廃材天国HP

2008年06月30日

手植えで田植え

おととい、昨日で約3反の田んぼを手植えで植えた。
昔の「定規」を使っての手植え。

いろんな方面からの仲間が駆けつけてくれ、ピーク時には10数人で植えてた。
前日入りの京都からのしょうたくん、妹の雅、親父の友達、小豆島からは達人マサルさん、高松からはマサやかずきちさんも。
一日目の夜到着の何と、仙台からヤマジー。
彼女は3月の一日陶芸体験に参加してくれ、その時に田植えに参加したいので是非知らせて欲しいと。
松見歯科にも定期的に来てるので、それと併せて来てくれた。
その他にもちょこっと見に来たついでに裸足になって田んぼに入ってくれた人も。
ケーブルテレビのカメラマンも取材を終わらせ、午後から本気モードで植えてくれる。
当然ちびっ子組も弟の源の指揮でどんどん植える。
しばらく植えて顔を上げ、風になびく整然と植えられた苗にはみんな口
々に「美しい~」と。

何がスゴイって昔の道具「定規」が凄い。
いろんな道具が考案され、改良されてこの形になったのだろう。
親父があちこちに声をかけ、今年は定規を使っ植えたいと言うと10数台集まった。
さすが、親父の顔の広さは半端じゃない。
今回、多い時で8台横に並べ、一斉にパタンパタンと返しながら植える風景は圧巻。

植えながら「昔の人は凄いねー。」から始まり、これから石油レスでやるんなら牛を復活させんと、いやそうなったら全部不耕起にしよう、手植え、手刈りは出来ても籾摺りを機械なしでやりたいね、、、と今後の構想に夢が膨らむ。
そんな話題の中、一番やりたいのは三味線で調子を取りながらそのリズムに乗って植えるというの。

その盛り上がりに輪をかけるのが僕や源の大声の自画自賛トーク。
最近メキメキとアホさ加減に力をつけてきたマサやもっと自由になりたいしょうたくんも加わり、一同加速。
こんなに楽しい事はどんどん増やして行こう。
自分のしたい事だけをしよう。
したい事を頭を使わずにやる遊びみたいな感覚で本気で毎日生きてたら結果(悠々自適に暮らしていける)は必ずついてくる。
円の収入は少なくても自分のワクワクする宇宙からのプラスのエネルギーで生活できていく。
僕流に言うと「したい」じゃ弱い、「やってしまう」強引に。
とことん、とか徹底的にというのも大好き。
自分が自分に感動し、更に興奮するという領域。

最初はマゴマゴやってた作業も、達人の参入でみんなのペースは一気に上がる。
このマサルさんのペースはみんなの倍よりは軽く超えてる。
一同爆笑しながらもどんどん上達していく。
苗代から苗を取る作業なんかにしてもマサルさんや親父は手つきが違う。
苗をむしり、泥を落とし、藁しべでくるっと縛る。
だんだん出来るようになる程に感動。
全国の21歳の中で、定規の使い方と苗の縛り方をマスターしたのはしょうたくんぐらいだろう。
マサなど、「これは田植え道や!」と言い出すし。
大袈裟だが、エベレスト登頂や冒険家が命懸けで立ち向かう工程に重ね合わせる。
みんなでやるから楽しいのではない。
一人ででも朝から晩まで毎日出来ることが楽しい。
それにみんなが寄ってくる。

鍼灸師の大田さんのアドバイスでお尻を突き出し、腰を落とすことで腰への負担は軽くなると。
2日目の朝にはお尻と太ももの裏が痛い。
今日なんか更に激痛。

とにかく自分の食べる物を自分で作れるというのは超贅沢。
もちろんおとといも昨日もあっこちゃんの野菜料理での宴会。
いっぱい働き、いっぱい呑んで、大声で喋る。
一日中興奮してる後は酔っ払ってバタンキュー。

カメラがどこいったか分からない、、、。
  

Posted by 陣 at 07:44Comments(0)イベント

2008年06月27日

泊り客連発







おとといは東京ー天草(熊本)間を歩いて旅してる笑平くん、昨日は去年の真夏の超暑い日に手伝ってくれた児島(岡山)のわっしー、今日からは去年の秋手伝ってくれた京都のしょうたくん。

笑平くんの旅の理由。
生まれ育った東京と今住んでる天草を新幹線なんかで移動して全く距離感がない。
実際に自分の足で歩いて距離感を確かめたい。
そうしないといいかげんヤバくなってきた。
と。
めちゃくちゃ率直な理由だが、ほんまに実行する男も少ないだろう。
彼は絵を描いたり、天草では「天草在郷美術館」という個人ギャラリーを経営する。
奥さんは陶芸家でシーサーを作ったりしてる。
子どももいて一歳半だと。
後、月の半分を伊豆大島の「海の精」から独立した松本さんという手作りの塩作りをする方の元で働くそう。
うちへ来たのは小豆島の「元気の種村」へ寄り、うちの話を聞いて。
バックパックの上にソーラーパネルを置いて、携帯のバッテリーを充電する。

とにかく手伝いますと。
去年の冬、ゴルフ場の松が枯れたのを2t車に何十杯も貰って、廃材ハウスの脇に山盛りにしてある。
丁度この季節はシロアリさんがコロニーを移動したり、繁殖したりするのにいい季節。
今年の梅雨はいい感じに降って、松の断面は黒く湿り、ムカデさんもいっぱいいる。
その丸太は50cm前後に切ってくれ、運んでくれるのを条件に引き受けた。
廃材天国全体は600坪あり、田んぼだったので、コンクリートのアゼで囲われてる。
そのアゼ沿いにこの丸太を積み込み乾かすのと塀を兼ねる。
もちろん全体を囲う程は丸太もないが、他も廃材も片付けるついでに塀にしてしまえばラチがあくなあと。
で、全部を囲ったあかつきにはニワトリとクウ(柴犬)を放し飼いにしたい。
東南アジアっぽくなるかなあ。

昨日笑平くんと入れ違いで来てくれたワッシーとも同じ作業の続き。
彼は僕と似た境遇で、備前焼の弟子を経て、陶芸家の親父さんの元へ帰り、一緒に仕事をしてる。
最近も展示場を親父さんと一緒に作ってたんだとか。
今はジャンベにもハマってて岡山ジャンベクラブに所属し、週一で練習。
リーダーは毎年3ヶ月もアフリカへ練習に出かける凄腕らしい。
かなり身の回りでジャンベ人口が増えてるし、僕も昔からアフリカなど民俗音楽は大好き。
ママディ・ケイタのライブは感動しすぎて涙が出た。
でも何にゃかい(何でも)に手を出しまくるのはちょっと、、、と今はジャンベを持ち、叩きたいという欲求は少ない。

作業の終わりかけた夕方同級生の建築士わきおさんと飛ぶ鳥を落とす勢いの「創作菓子もりん」の社長が訪ねてくる。
パティシエで社長の彼はどんどん伸びてる自分の店の隣にカフェを併設したいんだと。
わきおさんといつも喋るのが、大工さんなど、プロの職人はきちっとした仕事をしてくれるあまり、融通が利かず、なかなか面白い店作りと言っても一言では難しい。
そこで僕の焼き物を含め、いろいろコミットして欲しいんだと。
僕も宇多津ビブレの「パンカフェ」の時、面白かったんでこういう話は俄然乗りたい。
もちろんカフェを出店した所で儲かるどころか、リスクも伴う。
でも、もりんの社長曰く「あんまし、お金儲けに興味ないんすよ。」と自分の店で働く若い子たちの行く末を考えてのカフェや支店のビジョンには僕よりはるかに若いが、尊敬できる。

おとといは2,3回、昨日は一回、椅子から転げ落ちた。
笑平くんの作った天日塩で親父のオーガニックの胡瓜やトマトは笑いが止まらない感動的なおいしさだった。
いやー、つくづく贅沢やね。
感動=贅沢
  

Posted by 陣 at 07:07Comments(0)廃材ハウス

2008年06月24日

田んぼの代掻き、ジャンボタニシさん





昨日は代掻き。
親父にトラクターに乗ってもらう。
僕は田んぼに入り、高い部分をならす。

6年間不耕起自然農で小さい田んぼでやってた。
その頃はじいちゃんが現役で大きい田んぼは機械と農薬、化学肥料でやってた。
親父はじいちゃんに言われたことをやるだけ。
去年じいちゃんが死んで、初めて親父が中心で3反ほど、無農薬、無肥料でやる。
やらされてると親父も楽しくなかっただろうが、今はお米はもとより、野菜も無農薬で積極的に作る。

いつも思うのが、ベテランの有機農業専業家が一般の主婦などに「虫喰いがある。」「大きさがそろってない。」「形が悪い。」というしょうもない文句を言われない為の超大変な努力を払ってる。
もちろんいい環境で必要な時期に手をかけられた野菜は美しいし、いくら無農薬でも有機肥料をやりすぎたりすればバランスを崩し、虫食いや病気になる。
でも天候の影響もあるし、いろんな野菜が採れて当たり前。
もう農家は「農薬を使ってません」などというレベルで売り出すんじゃなく、「いかに小さい面積で手間をかけて世話をしたか。」「いかに不自然な事をしていないか。」というプレミアム手作りだからおいしいし、エネルギーの強い作物なんだというのを売り出して欲しい。
農薬や添加物を排除するというレベルを超えると、ほんとうに滋味深くおいしい感動すると言う観点で野菜作りも料理も行われる。
既にうちでは無農薬、無添加などは当たり前なんで、いかに感動出来る文化的な農や食を実現するかに力点を置く。

農薬と化学肥料と除草剤を使わないけど、メチャクチャ大規模に機械で作る、とかは凄く矛盾がある。
有機JAS認証マークの付いた野菜や豆腐がそれだろう。
あの認証をもらうのにアホみたいな金がいる。
そうしてでも儲ける為には工場よろしく設備がかかる。
そういう国や商社の考える下世話なオーガニックの「商品」に感動や滋味深さはない。
もちろん僕もどっちを買うかと言えば一丁50円の中国産大豆の豆腐よりは一丁150円の有機JASマークの方を選ぶ。
でももっと選びたいのは宇多津の久保とうふのような職人が自分の感覚で作る昔ながらの当たり前の豆腐。

ちょっと複雑な論点になり申し訳ないが、言いたいのは今の社会の方向の「規制」「自粛」「制限」「禁止」「排除」を超えて自由になり、自分自身が感動する生活を送る為の「農」であり「食」に到達しなけばいけない、と敢えて言う。

田んぼは実際のとこ3反全部を不耕起、手植え、手刈りでやるのは大変というのと、親父を中心に昔スタイルで、という方向になってきた。
苗は箱じゃなく苗代で、トラクターで耕し、手植え、除草はジャンボタニシさん、肥料は完熟堆肥をごく少量、バインダーで刈り、自然乾燥。
脱穀はハーベスタ、籾摺りも機械。
玄米にし、米用冷蔵庫で年中保管。
まあ、今の通過点での選択。
そのうちトラクターもなくなるから昔みたいに牛でやるのもいいし、そうなれば不耕起が一番効率がいいという結論になるだろう。

特に今年は親父がそこらじゅうに声をかけ、昔の「定規」を10台以上入手してる。
28,29の土日で大勢でワイワイ泥んこになって植える。
マイミクのかずきさん、まさ、イコール、他にも妹も帰って来たり、10人以上。
僕も定規で植えるのは初めてなんでワクワク。
一緒にやる人~~~。

写真1 直に田んぼに播いてる昔の苗代。
写真2 ジャンボタニシの卵。

  

2008年06月22日

新築で雨漏りするんはうちぐらい!





昨日の夜中、寝てたら顔に雨が、、、。
あっこちゃん、半パニックになり、子どもをどかし、「ビニール持って来てー!」
酔いもどこへやら、僕も急いで起き、ブルーシートとバケツにボウルを何個も。
どうやら天窓のシールが甘く、雨漏りに。
この日は下の対処だけで、寝てしまった。
今日、屋根の上に登り、粘土で詰めてたシールを剥がし、モルタルに。
昨日の睡眠不足もあり、起き抜けはテンション低かったが、合羽着てハシゴを登るとスイッチ入る。
疲れてる時には充分休んでから、というのは性に合わない。
そういう時こそ、自分を追い込んでスイッチを入れる。
僕にはそれがフィットする。

何と今日のモルタルの修繕にも関わらず、また夕方雨漏り。
あっこちゃん、半切れ。
僕も、直したのになんでやー!?
炭焼き職人原伸介くんの言葉を借りると「ドラマティックになってきたー。」
困難はドラマ。
面白い、と立ち向かう。
また屋根に上がり、天窓をチェック。
どうやら水を防ごうとするあまり、溜まった水の排水が悪かったよう。
すぐに、直す。
自分で作ってるから誰にも文句はいえない。
その反面、どこをどう作ったかは全部把握してるから話は早い。
今は雨も止み、ドブロク呑んでいい感じになってるが、今日の夜中に雨が来たら見もの。
漏れないとは思うが、こればっかりは分からない。

野遊など大人がスイッチ入ると、影響されるのか、超テキパキ動く。
でも朝には「雨が入らん家の方が良かった~。」と。
大丈夫、自分で作っとるからどうやったら入らんように出来るか分かるからなー。
とすぐさま一緒に行動に起こす。
そういう時の子どもの目の輝きはスゴイよ。
なかなか見れない。
うちでは普通か。

どっちにしてもネタとしては超おもろいよ!!!
  

Posted by 陣 at 22:26Comments(0)廃材ハウス

2008年06月22日

昨日のメニュー



ズッキーニ、玉ねぎ、人参のオーブン焼き。
野菜に塩、オイル。
パン粉にオリーブオイル、醤油を混ぜ、振り掛けオーブンで焼く。

間引き人参の和風グラッセ。
人参は蒸し煮、アゲ、塩、にんにく、薄口醤油、ゴマ油。

変わりポテサラ。
じがいも粗つぶし、トマト、塩、醤油、落花生を炒り、粗く切ったもの。

トマトと人参葉のマリネ。
茹でて細かくした葉をオイルと塩で炒め、トマトを和え、ナンプラー、柚子酢。

シンプルコールスロー。
キャベツは千切り、一瞬茹でて塩、オリーブオイル、酢、アクセントに車麩。

玄米ご飯。

うちの夏野菜はまだまだだけど、内子の「やまそだち」農園の大崎さん
が春キャベツ、ズッキーニ、間引き人参などを送ってくれてバリエーション豊かな夕食になった。
  

Posted by 陣 at 09:14Comments(1)手作り、無添加

2008年06月21日

「ガラクタを捨てれば自分が見える」

というタイトルのカレン・キングストン著の小学館文庫。
春に来てくれた屋久島のケンちゃんがくれた本。
今、読んでる最中。
ベストセラー、舛田さんの「掃除力」も凄かったが、この本の趣旨は極めて論理的。
風水の事なんだが、いわゆるまじないじみた、何処どこに鏡を置くとかいうノウハウじゃない。
あっこちゃんがハマってるからという理由もあるが、先日友達が大ゴミ袋20個程の古着をくれた。
東南アジアに行き、雑貨を仕入れ、店を営む女性。
アジアっぽい服以外にもブランドものなど、超キレイな状態。
あっこちゃんもキープしたが、あまりの量に僕もうんざり。
ここの所整理してリサイクルショップへ。
今までの僕らの古着、靴、バックなどと共に持っていく。
宇多津(瀬戸大橋の町)の万代書店。
スゴクはやってる。
キングストン女史によれば、自分がワクワクしないもの、今活用されていないものは全てガラクタ。
その発する負のエネルギーは相当ヤバイらしい。
そのマイナスを溜め込んで、ワクワクした自分になれるはずがない。
10年以上前に気合を入れて買ったエビスジーンズなども手放す。
いいものも活用されてなければガラクタなんだと。
全部で26500円也!?
ま、マジで、、、。
こっちはごみを処分し、あちらはそれでビジネス。
なおかつ滞った負のエネルギーを解消させる。
ほんとに片付けた後は気持ちいい。
お金になったのは単なる結果。

その後、同じく宇多津の本物豆腐店「久保さんのとうふ」に行き、注文してた「土居こんぶ店」の天然真昆布を仕入れる。
この昆布は昆布と水だけで塩も入れなくても感動的なおいしさをもたらしてくれる最高の品。
いつも思うが、こういうほんものが適正な値段で、他のが安すぎる。
やっぱしA-priceの安い昆布じゃダメ。
偽者だから。
ほんものの素材で料理すれば絶対にうまい。
当たり前。
ノウハウやレシピよりも最大に大事なこと。

ほいでそのすぐ近所に今度オープンする「よしむらカフェ」へ。
丸亀の有機無農薬の「よしむら農園」の奥様がシェフでほんとにおいしい野菜でカフェを出し、野菜も買ってもらうというスタイル。
成功した飲食店が農園に手を出すという今流行りの下心がない。
ほんとにいいものを作り、提供し、世の中に浸透したらいいという純粋さが伺える。
こつこつ一人で無農薬、とかじゃなく、若い研修生やウーファーなども受け入れ、大きなスーパーなどの無農薬コーナーも受け持つ。
経営センスがいい。
よしむらさんとは初対面だったが、お互いに相手の事は他から情報が入ってて意気投合。
こういうのっていいね。
更に遊びに来た近くのビストロのオーナーシェフが弟の元クラスメイト!?
おもろいねー。
このビストロではよしむら農園の野菜を使ってるそう。
長年東京の店で修行し、3ヶ月前に自分の店をオープンさせたとか。
よしむらさんによると昼時など凄く混んでるんだと。
よしむらさんとは今後長いお付き合いになりそうなのでワクワク。

帰って夕方、二人で内子の大崎さんの野菜で料理。
ほんとにありがたい。

後は電話で、得意の金物屋さんが倉庫を整理するからいるもの取りに来てというのと、友達がテレビのアナウンサーにうちの事喋ったら取材したいという話。
こういうのもガラクタがなくなっていいエネルギーが引き寄せてるんやろねー。


  

2008年06月21日

昨日のメニュー



昨日の夕食。
友達(内子町のやまそだちの大崎さん)からもらった野菜たち。

ズッキーニと椎茸のソテー、バルサミコ風味。
ベースは塩にちょい醤油、ソテーの最後にバルサミコ酢。

大豆とアボガドのマリネ。
固めに茹でた豆、塩、梅酢、オリーブオイル、醤油。

キャベツと高菜漬けのクタクタ煮カレー風味。
いりこ出汁で煮込んで、カレーパウダーで風味付け、醤油、味醂。

春雨の豆腐蓉炒め。
にんにく炒め、人参、ピーマン、戻した春雨、豆腐蓉を水と醤油で溶いたもの。

玄米ご飯。



  
タグ :玄米菜食

Posted by 陣 at 21:01Comments(0)手作り、無添加

2008年06月20日

菜園拡張、夜中蚊帳

ほんの少しの畑も順調に育ってきてるが、いかんせん狭すぎ。
モロヘイヤの苗を貰ったり、ロケット、チシャも新たに播きたい。
で、増やす事に。
まだまだ山積みになってる廃材をタイヤショベルでどかし、新たに2すじ畝を作る。
田んぼの土がすごく粘いので籾殻を混ぜる。
早速、ナス、モロヘイヤの苗を定植。
ロケットとチシャの種も播いた。



雑木林の苗に捨てるはずの座布団の真綿を裂いてカバーにし、これから暑くなる季節の乾燥防止にする。
ある集会場の処分するものを80枚も頂いたんだが、キレイなのを50枚廃材天国に確保し、捨てに行こうと思ってたので丁度捨てに行く手間も省けてラッキー。



夜、蚊が大発生。
おとといまでと格段に増え、寝られない。
もう3時過ぎて雄鶏が鳴き始めたんで、これは朝まで寝られないと判断、そこで、ねむたやさんから頂いた蚊帳を出す。
寝ぼけまなこで何とか設置。
ちゃんと蚊を防いでそれからはちゃんと寝られた。
小さい時に使って以来、30年ぶりくらいの蚊帳。
たまたまちびっ子は実家に泊まりに行きいなかったが、今日の夜はさぞ楽しむだろう。

晩ご飯。
冬のキムチの漬け汁を冷蔵してたので、春雨、干しえび、キャベツなどでチゲ風。
ハッシュドポテト、醤油ソース。
昆布の佃煮。
キャベツのマリネ。
玄米ご飯。

  
タグ :蚊帳チゲ

2008年06月19日

玄米菜食



あっこちゃんが、料理のブログをつけないんで、たまには料理の日記。
昨日のメニュー。

ジャガイモのステーキ、ひじきソース。
ジャガイモは茹でて冷まし、まな板の上で押しつぶして平たくする。
ひじきと冷凍してたソラマメで醤油ベースのソースを作る。
平たくしたジャガイモをフライパンでソテーする。
ソースの上にジャガイモを並べ、オリーブオイルをかける。

胡瓜のカレーマリネ。
塩漬けのワカメの茎を細く切り、胡瓜と和えてカレーパウダーをかけ、しばらく置く。

蒸しキャベツのゴマダレ。
練りゴマ、しょうが、味醂、醤油、水でのばす。
蒸したキャベツをこのタレにつけながら食べる。

高野豆腐とフキの卵とじ。
フキは茹でて塩水に漬けて冷蔵しておいたもの。
味付けは出汁と薄口醤油とフキの塩分。

もやしのにんにく、梅和え。
もやしはさっと茹で、梅干を叩き、にんにくとオリーブオイルで和える。
かくし味にちょっと醤油。

大体二人で作るが、作業が夕方まで忙しい時はあっこちゃんだけ。
昨日は高野と胡瓜があっこちゃん。

玄米菜食言うてもいりこや鰹節、ちりめんじゃこ、うちで採れる卵などの動物性のものは頂く。
あえて肉や魚を買うことはないが、時々釣った魚などももらった時はありがたく頂く。
玄米はもちろん自給してるが、野菜は完全じゃない。
調味料、保存食なんかもどんどんバリエーションを増やしていきたい所。
  

Posted by 陣 at 09:23Comments(0)手作り、無添加

2008年06月18日

雑木林計画にケヤキがラインナップ

昨日は雑木林計画を僕よりも熱心に進めてくれてる梶本さんから電話。
樫、ツゲなど、何本か掘ったんで持っていくでと。
先日採ってきた梅がいい感じに色づいていてるんで梅干しにする作業の梅のヘタ取りをしてたのは子どもたちにバトンタッチ。
早速、樫を2本植え、ツゲに取り掛かってると。
「善通寺の兄貴の家にケヤキがあるきん貰いに行こうか。」と梶本さん。
この日は午後から豆を植えるから、午前中だけという事だったのと、既に11時半ぐらいになってたんで、とりあえず見に行く事に。
あいにくお兄さんは留守、家には誰もいなかった。
門とかはないんで軽トラで進入すると、3mはある立派なケヤキが。
しばらくは秋に落葉してから掘った方がいいんで、根回し(少しだけ掘って太い根を切っておく事)しといたらええな、とか喋ってて。
ちょっと掘ってみようか、と梶本さん。
少し周りを掘っても太い根が見当たらず、「これやったら、もう掘ってしまおう。」と急展開。
どんどん掘っていき、結局太い根はなく、モチの木の時の大変さとはうってかわって楽だった。
もう12時半を回ってた。
急いで帰って、あっこちゃんにご飯を作ってもらい、午後植え付け。
花崗土と田んぼの土を混ぜてかなり大きく土盛りをしてから植える。
後で、このケヤキの周りを小高く丘のようにしようと。
ケヤキは成長も早く、大きくなる樹種らしい。
落葉樹のシンボリックな存在なんで、雑木林の真ん中程に植える。
終わるともう3時前、、、。
か、梶本さん豆植えに帰らなー。

ここまで、ハマってくると車で走っててもよその庭や、公園、会社、あらゆる所の木が気になってくる。
今までほとんど花や木などいわゆる庭など興味なかったが、やっぱり美しい。
夕方、家の周りの草を取ったりしてると、今まであんまし交流のなかったご近所さんが、花の株を貰って欲しいと。
ガザニアという宿根性の多年草で、常緑なんだと。
洋風のカワイイ花で、ほったらかしでどんどん株が増えていくらしい。
この方の庭を案内してもらったが、ケヤキ、モミの木、オリーブ、モチノ木、そしてキレイに芝生が手入れされ、大きな木の下にはハーブ類、ツワブキ、ユキノシタ、ヤブラン、ハラン、ギボシ、葡萄の棚にはきれいに葡萄が成ってる。
いわゆるガーデニングとしてはかなり完成度が高い。
家が洋風なのと上品な感じなんで、今まで関心をもって見てなかったが、中に入れて良かった。
たくさん花ももらって帰った。

これも引き寄せの、、、かな。





  

Posted by 陣 at 08:17Comments(0)廃材ハウス

2008年06月17日

あの「自然に生みたい」の橋本ちあきさんが廃材天国に!

橋本ちあきさんをご存知の方はびっくりすると思うが、7月14日になんと廃材天国に来てくれる事になった。
著書「自然に産みたい」は現代人には目がテンになるすんごい本。
僕ら夫婦もこの本がきっかけで二人目の野遊から自宅出産する決意をする。
何せ5人の子どもを自分とパートナーの橋本宙八さんとで産み、二人目の時は宙八さんはいなくて、2歳の子どもと自分一人と言う経験をされている。
マクロビオティック、自由教育を提唱され、半断食セミナーを主宰。

丁度、7月20日から一週間の半断食セミナーが松山であるのをココペリの松本さんが知らせてくれた。
で、松本さんはちあきさんの講演会をかつて主催し、親しいので松山に来るんなら香川にも寄って欲しいとラブコールしたそう。
ほんとなら松山空港に降りる予定を高松に変えてもらって、廃材天国でトークしてもらう運びとなった。

やっぱり、こういう目がテンになるような体験をしてる人の話を直接聞くのはええよ~。
僕ら夫婦も‘94年にネットワーク地球村の高木さんの講演会を皮切りにいろんな人の講演や本で、だんだん変わってきた。
とにかく、自分の感覚で「すげー!」と思う人に直接会うのは自分を変える近道。
長年の囚われから自由になるきっかけ。
親から、学校で、テレビで、友達同士から、、、。
と社会ぐるみでの洗脳から自由になるのはほんとに難しい。
でもだんだん軽くなるようなこの感覚は超楽しい。

7月14日(月)13時半~「廃材天国」で。
参加費1000円。
要予約、会場の都合もあり30名まで。



  

Posted by 陣 at 08:12Comments(0)イベント

2008年06月16日

小豆島おくどさん第二弾!

今、小豆島から帰ってきたばかり。
何日かぶりに戻ると開発中の丸亀郊外の廃材天国の存在感に笑えた。

13日から島に渡り、てんつくマン率いるメイクザへブンの本拠地、元気の種夢楽(むら)に家族で行ってきた。
http://www.tentsuku.com/home.shtml
以前もイベント的にピザの石窯やおくどさんを作るワークショップの講師として行ってるが、勢いで作って屋根もいいかげんだったりで、すでに朽ちてる。
そこで今回は今後、日常的に使える設備としてのかまどと窯屋を作りたいというオファーでの講師。
一泊二日でおくどさんとその小屋まで作ってしまおうという無謀な計画。
それは夢楽のリーダーてんてんの依頼でおくどさんを作りたいという話を聞き、毎日でもそこでご飯を炊きたいと言うものなんで、それなら、ちゃんとした小屋を建てた方がいいとアドバイス。
ワークショップは14,15の2日間。
僕が前倒しで13日から入り、てんてんと段取りを周到に考える。
前もって行きつけの金物屋、松浦商店でおくどさんの焚き口と煙突を物色。
買ってきてと頼まれてたのだが、「長年ほったらかしで錆びとるきん何個でも持って行ってー。」とお約束のパターン。
五右衛門風呂もおくどさんも焚き口の鋳物の蓋があるのとないのでは焚く効率がまるっきり違う。
要するに、燃える物とエアのバランスの問題。

家族5人で行ったんで、軽のハコバンの上にてんこ盛りの道具や煙突で乗り込む。
一日目は夜だし、材料や道具の状況把握と軽い打ち合わせ。
二日目、朝一でおくどさんの土台、小屋の基礎を午前中に形にする。
午後から参加者さんと共におくどさん作りスタート。
ここの所、あちこちでピザの窯やおくどさんを作りまくってるんで、粘土と砂、藁、水のバランスは完璧といっても過言じゃない。
パーフェクトな練り具合の土ブロックがみんなの手や足で次々と生まれる。
これを僕の指示でどんどん形にしていく。
15歳の若者(もちろん学校に行ってない)京都から参加のカップル、長期滞在の参加者、15人程で泥んこ遊び。
こんだけおったらスゴイねー。
まさに人海戦術。
というよりはチームワーク。
5時半にはおくどさんになった。
この日の夜はおくどさんの横でBBQ。
これはかなりクオリティーが高かった。
鉄板では豆腐のステーキ、焼きうどん。
炭火でアゲ、セセリ、手羽、ズリ、豊富な野菜に魚介類。
もちろん自家製のタレ。
シメはマンモスコウイチの「まいどはっぴーダンス」アホに三重ぐらい輪のかかった超テンション高い大興奮宴会になった。

翌日も僕は6時前から起き、チェーンソーの目立て。
ところが、、、。
みんな起きてこんがなー。
よほど疲れたのか朝ごはんを食べる間もない参加者多数。
15日の一日で小屋を形にしようと言うんだから、気合が入る。
オイルのペール缶にモルタルを詰め、アンカーを埋め込んだ簡単基礎に土台を回し、3寸5分の柱を立てる。
ハセヤンの廃材王国仕込みの「ながら水平」と「ながら垂直」で一気に構造をやっつける。
ん~、サウンズ グー!
やっつけ仕事歓迎。
ここ大事。
必要な強度や使い勝手は押さえつつ、完璧にきちんとを目指さない。
いいかげんというか、プロから見れば言語道断。
みんな素人やからノープロブレム。
片屋根にし、ノジ板代わりにコンパネ張って、ブルーシートで防水して、ボロの平トタンで仕舞をつける。
完成間際に雨が降り出し、トタンが終わると土砂降り。
今回はほんとに美しく完成に漕ぎ着けた。
夜もみんなでご飯を食べながらの感想出しや今後の展開に語りまくる。
僕としては自給率100%を目指すエコビレッジとしてドブロクやビールの自給を奨める。
もちろんみんな食い付き、ネットの店なども情報提供する。

ここは僕の場合ちょっと離れた、でも同士で家族同然の付き合いをさせてもらってる関係で、それがいい。
ぼくのゲリラ建築や自画自賛ライフのノウハウを必要としてくれてる。
僕もいくらでも情報やノウハウは提供したい。
いくら喋っても足りない。
でも一番伝えたいのは自給自足のノウハウじゃない。
みんなも自給自足の技術を身に付けたいだけじゃない。
何大事なのか?
何の為に生きるのか?
邪魔な頭じゃなく、DNAに書かれた本当の生き方の発見。

僕もマゾでアホだが、ここの仲間には一目置いてる。
ただ、みんな、まだまだ目覚めてはいない。
そんなもんじゃないぜー。
もっとネジ弛めようぜー。
と叱咤激励する。
それが僕の役割かと。

ほんとうに上品で、文化的で、カッコいい生活。
それを手に入れるぞ。
それは超簡単。
自分のブレーキを外し、全開に加速していくのみ。
いーけいけ~!!!

デジカメの充電器わっせとったー。
写真がない、、、。
てんつくマンのHPのスタッフの日記で見てね。

  

Posted by 陣 at 00:26Comments(0)イベント

2008年06月12日

樫、クヌギ、モチの木

昨日はこたえた~。
早く起きたんで、PC触った後、5時から松の丸太の積み込みの続き。
6時から一軒目の廃材ハウスの高瀬に行き、河野さんにほったらかしの梅を梅干用に採らせてもらう。
スーパーのカゴ一杯。
もちろん無農薬。
これは嬉しい。
梅って買うと高いからねー。
採ってる最中にあっこちゃんから電話。
雑木林計画の呼びかけ人の梶本さんがもう木を積んで来てくれとるでと。
すぐに帰り、梶本さんと共に植え付け。
樫とクヌギが、10本ほど。
大きいので2mぐらい。
植えるポイントにあらかじめ土盛りをしてあるんで、そこに植える。
根を切ってるんで、葉もほとんど落とす。
梶本さんがいろいろ教えてくれるんで助かるが、僕は生きてる木の事は全く知らない。
何せ梶本さんの山や畑に彼が移植してきたり、ドングリを播いたりして育てた木がたくさんあり、廃材ハウスパート2を始めた3年前から譲ってもらう話をもちかけてくれてた。

午後から梶本さんの三野町の家に一緒に行き、モチの木を掘る。
この木は3mほどあり、太さもビール瓶ほどある。
鉢を付けて移植しないといけないんで、大きめに周りを掘って、麻のネットと藁縄で根っこを巻いて鉢に取る。
朝早くから動きっぱなしだったのですでに眠くなりつつあったのと、石などが出て予想以上に掘るのが大変でかなりグロッキーになってくる。
雨も降り出し、汗と雨とでシャツはびっしょり。
それでも親父の年齢に近い梶本さんは手際よく作業を進める。
経験してる人は違うなーといつも思う。
バーチャルな世界や仕事じゃなく、もちろん自然の生を。

二人がかりでもめちゃんこ重いが、必死で大きなモチの木を軽トラに積み込む。
僕も最後の力を振り絞るごとく、気合を入れる。
何とか廃材天国まで帰り、植えつける。
全部の木に三脚で固定して、倒れないようにして、葉を落とす作業の続きもやり、何とか6時過ぎには終わった。

さすがに昨日はぐっすり眠れて、気分爽快。
さあ、今日は何しょうかなー。
  
タグ :雑木移植

Posted by 陣 at 07:40Comments(0)廃材ハウス

2008年06月11日

連夜の褌ダンス

おとといは塩江のわあい。
縄文エネルギー研究所の中山氏を始め、四国環境巡礼のミーティング。
呼びかけ人のアララトさんの日記。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=833224391&owner_id=704465
ほんとのほんとに、ものすごく馬鹿馬鹿しい事をやってるなあと思う。
でもその非論理的行動が何故か超楽しい。
アララトさん曰く、社会の常識やシステムが馬鹿馬鹿しいんやから、まともに対抗してもダメ。
更に馬鹿馬鹿しさの上塗りでいかないと!
という褌隊の根幹に触れ、感動。
この日、地球と金星が並ぶビーナスラインという現象から、褌男の中のピュアな女性性にこじつけた中山氏はもとより、何か格の上がったような褌隊には顎が外れる程あきれるしかない。

昨日は廃材天国で、しーしーの送別会。
何とレコードの50人超(子どもを含む)。
常連の松見歯科グループ、アララトさん、一緒に号外を配ったteam GOGOの仲間、香川ジャンベクラブ、ココペリの松本さん、葵ちゃん家族、ねむたやさん家族、しーしーの助産婦仲間、もみの木接骨院の太田夫妻、、、。
と中にはしーしーとこの日初対面という人まで来る始末。
どうやら、しーしーの送別会という名目で廃材天国という異国の空気を味わいに来てくれた様。

さすがに50人は目一杯で、コンパネを利用た即席テーブル6つ、大、中の座卓とでセッティング。
今回は持ち寄り制で、手作りのもの、お酒、お菓子、果物とみんなたくさん持って来てくれる。
うちが玄米おにぎりは準備したものの、パンやスイーツ系が多く、酒呑みには苦しい面もあった。
その混沌とした組み合わせが持ち寄りの良さだろう。

そこそこみんなが揃い、宴会も始まってる所へ、ジャンベクラブのみんなが到着。
しーしーにちなんで、「子どもは100の宝よりもすばらしい」という内容の曲を演奏してくれる。
次はアララトさんに振って、踊りましょうと褌隊は颯爽と正装に。
サイクラブの時は3人だったが、この日は陣、源、アララト、カズ吉、まさの5人での龍褌(長い褌にみんなで繋がる)でスパイラル。
その後、ジャンベ隊の中の沖縄帰りのメンバーがサンシンを演奏してくれる。
みんな立ち上がって、踊る、踊る。
沖縄出身のさなえもんも前へ出る。
褌もサンシンも「ここはどこの国?」という、かなりイイ感じ。
この日は最後雄鶏が鳴くまで、延々と呑んだ。

このしーしーの行く「吉村医院」という助産院はスゴイ。
元々西洋医学バリバリだった先生は機械や薬が進めば進む程、妊婦さんが不安な表情で産んでる事を疑問に思い、個人の助産院を作る。
そこでは妊婦は薪割り、歩き、みんなでかまどでご飯を炊き、昔ながらの生活を共にする。
そうすれば全員無事に出産できると。
というか、陣痛が始まって、2日も3日も経っても信じて見守る。
もちろん薬や吸引など余計な事はしない。
吉村先生曰く、そうした方が点数になるからだと。
とにかく、パクパク、ビクビク、ダラダラした生活で、先生なんとか自然に産みたいんですと言ってもダメだぞ、と。
赤ちゃんを身ごもったら死ぬ気で挑め。
男は命がけでその女を守れ。
その覚悟がない奴に自然に、とか言う資格はない。
そう言い斬る。
そして、先生の撮った産まれた直後のお母さんと赤ちゃんの写真はほんまに美しく神々しい。

女は子どもを産み、育てる為に存在し、男は命を賭けて女と子どもを守る為に存在する。

同士、しーしーよ。
あなたの笑顔の内に秘めた覚悟に尊敬し、今後楽しみ。
また、帰ってきたら来てね~。


  

Posted by 陣 at 04:40Comments(0)イベント

2008年06月08日

雑木林計画の準備

昨日は雑木林計画の準備。
全部で600坪の廃材天国の敷地のうち、半分以上は農地のまま。
といっても廃材を置いたり、草が生えてたりと、まだまだ片付けが必要な状態。
タイヤショベルで長い角材や丸太を動かして、整理したり。
中でも結構場所を取ってる松の丸太がある。
これは去年ゴルフ場の松が枯れて、引き取って欲しいと言われ、陶芸の窯焚き用に60㎝未満に切って運んでくれるならという条件で引き取ったもの。
2t車に数十杯は持ってきた。

他にも常に、庭師やシルバー人材センターなど、伐採した雑木などをコンスタントに持って来てくれてる。
冬場の薪ストーブは松では煙突に煤がたまりやすいので、雑木がいい。
一升瓶くらいの太さだと2本くらい入れとくと、30分以上はもつ。
陶芸の窯の場合10日間とかぶっ通しで焚くんで、2t車に10杯とか使ってしまう。
今ではこういう廃材がお金を使って処分されてるんで、うちが有効利用させてもらってる訳だが、トラックもない昔はかなり大変だったと思う。
この窯というものが日本に伝わったのが1000年ちょっと前やから(中国は何千年)営々とやっていた当時、大変とかいう概念はなかっただろう。
ま、石油もなくなり薪を煮炊きに使う近い将来は今みたいに、タダでくれるからみたいに無駄に焚くのでなくもっと効率化を考えないといけない、当然。

で、田んぼにダンプでバサッとうつしただけのぐちゃっとした状態に、草も生えたりで、かなり湿ってる。
今の時期的にシロアリの湧く危険性が高い。
自然界ではこういう木をシロアリさんが食べて分解してくれてる。
薪に利用したいのと、家の近くでシロアリさんに活躍して欲しくないのとで、リン木をひいてきちんと積み込む事に。

石を置いた上に角材を置き、短い丸太を積み込んでゆく。
こういう単純肉体労働はほんと、きもちいい。
汗が流れはじめるとリズムにのってハイになってくる。
こういう強制的な仕事じゃない、原始的な作業って踊ったり歌ったりするのと同じなんと違うかな。
忙しく働く事が悪いみたいな風潮があるが、もちろんお金のために自分のやりたくないことに時間を費やすのは愚の骨頂。
でも自分のやりたい事には朝から晩までいくらでも労力を使える。
これはほんまに人それぞれやから、これが正解というのがない。
このそれぞれの自分の好きな得意分野さえ開拓すればいい。
後は周りの人やモノ、情報が自然と集まり、現代では多少必要な「円」発生して成り立つようになってる。
ここの所、廃材天国オープンに際してキッチン道具や生活用品を買って、完全に収入よりも支出が上回ったが、、、。
うちの奥様がびくともしないんで、お互いに笑ってる。
世の中の女性よ!
男に好きな事をさせ、うまく使え。
力もそこそこあるし、思考も嗜好も単純やからハマッたら何でもするぞ。
と、結局うちの勢力図も女性中心で動いてる。



  

Posted by 陣 at 06:40Comments(3)廃材ハウス

2008年06月07日

すべり台と四次元

昨日はトマトやゴーヤの支柱作り。
もちろん廃材のヘタ木で。
特にゴーヤの方は家のメインの入り口(玄関とはいい難い)のすぐまん前なので日よけになるように支柱を立てる。
キッチンから一歩でて、ゴーヤが採れるんかなー。
空いてる場所にカボチャの貰ってた苗も植えた。
カボチャもぶら下がらそう。
ネットかなんかで受けてやらなちぎれるかな。

昼過ぎにゆかりちゃんが遊びに来て喋ってると「四次元パーラー」に今度行くという話題に。
長崎にある「あんでるせん」という喫茶店で、超常現象を目の前で見せてくれるらしい。
ネットで調べると、行った客のブログがわんさかでてくる。
どうも本物で、一切マスコミなどには出てないそう。
僕も波動の本や宇宙の本で、僕らの体を作る原子の原子核と電子の間は何もなく、地球と太陽ぐらいの距離がある、とか頭では理解してるつもり。
でも目の前で体験するのはスゴイやろな。
あんでるせんのおじさんによれば、誰でも練習さえすれば出来るという所。
これはいろいろ成功してる人の本にも大体共通するが、「やればできる」「意識改革」「人間ってスゴイ」という中でもかなりのレベル。
いっつもこの結論に至るが、僕らは「こういうもの」という教育を受けすぎて、力を封じ込めてる。
北斗神拳もそう。
ほんまにやりたいことは何でもできるのが人間なのに。
自由になることだけ。
いつか行きたいな。
長崎。

以前建築中に家の中にすべり台があって、うちの子どもだけでなく、みんなに大好評だった。
最近はとっぱらってた所、来る子どもたちがすべり台をリクエストするもんで、そろそろ作ろうかと。
井戸堀りに使った三脚を利用して、前のよりもスケールアップ。
完成すると野遊は余裕で遊ぶが、土歩はかなりビビりながらも初挑戦。
もうちょっと進化させたいな。





  

Posted by 陣 at 09:11Comments(0)廃材ハウス

2008年06月04日

遂に、褌学会キタル

おとといと昨日、褌学会の呼びかけ人であり責任者のクマクマさんやアララトさん始め4人の男が来訪。
廃材天国の視察と今年の夏の「四国環境巡礼」構想の話、縄文エネルギー研究所の中山氏が来られる事、出来るだけ「円」をやりとりしない、衣食住に技を加えた、その人にできる事同士を交換して(物々交換も含む)豊かに生きていく事なんかを具体的に話し合う。
こういう話題は廃材天国の主人としては本領発揮の分野。
既にここ丸亀で動き出してるネットワークと四国のコアなポイントを繋げる為にはもってこいのイベント。
普通の巡礼じゃなく、自給自足の循環型社会を構築しようとしてる人や場所を巡る旅。
もちろんうちも、ポイントに入る。

褌学会とは?

「脱パン宣言」
フンドシ隊は銀河の一員として、自主自立を自覚し、循環型里山再生、衣食住技、自給率100%を目指し、ここに脱パン宣言をします。

褌学会は褌を愛用している人なら誰でも入会できます。
褌学会は会費、会則、事務所なしです。
褌学会の詳しいおしらせはmixiのコミュをご覧ください。

というA4の半分の紙を頂いた。
僕も去年の2月、アララトさんが「六ヶ所村ラプソティー」の上映会をしたときに、麻の褌を入手し、愛用し始めたのである。
ほんとうに、以外に褌の愛用者激増中。
褌学会や中山氏の講演の成果か、ヘンプアクセサリーなどを好む若い女性にまで広がってるそうな。
まあ、脱パンし、自立した助け合い生活と言えば大仰に聞こえるが、ここへ来てそろそろ(いろんな所での破綻が)やなー、と言う雰囲気が色濃くなってきた。
ガソリンもいい感じに値上がりしてきたし、自然災害を始め、気候変動も加速、10万ごときのお金を動かすにも本人確認がいる。
円の崩壊の前には預金封鎖や国や権力者の動きがあるだろう。

と、いいながら、集まっては宴会、情報、物の交換。
祭りでは褌ダンス。
と、お気楽な褌隊スタイルそのものが今みんなが求めてるじゃないかと。
とどのつまりはその人の選ぶ人生観、ライフスタイルの問題になってくる。
この生き方はあたかもバカバカしい事に必死でエネルギーを使ってるようだが、それは現代の日本の主流の価値観でという限定付き。
営々と人が何百万年も生きてきた歴史の中で、衣食住を中心に、お互いに助け合いながら生きるなんちゅうのは日常当たり前の社会。
いかに自由になれるか。
簡単なようで現代の教育を受けた僕らには超難しい。
日々、修行ですな。
とにかく、ネジのぶっ飛んだ、自分の枠を広げる「こんなんでえんか~。」という目からウロコ体験を繰り返すしかない。

と、子どもたちの寝る事に一切気を使わずに「ガハハハーー」と騒ぎまくるクマクマさんや、夜中、「ええ感じやな」と繰り返すアララトさんに改めて迫力を感じた次第。

僕もだいぶんアホになれて来たかしらん。

  

Posted by 陣 at 06:30Comments(2)イベント

2008年06月02日

cafe廃材天国inアートで田んぼ

昨日は高瀬の河野さんとこの「アートで田んぼ」
もう8回目になるお祭。
「田んぼでアート」じゃなく「アートで田んぼ」だと河野さんは熱弁する。
いかに儲けるかばかりを考えてる農村の生産現場で、非生産的なアートを展開することで今の社会に一石を投じる。
昔は学生運動で石を投げてた河野さんが今、アートこそこの変な社会を変えるとしゃかりきだ。
それも美術館に飾ったり、お高い「作品」とかじゃない、歌い、楽しみながら米を作る現場がアートだと。
そういうコンセプトを知らずに来る客がほとんどだけど、別に河野さんはそういう演説などもしない。
池のほとりの広い田んぼで、まさにここでしか吸えない場の空気が作られる。
東京など、他県から毎年この祭りを目指して参加する者多数。
かなりマニアックなイベント。

先日河野さんに頼まれてピザを焼く石窯とかまどを作りに行った。
(5/21の日記に書いた)
ピザは僕がトマトソースを作って行き、シンプルなマルガリータ。
うちは「cafe廃材天国」を出店。
前の日はあっこちゃんと一日中お菓子などの仕込み。
メニューはスムージー、みかん、キウイの2種。
大量に貰った無農薬のみかんやキウイを煮詰めてジャムにして、瓶詰めにして脱気して真空にして保存してた。
このジャムと氷、てんさい糖を溶かしたシロップをハミルトンビーチのスムージー専用のブレンダーにかけるとトロントロンのフローズンドリンクに。
後は、キャロブ、小松菜、リンゴとマフィン3種(自家製玄米粉に自家製甘酒)。
あっこパン。
野遊の作った(ほんまに)甘栗とさつま芋の大福。
おつまみにドブロクの酒粕のグリッシーニ(クミンとオレガノ、塩味)。
焼き物の作品。
と、盛りだくさんな内容で出店。
やっぱり焼き物は数点しか売れないが、スイーツやスムージーはよく売れる。
タリーズやサンマルクのスムージーは400円もする上に甘すぎてしつこすぎ、自家製ジャムであっさりさせるとみんな喜んでくれる。
自ビールも好評。
僕は同時にピザ窯の管理も兼ねてたんで忙しかったが、慣れてるんでなんとかこなす。
かまどは二ループが担当。
うどんは田村さん。

徳島の青木さんも「ひめひこ」で出演。
ムーや二ループもこういう時は絶好調。
山本公成さんもさすがのオーラ。
伝説の坂十死生さんも元気でなによりだった。

まあ、地元のおっさんやおばちゃん達がたくさん来てくれたり、手伝ってくれるのがなによりここのスゴイ所。
河野さんは地域社会のしがらみを断ち切りたいと言いながらも、みんなに支えられて僕も見習いたい。










  

Posted by 陣 at 14:56Comments(3)イベント