廃材天国HP

2012年07月10日

ウロコの柱

前日の作業の続き。
廃材ソーラーの乗る、軒の柱がこれ以上腐らないように養生。

ウロコの柱
根元ののコンクリートの隙間はコーキングで塞いだので、柱全体を得意の農業用ビニールで覆う。
これで、吹き降りになっても柱には雨は当たらない。

もちろん、このままではビニールは風や日光で劣化する。
それを防ぐために何かで覆いをしないといけない。

ウロコの柱
ちょっと考えて、コレにした。
奥のパレットに積み込んだ廃材。
これはちょっと前に居候してたイッセイくんが小さく切ってくれて、キッチンの燃料用にしてる。
その中からイイ廃材を選ぶ。
後の腐りかけの廃材は子どもたちに割ってもらって、キッチンに運ぶ。

ウロコの柱
下から順に打ちつけて、ウロコ状のこんな感じになった。

ウロコの柱
結構板が厚かったのと覆う柱が細かったので、最初はやりづらいと思った。
そこはこの直感型即興作業がカバーする。
手に取った板を当ててみて、2、3回角度を変えてテキトーに打ちつける。
次の板もまた同じくテキトー。
その積み重ね。
段々と、こっちが材料と状況に慣れてくる。

ウロコの柱
しばらく作業して、離れて遠目で見るとランダムなテキトーさゆえのバラバラ感がデザインになってしまう。
デザインは別として、ビニール+廃材の板とこれで、柱に直接雨は当たらなくなった。
まあ、何年かしてこのウロコ板が腐ったらまた考える。
廃材建築の耐久性のスパンはせいぜい数年。
10年も持つようにはまず考えない。
そんな事考えると、新品のガルバリウム鋼板を買わないといけないし、なりよりこのようなクールな作業が出来ない。

ウロコの柱
雨も上がって、トマトがバッチリ採れた。

また同級生の畑料理人がズッキーニ、丸オクラ、手作りフォカッチャを持って来てくれた。
畑しながら、パスタソースの移動販売とか、田舎の民家で農家レストランとか色々アイデアを持ってる。
でも彼は、ちゃんとしたレストランの面接にも行ってる。
はてさて、どっちの路線に行くんやろねー。

ウロコの柱
ウチのトマトと、彼の野菜のコラボ。
後ろのドレシングはあっこちゃんの師匠、たま先生の塩麹ドレッシング。
先日の「オーガニックマルシェ」であっこちゃんが勉強のために買った。
このドレッシングと自家製の野菜はヤバ過ぎる美味さ!
トマトも塩や醤油でシンプルに食べてただけに、この変化にはドびっくり!!
もちろんズッキーニ、オクラとも非常に合う。
こんなに美味いものは自分で作らないとあやかれない。

ウロコの柱
キュウリもよく採れだした。
塩や味噌をつけてシンプルに食べるのから、徐々に変化させるのを楽しむ。
更にジャンジャン採れると炒め物や洋風の煮物にも使うけど、まだ早い。

ウロコの柱
これも、たま先生作の金山時味噌。
これがまた玄米と超ガッチリ合う。
青シソの上に乗せると尚最高。

ショウガやナスなどの夏野菜を入れて一年間寝かせたもの。
しかも塩分はそこまで高くないのに常温で一年保存できるとか。
発酵の成せる業か!?
でも、そこまで酸味が強い訳もないし。
作り方を聞かなければーーー。
こういう保存食も夏の終わりの散々キュウリやナスに飽きた頃に作るといい。

最初の塩だけで感動する、採れ始めの「走り」を経て、いよいよジャンジャン採れる「旬」に入った。
その旬の中でもまだ4、5本キュウリやナスが採れればそれだけで晩ご飯作りが楽しみな段階。
一通りの料理法を楽しむまではね。

今年の夏野菜は調子いいし、イタリアン、中華、エスニックと楽しみな季節やからねー。
ナスはグラタン、ラタトゥイユ、酸っぱ辛いナンプラー漬け、マーボーナスとかも。
キュウリは即席の叩きキムチ、じゃことシソ入りのキュウリ揉み、クミンとオリーブオイルでの炒め物もいい。

さあ、今日も自画杜撰生活を楽しもう!



タグ :廃材

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