廃材天国HP

2010年05月12日

夏野菜色々

3月に高知のまーくんと、60代のケンゾーさん、大阪のリュウくんとで、キッチン前の菜園の大改革を行った。
椎茸のホダ木のボロボロの、牡蠣殻、腐葉土のような真っ黒い朽ちた木、細い花崗土、を入れた。
一番問題の低かった高さを上げて、排水をよくした。

うっすらと草が生え始めてきてたんで、低い畝を作った。
これから、不耕起にして様子を見ようと思う。
不耕起の場合、その土地の力や環境が整ってないと、作物がまともに採れるまでに莫大な時間を要する。
長年草が生えては刈り続けてるような休耕田などは最高の環境。
全くほったらかしにしてると、木やカヤのデッカイ株が育って、開墾が必要になってくる。
10年以上前に、20年も何も作ってない休耕田で初めて不耕起で稲を作った時は、極めて順調に育って、太い株は50本以上にブンケツして、一反植えて、8俵以上採れた。
かつて、一軒目の廃材ハウスの時も不耕起で畑をやってて、背丈以上もの草を刈って始めたら何でもよく出来た。
反対に、廃材天国を建築中に実家の畑で、20年以上耕されて化学肥料でおじいちゃんが作ってた所を不耕起に転換すると、ぜーん然出来なかった。

廃材天国の場合、水はけが悪いので高くして改善して、粘土質の土に細い花崗土を入れて、他にも色々入れたけど、後は時間をかけて、それこそ自然に調整されていくのみ。
まあ、不耕起自然農の場合、「そこに生えたものはそこに還す」「他から持ち込まない」という原則があるけど、キチンと収穫したかったら、米ぬかなり、液肥なんかで補ってる人も多い。
毎年収穫するってことは、持ち出してる訳やからね。
もっとも、不耕起というても福岡さんの「自然農法」、川口さんの「自然農」とで微妙に見解が違う。
後、救世教のMOA自然農法と言うのも存在するけど、これは不耕起じゃない。

四国では、徳島の沖津さん、内子の中谷さん、和田さん、が不耕起自然農の専業農家としてはベテラン。
僕らと同世代の「まんがら農園」の育ちゃんや「やまそだち」の考さんがそれに続いてる。

ウチは親父とやってる、不耕起ではない有機無農薬栽培の畑の方で、食べる為の野菜はそれなりに出来るから、コッチを不耕起にして色々試してみようと思う。

早速、トマト、ミニトマト、ピーマン、パプリカ、キュウリ、ナス、水ナス、白ナス、オクラ、バジル、ズッキーニ、の苗を植える。
自然発芽してた、カボチャとシソの苗も移植。
トマトの支柱は高い方がいいので、製材所のペラペラの廃材でパパッと簡単に作る。
こういうのもインパクトでビス留めするとしっかりして、台風なんかでも大丈夫。
園芸店のプラスチック支柱を紐でくくっただけでは弱いからね。
何より、買わなくて簡単で、しっかりするんやから、絶対こっちの方がいい。
廃材やから毎年替えていけばええだけやし。

夏野菜色々

夏野菜色々

夏野菜色々
支柱も完成。

夏野菜色々
豆腐に梅酢のソースで。
野菜が端境期やからねー。

夏野菜色々
まだある筍でベジ春巻き、練りたてのカラシとポン酢で。


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この記事へのコメント
筍の春巻きも 、お野菜も 、 おいしそう。

子供も いっしょに 畑を耕している姿も

いいですね。トマトの支柱も  見てみたい。

場所は  どちらですか?

時間を作って 是非 お伺いしたいです。
Posted by KAZUKAZU at 2010年05月12日 08:58
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