廃材天国HP

2008年09月30日

廃材天国完全薪生活計画

今日の朝早く、圧力鍋で玄米を炊き、味噌汁の昆布出汁を火にかけてると、、、。
あれっ。
ガス消えとるやん。
と、何回かトライするも点かない。
あれー、ガスが終わったかーーー。

今の廃材天国のガスは一軒目の廃材ハウスの時のプロパンガスのボンベを持ってきたもので、正式なガスの配管工事はしてない状態で暫定的に使ってた。
もちろんいつか切れるし、切れたらどうしょう?と考えては居た。
ガス屋に問い合わせると工事はしてくれるが、基本料金が発生したり、今までみたいにラフに自分で付けたり外したりは出来ないそう。
「正式」を好まない廃材天国の主としては、悩んだ。
昔のようなラフなスタイルはここの所急速に規制され始めた。

つい先日、薪の生活をしながら、田んぼ、畑をして自給自足しながら家族でバンド活動をしてるザ・ファミリーの家に遊びに行ってたのが良かった。
遂に廃材天国もガスを辞めるタイミングに来たんかー。
今までも風呂とストーブは薪でやってきたが、調理全般を薪で賄う選択はしていなかった。
パートナーのあっこちゃんは「なければないなりに、、、。」を地でいくタイプなので、何の不安もない。
僕の決断を心待ちにしているのは分かってる。

よーし、うちもこれを機に全部の熱源を薪に切り替えよか!
と言うと案の定、待ってましたの二つ返事のあっこちゃん。

後は、日常の使用頻度に耐えるかまどを僕が作ればいいだけ。
今までワークショップで作ってきたのは一日で完成はするが、極めてラフなイベント用。
単に土だけで出来てるんで、毎日使えば当然表面の土はボロボロと剥がれてくる。
ザ・ファミリーのビンさんはタイル式のかまどと時計型ストーブを組み合わせてうまく使ってた。
しかもメインで料理してるのは17歳の上品な娘さん。
この時計型のストーブの上の蓋が超良く出来てて、鍋やフライパンの大きさに合わせて変えられる。
http://www.honma-seisakusyo.co.jp/item/AS-60.html
これをヒントに今のうちのガスレンジの口にこの蓋を付けようとストーブのメーカーに問い合わせた所、蓋だけ売ってくれると!
一から土でかまどを作るのは外ではいいけど、折角こだわってるキッチンの雰囲気をそのままにガスレンジの中身を取っ払ってしまって上に蓋を付けて、ステンレスの下から薪を焚く仕様に決定。
ピンとアイデアが来たら即決定。
家作っててもこの瞬間が一番楽しい。
そして、それを実現するにはどうするか?
技術的に、予算的に、、、。
もちろん、廃材天国のコンセプトとして、安易に買わない。
自分の労力は惜しまない。

写真1の五徳を外し、(写真2)中のガスのバーナーや外の配管も取っ払って焚き口と蓋を付け、もちろん煙突もつけよう。
そんなに難しい工事じゃなさそやな。

これは面白くなてきた~~~。
毎日、朝起きたら火を起こす。
季節的にもいい感じ。
もちろん真冬には薪ストーブも出番を待ってるし。
来年暑くなって困ったらそんとき考えようっと♪



  

Posted by 陣 at 23:47Comments(4)廃材ハウス

2008年09月29日

88祭りマニアックでしたー。

昨日は高松の中央公園での88祭り。
いだしっぺはてんつくマンの弟子の書道詩人てらきち。
最近、頭角を現してきたてらきち。
いい感じの祭りになってきた。

うちは陶芸の作品、スムージー、シードル、あっこスイーツ、と廃材天国の自画自賛メニューで勝負。
びっくりしたのはあしたさぬき.jpという香川県人向けのブログの僕の日記を見てきてくれた人が大勢いた事。
毎回僕のブログを読んでてくれるからぜ~んぶ知ってる。
話題を帰る度に「ああ、ブログで読んで知ってます!」
いやー、たのもしいねー。
こんなにも僕の自画自賛日記を読んでくれてるとはねー。

ちろりん村(自然食品店)の社長と暫く一緒に呑みながら喋ったんやけど、、、。
「若いうちはあれもやりたい、これもやりたい、と言うのは分かる。」
「でもなあ、結局一つの事に没頭したほうがかえって早道なんや。」
と説教はいって来たんで、「いやー、僕は陶芸なんか一部としてしか捉えてないんすよ、輸入も経済も国家もあてに出来なくなる近い将来、自分の家族や仲間で楽しみながら踊りながら自給自足していく為のヴィジョンしかないんですよ。」と。
もちろん円という経済が世界の中で未だに通用してるうちには諸外国とのやりとりも必要だし、むしろ日本がリードしていかないといけない分野も多々あるのはもちろんだし、頷ける。

でもさー。
もうここへ来て、そんな古い価値観は辞めようぜー。

とにかく、したい事しかしない。

結果はついて来る。

現実にうちは現金収入などほとんどなくても超贅沢に暮らしていけるノウハウを確立してるじゃん。

将来の不安?

アホか!

将来を頭で考えまくって「今」自分のしたい事を先のばしにする人生ってなんじゃ?

今日も「ニョッキン7」のディレクターと打ち合わせしてたんやけど、僕の肩書きは「自給自足を実践しなが新しいライフスタイル提案者」
コンサルみたいに喋るだけで楽しいんかよ!
エコとかロハスをしゃべったり、書いたりしてる諸君。
この毎日のプレミアムな贅沢。
この毎日朝から晩までが全てやぞ。
一日したい事して生きる。
一月したい事して生きる。
一年したい事して生きる。
一生したい事して生きる。
これが当たり前の人生やぞ。

こんななんちゃって野郎の僕に出来るんやから誰にでも出来るで。
この僕が保障する。
やるだけやってうまく行かんかったらこの僕が全責任を取る。
OK?



え~と、明日、30日の夕方6:15~45の間の5分ぐらいやけど、西日本放送のテレビに廃材天国が出ます。
お仕事で遅くなる方は録画の準備を。

ニョッキン7は10/31放映みたい。

マスコミに利用されるんじゃく、利用しよう。
わはははははハハハハハ~~~~~~~~!!!!!!
  

Posted by 陣 at 23:43Comments(2)

2008年09月27日

やっと帰ってきた、滋賀の山奥から

18日の夜中出発、19の夕方着、のなが~い下道コースでの山水人(やまうと)到着から、濃厚な一週間を経て26日の夕方、久しぶりに廃材天国に帰ってきたで。
山水人は今年で4年目を迎える関西では最大級のお祭り。
主催者の祖牛さんは山尾三省、ナナオサカキ、山田ポン、内田ボブ、と日本のヒッピームーブメントの中心「部族」の長老方と親しく、今の「イベントだけでは何も変わらない」とエコビレッジとして山水人村を立ち上げられてる。
なお且つスタッフは殆ど20代の若者で構成されてる所がおもしろいね。

台風の事を気にしながらの旅は運良くトラブルには巻き込まれずに大丈夫やった。
ただ、現地は年間200日は雨と言う山の奥で、前半の半分は雨の中、びちょびちょになりながらの祭りになったよ。
去年も雨やったらしく、慣れてる人は合羽に長靴の装備で楽しんでたで。
うちはと言うとタープのブルーシートがボロイやつで雨がしみ込んでくる~。
その上、ちびっ子中心の軽バンと荷物は軽トラ、と2台体制で行くのを決めてからは「軽トラがあるきん少々荷物多くてもええわ。」といろんな道具類を持っていったもんやからシートに入りきらない荷物は全部べちょべちょやんー。

ステージでは毎日楽しいライブ、夜中はDJと音楽が中心のイベント。
でもコンセプトはエコビレッジ作りやから、フリーの出店ブースでは使い捨ての容器や缶ビールやジュースの販売は禁止や。
もちろん、せっけんや洗剤も使わない。
水が柔らかく、飲んでもおいしいし、洗濯してもよく落ちたよ。

一応僕は褌学会の出演者としての参加だったんで、褌学会にオファーがある度に褌隊の親分、ヤポネシ屋を構えるアララトさんと共に陶酔ダンスを披露。

後は「カフェ廃材天国」で手打ちパスタとで物々交換の店を開いたよ。
あ、陶芸の作品もね。

ステージと離れた別の大きなテントでは自然農の福岡さんの映像やパーマカルチャーセンターの人の講演と盛りだくさんやった。
長老たちのトークには歴史の重みが違うなーと感動。

トリを勤めたザ・ファミリーのビンさんとさゆりさんのライフスタイルは山水人そのものやったな。
ラブ&ピースと歌いながらマンションで加工品食べてても楽しいはずがないし、何も変わらない。
ビンさんは20年前から古い民家を借りて、自分で直しながら薪の生活を家族と共に実践されてる。
10台後半の子どもたちも田んぼに畑、薪での料理をスイスイこなしながら、音楽活動も超楽しそうや。
この淡々としたライフスタイルを継続する事で実現してるザ・ファミリーにはほんとに学ぶ所が多いなー。

山水人からの帰りにビンさんちに寄って、丁度熟れた稲を一日だけ刈らせてもらった。
その間のザ・ファミリーワールドの創る空気はほんまに体験できてよかったーーー。
祭りも楽しいけど、農作業の後に菜園の野菜と玄米を食べる至福はほんまに最高やね。

日常が忙しくて、こういうイベントがストレス解消になるんじゃなくて、毎日の暮らしを作っていけるエコビレッジ構想を持ってる山水人やから今後の展開が楽しみやな。

家は竜巻の影響をちょっともらったようで、板葺きの屋根がめくれてたり、土壁が洗い流されたりと、またこっちの楽しい作業もやっていこう!







  

Posted by 陣 at 09:51Comments(0)手作り、無添加

2008年09月17日

山水人の準備、お約束の猛加速

ここの所、ぼちぼちは準備を進めてきた山水人の準備。
手打ちパスタ用のトマトソース。
びわエキスの瓶詰め。
おとといぐらいから詰めの作業に入りだして、加速しだしたー。

片道40分という朽木村の会場から町までを氷の買出しに行くのを決断。
どうせライブなどで夜は盛り上がるイベントならお酒のバリエーションもあった方がええんちゃう。
手作りの梅酒、タンカレージン、ボンベイサファイア、ウォッカ、カンパリ、焼酎類。
ウイスキーはモルトをカティーサーク、バーボンをワイルドターキー、ブランデーをカミュ。
と、一通り用意したで。
手作りは梅酒だけやんーーー、と言う突っ込みはしないように。
珍しいお酒もあった方がおもろいやん、と宇多津の明治城に行ったのが運の付き(尽きでなくて)。
僕が一通り、、、と軽い気持ちで考え出すとすぐに横道にそれはじめて、マニアックな方に行ってしまう。
これはあくまでも山水人が楽しくなる為の遊びみたいなもん。

昼は手打ちパスタで「カフェ廃材天国」。
夜は「バー廃材天国」。
おもろいかも~。

昨日は今年の芋を初収穫してみたで。
おっきなんが入っとるがな~。
この量で全体の一割程しか掘ってないから、今年は芋大豊作やな。
この芋でお得意、フライパンで焼く「ノンシュガーのお芋のケーキ」もメニューに加わった。
これはいわゆるホットケーキやけど、砂糖は入れずに、レーズンやナッツ類でほんのりとした甘みやコクを出して、さつま芋ベースの上品な味に仕上げたもの。
ケーキというには甘くなさ過ぎやけど誰にでしても超受ける。
それがあまりにも市販のケーキとかけ離れ過ぎてるからかなー?

午後は廃材天国雑木林計画のリーダー梶本さんが無農薬の摘果みかんを届けてくれたで。
おおっ、これはシードルにジン、すっぱいみかんのカクテルにしよーーー。
カンパリオレンジ、サワー版もいいかも。
スクリュードライバー、サワー版、、、きりがないー。

と、横道にそれてるようで、超たのしくなってきてる山水人の準備やでー。

ただ、台風さんが予報ではど真ん中に来てくれそうなんで、ビビッてるけど。







  

Posted by 陣 at 08:02Comments(1)イベント

2008年09月16日

サイクラブ☆ライブin廃材天国

先日サイクラブのキジハくんから電話で「10月に四国ツアーしたいんですけど、陣さんとこでも出来ればと思ってー。」とライブの相談やった。
前回の廃材天国のオープニングパーティーを兼ねたライブ&パーティーのスタイルがえらく気に入ってくれたようで、またああいう形で出来たら、とキジハくん。
あの時は姫さんの天才野草料理もたくさんあったり、親父の精進料理もあったり、かなり盛りだくさんな内容やったな。
あっこちゃんなど、しょっちゅう図書館に行っては料理書をどっさり借りてきては研究に余念がなくスゴイ勢いやで。
もう今度のライブの時には何作ろうかと、ワクワク。

前回の反省点はPAがなかった事やな。
で、四国学院大学のじんじんさんにお願いした所、「ええよ~。」と即答して頂いた~~~。
只今オペレーター募集中!
絶対PAはあった方がええよね。
前回はサイクラブのジュンコさんが「別になければ無いなりに、、、。」というノリだったんで手配してなかったけど、折角のボーカルが楽器に負けるもんねー。

サイクラブの事を知らない人はhttp://www.myspace.com/cyclubjapanここで曲が聴けるよ。
ジュンコさん自身、仕事のストレス、不自然な食事で超アトピーになって、マサチューセッツの森の中の生活で癒され、自然食の事も伝えてる。
特に六ヶ所村再処理工場の事もキジハくんがラップで語る。
こういうメディアが伝えないほんとに大切な事を伝えるバンド。
ジャンルはジプシー、パンク、ジャズ、ヒップホップ、レゲエと混ぜまぜスタイル。

前回の日記。
http://kadoya.ashita-sanuki.jp/e26333.html

この日記でも書いた物々交換会は是非やりたいなー。
「うちではいらんけど、これはまだまだ使える価値のあるもんやし。」
「新品なんやけど、サイズが合わなくて。」
みたいな貰い手募集の品々から、自分で手作りした思い入れの作品、手作りの保存食、などなど。

10月20日(月)の夕方から廃材天国で。
詳しいお問い合わせは僕へ個人的にメッセージ頂戴ね。   

Posted by 陣 at 07:39Comments(0)イベント

2008年09月15日

井戸ざらえ&土壁の撤去

昨日は一日、高松は塩江の「わあい」で作業。
元々あった井戸を復活させたいいう事で井戸ざらえ。
うちの浅い井戸(井筒7本、約4,2m)と違ってわあいのは井筒10本、約6m。
底にはドロドロの泥やゴミが溜まってた。
しかも井筒はハンドメイドっぽい昔の土管。
井筒を入れた後の井戸は当たり前だが、超狭く、水中ポンプがあるだけでも作業に差し支える。
上ではかずきちさんとまさがロープでバケツを引っ張り上げてくれたり、僕の指示で道具なども上げ下げする。
危険、汚い、キツイ、いわゆる3Kの部類に入る作業。
こういう作業は僕には超ワクワクのスイッチを入れてくれる。
ひたすら黙々とやる作業ってほんとに楽しい。
2時間程で底のゴミ取りと井筒の内側の壁をブラシでキレイに出来た。
今回は短い作業で、みんなであという間に出来たが、長く続く作業程、瞑想にも似た、時間を超える瞬間が現れる。

キレイな水を上からじゃばじゃば流しながら、しばらく水中ポンプで濁った水を汲み上げる。
最後の仕上げは砂利をばら撒き、底の沈殿物が上がってこないようにする。
これで水が溜まってくるまで待って、何度か水を捨てて、キレイになるのを待って保健所で検査をしてもらう。
かずきちさんはOKが出れば水道を解約しようと目論んでる。

その後はわあい本館の室内の仕切りの土壁を撤去する作業。
これはあっと言う間にみんなで壊してしまえる。
仕切りがなくなった室内はめちゃひろ~い。
日本の家は仕切りが自由に取り外せて広く使えのが長所。
その上、昨日は小さい半間の土壁を2つも撤去したんで更に広く、全体で一部屋という感じ。
なんちゃってリフォームでバンバンやれるのがいい。
深く考えると、この壁も強度の意味であった方がええんかなー?と思ってしまうが、広い方が気持ちいいじゃん、てノリ。

次は水中ポンプの設営と配管工事、配線工事やな。   

Posted by 陣 at 09:47Comments(0)物、技の交換

2008年09月13日

テレビの取材来たよ

昨日はRNCという香川、岡山のローカル放送の局が取材に来てくれたで。
9/30、6:15~45の間の5分間。
ニュース番組の中に「究極のエコライフ」というコーナー。
多分25分からぐらいの放送だろうと。
今の廃材天国で生活し始めて2回目。
前回のKSBという局のも同じような条件やった。

一軒目の廃材ハウスの時も何度も取材を受けてるが、こういう5分の為に丸一日中の取材とかはざらなんよね。
今回も報道製作部の記者の方は熱心で事前の打ち合わせにも来て「簡単に取材してパパッと
作ったんでは伝えたい事が伝わりませんから。」何回か来たいみたいな雰囲気やった。
僕は内心「え~、あれやこれやと言うて作業が中断されるんは嫌やな~。」と思ってた。
あっこちゃんは「あんだけ熱心に言うてくれとんやからありがたい事やん。」と。

朝9時からの取材。
まず五右衛門風呂を子どもたちと焚く。
野遊と土歩くんが斧やナタで薪を割りつつ焚きつける。
子どもたちも取材慣れしたもんで、「カメラマンさーん、来て~~~。」とウキウキ。
最近のパスタマシンでのパスタの研究もあって粉を捏ねてパスタの準備。
ここでも野遊は超はりきってガンバル。
子どもたちが手作りのアイスを食べてる所と撮ってる間に僕はいそいそと地下足袋を履き、大工道具を用意し、作りかけの子ども部屋へ。
カメラマンも急いで駆けつけて炎天下撮ってくれる。
骨組みだけの家の上に上がり、梁と梁を乗っけてる柱を羽子板ボルトで固定する作業。
またまたちびっ子大工さんも脚立を登る。
大きなドリルでグーッと穴をあけて、チェーンソーでギャーッと削り、野遊とボルトを締める。
それから畑仕事。
細ネギ、京水菜、ロケットと種播き。
この時は子どもたちは家の中の遊びにハマッて記者の人とカメラマンの誘いに応えてくれない。
その後丁度いい湯加減のお風呂へ。
一機に作業をこなしてたんで汗びっしょり、風呂が気持ちいい~。
パスタをみんなで打って、外の日陰で、自ビールとゴーヤチップスでランチ。
食事風景を撮った後も局の人たちは忙しく外回りを撮ったり、室内を撮ったり。
僕らはゆっくりした後、それぞれのインタビュー。
野遊と土歩くんは得意の壁よじ登りとジャンプを撮って欲しいらしく、カメラマンに超せがむ。
一応撮ってくれてたで。
場所を親父の工房に移し、お約束のロクロでビューンと作陶シーンの撮影。
折角やり始めたんで十数個ひく。
一軒目も絵だけ撮影したいとおっしゃるので、ナビを見ながら道だけ教える。
と、ここでおしまい。

事前に何が撮りたいのかを聞いていたのもあって、完全に僕のペース。
僕がひたすら作業してるのをカメラマンが追いかけて来る感じ。
子どもたちが率先して作業を手伝うのもよかったみたい。
こういうスタイルならあんまし苦にならない。
撮影の為に作業が出来んかった~、というストレスもない。
昨日もいつもの作業が出来て、やりきった感もばっちり。
その上テレビで放映してくれるんやからありがたいねーーー。

一枚目、二枚目の写真は土歩くん撮影。





  

Posted by 陣 at 07:44Comments(0)取材

2008年09月11日

廃材天国のポストカード(山水人)

昨日、かずきちさんが来てくれてのパソコン仕事。
火土屋のプロフィールと廃材天国のチラシを作ろうと打ち合わせ&即製作。
先日の巨笑展では何にもうちの紹介的な印刷物がなくて不案内だったのと、写真をたくさん入れてのチラシみたいなものが必要やなー、とあっこちゃんと話してた。
さすが、ITのプロかずきちさん!
僕のデータの文章や写真をどんどんイラストレーター、フォトショップなどで編集していってくれて、、、。
とっても見やすい火土屋のプロフィールと廃材天国のチラシが完成。
廃材天国の方はポストカードに印刷してもいいかもー。
と、印刷したら超ステキ。

井戸掘ってて水が湧いてガッツポーズの僕。
クウ(柴犬)と遊ぶにこちゃん。
びわエキスを瓶詰めする野遊。
ウェ~ブした屋根にアホ程石の乗った屋根。
土壁の廃材ハウスの前ではしゃぐ土歩くん。
にこちゃんの出産シーン。
運搬車(テーラー)を運転する野遊。
子どもたちが手植えしてる所。
廃材ハウスをバックに井戸の屋根の土屋根の上の家族。

陶芸の写真がないのがなんともいえない所やけど、かなりいい出来具合。
あらためてITの技術に感動した日やった。
早速メガマートにインクジェット用のハガキ用紙を買いに行くと、50枚で500円オーバー。
L版だと200枚、300枚で1000円切ってるのに何でや~~~。
ハガキ用は需要が少ないんかなー。

お昼は山水人に向けてのパスタの研究。
野遊と土歩だけでパスタマシンを扱って生地を延ばしてくれてる~。
その間にお湯やソースの準備。
子どもがどんどんやってくれて超楽ー。
もうちょっと大きくなったら野遊なんかはチェーンソーとかやるんやろなー。








  

Posted by 陣 at 09:06Comments(0)イベント

2008年09月08日

3人の巨笑展プチ成功

昨日は仁尾町の菅組の「古木里庫」でのイベント。
書道詩人てらきちと甍屋(いらかや)の足袋人さんとうちの火土屋でのコラボ。
てらきちはお馴染み「あなたの目を見てインスピレーションで言葉を書きます。」のパフォーマンス。
甍屋さんはでっかいのから小物まで瓦のオブジェの展示。
てらきちのお姉さんゆかりちゃんは着物をリメイクした「イカスカート」を展示。
うちは陶芸の作品とスムージー。
スムージーは廃材天国雑木林計画に強力してくれてるみかん農家の梶本さんの無農薬みかんを薪ストーブの上でコトコト一日かけて煮詰めたみかんジャムで。
これは超人気。
9/28中央公園のてらきち主催のイベント「始国 88祭り」にもスムージーを主に出店する。

昨日のイベントはてらきちが直前に菅組に申し込み、チラシも3日前に出来たという超即席イベントだったにも係わらず、入れ替わり立ち代りお客さんが古木里庫を訪れてくれる。
このブログの僕の日記を見て来てくれた人が3人も。
殆ど宣伝してなくてもいい感じのイベントになった。
是非今度は事前にチラシを作り、新聞などのマスコミにも告知しようと(ってしてない方がおかしい?)3人で喋る。
古木里庫の雰囲気がなによりすんばらしい。
でっかい丸太がむき出しの天井のないフリースペースは床も無垢の杉板。
子どもたちもはしゃぎ回って楽しそう。

88祭りの方はてらきちが力を入れてるんでかなり大きなイベントになるそう。
イザナイさんなどの踊り連、名店のうどん、ラーメン、「楽しい、おいしい、、、」みたいな所を入り口に「知って、感じて、気づいて、動く人を増やしたい。」とてらきちは語る。
しかもこのイベントは来年、再来年と3年連続を見込んでの準備。

うちがいろんなイベントに出店するのも上にたくさんの人が集まるイベントに「うちのライフスタイルのおすそ分け」という趣旨で出し始めた。
高瀬の山の中から丸亀に「廃材天国」として出てきたのも「自分の家族だけで空気も水もいい所で無農薬、無添加のエコライフ」という考え方から「たくさんの人とこんなに楽で健康で、自由に楽しもう。」というライフスタイルの転換を提案したいというのがきっかけ。
今月は滋賀の山奥の「山水人」にも参加するし、11月には直島の「アートと米の収穫祭」にも出店予定。

今回、デジカメを忘れてしまい、甍屋の足袋人ブログの方で見てみてくださいねー。
http://blog.irakadou.com/2008/09/08/2716.php  

Posted by 陣 at 10:28Comments(0)イベント

2008年09月06日

トマトソースの仕込み(猛烈)

昨日は一日がかりで山水人へ持っていくトマトソースの仕込み。

大きな玉ねぎを20個ほどみじん切りにする。
スライスはクイジナートのフードプロセッサーで。
そのスライスされたものを包丁でみじん切りに。
超目が痛くなるんで水中メガネをかけて。
フードプロセッサーは野遊が担当してくれた。
彼もゴーグル装着。
ニンニクも大量にみじん切りに。
この玉ねぎとニンニクは親戚からのもらいもので、香川県産。

デッカイ鍋にオリーブオイルを700ccぐらい入れ、ニンニクを炒めて山盛りの玉ねぎを投入。
しばらく炒めて、天日塩とホールのブラックペッパーを20粒ほど砕いて入れる。
トマトはそんなにたくさん自給ももらい物もないんで、水煮缶。
25缶(一箱)入れる。
プルオープン式でよかったー。
缶切りやったら大変。
でっかいボウルに入れ、両手を突っ込みぐちゃぐちゃと潰す。
鍋に入れ、オレガノも入れて煮込む。
しばらく煮込んで隠し味に自家製味噌で味と整えて完成。

ここからが肝心。
おととい洗った瓶にソースを入れ、瓶の肩ぐらいまで鍋に水を入れ、煮沸。
小さいので2,30分、大きなハチミツの瓶だと一時間ぐらいは煮沸した方がいいそう。
ソースのはいった瓶を鍋に入れ、軽くフタをして、グラグラ沸かし、時間が来たらフキンで掴みグッと締める。
冷えると中は真空になり、脱気されてる。
売られてるジャムや佃煮などの脱気の家庭版。
ジャムなど何度もやってるが、ここまで大量のソースは初めてなんで慎重にやる。
一応夕方には無事に終了したー。
トマト缶一つで4人分ぐらいのソースになるんで、100食分。

まだ瓶はあるんでもっと作るか。
醤油ソースも作りたいなー。









  

Posted by 陣 at 08:43Comments(0)手作り、無添加

2008年09月05日

手打ちパスタの研究と大量の瓶

昨日は山水人で披露する手打ちパスタの研究。
マイミクのminoruさんが来てくれててパスタマシンを押さえてもらったり。
国産の強力粉に水と天日塩とオリーブオイル。
どの手打ちパスタの本のレシピを見ても卵が入るけど、今回はなしで研究。
ターメリックとパプリカでうどんぽい麺をパスタ風に。
だいぶうまくいくようになってきた。
昨日はトマトソースにバジル。
隠し味に自家製味噌を入れるのがうち流。

そうしてるとネットで注文してた瓶が大量に届く。
トマトソース、醤油ソース、などオリジナルのソース類を作って入れる。
びわエキスも入れよう。
びわエキス、びわの種や葉をホワイトリカーに漬ける。
やけどやかゆみに超効く。
やけどには最高で、石窯でピザパーティーをしたら誰かはやけどをするんで、やけど部がいたくなくなるまでこのエキスに漬けておくと水ぶくれにもならない凄い効力。

とにかくうちの自画自賛自給自足ライフの技と他の参加者のうちにはない技とで物々交換できたら超たのしい。
おそらくマニアックな人が多いんやろなー。



  

Posted by 陣 at 13:14Comments(0)手作り、無添加

2008年09月04日

HP作成と7日はイベント「古木里庫」

おととい、昨日はわあいのかずきちさんがHPを作る為にうちに来てくれていた。
自分で更新したりするのが簡単なMDxという(僕はよく分かってない)方式でやってくれてる。
iGoogleのドキュメントで原稿を共有しながらしていこうと、iGoogleの使い方を教えてもらう。
今までパソコンは苦手だという意識で積極的には勉強してこなかったが、必要なことには誰でも意識を向ける。
やっと僕もネットで発信するのが苦でなくなってきた。
山水人に行くまでには廃材天国の紹介のフライヤーなんかも作ろう。

午後からは仁尾町にある菅組が最近作った「古木里庫」(こきりこ)に行ってきた。
でっかい倉庫の中に古材を美しく再生した古民家ショールームと実際に古民家の梁や桁などの丸太、建具、欄間、床板、古い箪笥などの骨董品までキレイに展示されてる。
9/7(日)に自称「書道詩人」のてらきちくんが3人の巨笑展というイベントをする。
彼とうち、瓦職人の「甍屋」さんの3人。
古木里庫の担当の方も当日の集客とか大丈夫なんですか?と心配するぐらいの即席イベント。
うちはスムージーで出店予定。
僕も昨日下見に行くまでは???だったが、古木里庫を見てプチスイッチ入った。
いつもいつも廃材天国に来る人に「うちは廃材を活かして家を作ってますが、ほとんどは燃やされたりチップにされてますからねー。」と言ってた。
都会の近郊では「古材」として倉庫を構えて販売してるのは田舎暮らし系の雑誌で見てはいた。
それがよもや県内に出来たとは!?
菅組(大きな建設会社)がやってるだけあって規模もレベルも相当のもの。
専務とは古いお付き合いで、一軒目の廃材ハウスに薪ストーブの薪を取りにこられてた。
というのも、専務も10年程前にネットワーク地球村の講演会を聞き、三豊JCとして講演会を主催されたお方。
1500人の市民会館を満席にしたのは有名な話。
以来、宇多津にもエコショップを出店したり、キャンドルナイトのイベントをしたりと精力的に活動されてる。
そして遂に古材の展示場とは、、、。
僕も超嬉しい。

県内の人ー。
7日は立派な在来工法の粋とスムージーを味わいに来てね~。
廃材天国では味わえないスゴイ技術やで。
10時から5時までやってるよ。









  

Posted by 陣 at 06:54Comments(3)イベント

2008年09月02日

巣箱とベンチの設営

昨日は巣箱とベンチと脚立に工具類を軽トラに積み込み、セントカテリーナへ設営に。
昨日の「イタリア亭」は間違いで「イタリア邸」やった。

照明やテーブル、キャンドルもセッティングされてて、いい感じに仕上がってる。
わきおさんと東京から呼ばれてるこれまた同級生のこうちゃんとの2人に見せる。
こうちゃんはデザイナーで、今回の仕事に一から関わっている。
因みにこうちゃんのお兄さんは売れっ子アーティストの「中山ダイスケ」奥さんは鶴田真由さん。

めっちゃカワイイやんー、と喜んでくれた。
で、どの木に付けようかなー、とみんなでいろいろ言いながら設置。
実際に木に付けるとめちゃいい雰囲気。
小鳥さんは住んでくれるのか???
とみんなで心配してたら庭師のおっちゃんに「バードパス(巣箱のこと)付けたら絶対来るよ。」と軽く言われ一同安心。
え~、そんなんやったらうちにも付けよかなー。
でも廃材天国の木はまだ細すぎ。
冬に貰う予定のクスの木は大きいんでそれが来てからにしよか。
何せユニックでないと運べないそう。
もちろんユニックも貸してくれるんで超楽しみー。

夜、こうちゃんの会社(東京を拠点に飲食店をたくさん経営する)の社長と今回の仕事のコアメンバーの飲み会に誘われる。
僕の話題からピザの話になり、都内で薪の窯が出来へんかなー、という流れに。
僕も確かに10基作ったが、毎日焼く、業務用はまだ未経験。
それに焼く効率から言うとハセヤンとこのカナディアンファームみたく超ドデカイ窯の方がいいやろうし。
手間と材料はかかっても土よりも耐火煉瓦の方がいいかも?
まあ冗談半分のこの話が実現すればそれはそれでおもろいかも。

どっちにしてもどこへ行っても僕の自画自賛経験は超ウケルみたい。
ほぼ独壇場状態!
廃材天国も是非見たいと今日来て下さる。
で、うちの焼き締めの器でうどんを出す「明水亭」にもご一緒することになってる。

お店でうちの焼き物使こてくれんかな~~~。









  

Posted by 陣 at 07:19Comments(0)イベント

2008年09月01日

ブライダルチャペルからベンチと小鳥の巣箱を依頼される

よく登場する同級生の建築士わきおさんからの依頼。
宇多津にあるセントカテリーナの披露宴会場の一つ「イタリア亭」を改装中。
コンセプトが「完成しないゲストハウス」
木をたくさん植えて森を作ろうと。
それが年々成長し、変化していくという構想。
総工費数千万だとか。

中も庭も超生まれ変ってほぼ完成に近い。
完成直前の建築完成者も会場側もピリピリした空気の中で最終チェック。
そんな所うちに依頼するなよ~~~。
最初はほんまにおよび腰だった。
でもそんな仕事は大工さんなんかには頼めないそう。

以前の「パンカフェ」の仕事(その頃は日記にアップしてない)で僕の予想を超える反響だった。
スターバックスやサンマルクカフェみたいなスタイルのオリジナル版。
パンを乗せるのをうちの焼き締めの皿を使ってくれた。
後、現場での細かい仕上げ。
大工さんなどの職人さんはきっちりした仕事はパーフェクトに仕上げてくれるけど、ここは木をランダムに組んでラフな仕上げにして欲しいとか言ってもやってくれないそう。
そもそも一般的な住宅とかの仕事ではそんな依頼はしないし。
こういう店舗などで建築士の自由な発想を実現してくれる職人さんは皆無。
で、僕に出番が来た。
おもしろかったのは現場でイスに使った丸太の残りをチェーンソーで削ってパンを乗せる器を作ったやつ。
以外にうけたのとチェーンソーカービングが楽しかったでたくさん作った。
うちのイベントの時なんかもあっこパンを乗せて出してる。

でも今回のはメチャクチャ美しい披露宴会場やからなー。
でも外やし、ベンチとか小鳥の巣箱やし、僕の好きに作ってええよと言う依頼なんで快く引き受ける。

陶芸の薪として物凄い量の丸太がうちにはストックされてる。
その中でもチェーンソーカービングに向く杉(削り安い)を選択。
皮を剥き、チェーンソーで穴をくり貫き、丸太の腰掛けを作る。
テキトーに削りながら得意の直感と即興。
丸太を十文字に貫通させた4つ穴バージョンと3つ穴バージョンの二つを製作。
その時に出た杉の皮を利用して小鳥の巣箱を作る。
普通の板に杉皮を貼り付けたものにチェーンソーでくり貫いた屋根を乗せたものと大きく割った薄い木を乗せたバージョン。
もう一つは割った木を組み合わせて本体にし、屋根に杉皮をくっつけたやつ。
この巣箱3パターンは最高の出来や。
最後に丸太を組み合わせたラブラブベンチ。
これはうちの廃材、昔の家の梁(松)で丁度いいのを発見。
ただ、松で肥えてるから削るのがめっちゃかたーい。
丸太を二本、長いキリでぶっすり穴をあけ、ボルトで固定。
それの上の面をくり貫き、元々半切りの丸太をセット。
これは巣箱に比べると無難なデザインに収めた。

一連の作業と作品の写真はフォトアルバムにアップしたんでそっちも見てねー。

今日向こうの現場でホールソーを借りて巣箱に穴を開けよう。















  

Posted by 陣 at 08:13Comments(2)手作り、無添加