや!」
これなら公職選挙法に引っかからない。

ここ香川3区は前職の2代目が立候補してて投票率が低くなるほど強い。
今回、何とか自民だけは食い止めたい。
今回の選挙の争点は「原発、TPP、増税、改憲」と盛りだくさん。

このサイトが分かりやすい。
「迷える有権者ネット」
http://charitv.me/btt311.com/upmayoeru/p2.html

原発は即時停止が当たり前。
TPPは日本にとっていいことなし。
消費税が上がるのだって最悪。
自衛隊が国防軍に変わる改憲って、、、。

とこれは一般的な国民の目線からの意見。
でも選挙に出る方なり、それを応援したい大企業や団体、利益を牛耳る側からすると反対。

一般人にはどんどん無関心になってもらった方が都合がいい。
原発動かせば電力会社は絶対儲かるように出来てるし、電力会社がスポンサーのマスコミだって潤う。
消費税上がって困るのは年収の低い層、権力者側は痛くも痒くもない。
改憲の内容だって、詳しく見るとヤバイことだらけ。


河野さんがわざわざ金かけて作ったノボリで僕も盛り上がってきた。
早速、杭を打ちこんで廃材天国の道路沿いに設置。
最近の日が短いのを考慮して、投光機でライトアップ。
アンド、赤色回転灯で迫力アップ。
廃材としてもらってたけど、今まで活躍の場がなかった。
こういう事に活かすことが出来て最高!
この道を自転車で5分も行けばイオンタウンという立地条件が活きるねー。


そんな事をしながらも、ポン酢の仕込みも大事。


フレッシュな柑橘に本醸造の醤油があればそれだけで、最高の即席ポン酢。
でもこのレシピは一級品。
是非お試しあれ。


もちろん、改憲されようがTPPが通ろうがこの豊かな生活は益々加速しながら続いてゆく。
増税なんかでビクともしない。

この豊かな生活を実現してるからこそ、子ども達が大変な目に遭うような将来像を持つ自民党は一議席でも減らすのだ!

どこに入れるか迷って、行かないというのが最悪。
それを望む奴らの思う壺。
絶対に棄権だけはするな!!!
  
タグ :選挙

Posted by 陣 at 09:37Comments(1)社会

2012年12月06日

選挙が近づいてから慌てるな


しょうたくんは新しい車にパンパンに荷物を詰めて旅立った。
何しろ、スバルのサンバーから三菱のミニカになったからね。

12月は山口でしょうたくんが主催で安部芳裕さんの講演会をするそうな。
安部さんは反原発、反TPP、反増税の「プロジェクト99%」を立ち上げてる。
要するに1%の利権を握る連中に99%の一般の人が牛耳られてるのを解放しようというプロジェクト。
http://project99.jp/

こちらは書籍としても有名な安部さんの「日本人が知らない恐るべき真実」のサイト。
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/
「反ロスチャイルド同盟」という、経済、金融、貨幣という現代人を翻弄するしくみの根本を揺るがす活動が安部さんの立脚点。

その講演会の準備もあるし、急遽山口の県知事に立候補した飯田哲也さんが「日本未来の党」の代表代行に就任したというニュースもあった。
もちろん、県知事選を応援してきたしょうたくんたちの若者のネットワークで今回の選挙でもムーブメントを起こしたいそう。

ウチの香川3区では自民党の前職の息子と社民系の米田さん、そして共産党という構図。
米田さんに頑張って欲しい所やけど、田舎の年寄りしがらみ社会では未だに自民党の風は弱くない。
別にみんなが投票に行った結果、自民党が受かるのならまだしかたがない。
若者が選挙権を放棄するという情けない事態の結果、しがらみや利権の恩恵を受ける年寄りたちの票で受かるだけ。

じゃあ、どうするんだ!
丸亀の駅前でジャンべ叩いたってどうなるもんでもないし。
選挙が近づいたとたん、慌てふためいたってダメダメ。
そんなん、選挙前にだけ握手を求める候補者と同じレベル。

だからこそ!
だからこその革命生活なのだ。
廃材の家で薪で生活する。
「そんなんで、今の原発止められるか!」と道のりは程遠いようにも思える。
それは各自の捉え方。

僕は自分のやってる事に揺るぎない信念がある。
自分が納得するための生活を送ること自体が活動であり、革命なのだ。
自分自身が納得できれば誰に何と言われようとも全く問題ない。

それはもちろん各自が別々の行動で。
講演会や政治活動、革命生活と様々な角度でのアプローチがある。
その中には無関心を装って、日常に忙殺されるという選択肢だってある。
それはその人の嗜好性で決めたらええ。

ただ、、、。
何ごとにも無関心で人生面白いわけないぞ!!!
思いっ切り生きろ!
自分の納得する生き方を全うせよ。
  

という訳で、工務店の廃材の薪の選別。


家の中では干し柿作り。


黄色くなったスダチを絞る。


僕はあっこちゃんの実家からもらってきた梅の移植。
甲州小梅と南高梅の二種類。


土歩は早々に飽きて、ほとんど野遊一人でやりきった。


大根が調子よく大きくなってきた。
ニンニク、ちりめんじゃこ、エリンギ、シメジを炒めて、大量の大根葉を塩で炒める。
最後にちょっとだけ醤油で仕上げる。


人参と人参葉のゴマ和え。


春菊の白和え。


ノビルの味噌マヨで豆腐を炒め煮。

この廃材で左ウチワの自画杜撰ライフで攻撃だ!!!  
タグ :選挙

Posted by 陣 at 10:02Comments(0)社会

2012年10月02日

シソの実とオスプレイ

シソの実の収穫時期が来た。
もう涼しくなって、葉がどんどん収穫できなくなってきたら穂を収穫する。
花が咲いたのが収まり掛けた頃、実が膨らんでプチプチして食べごろになる。
遅すぎると当然固くなって食べられない。


一回で収穫するんでなく、何度かに分けて選びながら収穫する。


手で穂をしごいて種だけを落とす。
この作業はプチプチして楽しい。
最初はやってなかった野遊と土歩もみんなが楽しそうにやってると、寄って来る。

その後、水に浮かべてゴミと虫を落とす。


大した量じゃないので、小さなタッパーで塩漬けにする。


こんな感じで2、3週間漬けておくと食べられる。


とにかくまだまだナスが採れてる。
これは自家製醤油ソースにトマトピューレで洋風っぽい味付けにした。


オカラのサラダ。
オカラ=オカラ煮というありきたりになるけど、これは目からウロコ。
オリーブ油とニンニクでよく炒めたオカラに、塩、スダチ、コショウ、シナモン、オールスパイスで味付け。
上のナス料理と相性がよかった。


前の日のラーメンスープの残りでお昼に中華丼ぽい餡かけにした。
更にそれが残って、このカボチャとナスを炊いた。

と、この生活が革命だと言いながらもやはり気になる問題がある。

今、ホットな話題のオスプレイ問題。
沖縄の高江にヘリパッドが出来ようとしてて、住民たちが反対してる。
これは沖縄のテレビ番組になってて分かりやすいので、オススメ。
http://www.dailymotion.com/video/xtavz8_yyyy-yyyyyyyyy-yyyyyyy_news

大間原発の建設も再開されることになったし。
でも、悲観して諦めてはならん!

無関心で見て見ぬふりをするのは簡単過ぎてつまらない。
仕事に忙殺されて、知らんぷりしたくないからこんな生活をしてるというのもある。

全国のこういう現場に想いを馳せる事で、自分の日常が引き締まる。
そういう真剣な行動をフィードバックさせてもらうのだ。

こういうのも自立と自律を目指す生活の指針となる。
自由な生活って、ゴロゴロダラダラするのと真反対の自主的に動くことだ。

もちろん、家族で大飯原発に駆けつけたように現地に行くのも一つ。
でも、あの後の日記に書いたようにそれが全てじゃないし、行けないことを悔むことはないぞ。

とにかく上の動画見てね!
  
タグ :オスプレイ

Posted by 陣 at 09:43Comments(0)社会

2012年09月21日

分かりやすくてワクワクの「脱原発論」

小林よしのり「脱原発論」読んだよ。

小林よしのりは「戦争論」や「天皇論」の中でも左翼、右翼、親米ポチ派とかわざとイデオロギー色をつけて他の言論人たちを批評する。
そういう書き方自体が彼の思想だし、悪くもない。

それこそ僕が12年前に廃材の家を作り始めた動機は、環境破壊をしない自然豊かな暮らしがしたい一心だった。
でも、そこには環境問題の講演会の主催や活動を経験して、「自分で実践するしかない!」という鬼気迫る想いもあった。
小林よしのりのマンガ風に客観的に言うと「純粋まっすぐサヨク」というジャンルになる。

今、2軒目の廃材の家に住んで、住の自給は100%。
食の自給率は90%ぐらい。
手作業で掘った井戸水の自給100%。
料理、風呂、暖房は100%廃材の薪。
電気は廃材ソーラーパネルで毎日使う量よりも売電する量の方が遥かに多い。
自宅出産を経て、医療も自然療法を家族で人体実験してる。
着るものは古着もらって間に合うので、自分で作ろうとは思わない。

2軒目の廃材の家は先祖代々の土地でほんとにありがたい。
近所付き合いや神社のお祭りなどは超大事だと思ってる。
天皇家や麻の事を勉強すると日本の伝統に敬意を抱く。

こんな薪の生活で日本の伝統文化崇拝者って事は、極めて保守的なのかもしれない。
伝統の悪しき面は「しがらみ」そこから利権や金が動く。
いい面は日本の気候風土から来る食生活や自然崇拝という文化。

そういう思想の問題はジャンル分けできなくなってきてる。
ある本読んで、「かっこええーー!!」と思えば、影響される。
ある人に出会って「自分もやりたいーーー!!!」と思えば感化される。
やっぱり今の時代って面白いと思う。

思想よりもライフスタイルが大事。
もちろん、思想がないとスタイルは構築できない。
反対にフラフラしたライフスタイルでは思想もグラついてるって事。
盤石の自分流スタイルを築くのだ!

しかし、こんな生活はみんながやりたい訳ではないし、ウチの生活は極めて個人的な嗜好性によるマニア生活とも言える。
大事なのは「やりたくても出来ない」は「やりたくない」と同義という前提で。

ここへ到達しての心境は「自分が環境が云々、社会が云々、と言う活動や批判をしない。」という風に変化してきた。
あくまでも自分が納得する日々を送る事に重点を置く。
決して自分本位のエゴではなく、その生活がひいては環境や社会に影響を与えるという考え方。


この「原発をなくせば経済成長できる!」という帯で言うように、僕のようなマニア生活者でなくとも、この本の内容は必読!

ウチのような生活をするから原発がいらないという論理じゃない。
そもそも、原発がある方が日本の経済にデメリットだという事をあらゆる取材を元に証明してる。

後、原発が存在することの倫理的な問題。
今までの日本の中での原発の歴史や利権構造。
放射能の数値のトリックや福島でタブー化してる訳。

一番ワクワクするのは現在の風力発電のデメリットを克服したプラントを作って実践してる所へ取材に行ってる所。
こういう具体策が示されてるのもいい。

22、3歳の頃、広瀬隆「東京に原発を」という本を読んで、ショックを受けた。
その後、小出先生の講演、鎌仲監督の映画「六ヶ所村ラプロティー」、広島の被爆者肥田舜太郎医師の「内部被爆」など、既に3、11以前から原発や放射能の事は勉強してた。

この本は3、11以降の原発や放射能の総括としても分かりやすい。
これからの日本に必要な希望が満載という所がいい。

ピークオイルは過ぎ、経済は緩やかに縮小していく社会に適応できない者は淘汰されていくと思ってた。
それは僕の個人的な幻想でもある。
しかし、資本主義も貨幣経済もある日突然終息する訳ではない。

あとがきの「原発のある不景気」から「原発のない好景気」へ!という部分は興味深い。
僕の場合、景気なんかよくならなくても全然大丈夫という価値観に立ってしまってるだけに、ほんとに無理や無駄のない景気回復ってよく分からない所がある。

これからの世の中どうなるのか誰にも分からない。
悪いのは「これさえしてたらいい。」、「この人の言う事を聞いてればうまくいく。」という主体性と自主性の欠落。
自分で考え、自分で判断する。

こういう本を読む勉強がそのための材料になるのだ!  
タグ :脱原発

Posted by 陣 at 08:04Comments(0)社会

2012年08月10日

「独立国家のつくりかた」

最近ネット上で話題の「坂口恭平」。
YOU TUBEで映像見た時は「なんやこいつー。」と冷やかしで見てた。

最近、ナオヤくんが持って来てくれて、強制的に貸してくれた。
ちゃんと読むとめっちゃ面白かった。





他の著書に
「東京0円ハウス、0円生活」
「隅田川のエジソン」
「ゼロから始める都市型狩猟採集生活」

彼は大学の建築科時代、河原にブルーシートの家建ててるおっちゃんたちと出会い、子どもの頃からの疑問が晴れていったと言う。

都市で採集生活って何や?
流行遅れのジュエリーを集めて月50万稼ぐおっちゃんとか、落ちてる廃材で自分の家のみならず、そこら中の人に家を建ててあげまくってるおっちゃんとかが登場する。
更に凄いのはソーラーパネルまで付けてて、様々な家電を12Vで稼働させてる人とか。

ウチは環境問題、自給自足、自然農、自由教育、、、、という路線からの廃材生活。
この本に出てくるおっちゃんたちからすれば甘っちょろいレベル。
もっと自由にやってもええかもなー。

彼自身は3、11以降、東京から熊本に引っ越しして、古い民家を借りて住み「ゼロセンター」と名付けてる。
そこで、避難してきた家族を受け入れたり、新政府の内閣総理大臣としての活動をしてる。

彼の言うレイヤーライフ(層生活)というのが面白い。
この法治国家で、資本主義経済の日本。
この国の中でも、月30万稼いで、家賃払って、スーパーで買い物して生活してる人たちばかりじゃない。

ウチなんかも別層に位置する代表みたいなもん。
廃材天国とか言うても、河原のブルーシートの家よりはちょっと大きいだけ。
たまたま先祖代々の土地に建ててるけど、こんなものは永久的とは考えていない。
火事や地震で潰れることは想定内。
また建てればいいだけ。

結局、レイヤー(層)とは価値観のこと。
何に重きを置いてるか?
本来は人の数だけレイヤーがある筈じゃあないのか?

誰だって疑問を持ったことがあるであろう、裏表紙の「子どもの質問」。
そこに疑問を持たないように、6、3、3、4の学校とマスコミ、家庭内でも教育されて来た。
「生きていくのは大変」
「家はローンで買うもの」
「お金がないと生きていけない」
社会ぐるみの共通認識が空気のように蔓延してる。

この国に生きてても、自分のレイヤーを持つことは可能だ。
別のレイヤーとは廃材ハウスとか自給自足に限ったことではない。

呪縛のような「〇〇ねばならない。」から、自分なりの「これでいいのだ。」という価値観を持つこと。
開き直りのようなもんやから、難しくもなんともない。
競争に勝つ、他人と比較する、地位を上げる、たくさん稼ぐ、、、、。
そこから脱却する。
それらが全てではないということだ。

簡単に書くと正論すぎて、拒絶されるかもしれん。
代替の方法は無限にある。
会社に行きながらでも、自分のレイヤーを持つことは可能だ。

まず、一つから実践することで何かが違ってくる。

「無理!」
とは絶対的なものではない。
勝手にそう思い込んで、取りかからない時の現象にすぎない。

やってみたら、「あ~ら簡単!」という目からウロコ体験は誰だってあると思う。
それを積み重ねて、諦めないこと。
流されずに、「これでいいのだ」と自分に言い聞かせる。
そういうプロセスを経て、独自のレイヤーを築くことが可能になる。

何も、今の社会を否定する必要はない。
今の社会の中で独自の価値観を構築する。

「社会を変える」んじゃない。
「社会を広げるんだ」と坂口恭平は言う。


  
タグ :レイヤー

Posted by 陣 at 09:55Comments(0)社会

2012年07月23日

5年、10年先の具体的な社会のイメージ

アルミサッシ化リフォーム進んでるよ。


サッシ以外の所の壁の地は出来た。


中から見た所。


今回使って、この焦げた廃材も、ほぼ使い切った。
材木置き場が火事になったのを消防車が消した廃材。
家にして20棟分だったとか。


風呂と母屋の間は3mある。
この仕切りのお陰で随分広い部屋を確保することになる。
こちらに向いてるサッシから薪の積み込みを出来るようにする。


この作業は手も鼻の穴も真っ黒になる。

「考えずに身体を動かす。」
とは言いながら、今回は随分と考えた。
出来た写真を見れば「ふーん。」てもんやけど、作業中に腕組みして考えることしばしば。
材料、サッシの位置、デザイン、、、。

悩む訳ではない。
いかに廃材天国内の材料で、クールに仕上げるか?
その前向きな思考がまた楽しい。
いいアイデアが出ないとモヤモヤするけど、そのプロセスを経て「ええ事思いついたーーー!!!」と閃きがやってくる。
それは確実に保証されてる。

要は取り掛かりもしないうちから「あーでもない、こーでもない」と考えるんじゃなく、動き始めてから考える。
すると、新たな閃きがドンドン湧いてくる。

「時間も廃材も山ほどある。」
とは言いながら、自分を飽きさせない程度にはチャッチャと片づけたい。
僕は「あっと言う間に出来る。」というスピード感も大切にしたい。
その中で「ここはコレでええわ。」とアッサリ切り捨てられる所はそうする。

一から全てを築く廃材建築では、作るのも使うのも自分自身。
どの廃材を使ってどういうデザインでいくか?
全て決めるのは自分。
使い勝手はいいようにしたいけど、不必要な程の細かい仕上げを必要としない。
また、都合が悪ければ後でいくらでも手直しがきく。
そういう意味でも、躊躇なく大胆にガンガン進める。

それもこれも、向き不向きがあるし、「これからの社会がどうなって行くのか?」というビジョンも関係する。

「自分の好き嫌い」×「社会情勢」
これがキーになる。

「好きなこと、したいことしかしない!」と断言する僕も、今の自画杜撰な稼がなくても左ウチワ生活を送ってるのには経緯がある。
夫婦揃って、自給自足なんかに関心を持ち始めて実践するようになったのはナゼか?
一言で言うと「環境問題に関心を持ってから。」。
大阪の梅田にある「ネットワーク地球村」の講演会を聞いたのがキッカケ。
もう、16年前になる。

それからまた世情は変化した。
当時はまだ、少数の環境意識層に圧倒的多数の無関心層という構図。
それが3、11の原発震災からかなり変わって来た。
ここの所のデモとか10万人とか凄い数になってきてるし。

原発事故から放射能や食の安全の事。
国家破産やハイパーインフレなどの経済問題。
政府と大手企業は全く信用出来ない事が分かった。

では、これから具体的にそういうシナリオをたどるのか?
もちろん未来のことは誰にも分からない。
分からないとは言え、自分なりの予想はしなければいけない。

100年先の事はちょっと難しい。
せめて、5年、10年先の事を具体的にイメージして今の生活を決めなければいけない。

これから次々と原発が事故を起こすのか?
放射能でバンバン癌が加速するのか?
いつハイパーインフレが来るのか?
石油や核の代替エネルギーは確立できるのか?
日本の政治は機能していくのか?
国内の仕事は今後どうなっていくのか?
食料問題はどうなるのか?
戦争は起きないのか?

そういう事が自分の身にふりかかる前に予想しないといけない。

もちろん、「将来は、、、。」という漠然とした感覚では僕も捉えてたし、考えてたつもりだった。

でも、、、。
最近ある情報を聞いて、ある意味愕然とした。

上に書いた問題と言われてる事って、悪くなればなる程みんなが気付くキッカケになっていいと思ってた。
環境問題も経済問題も深刻になればなるほど「これではいけない!」と気付くから。

年に一回は廃材天国でセミナーを開いてくれる鈴木博之さん。
博之さんは環境問題から経済問題、歴史問題とあらゆる角度から話をしてくれる。

その博之さんが「ある人物」にインタビューをされた(上記のような、政治や経済、エネルギー、などの5年、10年先の事)。
僕は博之さんとは付き合いも長いし信頼してるので、このインタビューの内容に惹かれた。
それを収録したCDが出来たので、有料だったけど早速取り寄せて聞いた。
それは僕の予想とはかなり食い違う内容だった。
それで愕然とした。

ショックを受けるのはいい事。

みんなが同じ考えになんかなりっこない。
違いがあることで、「そっか、自分はコッチがいい。」と進む方向を決められる。

と、何日か経って思えるようになってきた。
もちろん、廃材天国での最高生活は今後この方向でジャンジャン突き進む事に変わりはない!

そのCDの事に質問があれば、コメントじゃなく、メールしてね。
haizaitengoku@gmail.comまで。

本当に求めてない人は聞かない方がいいと思う内容やから、関心のない人は忘れよう!

  
タグ :情報

Posted by 陣 at 06:59Comments(0)社会

2012年07月16日

山口が熱い!

ツリーハウス風トリ小屋作り、後は入口のドアと柵の強化。


この壊れた建具が目についた。


こんなん。
蝶つがいは真鍮製。
金物屋が廃業した店舗が解体される時に盗って来た、蝶つがいが山ほどある。


柵もかなりしつこく入れて。早速鶏さんたちに入ってもらった。


アジアというかアフリカというか、かなり迫力のある小屋になった。


左から、五右衛門風呂、母屋、井戸(草屋根)、井戸の奥の軒に廃材ソーラーが乗ってる。


子どもたちは学校の友達と遊んで帰って来た後、「お店ごっこ」。
にこちゃんが予約の電話を入れてる。

野遊がメインで料理を作って、土歩も手伝う。
一応あっこちゃんの指導で。


昨日はメニューは決まってて、飲み物メニューだけ。


前菜は蒸しナスのユズ味噌豆乳ソース。


メインの料理はご飯とセットのプレート。
厚揚げのソテーと叩きキュウリの和えもの。
椎茸のソテーは醤油味。

今まで「居酒屋ごっこ」とか、色々やってきたけど、「美味しんぼ」読んだりして進化してる。
当然あっこちゃんの指導あっての完成度やけど、中々よかった。

こうしてキレイに盛り付けるだけで、満足度が全然違う。
たくさん作ってくれて、おかわりを用意してくれてるけど、十分満足して要らない。
量が少なくても満足するのには盛り付けって大事なんやー。
店に行かないのに、想像力を働かせて色々やるもの。




話は変わるけど、今山口の県知事選が熱い。
自然エネルギーに詳しい候補が出てて、脱原発知事が生まれるかどうかが争点になってる。

いわゆる官僚キャリアの組織固め的なやり方と、市民中心の勝手連的なやり方が見えて面白い。
http://www.dailymotion.com/video/xs0bvm_20120706-yyyyyy-yyy-yyyy-yy_news?start=3
コレはあるニュース番組での候補者の紹介。

坂本龍一氏のメッセージ
http://www.youtube.com/watch?v=MNKG-57Tb3Q&list=PL9B7DF9FB4AE7F8B2&index=1&feature=plpp_video

一昨年の夏、香川でも県知事選があった。
現職が辞めて、元キャリア官僚対現職女性県議の渡辺さと子さん。
車に「香川から初の女性県議を!」というポスター貼りまくって毎日走った。
残念ながら完敗。
それでも、16万票対11万票と惜しかった。

40%を切る投票率。
香川の有権者が80万人やから30万人ぐらいしか投票に行ってない。
てことは後の50万人の内の5万人が投票してたら勝てた。

それはいわゆる無関心層。
「選挙なんか行っても変わらない。」という空気が蔓延してる。
その空気を作ってるのこそが、今の茶番政治とそれを報じるマスコミ。

賃金引き下げ、ボーナスカットと対極的に消費をあおるテレビや広告、大型ショッピングモール。
ワーキングプアなのに、散々買わされ、忙しくて心に余裕がない。
ソコが権力者の思う壺。
そういう無関心層が増える程、自分たちに都合のいい方向に国を動かせる。

ソコから脱却するにはまず自分の解放だ。
解放され、自由になればなる程、あらゆる問題に関心が向く。
当然、こういう知事選を楽しむのには理屈じゃない。

しょうたくんは山口で全面的に選挙を手伝ってる。
そこへ若者が集まってる。
ライブも企画して、イイ感じに盛り上がってるそう。

大飯原発ゲート占拠、官邸前のデモという直接行動は他に手段がないから。
でも、この選挙への投票は合法的で最大の意思表示の手段。

「再稼働反対!」
「命が大事!」
「こどもたちが安心できる社会を!」

それには、意思表示するしかない。
「投票」と「買い物」。
この二つが大きな意思表示の手段。
投票は直接の意思表示。
買い物だって、お金を払う先の企業や団体を応援してる訳やからね。

嫌な企業のモノを買わない。
不売というのも立派な意思表示。

戦後民主主義のぬるい平和と言われて久しい。

でも、ここの所のデモでの意思表示は凄い!
それに続いてこういう地方の首長が変わる。
それこそが希望だし、それしかない。

ここまで何十年とかかって、政治も原発も構築されてきた。
急に明日から180℃変わるのは無理。
それでも、こういう希望の知事なり、政治家の卵の潜在数は凄いと思う。
一人、また一人と変わっていく。
それを支持するのが、3、11以降「今までの社会って、、、。」と気付いた一人一人。

「社会を変える。」んじゃない。
「社会が変わっていく。」のだ。

自然と。

緩やかに。


  
タグ :知事選

Posted by 陣 at 06:37Comments(0)社会

2012年07月03日

再稼働反対サンバ!!!

「オキュパイ大飯!」
大飯原発再稼働反対の直接行動に家族で行ってきた。

天ぷらーに廃油積み込んで、カセットコンロに観時、玄米、塩、梅干し、味噌を持参して。
結局、2泊3日のちょっとした旅になった。

原発から少し離れた公園の芝生にテント村が出来て、中心のカンタくんは住み込んでオキュパイ行動を呼びかけてた。

公園は和やかなもの。


「ザ・ファミリー」、「はるや」、「廃材天国」という、自給自足、玄米菜食、ホームスクーリングというキーワードが並ぶ3家族。
こういう時に久々の再会。


先日一緒に作業した山陰のアキくんと子どもたちは2年ぶりの再会。

何せ、7/1の夜、原子炉の制御棒が抜かれて、再稼働が始まるとの予定だった。
それで、6/30の午後から原発に通じるゲートを直接行動で封鎖しての座り込み(実は踊り込み!?)。


公園から原発ゲート前へ向かう。


活動家系のおっちゃんが発煙筒で警備員を引きつけてる間に、何台かの車をサッとゲートの前後に横付け。
何人かは手際よく鎖でゲートと自分を繋いで南京錠でロック。

すぐに機動隊のバスが2台到着。
「道路を占拠するのは違法です。」
「ただちに撤去して下さい。」とお決まりの呼びかけ。

占拠してるみんなからは口々に、
「再稼働は国民が納得していない、それこそが違法なんだから、話し合いをさせてくれ!」
「こっちもやりたくて占拠してるんじゃない、強引に再稼働しようとするからこういう手段しかないんだ!」
「署名集めもしたし、官邸や知事に電話やメールもしたけど、相手にされない。」
「これが国民の意思表示なんだ!」

それの答えは「そういう個別の案件についてはお答え出来ません。」
「ただちに違法行為を止めて下さい。」
としか言わない。
バカバカしくもなってくるけど、警察とはそういうもの。

僕も何度もその機動隊の管理職的な人に、たじろがずに目の前で叫んだ。
「それは出来ない!!!」
「あなたが答えられないなら話が出来る人を呼んできてくれ!」
と頼んだ。

「それも出来ません。」
「ただちに撤去を!」
としか言わない。
機動隊なり警察にそういう権限はない。
それに総理や大臣が政治的に決定した再稼働を撤回するのは、少々の声では届かない。

原発に通じる道路は公道やし、それを封鎖するのは当然違法行為。
でも、多数の人が座り込んで非暴力で訴えるのを権力で強制排除することも出来ない。


人間の鎖でゲートの占拠を排除されないように守る。
睨みあいは夜まで続く。


「再稼働反対!」
「子どもを守ろう!」
「原発バイバイ!」
「命が大事!」
とシュプレヒコールを上げながら、ジャンべにドラム、あらゆる楽器が止まることなく響く。
当然みんな踊りながらのコールは朝まで続く。


翌朝になると、官邸前のデモ隊が合流!


ウチの子らもゲートの中に入り、廃材ベニヤ板の自作プラカードでアピール。


奥に見えるトンネルの向こうが原発。
2日目にはゲートの占拠の向こうに、装備を固めた機動隊がお目見えした。
原発側と進入路の両方から機動隊の列と参加者の列で挟み打ち。
僕らはゲートを中心として機動隊と並行して列をなして対抗。
その中では「再稼働反対サンバ」を踊る。


自転車発電でアンプを動かして「再稼働反対ソング」を歌う人。


土砂降りの中、イイ感じに盛り上がってる。
前の日から夜通しやし、2日目も延々と踊る。
各自疲れきって車で仮眠しては、また差し入れのオムスビを食べて踊る。


夕方になって、機動隊が動いた。
「盾を上げろ!」という号令を横へ横へと伝言。
「押せ!」の合図でこっちの列へ押して来る。
ある程度こっちも押し返したりして揉み合いになってくると、「盾を下ろせ!」「現状維持!」の号令。
機動隊は非暴力の大勢の列をなしくずし的に排除はしない。
ただ、一度騒然となり始めると、参加者にも熱くなる者もいる。
ちょっとでも、揉め始めるとお互い掴み合いになる。
僕も揉み合いで押し倒されたり、着てたTシャツをビリビリに裂かれたりした。

60年安保に成田闘争、、、常に怒った国民と命令で鎮圧する機動隊という構図。
権力の中枢は国民の声になんか耳を貸さない。
いよいよになれば違法行為を排除するという理由で手を上げなくてもパクれる訳やし。


ゲートを中心として両方に機動隊。
その中ではとにかく「再稼働反対サンバ」!!!
この太鼓、ビート、リズムがないと2晩も続けられないよね。


僕も、踊るし、叫ぶし、ジャンべにドラムに猛打しまくった!
ただ、祭りやレイブのそれと違うのはジワジワと押してくる機動隊と拮抗しながらの切迫した訴え。
人数に余裕がないし、疲れようが腹が減ろうがギリギリまでは全力で動く。


2日目の深夜、山本太郎さんから現場に電話が入った。
「みなさんお疲れ様です。」
「みなさんの訴えはネットを通して世界中が注目しています。」
「しかし、先ほど再稼働されてしましました。」
「みなさんは休むことが必要です。」
「これからのやり方をまた共に考えていきましょう!」

祭りは終わり、ゲートを封鎖してた車や人も撤収した。
幸いにも、ケガ人も逮捕者も出ずにこのイベントは幕を引いた。

翌日の新聞で大臣は船で原発に入ったらしいし、ゲートを塞ごうとも、政府と電力会社にかなう筈はない。
そんな事はみんな分かってる。
分かってても、ここへ来ずにはいられかったから来た。
声を挙げる。
意思を示す。
何もユーストリームにアップされるのを目的にしてる訳ではない。

みんな自分で自分の人生を確かめるために来てるんだ。
今までは言われた事、決められた事をソツなくやってたら、順風満帆に生活できてた。
今でもソッチを選択しようと思えば、まだ出来なくもない。
「今からはそういう時代じゃない。」と自分で思い、考え、行動を起こす人間だから現地まで来るんだ。

しかし!
「現地に行けなくてもどかしい!」という人も多いけど、現地が全てじゃないぞ。
この転換期の直接行動には意義があるし、そう思って僕も家族で来た。
それでも、この運動なり活動に全生活を投げ打って、伊方に泊に飛び回ろうとは思わない。

ツイッターとフェイスブックで官邸前に15万とか20万の人がデモに集まる時代。
ここ大飯の様子も岩上さんのユーストでのIWJの映像でリアルタイムで見られた。
僕なんかドイツのテレビ局にインタビューされたし。
実際大飯に集まったのは4、500人とかかなー。
その10倍ぐらい来てたら、、、とか言っててもしゃあない。
そういう、「原発反対活動」だけで、少々人が集まろうとも大手メディアはまともに報道しない。

http://touch.dailymotion.com/video/xrwf80_20120702-yyyyyyyyyy-yyy_news
それでも一応テレビにも取り上げられてる。

一番必要なのは何か?

原発やお金に頼らない生活の実現!!!
個々の生活スタイルの転換。
都会で金を稼いで消費活動する人間が減らない以上は原発も経済もボロボロになりながら動き続ける。

僕は人里離れて自給自足の生活がしたい訳ではない。
丸亀市郊外の新興住宅の開発地帯にドッシリあぐらをかいてる廃材の家。
井戸を掘って、毎日薪で生活する。
衣食住、エネルギー、医療、教育、、、生きていくのに必要な項目を人任せにしない。
ましてや政府なんかアテにもしない。
そういう生活の様子をこの日記で発信する。

ここでの生活そのものがすでに革命なのだ。
日々の暮らし方。
どんな家に住み、何を買い、何を食べるのか?

「何をやって稼いで、何に金を使うのか?」
そこが全てだ!

ウチが目指すのは「稼がない、使わない」。
日々自分たち家族が生きるのに必要な労働に、大半の時間と労力を費やす。
多少は頼まれた出店や作業の収入で、必要な経費には十分。

「自分で生きていく覚悟をしない曖昧な生活」=「不安が拭えない生活」
「街での消費生活」=「稼がないと生活できないという呪縛」
その不安や呪縛から解放されようとしない奴隷がこのバビロンなり、原発を支えてる。

自分を解放せよ!
自分の頭と感覚で判断せよ!
何で稼ぎ、何に使うのか?
どういう働きをし、毎日の時間を何に費やすのか?

金と時間の使い道で、どんな人生かが決まる
金さえもらえれば、言われたことをする。
その人生の集合体が原発大国日本を支えて来た。
いい悪いじゃない。
事実だ。

オカシイと思ったら声を上げろ!
違和感がある仕事はすぐに辞めろ!

脱原発に一番必要なもの。
それは「日々の生活と仕事の転換」しかない。
シュプレヒコールを上げながら大手メーカーの命を育むことのない食べ物を食べてるのでは根本的には変わらない。

毎日の生活の改革だ!
自律した自立生活を目指すのだ!!!

それは今日から、今から、どこからでも出来る。
生活を変えられないという思い込みこそが、呪縛された奴隷に他ならないのだから。


  
タグ :再稼働反対

Posted by 陣 at 13:47Comments(3)社会

2012年06月29日

田植え終了!早く終わったので、大飯原発に行くぞー!!

いつもは翌朝書く日記を繰り上げて投稿。


今日はナオミさん、キタさん、ゆかりちゃんのお父さんと加勢に来てくれて、午後早目には全部の田んぼを植え終えた。


植えた後、一通り歩いての補植。


一本植えでヒョロイけど、この方がジャンジャン分ケツする稲のパワー全開になれる。


6時ごろには補植も完了。

なので、数日前の日記に書いた「オキュパイ(占拠)大飯」に駆けつけることに決定。
あっこちゃんも子どもたちも超行く気満々。
もちろん天ぷらカーで行く。
ルート検索で調べると片道300㌔ぐらい。

ネットラジオ「DON!弥五郎のもう朝ですよ!」
http://www.ustream.tv/recorded/23631990
ここで最近毎朝、山口の弥五郎くんと大飯の現地のカンタくんとが中継してくれてる。
田植え終わったら行きたいなー、と思ったのであっこちゃんと相談して行く事にした。

子どもたちも毎朝YOU TUBEで官邸前のデモやら、絶対原子力戦隊スイシンジャーとか見てるし、ユーストでカンタくんやしょうたくんが北九州に行ってる様子を見てる。
大飯原発の現地は占拠とか言っても、特に過激派とかいう雰囲気じゃないし、楽しそうと思ってるみたい。
まあ、「また家族でプチ旅できるわい。」とか思ってるんちゃうかな。

今回は6/30の午後1時から3時の集会とその後のデモに参加。
みんながテント張ってる公園に僕らもテント張って、翌日7/1は大飯原発ゲート前の座り込みに参加。
一泊二日の旅程。

もちろん、都合で行けない人はしかたない。
でも、ここんトコの官邸前のデモの映像やカンタくんの中継聞いてると、「人が集まるパワーでホンマに何とかなるかもしれん!」と思い始めてる。
何より、行ってみたい!
「田植えあるし無理かー。」とか思ってたけど、みんな見てくれて早よ終わったし。
日程に問題なければ行くしかない!

革命生活と言いながら廃材の家で自画杜撰生活なり、田んぼで泥遊びしてるのもいいけど、現地に行くのはワクワクやねー。
若い奴だけじゃない、子ども連れの家族で参加するのも意義深い。
ウチでは何でも家族ぐるみが当たり前。
この廃材で薪の生活だって、あっこちゃんが先に言いだして実現してる訳やし。
子どもたちにとってはコレがフツー。

一泊だけなんで、玄米ご飯をクーラーBOXに大量に入れて、味噌、梅干しを持って行けばそんなに大掛かりな準備もいらんし。
天ぷら油はさっきも濾過始めてるし。
現地は広い公園なのでテント泊にしよう。
用意周到には出来んけど、瞬間的にする直感準備作業もまた楽しいもの。

わっしょい、わっしょい!
祭りだ祭りだ!
何なら褌トランスダンス披露してこよか!

いつもの如く、旅先でネットはしないので、また帰ってきたら報告するねーーー!






  

Posted by 陣 at 19:10Comments(0)社会

2012年06月23日

「オキュパイ大飯」

昨日の晩ご飯は山陰名物、ハタハタの一夜干し。

ステンレスカマドの薪で炙る。


脂の多い魚なので、ジュワジュワとこんがり焼ける。
スダチの絞り汁は常に冷蔵してるのでマスト添え。
玄米ご飯がモリモリ進むねー。


キュウリが成り始めたけど、小さいので糸寒天とサラダにした。
これも酸っぱい味付けでハタハタと相性がいい。


これも山陰からの帰りに岡山の山の中の産直で買ったズッキーニ。
ソテーにして醤油で頂いた。

昨日のユーストリーム見た?
リアルタイムで見られるのが凄い!
ご飯食べた後、子どもたちと見たよ。

首相官邸前の再稼働反対デモ、4万5千人とか!?
http://www.ustream.tv/recorded/23482322(録画版)

先週1万人、その前は数千人、、、。
どんどん増えてる。
みんなスイッチ入ってキターーー!!!

しょうたくんは今度の6/30は大飯原発前に行くと意気込んでる。
7月上旬の再稼働予定なので、そこに集中しようと。
大飯に一万人集まれば止められる!

「オキュパイ(占拠)大飯」
http://www.nihon.jpn.org/ooi/
田植えが終わってれば行きたいーーー!!!


後、面白い動画を発見。
「The Story of Stuff」(物の物語)

1
http://www.youtube.com/watch?v=Dex1vLJ8q3c&feature=player_embedded#!

2
http://www.youtube.com/watch?v=mnVnMLEEfFM&feature=relmfu

3
http://www.youtube.com/watch?v=S9Ubk0sa1cs&feature=relmfu

4
http://www.youtube.com/watch?v=1TM7HVc4-FU&feature=relmfu

このストーリーは原発にも共通する。
現代のこの矛盾に満ち満ちた日常を成り立たせてるのは、物やエネルギーがドコからドウイウ風に来てるのか?に目を向けさせない当たり前な忙しさ。
陰謀論とも言えるし、時間泥棒の「灰色の男」とも言える。
でもこれは一歩的な被害者ぶってもダメダメ。
自分たち一人一人が加担してこそ成り立つマトリックスのようなシステムだからだ。
だから僕ら夫婦は「や~めた!」とあらゆるモノを辞めて来た。
別に他人に強制もしないし、辞めて楽になったから散々ココで「コッチのみーずはあーまいぞ。」って誘ってるだけ。

欲しいもの、買いたいものがなくなってくれば、無理して稼ぐ必要がなくなる。
というかー。
本当に自分たちがしたい労働で得た貴重な金を、大した価値のないモノに浪費する訳には断じてならん。
ウソのないもの、命にとって必要なもの、という要るものだけでいい。

ウチの場合大抵は自分で作れるし、解体現場や知り合いから回って来たり、と十分コト足りてる。
そんなにまでして買いたいモノって実はあんましないんやぞ。
  
 
いやー、再稼働でイイ感じに盛り上がってきたぞーーー!!!


  
タグ :再稼働

Posted by 陣 at 09:09Comments(0)社会

2012年06月10日

再稼働来たねーーー!

首相の言う「国民の生活のため」の大飯原発再稼働。
確かに利権にあやかる財界などの「立場」を持つ自分たちのため。
でも、多くの本当に安全な生活を望む人のためにならない事はみんな分かってる。

僕の感覚からすると、今なお終息していない福島の事故を踏まえれば電気がなくても原発要らんと思う。
でも、実際には原発を稼働させなくても、今の一般的な生活をするぐらいの電気は足りてる。
以前から火力と水力とで足りてると言われてきた。
未だに問題の根幹ををスリカエ論理で「計画停電するぞ」という脅しをかけてくる。
そういう報道をする。

「電気が止まっては経済に大打撃だ。」
「電気が止まっては仕事も生活できない。」
「電気が止まって、病院の医療機器に何かあったら人命が保証できない。」

それは今の「電気がないと。」という電気ありきの考え方。
ウチのように電気なくても「井戸からツルベで水汲み上げて、薪でご飯炊いて、風呂も焚いて生活できるぜ!」という家は少ないにせよ、電気がないとマンションやコンビニなどの「現代の風変わりな生活」が出来なくなるだけで、現実的に人間が生きていけない訳ではない。
今回の福島の事故で分かったように、人間が住めなくなるという文字通り生きていけなくなる放射能。
そして、それを人間が100%安全に管理することは不可能。

なのに。
原発を動かしていないと「この国の一部の人たちだけが儲かる経済の仕組み」が維持できないという、原発ありきの方に見事に洗脳されるのはナゼだ???

国の方針で原発に予算を出して、たくさんの人たちに配ってきたから。
「原発で儲かる」のは経費をかけただけ上げられる「総括原価方式」という電気料金の仕組みを作ったから。
それにあらゆる助成金など、国が原発を押し付けた地方や自治体に払うし。
そういうカラクリ以外で手放しで喜べるエネルギーじゃない事もみんな分かってる。
「仕事も生活もできなくなる」なんてとんでもない。
「不必要な仕事」と「不自然な生活」が出来なくなるだけ。
かえって健康にええがな。

脱原発=今までの「〇〇がないと!」という常識からの解放。
金がないと!
電気がないと!

実際どんだけ要るんや?
最低限って月なんぼや?何kwや?
トコトン追及すれば、今の常識の何分の一になろうとも生きていける事は明らか。
金も電気もあるから使ってるだけ。
不景気言うたってみんな月何十万稼いで、また何十万使うのが当たり前。
何十万言うても、20万と80万ではえらい違うけどほとんどの家計はそこに入るやろ。
ウチの産廃持って来て家作ったり、それ焚いたりする廃材生活なら月に10万も稼げなくても何の心配もない。
ソーラーパネルも産廃でもらえるからもろて付けただけで、無くたってそう困るものでもない。
PCこそ生きていく事そのものには全く要らない。

http://satoshi.blogs.com/life/2012/06/noda.html
このサイト面白い。
気の毒な都市生活と豊かな田園風景。
コレを見て、「いや、人間の文化的な生活は電気によって形成されてる。」と本気で思う人はいないと思う。
本気=「本当の気持ち」という前提で。

電気を浪費して何やってるのかと言えば、時間泥棒に時間を奪われて奴隷になってるだけ。
それは「本当の気持ち」じゃない。

本当に必要なものは肉体、五感、DNAに刻まれたもの。
そしてそれを維持できるキレイな水や空気、汚染されてない食べ物、それに焚きものがあればいい。
もちろん、原発や石油じゃないクリーンな電気はちょっとはあってもええとは思う。

この再稼働問題で危機感が募るのはいい事やと思う。
これからどう生きていくのか?を鮮明にせざるを得なくなるという事。
汚い金と分かってるけど、「生活のため、、、。」と受け取るのか?
それを子どもに見せられるのか?

経済社会は緩やかに降下してゆく。
その中で原発のように無駄なものなど必然的に淘汰されるのは明らか。
今の総理や政治家を始め、財界、業界も淘汰されていく。

それでも、原発が稼働するのを放っとく訳にもいかない。
この不自然な社会の中で、脱原発の薪生活の実践。
それと、先日北九州のガレキ受け入れ反対の直接行動に行った、しょうたくんやカンタくんのような若者の援護も必要。
首相官邸前にも大勢が行ってくれてる。
この事態にはあらゆる手段が必要。
各々が責任を持ったワクワクの判断での!!!  
タグ :脱原発

Posted by 陣 at 05:24Comments(4)社会

2012年06月01日

しょうたくん帰廃

昨日は山口からしょうたくんが来廃した。
長年ウチに来てる彼の場合は帰廃したという感じ。
ウチが天ぷらカーに乗り換えて浮いてる軽バンを取りに来た。

しょうたくんは屋久島の帰りに寄った「おうち里山」という所で世話になってる。
広い土地で、オーナーの玉野さんはしょうたくんに廃材で小屋を建てて住むことを歓迎してくれてた。
僕の一軒目の廃座うハウスの土地のオーナー河野さんみたいな存在で超太っ腹。
土地なんか買わなくても、熱意が伝わればこういうオーナーと必ず出会える。
もちろん、オーナーが出ていけと言えば明日にでも出ていく覚悟でやらないといけない!


厚揚げとニラの中華風煮物。


初物のフレッシュさもええけど、お歯黒入ってしっかりしたのもいい。


小さい方がしょうたカレー、ゴボウとキャベツでカルダモンの利いた大人味。
大きな方はあっこカレー、筍バッカリで超美味い。


こういうサラダは子どもたちが大好き。
やはり箸休め的なオトナシイ味のものがあると落ち着く。

昨日書いたガレキ問題の事。
ネット上では反対派を中傷するブログや書き込みが多い。
確かに自分の事を棚に上げて、反対!反対!の活動のための活動は楽しくない。

その中でこの岩手大学の先生の意見は深い。
(フェイスブックのアカウントがないと見れないのかな?)
http://www.facebook.com/notes/%E6%A2%B6%E5%8E%9F-%E6%98%8C%E4%BA%94/%E3%81%8C%E3%82%8C%E3%81%8D%E5%BA%83%E5%9F%9F%E5%87%A6%E7%90%86%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%81%AE%E6%96%B9%E3%80%85%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84/396384870385701

「広域でのガレキの焼却に反対するのなら、被災地での焼却にも反対して下さい。」

まさにそう思う。

燃やすことで放射能が拡散する心配は被災地の人だって同じ。
でも超大量のガレキは何とか処理せんといけないからしかたないよね、で丸めこまれてはいけない。
こと放射能に関しては人情論では済ませられない。

そもそも人間のコントロールできないものが放射能。
未だに、自然放射能と原爆や原発の放射能の違いがよく分かってない人もいるみたいやし。

大飯原発の話なども、ガレキ問題に結論を出す前に再稼働してはいけない。
国や行政、業界だけでなく、そこに関わる個人もその利権にあやかって生活してきた。
放射能だけじゃなく環境問題全般においては被害者も加害者もセット。

経済発展、便利快適、年収数百万という経済教が成長したのはたったの40年とか。

ピークオイルを向かえ、地球温暖化、原発震災、、、といよいよの感がある。

まさに生活様式、生き方、考え方の岐路ではないか!
賛成、反対、意見は大切。
でももっと大事なのは、人の事をああだこうだ言う前に自分の暮らし方だ。

廃材で手作りというキーワードが僕ら家族にはフィットした。
だから毎日やってて飽きないし疲れない。

各々の脱経済システムの暮らし方を見つけろ!!!

  
タグ :ガレキ

Posted by 陣 at 04:45Comments(0)社会

2012年05月31日

ガレキ問題をバロメータにすると生活が分かりやすい

先日軽トラ一杯もらってきた玉ネギ。


ちびっ子たちに手伝ってもらって、束にしてぶら下げる。


かなりあるねー。


ウチの軒は深いから干す所はなんぼでもある。

まだまだもらおうと思えば畑にはこの何倍もの玉ネギがある。
この玉ネギのおっちゃんは植えるだけ植えて入院してしまい、化学肥料、農薬、除草剤、と何もやれずにほったらかしになってた。
肥料分が少ないと縦長の玉ネギになって、早々とトウ立ちして芯が入る。
当然売り物にはならない。
で、「取りにくる?」とお声がかかった。
こういう保存の利くものは大量にもらっても何も困らない。
いや、保存が利かないものを大量にもらった時にこそ「いかに使うか?いかに保存するか?」に全精力を使う。

もらいもので左ウチワ、、、。
こんな楽な生活を満喫してる間にも嫌なニュースが入ってくる。

小豆島でガレキ受け入れ可決。
http://datugenpatu55.ashita-sanuki.jp/e544184.html
小豆島は産廃の島、豊島、直島を抱えてるのでヤバイ。
瀬戸内芸術祭や地中美術館の方しか知らない若者も多いと思うけど、豊島産廃という暗黒の問題は未だに終わっていない。
当時50万tと言われ、最近になって90万tと訂正された産廃の中身は車のシュレッダーダストの野焼きの跡。
車と言っても、鉄系の部分を除いたプラスチック系のゴミを毎晩野焼きしてた。
香川県が認可した上で。
対岸が毎晩燃えてるという事で、兵庫県警が摘発して問題が明るみに出た。
僕も当時豊島に行ったけど、「この下には5階建て分の産廃が埋まっています。」とゴミの上に立って唖然としたもの。
また、それを隣の直島までわざわざ運んで処理するというのが???
直島がベネッセを抱えて商業アートの島になったのは最近。
島の7割が関係者という三菱の島。
三菱マテリアルの銅の精錬で有名な直島の対岸の岡山側の山は当時の影響で未だに禿山。
銅の精錬が下火になった今は産廃処理が仕事になってる。
いつかはなくなる産廃のゴミ処理。
県外ゴミ持ち込み処理の問題はチラホラ出てた。
3、11以前から低レベル放射性廃棄物持ち込みの噂もあった。

で!
この東北のガレキ問題!
「みんなで痛み分けを!」
「東北を支援するためにもガレキの受け入れを!」
というのは完璧に間違ってる。
放射能汚染の事実を風評被害問題と誤魔化し、反対の声を「自分たちのエゴで東北を見殺しにしていいのか!」という空気を作ってるのが政府なり業界側。
汚染された福島の土地には人間は住めないし、作物も作れない。
安全な西日本でこそ、東北の人を受け入れたり、安全な作物を東北に送ったりすることができる。

大井や伊方での原発再開問題と並んで、このガレキ処理の問題は深刻。
とにかく、西日本に放射能を拡散することは全国を汚染することになる。

他にも、、、。
福島第一の4号炉の燃料プールが崩壊すれば日本中が住めなくなる、というのっぴきならない問題。
六ヶ所村で核廃棄物をバラバラにして再処理すると全国の原発が出してる放射能を一日で放出するという問題。
日本中の原発が抱えてる核廃棄物はもう限界に近い。
何十万年もそれを冷やし続けるしかない。
ガラス固化して地下埋設の話も受け入れる自治体は皆無。

http://www.ustream.tv/recorded/22785277
屋久島の帰りに山口の「弥五郎邸」で宴会をした翌日にカンタくん、しょうたくん、テルジくんが向かった北九州。
試験焼却のためのガレキは彼等の声の向こうに搬入されていった。
これを見て湧き起る感情は腹立たしさと情けなさ、、、。

こんな国家レベルの問題自分には何も出来ないのか?
否!
黙ってる事は体制側に加担することになる。
声を上げろ!
行動を起こせ!

と言っても、この若者のように現地に行かなくても出来ることはあるぞ。
まず、何からでも今まで型の常識から脱却することだ。
「人の言うことを聞いてりゃ間違いない。」という事なかれ主義に甘んじるな。
何事も自分の感覚で判断することだ!
その毎日の生活の中での選択の繰り返しだ。

若者の前に無表情で立つ者は何を思うのか?
自分の声、意見、心を閉ざさないと、給料、立場、生活が成り立たない!?
大きな視点から見ると、形だけのその消費生活のことを成り立ってるとは言わない。

地に足をつけて生きる生活の事を「成り立つ」というのだ。
人間のテクノロジーごときで放射能問題もエネルギー問題も解決しない。

各々が真に納得して選んだ生活で成り立つことが急務だ。

それは必要な事をし、要らないものを辞めていく生活。

何も廃材生活を強要する訳ではない。

自分で決断した納得生活をせよ!!!








  
タグ :ガレキ

Posted by 陣 at 09:32Comments(0)社会

2012年05月07日

祝、全原発停止!

やっと窯焚きが終わった。
丁度1週間やった。
夕方寝て夜中に起きての生活が終わり、久しぶりに朝までグッスリ寝たー。

それにしても、「全原発停止」のニュースは嬉しいねー!

ただ。
たちまち運転を停止しただけで、各原発の原子炉の中、使用済み燃料プール、六ヶ所村再処理工場、、、と放射性物質は山盛りというのは何も変わってない。
今から全部廃炉にするだけでも天文学的な予算が要る訳やし。
何より放射性廃棄物を10万年間も冷却しつづけないといけないとか。
「金の為の人道無視」以外の存続理由ナシ。

それにこれから、電力会社のみならず、経産省、経団連、原発利権関係の所が、「原発止めたら電気足りんよー。」とか「火力に頼ると電気代上がるでー。」という原発推進キャンペーンを展開する。

絶対原子力戦隊スイシンジャー(テーマ曲)
http://www.youtube.com/watch?v=0AcQJE_R0iw
かなり面白いよ!

スイシンジャー 異形編 (京大の小出助教登場)
http://www.youtube.com/watch?v=9FiwgKYdwrg&feature=relmfu
小出先生凄い!

後、コレ!
http://archive.mag2.com/0000251633/index.html
田中優さんのメルマガ。
全原発停止の後のストーリーが興味深い。

さて。
廃材天国ではもうすぐソーラーパネルの運転も始まる。
料理、風呂、暖房を全て薪で賄い、水は手掘りの井戸水に加え、電力も自給出来る方向になった。
元々、電化製品が少ないんで、電気代は3000円とか。
いよいよ、光熱費ゼロが実現する。
自動車も天ぷらカーになり、軽油の代わりに廃天ぷら油。
ちょっと距離が多い時は全て天ぷらカーにして、近所の作業用の軽トラはガソリン。

元々、家賃、借金、ローン全くナシの廃材生活を12年前から手掛けてやっとここまで来た。
「ええなー。」とか簡単に羨ましがるなよ!
この生活を実現する一心不乱の労力を費やしたからこそ、当たり前の結果やもん。

いっつも言うてるけど、スティーブ・ジョブスのような事業家として大成功したり、イチローのように一流選手を目指すのとは全く反対の努力。
競争社会からの脱却。
自分のしたい事、やりたい事の実現には大前提がある。
「自然か不自然か?」という自問自答だ。
ミクロな視点での、エゴ的欲求からの「したい事」と、生命や自然界の本質的欲求からの「したい事」では丸っきり違ってくる。
その立脚点が分かってないと、この日記読んでも全く人ごとにしか聞こえない。

その前提を踏まえての、自分の解放だ。
「〇〇はこういうもの。」という呪縛からの解放。

具体的には。
屋根が飛んだら修理。
時期が来たら種蒔き。
毎日火を起こして玄米焚いて。
漬けもの漬けて。
ウンコを堆肥化したり。
スイーツ作りや嗜好品の仕込みしたり。
草が伸びれば草刈り。

ま、大した事しよらへんよねー。
ほんと、人間の一生なんて大したことない。
こうして、日々最高の生活してたらすぐに終わる。
だから楽しいし、それでこそ粉骨砕身して全力を注げるというもの。






  
タグ :原発

Posted by 陣 at 09:12Comments(1)社会

2012年04月20日

「力強い成長」

来ましたよ~~~♪
廃材が!


この山♡
ワクワク興奮するねー。
見てるだけで癒されるし。
やっぱり廃材はいい。

これは実家の庭。
昨日、解体屋が持ってきてくれた。
前回、3月の終わりに焚いた小さい方の窯をG.W.に焚く。
普通は何カ月もかけて準備していくんやけど、親父が夏に個展を控えててどうしても焚きたいと。
前回の窯焚きがおわるやいなやロクロ回してる。
元気でいいよねー。

さて。
おととい随分と進めてる、屋根の補修。
昨日で一段落した。


解体現場から盗ってきた鍋。
こういうのが大量にある。


取っ手をカットして穴を開ける。


先日の突風で折れた薪ストーブの煙突の穴に装着。


その上にビニールが来て、次の冬まではこのままにしておく。
こういう風に大きく段差を設けてないと、上から流れてくる雨が防げない。
このアイデアは中々よかった。


一通り張り終えた。
突風の前にカリちゃんと張った所まで回復させた。
廃ビニールはまだまだあるんで、更に張り重ねるか。

夜は上映会。
ここの所、フェイスブックなんかで話題になってる「スライヴ」。
日本語訳では「力強い成長」。
http://www.thrivemovement.com/the_movie
このサイトで見れるよ。
Englishの所を右クリックしたら日本語で見られる。
最後の方は時々止まって見づらかったけど、、、。

めっちゃ面白い!
なんかこういう話って、都市伝説とか陰謀論とかのトンデモ話で拒否してしまう人も多いみたい。
いかなる情報も本人の捉え方次第。
環境問題が大変!
放射能が大変!
食が大変!
経済が大変!
という一連の流れと一緒で、「そんなんイチイチ真に受けてたら日常生活やってけないじゃん。」と拒絶した方が楽。
確かにオヒレが付いてトンデモ話的な要素があったり、その情報すらもアチラ側の陰謀で、、、とかネット上であーだこーだ言う外野みたいな連中も居る。

そんなんはほっといて。

鎌仲監督の「エンデの遺言」で知った、「パンを買うためのお金と、投資をするお金では性格が全く異なる」というのが更に踏み込んで分かるね。
そもそも、金本位制から貨幣システムを作ったロスチャイルド家の説明や、なぜ銀行が儲かるようになってるのかがよく分かる。
本編の中で、「謎の解明にはお金の流れを追え。」という事で、銀行の上の存在や意図を超分かりやすく解説してくれてる。

何の職種につくのかは自分の嗜好性優先。
やりたい事やって生活していかなければならない。
その中で、自分がいかに生きていくのか?
職業や立場がどうあれ、その指針となる情報は自分で掴め。
自分から欲しがる触手を伸ばすと必ずどこからか入って来る。

要はさー。

どんだけ納得できるかやん。
自分がね。
僕にとっては「呪縛からの解放」が廃材革命生活なのだ。

トランプの大富豪で言う革命は、社会全体の力関係が全く逆転してしまう。
でも、僕の言う革命はそんな大それたもんじゃない。
スキマ産業みたいなもんで、この巨大システムの本流とはまた別の所でママゴトレベルの生活をするだけ。
世の中を変える運動や革命のために、この生活を辞められるか!
発想の逆転だ。
スライヴで言う所の「このシステム」を支える生活を「イチぬーけた!」と逸脱したのだ。
この廃材生活基盤を盤石のものにしたからこそ、後は何でも自由に出来る。
ピザにしたって、焼きものにしたって、売らな生活できんという事はないけど、遊び半分でちょこっと売れるのが面白いというだけ。

この自分の生活の設定がポイント。
で、その設定をするための情報が、このスライヴや鈴木博之さんのセミナー。
こういう勉強はしたくならないと出来んのよねー。






  
タグ :映画

Posted by 陣 at 07:57Comments(0)社会

2012年03月12日

3、11メモリアルパレード

3、11の一周年のメモリアル。
高松でも脱原発パレード。


中央公園に集合して。


カワイイ褌に書いたパワフルな文字。


トウヨウくんたち実行委員のみんなが呼び掛けて。


福島のこどもたちおいでプロジェクトのさと子さんのお話。


興味深い講演会のお知らせ。


中央公園から商店街を目指す。


南新町から丸亀町の3町ドームまでトウヨウくんのジャンべが炸裂!
褌学会からはアララトさんと僕。
さっと正装になって、龍褌で繋がる。
寒さはトランスダンスで吹っ飛ばす。


制服の人も一緒に。


四電本社で脱原発の申し入れ。
三越前の黙祷から雨が強くなってきたのと、踊りが止まると超寒い。


ヒューマンチェーンで本社を取り囲みみんなで、「お願いしまーす!」


急いで服を着るもちっとも身体はぬくもらないんで、南新町の「大日本社員食堂」で熱燗を頂いた。
ここは豊島の石井亨さんの経営する店。
昼間は「百姓一揆」という八百屋で、夜は居酒屋。
元県議の石井さん、元赤軍派のUさん、アララトさんという面々から豊島→直島の産廃の話に展開。

三菱マテリアルと福武の直島。
当時50万tと言われた産廃は実は95万tとも言われ、未だに処理は終わってない。
大体豊島の産廃を直島に運んで処理するということがナンセンス極まりない。
当時、石井さんの所には200社からの処理の申し入れが来てたとか。
それを見事に三菱が取り込んだ。
県外からの産廃を受け入れるように県も動いてて、そろそろ低レベル核廃棄物も来るんちゃうかという事。
高レベルの方はガラス固化体にして地中埋設にする候補地すら決まってもなく、六ヶ所村に溜まった核のゴミは飽和状態。
全く信用のカケラもない保安委員のストレステストでは伊方は「妥当」とか。
南海大地震の1、5倍だか1、8倍まで耐えられるんだと。
で、2倍、3倍の地震が来たらまた想定外。
ここ四国での首長たちのバックボーンを考えると伊方が狙われてる。
一基再稼働してしまえば、その既成事実で他もという魂胆。
それを絶対にさせてはならん!
現実、電気ごとき何とでもなる。
直接金を掴まされた訳でもない奴が、「やっぱり経済のためにはしゃあないやろ。」とか言うな。
経済が上手く回らんようになる原因は、原子力ムラなり権力者の懐に集中してきたからに他ならない。
中小企業や庶民のためには巨大な権力が邪魔になっても助けになることはないぞ。
少々の金掴まされそうになったって、祝島の漁協のように突き返す根性を持て!


最後は田町の交番の中でオムスビを食べながら「復興カフェ」。
「被災者の冥福をお祈りします」という最大の祈りは何か?
こんな悲惨な状況を生みだす社会を変える方向に生活をシフトすることだ。

地震は自然災害。
ハッキリしたのは、この悲惨な原発震災の責任者はいないという事。
国と大手企業の構造は共通。
権力の中枢に金が集中するようになってる。
そこで、東電が悪い、国が悪いと被害者ぶってるのが向こうの思う壺。
国や大手がどう言おうと、自分で生活していく!
自立だ!
全責任は自分で取る。
自立に必要なのは、自分で自分をコントロールする自律。
そのためには自分の力を全解放させる自由な生き方が必須。

言われた事気いてりゃ生きていけるなんて事が打ち砕かれたのが一年前。
もう一度言うぞ。
最大の祈りは自立できる生活を目指す事だ!

  
タグ :脱原発

Posted by 陣 at 10:01Comments(2)社会

2012年02月02日

フード・インク

最近のソーラーパネルの作業と並行して、陶芸の作業もしてる。


コレ。


陶器の看板。
一枚だけではうまくいくかどうか分からないので、3枚作る。


夜は映画を見た。
先日はマイケル・ムーアの「ボウリングフォーコロンバイン」を見た。
子どもたちって以外とドキュメンタリーは好きみたい。
「映画の中の話。」じゃなくて本当の話という前提で見るからね。
こっちの方が面白かったそう。
以前、「いのちのたべかた」という音声なしの淡々とした映画も面白かったみたいやし。

フード・インクのink.はincorporated(会社組織)という意味。


牛さん。


南米からの不法労働者。


このコーンから、コーンシロップ(甘味料)、食品添加物、家畜の餌、乾電池までが作られてるそう。
特に、牛にコーンを食べさせる事で早く成長させる。
でも、牛は元々草食でコーンを食べる動物じゃない。
で、体の中で大腸菌が突然変異を起こして生まれるのがO-157。


この人の農場は草を食べさせて、家族経営でフードシステムに繋がれずに成り立ってる。

僕もアメリカで「ウォルマート」に行って「でかーーー!」、「安ーーー!」とびっくりした。
アメリカの地方都市郊外の風景に必ずある「モール」。
この形態は最近の日本の地方都市でも一緒になってきた。
そんなアメリカでも、「こっちのモールには自然食品のスーパーがある。」という選択肢があって、大きくてキレイな店だった。
本醸造の醤油や味噌は超高かったよ。

深刻な糖尿病に悩みながら「薬代が高くて、日常の食べ物にお金をかけられない。」、「野菜よりも安い加工品を買ってしまう。」という人が出てきた。
自分のせいで病気になっといて、そりゃないでー。
病気はガンや糖尿病は社会問題か?
違う。
自分の選択してきた毎日の食なり生活が作った当然の結果。
それを辛辣な顔して喋っても白々しい。

O-157で2歳の息子を亡くした母親が大手食品会社を相手に運動してるシーンも出てくる。
やっぱ、原因は安いハンバーガー。
ユッケの問題しかり、とにかく「知らなかったから。」では済まされない。
当たり前にテレビで宣伝されてるものを当たり前にスーパーで買う事が深刻な問題。
知らないのは本人の勉強不足。
9、11テロ、食品会社の裏、金融の裏、こういう情報はありがたいことにたくさんある。
もちろん、その情報の真偽は自分で確かめないといけない。
でも既に、陰謀論好きオタクがネット上でボヤいてる次元じゃあない。
原発やそれを支える政治なんかも、ハッキリとおかしい事が誰にでも分かる時代。
そういう意味ではイイ時代になったねー。

「どこで誰がどうやって作ったのか?」
大手の企業や外食産業の食べ物ではそれが???。
「有機無農薬」もそういう会社の金儲けのための宣伝文句と化してる節もある。

やっぱ、自給自足までいかないまでも、地産地消や産直が大事。
アメリカに比べれば、まだまだ日本では気候も地域も多様で、その土地その土地で小規模な生産者が居る。
この辺りなら、自然養鶏では満濃町の多田羅さん、牛さんでは徳島の井利さんとか。
高知のまーくんや徳島のマツケンのように、野生の猪や鹿を獲るのが一番いい。
ウチも久しぶりに鶏飼いたくなったなー。

そもそも、日本の伝統食には毎日肉を食べるという習慣はないし。
お米と季節の野菜、小魚、キノコ、海藻、発酵食の調味料。
マクロビオティックと言うのは世界で大きく認められたその伝統食。

ほんとにありがたいねー。

  
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Posted by 陣 at 08:50Comments(0)社会

2012年01月22日

「廃材天国」出版決定!

50代ぐらいになったら本とか出してもええなー、とか思ってた。

環境系の雑誌の特集に少し文章を書いたことはある。
でも、ちゃんとした一冊の「本」とは!?
もちろん、自費出版で出すつもりはハナからなかったし。

去年暮れに、高知の「リーブル出版」の社長から連絡があって、「陣くんのブログ面白いき、本にしようと思うが。」と!

リーブルのサイト
http://www.livre.jp/

リーブルではてんつくマンの所の「てんつく新聞」や「ちびさん本」の発行や、大阪の環境のNPO「ネットワーク『地球村』」の出版をされてる。

「地球村」のサイト
http://www.chikyumura.org/

「てんつくマン」のサイト
http://www.tentsuku.com/home.shtml

リーブルの社長とは、10年ぐらい前からNPO法人「ネットワーク『地球村』」の活動を通して親しい間。
でも、ここ5、6年は連絡を取ってなかった。
去年てんつくマンの所から独立したデザイナー「エコの実トミー」のトミーがリーブルを訪れて、「陣ちゃんのブログ面白いんですよ!」と教えてくれたそう。


それで昨日社長夫人もご一緒に、藁焼きのカツオのタタキをお土産に打ち合わせに来て頂いた。


帯屋町商店街の「ヒロメ市場」にある「明神丸」のカツオは群を抜いてると、社長おススメ。
「塩タタキ」が有名で、高知で手作りしてる天日塩とユズで頂く。


一見びっくりする程真っ黒焦げ。
でも引いた身は新鮮そのもの。


社長曰く、時期的にそう脂は乗ってないと。
いいや、それでも瀬戸内に住んでてこのグレードのカツオにはまずありつけない。
お昼から大変な御馳走になった。


前日の残り物の大根の春巻き。
中身の90%が大根というもの。
小さくて硬い大根や、煮ものやおでんに向かない先の方ばっかしを集めたりして作る。
干しシイタケのミジン切り、ニンニク、アミエビとその大根の千切りをしっかり炒めて具を作るのがポイント。

箸やすめのカブの甘酒マリネや冬瓜のスープと主役のカツオ。
これにはちびっ子たちも大喜び。

えー。
肝心の出版の件。
リーブルの企画出版で出して頂くことになった。
内容は?
これから決めていく要素が多い。
社長のコンセプトは「希望を与える本」だと。
廃材建築のノウハウ本でもない。
自給自足マニア向けの本でもない。
エコとかロハスというだけじゃない。

「こういう生き方もアリ」という、一軒目の廃材ハウスから僕ら夫婦が12年やってきたライフスタイルの根幹。
「廃材天国のライフスタイルの素」みたいな。
なんで、生き方が定まらないのか?
なんでお金に困るのか?
なんで人づきあいがストレスになるのか?
なんで病気になるのか?
それらの原因はたくさんあるようで共通している。
自分をあらしめてる原点。
この「原点」に気がつかないで、表面に見える活動に追われるのが原因。

何か分かったような分からんような、、、。
と思うなかれ!

僕ら夫婦の「原点」には共通項がある。
その原点を示すのが今回の出版の目的。
なぜなら、生きていく指針でもあるその原点に気付きさえすれば悩みはすべて吹っ飛ぶ。
そして自分の思い通りの人生を歩める。
これは決してオリンピックで金メダルを取るとか、ノーベル賞をもらうという、スペシャル的なものではない。

生きてきた以上は誰にでもある原点。
そこに気付くかどうか?

難しい?

簡単よん♪






  
タグ :出版

Posted by 陣 at 11:11Comments(4)社会

2011年10月04日

トランジションタウン

さて、祭りも終わって月曜日からはまた現場に入る。


屋根は丁度ここまでで、途中になってた。


アスファルトシングルはトタンやスレートのような倉庫に使う簡易の素材とは違って、レッキとした屋根材。
その中にあって、葺くのが容易な部類。
野地板張って、ルーフィング張ったら後は一枚一枚丁寧に留めていく。
なので、トタンなんかからすれば随分と手間を要する。
昨日も棟の部分を残して、もうちょいという所まではいった。


真穂ちゃんは大きなピアノコンサートが終わったばかりなのに、ちゃんと手作りスイーツを用意してくれてた。
いちじくと豆腐のプリン。


そして作業の後、国道32号線に近いトウヨウくんの倉庫を改装した「月麻太陽自然道」の道場?にしょうたくんと向かう。
前回のヘンププロジェクトの赤星さんに続いて、今回は「トランジションタウン」の吉田俊郎さんを迎えてのイベント。

トランジションジャパンのサイト
http://www.transition-japan.net/action/

一品持ち寄りで、みんなでご飯を食べながらの自己紹介タイムから。
30人以上は来てたねー。
県内の知り合いの顔も多かったけど、岡山の金やん、徳島のともえちゃん、高知のポッチリ堂と県外からも来てて、みんなの手作りの一品の並んだ豊かな食卓になった。

で、トランジションタウンとは?
空港のトランジットもそうで、「移行」という意味だそう。
今の資本主義の石油を背景にした現状から、キタルべき未来社会への移行。
タウンというのは「地域で」ということ。
脱原発や脱石油というのは個別の枝葉。
そういう自分たちだけではコントロールできないものからの脱却。
吉田さん曰く、「脱依存」だと!
これは廃材天国のコンセプトと共通の強烈なメッセージ。

大きな組織でもないし、国を変えよう、世界を変えようと声高に叫ぶわけでもない。
でも、個人的にひっそりと菜園作って自給自足を目指すのでもない。
「現状からの移行を地域でやっていく」
実際に、トウヨウくんがUターンで帰ってくる前に居た神奈川の葉山や鎌倉では具体的な活動になってきてるそう。
ミーティングしたり、エネルギーの自給の実践をしたり、地域通貨を作ったり、普段捨てられる雑魚を食べながら漁師さんのお話を聞いたり、、、。

そう考えると、昨日来てた人たち以外でも香川では既に「脱依存」を目指す仲間のネットワークが作られつつある。

後は、ピークオイルなり、放射能なり、温暖化なり、経済破綻なり、精神病なり、癌なり、不登校なり、問題という問題が大きくなればなるほど移行しやすいとも言える。
まあ、時間の問題やね。
だって、この3、40年でガラッと変わった生活が今のまま続くわけないしー。
新興国だって、石油も原発も使いまくるしー。
果たしてこの後もグローバル経済なり、石油至上文明が続くのか?
人類がすばらしいテクノロジーを持ってして、代替エネルギーで電気自動車を走らせるSF的な未来が来るのか?
またもや、北斗の拳やマッドマックスのようなカオスな世界になるのか?
吉田さんは緩やかに降りて行くような道を模索するのがトランジションタウンの路線。
進歩発展を目指してきた人類にとって、この降りて行くという方向こそが新しい進歩であり、持続可能な路線。

こういう話が少数のマニアだけでなされてたのが今まで。
今後、原発震災が与ええた規模以上に状況はじゃんじゃん進んでいく。
「怖いですねー、恐ろしいですねー!」と、浜村淳の映画解説のように、怖いけど、ワクワクみたいな感じかなー。
もちろん廃材天国の僕には恐怖も不安もナイ。
ほんっとにイイ時代に生まれたもんや!
楽しいねーーー!!!
いや。
今思ってる楽しさやワクワク感よりも、もっと更に膨らむんやろねー。  
タグ :移行

Posted by 陣 at 06:46Comments(4)社会

2011年10月03日

秋の大祭

香川県丸亀市の中にある金倉町。
これが大字(おおあざ)。
その大字の中心には八十主神社(やそすかじんじゃ)という氏神さまが祀られてる。
うちはその中の川西(かわにし)という小字(こあざ)の氏子。

10月の第一土日は毎年秋の大祭。
川西部落には代々獅子組が伝わってる。
僕ら獅子組が神社でお祓いを受けて、47軒の氏子の家々に獅子を奉納する。
それが土曜日。


秋山家本宅での奉納。


ダカ(天狗)は獅子の先達として、太鼓打ちのちびっ子たちと一番に、神棚に二礼二拍手一礼をする。
2、3歳のちびっ子は大泣きするけど、にこちゃんは固まったまま。


親父が地太鼓、野遊が鐘、僕と源が獅子。
太鼓打ちを卒業した野遊は早くも鐘を覚えてる。
この後、野遊は獅子にも入った。


廃材天国での奉納。


日曜日は神社での一斉奉納。


御神輿(ごじんじ)に御神体が入る。


神事場(御旅所)での式典。
この後も一斉奉納。
で、更にまた神社に御神体が帰った後、神社での奉納。

これはヨソから見に来ても全っ然、面白くないと思う。
この地に住む氏子が、自分たちの為にやってるお祭り。
祭りとは本来そういうものやと思う。
神社とか儀式、祭りって、「何でそんなことやってるん?」という理を分かってないと???だらけ。
これは天皇陛下の新嘗祭のような儀式も同じ。
その神道や天皇ですら、縄文時代のネイティブ文化という視点からすると?な所もあるけど、、、。
それにしたって、1300年という代々続く天皇家の歴史は世界的に見ても、比類のない長さやし。
やはり、日本人の原点としての神道文化の意義は深い。

昔の「ハレ」と「ケ」という感覚からすると、滅多に食べられない天ぷらやお酒をハレの祭りだからこそ存分に振舞ったんやろね。
今は年中ハレみたいなもん。
普段のケとハレのメリハリがあってこそのご馳走だったりする訳やし。
その辺りもマクロビ生活での対応で乗り切れる。

実際、みんな天ぷらなんか見たくもない状態やからねー。
何がご馳走で、何がありがたいのか?
やり過ぎが当たり前の社会やからねー。
  
タグ :祭り

Posted by 陣 at 06:58Comments(0)社会

2011年09月30日

ネバダレポートって知ってる?

これは鈴木博之さんのメルマガの転載です。
これからの経済、日本の社会はどうなるのか?
いくら総理が変わっても、根本的によくなることはないこの国。
さあ、これからが面白い。

以下転載


野田新政権になっても株価はどんどん下がり、
深刻な不況が日本列島を覆っています。

今回は日本の近未来がどうなるのか?

「ネバダレポート」を参考に見て行きましょう。

●ネバダレポートとは?

IMF(国際通貨基金)が2001年に発表したレポートといわれています。

日本の財政破綻を予想して、
日本の債権(借金)をどのように管理して財政を復興させるのかを
シミュレーションしたものと言われています。

国会でも取り上げられましたので、
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
レポートの内容を次に挙げておきます。


1)公務員の人員の総数を30%カット、給料も30%カット、
ボーナスも全てカット

2)公務員の退職金は100%カット

3)国民の年金は一律30%カット

4)国債の利払いは5~10年間停止

5)消費税は15%引き上げて20%へ

6)課税最低限の年収100万円までの引き下げ

7)資産税を導入し、不動産に対しては公示価格の5%を課税、
債権・社債については5~15%の課税、株式は取得金額の1%課税

8)預金は一律1000万以上のペイオフを実施するとともに、
第二段階として預金額を30~40%財産税として没収する


●解説すると…

1)と2)は公務員についてですが、
当然一般企業も同様にカットされるでしょう。

サラリーマンは、ますます冬の時代突入です。

3)年金も30%カット、また支給年齢の引き上げなども
予想されます。

4)郵便局の貯金の80%は国債で運用!
銀行預金も60%を国債で運用!

金利が付かないばかりか、戻ってくるかどうかも分からない。

5)消費税が今の4倍になると家計を直撃し、庶民は生活苦に!

6)超低所得者にもキチンと課税をして、税金を取りたてる!

7)個人の資産(不動産、債権・社債、株)にも課税を!

8)銀行に預けた1000万円以上の預金は国に取られ、
さらに残った預金の30~40%は税金で取られてしまう!


※前回(昭和21年)の国家破産でも同様の措置が取られました。

国が破産すると、いつも国民にしわ寄せが来ます。


●韓国やギリシャなどで…

上記のように、国家の財政危機には、
IMFが介入して、大胆な財政改革を行われます。

お隣の韓国でも1997年財政危機に陥り、
メーカーや銀行がバタバタと倒産!

この時IMFは、

1、厳しい緊縮財政により翌年の財政赤字をGDPの1%まで減らす。

2、為替を安定させるために金利を上昇させる
(借金している企業や個人は大痛手)

3、これまで年率10%前後だった韓国の経済成長率を3%に落とす。

4、以上の実現のために増税、年金減、公務員所得減などを実施。

の政策を強要し、

韓国政府はIMFのこうした政策を受け入れる代わりに、
最大で550億ドル(約7兆円)の融資を受けることで合意しました。

韓国国民はその後数年間は
どん底の生活を受け入れざるを得なかったのです。


ギリシャでは現在進行形です。

怒った市民がデモを繰り返し、
公務員が退職金のもらえるうちにバタバタと辞めているそうです。

転載終わり


ネットには色んな情報があるよね。
「ネバダレポート」で検索すると、「ネバダレポートを信じる馬鹿な日本人」という上の情報はウソであるというサイトもある。
大手食品メーカーの中身を追求した「買ってはいけない」という本が売れると、「買ってはいけないは嘘である」という業界側の立場の本が出たり。
今回の「原発は安全である」、「放射能の影響はただちに健康には問題のないレベル」という国の言い方をどう受け取るか。
「国家破産」、「経済破綻」などの本もあれば、「国家破産などしない」という本もある。

要はどっちになろうとも、その結果を迎える時に自分がそれまでとってきた選択を納得して受け入れられるか?
添加物や農薬がどんなものか知って。
日本が借金大国だと知って。
津波で家が流されて。
原発が事故を起こして。

そん時に、「どうしてくれるんや!」と国に怒ったってダメ。
絶望感で八方塞がりになってもしょうがない。
原発なんか20年、30年も前から危険視されてきた訳やし。
こういう情報は常に知らされてるんやから。

急に貨幣と石油が全くなくなって、原始生活に入るんじゃあないとは思う。
まあとにかく、ガラッと変わるやろねー。
衣食住、エネルギー、医療、、、。
国は親切丁寧に世話してくれない。
それはみんな分かった。
じゃあどうするか?
ソコや!!!
どうしたいのか?
ボヤかずに自分の納得できるように動け!!!  
タグ :経済

Posted by 陣 at 06:07Comments(0)社会

2011年09月20日

さようなら原発1000万人アクション

昨日も現場はお休みで、「9、19さようなら原発香川県民集会」に参加。
先日社民党の県議、梶正治さんから連絡があり、スピーチを依頼されてた。
全国的な「さようなら原発1000万人アクション」の一環として。
明治公園では6万人もの人が集まったんだと!


その集会は午後なので、午前中はシュウジくんは玄米珈琲を薪で煎る。


しょうたくんは薪作り。
これも、半日作業すれば何週間分の料理の薪が出来る。
造園屋が4、50cmに切って持ってきてくれてるんで、切断機で半分に切るだけ。
薪ストーブなら長いまんまくべられるけど、料理用のキッチンストーブは小さくした方が使いやすい。


梶さんのスピーチ。
僕は特定の政党を応援してる訳ではないけれど、脱原発はこれから当たり前。
新しい総理の原発推進なんかもっての他。
政治なんか、、、という無関心こそが、大きな利権を持つ電力などの大手の企業の思う壺。


廃材天国での薪の生活は、我慢して環境のためにとかでエコな生活をしてる訳じゃない。
自分の好きなことを実現したら、結果的にこうなったという事。
などをお話した。

ここまでは言わんかったけど、脱原発って、脱資本主義、脱権力、脱競争、脱比較、、、という究極的な問題に行き着く。
こういう今のピラミッド型のお金と権力が上の小さな三角に集中するのを止めない限り、放射能も添加物も農薬も抗癌剤もなくならない。
そういう一つ一つの問題を解決するためにも、根本的な脱ヒエラルキーが求められる。
そのためには。
そのためにこそ。
他に求めずに、自分で在ること。
よく自己実現とか言うけど、たいしたことはない。
僕は自画自賛と言うてるけど、こんな生き方がフィットするのは僕だけでいい。
みんなそれぞれに違った自画自賛人生がある。

自由になれる人は一部で、大半は権力に繋がれないと生きていけないなんてオカシイからね。
自分に自信がなくて、自由に生きるのなんか大変だという考え方が存在できるのは「比較、競争」という今の教育の賜物。
他人と比べるなよ。
思いっきり自分であれ!  
タグ :権力

Posted by 陣 at 06:44Comments(0)社会

2011年06月13日

遺伝子組み換えを認可したいんやと

勉強してる人には当たり前の「遺伝子組み換え」。
今、農水省は遺伝子組み換えの種を食用にすることを認可しようとしてる。

怖いのは放射能だけじゃないよん。
ダイオキシン、環境ホルモン、重金属、、、。
キリがないと思わずに、一つずつ勉強していこう。
どの問題も「そんなに体や環境にに悪いんなら国が禁止してるやろ。」と言うてた人も今回の放射能のことで多少は目が醒めたんちゃう?
政府は国民の健康のことなど、一切考えていないとハッキリ分かったはずやろ。
省庁が異なれば言ってる事はバラバラ、総理や大臣なんかどうせすぐに変わるんやし。
自分や家族の身は自分で勉強しないと守れないで。
こんなん、「沈黙の春」や「複合汚染」の3、40年前から実は分かってる人には常識。

簡単に言うと、じゃがいもの遺伝子に除草剤に耐性のある遺伝子を組み込む。
で、除草剤をバンバンやっても枯れないじゃがいもになる。
これはモンサント社という、有名なラウンドアップという除草剤を作ってる会社が仕掛けてる。
除草剤に耐える遺伝子を組み込まれたじゃがいも食って、いいわけないじゃん。
もちろん、農水省の言い分は「専門家が安全と言ってる。」やろ。
そういう政府なり、大手の業界の息のかかった専門家がアテにならないことは、今回散々テレビでやったやん。

以下、ナチュラルハーモニー(固定種など、自然な種屋)の情報から転載

日本では、ダイズ・トウモロコシ・ナタネ・ジャガイモ・綿実の5品種と、
これらの作物を主な原材料とする30種の
加工食品(豆腐・納豆・みそ・きな粉・コーンスナック菓子・ポップコーンなど)に表示義務があります。
ただし、醤油・ダイズ油・コーン油・コーンフレーク・マッシュポテトなどは、
検出技術の問題や製造過程によるタンパク分解を理由に表示義務はありません。

表示方法は、
1.「遺伝子組換え」(義務表示)
2.「遺伝子組換え不分別」(義務表示)
3.「遺伝子組換えでない」(表示義務なし)の3種類です。

「豆腐」と「コーン油」を例に日本の表示の問題点を考えてみましょう。
「豆腐」は表示義務がありますから、無表示の場合は「遺伝子組換えでない」と同じ意味になります。
ところが、「コーン油」は表示義務がありませんから、
無表示の実態は「遺伝子組換え」または「遺伝子組換え不分別」の意味になります。
実際、大手の食用油製造メーカーへのアンケートでは、
回答の100%が「遺伝子組換え不分別」だったといいます。

つまり、表示義務のある30品目を知らなければ、
消費者にとって無表示の意味は全く逆になってしまうのです。
また、「遺伝子組換えでない」の表示でも、
重量で5%未満の遺伝子組換え作物の混入は許されています。

実際、米国から輸入される遺伝子組換え未使用ダイズでも約1%の混入があります。
ちなみに、EUでは混入率は0.9%未満と規定されています。

パブリックコメント 記入フォームはこちら!
https://www.contact.maff.go.jp/maff/form/b3da.html

簡単やから、フォームに従って、「やめてくれ!」と書くだけ。
こんなんが認可されれば、よく知らない生産者は産直なんかに有機野菜として組み換え作物を置くことにもなるやろね。

前に書いた、ネオニコチノイド系の農薬を使った方が、作物に浸透して持続性があって、散布回数が減らせて「減農薬」と表示できるというカラクリも面白い。
しかも神経毒なんで、小さな子どもの脳などに害がある。

何でも、影響を受けるのは赤ちゃんや子ども。
こういう事は「勉強してもキリがない。」んじゃない。
勉強するほど、問題の根幹が見えて面白い。
今までの価値観がガラッと変わる。

で今まで型の、計算高くて保身を考えるような人や会社は淘汰される。
仕事がなくなるどころか、仕事は山ほどある。
電力会社は自然エネルギー、農薬会社は無農薬推進に変われば生き残れる。
というか、そうせざるを得ない。
こんなにもシンプルで簡単なことが「今までの常識」に縛られたおっさんには難解。

ウチもキッチリできてない「自家採種」をドンドンやっていこうっと。


  
タグ :常識

Posted by 陣 at 07:27Comments(0)社会

2011年06月12日

久々のピースウォーク

かつて、NPO法人「ネットワーク地球村」の活動を熱心にやってた頃。
全国の市町村の首長に「平和のメッセージ」をもらったり、各地でピースウォークを盛んにやってた。
松山や高知の商店街にも出かけたり、高松でもやった。
当時、動物の着ぐるみを着たり、子どもや犬も連れてやってた。
トトロの「さんぽ」をかけて歌いながら。
07年のてんつくマンの「地球温暖化防止号外新聞」を3000万部配るという時にも高松の商店街で行列で配った。
その時は「褌学会」も乱入して、ヒンシュクをかったもの、、、。

昨日も、香川ではおなじみの顔も多く、「久しぶりー。」といういい再会にもなった。


河野さんも、自作竹スピーカーをキャリアにセッティングして登場。
ケンイチくん、ミツくん、ぺロくんも来てた。
まだおったんかー!?
そろそろ旅立つそうな。


こんな感じで高松駅をスタート。
サンポートの前を通り、四国電力前を経由して商店街へ。


プロジャンベ奏者のトウヨウくんもネクタイを締めて登場。
油性のマーカーでジャンベの皮に直接書いてる所が躊躇がない証。


超久しぶりの商店街。
アーケードが高くなって、リニューアルされてる。
丸亀街商店街の大半が工事中。


ちびっこたちは自分で作った廃材の剣でひたすらチャンバラ。


いつもの田町の交番前で、署名を呼びかける。
プチライブもあった。
中心の元県議の渡辺さとこさんに、突然振られて秋山ファミリーも前で喋ることに。
突然でももちろん焦ることもなく、ちょこっとスピーチ。
僕があっこちゃんに振ると、超焦ってたけど、、、。

歩いてると、拍手をして賛同してくれる人もいたり、途中で飛び入りで参加してくれる若いカップルもいて嬉しかった。
田町での署名もどんどんしてくれた。
もちろん、「無関心層」もいるには居る。
でも、今までの経験の中でもかなり好反応やった。
何しろ地域の首長がOKしないと原発を建てたりできない。
来年の4月までで、残ってる18基の原発も検査の為に止まる。
そこからマジにヨーロッパのように自然エネルギーにシフトできるかどうかは、全国民にかかってる。
この署名だって、滅茶苦茶な数が集まれば当然力になる。
てんつくマンが呼びかけてる署名(彼のサイトからダウンロードしてね)は全国展開していくそう。

いやー。
益々楽しくなってくる。
今までの常識は物理的にも通用しなくなる。
エコだ意識の向上だとかいうよりも、今の経済というチャチなシステムが回らなくなれば更にみんな解放されること請け合い。
今回、国家の政治や行政がいかに国民の害にしかなってない事も証明してくれたし。

国なんかほっといて、自分たちで生きていく。
まだ経済が稼働してる間に、全部の原発と超溜まり放題の核のゴミは処理せんといかんという宿題も残ってるけどね。
こんなラッキーでワクワクな時代を一緒に生きるみんな。
ほんとにありがとう!



  
タグ :

Posted by 陣 at 11:12Comments(2)社会

2011年06月11日

脱原発100万人アクションin香川

全国一斉の脱原発アクション。

まあ、気持ちとしては脱危険に向いたくない人なんかいない。
原発=危険というのがここまで明らかになったのは初めて。
まあ、お金と命とどっちが大事?ということ。

香川でも行われる。
まだ今からでも間に合う。
うちもちびっ子たち連れていくぜーーー。

こういうのに軽気持ちで参加しよう。
昔のデモの雰囲気じゃあない。
パレードみたいなもん。
子ども連れの方が楽しいし。
滅多に行かない高松の街に行く理由が、脱原発アクションというのもオシャレなもの。


2011/06/11 脱原発100万人アクションin香川
脱原発100万人アクションin香川
日時:6月11日12:50~15:0
@高松市JR高松駅 → 商店街をウォーク → 田町交番前
(主催):6.11脱原発100万人アクションin香川実行委員会
(問合せ)087-813-0715 FAX:087-813-0715 Email:yoko820@mail.goo.ne.jp

12:50 JR高松駅前集合
    高松高裁に申し入れ(原発裁判での司法の責任)
    四国電力に申し入れ(伊方原発を止め、自然エネルギーにシフト)

13:30頃~ 三越前から商店街を脱原発ウォーク

14:00頃~ 田町交番前で街頭ミニライブとアピール
福島の子どもたちを救う活動への募金協力者にフェアトレード・コーヒーと手づくりお菓子を。
      署名活動など。

全行程でなくてもどの部分からでも参加OK。
コスプレや飛び入りミュージシャンも大歓迎。

子どもさん連れの方にも参加しやすいウォークにしたいと思います。
「脱原発」の思いを形にして歩きましょう!

主催者側でもいくつかポスターを準備しますが、
手づくりのプラカードや旗、楽器、音の出るものなどがあれば、ご準備ください。   
タグ :パレード

Posted by 陣 at 10:51Comments(0)社会

2011年05月19日

「ネットワークで作る汚染地図」

ここの所話題になってるNHKの特番「ネットワークで作る汚染地図」。
やっと見たよ。

http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/16/nhk-etv-may15/

主人公の木村さんは国の放射線関係の研究者だった。
東海村、チェルノブイリと自分の判断で赴き、汚染を研究されてきた。
今回、上から福島の汚染を調べるこをを禁止され、辞表を出した。
事故から2ヶ月間、原発周辺から20、30、40㌔と避難地域に指定されてる所だけでなく、広範囲に土や葉っぱを採集して汚染の現状を調べられてる。
それを京都大学、広島大学、長崎大学などの放射線の第一人者たちに送って測定してもらって出来たのがこの地図。
チェルノブイリと同じく、風向きや雨や雪によって離れた場所に高濃度の汚染地帯「ホットスポット」の存在が点在した。
福島原発から近い所の住民が避難していた公民館もホットスポットの一つ。
そこに避難してた人たちは木村さんの測定によって、更に避難した。

大正時代から馬を育て続ける牧場、親子3世代で営む専業農家、50年間コツコツと規模を増やしてきた養鶏場、みんな廃業と引越しを余儀なくされてる。
涙ながらに「何故こんなことに、、、。」
「原発さえなければ、、、。」
「朝になればお日様が出るし、ほんとにこの辺りは自然も豊かでいい所だった、汚染なんて信じられない、、、。」

人事じゃない。
何故だ!
なぜこんなことになってしまったのか?
しかも、今も他の原発は動いてる。
「原発がなくなるとエネルギーがなくなって困る」という国や業界の洗脳もバレてきてるし。
国の役人でもなく、電力の関係者でもない一般人が本当にそう思ってるとしたら見事にソレが成功してきた訳。
何故だ?

番組中にもあるけど、常にこういう問題って役人VS住民の構図。
切実な住民の訴えに、歯切れの悪い答え、、、。
でもね。
僕ら国民なり住民が今の今まで政治に無関心だったり、補助金くれるから受け入れたりしてきた結果がこれだけの原発を生んできた。
突然、問題が起きた時にだけ、「どうしてくれるんだ!」ではサッパリ解決しない。

この経済大国に税金払って、業界の権力とセットの政治、そしてメディアに振り回されてる現状。
問題の根幹は全て「お金」。
現代ではお金の為に仕事して、お金がないと生活が成り立たない。
国&業界の権力も結局はお金をうならせて、原発が実現してきた。
国という人はいない。
架空の団体。
ソコが超大量のお金を動かしてる。

生きていくのに必要なのは汚染されてない空気、水、食べ物、雨風がしのげ、多少の着る物。
たまたま現代ではそういうものを「お金」という道具で交換してる。
最低限っていくらや?
ここへ来てまだ、300万でも少ないと思うのか?
金を稼ぐことへの労力を金を使わんでも生きていける事へシフトしよう。
それは決して貧乏になることでも質素倹約でもない。
事実、廃材天国が100万台の収入(経費を差し引かずに)で左ウチワの贅沢ライフを送ってるではないか。

別にウチはたまたまの一例であって、みんながこんな生活する必要はない。
みんながみんなにとって一番フィットする生活をすればええ。
このそれぞれの価値観を自分で構築する。
これがこれからの基本課題。
何にいくら使うか?
これは現代人にとってはとんでもなくシビアに聞こえるかもしれんけど、超とんでもなくシビアに考えんとダメ。

しかし既に福島で自給自足なり、自然農を実践されてきてて、住む所を追われた人にはかける言葉がない。
もちろん賠償なんかも必要。
それも含めて、自分にフィットする行動がこれからの生きかた。
これを今回の事故をキッカケに問われてる。
原発事故そのもののの責任追及や安全の研究を進めたってダメ。

この経済大国での自分自身のお金の稼ぎ方と使い方だ。
そしてそれは常に何が起きようとも、「変化に対応できる」ものじゃないといけない。
(これは今度の6/4の「自立する生きかた」セミナーで勉強しよう)

廃材天国だって、伊方原発が事故を起せば地理的には移動するしかない。
しかし「どこへ行って何をしても生きていける。」という確信が僕には満々。
一番の大敵は「不安」や「不信」。
自分を信じる所からやね。




  
タグ :NHK

Posted by 陣 at 08:00Comments(0)社会