2011年08月09日
山の達人に弟子入り
7~8日は元々、高知の柏島のキャンプの帰りに寄る予定だったフクちゃんの所へ。
ずーっと前にこの日記に書いた「これ、田舎からのおすそわけです」という本を23歳で出版した若者。
今は高知大学の院生で、24歳。
今までは大学の僚にいたけど、山の中の空家を借りて住み始めてる。
この3月からだそう。
南国と安芸の間の夜須という町から山の方へ10分ぐらいの山間部。
家に着く前に早速、川遊び。
キレイな川で、手長エビ、ドジョウ、ウナギ、、、と色々捕れる。
その辺りの小枝にテグス、オモリ、針にミミズをつけるだけでカワムツ、ヨシノボリという小魚が釣れる。
かなり透明度の高い川の中。
コレがヨシノボリ、ハゼのような魚。
飛び込んだり。
泳いだり。
ちびっ子チームもエビを捕った。
僕もウナギを捌くのに挑戦。
もの凄い力でウネるウナギを何とか目打ちしても、こんな様子。
炭火を熾したり焼き物をするのは慣れてるウチのちびっ子が担当。
飴色になって、美しい手長エビ。
ガスではこうはいかない。
フクちゃんも普段はガスで料理してるけど、廃材天国の住人が来たからには羽釜でご飯炊いて、薪調理。
みんなで外でご飯は超気持ちイイ。
山の中の散歩。
フクちゃんは罠猟の免許を取ったばかり。
しょっちゅう、山の中を歩いてはイノシシやシカの様子を探る。
本の中にあるけど、彼は小学校にあがる前からイノシシ猟や大スズメバチ猟の大人たちについて山の中に入ってる。
24歳にして20年というキャリアの持ち主。
ウナギ捕りなんかも、ウナギの生態を理解し、あらゆる方法で捕る。
自主的に本気で覚えた感覚って凄いと彼を見てると心底思える。
下のワイヤーにこの枝のように獣の足が入って、ワイヤーを留めてるテグスに体が触れると。
ビュシッと足が捉えられる。
でも、これは獣との駆け引き。
人間の臭いがしたた絶対に掛からないし、獣道の仕掛けるポイントがあるそう。
ワイヤーを巻きつける木も太いと張りすぎて大型のイノシシには暴れてワイヤーを切られたりもするとか。
もちろん細いと折れるので、丁度頃合いの木の太さがあるんだと。
大スズメバチの焼酎漬け。
ウチからも数々の手作りの品を持参して、この焼酎漬けと物々交換した。
ハチの子の佃煮。
魚の真子や白子のような濃厚で臭みのない珍味。
鹿児島や熊本では大スズメバチの巣はキロ一万円で取引きされ、このハチの子は珍重されてるんだとか。
大スズメバチを捕るというのは彼の実家の愛知、岐阜、三重あたりと鹿児島、熊本、宮崎ぐらいなんたとか。
高知は誰も捕らないんで、超たくさん居て「ハチ天国」なんだと。
イノシシにしても、ハチにしても命懸けで彼等と対峙するのにシビレルんだそう。
現に彼は大スズメバチには何十回と刺されてる。
ウナギにしても、夜に昼間遊んだ川の河口に連れていってもらったけど、雨の後はウナギが動くんで、河口がいいとか、時合(じあい)と言って、釣れる時間帯はほんの僅かだとか、相当詳しい。
実際に彼に言われた通りにすると30分もしないうちに3匹釣ることが出来た。
高知に来て6年間でこの辺りの川という川は随分と歩き回ってるそう。
来年大学院を卒業したら、この山の中で「自然体験」を主宰してやって行きたいと。
まだ、半年も住んでいないのに、チェーンソーで家の周り中の木や竹を駆逐したり、野草を採ったり川の恵みを捕ったりして、近所の人からも「若いのにようやりゆう。」と認められつつある。
とはいえ24歳の若者、納屋が崩れそうになってるのを直す術は持ってないし、廃材天国の技術も提供しようと思う。
こういう所に住みたいとも思うけど、ウチらは丸亀の廃材天国を拠点にこういう仲間と繋がって、物々交換なり技と技の交換をしていく。
何より子どもたちが超楽しんだ。
薪で料理したりは慣れてても、丸亀に住んでる子どもやからねー。
お兄ちゃん的なフクちゃんのリードで川も山も怖がらずに楽しめた。
いやー。
ほんとにエエとこやったーーー。
でまた、すんばらしい廃材天国に帰って来れて、ココでの自画自賛生活を満喫する!!!
ずーっと前にこの日記に書いた「これ、田舎からのおすそわけです」という本を23歳で出版した若者。
今は高知大学の院生で、24歳。
今までは大学の僚にいたけど、山の中の空家を借りて住み始めてる。
この3月からだそう。
南国と安芸の間の夜須という町から山の方へ10分ぐらいの山間部。
家に着く前に早速、川遊び。
キレイな川で、手長エビ、ドジョウ、ウナギ、、、と色々捕れる。
その辺りの小枝にテグス、オモリ、針にミミズをつけるだけでカワムツ、ヨシノボリという小魚が釣れる。
かなり透明度の高い川の中。
コレがヨシノボリ、ハゼのような魚。
飛び込んだり。
泳いだり。
ちびっ子チームもエビを捕った。
僕もウナギを捌くのに挑戦。
もの凄い力でウネるウナギを何とか目打ちしても、こんな様子。
炭火を熾したり焼き物をするのは慣れてるウチのちびっ子が担当。
飴色になって、美しい手長エビ。
ガスではこうはいかない。
フクちゃんも普段はガスで料理してるけど、廃材天国の住人が来たからには羽釜でご飯炊いて、薪調理。
みんなで外でご飯は超気持ちイイ。
山の中の散歩。
フクちゃんは罠猟の免許を取ったばかり。
しょっちゅう、山の中を歩いてはイノシシやシカの様子を探る。
本の中にあるけど、彼は小学校にあがる前からイノシシ猟や大スズメバチ猟の大人たちについて山の中に入ってる。
24歳にして20年というキャリアの持ち主。
ウナギ捕りなんかも、ウナギの生態を理解し、あらゆる方法で捕る。
自主的に本気で覚えた感覚って凄いと彼を見てると心底思える。
下のワイヤーにこの枝のように獣の足が入って、ワイヤーを留めてるテグスに体が触れると。
ビュシッと足が捉えられる。
でも、これは獣との駆け引き。
人間の臭いがしたた絶対に掛からないし、獣道の仕掛けるポイントがあるそう。
ワイヤーを巻きつける木も太いと張りすぎて大型のイノシシには暴れてワイヤーを切られたりもするとか。
もちろん細いと折れるので、丁度頃合いの木の太さがあるんだと。
大スズメバチの焼酎漬け。
ウチからも数々の手作りの品を持参して、この焼酎漬けと物々交換した。
ハチの子の佃煮。
魚の真子や白子のような濃厚で臭みのない珍味。
鹿児島や熊本では大スズメバチの巣はキロ一万円で取引きされ、このハチの子は珍重されてるんだとか。
大スズメバチを捕るというのは彼の実家の愛知、岐阜、三重あたりと鹿児島、熊本、宮崎ぐらいなんたとか。
高知は誰も捕らないんで、超たくさん居て「ハチ天国」なんだと。
イノシシにしても、ハチにしても命懸けで彼等と対峙するのにシビレルんだそう。
現に彼は大スズメバチには何十回と刺されてる。
ウナギにしても、夜に昼間遊んだ川の河口に連れていってもらったけど、雨の後はウナギが動くんで、河口がいいとか、時合(じあい)と言って、釣れる時間帯はほんの僅かだとか、相当詳しい。
実際に彼に言われた通りにすると30分もしないうちに3匹釣ることが出来た。
高知に来て6年間でこの辺りの川という川は随分と歩き回ってるそう。
来年大学院を卒業したら、この山の中で「自然体験」を主宰してやって行きたいと。
まだ、半年も住んでいないのに、チェーンソーで家の周り中の木や竹を駆逐したり、野草を採ったり川の恵みを捕ったりして、近所の人からも「若いのにようやりゆう。」と認められつつある。
とはいえ24歳の若者、納屋が崩れそうになってるのを直す術は持ってないし、廃材天国の技術も提供しようと思う。
こういう所に住みたいとも思うけど、ウチらは丸亀の廃材天国を拠点にこういう仲間と繋がって、物々交換なり技と技の交換をしていく。
何より子どもたちが超楽しんだ。
薪で料理したりは慣れてても、丸亀に住んでる子どもやからねー。
お兄ちゃん的なフクちゃんのリードで川も山も怖がらずに楽しめた。
いやー。
ほんとにエエとこやったーーー。
でまた、すんばらしい廃材天国に帰って来れて、ココでの自画自賛生活を満喫する!!!
Posted by 陣 at 08:39│Comments(1)
│物、技の交換
この記事へのコメント
楽しそぉですね
Posted by 奈々 at 2011年10月06日 01:11