廃材天国HP

2010年07月10日

マツケン宅の廃材建築

6日の夕方、ノブくんと野遊と大工道具を軽バンに満載して徳島の佐那河内村のマツケン宅を目指す。
3月にリュウくんやケンゾウさん、ケンシくんも一緒に解体作業をした所。
築100年の納屋を日によっては10人以上の人海戦術で、重機なし、機械と言えばチェーンソーと軽トラぐらいで解体。
今度は納屋の解体で出た廃材で、建築。

7日の朝から作業。
今回は、「実りの楽園四季」のマサ、四季に居候中のゆうたくん、神山のようだい、ウチのノブくん、僕、それにマツケンというメンバー。
まず、前に4日間で解体して、その後2日で作ったテラスの増築。
マツケン宅の廃材建築
早くも、草に覆われつつある廃材をみんなで引っ張り出す所から。

マツケン宅の廃材建築
ほんの2mぐらいの延長なので、午前中でほぼ骨組みは完成。

次は今回の本命のトイレと風呂。
外に昔からあるトイレ。
ツタに覆われて腐りかけてた。
マツケン宅の廃材建築
これを再生させる。
マツケン宅の廃材建築
とりあえず、回りの土やツタを除去して、掃除する。

同時にすぐ脇に風呂。
脱衣場と風呂をセットにした建物。
昔の納屋から出た廃材でやってるんで、丸太が多く、角材は少ない。
とくれば、当然丸太埋め込み工法。
4箇所穴掘って、丸太を差し込んでコンクリ練って固める。
これが一番速いし、強い。
マツケン宅の廃材建築

マツケン宅の廃材建築
夜はマツケンの親父さんの獲った、鹿肉料理。
まずはモモ肉で焼肉。
全く脂身のない、鹿のモモは塩コショウとゴマ油で頂いた。
絶品やねー。

この間の納屋の解体+テラスの建築でも僕らの人件費のみの計上なんで、50万は切ってた。
プロの見積もりは200万とか、、、。
今回もそうやけど、ウチみたく自分ひとりで、となると中々経験のない人には難しい。
でも僕みたいに出来る人が棟梁で、若者がたくさん動いて人海戦術でやれば、無駄の多いプロの仕事よりもはるかに安くていいものが出来る。
まあ、何が「いいもの」なのかの価値感で理解できん人の方が多いのは当たり前。
坪60万とか払っても、大手の住宅メーカーの美しい家の方がいいという人が大半やから現実世の中はそう動いてる訳やしねぇ。

全く金のない人ならいざ知らず、今回などは元々、プロに頼む予算をある程度はマツケンの両親が用意してる中での仕事なんで、何やっても「こんなに速くできたん!?」と超喜んでくれる。
計画の最初から相談してる建築士の人も目がテンだどか。
で、そういうプロから見ても「これでは、、、。」とならないように、Zマークの建築金物を廃材天国よりは断然ふんだんに使って、補強しまくる。
ここまでやれば十分!!!





タグ :解体建築鹿

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