廃材天国HP

2008年12月01日

小豆島は元気の種むら

29、30日と小豆島の元気の種夢楽に。
てんつくマン率いるエコビレッジや。
まあ、誰でも参加できるダッシュ村みたいな所。
久々のワークショップの講師。
前回の6月のかまどに続き、本命のピザの石窯。
大体僕が粘土(窯本体の材料)を持って行って、現地調達での土台の素材(丸太、石、ブロックなど)と砂、ワラ、煙突ぐらいで間に合う。

元気の種夢楽は環境抜群。
みんなの家のすぐ下のプライベートビーチから砂や石を集めて石窯の基礎の土台作り。
ピザを焼いたり、温度管理に頻繁に窯をチェックするんで、腰ぐらいの高さまで高さを上げないと使いにくいから。
今回は女の子が中心やったけど、てんてんやこうちゃん、常に7,8人での作業。
僕のノウハウはなんちゃってなんで、細かい事は気にしない。
水平機なんかも使わない。
長靴とゴム手袋があればいいだけ。
石を丸ーく並べて、中にはそこらの土。
石の固定は砂とセメントでモルタル(砂3、セメント1)。
ゴム手袋で石の隙間にすり込む。
一日目は午後だけの作業だったんで、土台の途中まで。

夕方はてんてん指導の火起し。
弓切り式と言う弓状に曲がった木にロープをかけて軸をぐりぐりと回した摩擦で火種を作る。
僕も挑戦したがめっちゃ難しい。
これはこつを掴むまで少し練習がいるなー。
てんてんの一連の作業は力強く美しい。
最後に麻の繊維に包んだ火種にフーとと息を吹きかけてボッッと火の神が降臨する。
その火をかまどに移して黒米入りご飯を炊く。
夜はみんなでキムチ鍋とスギナを漬けた焼酎、かまどのご飯で宴会。
スギナ焼酎なかなかええよ。

次の日の朝はたかちゃん指導のビーチヨガ。
僕はかたいんで痛いけど、、、気持ちいいーー。
超いい天気の中、土台を完成させる。

いよいよ窯本体。
まずは粘土、砂、ワラに水を混ぜて、鍬や、スコップで切り替えしながら長靴でフミフミ。
延々と繰り返していくと、全体が粘土の粘りで覆われて いい感じになってくる。
それを地面で即席のレンガ状に作っていく。

みんながフミフミしてる間に僕が窯のアーチの枠になる竹の籠状の枠を割り竹で作る。
その枠を土台に据えて生レンガを積んでいく。
お昼にはそこそこ形が見えてくる。
結局3時の休憩にはほぼ窯全体に粘土がつく。
後はデティール、表面をならして美しく仕上げる。
ビーチの丸く角のとれたガラスや貝で装飾。
誰ががくじらの模様を入れて窯の名前は「くじら」。

いやー、自然石の堅牢な土台がド迫力。
窯も内径で110cmとかなり大きいサイズ。
段取りをきちっとすれば3,40人のピザパーティー仕様。

ほとんど機械も道具もなく、なんちゃって式はほんまに楽。
人海戦術でたくさん人がいればあっと言う間やもん。
普段一人の廃材天国の主としてはこういう大勢での作業でじゃんじゃんはかどるのは超わくわくする。
ほんまにこれぐらい人おったら、うちの家なんかあっと言う間やろなー。
僕のやりかたやったら4,5人おって、みんなの生活できるスペースに二、三ヶ月もあったらいけるんちゃう!?

今回、pc壊れてたんで、デジカメも持っていってなかったー。
写真はてんつくマンのHP「スタッフの日記」にアップしてくれてます。
http://www.tentsuku.com/home.shtml



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