2013年05月22日
「アートでたんぼ」開催中
河野さんの竹の大きな作品が並ぶ。
廃材天国の店。
ボロくなってるので直す。
写真では分かりにくいけど、池の上に角材を渡して建ってる。
ボール紙の劣化したのを外して新たに張った。
これは缶詰工場で缶詰をパレットに並べる時に使う養生材の廃材。
この横に移動式ピザ窯を持ってくる。
このカウンターの中でトッピングしたりする。
一枚がかなり大きく、日除けにするには手軽でいい。
10年ぐらい前、高松が高潮で水没した時に金物屋の前に山積みされてたビス。
軽トラに山盛り持って帰って河野さんと山分けした。
ウチのはほぼ使い切ったけど、河野さんの所にはまだあった。
廃材の店の横は古いバスを竹で覆ったバラック。
この竹も年々古びて毎年差し替えてる。
全体的にもう限界か。
5/19~26という会期で開催されてる「アートでたんぼ」。
グーグルマップで「アートでたんぼ」の地図が出るよ。
ウチのピザ窯出店は最終日の26(日)だけ。
アートとは何か?
芸能とは一線を画するもの。
ファッションであってはならない。
絵や彫刻、音楽、踊り、、、手段は色々。
自分の中の出さずにはおられないドロドロとしたものの噴出とも言える。
一言で言うと「新たな価値観の提案」だ。
今の社会に「これでどうだ!」と挑むもの。
その作家により、スタイルは異なる。
ここは河野さんの世界観。
ウグイスが鳴いて、昼からビール飲むにも適した季節。
アクの強いおっさん達が集まってくる。
「5㌔で500円ぞ!」と、親鳥の手羽先を持ってきて焼く。
田舎社会のカオスなたまり場。
ここで一軒目の廃材ハウスを手掛けられたことは今から考えてもほんとに幸せやと思う。
「アートでたんぼ」も僕の廃材建築も「そなな金にならん事してどーするんや!」というおっさん達の協力なしには成り立たない。
「何か分からんけど、凄いことしよるのー。」という感じで巻き込んでしまえ。
というか、「大量にムシロが要るんですけど、どっかにないですかねー。」とか聞けば、「それやったらウチの納屋にようけあるぞ。」とレスポンスは軽快。
何か分からん事に最初はケゲンな見方をされるのは当たり前。
他人に理解されなくて当然。
そこで言葉で説明しようとするからややこしくなる。
説明は無用。
態度で示すのだ。
「お前のやんりょる事はサッパリ理解できんけど、熱意だけは分かるきん協力するわ。」という流れを作ってしまえ。
Posted by 陣 at 07:47│Comments(2)
│イベント
この記事へのコメント
こんばんは。
楽しくブログを読ませてもらっています。
ひとつ教えてください。
廃材はどういった場所から頂いているのでしょうか?
可能な範囲で教えて頂けると幸いです。
宜しくお願いします。
楽しくブログを読ませてもらっています。
ひとつ教えてください。
廃材はどういった場所から頂いているのでしょうか?
可能な範囲で教えて頂けると幸いです。
宜しくお願いします。
Posted by あかづきん at 2013年05月22日 18:50
あかづきんさん
家の材料となる材木は解体業者。
薪ストーブやカマドの燃料は造園屋から。
この日記にある廃油はあらゆる飲食店から。
冷蔵庫、洗濯機などの家電製品は収集業者から。
廃材生活を発信して13年。
ありとあらゆる方面から、「こんなん出たけど、要る?」とか、「あんたの所やったら使うやろ。」と集まって来るようになってきました。
子どもが生まれれば、布おむつ、チャイルドシート、三輪車と自分で買うことなく全て供給されます。
車からソーラーパネルまで、「そこまでもらう!」という達人レベルになっています。
とにかく、「〇〇が欲しい!」という発信をしまくって、こういう域に達したのです。
家の材料となる材木は解体業者。
薪ストーブやカマドの燃料は造園屋から。
この日記にある廃油はあらゆる飲食店から。
冷蔵庫、洗濯機などの家電製品は収集業者から。
廃材生活を発信して13年。
ありとあらゆる方面から、「こんなん出たけど、要る?」とか、「あんたの所やったら使うやろ。」と集まって来るようになってきました。
子どもが生まれれば、布おむつ、チャイルドシート、三輪車と自分で買うことなく全て供給されます。
車からソーラーパネルまで、「そこまでもらう!」という達人レベルになっています。
とにかく、「〇〇が欲しい!」という発信をしまくって、こういう域に達したのです。
Posted by 陣 at 2013年05月22日 21:01