廃材天国HP

2009年06月07日

鳥居三つ完成

今日は三つの鳥居が美しく並んだよ。

まず、昨日の続きの二階の工房側の半分。
昨日のと共に工房本体に寸切りのボルトで締めつけて固定。
いよいよ残りの一本、真ん中のやつ。
これは10cm×29cmで6m20cmと中々出ない貴重な廃材。
これなら真ん中に柱も入れんでええし、強度的にも最高。

これは重いんで、もちろんチェーンブロックの仕事。
昨日は真ん中で吊ったけど、今日のは片方チェーンブロック、片方タイヤショベル。
とにかく、上げたい木の横に仮の支柱を添わせてチェーンブロックを付ける。
後はガリガリと子どもの力でも1tの荷を上げる事が可能。

作業は全く滞りなく、美しく進む。
この桁が電柱の上に乗ったら両サイドから角材でサンドイッチにして固定する。
僕がドリルで穴を貫通させるキリの角度をしょうたくんが見て合図を出す。
こないだのチェーンソーの角度もそうやったけど、うちの廃材建築の根幹である、計らないその場の即興&あっと言う間に出来る気持ちよさを味わう最高のやり方。
最初の電柱を立てるときの角度も一人が離れて片目をつぶって見るだけ。
この「見る」という行為は非常に正確。
もちろん人間は錯覚という現象もあるけど、この一人が見て一人が作業をする方法はかなり確実性の高い工法。
もちろん少しぐらいはずれても問題ないという前提があるしね。
タジマの30万もするレーザーマーカーなぞお呼びでないぞ。

この角の桁はあまりにも幅が高いんで、電柱とサンドイッチにした角材を貫通させた後は寸切りボルトを切ってナットで締め上げて固定。
この寸切りボルトも2000年から今までいくら使こたか分からん程使ってる。
安い上に自由度の高いそして強度を得られる最高の材料。
4分(12㎜)が一番扱いやすくて強い。

最後はラチェットレンチで木がメリメリ押しつぶされるまで締めこんで完成。
この一連の流れは最高に気持ちいい。

ここまで来てやっと屋根材のイメージか決まってきた。
屋根材は稲を干す丸太でいこう。
中々かこええんちゃう。

しょうたくんが「車のボンネットばっかし、集めて屋根作ったらおもろいんちゃいますー。」とか冗談半分で言い出した。
僕もそろそろ木の廃材ばかりでなく「シェルター」にでてくるような車や工業製品の廃材をファンキーに使うのもおもろいよねと薄々思い始めてた。

今回それはないけど、一部使われてる車のフロントガラスぐらいで感動されてもしょうがないと思い始めたのも事実やからねー。

鳥居三つ完成

鳥居三つ完成

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タグ :電柱

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