廃材天国HP

2008年09月27日

やっと帰ってきた、滋賀の山奥から

18日の夜中出発、19の夕方着、のなが~い下道コースでの山水人(やまうと)到着から、濃厚な一週間を経て26日の夕方、久しぶりに廃材天国に帰ってきたで。
山水人は今年で4年目を迎える関西では最大級のお祭り。
主催者の祖牛さんは山尾三省、ナナオサカキ、山田ポン、内田ボブ、と日本のヒッピームーブメントの中心「部族」の長老方と親しく、今の「イベントだけでは何も変わらない」とエコビレッジとして山水人村を立ち上げられてる。
なお且つスタッフは殆ど20代の若者で構成されてる所がおもしろいね。

台風の事を気にしながらの旅は運良くトラブルには巻き込まれずに大丈夫やった。
ただ、現地は年間200日は雨と言う山の奥で、前半の半分は雨の中、びちょびちょになりながらの祭りになったよ。
去年も雨やったらしく、慣れてる人は合羽に長靴の装備で楽しんでたで。
うちはと言うとタープのブルーシートがボロイやつで雨がしみ込んでくる~。
その上、ちびっ子中心の軽バンと荷物は軽トラ、と2台体制で行くのを決めてからは「軽トラがあるきん少々荷物多くてもええわ。」といろんな道具類を持っていったもんやからシートに入りきらない荷物は全部べちょべちょやんー。

ステージでは毎日楽しいライブ、夜中はDJと音楽が中心のイベント。
でもコンセプトはエコビレッジ作りやから、フリーの出店ブースでは使い捨ての容器や缶ビールやジュースの販売は禁止や。
もちろん、せっけんや洗剤も使わない。
水が柔らかく、飲んでもおいしいし、洗濯してもよく落ちたよ。

一応僕は褌学会の出演者としての参加だったんで、褌学会にオファーがある度に褌隊の親分、ヤポネシ屋を構えるアララトさんと共に陶酔ダンスを披露。

後は「カフェ廃材天国」で手打ちパスタとで物々交換の店を開いたよ。
あ、陶芸の作品もね。

ステージと離れた別の大きなテントでは自然農の福岡さんの映像やパーマカルチャーセンターの人の講演と盛りだくさんやった。
長老たちのトークには歴史の重みが違うなーと感動。

トリを勤めたザ・ファミリーのビンさんとさゆりさんのライフスタイルは山水人そのものやったな。
ラブ&ピースと歌いながらマンションで加工品食べてても楽しいはずがないし、何も変わらない。
ビンさんは20年前から古い民家を借りて、自分で直しながら薪の生活を家族と共に実践されてる。
10台後半の子どもたちも田んぼに畑、薪での料理をスイスイこなしながら、音楽活動も超楽しそうや。
この淡々としたライフスタイルを継続する事で実現してるザ・ファミリーにはほんとに学ぶ所が多いなー。

山水人からの帰りにビンさんちに寄って、丁度熟れた稲を一日だけ刈らせてもらった。
その間のザ・ファミリーワールドの創る空気はほんまに体験できてよかったーーー。
祭りも楽しいけど、農作業の後に菜園の野菜と玄米を食べる至福はほんまに最高やね。

日常が忙しくて、こういうイベントがストレス解消になるんじゃなくて、毎日の暮らしを作っていけるエコビレッジ構想を持ってる山水人やから今後の展開が楽しみやな。

家は竜巻の影響をちょっともらったようで、板葺きの屋根がめくれてたり、土壁が洗い流されたりと、またこっちの楽しい作業もやっていこう!

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