廃材天国HP

2013年05月21日

油田開発好調

天ぷらカーの燃料である飲食店からでる廃油。

最近「油田開発」と称して回収できる店を随分と増やした。
今までは割烹1軒、うどん屋1軒の2軒分だけ。
新たに、割烹、カフェ、うどん屋、中華料理店と一気に6軒に増やした。

天ぷらカーを導入して1年ちょい。
導入直後に屋久島への往復2500㌔の旅をした。
その後は今までの軽バンの感覚でそんなに遠くにいくこともなく、油の消費も少ないので2軒分で十分賄ってきてた。

天ぷらカーのボンゴは今はすこぶる快調に走ってる。
去年の秋頃、車本体の軽油の燃料タンクからのゴミで燃料フィルターやストレーナーが詰まりまくるというトラブルがあった。
軽油のタンクにほとんど軽油が入ってない状態で天ぷら油と軽油の切り替えをしょっちゅうやってたのが原因。

ディーゼルエンジンには燃料を供給するホースとリターンさせるホースとがある。
軽油にも2本、天ぷらにも2本の計4本の燃料ホースがある。
その4本のホースを繋いでポートという弁で切り替えを行ってる。
そこで切り替えた時にわずかにリターンの方に別の燃料が戻ってしまうようになってる。
普段は何も問題ないけど、燃料タンクの中の軽油が少ない所へ天ぷら油が何度もリターンすることで天ぷら油率が高くなる。
植物油の方が鉱物油より、浸透性が高くて、長年の燃料タンク内部にこびりついた膜のような汚れを浮かせてしまったという事。
その時、タンクを外して中を徹底的に洗って掃除して解決した。
今は快調なので笑い話レベルの経験。

えー。
そんな快調な天ぷらカーの燃料はウチで消費する分には十分足りてる。
ちょくちょく高知のケンジくんが関西への帰省の途中でもらいに来たり、先日は四万十塾のとーるさんまでもらいに来た。
天ぷらカー改造のメカニック「満月屋」の岩本さんとも電話で、「ある所には余ってるけど、足りない所には足りてないみたい。」という話。
そこで、もらえる僕はジャンジャンもらおうと攻めに出た。

油田開発好調
天ぷらカーで廃油の回収。
天ぷらカーのボンゴは4ナンバー登録してあり、元々8人乗りの3列目のシートは外してある。
中間にコンパネで棚を設けてあり、長旅の時などに便利。

ガソリンスタンドに行く必要がないってホントに心地いい。
ローンや借金という毎月のペイを発生させないのは自立生活には必須だ。
それに電気、ガス、水道、ガソリンというエネルギーに毎月いくらとか払わないで済むのも大きい。
電気なんか廃材ソーラーで売ってるもんねー。

「ちょっと金かかるけど、こっちの方がエコやし!」というのはあり得ない。
金がかかる時点で、今度は稼がないといけないという強迫観念が発生するではないか。
自分が心地いいのが一番環境負荷も少ないのだ。
現代の便利で快適と宣伝される製品のほとんど(全部ではないよ)は実は不便で非合理的な邪魔者でしかないぞ。

当たり前に、「何やかんや結構経費かかるし。」という常識を覆せ。
ほっといたらかかる。
そこをほっとかない。
有り余る廃材資源はこの日本では毎日毎日無駄に捨てられてるのだ。

電話をかけろ!
軽トラを繰り出せ!
「捨てるんなら頂けませんか。」と言うて言うて言いまくるのだ!!!


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