廃材天国HP

2010年12月13日

砂糖で締めコノシロ

ユウコちゃんとアンコちゃんが軒の屋根の上の、パレットの廃材打ちをやってくれてる。
もう後一息という所まで来てる。

砂糖で締めコノシロ
こんな感じ。

砂糖で締めコノシロ
野遊も学校が休みなんで、久々に釘を打つ。
久しぶりにやったからか、みんなでやって楽しくて調子に乗ったのか、豆が出来るほどやってた。

砂糖で締めコノシロ
手作りの塩もニガリを落として完全にできた。

砂糖で締めコノシロ
副産物のカルシウムとニガリ。
特にニガリは手作り豆腐以外にも、菜園のミネラル補給にいいそう。

砂糖で締めコノシロ
昨日は携帯電話屋のおっちゃんに釣りたてのコノシロをもらった。
おとといはグチを刺身に。
しょっちゅう持って来てくれる。
魚料理は全て僕が担当する。
包丁を砥ぐのや魚を捌くのは男がやったほうがいい。
酒を呑む本人が一番情熱を持ってできるからね。

コノシロは瀬戸内海ではたくさん獲れる。
寒い今は旬で脂が乗ってる。
普通は炭火で焼いて三杯酢で南蛮漬けにすると美味い。
ところが、こんなに新鮮で美味い魚が市場では人気がないと「魚の大空」の大空くんが言う。
なんでやろ?
小骨が多いからかな。
切り身になってるノルウェー産のサーモンや塩鯖の方が手間がかからんからやろね。

昨日は「料理の方程式」で有名な「分とく山」の野崎レシピの締め鯖を参考にして、締めコノシロにした。
この写真は何と「砂糖」で締めてる所。
白砂糖はウチにはないんでどうしようかと思ってたら、あっこちゃんがかつてレモンチェロを作るのに買ってた「果糖」が残ってた。
砂糖も浸透圧の関係で「締める」ことが出来る。
初めに砂糖で脱水しておくから、その後の塩や酢が必要以上に身に入り込まなくてマイルドになる。
もちろん、身に砂糖の甘さがしみ込んだりはしない。

陶芸と料理に開眼させてくれた小向さんは「分とく山」などの一流店に直接足を運んでる。
百姓屋敷「わら」の船越さんも、一流と言われる店に散々言ったと言われてた。
自分の感覚として実際に食べるのが一番の勉強になると。
いくら柴田書店の料理書眺めて作っても、実際の料理とは違うしね。
それでもウチのように、素材と調味料がいいなら美味しくなるしかないとも思う。
後は繰り返しの経験。
料理は回数!
日常の料理をおざなりの終わればいいだけの作業にしては、ほんとにもったいない。
毎日が研究やし、毎日貴重な経験。

砂糖で締めコノシロ
40分砂糖で締めた後、水で洗って、よく布巾で水をふき取り、塩をふる。
もちろん手作りの塩をふる。
で、1時間半置く。

砂糖で締めコノシロ
かぶるぐらいの酢に漬け込む。
20分置いて、反対にしてまた20分。
それで完成。

砂糖で締めコノシロ
後は手で皮を剥いで、引くだけ。

砂糖で締めコノシロ
畑の人参もいいサイズになってきた。
ちょっと前までは、人参は細いけど葉っぱが美味しかった。
これだけ人参が生長すると、そろそろ葉は固くなってきた。
ロッジのフライパンでじっくり焼いて、手作りの塩だけで食べる。
これはねー。
自分で人参作らんと絶対に食べられない味。
めっちゃ美味い。

とにかく毎日が自画自賛やからねー!


タグ :コノシロ

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