廃材天国HP

2010年12月30日

にわか陶芸家

ええーと。
ロクロにスイッチ入れるの、いつぶり?
と、突然陶芸の作業。

来年の2月の後半に親父の窯が窯焚きを予定してる。
親父の方は僕と違って、教室の生徒の作品も焼かないかんし、親父自身も作品を作ってる。
僕の方は確か、今年の春の窯焚きの直前にも、こうしてバタバタッとちょっとだけ作った記憶がかすかに残ってる。

この間、ユウコちゃんとアンコちゃんを連れて、丸亀の「明水亭」に行った。
国産小麦、味の素なしとかいうだけじゃなく、ここの主人は14年間京都の料亭で修行した料理人。
仕事のレベルはもちろんやけど、100円のオーストラリア小麦&ホンダシのさぬきうどんとは別物。
一ヶ月級の住み込みの弟子は特別にここへ連れて行くことにしてる。
今までも随分とウチの器を買ってくれて、使ってくれてる。
今回も奥さんから「出汁の入るカケ系のメニューに対応するような深い鉢を作ってね。」とお願いされた。
それがなければ、「親父の窯焚きの手伝いだけええかー。」と思ってた所。
こういう受注生産ならやりがいもあるしね。

にわか陶芸家
僕が二階の工房に上がって作業を始めると、ちびっ子たちも、「作る、作るー。」とヤル気満々。

にわか陶芸家
一番奥で僕はロクロを回す。

にわか陶芸家
水引きしたては超でっかい。
乾いて縮んで、焼いて縮んで、丁度いい大きさになる。

二階にもネット環境が整って、この間までアンコちゃんが早朝に使ってた。
なのでロクロをひきながら、「藤原直哉のネットラジオ」を聞いてた。
ロクロも仕上げもそうやけど、陶芸の作品作りって、廃材建築と違って超静か。
音楽聴きながらもいいし、こういう勉強にも使える。
この経済アナリストの「藤原直哉のネットラジオ」中々勉強になるよ。
政治、経済、医療と、もちろん評論家やから総括的な話に終始するけど、着眼点や切り口が鋭敏。
ヨーロッパの経済危機の今後、中国、アメリカの見通し。
日本も含めて、政治が世界経済の中で押しつぶされてるとおっしゃる。
全て、その場しのぎで先送り。
でも、それも時間の問題。
そうは誤魔化せなくなる。
情報を発してる国家なり、大手の企業や体制側は不景気とか、ネガティブな事言うてても、確実に今は明るい展望を持ってコツコツと活動してる企業も個人も居る、とも言われてた。

ウチなんかもその部類やし、自然農の専業家や、個人で起業してるヤル気のある人たちは多い。
ほんとに自分のやりたいことに向かえば時代も境遇も関係ない。
いや、むしろこういう変革期やからこそ、自分のやりたい事に向かえるのだ。
何も考えんでも、給料が倍々になっていく時代にはそっちに流される。
カエスガエスもジャンジャン焼き物が売れんでよかったー。
今は自分発で考え、行動せんと何にもならない。
夢や成功のビジョンの片隅にでも、人任せや神頼みがあってはならん。

藤原さんの話を聞いてると、2011年は益々楽しくなりそうや!!!


タグ :経済陶芸

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